JP5309393B2 - 接客異常監視システム - Google Patents

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本発明は、パチンコ機、パチスロ機などの遊技機が設置される遊技場において店員の接客異常を監視する接客異常監視システムに関し、特に、集団で行われる不正行為に対する接客異常を監視する接客異常監視システムに関する。
近年、パチンコ機、パチスロ機などの遊技機が設置される遊技場では、店員同士や店員と管理者のコミュニケーションツールとして、インカム(インターコミュニケーションシステム)と呼ばれる構内無線通信システムが広く利用されている。インカムは、インカム親機と、複数のインカム子機(店員端末装置)からなり、インカム子機では、ヘッドセットを用いたハンズフリーの通話が可能なだけでなく、全てのインカム子機又はグループ化されたインカム子機間で同時通話ができるので、即時性が求められる遊技場のコミュニケーションツールとして好適である。
例えば、特許文献1に示される異常検出システムでは、自システムが管理するいずれかの遊技機において遊技状態の異常を検出すると、遊技機識別情報が含まれる異常検出信号をインカム子機に送信するとともに、店内放送を制限している。
また、特許文献2に示される遊技場管理装置では、遊技機の不適正な電源オン信号を検出すると、不正行為が疑われる遊技機の台番号をインカム子機に送信するようになっている。
このような異常検出システムや遊技場管理装置によれば、不正遊技者に気付かれることなく、不正行為の現場を取り押さえることが可能になる。
特開2002−325944号公報 特開2008−154635号公報
近年、遊技場では、いわゆるキャッチゴトと呼ばれる集団不正行為が発生している。キャッチゴトは、複数のメンバーを含むゴト集団が行う不正行為であり、まず、ゴト集団のあるメンバーが、遊技場の特定エリアで、玉をばらまいたり、難癖をつけることにより、同エリアに配置された複数の店員を長時間にわたって同時に接客状態とする。このとき、同エリアでは、店員が通常のサービスや監視を行えない状態となるので、ゴト集団の他のメンバーが、監視のおろそかになった遊技機に対して不正を働き、不法な利益を得ることが可能となってしまう。
このようなキャッチゴトは、遊技機に対して実際に不正が行われる前に発見し、事前に防止することが望ましいが、特許文献1、2に示されるような異常検出システムや遊技場管理装置では、遊技機における遊技状態の異常や、遊技機の不適正な電源オン信号に応じて、インカム子機に異常を通報するので、キャッチゴトを事前に防止することは困難であった。
また、店員が、対応する客を常に疑うことは、困難であるとともに、たとえキャッチゴトが疑われる客であったとしても、その面前で、インカムを通じて、他の店員や遊技場の管理者に、その旨を伝えることを躊躇することから、抜本的な対策が図れなかった。
また、キャッチゴトを事前に防止する方法としては、遊技場の管理者が、インカムを通じて各店員の接客状態を把握し、キャッチゴトが疑われるエリアを事前に察知するという方法が考えられるが、この方法は、管理者に大きな負担がかかるので、多くの店員を配置した大規模な遊技場では実施が困難であった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、各店員の接客状態を検出し、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定することにより、キャッチゴトを事前に防止することができる接客異常監視システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の接客異常監視システムは、遊技機が配置されるとともに、複数の店員が配置される遊技場における、遊技者と接客する店員の接客異常を監視する接客異常監視システムであって、各店員に携帯され、所定の信号を出力する端末装置と、この信号を受信可能に接続された管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記信号より各店員の接客状態を検出する接客検出手段と、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定する接客異常判定手段と、を備える構成としてある。
本発明によれば、各店員の接客状態を検出し、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定するので、異常な接客状態との判定からキャッチゴトを察知し、遊技機に対する不正行為を事前に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムを構成する管理装置の表示画面における表示例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムを構成する管理装置の表示画面に表示させる異常情報の説明図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムを構成するインカムの構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムを構成するインカムの検出エリアを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムのインカムの内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムの管理装置の表示部に表示された遊技場のエリア別ID情報の説明図である。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムの管理装置で実行される接客異常判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る接客異常監視システムを構成する端末装置の他例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、接客異常監視システムの構成を示すブロック図である。図2の(a)〜(c)は、接客異常監視システムを構成する管理装置の表示画面を示す説明図である。
図1に示す接客異常監視システム1は、複数の遊技機が配置されるとともに、遊技者と接客可能な複数の店員が配置される遊技場における、遊技者と接客する店員の接客異常を監視するように構成されている。
具体的には、接客異常監視システム1は、管理装置10と、遊技機2と接続される台コンピュータ4及び島コンピュータ5と、インカム(構内無線通信システム)6と、音声合成装置7と、監視カメラ8と、録画装置9とを備えて構成されている。
管理装置10は、パチンコ機、パチスロ機などの遊技機2が設置される遊技場において各種の管理を行うコンピュータであって、記憶部11、表示部12、制御部13、通信部(端末装置との通信手段)14などを備えている。
記憶部11は、遊技場における島3や遊技機2のレイアウトを記録したレイアウトマップ情報、遊技機2の稼働状況を記録した稼働情報、遊技機2の異常履歴を記録した異常履歴情報などを記憶している。
表示部12は、液晶ディスプレイなどで構成されており、稼働状況や異常箇所の表示を行う。例えば、図2(a)は、稼働状況の表示画面を示しており、この画面では、遊技場における島3及び遊技機2のレイアウトを示し、稼働中の遊技機2と非稼働の遊技機2を異なる色やマーク等で表示するので、遊技場の稼働状況を容易に認識することできる。
制御部13は、遊技機2から収集した各種の遊技情報にもとづいて、表示部12に稼働状況や異常箇所を表示したり、記憶部11に稼働情報や異常履歴情報を記憶するという既存の処理に加え、本発明特有の接客異常判定処理を実行するようになっている。
通信部14には、台コンピュータ4を介して遊技機2や周辺機器の情報を収集する複数の島コンピュータ5と、インカム(構内無線通信システム)6の親機であるインカム親機61と、文字列を音声に変換し、インカム親機61に出力する音声合成装置7と、遊技場の各エリアに配置される複数の監視カメラ8と、監視カメラ8が撮影した画像を録画する録画装置9とが接続されている。
遊技機2は、遊技情報を外部出力する外部端子盤を備えており、ここから出力される信号が台コンピュータ4及び島コンピュータ5を介して管理装置10に送信される。例えば、パチンコ機からなる遊技機2は、外部端子盤から大当り信号、確変信号、スタート信号、セーフ信号(入賞信号)、アウト信号、金枠開閉信号、木枠開閉信号などを出力するように構成されている。なお、セーフ信号及びアウト信号は、遊技機2から出力することなく、遊技機外のアウトタンクや補給装置から出力される場合もある。
図3(a)及び(b)は、異常情報の説明図である。
この図に示すように、管理装置10は、遊技機2や周辺機器から収集した情報にもとづいて、各種の異常を判定する機能を備えている。この中には、キャッチゴトに関連して発生する可能性の高い情報が含まれ、例えば、多くの遊技媒体が異常に払出されるときに出力される「入賞異常」、遊技機に備える扉の開放状態を示す「金枠開」及び「木枠開」、売上金を収納する台間機に備える扉の開放状態を示す「台間売上扉開」などの異常項目が含まれている。
図4は、インカムの構成を示す説明図、図5は、アンテナ毎のインカム子機を検出するエリアを示す説明図、図6は、インカムの構成を示すブロック図である。
これらの図に示すように、インカム6は、インカム親機61と、店員が携帯する複数のインカム子機(端末装置)62からなり、このインカム6によれば、全てのインカム子機62又はグループ化されたインカム子機62間で同時通話ができるので、即時性が求められる遊技場のコミュニケーションツールとして広く用いられている。
また、インカム親機61には、操作器64やアンテナ65が接続されている。
このアンテナ65は、インカム子機62が送信する後述のインカムIDからインカム子機62の位置(エリア)が特定できるように、インカムIDを検出するエリアが重複しないよう配置されている(図5参照)。
次に、本発明の実施形態に係る接客異常監視システム1における管理装置10の特徴的な構成について説明する。
管理装置10は、遊技場に配置された各店員の接客状態を検出し、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定する機能を備えている。このようにすると、異常な接客状態との判定からキャッチゴトを察知し、遊技機に対する不正行為を事前に防止することができる。
具体的に説明すると、本実施形態の管理装置10は、インカム親機61を介して、各店員が携帯するインカム子機62と通信可能であり、店員の操作に応じてインカム子機62から送信される接客信号にもとづいて、各店員の接客状態を検出することができる。例えば、市販のインカム子機62が備える緊急ボタンを長時間接客中ボタンとし、長時間の接客時に店員が長時間接客中ボタンを押すというルールを定めれば、市販のインカム6をそのまま利用して店員の接客状態を検出することが可能になる。
管理装置10は、同時期における接客状態の重なりを監視し、同時期における接客状態の店員数が所定数以上のとき、異常な接客状態であると判定することができる。より好ましくは、遊技場の複数のエリアと、各エリアに配置される複数の店員のID(インカムID)を関連付けたエリア別ID情報を予め記憶部11に記憶するとともに、同時期かつ同エリアにおける接客状態の重なりを監視し、同時期かつ同エリアにおける接客状態の店員数が所定数以上のとき、そのエリアが異常な接客状態であると判定する。このようにすると、キャッチゴトに伴う異常な接客状態をエリア毎に精度良く判定することができる。
図7は、管理装置の表示部に表示されたエリア別ID情報の説明図である。
この図に示すように、エリア別ID情報は、エリア名称と、島区分と、そのエリアに配置された店員のインカムIDとを関連付けて記憶部11に予め記憶したデータであり、図7に示す例では、島3間の各通路をエリア1〜3として設定するとともに、各エリア1〜3に2人の店員を配置している。ここで、店員が長時間の接客状態になった場合は、携帯しているインカム子機62の長時間接客中ボタンを押す。インカム子機62の長時間接客中ボタンが押されると、インカム子機62からインカム親機61にインカムIDとともに接客信号が送信され、これが接客異常監視システム1に入力される。管理装置10は、同時期かつ同エリアにおける接客状態の重なりを監視し、同時期かつ同エリアにおける接客状態の店員数が2以上のとき、そのエリアが異常な接客状態であると判定することができる。
管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、店員や管理装置10のオペレータに接客異常を報知することができる。例えば、図2(b)に示すように、接客異常と判定したエリアを管理装置10の表示部12に表示したり、「只今、島3、島4において店員不足状態となっています。ご注意ください。」といった警戒メッセージを各インカム子機62に送る(緊急放送処理)。このようにすると、店員や管理装置10のオペレータは、接客異常の報知に応じてキャッチゴトを警戒し、遊技機2に対する不正行為を事前に阻止することができる。
なお、インカム子機62に対する警戒メッセージの送信は、管理装置10から音声合成装置7に対し、予め設定した警戒メッセージ番号と、接客異常が発生したエリア番号又は島番号を送信することにより行うことができる。
管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、遊技機2の異常履歴情報に接客異常を記録することができる。例えば、図3(b)に示すように、異常の内容と、異常が発生した台番号と、異常が発生した時刻とを関連付けた従来の異常履歴情報に、接客異常の有無を記録する領域と、接客異常が発生したエリアや島を記録する領域とを追加し、これらの領域に接客異常を記録する。
このようにすると、キャッチゴトの発生の有無を判定したり、異常履歴情報において接客異常「有り」が記録されている遊技機(例えば、図3(b)では、台番「153」)を、不正の標的となっている遊技機2と特定することができる。
なお、不正の標的となっている遊技機2(台番「153」)は、図2(c)に示すように、予め設定した色やマークで管理装置10の表示部12に表示することができる。
管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、接客異常が発生したエリアの監視カメラ画像を録画することができる。例えば、接客異常が発生したエリアの近傍にある監視カメラ8の首振り制御やズーム制御にもとづいて、接客異常が発生したエリアを監視カメラ8に撮影させるとともに、録画装置9をコマドリ録画モードから連続録画モードに切換え、接客異常が発生したエリアの画像を連続動画として録画する。このようにすると、録画した監視カメラ画像にもとづいて、キャッチゴトの有無を検証したり、不正行為の証拠を残すことができる。
次に、管理装置10が行う接客異常判定処理の具体的な処理手順について、図8を参照して説明する。
図8は、接客異常判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、接客異常判定処理では、まず、インカム子機62からインカムIDを含む接客信号を受信したか否かを判断する(S1:接客検出手段)。この判断結果がYESの場合は、エリア別ID情報を参照して受信したインカムIDのエリアを特定するとともに(S2)、エリア別のID受信数を判断する(S3:接客異常判定手段)。ここで、ID受信数が所定数以上のエリアがあると判断した場合は、そのエリアにおいて接客異常が発生したと判定し、表示部12の表示画面で接客異常のエリアを報知(マーク表示)するとともに(S4:接客異常報知手段)、警戒メッセージを各インカム子機62に送る(S5:接客異常報知手段)。また、接客異常判定時には、接客異常が発生したエリアの監視カメラ画像を録画するとともに(S6:接客異常エリア録画手段)、この接客異常が発生した時間の前後(例えば、前後5分間)において異常履歴情報の有無を判断し(S7)、この判断において異常履歴情報が有るときは(YES)、その異常履歴情報に接客異常を記録する(S8:接客異常履歴記録手段)。
以上のように構成された本実施形態の接客異常監視システム1は、各店員の接客状態を検出し、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定するので、異常な接客状態との判定からキャッチゴトを察知し、遊技機2に対する不正行為を事前に防止することができる。
また、接客異常監視システム1の管理装置10は、各店員が携帯するインカム子機62と通信可能であり、店員の操作に応じてインカム子機62から送信される接客信号にもとづいて、各店員の接客状態を検出するので、市販のインカム6を用いて、店員の接客状態を検出することができる。例えば、市販のインカム子機62が備える緊急ボタンを長時間接客中ボタンとし、長時間の接客時に店員が長時間接客中ボタンを押すというルールを定めれば、市販のインカム6をそのまま利用して店員の接客状態を検出することが可能になる。
また、接客異常監視システム1の管理装置10は、同時期における接客状態の重なりを監視し、同時期における接客状態の店員数が所定数以上のとき、異常な接客状態であると判定するので、キャッチゴトに伴う異常な接客状態を精度良く判定することができ、特に、遊技場の複数のエリアと、各エリアに配置される複数の店員のIDを関連付けたエリア別ID情報を備え、同時期かつ同エリアにおける接客状態の重なりを監視し、同時期かつ同エリアにおける接客状態の店員数が所定数以上のとき、そのエリアが異常な接客状態であると判定するようにすれば、キャッチゴトに伴う異常な接客状態をエリア毎に精度良く判定することが可能になる。
また、接客異常監視システム1の管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、店員や管理装置10のオペレータに接客異常を報知するので、店員や接客異常監視システム1のオペレータは、接客異常の報知に応じてキャッチゴトを警戒し、遊技機2に対する不正行為を事前に阻止することができる。
また、接客異常監視システム1の管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、遊技機2の異常履歴情報に接客異常を記録するので、異常履歴情報にもとづいて、キャッチゴトの発生を判定したり、不正の標的となっている遊技機2を特定することができる。
また、接客異常監視システム1の管理装置10は、異常な接客状態であると判定したとき、接客異常が発生したエリアの監視カメラ画像を録画するので、録画した監視カメラ画像にもとづいて、キャッチゴトの有無を検証したり、不正行為の証拠を残すことができる。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。例えば、前記実施形態では、市販のインカム子機をそのまま端末装置として利用しているが、図9に示すような専用の端末装置を用いてもよい。この端末装置100は、インカム子機などの無線通信端末に、加速度センサ101(歩行検出手段)とICタグ102を付加して構成されるもので、加速度センサ101からの検出信号にもとづいて、制御部103が店員の歩行又は歩行停止を判定し、歩行停止と判定したとき、送信部104から管理装置10に歩行停止信号(ICタグ102のIDを含む)を送信する。
このようにすると、店員による操作を要求することなく、店員の接客状態を検出することができる。すなわち、遊技場の遊技機エリアに配置された店員は、通常、遊技機2の監視やサービスのために常に歩行し、接客時に立ち止まるので、管理装置10は、所定時間以上継続して歩行停止信号を受信した場合には、接客状態であると判断することができる。また、歩行検出手段は、歩数計などに内蔵される安価な振子センサや加速度センサ101を利用できるので、コストの上昇も抑えることができる。
本発明は、パチンコ機、パチスロ機などの遊技機が設置される遊技場の接客異常監視システムとして利用され、各店員の接客状態を検出し、検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定することにより、キャッチゴトを事前に防止することができる。
1 接客異常監視システム
2 遊技機
6 インカム
61 インカム親機
62 インカム子機(端末装置)
7 音声合成装置
8 監視カメラ
9 録画装置
10 管理装置
100 端末装置
101 加速度センサ(歩行検出手段)

Claims (3)

  1. 遊技機が配置されるとともに、複数の店員が配置される遊技場における、遊技者と接客する店員の接客異常を監視する接客異常監視システムであって、
    各店員に携帯され、当該店員が接客中であることを示す所定の接客信号を出力する端末装置と、
    この接客信号を受信可能に接続された管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、前記接客信号より各店員の接客状態を検出する接客検出手段と、
    検出した各店員の接客状態にもとづいて、異常な接客状態を判定する接客異常判定手段と、を備え
    前記接客異常判定手段は、
    同時期かつ同エリアにおける接客状態の重なりを監視し、同時期かつ同エリアにおける接客状態の店員数が所定数以上のとき、そのエリアが異常な接客状態であると判定する
    ことを特徴とする接客異常監視システム。
  2. 前記接客検出手段が、
    店員の操作に応じて前記端末装置から送信される前記接客信号にもとづいて、各店員の接客状態を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の接客異常監視システム。
  3. 前記端末装置は、店員の歩行状態を検出する歩行検出手段を備え、
    前記接客検出手段が、
    前記端末装置から送信される前記店員の歩行状態を示す信号を前記接客信号として、当該接客信号にもとづいて、各店員の接客状態を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の接客異常監視システム。
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