JP4203624B2 - 遊技機用監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に対する不正行為の有無を監視するための監視システムに関するものである。
遊技機の一種であるパチンコ機においては、作動内容を制御するROM等の制御素子を偽造されたものにすり替える不正行為が行われることがある。このため、かかる不正行為を防止するために、制御素子を収納した制御基板収納ボックスに封印シールを設けたり、閉じる方向にのみ回転する封印ビスにより制御基板収納ボックスをかしめ止めすることによって制御基板収納ボックスの開放を困難にする方法が考案されている(特許文献1)。
ところが、上記した封印シールを用いるものでは、制御基板ボックスを開放して偽造されたROMへの交換が行われた後に、精巧な偽造封印シールを貼られてしまうと不正行為が行われたか否かを判断することができなくなる。また、封印ビスを用いる不正防止方法は、封印ビスを特殊な工具で強制的に開放方向に回転させることにより制御基板収納ボックスが開放されてしまうおそれがある。
それゆえ、出願人は、制御基板収納ボックスの分割式収納ケースにICタグとアンテナとを別々に設置し、監視制御装置を利用してそれらのICタグとアンテナとの間で無線通信を短時間の周期で繰り返し実行させることによって、制御基板収納ボックスの不正開放の有無を監視する自動監視システムについて提案した(特願2002−232193)。
さらに、出願人は、上記の如きICタグとアンテナとを利用した遊技機の自動監視システムにおいて、パチンコホールの店員がパチンコ機のメンテナンス作業を実行する際に警報の発生を一時的に停止させることを可能とすべく、店員が有するカードに内蔵された認証タグと無線通信可能な認証アンテナをパチンコ機の前面に設置し、認証タグと認証アンテナとの無線通信において所定の条件が充足された場合に、監視制御装置による監視態様を非報知態様に切り替える技術についても提案した(特願2003−276164)。
特開平10−216324号公報
上記したICタグとアンテナにより不正の有無を監視する方法によれば、制御基板収納ボックスに対する不正行為を効率的に監視することができる。しかしながら、すでにパチンコホールに設置されている遊技機に、かかる不正監視システムを導入しようとすると、遊技機やそれを設置するパチンコホールの設備の変更を余儀なくされることとなり、設備改造に多大な手間とコストを要してしまう。
一方、認証タグと無線通信可能な認証アンテナをパチンコ機の前面に設置する技術によれば、効率的な不正監視と容易なメンテナンス作業を同時に実現させることができるものの、そのような認証アンテナを既存のパチンコ機の筐体に設置するのは、きわめて困難である。
本発明の目的は、上記従来の不正防止手段が有する問題点を解消し、遊技機に対する不正行為を効率的に防止することができるとともに、既存の設備に非常に容易に、かつ、安価に導入することが可能な遊技機用の監視システムを提供することにある。
かかる本発明の内、請求項1に記載された発明の構成は、設置台に設置された少なくとも1つ以上の遊技機を監視するための遊技機用監視システムであって、前記設置台に、前記遊技機における遊技に関連した情報を表示するための情報表示装置が、各遊技機毎に設けられている一方、ICタグとアンテナとが各遊技機に搭載されているとともに、各遊技機に設置されたアンテナを介して当該遊技機に設置されたICタグとの間の無線通信を断続的に繰り返し実行して無線通信状態の変化を検知し、その検知結果を含む監視履歴情報を記憶する各遊技機固有の監視制御装置が、前記情報表示装置の内部に設置されており、さらに、携帯型情報端末との間で無線通信するためのアンテナ回路、前記携帯型情報端末から送信される呼出波に含まれる搬送波成分を整流することにより起電力を生じさせるRF回路、及び前記監視制御装置へアクセスして記憶されている前記監視履歴情報を読み出す制御部を備えたタグ状体で、前記携帯型情報端末からの呼出波を受信すると、前記監視履歴情報を読み出し、当該監視履歴情報を反射波に含めて出力する中継タグが、前記監視制御装置に接続された状態で前記情報表示装置の内部に設置されていることにある。
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、各遊技機が支持部材に扉を開閉自在に設けたものであり、それらの扉および支持部材のうちのいずれか一方にICタグが設置されているとともに、他方にアンテナが設置されており、扉が開放されると、ICタグとアンテナとが無線通信可能な距離を超えて離反することにある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1又は2に記載された発明において、遊技機の作動を制御する制御装置がカバーに覆われた状態で遊技機に設置されており、そのカバーが取り外された場合には、遊技機に搭載されたICタグとアンテナとが無線可能な距離を超えて離反することにある。
請求項4に記載された発明の構成は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記監視制御装置が警報表示器と接続されているとともに、前記無線通信状態の変化を検知すると前記監視履歴情報の記憶に加えて前記警報表示器による報知を行う第一状態と、前記無線通信状態の変化を検知しても前記監視履歴情報の記憶のみを行い、前記警報表示器による報知を行わない第二状態とに切り替え可能である遊技機用監視システムにおいて、特定のIDを有するICタグである認証タグとの間で無線通信を行う認証アンテナが、前記情報表示装置の内部に設置されており、前記監視制御装置は、前記認証アンテナを介して前記認証タグの特定のIDを受信すると、監視状態を前記第一状態から前記第二状態へシフトさせることにある。
請求項5に記載された発明の構成は、請求項4に記載された発明において、前記認証タグが、カード体の内部に埋め込まれている一方、前記情報表示装置に、前記カード体を挿入可能な孔が設けられているとともに、当該孔に近接して前記認証アンテナが設置されており、前記カード体を前記孔へ挿入することにより、前記認証タグと前記認証アンテナとが無線通信可能な所定の距離内に配置されるようにしたことにある。
請求項1に記載された遊技機用監視システムによれば、設置台に設置された遊技機に対する不正行為の有無を効果的に監視することができる上、遊技機の作動を停止させることなく、監視制御装置の設置作業やメンテナンス作業を行うことができる。また、遊技ホールに設置された既存の遊技機を利用して、改造等を要することなく非常に容易に不正監視システムを導入することができる。
さらに、携帯型情報端末を用いて中継タグにアクセスすることにより、遊技機の外部から遊技機に対する不正行為の履歴を効率良く参照することができるし、中継タグを情報表示装置の内部に設置するため、新たなスペースを設けることなく非常に容易に中継タグを設置することができる。
加えて、監視制御装置を情報表示装置以外の場所に設置する場合と異なり、監視制御装置の配線を設置台の島壁に穿設する必要がなくなるので、既存設備をほとんどそのまま利用した不正監視システムの導入が可能となる。また、遊技機に対する不正行為を防止する目的で設置台の島壁に鉄板が嵌め込まれている場合には、かかる効果がより一層顕著なものとなる。さらに、中継タグを情報表示装置の内部に設置しているため、ホール管理者が中継タグを利用する場合の利便性が向上する。
請求項2に記載された遊技機用監視システムによれば、遊技機の扉が開放された状態で行われる不正行為を集中的に効率良く監視することができる。
請求項3に記載された遊技機用監視システムによれば、遊技機の制御装置に対して行われる不正行為を集中的に効率良く監視することができる。
請求項4及び5に記載された遊技機用監視システムによれば、遊技ホールの店員が認証タグを利用して監視状態を切り替えることにより、店員による遊技機のメンテナンス作業を不正行為と区別することができる。さらに、認証アンテナを情報表示装置の内部に設置しているため、新たなスペースを設けることなく非常に容易に認証アンテナを設置することができるし、店員が認証アンテナを利用して監視状態を切り替える場合の利便性が向上する
以下、本発明の一実施形態に係るパチンコ機用の監視システムについて、以下の目次の順序にしたがい、図面に基づいて詳細に説明する。
(1)監視システムの概要
(2)監視システムの構成
(3)監視システムの動作内容
(4)監視システムの効果
(5)監視システムの変更例
(1)監視システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機用の監視システムを示したものであり、図2は、監視システムSを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。パチンコホールの各設置台(設置島)203,203・・には、パチンコ機1,1・・が、背中合わせに2列に並べられて設置されている。なお、各パチンコ機1,1・・同士の間には、コインや遊技球等の媒体を貸し出すための貸出装置44が設けられている。また、各設置台203,203・・には、各パチンコ機1,1・・と隣接した上方に、遊技情報の表示やパチンコホールの店員の呼び出しのための情報表示装置201が設置されており、その情報表示装置201には、パチンコ機1を監視するための監視制御装置であるR/Wユニット66が内蔵されている。さらに、情報表示装置201には、R/Wユニット66の記憶手段に記憶された「監視履歴情報」を外部に出力するための中継タグ76、および、後述する店員カードとRFID通信を実行するための認証用アンテナ204が内蔵されている。
各R/Wユニット66,66・・は、パチンコ機1に接続されており、中継タグ76および認証用アンテナ204とも接続されている。また、各R/Wユニット66,66・・は、LANケーブル等の配線81を介して、パチンコホール全体を管理するホールコンピュータである管理装置300に接続されている。さらに、各R/Wユニット66,66・・および各パチンコ機1,1・・は、設置台203の端部に設置された監視状態報知手段である警報表示器45とも接続されている。なお、警報表示器45の正面には、表示器46が設けられており、上部に警報ランプ47が設けられている。
かかる監視システムSにおいては、設置台203に設置された各R/Wユニット66,66・・が各パチンコ機1,1・・に設置されたICタグとアンテナとを利用して、各パチンコ機1,1・・に対する不正行為の有無を監視する。また、パチンコホールの店員が、情報表示装置201に内蔵された中継タグ76に携帯型情報端末(以下、PDAという)を近接させることによって、R/Wユニット66,66・・の初期設定をしたり、過去の「監視履歴情報」を容易にチェックしたりすることができる。さらに、情報表示装置201の所定の差し込み口に店員カードを挿入し、内蔵された認証用アンテナ204と近接させることによって、ICタグとアンテナとによる監視状態を後述する「認証状態」に切り替えて、パチンコ機1のメンテナンス作業を実行する際の警報の発生を停止させるとともに、そのメンテナンス作業の間において後述する「作業履歴情報」を管理する。
(2)監視システムの構成
a.パチンコ機1の構成
図3〜図5は、パチンコ機1を示したものである。パチンコ機1は、その周囲を機枠2によって支持されており、機枠2の前面には、金属板を折り曲げ形成したミドル枠10が、左端縁を軸として着脱自在に蝶着されている。そして、ミドル枠10の前面上側には、略正方形の遊技盤9が設けられているとともに、その遊技盤9を覆うようにガラス枠4が左端縁を軸として着脱自在に蝶着されている。なお、ガラス枠4の中央には、ガラス板が嵌め込まれている(以下、ミドル枠10、遊技盤9、ガラス枠4等をまとめて遊技枠3という)。また、ガラス枠4の下方には、発射装置5に遊技球を供給するための供給皿6、および供給皿6から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿7が設置されている。さらに、貯留皿7の右側には、発射装置5を操作するための発射ハンドル8が取り付けられている。
また、遊技盤9の前面には、誘導レール12で囲まれた略円形の遊技領域13が設けられている。そして、その遊技領域13の略中央には、図柄表示装置14が設けられており、液晶画面15に種々の動画やメッセージ等を表示することができるようになっている。さらに、図柄表示装置14の下側には、図柄始動口16が設けられており、その図柄始動口16の下側には、扉部材61を開閉させる大入賞装置17が設けられている。また、遊技領域13の最下位置には、非入賞球を回収するためのアウト口53が設けられている。加えて、遊技領域13には、遊技球の落下に変化をもたせるための多数の障害釘や、風車等の遊技部材が設けられているとともに、遊技性を向上させるためのサイドランプ18、18・・等が設けられている。
また、図4に示されているように、遊技枠3の開放側の端面には、RF送受信を行う機枠アンテナ20が固着されているとともに、機枠2の開放側の側面の内側であって遊技枠3を閉じた際に機枠アンテナ20と対峙する部位には、機枠アンテナ20との間でRF送受信を行う機枠タグ21が固着されている。
図6は、機枠タグ21の外観を示したものであり、図7は、機枠タグ21の制御機構を示したブロック図である。機枠タグ21は、ガラスコンポジット基板22上に、RF回路23とEEPROM24とを一体にしたICチップ25、および送受信回路26を設けたものであり、RF回路23にEEPROM24と送受信回路26とが接続されている。そして、EEPROM24の上書消去禁止区域には、機枠タグ21を他のICタグと識別するための識別情報が記憶されている。
かかる機枠タグ21は、遊技枠3を閉じた状態で機枠アンテナ20との間で、所定の周波数(たとえば、13.56MHz)を利用して、RF(Radio Frequency)送受信を行うことが可能であり、呼出波を受信すると、予め記憶されている識別情報を含む反射波を、所定の通信範囲(約3mm)内に出力(返信)するように設定されている。また、反射波の返信は、EEPROM24からIDコード等の識別情報を読み出し、その識別情報を反射波にのせてRF回路23から送信することによって行われる。さらに、機枠タグ21は、送信された呼出波を送受信回路26が受信し、呼出波に含まれた搬送波成分をRF回路23で整流することによって直流電圧を得ることができるため、外部からの電源供給を受けることなく、必要な時にいつでも反射波を返信することができる。加えて、機枠タグ21は、呼出波にのせて送信されてくる特定のデータ(監視履歴情報等)をEEPROM24に記憶しておくことができる。
また、図8は、機枠アンテナ20を示したものであり、機枠アンテナ20は、ガラスコンポジット(たとえば、CEM3)で形成された薄い板状の基板27の表面に送受信回路28を渦巻き状に形成したものである。そして、送受信回路28の両端縁の端子29、29に、同軸ケーブル30が接続されている。かかる機枠アンテナ20は、同軸ケーブル30を介して、情報表示装置201内のR/Wユニット66に接続されている。
一方、図4に示されているように、ガラス枠4の開放側の裏面には、ガラス枠タグ77が固着されており、遊技盤9の右上方であってガラス枠4を閉じた際にガラス枠タグ77と対峙する部位には、ガラス枠タグ77との間でRF送受信を行うガラス枠アンテナ78が固着されている。ガラス枠タグ77は、上記した機枠タグ21と略同様に構成されたものであり、内蔵されたEEPROM24の上書消去禁止区域には、ガラス枠タグ77を他のICタグと識別するための識別情報が記憶されている。また、ガラス枠アンテナ78は、機枠アンテナ20と略同様に構成されたものであり、基板27上に送受信回路28を渦巻き状に形成したものである。
また、図5の如く、ミドル枠10の背面側には機構板36が設けられており、その機構板36には、作動内容を制御するための主制御基板ケース38、賞品球や貸球を払い出すための遊技球払出装置63等が設置されている。
図9は、主制御基板ケース38を示したものであり、主制御基板ケース38は、LSI等の各種の制御素子を搭載した主制御基板37、主制御基板37を覆うための分割式の収納ケース39、ケースタグ40、ケースアンテナ41等によって構成されている。主制御基板37は、遊技球の払い出し動作や、遊技者にとって有利な「大当たり状態」を生起させるか否かの「抽選」等の遊技者の利益に直接的に関わる各種の動作を制御するものであり、配線81によってR/Wユニット66、警報表示器45、および管理装置300と電気的に接続されている。
また、分割式の収納ケース39は、透明な合成樹脂製の前ケース42と透明な合成樹脂製の後ケース43とによって構成されており、それらの前ケース42および後ケース43は、主制御基板37を覆うカバーとして機能するものである。
後ケース43は、アクリル等の透明な合成樹脂によって偏平な直方体状に形成されており、支持翼57の外側には、ケースタグ40が接着剤等によって強固に接着されている。ケースタグ40は、上記した機枠タグ21と略同様に構成されたものであり、ケースタグ40に設けられたEEPROM24の上書消去禁止区域には、ケースタグ40を他のICタグと識別するためのIDコード等の識別情報が記憶されている。また、前ケース42は、アクリル等の透明な合成樹脂によって開口した箱状に形成されており、係合翼48には、ケースアンテナ41が接着剤等によって強固に接着されている。ケースアンテナ41は、機枠アンテナ20と略同様に構成されたものであり、渦巻き状に形成された送受信回路28の両端縁の端子29,29に、同軸ケーブル30が接続されている。
主制御基板37は、縦長の長方形状に形成されており、中央部分の表面には、パチンコ機1の動作内容を制御するためのLSI59等の各種の制御素子が搭載されている。なお、LSI59は、各種の演算処理を行うCPU、データやプログラム等を一時的に記憶するRAM、各種のデータや制御プログラム等を記憶したROM等を一体にモールディングしたものである。
主制御基板ケース38は、前ケース42と後ケース43とが一体に組み付けられることによって、主制御基板37を覆った状態になっている。そして、そのように組み立てられた主制御基板ケース38においては、前ケース42に固着されたケースアンテナ41が、後ケース43に固着されたケースタグ40を覆い、ケースタグ40と対峙した状態となっている。
b.情報表示装置の構成
図10〜13は、各パチンコ機1,1・・の上方に設置された情報表示装置201を示したものであり、情報表示装置201は、合成樹脂によって形成された表カバー54および裏カバー55の内部に、発光体102,102・・、LCDユニット52、上ランプ基板50、右ランプ基板65、左ランプ基板64、R/Wユニット66、中継タグ76、店員カード用アンテナ206、遊技者カード用アンテナ205等を設置したものである(なお、店員カード用アンテナ206および遊技者カード用アンテナ205とを総称して認証用アンテナ204という)。
表カバー54の中央には、LCDユニット52が設置されており、R/Wユニット66内に蓄積(積算記憶)されたパチンコ機1(隣接したパチンコ機1)に関するデータを、液晶表示方式の表示画面(LCD)51に表示することができるようになっている。また、表示画面の上方には、上ランプ49が設けられており、表示画面51の左右には、液晶画面51に表示するデータを切り替えたり、パチンコホールの店員を呼び出す際に上ランプ49を発光させたりするための操作スイッチ56が設けられている。上ランプ49は、操作スイッチ56がプッシュ操作されると、上ランプ基板50の制御に伴って、内蔵された発光体102が発光するようになっている。一方、表示画面の左右には、右ランプ58、左ランプ60が設けられており、それぞれ、右ランプ基板65、左ランプ基板64の制御に伴って、内蔵された発光体102が発光するようになっている。
また、LCDユニット52の後方の取付板67には、直方体形状のR/Wユニット66が設置されている。R/Wユニット66は、前面に突設された取付爪32,32・・を取付板67の切り欠き部分に係合させることによって、取付板67に前面を当接させた状態で設置されている。R/Wユニット66の背面には、アンテナコネクタ33、中継タグコネクタ31、およびLCDコネクタ34が設けられている。さらに、R/Wユニット66と隣接した側方には、中継タグ76が設置されている。
また、表カバー54の前面右側には、店員カードを挿入するための店員カード挿入部88が、扁平な孔状に設けられている。また、店員カード挿入部88の下側には、店員カード用アンテナ206が設置されており、店員カード挿入部88内に挿入された店員カード(後述する)と近接するようになっている。なお、店員カード用アンテナ206の構造は、パチンコ機1に設けられた各アンテナと同様であり、基板27の表面に送受信回路28を渦巻き状に形成したものである(図8参照)。
一方、表カバー54の前面左側には、遊技者カードを挿入するための遊技者カード挿入部89が、扁平な孔状に設けられている。また、遊技者カード挿入部88の下側には、遊技者カード用アンテナ206が設置されており、遊技者カード挿入部89内に挿入された遊技者カードと近接するようになっている。なお、遊技者カード用アンテナ206の構造は、パチンコ機1に設けられた各アンテナおよび店員カード用アンテナ206の構造と同様である。
また、R/Wユニット66は、アンテナコネクタ33を介して、同軸ケーブル30,30によって店員カード用アンテナ206、遊技者カード用アンテナ205と接続されている。また、LCDコネクタ34を介して、ケーブル11によってLCDユニット52と接続されている。さらに、中継タグ用コネクタ31を介して、伝送線99によって中継タグ76と接続されている。
一方、R/Wユニット66の配線(通信ケーブル)81は、図12の如く、裏カバー55に穿設された配線孔35を通って情報表示装置201の外部に導かれている。そして、図14の如く、設置台203の前面の島壁87に穿設された壁孔90を通って設置台203の内部まで導かれている。設置台203の内部に導かれたR/Wユニット66の配線81の一部は、設置台203の内部においてパチンコ機1の主制御基板37と接続されている。さらに、その他の配線81は、設置台203の内部を通って、設置台203の端部まで導かれて警報表示器45に接続されているとともに、設置台203の端部から再度設置台203の外部に導かれて、パチンコホール管理者がパチンコ機1,1・・を管理するための管理装置300と接続されている。
また、R/Wユニット66のRF回路73から導出された同軸ケーブル30,30・・も、配線81と同様に、図12の如く、裏カバー55に穿設された配線孔35を通って情報表示装置201の外部に導かれており、図14の如く、島壁87に穿設された壁孔90を通って設置台203の内部まで導かれている。そして、設置台203の内部においてパチンコ機1の各アンテナ(機枠アンテナ20、ガラス枠アンテナ78、ケースアンテナ41)と接続されている。
c.R/Wユニット66の構成
図14は、R/Wユニット66の制御機構を示したものである。R/Wユニット66は、CPU68、RAM69、ROM70、EEPROM71、タイマ72、パチンコ機1に設置された各タグとアンテナとの間でのRF送受信を実行させるためのRF回路73等を有している。また、CPU68が、I/Oインタフェイス74を介して中継タグ76等と接続されている。さらに、RF回路73が、パチンコ機1に設置された機枠アンテナ20、ガラス枠アンテナ78、およびケースアンテナ41の同軸ケーブル30と接続されている。加えて、RF回路73が、認証用アンテナ204と接続された状態になっている。なお、EEPROM71には、各タグに登録されている識別情報が予め記憶されている。かかるR/Wユニット66は、パチンコホールの営業時間内においては、設置台203から電源供給されるようになっている。また、パチンコホールの営業時間外においては、内蔵されたバッテリー(図示せず)に蓄積された電力(営業時間内に蓄積された電力)を利用して作動するようになっている。
このように構成されたR/Wユニット66は、RF回路73を介して各アンテナと各タグとの間で常時(24時間)RF送受信を実行させ、各アンテナが各タグからの反射波を受信すると、再度各アンテナから呼出波を発信させるという監視動作を、短時間(約数十ms)の周期で繰り返し実行している。そして、上記のような監視動作において、たとえば反射波を受信しなくなった場合等の異常な状態を検知した場合には、CPU68により異常な状態と判断され、タイマ72を利用して、異常な状態を検知した時刻や異常な状態であった時間等を「監視履歴情報」としてEEPROM71に記憶するとともに、警報表示器45に「開放信号」を送信する。
d.中継タグの構成
図16は、中継タグ76の制御機構を示すブロック図である。中継タグ76は、パチンコ機1に設置された各タグと同様に、アンテナとRF通信するためのRF回路80およびアンテナ回路84を有している。また、中継タグ76は、パチンコ機1に設置された不正監視に利用される各タグとは異なり、各種の演算を実行するためのCPU75を有しているとともに、RF通信以外の方法によりR/Wユニット66と信号の送受信をするための入出力ポート85を有している。なお、中継タグ76は、合成樹脂等により略直方体状に形成されたブロック体内にRF回路80とCPU75とを一体にしたICチップ83、およびアンテナ回路84を内蔵した構造を有している。
かかる中継タグ76は、PDAとの間で、所定の周波数(たとえば、125kHz)を利用して、RF送受信を行うことが可能である。そして、中継タグ76は、PDAからの呼出波を受信すると、伝送線99を介してR/Wユニット66から「監視履歴情報」を受信し、PDAにその「監視履歴情報」を反射波にのせて出力する。なお、中継タグ76とPDAとの間で行われるRF送受信は、上記の如く長波帯で行っているため、通信距離が比較的長くなっている。また、中継タグ76は、PDA等から送信された呼出波をアンテナ回路84が受信し、呼出波に含まれた搬送波成分をRF回路80で整流することによって直流電圧を得ることができるため、外部からの電源供給を受けることなく、常にRF送受信を実行することができる。また、中継タグ76は、図10の如く、アンテナ回路84を捲回させた面を情報表示装置201の表カバー54の前面の裏側に当接させた状態で接着剤等によって強固に接着されている。
一方、図17は、中継タグ76からパチンコホールの店員が情報を読み取るためのPDAの外観を示す斜視図であり、図18は、PDAの制御機構を示すブロック図である。PDA94は、本体上部にスロットが設けられており、そのスロットには、アンテナ91とRF回路92とを備えたRF通信ユニット93が挿入されている。また、PDA94の正面には、メニューや受信した「監視履歴情報」等を表示する表示画面95、操作を行うための操作キー96等が備えられている。さらに、PDA94は、受信した「監視履歴情報」等を記憶するフラッシュメモリ97、R/Wユニット66と「監視履歴情報」等のデータの送受信を行うためのI/Oインタフェイス98等を備えている。かかるPDA94は、RF通信ユニット93を中継タグ76へ向けて、「監視履歴情報」を要求する呼出波を中継タグ76へと送信し、中継タグ76から「監視履歴情報」を含んだ反射波を受信することができ、受信した「監視履歴情報」を表示画面95に表示することができる。
e.店員カードの構成
図19は、店員カード用アンテナ206とRF送受信を行うための店員カードの制御機構を示すブロック図である。店員カード249は、合成樹脂(PVC)製のカードに認証タグである店員カード用タグ250を埋め込んだものである。店員カード用タグ250は、パチンコ機1に設置された各タグと同様に構成されており、送受信回路252とICチップ253とを有している。さらに、「店員カードタグID」等を格納したEEPROM266を有しているとともに、送受信回路252に電気的に接続されたRF回路267を有している。
店員カード249に内蔵された店員カード用タグ250には、各店員カードに固有のIDである「店員カードタグID」が書き込まれている(入力されている)。また、管理装置300には、図20の如く、各店員カード249の「店員カードタグID」がパチンコホールの店員名と対応付けられた状態で記憶されている。すなわち、パチンコホールの“○○一郎”店員が保持すべきNO.1の店員カード249の店員カード用タグ250には、4852・・・79AXという「店員カードタグID」が書き込まれており、パチンコホールの“△△二郎”店員が保持すべきNO.2の店員カード249の店員カード用タグ250には、6957・・・31HYという「店員カードタグID」が書き込まれており、管理装置300の記憶手段(図示せず)には、それらの「店員カードタグID」が“○○一郎”や“△△二郎”等のパチンコホールの店員名と対応付けられた状態で記憶されている。
(3)監視システムの動作内容
a.遊技情報の管理動作
パチンコ機1は、主制御基板ケース38に収納された主制御基板37に記憶されたプログラムにしたがって、主たる遊技動作を実行する。そして、発射ハンドル8の回転操作によって遊技領域13に打ち出された遊技球が図柄始動口16に入賞すると、主制御基板37において「抽選」を実行し、「大当たり」を生起させるか否かを決定する。また、「抽選」を実行すると略同時に、図柄表示装置14の液晶画面15に表示された図柄を変動させ(他の図柄と順々に入れ替わる動画を表示し)、所定時間後に停止させて新たな図柄を表示する。さらに、「抽選」において「大当たり」が生起した場合には、図柄の変動後に、予め設定された「大当たり図柄」を表示するとともに、「大当たり状態」を生起させて、大入賞装置17の扉部材61を所定回数だけ断続的に開放させる。なお、大入賞装置17の扉部材61は、「大当たり状態」生起時以外では開放しないようになっている。さらに、特定の「大当たり図柄」が表示された後には、「大当たり状態」の終了後、次の「大当たり状態」が生起するまで、「抽選」における「大当たり」の生起確率を増大させる「高確率状態」を生起させる。一方、扉部材61の内部の大入賞口や各種の入賞装置に遊技球が入賞した場合には、遊技球払出装置63の作動によって所定数の遊技球を賞品球として供給皿6に払い出す。
また、パチンコ機1は、電源投入後に図柄変動が実行される毎に、「図柄変動実行信号」をR/Wユニット66に送信する。また、遊技球が遊技領域13の最下位置に設けられたアウト口53を通過する毎に、「アウト球検出信号」をR/Wユニット66に送信し、遊技球払出装置63が賞品球を払い出す毎に、「賞品球払出信号」をR/Wユニット66に送信する。さらに、「大当たり状態」が生起した場合には「大当たり生起信号」をR/Wユニット66に送信し、「高確率状態」が生起した場合には「確変生起信号」をR/Wユニット66に送信する。
また、パチンコ機1から「図柄変動実行信号」、「アウト球検出信号」、「賞品球払出信号」、「大当たり生起信号」、「確変生起信号」を受信したR/Wユニット66は、それらの信号の積算受信回数を信号の種類別に「遊技情報」として所定のタイミングでRAM69内に記憶する。また、新たな信号を受信する毎に、記憶している積算受信回数を更新する。そして、情報表示装置201の操作スイッチ56が操作された場合には、操作された操作スイッチ56の種類に応じて、最新の「遊技情報」をEEPROM71内から取り出し、CPU68の機能によって、非入賞球の総数に関する「アウト情報」、払い出したすべての賞品球数に関する「賞球情報」、図柄の積算変動回数に「スタート情報」、「大当たり状態」の積算生起回数に関する「大当たり情報」、「高確率状態」の積算生起回数に関する「確変情報」等に換算して、LCDユニット52の表示画面51に表示する。なお、R/Wユニット66は、CPU68の機能によって、「アウト情報」、「賞球情報」、「スタート情報」、「大当たり情報」、「確変情報」を所定の期間毎(たとえば、前日分等)に区分して、LCDユニット52の表示画面51に表示することができるようになっている。
加えて、R/Wユニット66は、所定時間毎に、EEPROM71内に記憶された「遊技情報」を管理装置300に送信するようになっている。一方、R/Wユニット66から「遊技情報」を受信した管理装置300は、内蔵された記憶手段(図示せず)内に、それらの「遊技情報」をパチンコ機1の機台別に記憶する。かかる動作によって、R/Wユニット66のみならず、管理装置300においても「遊技情報」の管理が可能となる。
b.不正行為の監視動作
各情報表示装置201,201・・に内蔵されたR/Wユニット66は、パチンコ機1に設置された各タグ(機枠タグ21、ガラス枠タグ77、ケースタグ40)とアンテナ(機枠アンテナ20、ガラス枠アンテナ78、ケースアンテナ41)との間におけるRF送受信を利用して、パチンコ機1において不正に遊技枠3を開放させる等の不正行為が行われているか否かの監視動作を実行する。なお、かかる監視動作は、図22の如き不正監視プログラムにしたがって行なわれる。かかる不正監視プログラムにおいては、R/Wユニット66は、RF回路73によって、パチンコ機1の機枠2に固着されている機枠アンテナ20を介して、遊技枠3に取り付けられている機枠タグ21へ所定の周波数(13.56MHz)の呼出波を送信(RF送信)する(S1)。機枠タグ21は、呼出波を受けると、直ちにEEPROM24内から「識別情報」を呼び出し、その「識別情報」を含めた反射波を返信(RF送信)する。機枠タグ21が反射波を送信すると、R/Wユニット66は、機枠アンテナ20によって、その反射波を受信する(S2)。そして、R/Wユニット66は、機枠タグ21からの反射波に含まれる「識別情報」が、R/Wユニット66のEEPROM71に予め記憶されているものと一致するか否かをCPU68により判断し(S3)、記憶されたものと同一であると確認した場合(正常であると判断した場合)には、再度、直ちに呼出波を送信する(S1)。
しかしながら、S2において、呼出波を送信してから所定時間(たとえば、50ms)内に反射波を受信しなかった場合には、R/Wユニット66は、異常な状態であると判断し、反射波を受信しなくなった時刻をタイマ72に基づいてEEPROM71に記憶する(S4)。また、S3において、R/Wユニット66は、機枠タグ21からの反射波に含まれる「識別情報」が、予めEEPROM71に登録されているものと一致しなかった場合にも、R/Wユニット66は、異常な状態であると判断し、タイマ72を利用して、登録されていない識別情報を含む反射波を受信した時刻を、「監視履歴情報」としてEEPROM71に記憶する(S4)。加えて、R/Wユニット66は、異常な状態から正常な状態へと復帰した場合には、正常な状態へと復帰した時刻とともに、異常な状態であった時間を、「監視履歴情報」としてEEPROM71に記憶する。
上記の如く、R/Wユニット66は、パチンコ機1の遊技枠3における監視動作を、短時間(約数十ms)の周期で24時間繰り返し実行する。また、機枠タグ21と機枠アンテナ20とは、間隔が約3mm以内となっている場合にのみRF送受信ができるように設定されている。したがって、ほんの少しの時間、わずかに遊技枠3を開放したとしても、その不正行為を検知することができる。
また、R/Wユニット66は、遊技枠3の開閉状態の監視動作と同様に、ガラス枠タグ77とガラス枠アンテナ78との間におけるRF送受信を利用してガラス枠4の不正開放に対する監視動作を実行するとともに、ケースタグ40とケースアンテナ41との間におけるRF送受信を利用してパチンコ機1の主制御基板ケース38の監視動作をも実行する。そして、RF送受信において異常な状態を検知した場合には、上述した「監視履歴情報」をEEPROM71に記憶する。さらに、R/Wユニット66は、RF送受信において異常な状態を検知した場合には、インターフェイス74を介して警報表示器45および管理装置300に「開放信号」を送信する。
警報表示器45は、その「警戒信号」を受信すると、表示器46に所定のメッセージを表示するとともに、警報ランプ47を所定の態様で発光させる。かかる警報ランプ47の発光によって、パチンコホールの店員の注意が促されることになる。一方、管理装置300は、その「開放信号」を受信すると、その受信時刻や発信元の「識別記号」(パチンコ機1の機台番号)を、図21の如き態様で「異常検知情報」として表示装置(図示せず)に表示する(なお、「異常検知情報」は、他の情報とは異なる態様で表示される)。
c.監視履歴情報の提供動作
一方、監視システムSにおいては、EEPROM71に記憶される「監視履歴情報」を、PDA94を用いて、中継タグ76から取り出し、外部で管理することができる。以下、中継タグ76による「監視履歴情報」の提供動作を図23のフローチャートにしたがって説明する。
PDA94のRF通信ユニット93が、情報表示装置201の方へ向けられると、PDA94と中継タグ76とがRF送受信可能な状態となる。そのように、PDA94を中継タグ76に対向させた状態で、PDA94から「監視履歴送信要求信号」あるいは「監視履歴クリア信号」を含む呼出波を送信する(S11)。ここで、S12において、所定時間(たとえば、5s)内に中継タグ76からの返信が確認されなければ、PDA94の表示画面95に中継タグ76と通信不可能である旨がエラー表示される(S13)。一方、中継タグ76との間で通信可能な状態であった場合には、S14において、送信された呼出波に含まれている信号が「監視履歴送信要求信号」であるのか、または「監視履歴クリア信号」であるのかが判断される。
S14における判断の結果、中継タグ76によって受信された呼出波が「監視履歴送信要求信号」を含む場合には、中継タグ76はR/Wユニット66のEEPROM71に記憶されている「監視履歴情報」を読み出し、その「監視履歴情報」を反射波にのせてPDA94へと返信する。中継タグ76から返信された「監視履歴情報」は、PDA94の表示画面95に表示される(S15)。
一方、S14における判断の結果、中継タグ76によって受信された呼出波が「監視履歴クリア信号」を含む場合には、S16へと進み、R/Wユニット66のEEPROM71に記憶されている「監視履歴情報」がクリアされる。そして、「監視履歴情報」をクリアした旨が、PDA94の表示画面95に表示される(S17)。
d.店員作業時における認証および作業履歴管理動作
上述の如く、R/Wユニット66は、通常の状態においては、パチンコ機1の各タグとアンテナとが送受信不能になった場合に警報表示器45および管理装置300へ「開放信号」を送信することによって、パチンコ機1の状態を監視している(以下、この監視モードを「通常モード」(第一モード)という)。
店員カード249が店員カード挿入部88に挿入されると、店員カード用アンテナ206と店員カード用タグ250との間のRF送受信が可能となる。そして、店員カード用アンテナ206からの呼出波を受信すると、店員カード用タグ250は、その店員カード249に固有の「店員カードタグID」を含む射波波を店員カード用アンテナ206に送信する。送信された反射波は、店員カード用アンテナ206からR/Wユニット66へ伝達される。
R/Wユニット66は、管理装置300と同様に、店員カード249の店員カード用タグ250に記憶された「店員カードタグID」を、有効なすべての店員カード249の番号別に、EEPROM71内に記憶している(図20参照)。なお、かかる「店員カードタグID」は、監視システムSの始動時に、管理装置300から送信される。店員カード用タグ250からの反射波を受信したR/Wユニット66は、その反射波に含められた「店員カードタグID」が、EEPROM71内に記憶されたものであるかどうかを判断する。
そして、R/Wユニット66は、店員カード用タグ250から受信した反射波に含められた「店員カードタグID」がEEPROM71内に記憶されたものであると判断した場合には、監視モードを「通常モード」から「認証モード」(第二モード)に切り替えて、それ以降、パチンコ機1の各タグとアンテナとが送受信不能になった場合でも警報表示器45および管理装置300へ「開放信号」を送信しないように制御する。そのように、監視状態が「認証モード」となることによって、パチンコホールの店員がメンテナンス作業のため等にパチンコ機1の遊技枠3を開放した場合、ガラス枠4を開放した場合、あるいは、主制御基板ケース38を開放した場合に、警報表示器45および管理装置300へ「開放信号」が送信される事態が回避される。
また、R/Wユニット66は、店員カード用タグ250から送信された反射波に含められた「店員カードタグID」がEEPROM71内に記憶されたものであると判断した場合には、その反射波を受信した時刻および「店員カードタグID」を、「監視履歴情報」の一種である「アクセス履歴情報」としてEEPROM71に記憶する。かかる動作によって、何時にどの店員カードによって「認証モード」に切り替えられたかを把握することが可能となる。
さらに、R/Wユニット66は、監視モードを「認証モード」(第二モード)に切り替えた後、パチンコ機1のタグとアンテナとの送受信が切断された場合には、その切断された時刻と、切断されたタグおよびアンテナの種類とを、認証された「店員カードタグID」と対応させて「監視履歴情報」の一種である「作業履歴情報」としてEEPROM71に記憶する。かかる動作によって、R/Wユニット66において「監視履歴情報」の管理が可能となる。
また、R/Wユニット66は、「認証モード」においてパチンコ機1のタグとアンテナとの送受信が切断された場合には、「監視履歴情報」を管理装置300へ送信する。R/Wユニット66から「監視履歴情報」を受信した管理装置300は、内蔵された記憶手段(図示せず)内に、図21の如き態様で、それらの「監視履歴情報」をパチンコ機1の機台別に記憶する。かかる動作によって、R/Wユニット66のみならず、管理装置300においても「監視履歴情報」の管理が可能となる。
なお、監視モードを「認証モード」(第二モード)に切り替えた後、パチンコ機のすべてのタグとアンテナとの送受信が復旧した場合には、再び監視モードを「通常モード」(第一モード)に切り替えて、それ以降、パチンコ機1の各タグとアンテナとが送受信不能になった場合に警報表示器45および管理装置300へ「開放信号」を送信するように制御する。
(4)監視システムの効果
監視システムSは、上記の如く、ICタグとアンテナとが各パチンコ機1,1・・に搭載されているとともに、各パチンコ機に固有の監視制御装置であるR/Wユニット66が設置されているため、パチンコ機1,1・・に対する不正行為の有無を効果的に監視することができる。また、R/Wユニット66,66・・が各パチンコ機1,1・・とは別の位置に設置されているため、パチンコホールに設置された既存のパチンコ機を利用して、改造等を要することなく非常に容易に不正監視システムを導入することができる。さらに、監視システムSによれば、パチンコ機1,1・・の作動を停止させることなく、R/Wユニット66,66・・の設置作業やメンテナンス作業を行うことができる。
また、監視システムSは、R/Wユニット66,66・・が設置台203に設置されているため、パチンコホールに設置された既存のパチンコ機を利用してシステムを導入する場合に、新たなスペースを設けることなく非常に容易にR/Wユニット66,66・・を設置することができる。
さらに、監視システムSは、各パチンコ機1,1・・が機枠(支持部材)2に遊技枠(扉)3を開閉自在に設けたものであり、それらの遊技枠3に機枠アンテナ20が設置されているとともに機枠2に機枠タグ21が設置されており、遊技枠3が開放されると、機枠タグ21と機枠アンテナ20とが無線通信可能な距離を超えて離反するため、各パチンコ機1,1・・の遊技枠3が開放された状態で行われる不正行為を集中的に効率良く監視することができる。
加えて、監視システムSは、パチンコ機1の作動を制御するメイン制御基板(制御装置)37がカバーである前ケース42および後ケース43に覆われた状態で各パチンコ機1,1・・に設置されており、その前ケース42および後ケース43が取り外された場合には、各パチンコ機1,1・・に搭載されたケースタグ40とケースアンテナ41とが無線可能な距離を超えて離反するため、各パチンコ機1,1・・の主制御基板37に対して行われる不正行為を集中的に効率良く監視することができる。
また、監視システムSは、R/Wユニット66のEEPROM(記憶手段)71に記憶された「監視履歴情報」を外部に出力するための中継タグ76が、R/Wユニット66とともに設置台203に設置されているため、中継タグ76を利用して、各パチンコ機1,1・・の外部からパチンコ機1,1・・に対する不正行為の履歴を効率良く参照することができる。また、新たなスペースを設けることなく非常に容易に中継タグ76を設置することができる。
さらに、監視システムSは、R/Wユニット66による監視状態を「通常モード」(第一状態)から「認証モード」(第二状態)へシフトさせるための店員カード249が所定の距離内に配置された場合にのみ、その店員カード249と無線通信を実行する店員カード用アンテナ206が、R/Wユニット66とともに設置台203に設置されているため、パチンコホールの店員が店員カード用アンテナ206を利用して、パチンコ機1に設置されたICタグとアンテナとによる監視状態を非報知状態に切り替えて、パチンコ機1のメンテナンス作業を実行することができる。さらに、新たなスペースを設けることなく非常に容易に認証用アンテナ204を設置することができる。
加えて、監視システムSは、各パチンコ機1,1・・の遊技に関連した情報を表示するための情報表示装置201が各パチンコ機1,1・・毎に設置台203に設けられており、各情報表示装置201の内部に各パチンコ機1,1・・に固有のR/Wユニット66が設置されているため、既存設備を利用した不正監視システムの導入をきわめて容易に行うことができる。また、中継タグ76や認証用アンテナ204が情報表示装置201の内部に設置されているので、ホール管理者が中継タグ76を利用する場合や遊技者が認証用アンテナ204を利用する場合の利便性に優れている。
加えて、監視システムSは、各パチンコ機1,1・・の主制御基板37がR/Wユニット66を介して警報表示器45と管理装置300とに接続されており、配線がシンプルであるため、信号の送受信の際にエラーが生じにくい。また、既存のパチンコホールに導入する際に、容易に配線することができる。
(5)実施例の監視システムの変更例
なお、本発明の監視システムの構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、遊技機、R/Wユニット、中継タグ、認証用アンテナ、ICタグ、アンテナ、警報表示器、管理装置等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、監視システムは、パチンコ機の機枠、ガラス枠、主制御基板ケースにICタグとアンテナとを設けたものに限定されず、大入賞装置の扉部材等の部位にICタグとアンテナとを設けたものでも良い。また、監視システムは、監視履歴情報を管理装置に送信するものに限定されず、インターネット等の回線を通じてパチンコホールの外部に監視履歴情報を送信するもの等でも良い。
また、監視システムは、パチンコ機の主制御基板と監視制御装置と警報表示器と管理装置とを有線によって接続したものに限定されず、それらの装置を無線によって接続したものに変更することも可能である。さらに、監視システムは、監視制御装置を介してパチンコ機の主制御基板と警報表示器あるいは管理装置とを接続したものに限定されず、パチンコ機の主制御基板を直接に警報表示器あるいは管理装置と接続したものに変更することも可能である。加えて、監視システムは、必ずしも警報表示器を有するものに限定されず、パチンコ機の主制御基板、監視制御装置、および管理装置のみを接続したものでも良い。
また、システムは、遊技者カード挿入部に遊技者カードが挿入された場合に、遊技者カードと遊技者カード用アンテナとの間でRF送受信が可能となり、遊技者カードのタグに最新の「遊技情報」を書き込むことができるように構成することも可能である。
一方、R/Wユニットは、パチンコホールの営業時間中に設置台から電源供給を受けるものに限定されず、常時、内蔵したバックアップ電源や外部のバックアップ電源から電源供給を受けるもの等でも良い。また、内蔵されたバッテリーがパチンコホールの営業時間中に蓄えた電力によってパチンコホールの営業時間外に作動するものに限定されず、常時(24時間)設置台から電源供給されるものに変更することも可能である。さらに、R/Wユニットは、消失時刻や復帰時刻等の監視履歴情報をEEPROMに記憶するものに限定されず、ハードディスクや光ディスク等の媒体に記憶するものや、監視履歴情報をRAMに一時的に記憶して外部の管理機等に出力した後に消去するもの等でも良い。また、R/Wユニットは、「遊技情報」をRAMに記憶するものに限定されず、EEPROM等のRAMとは異なる記憶手段に記憶するものでも良い。
加えて、遊技機の各部位に設けるICタグは、上記実施形態の如く、小型で扁平な長方形状のものに限定されず、コイン型やスティック型等の別の形状を有するものでも良い。また、上記実施形態の如く、電磁誘導方式によってアンテナと信号の送受信を行うものに限定されず、電磁結合方式、マイクロ波方式、光方式等の別の方法によって、アンテナと信号の送受信を行うものに変更することができる。さらに、ICタグやアンテナの取付方法は、所定の部材や装置に接着する方法に限定されず、所定の部材や装置に一体的にモールディングする方法等の別の方法を採用することができる。加えて、ICタグやアンテナを、所定の場所から剥がすと機能しなくなるように構成することも可能である。さらに、ICタグは、アンテナからの呼出波を受信すると、予め登録されている識別情報を含む反射波を返信する動作のみを実行するものに限定されず、アンテナからの呼出波にのせて送信されてきた特定のデータを記憶手段に記憶するものに変更することも可能である。
なお、本発明の監視システムは、上記実施形態の如くパチンコ機を監視するものに限定されず、スロットマシーン、スロットマシーン型パチンコ機等の他の遊技機を監視するものに変更することも可能である。
本発明の遊技機用監視システムは、各種の遊技機用の監視システムとして好適に用いることができる。
監視システムを示すブロック図である。 監視システムを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。 パチンコ機の正面図である。 遊技枠及び前面枠を開放したパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の背面図である。 ICタグの正面図である。 ICタグの制御機構を示すブロック図である。 アンテナの正面図である。 メイン制御ボックスの分解斜視図である。 情報表示装置の斜視図である。 情報表示装置の分解斜視図(前方からみた分解斜視図)である。 情報表示装置の分解斜視図(後方からみた分解斜視図)である。 情報表示装置の背面図(裏カバーを取り外した状態)である。 情報表示装置の配線状態を示す断面図(設置台を鉛直方向に切断した断面図)である。 R/Wユニットの制御機構を示すブロック図である。 中継タグの制御機構を示すブロック図である。 PDAの斜視図である。 PDAの制御機構を示すブロック図である。 店員カードの制御機構を示すブロック図である。 管理装置に「店員カードタグID」が記憶されている状態を示す説明図である。 管理装置の表示装置に「監視履歴情報」および「作業履歴情報」が表示された状態を示す説明図である。 パチンコ機の監視動作を実行するためのプログラムを示すフローチャートである。 パチンコ機の監視履歴情報の提供動作を実行するためのプログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
1・・パチンコ機、2・・機枠(支持部材)、3・・遊技枠(扉)、20・・機枠アンテナ、21・・機枠タグ、37・・主制御装置、38・・主制御基板ケース、40・・ケースタグ、41・・ケースアンテナ、66・・R/Wユニット(監視制御装置)、76・・中継タグ、77・・ガラス枠タグ、78・・ガラス枠用アンテナ、90・・PDA、201・・情報表示装置、203・・設置台、204・・認証用アンテナ、206・・店員カード用アンテナ(カード用アンテナ)、249・・店員カード、250・・店員カード用タグ(認証タグ)、S・・監視システム、

Claims (5)

  1. 設置台に設置された少なくとも1つ以上の遊技機を監視するための遊技機用監視システムであって、
    前記設置台に、前記遊技機における遊技に関連した情報を表示するための情報表示装置が、各遊技機毎に設けられている一方、
    ICタグとアンテナとが各遊技機に搭載されているとともに、
    各遊技機に設置されたアンテナを介して当該遊技機に設置されたICタグとの間の無線通信を断続的に繰り返し実行して無線通信状態の変化を検知し、その検知結果を含む監視履歴情報を記憶する各遊技機固有の監視制御装置が、前記情報表示装置の内部に設置されており、
    さらに、携帯型情報端末との間で無線通信するためのアンテナ回路、前記携帯型情報端末から送信される呼出波に含まれる搬送波成分を整流することにより起電力を生じさせるRF回路、及び前記監視制御装置へアクセスして記憶されている前記監視履歴情報を読み出す制御部を備えたタグ状体で、前記携帯型情報端末からの呼出波を受信すると、前記監視履歴情報を読み出し、当該監視履歴情報を反射波に含めて出力する中継タグが、前記監視制御装置に接続された状態で前記情報表示装置の内部に設置されていることを特徴とする遊技機用監視システム。
  2. 各遊技機が支持部材に扉を開閉自在に設けたものであり、それらの扉および支持部材のうちのいずれか一方にICタグが設置されているとともに、他方にアンテナが設置されており、扉が開放されると、ICタグとアンテナとが無線通信可能な距離を超えて離反することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用監視システム。
  3. 遊技機の作動を制御する制御装置がカバーに覆われた状態で遊技機に設置されており、そのカバーが取り外された場合には、遊技機に搭載されたICタグとアンテナとが無線可能な距離を超えて離反することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用監視システム。
  4. 前記監視制御装置が警報表示器と接続されているとともに、前記無線通信状態の変化を検知すると前記監視履歴情報の記憶に加えて前記警報表示器による報知を行う第一状態と、前記無線通信状態の変化を検知しても前記監視履歴情報の記憶のみを行い、前記警報表示器による報知を行わない第二状態とに切り替え可能である遊技機用監視システムにおいて、
    特定のIDを有するICタグである認証タグとの間で無線通信を行う認証アンテナが、前記情報表示装置の内部に設置されており、
    前記監視制御装置は、前記認証アンテナを介して前記認証タグの特定のIDを受信すると、監視状態を前記第一状態から前記第二状態へシフトさせることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機用監視システム。
  5. 前記認証タグが、カード体の内部に埋め込まれている一方、
    前記情報表示装置に、前記カード体を挿入可能な孔が設けられているとともに、当該孔に近接して前記認証アンテナが設置されており、
    前記カード体を前記孔へ挿入することにより、前記認証タグと前記認証アンテナとが無線通信可能な所定の距離内に配置されるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機用監視システム。
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