JP2003126501A - 遊技機監視システム - Google Patents

遊技機監視システム

Info

Publication number
JP2003126501A
JP2003126501A JP2001331297A JP2001331297A JP2003126501A JP 2003126501 A JP2003126501 A JP 2003126501A JP 2001331297 A JP2001331297 A JP 2001331297A JP 2001331297 A JP2001331297 A JP 2001331297A JP 2003126501 A JP2003126501 A JP 2003126501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaming machine
monitoring system
data
antenna
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001331297A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Fujimoto
淳 富士本
Masayuki Nonaka
誠之 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Seta Corp
Original Assignee
Seta Corp
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seta Corp, Aruze Corp filed Critical Seta Corp
Priority to JP2001331297A priority Critical patent/JP2003126501A/ja
Publication of JP2003126501A publication Critical patent/JP2003126501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の内部制御に影響を与えることなく、
管理情報を客がプレー中でも必要に応じてリアルタイム
で取得して不正行為を監視することができる簡易な遊技
機監視システムを提供する。 【解決手段】 遊技機に付帯させる送信ユニット1の制
御装置12が遊技機の制御基板3から遊技機の動作を示
す指標信号を受入して記憶装置13に記憶させ、送信装
置11がデータ読込端末2の接近を検出して送信許可信
号を制御装置12に通知すると記憶装置13に記憶され
ていた指標信号を読み出し送信装置11に送り出して無
線通信手段によりデータ読込端末2に送信する。指標信
号は、遊技機における不正行為を監視する上で有用な情
報に関する信号で、遊技機における玉の入力数、玉の出
力数、当たり回数、遊技回数、遊技機の扉開閉時刻、電
源断接時刻、遊技機の確率制御用ROMのID番号など
を表す信号である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコやパチス
ロなどの遊技機において不正行為を防止するために有効
な管理を可能にする遊技機監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコやパチスロなど多数の遊技機を
備えて娯楽を提供するパチンコホールなどの遊技施設に
おいて、玉やコインを不正に盗取するいわゆるゴト行為
が横行している。ところで、近年の遊技機は電子化が進
み、コンピュータを用いて射幸心を適当にくすぐるとと
もに不当な博打行為にならないような所定の範囲に出玉
確率を制御するようになっている。
【0003】したがって、ゴト行為は、遊技機内に仕込
まれる制御装置の配線にバイパス回路を付けて制御動作
を乱したり制御パラメータ用ROMを交換して出玉確率
を変更することにより、遊技機について予め計画された
出玉数を大幅に超えた玉やコインを取得するものが多
い。ゴト行為は、時に遊戯施設の従業員を巻き込んで行
われることもある。また、従業員による不正行為には、
実際の出玉数を改竄して差分を着服するものもある。こ
のような遊技機に対する不正行為の防止はなかなか困難
であった。
【0004】しかし、玉やコインの不正な盗取行為があ
れば、遊技機個々の稼働時刻情報や大当たり回数に異常
が現れる。またROMの交換があればROMのIDを確
認したりメモリ内容のチェックサムを行うことにより検
出できる。さらに、制御装置について工作するためには
遊技機の蓋を開けて制御回路をいじる必要があるので、
ドア開閉履歴などを記録しておいて遊技場側の関知しな
い時に蓋が開閉されたことから不正行為を発見すること
ができる。
【0005】しかし、これらの管理は遊技機の制御基板
にアクセスして行うため、終業後に遊技機の蓋を開けて
実施することになり、客が遊戯している営業中にリアル
タイムで検査することができない。そこで、一部の遊技
機には、各個に液晶表示装置を備えて、これらの情報を
表示させる機能を持たせたものがある。しかし、このよ
うな表示機能は遊技者に利益があるものではないのに、
付属させることにより遊技機のコストを引き上げるの
で、好ましくない。
【0006】一方、遊技機は遊技場管理者に自由に操作
運用させると、適切な娯楽装置でなく博打機械になって
しまう危険があるため、適正な規制に適合するように公
正な機関による検査を受けるものとされ、さらに遊技場
側で不当な改変ができないように外部から確率制御に一
定の範囲を超えた影響を与える操作ができないような回
路構成が義務づけられている。
【0007】なお、特開2000−24269には、遊
技機の製造番号、制御装置基板の基板番号、ROMの製
造番号などをそれぞれバーコード化して貼付しておき、
バーコード読み取り器を用いて読み取り、管理台帳と比
較して確認することによって、1個の遊技機に組み込ま
れた主要な部品が変更されていないかをチェックするよ
うにした遊技機の情報管理方法が開示されている。この
開示発明方法によればバーコードリーダにより機械的に
読み取ることができるもので、肉眼で検査するのと比較
して読み違いや記入ミスがなく、正確な管理ができる。
開示方法は、非接触で情報を読み取る方法ではあるが、
遊技機の蓋を開けて内部にある部品を扱う必要があるた
め、客が遊戯している最中に確認作業をすることができ
ない。また、出荷時に決まる事項のみが検査の対象とな
るので、不正行為に伴う蓋の開閉や出玉の状態など変化
する状況に関する情報を収集することはできない。
【0008】また、特開2000−222530には、
ゲーム機や自動販売機などの利用回数の積算値を記憶し
ておき、外部端末を近づけたときにその積算値を読み出
すようにしたICタグカウンタが開示されている。この
開示装置では、外部端末はEEPROMに記憶された積
算値を非接触通信手段を介して読み取り、また積算値を
リセットして新たな計数に備えることができる。この装
置を用いることにより、利用回数の人為的な改竄を防止
することができ、利用金額の着服など店員の不正行為を
防止することができる。しかし、この開示装置はカウン
タであるため、回数積算値を通知するだけで、事象の履
歴などを記録したり通知することはできないので、種々
の形態を持った不正行為に広く対処することはできな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、遊技機の内部制御に影響を与える
ことなく管理情報を必要に応じてリアルタイムで取得し
て不正行為を監視することができる簡易な遊技機監視シ
ステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の遊技機監視システムは、遊技機に付帯させ
る送信ユニットとデータ読込端末を備えた遊技機監視シ
ステムである。送信ユニットは送信装置と制御装置と記
憶装置を備え、制御装置が遊技機の制御基板から遊技機
の動作を示す指標信号を受入して記憶装置に記憶させ
る。送信装置はデータ読込端末の接近を検出すると送信
許可信号を制御装置に通知し、制御装置がその送信許可
信号を受信すると記憶装置に記憶されていた指標信号を
読み出し送信装置に送り出して無線通信手段によりデー
タ読込端末に送信することを特徴とする。
【0011】なお、ここでいう指標信号は、遊技機にお
ける不正行為を監視する上で有用な情報に関する信号
で、遊技機における玉の入力数、玉の出力数、当たり回
数、遊技回数、遊技機の扉開閉時刻、電源断接時刻、遊
技機の制御用ROMのID番号などを表す信号である。
ここで、遊技機制御用ROMは1チップマイコンに組み
込まれていてID番号がマイコン基板に付された番号で
あってもよい。
【0012】本発明の遊技機監視システムを用いること
により、データ読込端末を遊技機の送信ユニットの部分
に近づけると、遊技機がデータ読込要求を感知して、そ
れまでに蓄積され記憶装置に記憶されていた指標信号を
無線通信で送信し、データ読込端末がそれらの指標デー
タを取得することができる。なお、記憶装置に収納され
ていたデータ内容がデータ送信中に変化すると混乱する
ので、データ読込要求信号を受け取ったときには所定の
期間中は記憶装置のデータを変更しないようにデータ指
標信号の新たな受入を禁止することが好ましい。指標デ
ータは、データ読込端末に記憶され表示部に表示したり
さらに管理室の管理コンピュータに送って表示すること
により、不正行為の有無を推測する有力な資料とするこ
とができる。なお、送信ユニットとデータ読込端末の間
の通信は無線によって行われるのでデータの取得に遊技
機の蓋を開ける必要がなく、また客がプレー中であって
もプレーを邪魔することなくデータを取得することがで
きるため、営業中にリアルタイムの情報を得て管理する
ことができる。
【0013】なお、送信装置は変調部、送信部、アンテ
ナ、受信部、送信許可検出部を備えて、変調部が指標信
号を入力し変調して送信部に送り、送信部がこれを変調
電気信号に変換してアンテナに供給し、アンテナから微
弱な電磁波を放出するようにしてもよい。また、アンテ
ナで受信した電界変化を受信部に入力し復調して送信許
可検出部に送り、送信許可検出部が受信した電界変化が
所定の搬送波であることを検知したら送信許可信号を発
生するようにすることが好ましい。また、アンテナが発
振する電波は極く近傍に検出用アンテナを配置したとき
に検出することが可能な密着型もしくは近接型ないし近
傍型の非接触通信を行う程度に微弱であることが好まし
い。
【0014】通常の遊技場ではせいぜい数10cm程度
の間隔で遊技機を並べているため、隣接した遊技機のデ
ータと紛れないようにすることが必要である。微弱な電
波を使用した本発明の遊技機監視システムでは、多数の
機台を密着して設備した遊技場でも、複雑な多チャンネ
ル通信方式を使用することなく隣接した遊技機と混同し
ないで個別の情報を取得することができる。したがっ
て、より簡単で安価な装置を用いて必要な情報を取得で
きる。なお、複数の機台に付属させた監視システムから
個々の機台の情報を区別して一度に読みとったり必要な
機台の情報を選択して読み取るようにするアンチコリジ
ョン機能を取り込むことにより、電波が微弱でなくとも
隣接する機台からの電波に邪魔されずに多数の機台を同
時に管理するようにすることができる。
【0015】さらに、データ読込端末は第2のアンテナ
と第2の記憶装置と表示部を備え、第2アンテナにより
送信ユニットから送信される指標信号を受信して、第2
記憶装置に記憶すると共に表示部に表示することができ
るように構成することが好ましい。データ読込端末は複
数の遊技機に対して使用することができる。なお、表示
部はスクロール機能を有して指標信号をスクロールしな
がら表示できるようにしてもよい。スクロール機能を備
えることにより、小さな表示装置を用いても大量の情報
を表示させることができるため、端末の小型化と低廉化
を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例に基
づき図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の
遊技機監視システムを表すブロック図、図2は本実施例
に使用される送信装置の構成を表すブロック図、図3は
本実施例に使用されるデータ読込端末の表示部を示す斜
視図である。本実施例の遊技機監視システムは、図1に
示すように、制御基板3を備えた遊技機に付属させる送
信ユニット1と、複数の遊技機に対して共通に使用する
データ読込端末2からなり、いわゆる密着型もしくは近
接型ないし近傍型非接触通信を介して送信ユニット1か
らデータ読込端末2に遊技機の稼働情報データを送信す
るものである。
【0017】制御基板3は、過度の射幸心を煽らずかつ
退屈感を与えない程度の適正な当たり確率になるように
遊技機の運転を制御して、客に適当な娯楽を提供する。
また、制御基板3は、玉の入力数と出力数、当たりの出
現回数、ゲームの回数などを積算して表示する機能を備
えて、遊技場管理者に管理資料として供したり客に評価
資料として提供することができる。さらに、ゴトと呼ば
れる不正行為を監視し防止する目的で、稼働時間あるい
は電源投入時間、扉の開閉時刻などのログを取得して適
宜に送信ユニット1に伝達することができる。
【0018】送信ユニット1は、図2に示すように、送
信装置11、制御装置12、記憶装置13、電源装置1
4からなる。送信装置11は、RF電波あるいはマイク
ロ波を伝送媒体として内部データを外部に送信する回路
である。送信装置11は、変調部21、送信部22、ア
ンテナ23、受信部24、送信許可検出部25により構
成される。変調部21は、送信すべきデータを受け入れ
て変調し送信できる信号として送信部22に供給するも
ので、変調にはMSK方式やFM方式などよく利用され
る一般的な方式を使用することができる。送信部22
は、変調した送信信号をアンテナ23に流す回路であ
る。
【0019】アンテナ23は、たとえば数100μm幅
の薄い銅箔をコイル状に形成したもので、コイルを流れ
る電気信号にしたがって誘導磁界を発生し、データ読込
端末2が近接して存在するときにそのコイルに誘導電流
を発生させて信号伝達する。受信部24は、データ読込
端末2が発生する信号電波によりアンテナ23のコイル
に誘導される電流から受信信号を検出する回路である。
送信許可検出部25は、受信信号に基づいて規定の搬送
波を検出したときに送信許可信号を生成する回路であ
る。送信装置11は、この送信許可信号を受けたときに
のみ遊技機の内部データを送信するように構成されてい
る。
【0020】また、送信装置11は、送信許可信号を発
生させるためにデータ読込端末2が接近した位置にあっ
て信号を受信する体勢にあることを、データ端末装置2
が発生する搬送波に基づいて検知する機能を有するが、
これ以外には外部信号を受け取って利用する機能を持た
ない。したがって、本実施例の送信ユニット1は単方向
通信しか認められず、送信ユニット1が設備される装置
側からデータ読込端末2側に向けて情報を伝達するが、
データ読込端末2側から装置内に有効な作用を呈する信
号を受け入れることはできない。
【0021】なお、送信装置11のアンテナ23から送
信される信号電波は十分微弱なものでいわゆる密着型も
しくは近接型ないし近傍型非接触通信を行い、隣接する
遊技機の信号と紛れないようにする。微弱な信号を用い
て数mm程度の通信を行う密着型非接触通信、もしくは
数cm程度の通信を行う近接型非接触通信、ないし数1
0cm程度の通信を行う近傍型非接触通信を使用するこ
とにより、多チャンネル通信方式を使用することなく、
多数の遊技機に対して同じ送信ユニットを適用して、1
個のデータ読込端末を利用してデータを収集することが
できる。
【0022】記憶装置13は、EEPROMとRAMで
構成されていて、制御装置12の制御にしたがって、遊
技機の制御基板3が収集した管理データや運転データを
所定の番地に書き込み保存する。玉やコインの出入りや
扉の開閉など逐次更新されるデータはRAMに格納し、
制御基板のROMのIDなど一旦記録したら書き換える
ことがないデータはEEPROMに格納する。なお、記
憶装置13を遊技機の制御基板3上に配置しても良い。
この場合は、制御基板3の制御にしたがってデータを格
納し、送信ユニット1の制御装置12から送信許可信号
が伝達されたときに必要なデータを送信ユニット1に送
るようにすることが便利である。
【0023】制御装置12は送出するデータの流れを制
御するもので、制御回路、演算回路、クロック回路、内
部記憶装置などを備え、前記記憶装置13や送信装置1
1さらに遊技機に設けられる制御基板3と接続されてい
て、それぞれとの間の信号の流れを制御し、データを処
理することができる。制御回路は専用ロジック回路とし
て組むこともできるが、一般に使用されるCPUチップ
を利用することもできる。内部記憶装置はプログラムを
格納するROM、機械によって異なるパラメータなどを
記憶させるEEPROM、さらに演算途中のデータを記
憶するRAMから構成される。なお、記憶装置13や制
御装置12などに使用されるEEPROMは、電源の供
給がないときにも記憶内容を保持することができる書き
込み読み出し可能な記憶装置であればよいので、磁気メ
モリ、ICメモリ、電池でバックアップしたRAMな
ど、他の記憶装置を利用することもできる。
【0024】制御装置12のI/O端子に、遊技機制御
基板3からの記憶制御信号線31とデータバス32が接
続されていて、記憶制御信号が入力されているときに、
データバス32を介して制御基板3からデータを取り込
み、これを記憶装置13に格納する。また、データ読込
端末2を近づけてデータの取り込み要求をすると、送信
装置11がこれを検出して送信許可信号を発生するの
で、制御装置12が送信許可信号を受け取ったときに
は、制御基板3からのデータの流れを遮断して、記憶装
置13から必要なデータを取り込んで送信装置11に送
り込む。
【0025】制御装置12は、データ読込端末2が発生
する搬送波を検出したときに送信装置11を介して予め
決められたシーケンスに従ってデータを送信すればよ
い。また、遊技機制御基板3から収集したデータが多岐
にわたりデータ読込端末2が必要とするデータが時によ
り異なる場合は、データ読込端末2の搬送波を検出する
と制御装置12が待機状態にセットされ、その後データ
読込端末2が必要とする情報を指定してデータ取り込み
要求をすると、要求に対応する変調信号を受信した制御
装置12が必要とされる情報を出力させるようにしても
よい。なお、制御装置12は、送信装置11から送信許
可信号以外の信号を受け取ることができないように構成
されている。
【0026】制御装置12が有する機能には、アドレス
カウンタ処理機能、自走カウンタ機能、タイミング入力
機能、マスク機能、送信許可機能、リピート処理機能、
ワンショット処理機能などがある。アドレスカウンタ処
理機能は、記憶装置13について、必要なデータが格納
されている番地を算出して指定し、記憶内容をデータバ
スに供出させる機能である。
【0027】また、記憶内容の読み出しなど所定の処理
を行うタイミングを決定する方法には、自走カウンタ機
能とタイミング入力機能が使用される。自走カウンタ機
能は、内部カウンタを使用して、カウンタ値が所定の値
になったら、所定の記憶内容を送出させる処理を行う機
能である。また、タイミング入力機能は、たとえば搬送
波の検出信号などに基づいて、外部の端末装置から入力
したタイミング信号により起動させるようにする機能で
ある。
【0028】さらに、記憶装置13にデータを格納する
ときには、マスク機能や送信許可機能を使用することが
できる。マスク機能は、外部信号により変化するカウン
タ値を使用する場合などに、変化の最中に読み出すと誤
ったデータになるので、読み出しのタイミングでマスク
を掛けてデータを固定しデータが変化しないようにする
処理である。また、送信許可機能は、遊技機の制御基板
3に記憶装置13が搭載されているシステムにおいて、
送信要求を受けたときに記憶装置13からデータを取り
出せるようにするもので、制御装置12で生成した送信
許可信号を遊技機の制御基板3に伝達する機能である。
制御基板3は、送信許可信号に基づいて指定されるタイ
ミングで記憶装置13に格納されたデータを送信ユニッ
ト1に送り込む。
【0029】記憶内容を出力するときには、リピート処
理機能とワンショット処理機能を利用することができ
る。リピート処理機能は、連続的に監視していて得られ
るデータを必要に応じて送出する機能である。たとえ
ば、送信許可信号が有効である間は、制御装置12は玉
の排出がある度に検出信号を受け入れてカウンタを更新
して記憶装置13に格納する。また、ワンショット処理
機能は、電源断続履歴やドアの開閉履歴などログ的なデ
ータについて利用されるもので、検出された時点でイベ
ント時刻を記憶させておき、外部データ端末から要求が
あるときにこれに応じてデータを送信する機能である。
【0030】電源装置14は、制御基板3の電源線33
に接続され電力の供給を受けて、送信ユニット1内の各
要素に必要な電力を供給する。また、遊技機は夜間や休
業日には電源を切るので、この間も記録した各種データ
が保存されるようにする必要があるため、電源装置14
は、電池やコンデンサなど電源切断時のバックアップ電
源を備えることが好ましい。なお、バックアップ電源を
備えることにより遊技機の制御装置が常時作動するの
で、遊技機が稼働していない間に生起した不審な事象を
記録することができ、また遊技機の補修あるいは再生を
行う時にも改めて電源接続しないでそのまま記録を読み
出して利用することができる。
【0031】データ読込端末2は、送信ユニット1から
送出されたデータを受信し、そのデータを表示する機能
を有する。なお、データ読込端末2は、読込要求を表す
搬送波信号を発信する。データ読込を行うときには、搬
送波を発生しているデータ読込端末2を目的の遊技機の
アンテナ23に十分近づける。アンテナ23はデータ読
込端末2が発生する搬送波を受信し、送信装置11が搬
送波に基づいて送信許可信号を発生し各部に送り出して
必要なデータを呼び出し、アンテナ23にデータを乗せ
た変調信号を流し、データ読込端末2がこれを読み込む
ことによりデータを取得する。データ読込端末2が励起
する搬送波信号は十分微弱なものとして、近隣の遊技機
が反応しないようにする。このように構成することによ
り、通信方式を多チャンネルにすることなく、多数の遊
技機に対して1個のデータ読込端末を共通に使用してデ
ータを収集することができる。
【0032】なお、データ読込端末2から送信ユニット
1のアンテナを介して非接触で電力を供給する機構を付
属させるようにしてもよい。データ読込端末2は交流磁
場発生回路によって磁界を発生し、この磁界を送信装置
11のアンテナが電磁結合により受け止め全波整流して
直流電力信号に変換し、電源装置14に供給する。この
ようにデータ読込端末2により送信ユニット1を励起し
てデータ送信をさせることができるものは、遊技機を停
止した状態でチェックしたり、機台列から取り外して修
理したりする場合に、改めて電源を投入したり、さらに
は電源線を接続しないでも機台内に蓄積した情報を読み
出して対処することができるので、便利である。
【0033】データ読込端末2は、図3に示すように、
表示部41に、たとえば検査時刻、遊技機の機台番号、
ROMのID番号、機台の電源投入時刻、扉を開けた時
刻などを表示させる。なお、ROMは1チップマイコン
に集積されたものを利用する場合がある。このような場
合はID番号はマイコンチップに付されたものを利用す
ることはいうまでもない。表示データは、担当者が不正
の有無を推測するために有用な事項を選択したもので、
玉の入力数や出力数、当たり回数なども必要により表示
することができる。また、機台や部品の積算稼働時間な
ど部品管理用データやリサイクル可能性を示すデータを
収集し表示させることもできる。
【0034】また、表示部にスクロール機能を付属させ
ると、スクロールスイッチ42を操作することにより、
多数の表示項目を小さな表示部41に表示することがで
き、また大量のデータを蓄積しておいて順次見ることが
できるので、端末を小型化することができ、また複数の
機台について管理情報を表示させることもできる。本実
施例のデータ読込端末2として、パソコンやその他の個
人用情報機器(PDA)を利用し、その表示機能を表示
部として使用することにより、高度な機能を備えた装置
を安価に入手できるようになることはいうまでもない。
【0035】また、データ読込端末2は、内部に記憶装
置を備え、データを記憶しておいて、必要なときに表示
あるいは出力することができるようにしたものであって
もよい。さらに、取得したデータを有線もしくは無線で
管理用コンピュータに伝送して、管理室で内容を表示し
たり適当な処理をして結果を表示するようにしても良
い。
【0036】遊技機の制御基板は遊技機制御用ROMを
備えて、このROMに当り確率を制御するプログラムや
パラメータを格納しているが、ゴトの最も一般的な手法
はこのROMをこっそり取り替えて当たり確率を不当に
大きくするというものである。また、制御基板の配線を
接地することにより制御を狂わせる方法を用いることも
ある。そこで、不正防止には、ROMがセットしたまま
で内容が変化していないかを確認することが有効であ
る。また、不正行為を働くためには遊技機の扉を開く必
要があるため、正常な保守点検以外に扉の開閉があれ
ば、不正行為が疑われる。また、当たり回数が多すぎた
り出玉の数が異常に多い場合にも、不正行為の存在が疑
われる。なお、従業員の不正行為には、遊技機制御用R
OMやマイコンチップの差し替えを幇助するなどのほ
か、出玉数を改竄して差分の玉を盗取する場合がある
が、これらの行為も上記の監視により阻止することがで
きる。
【0037】本実施例の遊技機監視システムを利用する
ことにより、従来取得が難しいため管理されていなかっ
た電源投入時刻や扉の開閉時刻などのデータを簡単に取
得することができる。したがって、予定されていない時
刻に電源が入れられたり扉が開閉されたりしたことを検
知することにより、ROMや回路をいじるような不正行
為を発見することができる。また、玉の入力数と出力数
を比較したり、当たり回数やゲーム回数の異常を検知す
ることにより不正行為の監視をすることができる。
【0038】また、遊技機制御用ROMに固有なID番
号や製造番号などを予め記録しておいて、検査の時にこ
れを読み取って原簿と対照し改変を発見することができ
る。さらに、ROM全体あるいは適当に設定されたブロ
ックについてチェックサムにより改竄を発見したり、チ
ップが対象とする遊技プログラムのタイトル名、バージ
ョン番号、シリアル番号などを活用して不正行為の発見
をすることもできる。なお、遊技機制御用ROM自体に
自己のID番号を発信する機能を持たせて、送信ユニッ
ト1を介してデータ読込端末2に送って表示させるよう
にしても良い。ROM自体からID番号を機械的に読み
出すようにすれば、記憶装置に記録しておいたROMと
実際のROMが異なる心配がなく、ROMの取り替えを
確実に検知することができる。
【0039】また、本実施例のシステムでは、遊技機の
蓋を開けずにデータ読込端末を機台の表面にかざすだけ
でよく、またデータを取得するときに客のプレーを妨げ
ることがないので、いつでも必要なデータを簡単に取得
することができる。遊技機からの電波は小さく、隣の遊
技機がデータ読込端末に感応して混乱することはない。
したがって、多数の遊技機を狭い領域に配置した遊技場
でも、各遊技機に同じ送信ユニットを取り付け、1個の
データ読込端末によりデータ収集することができる。
【0040】さらに、本実施例のシステムは、データを
出力するだけの単方向通信であるので外部から不正なア
クセスや設定処理、あるいは制御システムの改竄を受け
ることがない。したがって、第三者の不正利用を排除す
るばかりでなく、遊技場管理者が不正な意図を持って規
制された当たり確率を改変しようとしても利用すること
ができない。また、不正の心配がないので、誰にでも使
用させることができる。また、本実施例では、高度で複
雑な無線通信方式を使わないため、システムの開発や設
計が容易であり、また市販の部品等が利用できるため製
造費用も小さく経済的である。さらに、無線通信を使用
するため、遊技台の配置換えを行う場合にも、監視シス
テム用通信線の配線工事を改めて行う必要がない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技機監
視システムは、簡易で安価な構成を持ち、多数の遊技機
に対して簡単な送信ユニットを付属させることにより1
式のデータ読込端末で各機台について、遊技機の内部制
御に影響を与えずにしかも客のプレーを邪魔することな
く、管理情報をリアルタイムで収集して、遊技機におけ
る不正行為を有効に監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の遊技機監視システムを表す
ブロック図である。
【図2】本実施例に使用される送信装置の構成を表すブ
ロック図である。
【図3】本実施例に使用されるデータ読込端末の表示部
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 送信ユニット 2 データ読込端末 3 遊技機制御基板 11 送信装置 12 制御装置 13 記憶装置 14 電源装置 21 変調部 22 送信部 23 アンテナ 24 受信部 25 送信許可検出部 31 記憶制御信号線 32 データバス 33 電源線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 誠之 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビル Fターム(参考) 2C088 CA05 CA06 CA08 CA09 CA28 CA30 CA31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に付帯させる送信ユニットとデー
    タ読込端末を備えた遊技機監視システムであって、該送
    信ユニットが送信装置と制御装置と記憶装置を備え、該
    制御装置が遊技機の制御基板から遊技機の動作を示す指
    標信号を受入して前記記憶装置に記憶させ、前記送信装
    置が前記データ読込端末の接近を検出すると送信許可信
    号を前記制御装置に通知し、前記制御装置が該送信許可
    信号を受信すると前記記憶装置に記憶されていた前記指
    標信号を該記憶装置から読み出して前記送信装置に送り
    出し、前記送信装置が無線通信手段により前記指標信号
    を前記データ読込端末に送信することを特徴とする遊技
    機監視システム。
  2. 【請求項2】 前記指標信号が、該遊技機の扉開閉の時
    刻を表す信号と、電源断接の時刻を表す信号と、該遊技
    機の制御用ROMのID番号を表す信号のうち少なくと
    も1個以上を含むことを特徴とする請求項1記載の遊技
    機監視システム。
  3. 【請求項3】 前記送信装置が変調部、送信部、アンテ
    ナ、受信部、送信許可検出部を備え、該変調部が前記指
    標信号を入力して変調し前記送信部に送り、該送信部が
    変調信号に変換して前記アンテナに供給して電磁波を放
    出し、一方該アンテナで受信した電界変化を前記受信部
    に入力して復調して前記送信許可検出部に送り、該送信
    許可検出部が該電界変化が所定の搬送波である場合に前
    記送信許可信号を発生することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の遊技機監視システム。
  4. 【請求項4】 前記アンテナが発振する電波は極く近傍
    にあるアンテナで検出することが可能な密着型もしくは
    近接型ないし近傍型の非接触通信を行う程度に微弱であ
    ることを特徴とする請求項3記載の遊技機監視システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記データ読込端末が第2のアンテナと
    第2の記憶装置と表示部を備え、該第2のアンテナによ
    り前記送信ユニットから送信される前記指標信号を受信
    して、前記第2の記憶装置に記憶すると共に前記表示部
    に表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の遊技機監視システム。
  6. 【請求項6】 前記表示部はスクロール機能を有し前記
    指標信号をスクロールしながら表示することを特徴とす
    る請求項5記載の遊技機監視システム。
JP2001331297A 2001-10-29 2001-10-29 遊技機監視システム Pending JP2003126501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001331297A JP2003126501A (ja) 2001-10-29 2001-10-29 遊技機監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001331297A JP2003126501A (ja) 2001-10-29 2001-10-29 遊技機監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003126501A true JP2003126501A (ja) 2003-05-07

Family

ID=19146900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001331297A Pending JP2003126501A (ja) 2001-10-29 2001-10-29 遊技機監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003126501A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348788A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Heiwa Corp 使用済遊技機の回収方法およびそれに使用するicタグ
JP2006020870A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機監視システム
JP2006174614A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータシステム
ES2265793A1 (es) * 2006-06-22 2007-02-16 Universidad Politecnica De Cartagena Sistema electronico para la obtencion, almacenamiento y transmision inalambrica de estadisticas de juego en maquinas recreativas.
KR100859249B1 (ko) 2006-12-07 2008-09-18 가부시키가이샤 소피아 유기기 감시장치
JP2011010693A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Product Co Ltd 通信端末
JP2011010692A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011177425A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Takao Co Ltd 遊技機
JP2014111060A (ja) * 2013-11-07 2014-06-19 Sanyo Product Co Ltd 遊技システム、遊技機、および携帯端末

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348788A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Heiwa Corp 使用済遊技機の回収方法およびそれに使用するicタグ
JP2006020870A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機監視システム
JP2006174614A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータシステム
JP4555065B2 (ja) * 2004-12-16 2010-09-29 東芝シュネデール・インバータ株式会社 インバータシステム
ES2265793A1 (es) * 2006-06-22 2007-02-16 Universidad Politecnica De Cartagena Sistema electronico para la obtencion, almacenamiento y transmision inalambrica de estadisticas de juego en maquinas recreativas.
KR100859249B1 (ko) 2006-12-07 2008-09-18 가부시키가이샤 소피아 유기기 감시장치
JP2011010693A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Product Co Ltd 通信端末
JP2011010692A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011177425A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Takao Co Ltd 遊技機
JP2014111060A (ja) * 2013-11-07 2014-06-19 Sanyo Product Co Ltd 遊技システム、遊技機、および携帯端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4217274B2 (ja) 遊技機
US7780524B2 (en) Monitoring system, game machine and device management system
US8162738B2 (en) Lottery/online gaming bet administration system and method
JP2003126501A (ja) 遊技機監視システム
JPH1033807A (ja) 遊技機の管理装置
JP4199682B2 (ja) 遊技機、遊技機における不正行為防止方法及びプログラム並びに記録媒体
JP2004084258A (ja) 施錠システム、遊技機及び装置管理システム
WO2003082420A1 (fr) Jeton de jeu, boite de stockage de jetons, table de jeu et systeme de controle de jetons
JP4221058B2 (ja) 遊技機の検査システム
JP4710073B2 (ja) 遊技場監視システム及び遊技機
JP4496392B2 (ja) 監視システム、及び遊技機
JP4199704B2 (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為防止方法並びにプログラム
JP4129974B2 (ja) 遊技機管理システム、遊技機、管理端末装置、総合管理端末装置、及び、遊技機情報読取装置
JP4710074B2 (ja) 遊技場監視システム及び遊技機
JP2006255340A (ja) 監視システム及び遊技機
JP4801965B2 (ja) 遊技機用監視システム、および遊技機
JP2004081466A (ja) 監視システム及び遊技機
JP5046265B2 (ja) 遊技場監視システム及び遊技機
JP4919313B2 (ja) 遊技機用監視システム
JP4211331B2 (ja) 監視システム、遊技機及び装置管理システム
JP4359930B2 (ja) 監視システム及び遊技機
JP4362783B2 (ja) 遊技機管理システム及び、当該遊技場監視システムにより監視される遊技機
JP2004081844A (ja) 遊技機管理システム、遊技機、管理端末装置、総合管理端末装置、及び、遊技機情報読取装置
JP4215843B2 (ja) 遊技装置の監視装置
JP4565176B2 (ja) 遊技機用監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040423

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080917

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081002

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20081024