JP2005080879A - カード処理システム、携帯端末及びカード処理装置 - Google Patents

カード処理システム、携帯端末及びカード処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カード処理装置内に貯留されているカードを取り出したり、又はカード処理装置内にカードを貯留しておく際に、簡単操作で効率的に作業ができるようにする。
【解決手段】 カードの有価価値情報に基づいて取引処理を行うサンド2に、リーダライタ272と、貯留部273を設け、携帯端末4からメンテナンスモード設定信号により、制御ユニット28がメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード中に携帯端末4からカード5の排出又は補充指示がされた場合、リーダライタ272に対してカード搬送装置271により排出又は補充されるカード5に記憶されている有価価値情報の読取を禁止するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カードの有価価値情報に基づいて所定の取引処理を行うシステムに適用可能な技術であって、特に、遊技媒体の貸出を行う遊技媒体貸出装置及びこれを利用したシステムに好適なものである。
近年、遊技客が離席せずにプリペイドカードに有価価値情報を記録することができる台間入金方式のプリペイドカード式台間遊技媒体貸出装置(以下、単に「入金サンド」という。)が普及している。この入金サンドには、現金処理装置が搭載されており、これにより顧客は遊技台の前に着席しながら入金することで、搭載されている現金処理装置及びリーダライタによりプリペイドカードの発行を受けて遊技が行えるようになっている。
また従来、挿入されたカードに記録された有価価値を遊技客が使切った場合、サンドは、次回の入金に備えるためリーダライタ内に一時的にカードを保留していた。この状態で新たなカードを挿入するためには一旦サンドの「返却ボタン」を押すことによりリーダライタに保持されていたカードを機体内部に回収させる必要がある。
このように挿入したカードがサンドから取り出されると、次に処理すべきカードがサンド内に無くなるため、一時的に入金が不可能となっていた。このような場合に、遊技客が入金を希望する場合には、遊技場の係員を呼び、新たなカードを挿入してもらう必要があった。
このような煩雑さを解消するため、リサイクル方式の入金サンドには、遊技客の台移動等により、新たなカードが入ってきた場合に、自身で保持しておいた次回発券用のカードを一旦内部の貯留部に貯留しておき、挿入されてきたカードが返却されれば、貯留部から1枚リーダライタにカードを戻す機能を有し、返却されずに価値を使い切れば、挿入されてきたカードがリーダライタに残って貯留されるという動作をすることが可能な機能を有するものが提案されている。
この一例としては、機器の内部にカード処理ユニットを設け、このカード処理ユニットがプリペイドカードに対する価値情報の書き込みを行うカード処理部と、プリペイドカードをカード搬送方向と直交する上下方向へ個別に積層して収納する複数の室を有するカード収納部を備え、カード発行指示に応じていずれかの室のカードを搬送して発行処理を行い、また空き室に使用済みカードを収納するようにしたものがある(例えば、特許文献1)。
また、別の例として、貨幣挿入により、収納部よりプリペイドカードを搬出して金額情報を書き込んで発行すると共に、遊技媒体の貸出が行われた後にこのプリペイドカードを収納部に回収するものがある(例えば、特許文献2)。
特開2000−276633号公報 特開2002−224415号公報
しかし、上記のような入金サンドにおいては、係員の操作回数自体は減らすことができるが、その内部に価値を使い切ったカードを貯留しつづける必要がある。そのため、貯留されているカードの総枚数が貯留部の許容限度枚数に到達してしまうことがあり、このような場合には、遊技機を開けてサンドのロック機構を外して内部の貯留部の蓋を開けて複数のカードを取り出すという煩雑な作業を行う必要があった。
また、この作業をなるべく行わないようにするため、貯留部の大きさを大きくすると、今度はサンド自体の大きさが大型化してしまったり、またコストも高くなるなどの問題があった。
また、逆に貯留部に保持されていたカードが全て使用され空になった場合、貯留部にカードを補充しなければならないが、この場合もカードが一度リーダライタを通過しないと貯留部に搬送されないため、1枚挿入する都度カードに記録された情報をチェックしていたのでは効率的ではないという問題があった。
また、サンドにエラーが発生した場合、一般的には、サンドのハードリセットが行われているが、従来のサンドにおいて電源をリセットする場合、遊技機の裏側に配置された電源部で処置を行わなければならなかった。そのため、係員はその都度まず遊技機を開けてその裏側にある電源部を操作するという煩雑な仕事を行う必要があった。
また、その際に復帰後の処理を行うため、サンドの記憶部に記憶された履歴を確認する必要が有るが、この確認用の操作ボタンは、遊技客が利用する金額設定ボタンと併用していることが多く、機体前面に存在するため、エラー時の処理がさらに複雑になるという問題があった。
本発明は、上記課題及び問題点を解決するためになされたものであって、カード処理装置内に貯留されているカードを取り出したり、又はカード処理装置内にカードを貯留する際に、簡単かつ効率的に作業ができる仕組みを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するため、本発明の一の観点にかかるカード処理システムは、携帯端末と、この携帯端末と通信可能に構成されると共に利用者の保持するカードの有価価値情報に基づいて所定の取引処理を行うカード処理装置とから構成されたシステムであって、上記携帯端末は、操作者からのメンテナンスモード設定及び、カード排出又はカード補充の操作指示入力を受け付ける操作指示入力手段と、受け付けた操作指示に応じて、メンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を生成する信号生成手段と、生成された信号を上記カード処理装置に対して送信する送信手段とを有し、上記カード処理装置は、少なくとも1枚のカードを貯留可能な貯留部と、上記貯留部とカードの挿入排出口との間でカードを搬送する搬送装置と、上記搬送装置の搬送路中に設けられ、搬送されるカードに記憶されている有価価値情報を含むカード情報の読み書きを行うリーダライタと、上記携帯端末から送信されたメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信する受信手段と、上記メンテナンスモード設定信号を受信することによりメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記搬送装置を駆動して上記貯留部からカードを排出し又は、補充されたカードを上記貯留部に収納する制御手段とを有することを特徴とする。
上記制御手段は、上記カードを排出又は補充する際に、上記リーダライタに対して上記排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止するようにしてもよい。
また、上記カード処理装置は、上記カード情報の認証を行う管理コンピュータと通信可能に構成されており、上記制御手段は、メンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記管理コンピュータに対して上記搬送装置により排出又は補充されるカードのカード情報の認証要求を行わないようにしてもよい。
本発明の一の観点にかかる携帯端末は、カードに記憶された有価価値情報に基づいて所定の取引処理を行うと共に、メンテナンスモード設定信号に基づいてメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード中に携帯端末からカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信することにより、カード搬送装置を駆動させることにより貯留部内のカード排出又はカード補充処理を行うカード処理装置と無線により通信可能な端末であって、操作者からのメンテナンスモード設定、カード排出、カード補充のうちのいずれかの指示の入力を受け付ける操作指示入力手段と、上記操作指示入力手段により入力された指示が、メンテナンスモード設定、カード排出、カード補充のうちのいずれの指示であるかを検知する検知手段と、上記検知手段が検知した指示内容に応じて、上記カード処理装置をメンテナンスモードに設定するためのメンテナンスモード設定信号を生成すると共に、メンテナンスモード中のカード処理装置に対して、カードを排出させるカード排出指示信号又は、カードを補充させるカード補充指示信号を生成する信号生成手段と、上記生成された信号を無線通信を介して、上記カード処理装置に対して送信する送信手段とを有することを特徴とする。
また、上記カード排出指示信号又は、カード補充指示信号により、上記カード処理装置に対して、上記カードを排出又は補充する際に、上記リーダライタに対して上記排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止させるようにしてもよい。
また、上記メンテナンスモード設定信号により、上記カード処理装置に対して、そのカード枚数計数手段により検知された貯留部内に保持されているカードの枚数を所定のディスプレイに出力表示させるようにしてもよい。
また、上記カード補充又はカード排出指示信号により、上記カード処理装置に対して、予め所定の記憶手段に記憶されている貯留枚数になるまで搬送装置を連続して駆動して、カードを補充又は排出させるようにしてもよい。
また、上記カード処理装置は、リセット信号により制御プログラムを再起動してリセット処理を行うようになっており、上記操作指示入力手段は、操作者からリセット指示の入力を更に受け付け、上記検知手段が、リセット指示が入力されたことを検知し、上記信号生成手段は、リセット指示が検知されることによりリセット信号を生成し、上記送信手段は、生成されたリセット信号を上記カード処理装置に送信することにより、上記カード処理装置に対してリセット処理させるようにしてもよい。
また、上記カード処理装置は、カードによる取引履歴情報を記憶する記憶手段と、携帯端末からの取引履歴表示指示信号により上記記憶手段に記憶されている取引履歴情報を所定のディスプレイに出力する出力手段を有し、上記操作入力手段は、取引履歴表示指示入力をさらに受け付け、上記検知手段は、取引履歴表示指示を検知し、上記信号生成手段は、取引履歴表示信号を生成するようにしてもよい。
また、上記検知手段により、メンテナンスモード設定指示がされたことを検知することによりメンテナンスモードに設定されたことを周囲に報知する報知手段を更に有してもよい。
本発明の一の観点にかかるカード処理装置は、操作者からのメンテナンスモード設定及び、カード排出又はカード補充の操作指示入力を受け付け、受け付けた操作指示に応じてメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を生成して送信する携帯端末と通信可能に構成され、カードの有価価値情報に基づいて所定の処理を行う装置であって、少なくとも1枚のカードを貯留可能な貯留部と、上記貯留部とカードの挿入排出口との間でカードを搬送する搬送装置と、上記搬送装置の搬送路中に設けられ、搬送されるカードに記憶されているカード情報の読み書きを行うリーダライタと、上記携帯端末から送信されたメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信する受信手段と、メンテナンスモード設定信号を受信することによりメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記搬送装置を駆動して上記貯留部からカードを排出又は補充されたカードを上記貯留部に収納する制御手段とを有することを特徴とする。
また、上記制御手段は、上記カードを排出又は補充する際に、上記リーダライタに対して上記排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止するようにしてもよい。
以下、図面を参照して本発明にかかるカード処理システム、携帯端末及びカード処理装置を遊技システムに適用したシステムの一形態について説明する。
図1に本発明を適用したシステムの一例を示す。図1において、本システムは、複数の遊技台1と、遊技台1に隣接して設けられた複数のサンド2と、遊技場内のサンド2と光無線などの通信を介して接続可能に構成された管理コンピュータ3と、サンド1と赤外線などの無線により通信可能に構成された携帯端末4と、サンド1により遊技媒体の貸出を受けるための有価価値情報を記憶したカード5から構成されている。
遊技台1は、サンド2により貸し出された遊技媒体としてのパチンコ玉などを用いて遊技を実行する装置である。
この遊技台1は、図2に示すように、従業員等を呼び出すための呼出ボタン11、玉貸ボタン12、玉貸ボタンランプ13、残度数表示部14などが設けられている。この遊技台1はサンド2と電気的に接続されており、遊技客により呼出ボタン11、玉貸ボタン12が操作されることによりその信号がサンド2に通知され、サンド2からの信号により玉貸ボタンランプ13が点灯したり、残度数表示部14にカード5の残度数が表示されるようになっている。
管理コンピュータ3は、遊技場内で使用されているカードの有価価値情報等を管理するためのコンピュータである。
この管理コンピュータ3は、サンド2から光無線等を介して送信されたカード5の発行、消費に関する情報を受信して、管理コンピュータ3の記憶装置に記憶することができる。
また、管理コンピュータ3は、遊技客が遊技を行うことができる運用モードのサンド2から、カードのID、カードの有価価値情報などのカード情報を含む認証要求に基づいて、このカード情報の認証処理を行うことができる。この認証処理は、例えば、管理コンピュータ3が、記憶装置に記憶していたカードID及び有価価値情報に基づいて、今回の使用有価価値情報と、これを差し引いた後の更新後の有価価値情報を計算して、その更新後の有価価値情報が管理コンピュータ3で保持しているデータと一致するかのチェックなどを行うことができるようになっている。
カード5は遊技媒体貸出のための有価価値情報等のカード情報を記憶した記憶媒体である。このカード5は、カード5を識別するためのID、発行された店舗を識別する店舗ID、遊技媒体貸出のための有価価値情報としての金額又は貸出可能な遊技媒体数などの情報、その他のチェックコードなどのカード情報を記憶することができるようになっている。このカード5としては磁気カード、ICカード(接触、非接触)、オプティカルカード、或いはこれらのハイブリッドカードなどにより構成することができる。
サンド2は本発明にかかるカード処理装置を構成する。このサンド2は、図2又は図3に示すようように、現金処理ユニット21、受信部22、警報ランプ23、ディスプレイ24、カード挿入ランプ25、返却ボタン26、カード処理ユニット27、制御ユニット28が設けられている。
現金処理ユニット21は、カード5を発行する際等に、現金挿入口21aから挿入された現金の真贋や金額の判別処理を行う。なお、この現金は貨幣又は紙幣、あるいはどちらも受け付け可能なものであってもよい。
受信部22は、携帯端末4からの赤外線等の信号を受信するための受信部であり、赤外線の受信装置により構成することができる。
警報ランプ23は、サンド2の故障などを知らせるためのランプである。この警報ランプ23は、例えば、LEDなどの所定の発光素子により構成することができる。
ディスプレイ24は、所定のメッセージを出力するものである。このディスプレイ24は、液晶ディスプレイなどにより構成することができ、サンド2にエラーが発生した時のエラーコードや、サンド2内に貯留されているカード枚数などの情報を出力できるようになっている。
カード挿入ランプ25は、カード5がサンド2内に挿入されていることを表すためのランプである。このカード挿入ランプ25は、例えば、カード5がカード処理ユニット27内に取り込まれている状態、即ち、遊技客が遊技を行っており、カード5に対して処理をしているか、処理を行うためにカード5を取り込んで待機している状態のときに点灯するようになっている。
返却ボタン26は、遊技客からのカード5の返却指示の入力を受け付けるためのボタンである。これは、遊技客によりこの返却ボタン26が押圧操作されることにより、カード処理ユニット27が保持していたカードをカード挿排出口27aから排出するようになっている。
カード処理ユニット27は、カード5の処理を行うための装置であり、カード挿排出口27aからカード5を取り込み又は排出するためのカード搬送装置271と、このカード搬送装置271のカード搬送路中に設けられたリーダライタ272と、カード搬送装置271の搬送路の終端側に設けられた貯留部273から構成されている。
カード搬送装置271は、図示しない電源により駆動されるモータと、このモータに駆動される駆動ローラと、搬送路中に所定の個数設けられた従動ローラと、駆動ローラと従動ローラに掛け渡されてカード5を搬送する搬送ベルトから構成される。そして、このモータが回転駆動することにより、駆動ローラ、搬送ベルトを介してカード5を搬送することができるようになっている。
リーダライタ272は、カード5に対してカード情報を読み書きする処理を行う装置である。このリーダライタ272は、カード5に記憶されているID、有価価値情報、店舗コードなどのカード情報を読み取ったり、また玉貸し処理により更新された有価価値情報をカード5に書き込んだりする処理を行うことができる。
貯留部273は、カード5を貯留しておくための貯留部である。この貯留部273には、カード搬送装置271により、遊技客が使い切ったカード5や或いは遊技客に対して発行するカード5を貯留できるようになっている。
また、この貯留部273内には、センサ274が配置されており、これにより貯留部273内に貯留されているカードの枚数を計数することができるようになっている。このセンサ274としては、例えば、光センサ、重量センサなどを用いることができる。
制御ユニット28は、サンド2の現金処理ユニット21、受信部22、警報ランプ23、ディスプレイ24、カード挿入ランプ25、返却ボタン26、カード処理ユニット27などの各機器の動作を制御するものである。
この制御ユニット28は、CPU(Central Processing Unit)及び、CPUが実行するコンピュータプログラム(制御プログラム)及び所定のデータを継続的又は一時的に記憶するROM、RAMなどの内部メモリなどにより構成されている。また、必要に応じて外部記憶装置(例えば、CD−ROMドライブ、MOドライブなど)を含んでもよい。この制御ユニット28は、ROM等に記憶しているコンピュータプログラムを実行することにより上述の各機器を制御することができるようになっている。
制御ユニット28は、遊技客の玉貸ボタン12の操作信号を受けて、カード5に記憶されている範囲内で遊技台1に対して玉貸指示を行う、玉貸し処理を行うことができる。この際、制御ユニット28は、リーダライタ272を制御して、カード5のカード情報を読み取り、管理コンピュータ3に対して認証要求を行うことができる。
また、現金処理ユニット21に現金が挿入されることにより、カード処理ユニット27を制御して、貯留されているカード5に所定の有価価値情報を記憶してカード5を発行する処理を行う。
また、制御ユニット28は、携帯端末4からメンテナンスモード設定信号を受信することによりメンテナンスモードとなり、このメンテナンスモード中に携帯端末4からカード5の排出又は補充指示が通知された場合、リーダライタ272に対して排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止するよう指示する。
また、カードを補充する際には、制御ユニット28は、リーダライタ272を制御して補充されたカードに記憶されている店舗情報を読み取り、読み取った店舗情報がROM等に予め記憶されている当該店舗の店舗コードに適合するか判別し、適合しないカードは排出するなどして補充を拒否するよう制御する処理を行う。
制御ユニット28は、貯留部273に貯留できるカード5の枚数を表す貯留カード枚数(例えば、5枚まで等)を予めROM等に記憶保持しており、センサ274により計数されたカード枚数が、貯留カード枚数に達するまでカード搬送装置271を連続して駆動してカードの排出又は補充処理を行うことができるようになっている。
また、制御ユニット28は、携帯端末4からメンテナンスモード設定指示を受信すると、センサ274により計数されたカード枚数をディスプレイ24に表示させる処理を行う。
制御ユニット28は、携帯端末4からのリセット信号を受信することにより、制御プログラムを再起動して、リセット処理を行うようになっている。
また制御ユニット28は、遊技客のカード5による取引履歴を逐次RAM等のメモリに記憶しておき、携帯端末4から履歴情報表示指示を受け付けて上記メモリに記憶している遊技客の前回の使用金額などの取引履歴をディスプレイ24に表示する処理を行う。
また、サンド2には、通信装置6が取り付けられている。この通信装置6は、サンド2に取り付けられ、制御ユニット28からの指示により管理コンピュータ3との間で所定のデータを通信により送受信する装置である。この通信装置6としては、例えば、光無線送受信装置などを適用することができる。
携帯端末4は、遊技場の従業員がサンド2のメンテナンスを行う場合などに使用するための端末である。この携帯端末4の一例を図4に示す。携帯端末4は、図4に示すように通信部40、本発明の操作指示入力手段としてのメンテナンスボタン41、解除ボタン42、カード排出ボタン43、カード補充ボタン44、リセットボタン45、履歴情報表示ボタン46の各ボタンが設けられている。
通信部40は、上記各ボタンが押圧操作されることにより、サンド2に対して赤外線等により指示信号を送信するものである。
メンテナンスボタン41は、サンド2をメンテナンスモードに設定する指示を入力するためのボタンであり、解除ボタン42はサンド2のメンテナンスモードを解除する指示を入力するためのボタンである。
また、カード排出ボタン43は、サンド2が貯留部273内に保持されているカードを、予め設定されている貯留カード枚数になるまでカードを排出させる指示を入力するためのボタンである。
カード補充ボタン44は、サンド2に対して貯留部273内に貯留されているカード枚数が予め設定されている枚数になるまでカードを取り込ませる指示を入力するためのボタンである。
リセットボタン45は、サンド2に対してリセット処理を行わせる指示を入力するためのボタンである。
履歴情報表示ボタン46は、サンド2がメモリに記憶している遊技客の取引履歴を確認するため、取引金額等の取引履歴をディスプレイ24に表示させるためのボタンである。これにより、例えば、取引中にエラーが発生したカードの前回の取引金額、当該サンド2の位置情報など各種情報を表示させることができ、これによりエラー時の対処が可能となる。
この携帯端末4の機能ブロックを図5に示す。携帯端末4は、図5に示すように、操作入力部401と、制御部402、通信処理部403と、これらに電源を供給する電池などの図示しない電源部から構成されている。
操作入力部401は、上述の各ボタンが押された信号を受け付け、どのボタンが押されたかを検知する処理を行う。
制御部402は、押されたボタンに対応するメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号、カード補充指示信号、リセット信号などの指示信号を生成し、通信処理部403からサンド2に対して当該指示信号を送信する処理を行う。
次に、携帯端末4からの指示により貯留部273に貯留されているカード5を排出する処理について図6を参照して説明する。
図6において、遊技場の従業員があるサンド2に貯留されているカード5を排出する場合、まず当該サンド2の前で携帯端末4のメンテナンスボタン41を押す(S101)。
これにより、操作入力部401を介してメンテナンスボタンが押されたことを検知し、携帯端末4の制御部402がメンテナンスモード設定信号を生成する(S102)。
そして、制御部402は、通信処理部403を制御して生成したメンテナンスモード設定信号を赤外線などによりサンド2へ送信する(S103)。
メンテナンスモード設定信号が送信されると、サンド2は、受信部22によりその信号を受信する(S104)。
信号を受信すると、制御ユニット28は、受信した信号がどの指示を表すかその信号種別を検出し(S105)、メンテナンスモード設定信号である場合には、まず現在のモードが玉貸などが行えるサービス中のモード、即ち通常運用モードである否かチェックする(S106)。
通常運用モードである場合には、制御ユニット28は、このモードをメンテナンスモードに切り替えて、玉貸ボタン12等からの操作の入力を無効として、機能を停止させる(S107)、ディスプレイ24にメンテナンスモードに設定した旨と、貯留部273に現在貯留されているカード枚数を表示する(S108)。
なお、貯留部273に貯留されているカード枚数は、予めセンサ274により計数しておき、RAMなどのメモリに記憶させておき、これを制御ユニット28が読み出して表示させるようにすることができる。
引き続き図7において、ディスプレイ24にサンド2に貯留されているカード枚数が表示されると、従業員がその枚数を見て多いと判断した場合、携帯端末4のカード排出ボタン43を押してカード排出の指示を行うと、操作入力部401がカード排出の指示入力を検知してこれを受け付ける(S109)。
カード排出指示を受け付けると、携帯端末4の制御部402は、カード排出指示信号を生成し、生成した信号を通信処理部403を介してサンド2に対して送信する(S110)。
カード排出指示信号が送信されると、受信部22が当該信号を受信して制御ユニット28に受信した信号を送る(S111)。
制御ユニット28は、受信した信号がカード排出指示信号であると検知すると、リーダライタ272に対してカード5に対するカード情報の読み書きを禁止する旨の信号を送信する(S112)。これにより、リーダライタ272は、通常運用モード切替信号が送信されメンテナンスモードが解除されるまで、カード5に対するリードライト処理が抑制されることとなる。
制御ユニット28は、カード搬送装置271を逆転駆動させ、貯留部273内に貯留されているカード5を1枚取り出し、カード挿排出口27aまで搬送して排出する(S113)。この際、リーダライタ272内を通過するが、リーダライタ272はカード5のカード情報の読み書きが禁止されているため、何らカードに対してアクセスしないままリーダライタ272内を通過することとなる。また、排出されたカード5は、カード挿排出口27aからその一端部が飛び出た形となり、その一端部を摘むことにより抜き取り可能な状態となる。
なお、この際、制御ユニット28は、管理コンピュータ3に対してカード情報の認証要求を行わない。
また、この際、カード挿排出口27aにシャッターが設けられている場合には、同時にこのシャッターを開けるように制御する。
カード挿排出口27a近傍に設けられた図示しないセンサによりカード5が排出されたことを検知すると、制御ユニット28は、RAM等に記憶されていたこれまでのカード枚数を1枚減算してディスプレイ24に表示する(S114)。
この状態で、制御ユニット28は、排出したカード5がカード挿排出口27aから抜き取られたか否かカード5が抜き取られるまで判別処理を繰り替えす(S115)。この判別処理は、カード挿排出口27a近傍に設けられた図示しないセンサによりカード5が抜き取られたか、即ち、待機していたカード5の存在を検知しなくなったか否かを判別することにより処理することができる。
カード5が抜き取られたことを検知すると、制御ユニット28は、現在のカード枚数、即ち1枚排出した後の貯留部273内のカード枚数が、予めRAM等に記憶設定されている貯留カード枚数になったか否か判別する(S116)。
判別の結果、排出後に貯留されているカード枚数が貯留カード枚数ではない、即ちこの枚数を超えていると判別されていた場合には、前述のS113の処理に戻って処理を繰り返す。これにより、連続して貯留部273内のカード排出処理が行える。
また、判別の結果、貯留されているカード枚数が貯留カード枚数に達したと判別されると、制御ユニット28は携帯端末4から通常運用モード切替信号待ち状態となる(S117)。
なお、この際、制御ユニット28がディスプレイ24に貯留部273内のカード枚数が適正枚数に達した旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
この状態で、操作者が解除ボタン42を押下すると、操作入力部401が解除ボタン42の操作入力を検知して受け付け(S118)、制御部402が通常運用モード切替信号を生成して、通信処理部403を介してサンド2へ送信する(S119)。
受信部22が携帯端末4から通常運用モード切替信号を受信すると、制御ユニット28はメンテナンスモードを解除して通常運用モードに設定を変更すると共に、ディスプレイ24にその旨表示して(S120)、メンテナンス処理を終了する。
次に、メンテナンスモード中に、サンド2にカードを補充する際の処理について図8を参照して説明する。
なお、上述のS101〜S108までのメンテナンスモード設定までの処理は上述の図6と同様であるため説明を省略する。
図8において、ディスプレイ24にサンド2に貯留されているカード枚数が表示され、従業員がその枚数を見て少ないと判断した場合、携帯端末4のカード補充ボタン44を押してカード補充の指示を行うと、操作入力部401がカード補充の指示入力を検知して受け付ける(S201)。
カード補充指示を受け付けると、携帯端末4の制御部402は、カード補充指示信号を生成し、生成した信号を通信処理部403を介してサンド2に対して送信する(S202)。
カード補充指示信号が送信されると、受信部22が当該信号を受信して制御ユニット28に受信した信号を送る(S203)。
制御ユニット28は、受信した信号がカード補充指示信号であると検知すると、リーダライタ272に対してカード5に対するカード情報のうち有価価値の読み書きを禁止する旨の信号を送信する(S204)。これにより、リーダライタ272は、通常運用モード切替信号が送信されメンテナンスモードが解除されるまで、カード5に対する有価価値情報についての処理が抑制されることとなる。
制御ユニット28は、この状態でカード挿排出口27aから補充用のカード5が挿入されたか否かの判別処理を、カード5が挿入されるまで繰り返す(S205)。この判別は、制御ユニット28が、カード挿排出口27aの近傍に取り付けられたセンサからカード挿入の検知信号を受信したか否かにより判別できる。
判別の結果、カード挿入が検知された場合には、制御ユニット28は、カード搬送装置271を駆動してカード5をリーダライタ272のところまでに取り込み、リーダライタ272を制御してカード5の固有情報のみ読み取るよう指示する(S206)。
この際読み取る固有情報としては、カードに記憶されている店舗コード、カードIDなどの桁数などのデータのフォーマット情報である。
そして、制御ユニット28は、読み取った固有情報から挿入されたカード5が適正であるか否か判別する(S207)。
この判別処理は、予めサンド2が設置されている店舗コードや、カードID等のデータの桁数などのフォーマット情報をRAM等のメモリに記憶しておき、カード5から読み取った固有情報がメモリに記憶されている情報に合致しているか否か判別することにより行うことができる。
なお、制御ユニット28は、カード固有情報をチェックするだけで、管理コンピュータ3に対して有価価値情報などのカード情報の認証要求を行わない。
判別の結果、挿入されたカード5が適正でないと判別された場合には、制御ユニット28は、カード搬送装置271を逆転駆動して挿入されたカード5をカード挿排出口27aまで排出して(S208)、カードが抜き取られるまで待機し(S209)、カード5が抜き取られたところで前述のS205の処理に戻る。
また、判別の結果、挿入されたカード5が適正であると判別された場合には、制御ユニット28は、カード搬送装置271をさらに駆動して、カード5を貯留部273内まで搬送する(S210)。
そして、制御ユニット28は、RAM等のメモリに記憶していた今までのカード枚数に1加算した補充後の貯留部273内のカード枚数を計算し、これをディスプレイ24に表示する(S211)。
制御ユニット28は、補充後の貯留部273内のカード枚数が、予めROM等に設定記憶されている貯留カード枚数に達したか否か判別する(S212)。
判別の結果、適正枚数に達していない場合には、上述のS205の処理に戻って処理を繰り返す。これにより、連続的にカード補充処理が実行される。
引き続き図9において、判別の結果、適正枚数に達したと判別した場合には、制御ユニット28は、通常運用モード切替信号の入力待ち状態となる(S213)。
なお、この際、制御ユニット28がディスプレイ24に貯留部273内のカード枚数が適正枚数に達した旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
この状態で、操作者が解除ボタン42を押下すると、操作入力部401が解除ボタン42の操作入力を検知して受け付け(S214)、制御部402が通常運用モード切替信号を生成して、通信処理部403を介してサンド2へ送信する(S215)。
受信部22が携帯端末4から通常運用モード切替信号を受信すると、制御ユニット28はメンテナンスモードを解除し、通常運用モードに設定を切り替えて(S216)、メンテナンス処理を終了する。
なお、この際、制御ユニット28はディスプレイ24に通常モードに変更された旨の表示を行ったり、カード補充のため開放していたカード挿排出口27aのシャッタを閉じるなどの処理を行うようにしてもよい。
次に、メンテナンススモードにて、リセット処理を行う際の流れについて図10を参照して説明する。なお、上述のS101〜S108までのメンテナンスモード設定までの処理は上述の図6と同様であるため説明を省略する。
図10において、サンド2が何らかの原因によりダウンしてリセットが必要となった場合、操作者は携帯端末4のリセットボタン45を押下すると、操作入力部401がその操作指示を検知する(S301)。リセットボタン45の操作指示が検知されると、制御部402がリセット信号を生成し、通信処理部403を介してこれをサンド2に対して送信する(S302)。
サンド2の受信部22は、携帯端末4から送信されたリセット信号を受信してこれを制御ユニット28に送る(S303)。
制御ユニット28は、受信した信号がリセット信号であることを検知すると、ROM等に記憶している制御プログラムを再起動し、リセット処理を行う(S304)。
そして、リセットが完了したところで、制御ユニット28は、その旨をディスプレイ24に表示させ(S305)、処理を終了する。
このように、上述の例によれば、玉貸しを行うサンド2に、リーダライタ272と、貯留部273を設け、携帯端末4からメンテナンスモード指示の入力を受け付けると、制御ユニット28がメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード中に携帯端末4からカード5の排出又は補充指示がされた場合、リーダライタ272に対してカード搬送装置271により排出又は補充されるカード5に記憶されている有価価値情報の読取を禁止するようにしたことから、カード5へのアクセス処理が減少し、迅速に処理を行うことができる。即ち、排出又は補充される1枚1枚のカード5に対して有価価値情報の認証処理を行っていたのでは、この処理に相当な時間が掛かってしまうが、リーダライタ272がこの処理を行わないように制御することで、貯留部273にカード5を補充したり、また貯留部273に貯まったカード5を取り出す処理を効率的に行うことができる。
また、これらの操作を1台の携帯端末4により集約して、携帯端末4からサンド2に対して指示を行うようにしたことから、遊技場などの従業員は端末1台を持っていればメンテナンス作業を行うことができ、効率的に作業を行うことができる。また、メンテナンスモードに設定されているときのみ、カード排出、補充の処理をできるようにしたから、遊技客の遊技を妨げることなく、スムーズに作業を行うことができる。
また、制御ユニット28は、メンテナンスモード設定中に携帯端末4からカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信しても、管理コンピュータ3に対してカード情報の認証要求を行わないようにしたことから、管理コンピュータ3との通信トラフィックを減少させることができるし、認証処理に要する時間を節減できるため作業を効率的に行うことができる。
また、メモリに貯留カード枚数情報を予め記憶しておき、カード補充又は排出の際にセンサ274により検出した貯留部273内のカード枚数がこの貯留カード枚数に達するまで、制御ユニット28がカード搬送装置271を連続して駆動してカードの補充又は排出処理を行うようにしたことから、メンテナンスを行う操作者は、特に意識しなくとも予め設定されている貯留カード枚数になるまで、連続的に補充又は排出の処理を行うことができ、作業の効率を更に上げることができる。
また、制御ユニット28は、携帯端末4からメンテナンスモード設定信号を受け付けると、センサ274により計数した貯留部273内のカード枚数をディスプレイ24に表示するようにしたことから、サンド2に対してカード5の排出、補充の指示をする前に、サンド2に貯留されているカードの枚数を確認することができ、カード5の排出や補充が必要なサンド2のみ排出、補充指示を行えばよく、作業効率を更に高くすることができる。
また、サンド2のメモリに店舗コード等の固有情報を記憶しておき、制御ユニット28が携帯端末4から補充指示を受けた場合に、リーダライタ272に対して補充されたカード5に記憶されている店舗コードなどの固有情報を読み取り、読み取った店舗コードがメモリに記憶されている店舗コードに適合するか判別し、適合しないカード5の補充は拒否するようにしたことから、最低限の固有情報のチェックにより、不正なカード5がサンド2に補充され、使用されることを防止できる。
また、携帯端末4からのリセット信号に基づいて、制御ユニット28が制御プログラムを再起動してリセット処理を行うようにしたことから、従来のようにサンド2内部のボタンを操作するなどの面倒な作業を行わなくとも、簡単にリセット処理を行うことができる。
また、サンド2にリセットボタンを設けておくと、いたずらされたりする場合があったが、携帯端末4からこの指示を行うことでこのようなことを防止することができる。
上述のサンド2又は携帯端末4にブザー装置を組み込み、メンテナンスボタン41が押されたことを検知した時に、このブザー装置が鳴動するようにしてもよい。これにより、ブザー音を発することにより、周囲に対してメンテナンスを行っていることを報知することができ、遊技場内での不正な操作と区別することができる。
また、メンテナンスモードであることを継続的に知らせたい場合には、メンテナンスモードに設定された時に、制御ユニット28が作業中であることをディスプレイ24に表示したり、また遊技台1に通知して遊技台1側のディスプレイに継続的に表示させ、解除ボタン42の押下時又はタイマ装置により時間を計測して所定の時間経過した時などに、この表示を中止して復帰するようにしてもよい。併せて、遊技台1の島端にパトランプなどが設けられている場合には、そのパトランプなどを点灯させて表示するようにしてもよい。これにより、他の従業員に対してもメンテナンス中であることが分かり、不正な操作がないよう相互に確認することができる。
上述の例は、サンド2が玉貸しを行う例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メダルなどの他の遊技媒体を貸し出す装置にも適用可能である。
また、携帯端末4の送信部は指向性を有していてもよいし、無指向性でもよい。無指向性とすることにより、例えば、ある島やある範囲にある全てのサンド2に対して一斉にメンテナンスモード設定信号を送信することができ、効率的に作業を行うことができる。
また、この際に、管理コンピュータ3が各サンド2のカード枚数を計数するセンサ274により計数されているカード枚数を一覧で出力させるようにしてもよい。これにより、出力された一覧を参照することで、各サンド2の貯留されているカード枚数を確認できるようになり、効率的に作業を行うことができる。また、管理コンピュータ3からの指示により、各サンド2の貯留カード枚数を設定できるようにしてもよい。
また、制御ユニット28が、リーダライタ272にカード挿入されており、かつ、0円カード挿入時であると判断したときのみ、メンテナンスモード移行可能としてもよい。これにより、例えば、遊技客が遊技中にサンド2をメンテナンスモードとして、遊技を中断させたりすることが無くなり、携帯端末4の誤操作などによるトラブルを防止できる。
上述の実施形態は、遊技場システムに適用した例について説明したが、本発明はこれ以外のカード処理システムにも適用可能である。
上述の実施形態は、本発明の一例を示したものであって、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明にかかかるカード処理システムを遊技システムに適用した一例を示した全体構成図。 サンドが遊技台とともに配置されている状態の一例を示した正面図。 サンドの一例を示した斜視図。 携帯端末の一例を示した斜視図。 携帯端末の機能ブロックの一例を示した機能ブロック図。 メンテナンスモード設定時の処理の流れの一例を示した処理フロー。 カードの排出処理の流れの一例を示した処理フロー。 カードの補充処理の流れの一例を示した処理フロー。 図8に引き続きカードの補充処理の流れの一例を示した処理フロー。 リセット処理の流れの一例を示した処理フロー。
符号の説明
1 遊技台
2 サンド
3 管理コンピュータ
4 携帯端末
5 カード
21 現金処理ユニット
22 受信部
24 ディスプレイ
27 カード処理ユニット
28 制御ユニット
271 カード搬送装置
272 リーダライタ
273 貯留部
274 センサ

Claims (11)

  1. 携帯端末と、この携帯端末と通信可能に構成されると共に利用者の保持するカードの有価価値情報に基づいて所定の取引処理を行うカード処理装置とから構成されたシステムであって、
    上記携帯端末は、
    操作者からのメンテナンスモード設定、カード排出又はカード補充の操作指示入力を受け付ける操作指示入力手段と、
    受け付けた操作指示に応じて、メンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を生成する信号生成手段と、
    生成された信号を上記カード処理装置に対して送信する送信手段と、を有し、
    上記カード処理装置は、
    少なくとも1枚のカードを貯留可能な貯留部と、
    上記貯留部とカードの挿入排出口との間でカードを搬送する搬送装置と、
    上記搬送装置の搬送路中に設けられ、搬送されるカードに記憶されている有価価値情報を含むカード情報の読み書きを行うリーダライタと、
    上記携帯端末から送信されたメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信する受信手段と、
    上記メンテナンスモード設定信号を受信することによりメンテナンスモードに設定され、
    このメンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記搬送装置を駆動させることにより、上記貯留部からカードを排出し又は補充されたカードを上記貯留部に収納する制御手段と、
    を有することを特徴とするカード処理システム。
  2. 上記制御手段は、上記カードを排出又は補充する際に、上記リーダライタに対して上記排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止する、
    請求項1記載のカード処理システム。
  3. 上記カード処理装置は、上記カード情報の認証を行う管理コンピュータと通信可能に構成されており、
    上記制御手段は、メンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記管理コンピュータに対して上記搬送装置により排出又は補充されるカードのカード情報の認証要求を行わない、
    請求項1又は2記載のカード処理システム。
  4. カードに記憶された有価価値情報に基づいて所定の取引処理を行うと共に、メンテナンスモード設定信号に基づいてメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード中に携帯端末からカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信することにより、カード搬送装置を駆動させることにより貯留部内のカード排出又はカード補充処理を行うカード処理装置と無線により通信可能な端末であって、
    操作者からのメンテナンスモード設定、カード排出、カード補充のうちのいずれかの指示の入力を受け付ける操作指示入力手段と、
    上記操作指示入力手段により入力された指示が、メンテナンスモード設定、カード排出、カード補充のうちのいずれの指示であるかを検知する検知手段と、
    上記検知手段が検知した指示内容に応じて、上記カード処理装置をメンテナンスモードに設定するためのメンテナンスモード設定信号を生成すると共に、メンテナンスモード中のカード処理装置に対して、カードを排出させるカード排出指示信号又は、カードを補充させるカード補充指示信号を生成する信号生成手段と、
    上記生成された信号を無線通信を介して、上記カード処理装置に対して送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  5. 上記メンテナンスモード設定信号により、上記カード処理装置に対して、そのカード枚数計数手段により検知された貯留部内に保持されているカードの枚数を所定のディスプレイに出力表示させる、
    請求項4記載の携帯端末。
  6. 上記カード排出指示信号又はカード補充指示信号により、上記カード処理装置に対して、予め所定の記憶手段に記憶されている貯留枚数になるまで搬送装置を連続して駆動させて、カードを排出又は補充させる、
    請求項4又は5に記載の携帯端末。
  7. 上記カード処理装置は、リセット信号により制御プログラムを再起動してリセット処理を行うようになっており、
    上記操作指示入力手段は、操作者からリセット指示の入力を更に受け付け、
    上記検知手段が、リセット指示が入力されたことを検知し、
    上記信号生成手段は、リセット指示が検知されることによりリセット信号を生成し、
    上記送信手段は、生成されたリセット信号を上記カード処理装置に送信することにより、上記カード処理装置に対してリセット処理させる、
    請求項4〜6のいずれかの項に記載の携帯端末。
  8. 上記カード処理装置は、カードによる取引履歴情報を記憶する記憶手段と、携帯端末からの取引履歴表示指示信号により上記記憶手段に記憶されている取引履歴情報を所定のディスプレイに出力する出力手段を有し、
    上記操作指示入力手段は、取引履歴表示指示入力をさらに受け付け、
    上記検知手段は、取引履歴表示指示を検知し、
    上記信号生成手段は、取引履歴表示信号を生成する、
    請求項4〜7のいずれかの項に記載の携帯端末。
  9. 上記検知手段により、メンテナンスモード設定指示がされたことを検知することによりメンテナンスモードに設定されたことを周囲に報知する報知手段を更に有する、
    請求項4〜8のいずれかの項に記載の携帯端末。
  10. 操作者からのメンテナンスモード設定及び、カード排出又はカード補充の操作指示入力を受け付け、受け付けた操作指示に応じてメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を生成して送信する携帯端末と通信可能に構成され、カードの有価価値情報に基づいて所定の処理を行う装置であって、
    少なくとも1枚のカードを貯留可能な貯留部と、
    上記貯留部とカードの挿入排出口との間でカードを搬送する搬送装置と、
    上記搬送装置の搬送路中に設けられ、搬送されるカードに記憶されているカード情報の読み書きを行うリーダライタと、
    上記携帯端末から送信されたメンテナンスモード設定信号、カード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信する受信手段と、
    メンテナンスモード設定信号を受信することによりメンテナンスモードに設定され、このメンテナンスモード設定中にカード排出指示信号又はカード補充指示信号を受信した場合、上記搬送装置を駆動させて上記貯留部からカードを排出又は補充されたカードを上記貯留部に収納する制御手段と、
    を有することを特徴とするカード処理装置。
  11. 上記制御手段は、上記カードを排出又は補充する際に、上記リーダライタに対して上記排出又は補充されるカードに記憶されている有価価値情報の読取を禁止する、
    ことを特徴とする請求項10記載のカード処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125161A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Glory Ltd 遊技システムおよびその記録媒体回収/補充方法
JP2014076330A (ja) * 2013-09-20 2014-05-01 Sankyo Co Ltd 遊技用システム
JP2015091472A (ja) * 2015-02-13 2015-05-14 グローリー株式会社 台間装置
JP2018047178A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 株式会社三共 遊技用装置および遊技用システム

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