JP4801965B2 - 遊技機用監視システム、および遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に対する不正行為の有無を監視するための監視システムに関するものである。
遊技機の一種であるパチンコ機においては、作動内容を制御するROM等の制御素子を偽造されたものにすり替える不正行為が行われることがある。また、前面に開閉自在に取り付けられたガラス枠やミドル枠等を無理矢理開放して遊技盤面上の入賞装置内に多くの遊技球を入賞させる不正行為が行われることもある。
そのような不正行為を防止するために、出願人は、制御基板収納ボックスの分割式収納ケースに監視用のICタグとアンテナとを設置するとともに、監視制御装置を利用してそれらの監視用ICタグとアンテナとの間で無線通信を短時間の周期で繰り返し実行させることによって、制御基板収納ボックスの不正開放の有無を監視する監視システムについて提案した(特許文献1)。
さらに、出願人は、上記の如きICタグとアンテナとを利用した遊技機の自動監視システムにおいて、パチンコホールの店員がパチンコ機のメンテナンス作業を実行する際に警報の発生を一時的に停止させることを可能とすべく、店員が有する店員カードに内蔵された認証用タグと無線通信可能な認証用アンテナをパチンコ機に設置し、店員カード内の認証用タグと認証用アンテナとの無線通信において所定の条件が充足された場合に、監視制御装置による監視態様を非報知態様に切り替える技術についても提案した(特願2003−276164)。
特開2004−65801号公報
また、上記の如き不正監視システムにおいては、パチンコ機の外枠や遊技盤面の交換等の事情により監視用ICタグを取り替えた場合には、取り替え後の新規な監視用のICタグに固有の「識別情報」に基づく不正行為の監視動作を行う必要がある。従来では、取り替え後の新規な監視用ICタグに固有の「識別情報」に基づき監視動作を再開させるために、ホール管理者が有する管理カードに内蔵された管理用タグと無線通信可能な管理用アンテナをパチンコ機に設置して、管理カード内の管理用タグと管理用アンテナとの無線通信において所定の条件が充足された場合に、取り替え後の新規な監視用ICタグに固有の「識別情報」を正規な「識別情報」として監視用制御装置に記憶させていた。
しかしながら、上記したような店員カードにより監視態様を非報知態様に切り替える一方、管理カードにより新規な「識別情報」を監視用制御装置に記憶させる不正監視システムでは、店員カード、管理カードという2種類の通信用カード(ICタグ)の管理が非常に煩わしいものとなってしまう。また、店員カードを使用するつもりで誤って管理カードを使用してしまい、監視用制御装置に記憶されている「識別情報」を予期せぬタイミングで別のものに更新してしまう虞れがある。
本発明の目的は、上記従来の不正監視システムが有する問題点を解消し、システムの動作に供する通信用カード(ICタグ)の管理が容易で実用性に優れた遊技機用の監視システムを提供することにある。
かかる本発明の内、請求項1に記載された発明の構成は、遊技機に設置された固有の監視用ID情報を記憶した監視用ICタグと、監視用アンテナを介して前記監視用ICタグと無線通信を実行する監視制御装置とを有しており、前記監視制御装置が、前記監視用アンテナを介して、前記遊技機に設置された前記監視用ICタグとの間で、前記監視用ICタグに記憶された監視用ID情報が監視制御装置内に記憶された前記監視用ICタグに関する監視用ID情報と一致するか否かを確認する無線通信を周期的に繰り返し実行し、その無線通信が所定の結果である場合に、所定の監視情報を外部に出力する遊技機用監視システムであって、前記監視用ICタグおよび前記監視用アンテナによる監視状態を異なる態様に切り替えるための所定の管理用ID情報を記憶した認証用ICタグと、前記認証用ICタグと無線通信を行って前記管理用ID情報を読み取る認証用アンテナとが設けられているとともに、前記認証用アンテナが前記監視制御装置に接続されており、前記監視制御装置が前記認証用アンテナを介して前記認証用ICタグと無線通信を実行した結果、前記認証用ICタグから読み取られた管理用ID情報が、予め監視制御装置内に記憶された管理用ID情報と一致し、且つ、その一致した状態が所定時間未満しか継続しなかった場合には、前記監視用ICタグと前記監視用アンテナとの間の無線通信状態が変化した場合に前記監視制御装置から前記監視情報の代わりに認証情報を出力する認証制御を実行する一方、前記監視制御装置が前記認証用アンテナを介して前記認証用ICタグと無線通信を実行した結果、前記認証用ICタグから読み取られた管理用ID情報が、予め監視制御装置内に記憶された管理用ID情報と一致し、且つ、その一致した状態が前記所定時間以上に亘って継続した場合には、前記認証制御とは異なる管理制御を実行し、さらに、前記管理制御が、前記監視用ICタグに関する新たな監視用ID情報を前記監視制御装置に記憶させるものであり、前記新たな監視用ID情報が、前記管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した後に最初に読み込んだ監視用ID情報であることにある。
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、前記管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した場合に、そのことを報知する報知手段が設けられていることにある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1又は2に記載された発明において、前記監視制御装置内に記憶された管理用ID情報が、認証用ID情報に付加された属性であって、前記認証用ID情報を記憶した第2認証用ICタグと前記監視制御装置との間で無線通信を行った場合、前記監視制御装置は、前記第2認証用ICタグから読み取られた認証用ID情報と、予め監視制御装置内に記憶された認証用ID情報とが一致すると、その一致状態の継続時間に拘わらず、前記認証制御を実行することにある。
請求項4に記載された発明の構成は、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機用監視システムによって監視される遊技機にある。
請求項1に記載された遊技機用監視システムによれば、管理用ID情報が記憶された認証用ICタグを用いれば、その認証用ICタグを所定時間より短い時間だけ認証させることにより「認証制御」を実行し、所定時間より長い時間に亘って認証させることにより「管理制御」を実行することが可能となる。したがって、請求項1に記載された遊技機用監視システムは、一枚の認証用ICタグを用いることによって「認証制御」と「管理制御」とを実行させることが可能であるので、システムの動作に供する通信用カード(ICタグ)の管理が非常に容易であり、実用性に優れている。
また、請求項1に記載された遊技機用監視システムは、管理制御が、監視用ICタグに関する新たな監視用ID情報を監視制御装置に記憶させるものであるため、監視用ICタグの取り替え時における新規な監視用ICタグに固有の「識別情報」に基づく不正行為の監視動作を再開する際の作業が、非常に容易である。
さらに、請求項1に記載された遊技機用監視システムは、管理制御において監視制御装置に記憶させる新たな監視用ID情報が、管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した後に最初に読み込んだ監視用ID情報であるため、取り替え後の新規な「識別情報」に基づき監視動作を再開させる際に、新たな「識別情報」を確実に監視制御装置に記憶させることができる。したがって、請求項1に記載された遊技機用監視システムによれば、監視制御装置による監視動作がより精度の高いものとなる。
請求項2に記載された遊技機用監視システムは、管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した場合に、そのことが報知手段によって報知されるので、「管理制御」が実行されたことを容易に認識することができる。また、パチンコホール管理者以外の者が不正目的で「管理制御」を実行する事態を防止することができる。
請求項3に記載された遊技機用監視システムは、監視制御装置内に記憶された管理用ID情報が、認証用ID情報に付加された属性であって、認証用ID情報を記憶した第2認証用ICタグと監視制御装置との間で無線通信を行った場合、監視制御装置は、第2認証用ICタグから読み取られた認証用ID情報と、予め監視制御装置内に記憶された認証用ID情報とが一致すると、その一致状態の継続時間に拘わらず、認証制御を実行するため、認証用ICタグに管理用ID情報を記憶させたり、認証用ICタグから管理用ID情報を消去したりすることにより、1つの認証用ICタグを、「認証制御」の実行のみが可能なものと、「認証制御」及び「管理制御」の実行が可能なものとの2通りの態様で使用することができるので、きわめて利便性に優れている。
請求項4に記載された遊技機は、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機用監視システムによって監視されるため、不正行為を効果的に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るパチンコ機用の監視システムについて、以下の目次の順序にしたがい、図面に基づいて詳細に説明する。
(1)監視システムの概要
(2)監視システムの各要素の構成
(3)監視システムの動作内容
(4)監視システムの効果
(5)監視システムの変更例
(1)監視システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機用の監視システムSを示すブロック図であり、図2は、監視システムSを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。パチンコホールの各設置台(設置島)203,203・・には、パチンコ機1,1・・が、背中合わせに2列に並べられて設置されている。また、各設置台203,203・・には、各パチンコ機1,1・・と隣接した上方に、監視システムSにおける監視態様を切り替えるための通信ユニット33,33・・が設置されている。なお、それらの各通信ユニット33,33・・の上側には、遊技者が個々のパチンコ機1の遊技内容に関する情報を入手するための情報表示器201,201・・が設置されている。
また、各設置台203,203・・の内部には、各パチンコ機1,1・・を監視するための監視制御装置であるRW(リーダライタ)66,66・・が内蔵されており、各RW66,66・・は、パチンコ機1の主制御基板37および通信ユニット33と接続された状態になっている。加えて、各RW66,66・・は、LANによって、設置台203の端部に設置された警報表示器45、およびパチンコホール全体を管理するホールコンピュータである管理装置300に接続されている。そして、各RW66,66・・の情報を警報表示器45や管理装置300へ送信したり、管理装置300からの情報を受信したりすることができるようになっている。
かかる監視システムSは、各RW66,66・・が、各パチンコ機1,1・・に設置された監視用ICタグ(ガラス枠タグ40)と監視用アンテナ(ガラス枠アンテナ41)とを利用して、各パチンコ機1,1・・に対する不正行為の有無を監視する。また、パチンコホールの店員が、通信ユニット33の所定の部位にICタグである店員カードをかざして、通信ユニット33に内蔵された認証用アンテナ206と近接させることによって、監視用ICタグと監視用アンテナとによる監視状態を「非報知態様」に切り替えて、パチンコ機1のメンテナンス作業を実行する際の警報の発生を停止させることができる。加えて、監視システムSは、パチンコホールの店員が、通信ユニット33の所定の部位に特定の店員カードをかざして、通信ユニット33内の認証用アンテナ206と近接させることによって、監視用ICタグに関する新たな「識別情報」をRW66に記憶させて、新規の監視用ICタグに固有の「識別情報」に基づく監視動作を再開させることができる。
(2)監視システムの各要素の構成
[パチンコ機の構成]
図3、図4は、パチンコ機1を示したものである。パチンコ機1は、その周囲を機枠2によって支持されており、機枠2の前面には、ミドル枠10が、左端縁を軸として着脱自在に蝶着されている。そして、ミドル枠10の前面上側には、略正方形の遊技盤9が設けられているとともに、その遊技盤9を覆うように、ガラス板を嵌め込んだガラス枠4が、左端縁を軸として片開き自在に蝶着されている。なお、パチンコ機1の裏面には、パチンコ機1の作動内容を制御するための主制御基板を収納した主制御基板ボックス(図示せず)が設置されており、ガラス枠4を開放することによって、その主制御基板ボックスのメンテナンス等をすることができるようになっている。
さらに、ガラス枠4の開放側の裏面には、監視用ICタグであるガラス枠タグ40が固着されており、ミドル枠10の右上方であってガラス枠4を閉じた際にガラス枠タグ40と対峙する部位には、ガラス枠タグ40との間でRF送受信を行う監視用アンテナであるガラス枠アンテナ41が固着されている。
ガラス枠タグ40は、フレキシブルな基板上に、RF回路、EEPROM等の記憶手段、および送受信回路等を設けたものであり、記憶手段の上書消去禁止区域には、ガラス枠タグ40を他のICタグと識別するための識別情報が記憶されている。
一方、ガラス枠アンテナ41は、CEM3等のガラスコンポジットで形成された薄い板状の基板の表面に送受信回路を渦巻き状に形成したものである。かかるガラス枠アンテナ41は、ケーブルを介して、設置台203内のRW66に接続されている。
ガラス枠タグ40は、ガラス枠アンテナ41との間で、所定の周波数(たとえば、13.56MHz)を利用して、RF(Radio Frequency)送受信を行うことが可能であり、呼出波を受信すると、予め記憶されている識別情報を含む反射波を、所定の通信範囲(約3mm)内に出力(返信)するように設定されている。
[RWの構成]
図5は、監視制御装置であるRW66の制御機構を示したものである。RW66は、CPU68、RAM69、ROM70、EEPROM71、タイマ72、RF回路73、I/Oインタフェイス74等を有している。そして、RF回路73が、パチンコ機1に設置されたガラス枠アンテナ41のケーブルと接続された状態になっている。
また、RW66のEEPROM71には、パチンコ機1のガラス枠タグ40に登録されている「識別情報」が記憶されている。さらに、RW66のRAM69には、図6の如く、各店員カードに記憶された「店員ID」が、有効なすべての店員カードの種類別(番号別)に記憶されている。すなわち、パチンコホールの“○○一郎”店員が保持すべきNO.1の店員カードの「店員ID」としては、“4852・・・79AX”が記憶されており、パチンコホールの“△△二郎”店員が保持すべきNO.2の店員カードの「店員ID」としては、“6957・・・31HY”が記憶されている。加えて、「店員ID」には、所定の属性が付加された状態になっている。すなわち、NO.1の店員カードの「店員ID」には、属性として、“1”が付加されており(以下、この属性を管理者属性という)、NO.2以降の店員カードの「店員ID」には、属性として、“0”が付加されている。なお、それらの「店員ID」および属性は、管理装置300から送信された後にRW66のRAM69内に記憶されたものである。また、必要に応じて管理装置300で所定の入力を実行することによって、「店員ID」に付加された属性を変更することができるようになっている。
[通信ユニットの構成]
図7は、設置台203の表側に設置された通信ユニット33を示したものである。通信ユニット33は、合成樹脂によって扁平な直方体状に形成された収納ケース34の内部に、認証用アンテナ206を設置したものである。認証用アンテナ206は、フレキシブルな薄い基板の表面に送受信回路を渦巻き状に形成したものである。そして、送受信回路を捲回させた面を収納ケース34のフロントパネルの裏側に当接させた状態で固定されており、アンテナケーブル31bによってRW66のRF回路73に接続されている(図7(d)参照)。また、通信ユニット33の収納ケース34のフロントパネルには、内蔵された認証用アンテナ206の上方の外側に、認証状態報知手段および管理制御状態報知手段として機能する報知ランプ32が並設されている。
[管理装置の構成]
図8は、管理装置300の制御機構を示したものである。管理装置300は、CPU292、RAM,ROM,EEPROM等からなる記憶手段291、タイマ297、警告ランプ295、表示器296、通信回路294、I/Oインタフェイス293等を有している。そして、CPU292が、I/Oインタフェイス293を介して警告ランプ295および表示器296と接続された状態になっている。また、CPU292が、I/Oインタフェイス293を介して通信回路294と接続されている。そして、各RW66,66・・は、LANケーブル等の配線を介して、設置台203の警報表示器45を経由して、管理装置300のCPU292に接続された状態になっている。
[店員カードの構成]
図9は、店員カードを示したものであり、店員カード249は、送受信回路252、RF回路267およびEEPROM等の記憶手段266を内蔵したICチップ253を合成樹脂でコーティングしてなるICタグを、カード状に成形した樹脂に埋め込んだものである。なお、記憶手段266内には、各店員カード249に固有のIDである「店員ID」が記憶されている。また、特定の店員カード249の記憶手段266内には、「店員ID」の他に、「店員ID」と同様に固有のIDである「管理者ID」が記憶されている。なお、以下の説明においては、「管理者ID」が記憶された特定の店員カード249を管理用の店員カードといい、「管理者ID」が記憶されていない店員カード249を通常の店員カードという。かかる店員カード249は、呼出波を受信すると予め記憶されている「店員ID」や「管理者ID」を含む反射波を所定の通信範囲内に出力する認証用ICタグとして機能するようになっている。
(3)監視システムの動作内容
[不正行為の監視動作]
図10は、監視システムSにおける各要素の制御機構を示すブロック図である。RW66は、パチンコ機1に設置されたガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41との間におけるRF送受信を利用して、パチンコ機1においてガラス枠4の監視動作を実行する。すなわち、RW66が、ガラス枠アンテナ41を介して、ガラス枠タグ40へ呼出波を送信すると、ガラス枠タグ40は、直ちに、記憶された「識別情報」を含めた反射波を返信する。RW66は、ガラス枠アンテナ41によって、その反射波を受信すると、ガラス枠タグ40からの反射波に含まれる「識別情報」が、EEPROM71に予め記憶されているものと一致するか否かを判断し、記憶されたものと同一であると確認した場合には、“正常”と判断し、再度、直ちに呼出波を送信する。しかしながら、呼出波を送信してから所定時間(たとえば、50ms)内に反射波を受信しなかった場合や、ガラス枠タグ40からの反射波に含まれる「識別情報」が、予めEEPROM71に登録されているものと一致しなかった場合には、異常である(ガラス枠40が不正に開放された可能性がある)と判断し、反射波を受信できなかった時刻等を「異常検知情報」としてEEPROM71に記憶するとともに、後述する「認証モード」で監視動作を実行している場合を除いて「異常信号」を外部へ出力する。
RW66は、上記の如き監視動作を、短時間(約数十ms)の周期で24時間繰り返し実行する。なお、ガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41とは、間隔が約3mm以内となっている場合にのみRF送受信ができるように設定されている。したがって、ほんの少しの時間、わずかにガラス枠4が開放されたとしても、異常であると判断される。
警報表示器45は、RW66が出力した「異常信号」を受信すると、表示器46に所定のメッセージを表示するとともに、警報ランプ47を所定の態様で発光させることによって、パチンコホールの店員の注意を促す。また、警報表示器45は、RW66が出力した「異常信号」を受信すると、管理装置300へ「異常信号」を送信する。管理装置300は、警報表示器45から送信された「異常信号」を受信すると、その受信時刻や発信元の「識別記号」(パチンコ機1の機台番号)を、「異常検知情報」として表示器296に表示する。
[店員カードを用いた認証動作]
監視システムSは、パチンコホールの管理者や店員が、店員カードを通信ユニット33にかざして認証用アンテナ206と近接させた場合に、図11のフローチャートにしたがって、「認証動作」を実行し、ガラス枠タグ40とガラス枠用アンテナ41とによる監視状態を「非報知態様」に切り替えるようになっている。
すなわち、店員カード249あるいは管理者カード51が通信ユニット33の認証用アンテナ206に近づけられると、認証用アンテナ206からの呼出波の受信が可能となる。そして、認証用アンテナ206からの呼出波を受信した店員カード249は、その店員カード240に固有の「店員ID」や属性を含む射波波を認証用アンテナ206に送信する(なお、認証用アンテナ206は、常時、呼出波を送信している)。送信された反射波は、認証用アンテナ206からRW66へ伝達される。
「認証動作」におけるS1では、店員カード249からの反射波を受信したRW66によって、その反射波に含められた「店員ID」がRW66のRAM69内に記憶されたものと一致しているか否かが判断される。そして、S1でRW66によって店員カード249から受信した反射波に含められた「店員ID」がRAM69内に記憶されたものと一致していると判断された場合には、続くS2で、その一致した「店員ID」に付加された属性が管理者属性であるか否かを判断する。
さらに、S2で“NO”と判断された場合(すなわち、一致した「店員ID」に付加された属性が管理者属性でないと判断された場合)には、S7で、ガラス枠タグ40とガラス枠用アンテナ41とによる監視状態を「非報知態様」に切り替える「認証制御」が実行される。したがって、監視システムSにおいては、RW66に記憶された「店員ID」を記憶させた正規の店員カード249を通信ユニット33にかざして認証用アンテナ206と近接させた場合(すなわち、「店員ID」を認証させた場合)にのみ「認証制御」を実行させることができる。
かかる「認証制御」においては、パチンコ機1のガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41とが送受信不能になったとしても、警報表示器45および管理装置300へ「異常信号」が送信されないように制御される。そのように制御することによって、パチンコホールの店員がメンテナンス作業等のためにパチンコ機1のガラス枠4を開放した場合に、警報表示器45および管理装置300において不要な警報を行わないようにすることが可能となる。
また、店員カード249から送信された反射波に含められた「店員ID」がRAM69内に記憶されたものであると判断した場合には、その反射波を受信した時刻および「店員ID」が、「アクセス履歴情報」としてRW66のEEPROM71に記憶される。かかる制御によって、何時にどの店員カード249によって「店員ID」の照合があったかを把握することが可能となる。なお、このような「店員ID」の照合があった場合におけるRW66によるパチンコ機1の監視態様を「認証モード」といい、それ以外のときの監視態様を「通常モード」という。また、監視態様が「認証モード」になっている間は、通信ユニット33に設けられている報知ランプ32が点滅する。
さらに、監視態様を「認証モード」に切り替えた後、パチンコ機1のガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41との送受信が切断された場合には、その切断された時刻が、認証された「店員ID」と対応させた状態で、「作業履歴情報」としてRW66のEEPROM71に記憶されるとともに、その「作業履歴情報」が管理装置300へ送信される。RW66から「作業履歴情報」を受信した管理装置300は、それらの「作業履歴情報」を、パチンコ機1の機台別に、記憶手段291内に記憶させる。
なお、監視態様を「認証モード」に切り替えた後、パチンコ機1のガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41との送受信が復旧した場合(すなわち、メンテナンス作業等の後にガラス枠4が閉じられてから所定の時間だけ継続して正常な送受信が行われた場合)には、監視態様を再び「通常モード」に切り替えて、それ以降、パチンコ機1のガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41とが送受信不能になった場合に警報表示器45および管理装置300へ「異常信号」が送信されないように制御される。
一方、S2で“YES”と判断された場合には、S3で、RW66において、タイマ72が所定の時間(t;5秒)にセットされる。しかる後に、S4で、所定の時間(t)が経過したか否か判断され、“YES”と判断された場合には、S5で、RW66によって、店員カード249から受信した反射波に含められた「店員ID」および属性がRAM69内に記憶されたものと一致しているか否か、判断される。
そして、S5で“YES”と判断された場合には、S6で、監視用ICタグに関する新たな「識別情報」をRW66に記憶させる「管理制御」を実行する。したがって、監視システムSにおいては、RW66に記憶された「店員ID」および属性を記憶させた正規の管理用の店員カード249を用いて、所定の時間(t0 )以上の時間に亘って通信ユニット33にかざして認証用アンテナ206と近接させた場合(すなわち、所定の時間以上に亘って「店員ID」および属性を認証させた場合)にのみ「管理制御」を実行させることができる。尚、S5で“NO”と判断された場合、すなわち管理用の店員カード249を認証用アンテナ206に近接させてから、その近接状態が所定の時間(t0)に亘って継続されなかった場合には、「認証制御」を実行することになる。
かかる「管理制御」においては、S4で所定の時間(t)が経過したと判断された後に最初にガラス枠アンテナ41が受信したガラス枠タグ40の「識別情報」を、正規の「照合情報」としてRW66のEEPROM71に記憶させる。このような「管理制御」を実行することにより、ガラス枠4の交換等の事情によりガラス枠タグ40を取り替える場合に、取り替え後の新規なガラス枠タグ40に固有の「識別情報」に基づく不正行為の監視動作の再開が可能になる。すなわち、古いガラス枠タグ40の「識別情報」がリセットされ、新たなガラス枠タグ40の「識別情報」が記憶された場合には、その新規なガラス枠タグ40の「識別情報」に基づいて、ガラス枠タグ40とガラス枠アンテナ41とが送受信不能になった場合に警報表示器45および管理装置300へ「異常信号」が送信されるように制御される。
なお、新規なガラス枠タグ40の「識別情報」が記憶された場合には、その「識別情報」の更新時刻が、認証された「店員ID」および「管理者ID」と対応させた状態で、「管理履歴情報」としてRW66のEEPROM71に記憶されるとともに、その「管理履歴情報」が管理装置300へ送信される。RW66から「管理履歴情報」を受信した管理装置300は、それらの「作業履歴情報」を、パチンコ機1の機台別に、記憶手段291内に記憶させる。また、新規なガラス枠タグ40の「識別情報」が記憶された場合には、通信ユニット33に設けられている報知ランプ32が所定の時間(約30秒)に亘って点滅する。
一方、S1で“NO”と判断された場合(すなわち、店員カード249から受信した反射波に含められた「店員ID」がRAM69内に記憶されたものと一致していないと判断された場合)、あるいは、S2で“NO”と判断された場合(店員カード249から受信した反射波に含められた「店員ID」あるいは属性がRAM69内に記憶されたものと一致していないと判断された場合)には、「認証制御」あるいは「管理制御」を実行することなく、「認証動作」を終了する。
(4)監視システムの効果
監視システムSは、上記の如く、RW66が認証用アンテナ206を介して店員カード249(認証用ICタグ)と無線通信を実行した結果、店員カード249から読み取られた「店員ID」が、予めRW66内に記憶された「店員ID」と一致した場合には、ガラス枠タグ40とガラス枠用アンテナ41との間の無線通信状態が変化した場合に、RW66から「監視情報」である「異常信号」を出力する代わりに、認証状態であることを報知する「作業履歴情報」を出力する「認証制御」(すなわち、作業管理制御)を実行する。また、RW66が認証用アンテナ206を介して店員カード249と無線通信を実行した結果、店員カード249から読み取られた「店員ID」および「管理者ID」が、予めRW66内に記憶された「管理者ID」と一致し、その一致した状態が所定時間以上に亘って継続した場合には、ガラス枠タグ40の「識別情報」を管理するための「管理制御」(すなわち、更新制御)を実行する。したがって、「管理者ID」が記憶された管理用の店員カード249を用いれば、その管理用の店員カード249を所定時間より短い時間だけ認証させることにより「認証制御」を実行し、所定時間より長い時間に亘って認証させることにより「管理制御」を実行することができる。すなわち、監視システムSは、一枚の管理用の店員カード249を用いることによって「認証制御」と「管理制御」とを実行させることができるので、システムの動作に供する通信用カード(ICタグ)の管理が非常に容易であり、実用性に優れている。また、店員カードを使用するつもりで誤って管理カードを使用してしまうことによってRW66に記憶されている「識別情報」を予期せぬタイミングで別のものに更新してしまう事態が生じたりしない。
また、監視システムSは、ガラス枠タグ40の「識別情報」を管理するための「管理制御」が、新規なガラス枠タグ40の「識別情報」をRW66に記憶させるものであるため、ガラス枠タグ40の取り替え時に、新規なガラス枠タグ40に固有の「識別情報」に基づく不正行為の監視動作をスムーズに再開することができる。
また、監視システムSは、「管理制御」においてRW66に記憶させる新規なガラス枠タグ40の「識別情報」が、店員カード249から読み取られた「店員ID」と予めRW66内に記憶された「店員ID」との一致状態が所定時間(t)以上に亘って継続した後に最初に読み込んだガラス枠タグ40の「識別情報」であるため、取り替え後の新規な「識別情報」に基づき監視動作を再開させる際に、新たな「識別情報」を確実にRW66に記憶させることができる。したがって、監視システムSによれば、RW66による監視動作がより精度の高いものとなる。
さらに、監視システムSは、認証用アンテナ206により店員カード249から読み取られた「店員ID」および属性が、予めRW66内に記憶された「店員ID」および属性と一致した状態が所定時間以上に亘って継続した場合(すなわち、管理用の店員カード249が認証された場合)に、そのことを報知する報知ランプ32が設けられているため、「管理制御」が実行されたことを容易に認識することができる。また、パチンコホール管理者以外の者が不正目的で「管理制御」を実行する事態を防止することができる。
さらに、監視システムSは、RW66内に記憶された「管理用ID」が「店員ID」に付加された属性であるため、通常の店員カード249に管理者属性を付加するとともに、RW66のRAM69にその店員カード249および管理者属性を記憶させることによって、通常の店員カード249を管理用の店員カード249として利用することが可能となり、反対に、管理用の店員カード249の管理者属性を通常の属性(すなわち、“0”)に変更し、RW66のRAM69内に記憶されている店員カード249の管理者属性を通常の属性に変更することによって、管理用の店員カード249を通常の店員カード249として利用することが可能となる。したがって、監視システムSは、きわめて利便性が高い。
(5)実施例の監視システムの変更例
なお、本発明の監視システムの構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、遊技機、監視制御装置(RW)、認証用アンテナ、認証用ICタグ、監視用ICタグ、監視用アンテナ、通信ユニット、警報表示器、管理装置等の形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、監視システムは、パチンコ機の前面に開閉自在に取り付けられたガラス枠にICタグとアンテナとを設けたものに限定されず、パチンコ機の周囲を覆う機枠や、パチンコ機の主制御基板ボックスの収納ケース、あるいは大入賞装置の扉部材等の部位に監視用ICタグと監視用アンテナとを設けたものでも良い。
また、管理用の店員カードを所定時間以上認証させた場合に実行可能となる「管理制御」は、監視用ICタグに関する新たな監視用ID情報を監視制御装置に記憶させるものに限定されず、遊技機の監視情報に関するデータを集計したり出力したりするもの等に変更することも可能である。
加えて、監視システムは、店員カードを所定時間(t)未満だけ認証させた場合に所定時間(約5秒)だけ監視状態を「非報知態様」とするものに限定されず、店員カードを認証させた場合には所定の解除信号を入力(たとえば、再度の認証動作を実行)するまで(時間制限がなく)監視状態を「非報知態様」とするものに変更することができる。
さらに、上記実施形態においては、一通りの店員カードを通常の店員カードとしても管理用の店員カードとしても利用できる監視システムの一例について説明したが、本発明の監視システムにおいては、通常の店員カードと管理用の店員カードとを別個のものとすることも可能である。
一方、監視システムは、上記実施形態の如く、「認証制御」を実行する場合と「認証制御」を実行する場合とにおける報知手段の報知態様が異なるものに限定されず、「認証制御」を実行する場合と「認証制御」を実行する場合とにおける報知手段の報知態様が同じものでも良い。また、「認証制御」や「管理制御」の実行を報知する報知手段が認証用ICタグの近傍に設けられたものに限定されず、警報表示器や管理装置、あるいはそれらの近傍に報知手段を設けることも可能である。
一方、監視システムは、パチンコ機の主制御基板と監視制御装置と警報表示器と管理装置とを有線によって接続したものに限定されず、それらの装置を無線によって接続したものに変更することも可能である。また、監視システムは、インターネット等の回線を通じてパチンコホールの外部に監視履歴情報を送信するもの等でも良い。さらに、監視システムは、監視制御装置を介してパチンコ機の主制御基板と警報表示器あるいは管理装置とを接続したものに限定されず、パチンコ機の主制御基板を直接に警報表示器あるいは管理装置と接続したものに変更することも可能である。加えて、監視システムは、必ずしも警報表示器を有するものに限定されず、パチンコ機の主制御基板あるいは監視制御装置を管理装置に直接的に接続したものでも良い。
なお、本発明の監視システムは、上記実施形態の如くパチンコ機を監視するものに限定されず、スロットマシーン、スロットマシーン型パチンコ機等の他の遊技機を監視するものに変更することも可能である。
本発明の遊技機用監視システムは、各種の遊技機用の監視システムとして好適に用いることができる。
監視システムの概要を示すブロック図である。 監視システムを導入したパチンコホールの外観を示す説明図である。 パチンコ機の正面図である。 ガラス枠およびミドル枠を開放したパチンコ機の前方斜視図である。 RWの制御機構を示すブロック図である。 RWの記憶手段に「店員ID」、「管理用ID」が記憶されている状態を示す説明図である。 (a)は通信ユニットの前方斜視図であり、(b)は通信ユニットの正面図であり、(c)は(b)におけるA−A線断面を示す説明図である。 管理装置の制御機構を示すブロック図である。 店員カードの制御機構を示すブロック図である。 監視システムの各要素の制御機構を示すブロック図である。 「認証動作」の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・パチンコ機、32・・報知ランプ、40・・ガラス枠タグ(監視用ICタグ)、41・・ガラス枠アンテナ(監視用アンテナ)、66・・RW(監視制御装置)、206・・認証用アンテナ、249・・店員カード(認証用ICタグ)、S・・監視システム。

Claims (4)

  1. 遊技機に設置された固有の監視用ID情報を記憶した監視用ICタグと、
    監視用アンテナを介して前記監視用ICタグと無線通信を実行する監視制御装置とを有しており、
    前記監視制御装置が、前記監視用アンテナを介して、前記遊技機に設置された前記監視用ICタグとの間で、前記監視用ICタグに記憶された監視用ID情報が監視制御装置内に記憶された前記監視用ICタグに関する監視用ID情報と一致するか否かを確認する無線通信を周期的に繰り返し実行し、その無線通信が所定の結果である場合に、所定の監視情報を外部に出力する遊技機用監視システムであって、
    前記監視用ICタグおよび前記監視用アンテナによる監視状態を異なる態様に切り替えるための所定の管理用ID情報を記憶した認証用ICタグと、
    前記認証用ICタグと無線通信を行って前記管理用ID情報を読み取る認証用アンテナとが設けられているとともに、
    前記認証用アンテナが前記監視制御装置に接続されており、
    前記監視制御装置が前記認証用アンテナを介して前記認証用ICタグと無線通信を実行した結果、前記認証用ICタグから読み取られた管理用ID情報が、予め監視制御装置内に記憶された管理用ID情報と一致し、且つ、その一致した状態が所定時間未満しか継続しなかった場合には、前記監視用ICタグと前記監視用アンテナとの間の無線通信状態が変化した場合に前記監視制御装置から前記監視情報の代わりに認証情報を出力する認証制御を実行する一方、
    前記監視制御装置が前記認証用アンテナを介して前記認証用ICタグと無線通信を実行した結果、前記認証用ICタグから読み取られた管理用ID情報が、予め監視制御装置内に記憶された管理用ID情報と一致し、且つ、その一致した状態が前記所定時間以上に亘って継続した場合には、前記認証制御とは異なる管理制御を実行し、
    さらに、前記管理制御が、前記監視用ICタグに関する新たな監視用ID情報を前記監視制御装置に記憶させるものであり、前記新たな監視用ID情報が、前記管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した後に最初に読み込んだ監視用ID情報であることを特徴とする遊技機用監視システム。
  2. 前記管理用ID情報の一致状態が所定時間以上に亘って継続した場合に、そのことを報知する報知手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用監視システム。
  3. 前記監視制御装置内に記憶された管理用ID情報が、認証用ID情報に付加された属性であって、
    前記認証用ID情報を記憶した第2認証用ICタグと前記監視制御装置との間で無線通信を行った場合、前記監視制御装置は、前記第2認証用ICタグから読み取られた認証用ID情報と、予め監視制御装置内に記憶された認証用ID情報とが一致すると、その一致状態の継続時間に拘わらず、前記認証制御を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用監視システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機用監視システムによって監視されることを特徴とする遊技機。
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