JP6720505B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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本発明は、遊技場に従事する従業員等の業務を支援するための遊技場用システムに関する。
遊技場には、パチンコ機やスロット機等の遊技機、来店客が遊技をするために貸し出される遊技球やメダル等の遊技媒体を円滑に取り扱うための補給機器及び遊技機で獲得した遊技媒体を景品と交換するために計数する計数器等の設備機器が多種多様に存在している。この遊技場を運営する従業員は、これら機器を取り扱いながら来店客に対してサービスを提供している。
そして、この遊技場で発生するトラブルは多様に存在しており、上記した設備機器におけるトラブル以外にも、人為的なトラブルとして意図的に遊技機に何らかの仕掛けを施して、不正に大当たりを発生させ、遊技機から遊技媒体を搾取するような行為(所謂ゴト行為)を行う犯罪が後を絶たない。そのため、ゴト行為が行われていないかを監視するのも従業員にとって大事な業務の一つとなっている。
これら業務を支援する装置として、特許文献1及び2には、遊技店の出入口に監視カメラを配置し、監視カメラで撮像した来店客の顔画像と、予め登録された不正な来店客の顔画像とを顔認識技術を用いて検索し、不正な来店客が来店した際には、報知又は警告を発する装置が提案されている。
また、特許文献3には、画像処理装置が、遊技動作異常が発生しているか否かを判断し、遊技動作異常が発生している場合は、警告による報知を実行させるための報知用制御信号をホールコンピュータやインカムに対して送信する装置が提供されている。
特開2001−175958号公報 特開2007−061394号公報 特開2015−036078号公報
しかしながら、監視カメラを含むゴトを監視する装置や遊技機の状態を管理する装置は、来店客が遊技しているエリアから離れた遊技場内にある事務所の一か所に集中的に配置されている場合が多く、その事務所内では責任者等が一人又は少人数で監視している場合が多かった。
そのため、ゴト行為を含む機器等のトラブルが発生しても、来店客が遊技しているエリアに居る従業員には、インカム等の音声で報知される場合が多く、遊技場内のBGMや来店客との接客によりトラブル情報を聞き逃すことも多々あった。
また、他店や系列店でゴト行為又は何らかのトラブルを起こした者や、その疑いのある者として登録されているような者が入店してきた場合、事務所内の装置を操作している責任者が、事務所内にある画像処理装置等のモニタで認識できても、来店客が遊技しているエリアに居る従業員に対して、その人物の特徴等の情報を迅速かつ正確に伝達することは困難な状況であった。
また、ゴト行為は、様々な手口が使われており、遊技場内での従業員の通話の傍受やシステムへ侵入し、通話又は通信の妨害等を起こし、その混乱に乗じて仕掛けをする行為等があり、通話の傍受やシステムへの侵入に対してセキュリティを高めることも必要であった
本発明は、このような課題を鑑みされたものであり、通話及び通信におけるセキュリティを高めながら遊技場内で発生するトラブルにおける情報を従業員に迅速かつ正確に伝えることができる遊技場用システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
遊技機を設置した遊技場に使用される遊技場用システムであって、遊技場に設置されている遊技機を含む機器の状態を管理する遊技機管理手段と、携帯が可能であって遊技場内で無線通信回線によって通話を行う携帯端末手段と、を備え、前記遊技機管理手段は、前記機器から異常を検知したとき異常信号を送信する異常信号送信手段を備え、前記遊技機管理手段から前記異常信号を受信すると異常の種別に応じた内容のアラーム情報に変換し、前記携帯端末手段へ前記アラーム情報を前記無線通信回線と同一の回線を使用して送信する情報通信手段を備え、前記携帯端末手段は、受信した前記アラーム情報を前記携帯端末手段の画面に表示する情報表示手段を備えたことを特徴とする。
本発明の効果は、本発明の遊技場用システムによって、通話及び通信におけるセキュリティを高めながら遊技場に発生したトラブルにおける情報を従業員に迅速かつ正確に伝えることができるので、従業員は迅速に対処することが可能となることである。
図1は、遊技場の一部を表した概要図である。 図2は、遊技場における遊技場用システムの構成図である。 図3は、遊技場用システムのネットワーク上のデータの流れを示すブロック図である。 図4は、主なソフトウエアの構成図である。 図5は、管理ツールのインターフェース画面の遷移図である。 図6は、管理ツールのインターフェース画面である。 図7は、管理ツールのインターフェース画面である。 図8は、管理ツールのインターフェース画面である。 図9は、管理ツールのインターフェース画面である。 図10は、管理ツールのインターフェース画面である。 図11は、管理ツールのインターフェース画面である。 図12は、管理ツールのインターフェース画面である。 図13は、管理ツールのインターフェース画面である。 図14は、操作用端末のインターフェース画面の遷移図である。 図15は、操作用端末のインターフェース画面である。 図16は、操作用端末のインターフェース画面である。 図17は、操作用端末のインターフェース画面である。 図18は、操作用端末のインターフェース画面である。 図19は、操作用端末のインターフェース画面である。 図20は、操作用端末のインターフェース画面である。 図21は、操作用端末のインターフェース画面である。 図22は、操作用端末のインターフェース画面である。 図23は、携帯端末装置のインターフェース画面の遷移図である。 図24は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図25は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図26は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図27は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図28は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図29は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図30は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図31は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図32は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図33は、個別通話処理のシーケンス図である。 図34は、個別通話処理のフローチャートである。 図35は、グループ通話処理のシーケンス図である。 図36は、グループ通話処理のフローチャートである。 図37は、召集通話処理のシーケンス図である。 図38は、召集通話処理のフローチャートである。 図39は、アラーム情報配信処理のシーケンス図である。 図40は、アラーム情報配信処理のフローチャートである。 図41は、アラーム情報のデータベースの説明図である。 図42は、アラーム情報のデータベースの説明図である。 図43は、アラーム情報音声配信処理のシーケンス図である。 図44は、アラーム情報音声配信処理のフローチャートである。 図45は、遊技機を開閉する際のシーケンス図である。 図46は、遊技機の開閉処理のフローチャートである。 図47は、ドアオープン信号処理のフローチャートである。 図48は、要注意人物報知処理のシーケンス図である。 図49は、要注意人物報知処理のフローチャートである。 図50は、顔認証照合処理のフローチャートである。 図51は、顔認証サーバに送信するデータの一例を示す説明図である。 図52は、顔認証サーバからの照合結果を示すデータの一例を示す説明図である。 図53は、携帯端末装置のインターフェース画面である。 図54は、外部装置を装着した携帯端末装置の構成を示す斜視図である。 図55は、携帯端末装置の構成を示す斜視図である。 図56は、ホルダーを装着した携帯端末装置の構成を示す斜視図である。 図57は、携帯端末装置の回路の構成を示すブロック図である。
本発明にかかる遊技場用システムの実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
(遊技場用システムの機器構成)
遊技場用システムを、図1及び図2を参照して説明する。図1は、遊技場1の一部を表した概要図である。図2は、遊技場1における遊技場用システムの構成図である。
遊技場1は、管理エリア2と遊技エリア3とに分かれている。遊技エリア3は、島設備HSにパチンコ機Pやスロット機Sが設置されており、来店客Mがこれら遊技機にて遊技するエリアである。ここで、遊技機には、パチンコ機Pやスロット機Sの他にパチンコ玉を媒体にしてスロット機Sのような遊技が行われる所謂パロット機やパチンコ玉を機械に封入した封入式パチンコ機やカジノ施設で使用されるスロットマシーンも含まれる。
パチンコ機Pやスロット機Sは、外部に情報を提供する情報端子盤Iが設けられている。その情報端子盤Iは、後述するイベントコードとしての信号等を外部に出力する端子である。情報端子盤Iから出力される信号は、例えば、パチンコ機Pやスロット機Sの扉が開かれたときに出力される信号としてドアオープン信号やパチンコ機Pのガラス扉が開かれたときに出力するガラスオープン信号がある。その他に、遊技の稼働を示す信号として、アウト玉数、セーフ玉数、特賞信号(大当たり、確変、小当たり、時短及びAT)等の信号がある。また、その他の信号として、ゴトに使用される磁気や電波に反応する磁気センサーや電波センサーの信号がある。
島設備HSは、遊技機を遊技するための遊技媒体を、搬送し、供給し及び清掃する設備が設けられている。島設備HSは、来店客Mが座って遊技ができるように椅子Cが、遊技機と対になって複数配置されている。そして、島設備HSは、遊技機の台数に応じて複数台設置されている。島設備HSの間には来店客Mが移動できるように、また獲得した遊技媒体を収める玉箱等を椅子Cの近傍に置くことができるように通路が設けられている。
島設備HSは、遊技機の他に、遊技機と一対となって来店客Mに遊技媒体を貸出しする玉貸機PTやメダル貸機CTが設けられている。また、遊技機の上方には、遊技機の大当たり回数やスタート回数等の遊技機の情報を来店客に表示する台情報表示装置Kが設けられている。台情報表示装置Kは、遊技機の情報を表示する液晶表示器や7セグ表示器が設けられるとともに、遊技機のトラブルや遊技媒体の交換の際に、従業員MSにLED等で報知するスイッチが設けられている。島設備HSの端には、来店客Mが獲得した遊技球やメダル等の遊技媒体を計数する計数器JCが設けられている。
遊技エリア3は、約40mの電波エリアを持つ無線ルータ5を複数台設け、携帯端末装置40の電波の届く範囲を多くの無線ルータ5でカバーしている。無線ルータ5は、従業員MS同士のデータ通信及び通話に使用するが、来店客Mへの情報配信等に使用しても良い。また、無線ルータ5は、島設備HSの天井、搬送樋、上部のタンク等の島設備の上部に設置しても良く、監視カメラ61と同じ位置に設置しても良い。また、無線ルータ5は、監視カメラ61と一体となった構造であっても良い。無線ルータ5と監視カメラ61とを同じ位置に設置すること、又無線ルータ5と監視カメラ61とを一体に設置することで、画像認識による人物の距離の測定や無線ルータ5の電波強度による携帯端末装置40の位置や距離の特定にも使用が可能であり、両方の計測技術を使用して総合的に距離等を正確に計測することができるようになる。
また、遊技エリア3には、監視カメラ61が複数台設けられており、遊技をしている来店客Mを捉えるように通路の延長線上の天井に取り付けられている。また、監視カメラ61は、遊技場の入り口付近、景品交換場、両替機、金庫及び 計数器JCに向けて設置されている。監視カメラ61は、遊技台1台に対して1台監視するように設けても良く、台情報表示装置K、玉貸機PT又はメダル貸機CTに1台毎設けても良い。
管理エリア2は、主に責任者が遊技場を管理・運営する設備が集約して設置されているエリアである。管理エリア2は、遊技エリア3と階層や部屋を異にしている場合が多く、主にパチンコ機Pやスロット機Sの稼働状況を管理するホールコンピュータ90や来店客Mの行動を監視する監視カメラシステム60、人の顔を識別する顔認証システム80及び従業員MS同士が通話及び通信を行う通信サーバ10が設置されている。
ホールコンピュータ90は、CPU、ROM、RAM及びハードディスクが内蔵され、各遊技機から得られた上述した各種情報をハードディスクに保存し、別に設けられたモニタに情報を帳票として表示する機能や印刷する機能を有している。また、ホールコンピュータ90は、情報量が多い場合には別にサーバを設けてデータの保存を行っている。
複数の監視カメラ61を備えた監視カメラシステム60は、CPU、ROM、RAM及び
ハードディスクが内蔵され、各監視カメラ61の映像を監視カメラシステム60の録画サーバ64に録画している。
顔認証システム80は、CPU、ROM、RAM及びハードディスクが内蔵され、遊技場内で収集した来店客に関する顔や風貌等の画像又は動画や他店からのゴトに関する顔や風貌等の画像又は動画を、保管又は加工する機能を有している。
通信サーバ10は、CPU、ROM、RAM及びハードディスクが内蔵され、後述する通信及び通話を行うための主要なプログラムが保存されている。この通信サーバ10を操作するための操作用端末11は、CPU、ROM、RAM及びハードディスクが内蔵され、外にはモニタが取り付けられている。操作用端末11は、通話及び通信する親機しての操作機能や通信サーバ10の設定等を行うインターフェース画面が設けられている。
(遊技場用システムにおける各機器の接続構成)
次に遊技場用システムに使用される各機器の接続について図1及び図2を参照して説明する。
パチンコ機Pやスロット機Sの情報端子盤Iからの信号として接点信号やパルス信号で出力されたデータを変換し、ホールコンピュータ90に送信するために、遊技機に対し2台に1台又は1台に対して1台の台コンピュータ93が設けられている。また、台コンピュータ93は、玉貸し機STやメダル貸機CT等の売り上げのデータも収集している。台コンピュータ93は、島内配線92によって島設備HSの終端にある島コンピュータ91へシリアル信号等に変換し信号を送っている。また台コンピュータ93は、台情報表示装置Kにも接続されており、来店客Mが所望するデータを送信している。本実施形態では、各遊技機から台コンピュータ93を経由して台情報表示装置Kにデータを送信しているが、各遊技機から台情報表示装置Kにデータを送信して島コンピュータ93にデータを送信するように接続しても良い。
各島設備HSの島コンピュータ91は、天井等を通って島内配線95によって管理エリア2にあるホールコンピュータ90に接続される。また、島コンピュータ91は、計数器JCとホールコンピュータ90とが双方向通信で接続されている。
島内配線92及び島配線95は、ツイスト線やRS232C、RS422、RS485や光ケーブル等を、ノイズや伝搬距離等を考慮して採用しており、用途に合わせて適宜変更して使用される。また、島コンピュータ91や台コンピュータ93は、CPU、ROM及びRAMを搭載しており、信号変換や各機器のデータを収集してホールコンピュータ90に送信するための通信処理を行っている。
無線ルータ5は、管理エリア2にあるスイッチングハブ7にLANケーブルにて接続されている。また、無線ルータ5と携帯端末装置40とは、無線LANにて無線接続されている。
各監視カメラ61は、LANケーブル、同軸ケーブル、光ケーブル等を使用したカメラ配線63にてカメラ用ハブ65に接続されている。
管理エリア2にある顔認証サーバ80、通信サーバ10、監視カメラシステム60、操作用端末11及びホールコンピュータ90は、スイッチングハブ7を介しLANケーブルを採用した接続配線8にて接続されている。
(遊技場用システムにおけるデータのネットワーク構成)
上述した各機器から得られたデータの主な流れを、図3を参照して説明する。図3は、遊技場用システムのネットワーク上の主なデータの流れを示すブロック図である。通信サーバ10は、主にデータを送受信するサーバであり、各機器からのデータを処理し通信及び通話を行っている。
通信サーバ10は、携帯端末装置40のIP電話端末プログラム45と連携してグループ通話や一斉通話等の通話するプログラムとしてIP電話サーバ22を設けている。IP電話サーバ22は、SIP等を採用して汎用のセッション制御プロトコルを使用し、複数のクライアントとセッションを確立して双方向にリアルタイム通信を行う所謂IP電話としての操作を行っている。
無線ルータ5と携帯端末装置40とは、無線LANにて無線接続されており、IEEE802.11a・11b・11g・11n・11ac等の規格が使用され、混線の少ない5GHz帯の周波数帯が使用されている。また、5GHz帯の周波数帯の他に、2.4GHz帯の無線通信であっても良く、混線等の状況に応じて選択することも可能である。また、その他の無線通信として、例えば、無線電話回線やBluetooth(登録商標)等の無線通信であっても良い。
そして、通話及びデータ転送に関する通信を、同一の回線によって行っており、通話及び通信の際に発生する盗聴やデータ傍受に関するセキュリティを同一のレベルに高めることができる。そのため、セキュリティにかかる費用やソフト制作にかかる費用を安価に抑えることができる。
また、通信サーバ10は、携帯端末装置40のアラーム受信表示プログラム46と連携し、アラーム情報を携帯端末装置40の表示画面43に表示するデータを送信するプログラムとしてインカム用サーバ21を設けている。インカム用サーバ21は、通信サーバ10本体又は携帯端末装置40のIP電話の各設定やIP電話サーバ22の設定を行っている。
後述するアラーム情報は、主に携帯端末装置40へ送られ、従業員に注意喚起を行うために報知される情報である。アラーム情報は、テキスト表示、画像表示及び音声にて報知される。
通信サーバ10は、操作用端末11を親機としてIP電話サーバ22を通じて携帯端末装置40と通話するIP電話親機プログラム23を設けている。
通信サーバ10は、監視カメラシステム60、顔認証サーバ80及びホールコンピュータ90からのデータを、インカム用サーバ21に橋渡しするプログラムとしてブリッジサーバ20を設けている。通信サーバ10は、ブリッジサーバ20と連携し、通信サーバ10の各種データを保存するDBサーバ25を設けている。また通信サーバ10は、ホールコンピュータ90から得られる様々な情報のうち、後述するイベントコードとして送信されるデータを蓄積するアラームサーバ27を設けている。
遊技機等から得られた信号は、ホールコンピュータ90に入力され、ホールコンピュータ90は、アラームサーバ27にデータを配信する。イベントコードとして配信されるデータは、コードデータとして保存される。保存されたデータは、後述するソフトウエアによってアラーム情報としてテキストデータに変換されデータベースに保存される。後述する図41には、DBサーバ25のデータベースに保存される内容の一例を示す。
尚、保存するデータは、テキストデータとしたがコードデータであっても良く、携帯端末装置40に送信されるまで又は表示されるまでに、テキストデータに変換できればよい。
通信サーバ10は、アラーム情報のテキスト表示を音声に変換して音声情報とするプログラムとして音声合成プログラム24を設けている。
通信サーバ10は、監視カメラシステム60に設けられている監視カメラ操作用端末62を操作する監視カメラ端末プログラム66の要求に応じて指令を行い、かつホールコンピュータ90から信号をブリッジサーバ21に送信するVMC指令プログラム28を設けている。
通信サーバ10は、顔認証サーバ80と連携し、監視カメラ端末プログラム66の要求に応じて顔認証サーバ80のデータを保存する画像サーバ26を設けている。
以上のように、通信サーバ10は、通話するプログラムとしてIP電話サーバ22と、携帯端末装置40の表示画面43に表示するデータを送信するプログラムとしてインカム用サーバ21とを設けている。このように、通話とデータを伝送するプログラムとを分けることによって、従業員は、通話をしながら表示画面43上で送信されてきた情報を確認し、作業を進めることができるので、従業員は迅速かつ正確に作業することができる。
(ソフトウエアの構成図)
上述したプログラムを使用して通話及びアラーム情報等のデータの通信を行うソフトウエアの構成を、図4を参照して説明する。
通信サーバ10は、通話及び通信を行うソフトウエアとしてSIPサーバ35、管理ツール32、アラーム情報バックアップツール34及びアラーム情報音声配信31で構成されている。
SIPサーバ35は、携帯端末装置40同士や操作用端末11の親機から携帯端末装置40を呼出して接続する制御を行っている。管理サーバ32は、召集通話の呼出し、通話状態の管理及びアラーム情報の通知を行っている。管理ツール33は、SIPサーバ35の制御や各設定の編集を行っている。アラーム情報バックアップツール34は、アラーム情報のインポートやエクスポートを行っている。アラーム情報音声配信31は、テキスト情報を音声データに変換し、変換後の音声データを音声パケットとして送信する。
携帯端末装置40及び親機となる操作用端末11は、通信、通話及び表示を行うソフトウエアとしてSIPクライアント36・37を備えている。SIPクライアント36は、親機又は携帯端末装置40間の通話、通話の発着信及びアラーム情報等の表示を行っている。
(遊技場用システムのインターフェース画面)
上述したソフトウエアを動かすためのインターフェース画面を、図5乃至図32を参照して説明する。
<管理ツールのインターフェース画面>
最初に、図5乃至図13を参照して管理ツール33の操作用端末11のモニタ画面13上に表示されるインターフェース画面について説明する。図5は、管理ツール33のインターフェース画面の遷移図である。
操作用端末11のモニタ画面13上にて、管理ツール33のアプリケーションソフト100を起動するとログイン画面101が現れる。ログイン画面101にあるインポート画面106からは、アラーム情報等のデータベースの情報をインポートすることができる。
ログイン画面101にパスワードを入力し、ログインボタンを押下すると図6に示すメニュー画面102に移行する。メニュー画面102は、SIPサーバ制御ボタン105が設けられており、SIPサーバ制御ボタン105を押下すると、SIP制御画面103に移行する。SIP制御画面103は、図示しないSIPサーバ35の起動、停止、再起動やデータの再読み込みを制御する画面が設けられている。メニュー画面102の設定ボタン104を押下すると、図7に示される設定画面110に移行する。
図7に示す設定画面110は、端末タブ111が選択された状態を表している。設定画面110の上部には、他の設定画面に移行するタブが設けられており、端末タブ111の他に、グループタブ112、召集タブ113、フィルタタブ114、ブラックリストタブ115、アクセスポイントタブ116及びサーバタブ117がある。他の設定画面に共通して表示され、管理サーバ32の動作を示す窓として起動表示121が設けられている。 また、設定画面110の下部には、他の設定画面に共通して表示される確定ボタン118
とキャンセルボタン119が設けられている。確定ボタン118を押下すると、データベースへのデータの更新を行い、キャンセルボタン119を押下すると、メニュー画面102に戻る。
次に、グループタブ112を選択すると、グループ会議室編集画面130が表示される。図示しないグループ会議室編集画面130は、SIPサーバ35、管理サーバ32に設定されているグループの一覧としてグループ番号とグループ名が表示されている。またグループ会議室編集画面130は、グループの追加、編集を行う画面である。
次に、召集タブ113を選択すると、召集通話編集画面140が表示される。図示しない召集通話編集画面140は、SIPサーバ35、管理サーバ32に設定されている召集通話の一覧として召集番号と召集名が表示されている。また召集通話編集画面140は、召集通話の追加、編集を行う画面である。
次に、フィルタタブ114を選択すると、図8に示すアラーム情報フィルタ画面150が表示される。アラーム情報フィルタ画面150は、アラーム情報の配信を設定する画面である。アラーム情報フィルタ一覧153には、イベントコードとグループ番号及び機器番号が表示されている。イベントコードは、ホールコンピュータ90及び監視カメラシステム60から送信されてくるコードである。
ここで、イベントコードは、ホールコンピュータ等に集約される信号のうち、主に遊技機やその他の設備機器の異常として扱う信号をイベントコードとしてホールコンピュータ90から出力される。
信号の種類として、パチンコ機Pやスロット機Sの枠が解放されたときに発信されるドアオープン信号、パチンコ機Pのガラス枠が解放されたときに発信されるガラスオープン信号、ゴトの疑いがある場合として磁気センサーや電波センサー等が作動したときの信号、来店客Mが台情報表示装置Kで呼出し行為をしたときの呼出に関する信号、玉貸し機PT、メダル貸機CT、計数器JC及び島設備HSの中に収められている遊技媒体を搬送補給するための機器の異常信号及び両替機の異常信号等が挙げられる。
また、監視カメラシステム60から送信されるイベントコードは、顔認証サーバ80からの情報をトリガーとし要注意人物MBが店内にいることを報知するコードや監視カメラシステム60で発見したゴト発生を放置するコード等がある。
これらデータは、DBサーバ25のデータベースに保存されており、その他には後述する図41及び図42に示す内容のデータが保存されている。
尚、イベントコードは、ホールコンピュータ90に接続される機器だけでなく、遊技エリア3に設置されている各機器の情報をイベントコードとして取り込むことも可能である。
グループ番号は、上述したグループ通話する際のグループの番号である。機器番号は、遊技機に代表されるパチンコ機Pやスロット機Sに対して1台毎に割り当てられる番号や、島端にある計数器JCや玉貸し機PTやメダル貸し機CTや両替機や島設備内HSにある補給装置やアウト玉計数器等に割り当てられる番号である。また、機器番号は、監視カメラ61が設置されている位置と対応する各監視カメラ61の番号としても良い。
アラーム情報フィルタ画面150の上部には、音声配信をするか否かを選択するチェックボックス154がある。これは、イベントコード毎に音声配信を行うか否かを選択する欄であり、選択すればテキストデータが音声合成され、音声データが配信される。選択されなければ、アラーム情報としてテキストデータのみが配信される。
チェックするだけの簡単な設定であると同時に、個々のイベントコード毎に設定できるため、従業員は極め細かな設定が簡単にできる。
アラーム情報フィルタ画面150は、追加ボタン155及び編集ボタン157を設けている。追加ボタン155を押下することで、図9(A)の追加画面156に移行し、イベントコード、機器番号及びグループ番号を追加設定することができる。また、アラーム情報フィルタ一覧153からイベントコードを選択し編集ボタン157を押下することで、図9(B)の編集画面158に移行し、機器番号及びグループ番号を編集し設定することができる。
アラーム情報は、グループ毎に設定も可能であるため、例えば、スロット機Sの担当のグループにパチンコ機Pに関する情報を提供することもなくなる。このように、必要なグループに必要な情報を選択して送ることが可能である。
次に、ブラックリストタブ115を選択すると、図示しないブラックリスト編集画面160が表示される。ブラックリスト編集画面160は、盗聴やシステムの改竄を目的としてネットワークに侵入してくる侵入者の一覧表示とその一覧への追加、編集を行う画面である。
次に、アクセスポイントタブ116を選択すると、図10に示すアクセスポイント編集画面170が表示される。アクセスポイントを追加、編集する画面である。アクセスポイント編集画面170は、遊技エリア3に設置されている無線ルータ5をアクセスポイントとし、画面の中央にアクセスポイントの一覧171を表示している。
アクセスポイント編集画面170は、追加ボタン172及び編集ボタン173を設けており、追加ボタン172又は編集ボタン173を押下することで、図11の追加編集画面175に移行する。追加編集画面175は、アクセスポイント名と5GHz及び2.4GHzのネットワーク名(SSID)、暗号化キーを追加、編集する画面である。
本システムの通信及び通話のネットワークは、暗号化キーを含むことで、盗聴や外部からの侵入を防ぐためのセキュリティ対策が施されている。暗号化キーは、固定の暗号化キーであっても良いが、ランダムに生成される暗号化キーを使用することによってセキュリティを更に高めることができる。また、図11の追加編集画面17は、暗号化キーを表示できる機能を有しており、操作用端末11のモニタ画面13上で表示することで、後述する携帯端末装置40設定の作業が迅速に行える。
また、アクセスポイント編集画面170は、操作用端末11又は携帯端末装置40に設定をするファイルを、XML形式にて出力するXMLファイル出力ボタン174が設けられている。
次に、サーバタブ117を選択すると、図示しないサーバ情報設定画面180が表示され、SIPサーバ35やDBサーバ25への接続状況を確認することができる。サーバ情報設定画面180は、店舗名やSIPサーバ35のIPアドレス、ユーザID及びパスワードが表示され、編集が可能となる。また、データベースとなるDBサーバ25のIPアドレス、ユーザID、データベース名およびパスワードが表示され、編集が可能となる。
次に、端末タブ111が選択されると、図7に示す設定画面110が表示される。設定画面110は、携帯端末装置40の情報を設定する画面であり、画面の中央には設定されている携帯端末装置40の端末番号と端末名が端末情報一覧127として表示されている。設定画面110の一覧の下部には、追加ボタン122と編集ボタン123が設けられており、追加ボタン122又は編集ボタン123を押下すると、図示しない端末情報編集画面120に移行する。端末情報編集画面120は、携帯端末装置40を追加・編集する際に選択した携帯端末装置40に対して電話番号と端末名称を追加、編集する画面である。
設定画面110の端末情報一覧127の下部には、携帯端末装置40の設定を削除する削除ボタン124と、選択した端末から操作用端末11又は携帯端末装置40の設定をするためのファイルを、XML形式にて出力するXMLファイル出力ボタン126とが設けられている。
更に、設定画面110の端末情報一覧127の下部には、識別番号出力ボタン125が設けられており、識別番号出力ボタン125を押下すると、図12に示す識別番号出力アクセスポイント選択画面190に移行する。
識別番号出力アクセスポイント選択画面190は、携帯端末装置40の情報として、店舗名称、電話番号及びSIPサーバ35や管理サーバ32のIPアドレスが表示されている。識別番号出力アクセスポイント選択画面190は、画面の中央に遊技エリア3に設置されている無線ルータ5をアクセスポイントとして、アクセスポイントの一覧191が表示されている。一覧191に表示されているアクセスポイントを選択し識別番号表示ボタン19を押下すると、図13に示す識別番号表示画面195に移行する。
識別番号表示画面195は、携帯端末装置40のアクセスポイントの情報として、店舗名称、電話番号、SIPサーバ35や管理サーバ32のIPアドレス、アクセスポイント名、5GHz帯と2.4GHz帯のネットワーク(SSID)名が表示されている。また、図示していないが四角の枠内に5GHz帯と2.4GHz帯のアクセスポイントの情報が、識別番号197a、197bとして表示されている。
識別番号197a、197bは、QRコード(登録商標)、バーコード又はカラーコード等の認識し難い態様で表示されている。識別番号197a、197bは、暗号化キーを含むことで、盗聴や外部からの侵入を防ぐためのセキュリティ対策が施されている。暗号化キーは、固定の暗号化キーであっても良いが、ランダムに生成される暗号化キーを使用することによってセキュリティを更に高めることができる。
また、操作用端末11のモニタ画面13上に識別番号197a、197bを表示することで、携帯端末装置40は、モニタ画面13上に表示された識別番号197a、197bを携帯端末装置40に内蔵されるカメラ41で捕らえることができる。このカメラ41で捕らえた識別番号197a、197b内には、携帯端末装置40がネットワークにアクセスすることができる店舗名称、電話番号、SIPサーバ35や管理サーバ32のIPアドレス、アクセスポイント名、5GHz帯と2.4GHz帯のネットワーク(SSID)名、暗号化キーが含まれている。そのため、携帯端末装置40のSIPクライアント37で自動的に携帯端末装置40の設定をすることができ、携帯端末装置40の設定が容易になると共に、暗号化キー等の設定が従業員に知られることなく携帯端末装置40の設定や管理ツール33の設定ができるので、セキュリティを高めることが可能である。
また、印刷ボタンは、モニタ画面13上に表示された情報と同一の情報が紙面上に印刷されるので、携帯端末装置40等のカメラ41で捕らえてネットワークへのアクセスの設定が容易となる。
次に、識別番号出力アクセスポイント選択画面190及び識別番号表示画面195では、画面の閉じるボタンを押下することで現在開かれている画面が閉じられる。
<操作用端末のSIPクライアントのインターフェース画面>
図14乃至図22を参照して、操作用端末11のモニタ画面13上に表示される親機のSIPクライアント37のインターフェース画面について説明する。
図14は、SIPクライアント37のインターフェース画面の遷移図である。操作用端末11のモニタ画面13上にてSIPクライアント37のアプリケーションソフト200を起動すると、図15に示す通話画面210が表示される。通話画面210は、画面上部に自局の番号が表示されており、その下方には通話状態を示す状態表示欄211が設けられている。また、状態表示欄211の下方にはアラーム情報をテキストで表示するアラーム情報表示欄212が設けられている。アラーム情報表示欄212の下方に、メッセージ送信ボタン213が設けられており、メッセージ送信ボタン213を押下すると、図16に示すメッセージ送信画面220が表示される。
図16に示すメッセージ送信画面220は、メッセージと画像が手動で送信可能な機能を有しており、送信先種別221を押下すると、全体・グループ・端末指定の3種類の送信先の種別を選択することができる。送信先一覧222は、送信先種別221で選ばれたグループの送信先を表示している。
メッセージ送信画面220は、画面の右側にテキストを入力可能なメッセージ欄223が設けられている。また、他店や自店で入手したゴト師等の要注意人物の画像や、遊技エリア3にある遊技機を含む機器のトラブルの際にマニュアル等を送信できるように、監視カメラシステム60、顔認証サーバ80、SIPサーバ35又は操作用端末11の画像ファイルから画像データを参照して送信する画像を選択することができる。
このようにして、画像と共にメッセージがテキストで配信できるため、ゴトを含むトラブルに対し、管理エリア2に居なくとも正確かつ迅速に遊技エリア3に居る従業員に情報を送ることができる。そして、その情報を得た従業員は正確かつ迅速に対処することができるという利点がある。
そして、メッセージ送信画面220は、下方にある閉じるボタンを押下することで画面が閉じられる。
また、図15に示す通話画面210は、通話中においてボタンを押している間は、指定の携帯端末装置40に対して発話が可能となる発話ボタン213と、解除するまでは常に発話し続ける常に発話ボタン215とが設けられている。通話画面210は、テンキーの入力又は右の短縮ダイヤル欄217を選択することによって携帯端末装置40への発信ができるようになっている。
次に、通話画面210の下方にあるオプションボタン218を押下することによって、図17に示すオプション画面230に移行する。オプション画面230は、各機能を選択する画面である。
図17に示すオプション画面230は、グループ通話一覧ボタン232、個別通話一覧ボタン233、召集通話一覧ボタン234、アラーム情報一覧ボタン235、設定ボタン236及びインポートボタン237を設けている。
インポートボタン237を押下すると、図示しないインポート画面290が表示される。インポート画面290は、管理ツール33でXML形式にて出力するファイルをインポートする画面である。
次に、図17に示すグループ通話一覧ボタン232を押下すると、図18に示すグループ通話一覧画面240に移行する。グループ通話一覧画面240は、グループの通話先を選択する画面であり、全グループの一覧画面241から1件を選択して発信ボタン242を押下することで、グループ通話を開始して通話画面210に自動で戻る。
次に、図17に示す個別通話一覧ボタン233を押下すると、図19に示す個別通話一覧画面250に移行する。個別通話一覧画面250は、個別の通話先を選択する画面であり、個別通話の一覧画面251から1件を選択して発信ボタン252を押下することで、通話先の呼出しを行い、呼び出された通話先が応答すると、通話を開始し通話画面210に自動で戻る。
次に、図17に示す召集通話一覧ボタン234を押下すると、図20に示す召集通話一覧画面260に移行する。召集通話一覧画面260は、召集通話先を選択する画面であり、全ての召集グループの一覧画面261から1件を選択して発信ボタン262を押下することで、通話先を呼び出し、通話を開始して通話画面210に自動で戻る。
次に、図17に示すアラーム情報一覧ボタン235を押下すると、図21に示すアラーム情報一覧画面280に移行する。アラーム情報一覧画面280は、アラーム情報の一覧の
表示を行う画面である。アラーム情報一覧画面280は、画面の左にデータベースから取得したアラーム情報を表示するアラーム情報リスト281が設けられており、アラーム情報の内容をテキストで表示している。アラーム情報一覧画面280の右上部には、アラーム情報に添付した画像が表示できるアラーム情報画像欄282が設けられている。また、その下方には、アラーム情報に添付したメッセージや詳細内容が表示できるアラーム情報メッセージ欄283が設けられている。
次に、図17に示す設定ボタン236を押下すると、図22に示す設定画面270に移行する。図22示す画面は、操作用端末11及び携帯端末装置40の接続先となるSIPサーバ35及び管理サーバ32のIPアドレスやポート番号を設定し、操作用端末11及び携帯端末装置40の電話番号、パスワード及び表示名を設定する画面である。
また、短縮ダイヤルタブで表示される画面では、個別通話、グループ通話及び召集通話の中から短縮番号を選択する画面であり、選択した短縮番号は、図15に示す通話画面210の短縮ダイヤル欄217に表示される。
<携帯端末装置のSIPクライアントのインターフェース画面>
図23乃至図32を参照して携帯端末装置40の表示画面43上に表示されるSIPクライアント36のインターフェース画面について説明する。
図23は、SIPクライアント36のインターフェース画面の遷移図である。携帯端末装置40の表示画面43上にてSIPクライアント36のアプリケーションソフト300を起動すると、図24に示すロック画面310が表示される。ロック画面310は、起動時に表示され、誤作動を防ぐための画面である。例えば、携帯端末装置40を服のポケットに入れる際又は腰や腕等に装着するホルダー等に挿入する際に、何かの拍子で表示画面43に接触した場合であっても、通話又は他の画面に移行しないように表示画面43上でタッチの操作ができない機能が設けられている。また、一定期間操作しない場合にもロック画面310に移行する。そして、通話等の操作を行う際には、ロック解除ボタン311を、長押しすることで通話画面320に移行する。
また、ロック解除ボタン311の下方には、未読の最新のアラーム情報を1件表示できる情報表示欄312が設けられている。
次に、図25に示す通話画面320は、インカムとして機能する通話の画面である。画面上の通話ボタン321を押している間は、選択している端末と発話が可能であるが、携帯端末装置40に設けられている発話ボタン44(図52)を押下することやマイク51に設けられている発話スイッチ54(図51)によっても、これらボタンを押している間は発話が可能となる。
通話画面320に設けられているカメラボタン323を押下することで、携帯端末装置40のカメラ41で撮像することが可能であり、撮像した画像を管理サーバ32に登録し、各携帯端末装置40及び操作用端末11に配信する機能である。カメラ41は、画像だけでなく動画も撮影が可能であり、撮影した画像や動画は、ゴトや来店客とのトラブルが発生したときの証拠として使用が可能である。また、機器のトラブルの場合には、管理エリア2に画像や動画を送り、故障の原因の究明や、遠隔により故障の対処も可能である。
各ボタンの下方には、最新のアラーム情報を未読のメッセージとして1件表示できる情報表示欄324が設けられている。更に情報表示欄324の下方には、未読のメッセージの件数が表示されるメッセージ確認欄325が設けられている。既読、未読が表示されるメッセージ確認欄325によって、従業員は確認していない情報があることを知ることができ、作業がまだであるかの確認にも使用ができる。
メッセージ確認欄325を押下することで、情報表示欄324に、メッセージを表示することができる。通話画面320では、一定時間操作されない場合に、自動でロック画面310に移行する。
次に、図25に示すオプションボタン322を押下すると、図26に示すオプション画面330に移行する。オプション画面330は、各機能の選択を行う画面であり、グループ通話一覧ボタン331、個別通話一覧ボタン332、アラーム情報一覧ボタン333、接続先一覧ボタン334、アクセスポイント一覧ボタン335、識別番号読取ボタン336及び端末名称設定ボタン337を設けている。
次に、図26に示すグループ通話一覧ボタン331を押下すると、図27に示すグループ通話一覧画面340に移行する。グループ通話一覧画面340は、グループの通話先を選択する画面であり、全グループから1件を通話先として選択し、グループ通話表示341を押下することで通話を開始する。グループの通話先がない場合には、テキストにてアラーム情報が表示される。
次に、図26に示す個別通話一覧ボタン332を押下すると、図28に示す個別通話一覧画面340に移行する。個別通話一覧画面350は、個別の通話先を選択する画面であり、表示された個別通話先の中から1件を通話先として選択し、個別通話表示351を押下することで通話を開始する。個別の通話先がない場合には、テキストにてアラーム情報が表示される。
次に、図26に示すアクセスポイント一覧ボタン335を押下すると、図29に示すアクセスポイント一覧画面360に移行する。アクセスポイント一覧画面360は、各アクセスポイントの電波強度を測定し、アクセスポイントを切り替える画面である。アクセスポイント一覧画面360は、携帯端末装置40で検出可能な電波強度を表示しており、電波強度は、電波が強い順に上方から表示されている。表示されたアクセスポイントは、押下することで切り替えられるが、電波の強いアクセスポイントへ自動で切り替えを行っても良い。また、この電波の状況は管理サーバ32にも送られ、後述する注意人物の監視にも使用される。
次に、図26に示す識別番号読取ボタン336を押下すると、図30に示す識別番号読取画面370に移行する。識別番号読取画面370は、上述した図13に示す識別番号表示画面195に表示された識別番号197a、197bを携帯端末装置40に内蔵されているカメラ41で読み取りすることで、自動的にネットワーク上の設定が可能となる。携帯端末装置40がネットワークにアクセスすることができる店舗名称、電話番号、SIPサーバ35や管理サーバ32のIPアドレス、アクセスポイント名、5GHz帯と2.4GHz帯のネットワーク(SSID)名、暗号化キーが含まれるため、携帯端末装置40のSIPクライアント37で自動的に携帯端末装置40の設定することができ、携帯端末装置40の設定が容易になると共に、暗号化キー等の設定が従業員に知られることなく携帯端末装置40の設定や管理ツール33の設定ができるので、セキュリティを高めることが可能である。そして、携帯端末装置40の読み取り及び設定が完了すれば、オプション画面330に移行する。
次に、図26に示すアラーム情報一覧ボタン333を押下すると、図31に示すアラーム情報一覧画面380に移行する。アラーム情報一覧画面380は、送信されたアラーム情報の一覧が表示されている。表示されたアラーム情報を押下することで、図32に示すアラーム情報詳細画面390に移行する。
アラーム情報詳細画面390は、テキスト形式のメッセージや画像の詳細が表示される。アラーム情報詳細画面390は、その他にアラーム情報の発生日時や画像の撮影者等の情報が表示される。
また、アラーム情報詳細画面390は、遊技機の扉を開閉する際に、ホールコンピュータ90に扉の閉塞状態の解除を要求するロック解除要求ボタン393を設けている。また、扉の閉塞状態の解除を行う遊技機の台番号を入力する台番号入力枠395も設けられている。
次に、図26に示す接続先一覧ボタン334を押下すると、図23に示すSIPサーバ一覧画面317に移行する。接続先のSIPサーバ35を切り替える画面である。予め携帯端末装置40に他の店舗の設定をすれば、SIPサーバ35を切り替えるだけで他店舗での使用も可能である。
携帯端末装置40の設定も上述したように識別番号をカメラ41で読み取るだけの設定で済むため利便性が良く、携帯端末装置40が1台あれば他の店舗でも迅速に使用可能となる。そのため、携帯端末装置40を店舗毎に人数分用意しなくとも、グールプ店舗であれば、携帯端末装置40の持ち回りができるため携帯端末装置40の台数が少なくて済む。
次に、図26に示す端末名称設定ボタン337を押下すると、図23に示す名称設定画面315に移行する。名称設定画面315は、自己の携帯端末装置40の端末名称を設定する画面である。
(遊技場用システムの制御)
遊技場用システムにおける制御を図33乃至図48に示すシーケンス図及びフローチャート等を参照して説明する。これら制御は、上述したソフトウエアやプログラムを使用して実現されるが、特に上述したソフトウエアやプログラムに限定されず、本制御の内容を実現できるソフトウエアやプログラムの構成であれば、改変はどのようにしても良い。
<個別通話、グループ通話、召集通話の制御>
図33乃至図38に示すシーケンス図及びフローチャート等を参照して通話に関する制御を説明する。
個別で通話する際の制御について説明する。図33は、個別通話を行う際のシーケンス図であり、図34は、個別通話を行う際の処理に関するフローチャートである。個別通話は、操作用端末11のモニタ画面13で表示される親機と携帯端末装置40間の通話及び携帯端末装置40間の通話において、1対1での通話ができる機能である。
先ず、発信者は、操作用端末11のモニタ画面13(図19)又は携帯端末装置40の表示画面43(図28)から通話先を選択する(S101)。発信側のSIPクライアント36・37は、現在の通話中の電話を終話し(S102)、選択した通話先に発信を行う(S103)。発信を受け取ったSIPサーバ35は、通話先の呼出しを行う(S104)。着信者側のSIPクライアント36・37は、着信ダイアログを表示する。着信側が携帯端末装置40のSIPクライアント36である場合には(S106のYES)、着信音とバイブレーションで通知をする(S107)、着信側が操作用端末11のSIPクライアント37である場合には(S106のYES)、着信音のみで通知をする(S108)。
着信者が、応答を選択した場合には(S109のYES)、着者側のSIPクライアント36・37は、現在の通話を終話し(S110)、SIPサーバ35に応答を送信する(S111)。SIPサーバ35は、発信者側のSIPクライアント36・37に応答を送信し、発信者側のSIPクライアント36・37は応答を受信する(S112)。発信者側のSIPクライアント36・37は、管理サーバ32に発信先を通知する(S113)。また、着信者側のSIPクライアント36・37は、管理サーバ32に通話先を通知する(S113)。そして、相互に通話が開始できる状態となる。
着信者が、応答を拒否した場合には(S109のNO)、着者側のSIPクライアント36・37は、SIPサーバ35に拒否を送信し(S115)、SIPサーバ35は、拒否であることを受信する。SIPサーバ35は、発信者側のSIPクライアント36・37に拒否を送信し、発信者側のSIPクライアント36・37は拒否を受信する(S116)。発信者側のSIPクライアント36・37は、SIPサーバ35に向け前回通話グル
ープへの発信を行う(S117)。また、発信者側のSIPクライアント36・37は、管理サーバ32に通話先を通知する(S118)。
次に、グループにて通話する際の制御について説明する。図35は、グループ通話を行う際のシーケンス図であり、図36は、グループ通話を行う際の処理に関するフローチャートである。
グループ通話は、操作用端末11のモニタ画面13で表示される親機と携帯端末装置40間の通話及び携帯端末装置40間の通話において、予めグループ会議室で登録された電話番号内での通話ができる機能であり、複数対複数の通話ができるものである。
グループ通話に切り替える際に、操作用端末11のモニタ画面13(図18)又は携帯端末装置40の表示画面43(図27)からグループ通話を選択すると(S210)、SIPクライアント36・37は、先ず現在の通話を終話し(S202)、選択したグーループ会議室に発信を行う(S203)。選択したグループにSIPクライアント36・37が登録されている場合には(S204のYES)、管理サーバ32に発信先が通知され(S207)、通話が開始できる状態となる。
選択したグループにSIPクライアント36・37が登録されていない場合には(S204のNO)、SIPサーバ35は、SIPクライアント36・37に終話を通知し(S205)、SIPクライアント36・37は、SIPサーバ35に向け前回通話グループへの発信を行う(S206)。また、SIPクライアント36・37は、管理サーバ32に発信先を通知し(S207)、グループ通話に切り替える前の状態に戻る。
グループ通話は、従事する階層、担当するパチンコ機Pやスロット機Sの設置場所及び担当する島設備HSの群等でグループを区分することで、グループ別に欲しい情報のみを送受信できるようになる。
次に、召集通話の際の制御について説明する。図37は、召集通話を行う際のシーケンス図であり、図38は、召集通話を行う際の処理に関するフローチャートである。
召集通話は、操作用端末11のモニタ画面13で表示される親機から主に携帯端末装置40間の通話を行うものである。召集通話は、親機から特定のSIPクライアント36に呼出しを行い、召集会議室に呼出されたSIPクライアント36と親機とが通話を行う機能であり、1対複数の通話ができるものである。操作用端末11のモニタ画面13(図20)から召集通話を選択すると(S301)、SIPクライアント37は、現在の通話中の電話を終話し(S302)、選択した召集会議室に発信を行う(S303)。SIPクライアント37は、管理サーバ32に、発信先を通知し(S304)、召集通話の送信を行う(S305)。管理サーバ32は、SIPクライアント36に召集通話の通知を行う(S306)。SIPクライアント36は、携帯端末装置40の表示画面43上に着信ダイアログを表示する(S307)。召集される端末が携帯電話である場合には(S308のYES)、着信音とバイブレーションで通知を知らせる(S310)、着信側がバイブレーション機能のないSIPクライアント36である場合には(S308のNO)、着信音のみで通知を知らせる(S309)。
召集の通知を受けたSIPクライアント36が通話を行う場合には(S311のYES)、SIPクライアント36は、現在の通話中の電話を終話し(S312)、召集された召集会議室に発信を行い(S313)、管理サーバ32に応答を通知する(S314)。そして、召集通話が開始される。
召集の通知を受けたSIPクライアント36が拒否する場合には(S311のNO)、SIPクライアント36は、管理サーバ32に拒否の通知を行う(S315)。
そして、親機のSIPクライアント37は、召集したSIPクライアント36の応答又は拒否の結果を受信する(S316)。
召集通話は、遊技場1の責任者がゴト等の緊急事態に、特定の人物を召集するために使用され、迅速かつ正確に従業員へ情報を伝えることができる。また、応答や拒否等の返信があるため(S316)、責任者はクライアントの状態を把握できるので迅速に指令を出すことができ、受信した従業員はトラブルに対して迅速な対応が可能となる。
<アラーム情報の配信制御>
図39乃至図44に示すシーケンス図、フローチャート及びデータベースの内容の説明図を参照してアラーム情報に関する制御を説明する。
アラーム情報の配信に関する制御について説明する。図39は、アラーム情報の配信を行う際のシーケンス図であり、図40は、アラーム情報の配信を行う際の処理に関するフローチャートである。
アラーム情報の配信の契機は、ブリッジサーバ20から送信される信号を契機として作動する。ブリッジサーバ20への信号の経由は、ホールコンピュータ90が発信元になってブリッジサーバ20を経由してアラーム情報が配信される場合と、監視カメラシステム60が発信元になりブリッジサーバ20を経由してアラーム情報が配信される場合との2通りがある。
先ず、管理サーバ32に監視カメラシステム60からのイベントコードが送信されると(S401のYES)、管理サーバ32は、指定した1台に配信するか、ログインしている全てのSIPクライアント36・37に配信するかを判断する。
管理サーバ32は、指定した1台に情報を配信する場合には(S404のYES)、対象のSIPクライアント36・37の情報を取得する(S405)。ログインしている全てのSIPクライアント36・37に配信する場合には(S404のNO)、ログインしている全てのSIPクライアント36・37の情報を取得する。
管理サーバ32にホールコンピュータ90からのイベントコードが送信されると(S401のNO)、管理サーバ32は、配信対象グループの情報を取得し(S402)、対象グループに通話中のSIPクライアント36・37の情報を取得する(S403)。
そして、管理サーバ32は、対象のSIPクライアント36・37に、イベントコードに対応したアラーム情報の内容に変換して送信する(S407)。
図41は、データベース(DBサーバ25)に保持されるデータ2501の内容の一例を示す説明図である。管理サーバ32及び携帯端末装置40が共通して保持するデータとして、アラーム情報のID、アラーム情報の内容、監視カメラシステム60のメッセージ、遊技場1の店舗名称、発生したSIPクライント36・37の名称、イベントコード、アラーム情報の対象となる機器のコード、アラーム情報の対象となる遊技機の台番号等の機器番号及びアラーム情報の発生日時が挙げられる。管理サーバ32は、上記の他にアラーム情報の種別、監視カメラシステム60の端末の名称、画像ファイルの名称を保持している。
図42は、データベース(DBサーバ25)に保持されるアラーム情報のデータ2502の内容の一例を示す説明図である。アラーム情報のテキストでの表示は、例えば、台情報表示装置Kの呼出ボタンが押されたときに、イベントコード(「005」)がホールコンピュータ90から出力される。このときのアラーム情報は、「3コースへお回りください」、「○○番台お回りください」「呼出」等のテキストが携帯端末装置40の表示画面43に表示される。その他に、遊技機の開閉が行われたときのイベントコード(「010」)が出力されれば、「123番台 ドアオープン」等が表示される。不審者が現れた場合には、監視カメラシステム60や顔認証システム80からイベントコード(「105」)が出力され、「不審者情報」等が表示される。スロット機Sに付設されるメダル貸機CTに、メダルが補給されていない場合には、ホールコンピュータ90からイベントコード(
「798」)が出力され、「不審者情報」等が表示される。テキストでの表示は、文字、図形、記号等があり、従業員等が認識できる態様であれば良い。
また、携帯端末装置40は、データ容量が少なくて済むように画像のファイルは直接保持せずファイルへのパスの情報を保持している。また、携帯端末装置40は、作業上すぐ確認ができなくとも、後からアラーム情報の内容を確認ができるように既読か未読かを判別できる情報をも保持している。
尚、アラーム情報に添付される画像又は画像ファイルへのパス等は、動画であっても良い。また、その動画は、監視カメラシステム60から直接配信される生中継の動画であっても良い。
次に、アラーム情報の音声配信に関する制御について説明する。図43は、アラーム情報の音声配信を行う際のシーケンス図であり、図44は、アラーム情報の配信を行う際の処理に関するフローチャートである。
アラーム情報の音声配信は、アラーム情報が発生した際に、テキスト情報を音声情報に変換し、該当するグループの会議室に音声を流す処理である。ブリッジサーバ20からのデータの送信をトリガーとして作動しており、管理ツール33のアラーム情報フィルタ画面150(図8)でイベントコード毎に、音声配信を選択した場合に処理が行われる。
先ずアラーム情報が発生した際、管理サーバ32に監視カメラシステム60からのイベントコードが送信されると(S501のYES)、管理サーバ32は、指定した1台のグループに配信するか、全てのSIPクライアント36・37に配信するかを判断する。管理サーバ32は、指定した1台のグループに情報を配信する場合には(S502のYES)、全てのSIPクライアント36・37の通話中のグループの情報を取得する(S504)。ログインしている全てのSIPクライアント36・37に配信する場合には(S502のNO)、一斉通話のグループの情報を取得する(S505)。
管理サーバ32にホールコンピュータ90からのイベントコードが送信されると(S501のNO)、管理サーバ32は、配信対象グループの情報を取得する(S503)。
管理サーバ32は、配信対象グループへ音声データの配信を行うために、アラーム情報音声配信31に対して要求を行う(S506)。アラーム情報音声配信31は、テキストデータの音声合成を試行し(S507)、音声合成が成功した場合には(S508のYES)、音声データをSIPサーバ35に送信し(S509)、音声データをSIPクライアント36・37に配信する(S510)。音声合成が失敗した場合には(S508のNO)、アラーム情報音声配信31はログを出力し、音声データをSIPサーバに送信せずに終了する(S511)。
<<遊技機の開閉を行うときの制御>>
アラーム情報の配信制御を説明したが、更に詳細に遊技場1で発生する事象に対してアラーム情報を配信する処理の制御が行われる態様を説明する。
図45乃至図47に示すシーケンス図及びフローチャート等を参照してアラーム情報に関する制御を説明する。図45は、遊技機にトラブルが発生し、遊技機の開閉が行われる際のシーケンス図であり、図46は、遊技機の開閉を行う際の処理に関するフローチャートである。図47は、遊技機が開閉された後のアラーム情報等の配信を行うフローチャートである。
先ず、遊技をしている来店客Mは、パチンコ機Pが玉詰まりを起こした場合又はメダル切れ等でスロット機Sがホッパーにエラーが生じて遊技ができない場合に、台情報表示装置Kの呼出しボタンを押下して従業員MSを呼び出す。ホールコンピュータ90は、呼出しボタンが押されている情報としてイベントコード(「005」)の「呼出し」を、ブリッジサーバ20を経由して管理サーバ32に送信する(S601)。管理サーバ32は、管
理ツール33のアラーム情報フィルタ画面150(図8)で、「呼出し」のイベントコードが音声配信を選択されている場合(S602のYES)、上述したアラーム情報音声配信処理を行い(S500)、「呼出し」のイベントコード(「005」)が音声配信を選択されてない場合(S602のNO)、上述したアラーム情報配信処理を行う(S400)。テキストデータで配信されたアラーム情報は、携帯端末装置40の表示画面43に文字等で「呼出し」、「3コースへお回りください」等の表示が行われる。テキストデータで配信されるので、携帯端末装置40にイベントコードを変換するデータベースを持つ必要がなく、プログラムの容量が少なくて済む。また表示画面43に文字等で表示されることで、アラーム情報の内容を確認することが容易となる。
通知が行われた携帯端末装置40を所有する従業員MSは、その遊技機に駆けつけトラブルの処理を行うために、遊技機のロック機構を解除するよう、図32の台番号入力枠395に台番号を入力し、ロック解除要求ボタン393を押下することで、SIPクライアント36は、管理サーバ32に遊技機のロック機構の解除の要求を行う(S603)。管理サーバ32は、ロック解除データを保持した上(S604)、ホールコンピュータ90に遊技機のロックの解除を要求する(S605)。ホールコンピュータ90は、対象となる遊技機に対してロック機構の解除をする(S606)。
尚、本制御においては、特にアラーム情報が配信されなくとも島設備HSに設けられている表示ランプによって従業員MSが駆けつけて、ロック機構の解除を要求しても良い。
ロック機構は、島設備HS側に設けられ遊技機の枠に取り付けられた収縮するワイヤーで遊技機を閉塞するロック機構、又は遊技機を開閉する際の鍵のシリンダーを固定するロック機構であっても良く特に限定されるものではない。また、遊技機1台毎のロック機構の解除にて説明しているが、解除する際には複数台1ユニットでのユニット単位でのロック機構の解除であっても良い。
遊技機のロック機構の解除を、ホールコンピュータ90を経由して説明したが、携帯端末装置40から赤外線通信又は無線通信によって、台情報表示装置Kを経由し、又は遊技機へ直接又はロック機構へ直接信号を送信して遊技機のロック機構の解除をしても良い。ロック機構の解除を要求したのが、どのSIPクライアント36・37であるかの情報が保存され、後述する処理で照合が可能であれば特に限定する必要はない。
次に、ロック機構が解除された遊技機のトラブルに対処するため、従業員MSは鍵により遊技機の開閉を行う。遊技機の開閉が行われると、ホールコンピュータ90に遊技機からドアオープン信号が発せられ、ドアオープン信号を受信したホールコンピュータ90は、イベントコード(「010」)の「ドアオープン」を、ブリッジサーバ20を経由して管理サーバ32に送信する(S701)。
管理サーバ32は、ロック解除を要求した遊技機であるかを照合し(S702)、ロック解除を要求したSIPクライアント36・37がある場合には(S702のYES)、SIPクライアント36・37を配信対象から除外する(S703)。このように、ロック解除を要求したSIPクライアント36・37を除外することによって、ロック解除要求した従業員MSに改めて報知する必要はないため、無駄な配信を避けることができる。また、ロック解除要求した従業員MSにとっては誤解する情報ともなり、余分な情報がない方が却って作業に専念し、迅速に処理することができる。
管理サーバ32は、ロック解除を要求した遊技機がなく、遊技機が開閉されている場合には(S702のNO)、不正に遊技機のドアがこじ開けられているか又は遊技機のロック機構の異常である可能性があると判断し、「不正ドアオープン」としてイベントコード(例えば、「099」)の書替を行う(S704)。
管理サーバ32は、管理ツール33のアラーム情報フィルタ画面150(図8)で、イベントコードが音声配信を選択されている場合(S705のYES)、上述したアラーム情
報音声配信処理を行い(S500)、イベントコードが音声配信を選択されてない場合(S705のNO)、上述したアラーム情報配信処理を行う(S400)。
尚、音声配信が行われている場合であっても(S500)、同時にアラーム情報配信処理(S400)を行っても良く、表示画面43にアラーム情報の表示を行っても良い。どちらか一方の配信でなく、両方(S400、S500)の配信であってもかまわない。
このようにして、ロック解除する要求をした遊技機とドアオープンした遊技機との照合を行う(S702)ことで、遊技機の不正な開閉を素早く簡単に検知することができる。また、従業員MSに対して、表示画面43上で文字(「123番台 ドアオープン」、「ドアオープン」「123番台 不正ドアオープン」「不正ドアオープン」等)や画像等により確認することや(S704からS400)、音声で報知することが可能となる(S704からS500)。
また、イベントコードの「ドアオープン」は、ホールコンピュータ90から監視カメラシステム60へ異常信号を送信し、監視カメラシステム60は、監視カメラ61を遊技機に対してズームし、遊技している来店客Mの撮像を行う契機として使用することも考えられる。このように、遊技している来店客Mの顔画像や動画を、アラーム情報に添付して配信することも可能である。また、アラーム情報の「不正ドアオープン」が報知されることによって、従業員MSは、配信された顔画像や動画で状態を確認しながら、現場に駆けつけることができ、正確かつ迅速に対応が可能である。
尚、「不正ドアオープン」が発生したときのアラーム情報の配信処理は、グループ通話の中でも、特定の従業員に、例えば、グループ通話のリーダ又はホールの責任者だけに配信する処理を行っても良く。予めグループ通話の中でも不正に対応することができる従業員を特定してアラーム情報を配信するグループ通話の設定を行っても良い。
このように、エラーの種別に対応して、アラーム情報を配信する従業員を予め設定することで、役割分担が明確になり迅速に対応が可能となる。その際、従業員は自分が行える作業を携帯端末装置40から管理サーバ32に登録し、グループ通話のリーダ等が承認し、管理サーバ32が、グループ通話の中でもアラーム情報で配信される作業を行うことが可能な従業員を選別してアラーム情報を配信するシステムとしても良い。
<<要注意人物が来店したときの制御>>
更に、遊技場1で発生する事象に対してアラーム情報を配信する処理の制御が行われる態様を詳細に説明する。
図48乃至図53に示すシーケンス図、フローチャート等を参照してアラーム情報に関する制御を説明する。図48は、要注意人物が来店した際のシーケンス図であり、図49は、要注意人物が来店した際の制御処理に関するフローチャートである。図50は、顔認証サーバ80が要注意人物を特定するために人物を照合する制御を示すフローチャートである。図51は、顔認証サーバ80に送信するデータの一例を示す説明図である。図52は、顔認証サーバ80からの照合結果を示すデータの一例を示す説明図である。図53は、携帯端末装置40に表示されるアラーム情報の一例である。
先ず、要注意人物MBの来店をアラーム情報によって報知する処理は、要注意人物MBの特定を行うために顔認証サーバ80で照合する処理から始まる(S900)。
顔認証サーバ80は、顔認証サーバ80のデータベースに保存されている他店からの画像又は今までの自店で蓄積した画像を、遊技場の入り口等に設置されている監視カメラ61で検出した顔画像と比較し一致するか否の判断を行っている(S901)。この処理は、データベースに保存されている顔画像のデータと来店客Mとがある程度の割合の照合率とならなければ、一致しないと判断され、次の来店客Mの照合処理が繰り返し行われる(S901のNO)。そして、監視カメラ61で検出した顔画像と顔認証サーバ80のデータベースに保存されている顔画像のデータとを比較し一致すると判断されれば(S901のYES)、疑いのある要注意人物MBが来店したことを監視カメラシステム60へ報知す
る(S902)。報知を受けた監視カメラシステム60は、監視カメラシステム60に録画した映像から画像を抽出し(S903)、図51に示すコマンドデータ67と共に抽出した画像を顔認証サーバ80に送信する(S904)。
ここで、コマンドデータ67は、抽出した画像のキー番号を示す「開始コード」、アプリケーションソフトのバージョンを示す「バージョン」、抽出した画像を録画した監視カメラ61が設置されている位置を示す「機器コード」、抽出した画像を録画した監視カメラ61の番号を示す「機器番号」、抽出した画像を録画した日時を示す「年月日」・「時分秒」、抽出した画像のデータの量を示す「画像データサイズ」及び抽出した画像を暗号化したファイル名を示す「画像データ」を、顔認証サーバ80に送信するデータとして保有している。
録画した日時を示す「年月日」・「時分秒」をコマンドデータ67として使用することにより、後からでも監視カメラシステム60で録画した映像から画像を取り出して再度照合作業や確認作業に使用することができる。また、録画した日時を示す「年月日」・「時分秒」をコマンドデータ67として使用することにより、監視カメラシステム60の録画データがあれば顔認証サーバ80に必ずしも画像を保存する必要がなく、監視カメラシステム60で録画したデータの保存だけで済み、顔認証サーバ80のデータ量を削減することができる。
また、画像データを暗号化することにより、例え画像の流出が発生しても簡単に画像を見ることはできないので、情報の漏えいに対する抑止効果やデータの傍受に対する予防手段となる。
次に、顔認証サーバ80は、監視カメラシステム60から送られてきた画像及びコマンドデータ67を基に、画像に示される複数の顔を認識し、顔の数を割り出す。顔認証サーバ80は、割り出した顔の数分の顔データを照合し(S905)、照合した人数分の結果を画像と共に監視カメラシステム60に送信する(S906)。図52は、顔認証サーバ80からの照合結果を示す照合結果データ84の一例が示されている。
照合結果データ84は、抽出した画像のキー番号を示す「開始コード」、照合結果データ84のデータの量を示す「データサイズ」、画像内で認証した顔の数を示す「認証数」、画像内で認証した顔を順番にコード化した値を示す「認証No.」、顔を認証した種別を示す「認証種別」、画像内に示される顔と認証した位置の座標を示す「顔認証領域」、顔認証サーバ80のデータベースに登録されている顔画像との照合率を示す「照合率」及び顔認証サーバ80のデータベースに登録されている顔画像を登録した日時を示す「年月日」・「時分秒」を、監視カメラシステム60に送信するデータとして保有している。
そして、顔認証サーバ80は、図52に示される「認証No.」から「時分秒」までの項目を「認証数」の数分だけ繰り返し照合を行い、その画像に含まれる結果として照合結果データ84を監視カメラシステム60に送信している。このように1枚の画像から複数の顔を認証することによって、ゴト師が集団で来店した場合であっても、要注意人物MBの一人からその集団として認識することが可能となり、即座にゴト師の集団を認知することができる。そのため、迅速に従業員へゴト集団が存在することを報知することが可能となる。
また、顔を認証した種別を示す「認証種別」を設けることで、要注意人物MB、上得意客又は新規顧客等の区分けが可能となり、照合する時間の削減や、個人別に遊技している営業データの分析にも役立てることが可能となる。
また、顔認証サーバ80のデータベースに登録されている顔画像との照合率を分析することにより、「照合率」は、要注意人物MBであるか否かの指標として使用することができる。監視カメラシステム60を操作している責任者等は、要注意人物MBであるという確
信を得ながらデータベースへの登録作業を行うことができる。尚、要注意人物MBのデータベースへの登録の作業は、人が判断している場合を示したが、「照合率」が所定の値以上得られれば、要注意人物MBである確率が高いので、要注意人物MBのデータベースへの登録の作業は、自動で登録を行うようにしても良く、自動化を行うことで操作者の作業が軽減される。
次に、監視カメラシステム60を操作している責任者等は、顔認証サーバ80から送られてきた結果から判断し、要注意人物MBであることを確認すれば(S907のYES)、顔認証サーバ80に登録の指示を行い(S908)、コマンドデータ67と同じ内容のデータを顔認証サーバ80に登録する(S909)。
顔認証サーバ80に登録するデータは、抽出した画像のキー番号を示す「開始コード」、ソフトのバージョンを示す「バージョン」、抽出した画像を録画した監視カメラ61が設置されている位置を示す「機器コード」、抽出した画像を録画した監視カメラ61の番号を示す「機器番号」、抽出した画像を録画した日時を示す「年月日」・「時分秒」、抽出した画像のデータの量を示す「画像データサイズ」及び抽出した画像を暗号化したファイル名を示す「画像データ」がある。
また、監視カメラシステム60を操作している責任者等は、要注意人物MBでなければ、要注意人物MBと登録せずに要注意人物MBの来店の報知があるまで待機状態となる(S907のNO)。
次に、顔認証サーバ80への要注意人物MBの登録が行われると、監視カメラシステム60は、要注意人物MBを最後に捕捉した監視カメラ61の位置の情報を取得する(S802)。監視カメラシステム60は、イベントコード(「105」)「不審者情報」を選択し(S803)、管理サーバ32にイベントコード(「105」)、顔や風貌等の画像又は動画及び監視カメラ61の位置の情報を送信すると共に報知を行う(S804)。
管理サーバ32は、ログインしている全てのSIPクライアント36・37の情報を取得し(S805)、全てのSIPクライアント36・37に、SIPクライアント36・37の位置の情報を取得するため電波強度のデータを要求する(S806)。各SIPクライアント36・37は、電波強度を測定し(S807)、管理サーバ32に電波強度と接続されているアクセスポイントの番号を送信する(S808)。管理サーバ32は、監視カメラ61の位置情報と要注意人物MBの位置とSIPクライアントの位置情報からSIPクライアント36・37と要注意人物MBの位置や距離を演算する(S809)。管理サーバ32は、これら情報をDBサーバ25のデータベースに保存し(S810)、全SIPクライアント36・37にアラーム情報として文字で「不審者情報」等で表示し、画像又は動画を送信する(S811)。
図53は、携帯端末装置40の表示画面43に、SIPクライアント36が表示したアラーム情報の例である。
アラーム情報詳細画面3901・3910は、アラーム情報一覧画面380(図31)から詳細画面へと遷移した図を表している。そして、詳細画面に遷移したアラーム情報詳細画面3901(図53(A))が最初に表示され、所定時間経過後に自動的にアラーム情報詳細画面3910(図53(B))に切り替わる。
アラーム情報詳細画面3901は、不審者情報が配信された時間を表す配信日時表示3902が設けられている。アラーム情報詳細画面3901の中央には、顔認証サーバ80若しくは監視カメラシステム60が捕捉した顔の画像又は風貌が表示される顔画像表示部3903が設けられている。また画像だけでなく動画に切替えることができるように切替ボタン3904が設けられている。顔画像表示部3903の上部には画像を捕えたカメラの位置番号3905が表示されている。アラーム情報詳細画面3901の下方には、SIPクライアント36と、監視カメラシステム60が要注意人物MBを最後に捕捉した位置又はカメラ位置からの距離を表示する距離表示部3906が設けられている。
距離表示部3906は、図形や文字や色によって距離を表現している。例えば、距離表示部3906の色が赤ければ近い状態を表現し、青であれば遠い状態を表現している。また、遠近と表示された間の図形の斜線が、どちらかに近ければその遠近を表現している。上述した顔画像表示部3903の囲われている四角の図形の色によって遠近の距離を表現しても良い。更に、距離を数値で表現しても良い。
アラーム情報詳細画面3910は、遊技場1のレイアウトが表現されており、要注意人物MBの位置が表示されている。要注意人物MBは、3コースの通路に居ることが表示され、SIPクライアント36の位置がMSで表現されている。また、要注意人物MBを捕捉したカメラの位置(CH3)も表現されている。アラーム情報詳細画面3910は、捕捉したカメラの位置(CH3)を表示することで、送られた画像がどのような状態で撮像されたのかを認識できるため、従業員MSは状況を的確に把握することができる。
以上のような構成によって、正確な情報を従業員MSに通知することで、要注意人物MBの顔や風貌等の画像の情報を携帯端末装置40の表示画面43で確認しながら移動することができるので、迅速に要注意人物MBの把握を行いながら現場に駆けつけることができる。また、要注意人物MBとの位置や距離等の情報によって、要注意人物MBに近い従業員MSに注意喚起を促すことができる。また、動画による報知も可能であるため、トラブルの状況を画像よりも明確に把握することができ、更に迅速に対応が可能となる。
尚、レイアウトの表示は、リアルタイムに双方向通信を行うことで、停止画像だけでなくリアルタイムに要注意人物MB及び従業員MS(クライアント36)の移動を表現するようにしても良い。
(携帯端末装置の構造)
本システムに使用される携帯端末装置40について説明する。携帯端末装置40、携帯端末装置40を収めるホルダー58及び携帯端末装置40に接続されるマイクロホン51を備えたイヤホン装置50を図54乃至図57を参照して説明する。
図54は、外部入力装置としてマイクロホン装置50を装着した携帯端末装置40の斜視図である。図55は、表示画面43が設けられている携帯端末装置40の斜視図である。図56は、ホルダー58に携帯端末装置40とバッテリー57を装着した状態を示す斜視図である。図57は、予備バッテリー57を接続した携帯端末装置40の回路の構成を示すブロック図である。
携帯端末装置40の側面に、マイクロホン装置50をジャック端子53のマイク配線55によって電気的に接続している。マイクロホン装置50は、ジャック端子53の先に、マイク51が設けられており、通話スイッチ54(第1スイッチ)を押し続けている間は、発話が可能である。また、マイクロホン装置50は、耳に装着できるよう耳の形状に近似したイヤホン52が接続されている。
また、携帯端末装置40は、カメラ41が設けられており、カメラ41は、アクセスポイントの設定のための識別番号197の撮影、管理エリア2への配信のための機器の状態の撮影及びゴト行為が行われた際の証拠の撮影等に使用される。カメラ41は、静止画だけでなく動画の撮影にも使用可能である。カメラ41が設けられている反対面には、アラーム情報を表示する表示画面43が設けられている。
携帯端末装置40の側面には、マイクロホン装置50の発話スイッチ54が壊れた場合にも、携帯端末装置40から発話が可能なように、ボタンを押し続けている間は発話が可能な発話ボタン44(第2スイッチ)が設けられている。発話ボタン44や発話スイッチ54は、切り忘れ等による発信状態が続かないように、スイッチやボタン等を押している間だけ発話が可能となっている。また、携帯端末装置40の側面には、ロック画面320以外の時に、使用が可能な表示画面43の送り又は戻りを操作する送りボタン47及び戻り
ボタンが設けられている。
携帯端末装置40は、腰ベルトや腕に取り付けられるホルダー58に装着されている。ホルダー58の前方には予備バッテリー57が設けられているが、携帯端末装置40のカメラ41のレンズ48が遮蔽されない位置に予備バッテリー57が設けられている。このような位置に携帯端末装置40のカメラ41のレンズ48と予備バッテリー57を配置することによって、予備バッテリー57を外さなくともカメラ41による撮影が可能であり、迅速に動画や画像の撮影が可能である。このようにして、ゴト等の緊急事態が発生しても、動画や画像の撮影が迅速に行うことができ、遊技場でのトラブルに対して、他の従業員への報知を迅速に行うことができる。
図57は、携帯端末装置40の回路構成を示すブロック図である。携帯端末装置40は、CPU4041によって各モジュールを駆動している。携帯端末装置40は、タッチセンサモジュールを搭載したタッチパネル式の液晶画面の表示画面43や、カメラ41を駆動するカメラモジュール4046を設けている。また、アンテナ4049と接続され無線通信回線を駆動する無線通信モジュール4048と、イヤホン装置50と接続するジャック端子53に接続するマイクモジュール53及び内蔵されたバッテリー4045と接続されたシステム電源4047が設けられている。
ホルダー58に接続された予備バッテリー57は、システム電源4047と接続されており、グールプ通話等に代表されるインカムとしての機能を持続できるような電池容量を備えている。予備バッテリー57によって、遊技場の営業中は勿論、閉店後であってもバッテリーが切れないようになっている。携帯端末装置40は、メモリ4042にアラーム情報を表示するアラーム受信プログラム46、通話を行うIP電話端末プログラム45及びSIPクライアントソフト36が保存されている。また、図示しない外部端子によってUSBメモリでのデータ移行も可能である。
(技術的特徴)
以下に本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
<第1の特徴点>
遊技機を設置した遊技場に使用される遊技場用システムであって、遊技場に設置されている機器(例えば主に、パチンコ機P、スロット機S、島設装置HSに設けられる機器(玉貸し機PT、メダル貸し機CT、計数器JC等))の状態を管理する遊技機管理手段(例えば主に、ホールコンピュータ90、監視カメラシステム60、顔認証システム80の何れかを含む)と、携帯が可能であって遊技場内で無線通信回線(例えば主に、無線ルータ5、LANケーブルに代表されるルータ配線6)によって通話を行う携帯端末手段(例えば主に、携帯端末装置40)と、を備え、前記遊技機管理手段は、前記機器から異常を検知したとき異常信号(例えば主に、イベントコードや機器からの異常信号)を送信する異常信号送信手段(例えば主に、ホールコンピュータ90からアラームサーバ27への信号、監視カメラシステム60からVMC指令プログラム28への信号、S601、S701、)を備え、前記遊技機管理手段から前記異常信号を受信すると異常の種別に応じた内容のアラーム情報(例えば主に、テキスト表示、画像表示及び音声にて報知される情報)に変換し(例えば主に、通信サーバ10(管理サーバ32、管理ツール33、DBサーバ25)、150〜158、S400、S500)、前記アラーム情報を前記無線通信回線と同一の回線を使用して前記携帯端末手段へ送信する情報通信手段(例えば主に、通信サーバ10(インカム用サーバ21、SIPサーバ35、管理サーバ32)、S400)を備え、前記携帯端末手段は、受信した前記アラーム情報を前記携帯端末手段の画面に表示する情報表示手段(例えば主に、表示画面43、SIPクライアント36、アラーム受信表示プログラム46、アラーム情報一覧画面380、アラーム情報詳細画面390・390
1・3910)を備えたこと特徴とする。
以上の特徴により、従業員へ迅速に詳細な情報を携帯端末装置の画面上に送信することができ、従業員は通話をしながらも画面上で詳細な情報を確認することができる。更に、通話では確認し難い情報を、画面上で後からでも確認することができる。また、通話及びデータの伝送の回線を同一とすることで、通話及びデータの伝送に関するセキュリティを同時に行うことができ、また通話及びデータの伝送に関するセキュリティは、同じレベルでのセキュリティの高さを実現することができる。
<第2の特徴点>
前記情報通信手段は、前記アラーム情報の内容をテキストデータから音声データへと変換し、前記音声データを前記携帯端末手段へ配信する処理(例えば主に、S500)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、遊技機に関する異常等の情報を、自動で音声に変換できるため、従業員へ音声によって迅速に配信することができる。
<第3の特徴点>
前記情報通信手段は、前記携帯端末手段の前記無線通信回線の設定に使用する設定情報を含んだ識別番号(例えば主に、197a、197b)を表示する識別番号表示手段(例えば主に、識別番号表示画面195、識別番号が印刷された紙面)を備え、前記携帯端末手段は、前記携帯端末手段に搭載するカメラ(例えば主に、カメラ41)を使用し前記識別番号表示手段を撮影する動作に基づいて、前記無線通信回線にアクセスする設定を自動で設定(例えば主に、識別番号読取画面370で読み取ってSIPクライアント36で自動的に携帯端末装置40に設定)し、前記無線通信回線は、前記携帯端末手段の前記識別番号が登録されている情報と合致したときに前記携帯端末手段との回線の使用を許可し(例えば主に、無線ルータ5におけるSSIDと暗号化キーによるアクセス設定)、前記携帯端末手段の通話及び通信を可能とすることを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
以上の特徴により、携帯端末装置の設定が容易になると共に、暗号化キー等の設定が従業員に知られることなく携帯端末装置の設定ができるので、セキュリティを高めることが可能である。
<第4の特徴点>
前記無線通信回線は、暗号化されたデータを送受信する暗号化手段(例えば主に、無線ルータ5におけるSSIDと暗号化キーによるアクセス設定)を備えていることを特徴とする。
以上の特徴により、セキュリティを高めることが可能である。
<第5の特徴点>
前記携帯端末手段は、搭載するカメラで撮像した動画又は画像を、前記無線通信回線を介して前記情報通信手段又は他の前記携帯端末手段に送信する画像送信手段(例えば主に、アラーム受信表示プログラム46、インカム用サーバ21)を備えたこと特徴とする。
以上の特徴により、撮影した画像や動画は、ゴトや来店客とのトラブルが発生したときの証拠として使用が可能である。また、機器のトラブルの場合には、管理エリアに画像を送り、故障の原因を究明や、遠隔により故障の対処も可能となる。
<第6の特徴点>
前記情報表示手段は、前記アラーム情報を既読であるか未読であるかの状態を表示する状態表示手段(例えば主に、情報表示欄312、メッセージ確認欄325)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、従業員は、確認していない情報があることを知ることができ、正確に情報を得ることができる。
<第7の特徴点>
遊技機の扉の開閉を要求した前記携帯端末手段に対して、その遊技機の開閉を報知するアラーム情報の配信を除外する処理(例えば主に、S701〜S703の処理)を行うことを特徴とする。
以上の特徴により、遊技機の開閉を要求した従業員に改めて報知する必要はないため、無駄な配信や誤解を招くような情報の配信を避けることができる。
<第8の特徴点>
前記情報通信手段は、前記携帯端末手段から遊技機の扉の閉塞状態の解放の要求がない状態で、遊技機の扉が解放された場合に、不正な扉の解放であることを示す前記アラーム情報への書き替えを行って前記携帯端末手段に送信する処理(例えば主に、S701〜S704の処理、S705〜S400・S500の処理)を行うことを特徴とする。
以上の特徴により、遊技機の不正な開閉を素早く簡単に検知することができると共に、迅速に遊技機の不正な開閉を従業員に報知することが可能となる。
<第9の特徴点>
前記遊技機管理手段は、遊技場の状態を監視カメラによって監視する監視カメラ手段(例えば主に、監視カメラシステム60)と、前記監視カメラ手段によって来店客を撮像した映像から要注意人物の顔又は風貌を特定する人物特定手段(例えば主に、顔認証サーバ80、S900の処理、)と、前記人物特定手段で特定した要注意人物を捕捉した画像又は動画を含んだ人物特定情報を添付した前記アラーム情報(例えば主に、S802〜S811の処理)と、を備え、前記携帯端末手段は、前記人物特定情報を表示する前記情報表示手段(例えば主に、顔画像表示部3903)を備えていることを特徴とする
以上の特徴により、正確な情報を従業員に報知することで、要注意人物の顔や風貌等の画像の情報を携帯端末装置の表示画面で確認しながら移動することができるので、従業員は迅速に要注意人物の把握を行いながら現場に駆けつけることができる。
<第10の特徴点>
前記人物特定情報を撮像した前記監視カメラの位置を表示する前記情報表示手段(例えば主に、位置番号3905)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、捕捉したカメラの位置を表示することで、送られた画像がどのような状態で撮像されたのかを認識できるため、従業員は状況を的確に把握することができる。
<第11の特徴点>
前記表示画面に前記携帯端末手段と前記要注意人物との距離を文字情報又は色情報によって表示する前記情報表示手段(例えば主に、距離表示部3906、顔画像表示部3903の四角図形、S802〜S811の処理)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、要注意人物との位置や距離等の情報によって、要注意人物に近い従業員に注意喚起を促すことができる。
<第12の特徴点>
遊技場のレイアウトを表示すると共に、遊技機が設置してある通路が記号で表示され、前記要注意人物が居る通路の記号が他の通路と異なる態様で表示する前記情報表示手段(例えば主に、アラーム情報詳細画面3910、S802〜S811の処理)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、要注意人物との位置や距離等の情報によって、要注意人物に近い従業員に注意喚起を促すことができる。
<第13の特徴点>
前記人物特定手段は、画像に含まれる顔を認識し、認識した顔画像と前記人物特定手段に予め保存される顔画像との照合を、認識した顔の数に応じて繰り返し行う顔画像照合手段(例えば主に、S904〜S906の処理)を備えたことを特徴とする。
特定した要注意人物を中心に1つの画像から複数の顔を認識することによって、ゴト師が集団で来店した場合であっても、要注意人物の一人からその他のゴト師を認識することが可能となり、即座にゴト師の集団を認知することができる。そのため、アラーム情報によってゴト集団が存在することを迅速に従業員へ報知することが可能となる。
(上記に記載した実施形態から考えられるその他の技術的特徴)
以下に本実施形態から考えられる他の技術的特徴として、携帯端末装置の技術的特徴を示す。本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
<第1の特徴点>
遊技機を設置した遊技場に使用され、無線通信回線(例えば主に、無線ルータ5、LANケーブルに代表されるルータ配線6)によって相互に通話を行う携帯端末装置(例えば主に、携帯端末装置40)であって、前記無線通信回線を使用して遊技場内の異常の状態を表示可能な表示画面(例えば主に、表示画面43)と、前記携帯端末装置の本体に内蔵される蓄電池(例えば主に、バッテリー4045)とは異なる予備の予備蓄電池(予備バッテリー57)と、前記携帯端末装置と前記予備蓄電池とを並列して収納するホルダー(例えば主に、ホルダー58)と、を備え、前記予備蓄電池は、前記携帯端末装置のカメラ(例えば主に、カメラ41)のレンズ(例えば主に、レンズ48)の前方であって、前記レンズを遮蔽しない位置に配置されていることを特徴とする。
以上の特徴によって、予備蓄電池を外さなくとも携帯端末装置のカメラによる撮影が可能であり、従業員は他の従業員へ動画や画像により迅速に状況を知らせることができる。
<第2の特徴点>
次に、マイクとヘッドホーン及び通話中に使用する第1のスイッチと(例えば主に、発話スイッチ54)、これら配線が一体に設けられた電気的な接続端子(例えば主に、ジャック端子53)と、を設けた外部入力装置(例えば主に、マイクロホン装置50)を備え、前記携帯端末装置の本体側面には、前記接続端子の信号を入力するジャック端子と、通話中に使用する第2のスイッチ(例えば主に、発話ボタン44)とを備えていることを特徴とする。
以上の特徴によって、携帯端末装置の側面の第2のスイッチは、第1スイッチが壊れた場合においても、携帯端末装置から迅速に発話が可能となる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施の形態で示すように、ゲームセンターやカジノ等の本実施形態の遊技機や本遊技機と似た営業を行う施設についても適用が可能である。
1…遊技場、2…管理エリア、3…遊技エリア、5…無線ルータ、
10…通信サーバ、13…モニタ画面、32…管理サーバ、33…管理ツール、
35…SIPサーバ、36・37…SIPクライアント、
46…アラーム受信表示プログラム、40…携帯端末装置、43…表示画面、
60…監視カメラシステム、80…顔認証システム、
90…ホールコンピュータシステム、380…アラーム情報一覧画面、
390…アラーム情報詳細画面、P…パチンコ機、S…スロット機。

Claims (5)

  1. 遊技機を設置した遊技場に使用される遊技場用システムであって、 遊技場に設置されている機器の状態を管理する遊技機管理手段と、
    携帯が可能であって遊技場内に設置された無線通信回線によって通話を行う携帯端末手段と、を備え 、
    前記遊技機管理手段は、
    前記遊技機管理手段から異常信号を受信すると異常の種別に応じた内容のアラーム情報に変換し、前記アラーム情報を前記無線通信回線と同一の回線を使用して、前記携帯端末手段へ送信する情報通信手段と、
    前記機器から異常を検知したとき異常信号を送信する異常信号送信手段と、
    前記遊技場の状態を監視カメラによって監視する監視カメラ手段と、
    前記監視カメラ手段によって来店客を撮像した映像から要注意人物の顔又は風貌を特定する人物特定手段と、
    録画した日時を示すコマンドデータから録画した画像データを取出し、前記要注意人物を照合する顔画像照合手段と、
    前記人物特定手段で特定した要注意人物を捕捉した画像又は動画を含んだ人物特定情報を添付した前記アラーム情報と、を備え、
    前記情報通信手段は、
    遊技機の種別毎の設置場所に区分けを一つのグループとし、又は遊技機の異常の種別に応じた内容の前記アラーム情報に応じて区分けを一つのグループとし、予め複数の前記携帯端末手段を前記グループに登録するグループ設定手段と、
    前記グループ設定手段により設定された前記グループの単位で同時に複数の前記携帯端末手段と通話が可能なグループ通話手段と、を備え、
    前記携帯端末手段は、受信した前記アラーム情報を前記携帯端末手段の表示画面に表示する情報表示手段と、前記人物特定情報を表示する前記情報表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記人物特定情報を撮像した前記監視カメラの位置を表示する前記情報表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。
  3. 前記表示画面に前記携帯端末手段と前記要注意人物との距離を文字情報又は色情報によって表示する前記情報表示手段を備えたことを特徴とする請求項1及び請求項2の何れか一項に記載の遊技場用システム。
  4. 遊技場のレイアウトを表示すると共に、遊技機が設置してある通路が記号で表示され、前記要注意人物が居る通路の記号が他の通路と異なる態様で表示する前記情報表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の遊技場用システム。
  5. 前記人物特定手段は、画像に含まれる顔を認識し、認識した顔画像と前記人物特定手段に予め保存される顔画像との照合を、認識した顔の数に応じて繰り返し行う前記顔画像照合手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の遊技場用システム。
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