JP2002018102A - 遊技島異常報知装置 - Google Patents

遊技島異常報知装置

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JP2002018102A
JP2002018102A JP2000211779A JP2000211779A JP2002018102A JP 2002018102 A JP2002018102 A JP 2002018102A JP 2000211779 A JP2000211779 A JP 2000211779A JP 2000211779 A JP2000211779 A JP 2000211779A JP 2002018102 A JP2002018102 A JP 2002018102A
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JP2000211779A
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Masahiro Kudo
昌宏 工藤
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技店の係員などに異常発生箇所を速やかに知
得させることができ、かつ、必要な場合には異常の内容
を知得させることができる遊技島異常報知装置を提供す
る。 【解決手段】遊技島管理装置9の装置本体91の前面で
あって左側の扉92Lで覆うことができる位置には、異
常が発生した機器を特定した表示を行う異常機器表示部
95が配置され、装置本体91の前面であって右側の扉
92Rで覆うことができる位置には、異常機器表示部9
5に表示された機器に生じている異常の内容などを表示
するための異常内容表示部96が配置されている。左側
の扉92Lには、この扉92Lを閉めたままで異常機器
表示部95を視認できるように、異常機器表示部95と
ほぼ同じサイズの窓921が形成されている。異常内容
表示部96は、右側の扉92Rを閉めた状態では視認す
ることができないようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技島内におけ
る異常の発生を報知するための遊技島異常報知装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコホールやパチスロホー
ルなどの遊技店においては、パチンコ機またはスロット
マシンなどの遊技機を複数台並列に配置して1つの遊技
機列を構成し、この遊技機列を背中合わせで2列に配列
することにより遊技島が構成されている。遊技島には、
各遊技機列の隣接する遊技機の間にそれぞれ遊技媒体貸
出機としての台間機が備えられている。また、台間機に
投入された貨幣を島端部の紙幣回収保管部に搬送するた
めの貨幣搬送装置が、2つの遊技機列の間に配設されて
いる。
【0003】遊技島にはさらに、遊技島内における異常
の発生を報知する異常発生装置が備えられている。異常
発生装置は、たとえば赤色回転灯からなる報知灯を有し
ていて、遊技島内で貨幣詰まりなどの異常が発生すると
報知灯を点灯させる。これにより、遊技店の係員に遊技
島内における異常の発生を速やかに認知させることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、警告灯が点
灯されるだけでは、異常が発生している箇所やその異常
の内容は判らないため、遊技店の係員は、遊技島内で異
常が発生したことに早く気づいても、その異常を解消す
るための処置に時間がかかっていた。そこで、たとえば
特開平9−248379号公報では、上記のような報知
灯に加えて、異常発生箇所および異常の内容をメッセー
ジで表示するメッセージ表示部を設けることが提案され
ている。
【0005】このようなメッセージ表示部が設けられて
いると、遊技店の係員が、異常発生に対する適切な処置
を迅速に施すことができることが多い。しかし、遊技島
内で発生した異常の種類によって、遊技店の係員は、そ
の異常が発生している箇所さえ判れば、異常の内容まで
知らなくても適切な処置を施すことができる場合があ
る。このような場合に、異常発生箇所および異常の内容
の両方がメッセージ表示部に表示されていると、そのメ
ッセージ表示部に表示されたメッセージを読んで異常発
生箇所を認識するのに時間がとられ、異常解消までに却
って時間がかかるおそれがある。
【0006】また、上述のようなメッセージ表示器が設
けられていると、そのメッセージ表示器に表示された内
容から遊技島の内部の構造が遊技客に理解されてしま
い、遊技機や台間機などに不正な改造が施されるおそれ
がある。そこで、この発明の目的は、遊技店の係員など
に異常発生箇所を速やかに知得させることができ、か
つ、必要な場合には異常の内容を知得させることができ
る遊技島異常報知装置を提供することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、複数の機
器が配置された遊技島内における異常の発生を報知する
ための遊技島異常報知装置であって、上記遊技島内で異
常が発生したときに、その異常が発生している機器を特
定した表示を行う第1の表示部と、当該機器に発生して
いる異常の内容を表示する第2の表示部とを含むことを
特徴とする遊技島異常報知装置である。
【0008】この発明によれば、異常が発生している機
器を特定した表示を行う第1の表示部と異常の内容を表
示する第2の表示部とが設けられているから、異常の発
生に気づいた遊技店の係員は、異常が発生している機器
さえ判れば適切な処置を施すことができる場合、第1の
表示部の表示だけを確認すればよいから、異常を解消す
るための適切な処置を迅速に施すことができる。請求項
2記載の発明は、上記第2の表示部は、所定の操作が行
われたことに基づいて、異常の内容を表示するものであ
ることを特徴とする請求項1記載の遊技島異常報知装置
である。
【0009】この発明によれば、所定の操作が行われな
い限り、第2の表示部には異常の内容が表示されないか
ら、遊技客は第2の表示部の表示を簡単に見ることがで
きないから、遊技島の内部の構造が遊技客に理解される
ことを防止でき、遊技機や台間機などに不正な改造が施
されることを抑制できる。なお、所定の操作とは、第2
の表示部の表示を出すためのスイッチなどの操作であっ
てもよいし、第2の表示部を露出させた開状態と第2の
表示部を覆う閉状態とに開閉可能な扉が備えられている
場合には、この扉を開成するといった操作であってもよ
い。
【0010】請求項3記載の発明は、上記第2の表示部
を露出させた開状態と上記第2の表示部を覆う閉状態と
に開閉可能な扉をさらに含むことを特徴とする請求項1
または2記載の遊技島異常報知装置である。この発明に
よれば、扉を閉めた状態では第2の表示部を視認できな
い。ゆえに、遊技店の係員により監視され、遊技客が扉
を無断で開くことが禁止されている状況下では、遊技客
は第2の表示部に表示される内容を見ることができな
い。ゆえに、遊技島の内部の構造が遊技客に理解される
ことを防止でき、遊技機や台間機などに不正な改造が施
されることを抑制できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1および図
2は、遊技島の構成を説明するための図である。遊技島
は、複数台の遊技機1を互いに並列に配置して1つの遊
技機列2を構成し、この遊技機列2を背中合わせで2列
配置することにより構成されている。各遊技機列2の互
いに隣接する2台の遊技機1の間、および各遊技機列2
の正面に向かって最左端の遊技機1の左側方には、それ
ぞれ遊技媒体貸出機としての台間機3が配置されてい
る。遊技機1および台間機3は、遊技客が操作しやすい
ように、所定高さの据付け台4上に据え付けられてい
る。
【0012】各遊技機1の上方には、遊技機1で使用す
る遊技媒体をストックしておくためのドル箱を載置可能
な載置棚5が設けられている。この載置棚5の上方に
は、ランプ支持板6が立設されている。このランプ支持
板6には、各遊技機1に対応づけて、遊技機1で遊技を
行っている者が遊技店の係員などを呼び寄せるときに点
灯させるランプ61が取り付けられている。また、ラン
プ支持板6の上方には、たとえば、複数個のヒンジによ
って開閉自在に吊り下げられた幕板7が取り付けられて
いる。
【0013】台間機3は、その前面上部に縦長スリット
状の貨幣投入口31を有しており、この貨幣投入口31
から貨幣(たとえば、千円札)が投入されると、その投
入された貨幣金額に応じた個数の遊技媒体を貸し出す。
この遊技媒体の貸出しは、たとえば、台間機3に投入さ
れた貨幣金額に応じた個数の遊技媒体が図示しない遊技
媒体払出口から払い出されるか、または、台間機3に投
入された貨幣金額に応じた個数分だけ遊技機1に預けら
れている遊技媒体の個数が増やされることにより達成さ
れる。なお、台間機3によって貸し出される遊技媒体
は、たとえば右隣りに配置されている遊技機1の種類で
決まり、たとえば、右隣りの遊技機1がパチンコ機であ
ればパチンコ球が貸し出され、右隣りの遊技機1がスロ
ットマシンであればスロットメダルが貸し出される。な
お、図1には、遊技機1の一例としてスロットマシンが
図示されている。
【0014】台間機3の貨幣投入口31から投入された
貨幣は、2列に並んだ遊技機列2の間に配設された貨幣
搬送装置8に取り込まれる。貨幣搬送装置8は、貨幣投
入口31から投入された貨幣を遊技島の一端に設置され
た遊技島管理装置9に搬送するためのものであり、貨幣
投入口31とほぼ同じ高さの位置で遊技機列2に沿って
ほぼ水平に延びて配置されている。図3および図4は、
遊技島管理装置9の構成を示す正面図である。遊技島管
理装置9は、遊技島の各機器の動作を管理するためのも
のであり、箱形の装置本体91と、装置本体91の前面
に左右に並べて取り付けられた扉92L,92Rとを備
えている。扉92L,92Rは、それぞれ左端縁および
右端縁が装置本体91にヒンジで連結されていて、手前
側に開成して装置本体91の前面を露出させる開状態
と、互いに隣接して装置本体91の前面のほぼ全域を覆
う閉状態とに開閉自在である。921は、扉92L,9
2Rを開成する際に手でつかむ取手であり、922は、
扉92L,92Rを閉状態でロック/解除するための鍵
を挿入する鍵穴である。
【0015】装置本体91の前面であって、たとえば右
側の扉92Rで覆うことができる位置には、この遊技島
管理装置9に対する種々の設定を行うための設定操作部
93が配置されている。たとえば、この遊技島管理装置
9を遊技店に設置したとき、遊技島に備えられている遊
技機1や台間機3を新たなものと入れ替えたときなどに
は、遊技店の係員が設定操作部93を操作して、遊技島
管理装置9が管理する遊技機1や台間機3などの各機器
の識別コードを設定する。
【0016】この遊技島管理装置9はさらに、貨幣搬送
装置8(図2参照)により送られてくる貨幣をストック
しておく貨幣ストック機能と、遊技島内で発生した異常
を報知する異常報知機能とを有している。前者の貨幣ス
トック機能を実現するために、装置本体91内には、貨
幣搬送装置8により送られてくる貨幣を収容可能な金庫
が備えられている。また、後者の異常報知機能を実現す
るために、装置本体91の上面には、たとえば赤色回転
灯からなる報知灯94が配置されている。また、装置本
体91の前面であって左側の扉92Lで覆うことができ
る位置には、異常が発生した機器を特定した表示を行う
異常機器表示部95が配置され、装置本体91の前面で
あって右側の扉92Rで覆うことができる位置には、異
常機器表示部95に表示された機器に生じている異常の
内容などを表示するための異常内容表示部96が配置さ
れている。
【0017】左側の扉92Lには、閉状態で異常機器表
示部95に対向する位置に、異常機器表示部95とほぼ
同じサイズの窓921が形成されている。これにより、
異常機器表示部95の表示内容は、扉92Lを閉めた状
態のままで確認することができる。一方、異常内容表示
部96は、右側の扉92Rを閉めた状態では視認するこ
とができないようになっている。さらに、この実施形態
では、右側の扉92Rを開いて、異常内容表示部96の
下方に設けられた操作ボタン97を操作すると、異常内
容表示部96に異常内容などが表示されるようになって
いる。
【0018】図5は、遊技島内の電気的な構成を簡略化
して示すブロック図である。遊技島の各台間機3には、
台間機3の各部を制御するための台間機制御部32がそ
れぞれ備えられている。台間機制御部32は、台間機3
の各部を制御するとともに、その制御対象である台間機
3の各部が正常に動作しているか否かを常に監視してお
り、各部に異常が発生すると異常発生信号を出力する。
各台間機制御部32は、中継ボックス10を介して、遊
技島管理装置9に備えられた島管理装置制御部99とデ
ータ通信可能に接続されている。具体的に説明すると、
中継ボックス10は、たとえば、2台の台間機3ごとに
1つ設けられていて、遊技島において背中合わせで対向
する2台の遊技機1の間に1つずつ配置されている(図
2参照)。そして、各中継ボックス10には、台間機制
御部32と島管理装置制御部99との間の通信を制御す
るための制御部(図示せず)が内蔵されており、この制
御部による制御の下、台間機制御部32から出力される
信号が島管理装置制御部99に与えられるようになって
いる。したがって、台間機3内で異常が発生し、その旨
の信号(異常発生信号)が台間機制御部32から出力さ
れると、その出力された異常発生信号が中継ボックス1
0の制御部を介して島管理装置制御部99に与えられ
る。
【0019】島管理装置制御部99には、報知灯94、
異常機器表示部95、異常内容表示部96および金庫9
8などの遊技島管理装置9の各部が接続されている。島
管理装置制御部99は、これら遊技島管理装置9の各部
が正常に動作しているか否かを監視するとともに、各中
継ボックス10が正常に動作しているか否かも監視して
いる。そして、その監視結果および台間機制御部32か
ら中継ボックス10の制御部を介して送られてくる異常
発生信号に基づいて、報知灯94、異常機器表示部95
および異常内容表示部96を制御する。
【0020】具体的には、遊技島内で貨幣詰まりなどの
異常が発生すると、まず、島管理装置制御部99によっ
て報知灯94が点灯されることにより、遊技島内で異常
が発生したことが報知される。次に、島管理装置制御部
99によって異常機器表示部95が制御されて、その異
常が遊技島内のどの機器で発生しているのかが異常機器
表示部95に表示される。異常機器表示部95は、図6
に示すように、複数個の発光ダイオードを配列して構成
されている。すなわち、異常機器表示部95には、遊技
列2に備えられている台間機3の台数と同数またはそれ
以上の個数(この実施形態では25個)の発光ダイオー
ドを一列に並べて構成された台間機番号表示部951
と、2個の発光ダイオード952L,952Rを並べて
構成されたLR表示部952と、それぞれ1個の発光ダ
イオードからなる金庫異常表示器953、島端ボックス
(BOX)異常表示器954および中継ボックス(BO
X)異常表示器955と、2個の発光ダイオード956
1,9562を並べて構成された他異常有無表示部95
6とが配置されている。
【0021】台間機3に異常が発生した場合、その異常
の発生している台間機3がどの台間機3であるかは、台
間機番号表示部951およびLR表示部952によって
表示される。たとえば、遊技島管理装置9の位置から見
て左側の遊技列2に含まれる台間機3のうち、その遊技
列2に向かって左から6番目の台間機3に異常が発生し
ている場合には、図6にハッチングを付して示すよう
に、LR表示部952のうちの左(L)に対応した発光
ダイオード952Lが点灯されるとともに、台間機番号
表示部951の左から6番目の発光ダイオードが点灯さ
れる。また、遊技島管理装置9の位置から見て右側の遊
技列2に含まれる台間機3のうち、その遊技列2に向か
って左から17番目の台間機3に異常が発生している場
合には、LR表示部952のうちの右(R)に対応した
発光ダイオード952Rが点灯されるとともに、台間機
番号表示部951の左から17番目の発光ダイオードが
点灯される。
【0022】また、金庫98に異常が発生した場合には
金庫異常表示器953が点灯され、遊技島管理装置9の
島管理装置制御部99に異常が発生した場合には島端ボ
ックス異常表示器954が点灯される。さらに、中継ボ
ックス10に異常が生じた場合には、中継ボックス異常
表示器955が点灯されるとともに、その異常の発生し
ている中継ボックス10を報知するための表示が台間機
番号表示部951に出力される。たとえば、遊技島に備
えられている中継ボックス10のうち、遊技島管理装置
9側から3番目の中継ボックス10に異常が発生してい
る場合には、中継ボックス異常表示器955が点灯され
るとともに、台間機番号表示部951の左から3番目の
発光ダイオードが点灯される。
【0023】さらにまた、遊技島内の複数の機器で異常
が発生した場合には、最初に異常が発生した機器が台間
機番号表示部951、LR表示部952、金庫異常表示
器953、島端ボックス異常表示器954および中継ボ
ックス異常表示器955の点灯/消灯により表されると
ともに、他異常有無表示部956の2個の発光ダイオー
ド9561,9562のうちの一方が点灯される。すな
わち、遊技島内の2つの機器で異常が発生した場合に
は、図6にハッチングを付して示すように、「1」と対
応づけられた発光ダイオード9561が点灯される。ま
た、遊技島内の3つの機器で異常が発生した場合には、
「2」と対応づけられた発光ダイオード9562が点灯
される。そして、他異常有無表示部956の2個の発光
ダイオード9561,9562の一方が点灯している場
合には、他異常有無表示部956の近傍に配置されたN
EXTスイッチ957を押すと、2番目に異常が発生し
た機器が台間機番号表示部951、LR表示部952、
金庫異常表示器953、島端ボックス異常表示器954
および中継ボックス異常表示器955の点灯/消灯によ
り表される。また、発光ダイオード9562が点灯して
いる場合には、さらにNEXTスイッチ957を押す
と、3番目に異常が発生した機器が台間機番号表示部9
51、LR表示部952、金庫異常表示器953、島端
ボックス異常表示器954および中継ボックス異常表示
器955の点灯/消灯により表される。
【0024】なお、この実施形態では、異常の発生した
機器を3台まで表示できるようになっているが、たとえ
ば、他異常有無表示部956を構成する発光ダイオード
の個数を増減させることにより、異常の発生した機器を
2台まで表示できるようにしてもよいし、異常の発生し
た機器を4台以上表示できるようにしてもよい。さらに
は、他異常有無表示部956が省略されて、異常の発生
した機器が1台だけ表示されるようにしてもよい。
【0025】上述のように、遊技島内で異常が発生する
と、その異常が遊技島内のどの機器で発生しているのか
が異常機器表示部95に表示される。ゆえに、報知灯9
4の点灯に気づいた遊技店の係員は、異常が発生してい
る機器さえ判れば適切な処置を施すことができる場合、
異常機器表示部95の表示を確認するだけで、異常を解
消するための処置を迅速に施すことができる。一方、異
常が発生している機器が判っても、その異常の内容が判
らないと適切な処置を施すことが困難な場合には、右側
の扉92Rを開いて、異常内容表示部96の下方に設け
られた操作ボタン97を操作することにより、異常機器
表示部95に表示されている機器に発生している異常の
内容や処置法などが異常内容表示部96に表示されるよ
うになっている。
【0026】異常内容表示部96は、たとえば、タッチ
パネルスイッチ付の液晶表示器で構成されている。操作
ボタン97の所定の操作を行うと、まず、図7のような
画面が異常内容表示部96に表示される。すなわち、図
7の画面では、たとえば、異常発生場所(異常が発生し
ている機器を表す番号)、異常発生時間、異常の内容に
対応したエラーコードおよびその異常の内容、異常に対
する処置法、注意事項などがメッセージで表示されてい
る。このメッセージの下方には、異常内容表示部96の
表示画面を切り替えるためのタッチ操作部961が表示
されている。
【0027】タッチ操作部961の「位置表示」と表示
された部分を指で押すと、異常内容表示部96の画面が
図7の画面から図8の画面に切り替わる。この図8の画
面では、異常が発生している機器(この例では台間機
3)の構成を示す斜視図などが表示されるとともに、そ
の表示された機器の内部の異常が発生している箇所が示
される。また、斜視図の左側に配置されたタッチ操作部
962の「拡大」「回転」と表示された部分を指で押す
ことにより、その斜視図を拡大したり回転させたりする
ことができるようになっている。さらには、タッチ操作
部962の「システム全体図」と表示された部分を指で
押すと、斜視図が消えて、遊技島の全体の構成を示す図
が表示される。
【0028】この図8の画面にもタッチ操作部961が
表示されていて、このタッチ操作部961の「エラー情
報詳細」と表示された部分を指で押すと、異常内容表示
部96の画面が図8の画面から図7の画面に切り替わ
る。また、「データ」と表示された部分を指で押すと、
異常が発生している機器の過去のメンテナンスデータや
エラー履歴などが表示される。さらに、「HELP」と
表示された部分を指で押すと、この異常内容表示部96
の操作方法などが表示される。
【0029】このようにして異常内容表示部96を操作
することにより、遊技店の係員は、機器に発生した異常
に関する詳細な情報を集めることができるから、その異
常に対する適切な処置を施すことができ、異常を速やか
に解消させることができる。なお、遊技店の係員の処置
により異常が解消された場合には、異常機器表示部95
の表示が消去されるとともに、異常内容表示部96に異
常が解消された旨のメッセージなどが表示される。そし
て、その他にも異常が発生している場合には、異常が発
生している機器を表す表示が異常機器表示部95に新た
に出される。
【0030】以上のようにこの実施形態によれば、異常
が発生した機器を特定した表示を行う異常機器表示部9
5が遊技島管理装置9の前面に設けられており、この異
常機器表示部95は、遊技島管理装置9の前面に取り付
けられた扉92Lを閉めた状態のままで視認できるよう
になっている。これにより、報知灯94の点灯に気づい
た遊技店の係員は、異常が発生している機器さえ判れば
適切な処置を施すことができる場合、遊技島管理装置9
の設置場所まで行けば、遊技島内のどの機器で異常が発
生しているのかを即座に認識することができ、異常を解
消するための適切な処置を迅速に施すことができる。
【0031】また、異常が発生している機器が判って
も、その異常の内容が判らないと適切な処置を施すこと
が困難な場合には、遊技島管理装置9の右側の扉92R
を開いて、異常内容表示部96の下方に設けられた操作
ボタン97を押すと、異常機器表示部95に表示されて
いる機器に発生している異常の内容や処置法などが異常
内容表示部96に表示されるようになっている。これに
より、遊技店の係員は、機器に発生した異常に関する詳
細な情報を集めることができるから、その異常に対する
適切な処置を施すことができ、異常を速やかに解消させ
ることができる。
【0032】さらに、異常機器表示部95は扉92Lを
閉めた状態のままで視認できるが、異常内容表示部96
は扉92Rを閉めた状態では視認できない。ゆえに、扉
92Rを開けない限り、遊技客は異常内容表示部96に
表示される内容を見ることができないから、遊技島の内
部の構造(たとえば、遊技機1の裏機構など)が遊技客
に理解されることを防止でき、遊技機や台間機などに不
正な改造が施されることを抑制できる。
【0033】この発明の一実施形態は以上のとおりであ
るが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、上述の実施形態では、操作ボタン97が操作
されると異常内容表示部96に異常内容などを表す画面
が表示されるとしたが、たとえば、右側の扉92Rを開
けたことに応答して異常内容表示部96に画面が表示さ
れるようにしてもよい。また、右側の扉92Rを開ける
前から異常内容表示部96に画面が表示されていてもよ
いが、省電力化の観点からは、操作ボタン97の操作ま
たは右側の扉92Rを開いたことに応答して、異常内容
表示部96に画面が表示されるようにすることが好まし
い。
【0034】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技島を遊技機の正面側から見た図である。
【図2】遊技島を上方から見た図である。
【図3】遊技島管理装置の構成を示す正面図であり、扉
を閉じた状態を示している。
【図4】遊技島管理装置の構成を示す正面図であり、扉
を開いた状態を示している。
【図5】遊技島内の電気的な構成を簡略化して示すブロ
ック図である。
【図6】異常機器表示部の構成例を示す図である。
【図7】異常内容表示部に表示される画面構成の一例を
示す図である。
【図8】異常内容表示部に表示される画面構成の他の例
を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技機 3 台間機(機器) 8 貨幣搬送装置 9 遊技島管理装置(遊技島異常報知装置) 10 中継ボックス(機器) 32 台間機制御部 92L 左側の扉 92R 右側の扉 94 報知灯 95 異常機器表示部(第1の表示部) 96 異常内容表示部(第2の表示部) 97 操作ボタン 98 金庫(機器) 99 島管理装置制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機器が配置された遊技島内における
    異常の発生を報知するための遊技島異常報知装置であっ
    て、 上記遊技島内で異常が発生したときに、その異常が発生
    している機器を特定した表示を行う第1の表示部と、 当該機器に発生している異常の内容を表示する第2の表
    示部とを含むことを特徴とする遊技島異常報知装置。
  2. 【請求項2】上記第2の表示部は、所定の操作が行われ
    たことに基づいて、異常の内容を表示するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技島異常報知装置。
  3. 【請求項3】上記第2の表示部を露出させた開状態と上
    記第2の表示部を覆う閉状態とに開閉可能な扉をさらに
    含むことを特徴とする請求項1または2記載の遊技島異
    常報知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004057664A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2007061205A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Glory Ltd 売上中継装置および遊技媒体貸出システム
JP2015188631A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

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