JPH11114195A - 遊技機監視システム - Google Patents

遊技機監視システム

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JPH11114195A
JPH11114195A JP28483397A JP28483397A JPH11114195A JP H11114195 A JPH11114195 A JP H11114195A JP 28483397 A JP28483397 A JP 28483397A JP 28483397 A JP28483397 A JP 28483397A JP H11114195 A JPH11114195 A JP H11114195A
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monitoring
hall
phs
computer
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Nobumasa Imai
信正 今井
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LE TEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ホールコンピュータと遊技機間の施設工事を
不要にすると共に外部監視センターコンピュータにより
各遊技機の使用状況を監視することが可能なシステム。 【解決手段】 遊技場の各遊技機に設置した遊技機が正
規のものか否かをチェックする機能を有する遊技機制御
基板と、該遊技機制御基板と接続された固有の番号を有
する子機として使用可能な簡易型携帯電話端末ユニット
と、遊技場に設置された各遊技機の使用状況を監視する
ホール内監視コンピュータと、該ホール内監視コンピュ
ータと接続された親機としての簡易型携帯電話交換機と
からなり、前記ホール内監視コンピュータが簡易型携帯
電話交換機と遊技機に設置された子機の簡易型携帯電話
端末ユニットとの内線接続を利用して各遊技機の使用状
況を個々にチェックし、チェックした結果をホール内監
視コンピュータの記憶手段に格納するように構成された
遊技機監視システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコホール、スロ
ットルマシン等が設置された遊技場における各遊技機が
正規の遊技機制御用基板を利用して作動されているか否
かをチェックするための監視システムの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在の遊技機のほとんどは、遊技機制御
用プログラムを利用して制御されており、該制御プログ
ラムのチェックは第三者検査機関が様々な角度から型式
申請された遊技機が正しく作動するか否について試験を
行い、合格した遊技機のみが当該制御用プログラムに所
定のセキュリティーチェックコードが付与され量産する
ことが許可されている。当該チップに関しては、本出願
人によりプログラムが第三者により改竄されないように
プログラムのセキュリティーチェックを行うように構成
されたものが既に発明され、知られている(特開平5−
111564号,特開平5−200153号,特開平6
−165862号,特開平6−165863号,特開平
6−327831号,特開平7−299204号,特開
平7−311757号,特開平9−17956号,特開
平8−238375号,特開平8−252373号)。
また、遊技機の制御用プログラムが正規のものか否につ
いて外部から照合装置等を利用してアクセス・チェック
できるように構成されたものも発明され知られている
(特開平7−31737号)。従って現在の遊技機に組
み込まれたいわゆるセキュリティーチップは、外部の手
段を介して、正規の制御用プログラムが使用されている
か否についてチェックできるシステムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のセキュリティーチップの照合に際しては、照合装
置を介してアクセスすることになるために、日本国内に
約17,000の遊技場が存在し、各遊技場に平均 400台の遊
技機が備わっているとすると、すべての遊技機が正規の
ものか否かをチェックするのに相当の時間と労力を有す
るために実質的に不可能な状態にある。また各遊技場と
しても、遊技者に不正行為が行われると遊技場の損失に
つながることになるために、随時遊技機に不正が施され
ていないかについて監視する体制を採りたいという要望
も強い。そこで本発明はかかる従来技術における監視体
制の強化のためになされたもので、各遊技場は回線を施
設することなく遊技機の不正行為を随時チェックするこ
とが可能であると共に、外部の監視センターから随時遊
技機の状況の監視することが可能なシステムを提供する
ことを目的とする。尚、PHS(Personal Hadyphone S
ystem の略)は電波の到達距離がせいぜい数百メートル
であるが、コードレス電話の子機として利用できると共
にPHS交換器を利用すれば、内部の親機・子機同士で
交信できる。さらに子機の数については数百、数千台利
用することができるという利点を持つ。またPHSの子
機が独自のPHS中継機は付近にあれば外部と交信する
ことができる。従って、PHS端末ユニットを親機であ
る電話機の子機として交換機に登録すれば子機との通信
は、内線電話として利用できるという利点も有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1の発明
は、遊技場の各遊技機に設置した遊技機が正規のものか
否かをチェックする機能を有する遊技機制御基板と、該
遊技機制御基板と接続された固有の番号を有する子機と
して使用可能なPHS端末ユニットと、遊技場に設置さ
れた各遊技機の使用状況を監視するホール内監視コンピ
ュータと、該ホール内監視コンピュータと接続された親
機としてのPHS交換機とからなり、前記ホール内監視
コンピュータがPHS交換機と遊技機に設置された子機
のPHS端末ユニットとの内線接続を利用して各遊技機
の使用状況を個々にチェックし、チェックした結果をホ
ール内監視コンピュータの記憶手段に格納するように構
成された遊技機監視システムであり、請求項2の発明
は、前記システムにおいて遊技場に公衆回線と接続され
たPHS中継機が設置され、遊技場内において各遊技者
がPHS回線を利用できるように構成した遊技機監視シ
ステムである。請求項3の発明は、外部の監視センター
から各遊技場の遊技機をチェックするためのシステムで
あって前記システムが備わった複数ある各遊技場のホー
ル内監視コンピュータと公衆回線を利用して各遊技場の
遊技機のチェックの結果が格納された記憶手段のデータ
を外部の監視センターコンピュータが取り出しできるよ
うに構成した遊技機監視システムであり、請求項4の発
明は、いつ外部の監視センターがホール内監視コンピュ
ータにアクセスするかを悟られないように構成されたも
ので外部監視センターコンピュータが複数ある遊技場の
ホール内監視コンピュータとのアクセスに関して、店舗
決定乱数発生回路を利用してアクセス先を決定するよう
に構成された遊技機監視システムである。請求項5の発
明は、何等かの理由で、ホール内監視コンピュータとの
アクセスが妨害または遮断されている時に直接アクセス
できるように構成されたもので、外部監視センターコン
ピュータが、所定の遊技場のホール内監視コンピュータ
にアクセスして各遊技機の使用状況データを取り出そう
とした時に、ホール内監視コンピュータ側がデータの取
り出しを拒否した時には、監視センターコンピュータ内
に内蔵された監視店舗内の遊技機のアドレス(PHS電
話番号)に基づき、遊技場に設置されたPHS中継機及
び公衆回線を介して直接アクセス方式に切り替わるよう
に設定された遊技機監視システムである。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、ホール内監視コンピュー
タと親機であるPHS中継機とが回線を介して接続され
ており、該PHS中継機を介して例えば同時に複数の遊
技機に装着された子機のPHSと接続し、遊技機に装着
された遊技機が正規のものか否かをチェックする機能を
有する遊技機制御基板と通信を行い、装着されたチップ
が正しく使用されているか否についてチェックを行い、
その結果をホール内監視コンピュータの記憶手段に格納
する。かかるチェックは、ホール内監視コンピュータ側
が任意にいつでもアクセスすることができ、遊技者に対
して遊技機のチップへの不正を行う暇を与えないことと
なる。請求項2の発明では、通常はPHS中継機が通信
に利用されていないので、PHS端末を所有する遊技者
はいつでも、該中継を介して好きな時に外部との会話を
行うことができる。
【0006】請求項3の発明は、予めホール内監視コン
ピュータで収集された各遊技機に関する使用状況を監視
センターコンピュータがアクセスすることにより簡単に
かつ、短時間の内に公衆回線を利用してホール内監視コ
ンピュータから取り出すことができるために、監視セン
ターコンピュータは、遊技場の数だけアクセスすれば遊
技場に設置された遊技機の使用状況を把握することが可
能となる。請求項4の発明は、監視センターコンピュー
タに店舗決定乱数発生回路を有しているので、当該乱数
発生回路により決定された遊技場のホール内監視コンピ
ュータに対して公衆回線を利用してアクセスして、ホー
ル内監視コンピュータで収集された各遊技機に関する使
用状況を収集するものである。従って、遊技場側として
は何時、監視センターコンピュータからアクセスされる
タイミングが日により判らないために、遊技場側が監視
コンピュータからのアクセス前に遊技機に操作するよう
な不正行為を防ぐことになる。従って、監視センターか
ら遊技場のホール内監視コンピュータへのアクセスは、
最低1日一回程度で済むことになる。
【0007】請求項5の発明では、遊技場側が何等かの
都合で監視センターコンピュータからのアクセスを拒否
したような場合又は格納されたデータの取り出しを拒否
するような場合には、公衆回線及びPHS中継機を介し
てアクセスする方式に切り替わり、監視センターコンピ
ュータに格納された当該遊技場の遊技機のアドレス(電
話番号)を元に同時に複数回線を利用してアクセスし
て、個々の遊技機から遊技機の使用状況を直接取り出す
ことが可能となる。かかる場合には、各遊技機のPHS
子機は外線接続されることになる。現在のPHS電話シ
ステムにおいては、外線接続された時点から基本料金の
カウントが開始されるために、遊技場は監視センターコ
ンピュータとの接続を拒否すれば、自動的にPHS電話
システムにおける基本料金の支払いを毎月余儀なくされ
ることになり、ペナルティーとして遊技機を保有する限
りにおいて固定費が余分にかかることになるため、遊技
場に対してペナルティーのかからないように努力するこ
とを義務づけることになる。
【0008】監視センター側のかかる固定費としては、
毎日ホール内監視コンピュータとアクセスすると仮定し
た場合、3分程度のアクセスできれば充分に情報を得る
ことが可能であり、x店舗、通話料10円として1日1
0x円程度となる。遊技場の稼働日数が300日とする
と、3000x円の固定費を必要とする。もし、遊技場
が不正行為を行った場合には、PHSには基本料金がか
かることから、毎月保有台数分の固定費がかかることと
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例
に従って詳細に説明する。図1において11は、遊技機が
正規のものか否か及び遊技機の使用状況をチェックする
機能を有する遊技機制御基板が搭載された複数の遊技機
21,22,23,…2nと、各遊技機21,22,23,…2nに装着
されたPHSの子機の機能を有するPHS端末ユニット
31,33,33,…3nと、前記各遊技機21,22,23,…2n
使用状況をチェックするために設置されたホール内監視
コンピュータ4と、該ホール内監視コンピュータ4と回
線接続された親機としてのPHS交換機5と、公衆回線
Cを介して回線接続されたPHS中継機6が設置された
パチンコホール(遊技場)である。パチンコホール1内
のホール内監視コンピュータ4は、モデム7及び公衆回
線Cを介して監視センターコンピュータ8と回線接続さ
れている。同様に他のパチンコホール(遊技場)12
13,…1nにも遊技機21,22,23,…2nと、各遊技機21
22,23,…2nに装着されたPHSの子機の機能を有する
PHS端末ユニット31,33,33,…3nと、前記各遊技機
21,22,23,…2nの使用状況をチェックするために設置
されたホール内監視コンピュータ4と、該ホール内監視
コンピュータ4と回線接続された親機としてのPHS交
換機5と、公衆回線Cを介して回線接続されたPHS中
継機6が設置されている。
【0010】監視センターコンピュータ8は、図2に示
すように中央処理装置(CPU)10と、各遊技場11
12,13,…1nのホール内監視コンピュータ4の回線とア
クセスするための監視店舗アドレス(電話番号等)が記
憶された監視店舗アドレスメモリー12と、ホール内監視
コンピュータ4とのアクセスが不能の時に各遊技場11
12,13,…1nの各遊技機21,22,23,…2nに対して直接
アクセスするための遊技機の電話番号等の情報が格納さ
れた監視店舗内遊技機アドレスメモリー14と、各ホール
内監視コンピュータ4又は各遊技場内の遊技機21,22
23,…2nとアクセスすることに得られた各遊技機の使用
状況に関する監視データを格納するための監視記録デー
タメモリー16と、公衆回線Cを介して各遊技場11,12
13,…1nの各ホール内監視コンピュータ4とアクセスす
るための通信モデム91,92,93,…9mと、前記CPU10
と接続され、CPU10の指示に基づき遊技機又はホール
内監視コンピュータと接続するための送受信回路18と、
前記監視店舗アドレスメモリー12に基づき各ホール内監
視コンピュータ4にアクセスした結果得られるデータを
監視するPHS交換機による監視回路20と、監視店舗内
遊技機アドレスメモリー14に基づき各遊技機21,22
23,…2nのPHS端末ユニット31,33,33,…3nにアク
セスすることにより得られるデータを監視するPHS中
継器による監視回路22と、前記監視回路20又は監視回路
22から得られたデータを監視記録データメモリー16に格
納処理すると共にホール監視コンピュータから送信され
ない場合又は送信されるデータに虚偽を発見した場合に
PHS中継機による監視に切り替えるための処理を行う
パチンコホールの監視処理回路26と、該監視処理回路26
からの命令に基づき切り替えスイッチ23,24に対して切
り替え信号を発生する回路28と、センターコンピュータ
1がどの遊技場11,12,13,…1nからアクセスするかの
順番を決定する店舗決定用乱数発生回路30とからなる。
【0011】つぎにホール内監視コンピュータ4と回線
を介して接続されたPHS交換機は、図3に示すように
交換機5内蔵の中央処理装置(CPU)32と、該CPU
32と接続されホール内監視コンピュータ4とのデータの
やり取りを行うためのパソコン通信回路33と、該通信回
路33と接続されたホール内監視コンピュータ4からの命
令(コマンド)を解析するためのコマンド解析回路34
と、該解析回路34と接続された子機アドレス格納メモリ
ー35から子機に対応した番号を抽出するための子機アド
レス選択回路36と、該子機アドレス選択回路36及びパソ
コン通信回路33並びにCPU32と接続され、遊技機21
22,23,…2nに装着されたPHS端末ユニット31,32
33,…3nに対して呼び出しを行うと共に該PHS端末ユ
ニット31,32,33,…3nを介して送信される各遊技機
21,22,23,…2nの使用データを送受信する送受信回路
37と、該送受信回路37のデータをPHS端末ユニット
31,32,33,…3n送信し、PHS端末ユニット31,32
33,…3nから送信されるデータを変復調するモデム38と
からなる。
【0012】各遊技機21,22,23,…2nに装着されるP
HS端末ユニット31,32,33,…3nは、図4乃至図6に
示されるような実施例のものが考えられる。すなわち図
4の第1実施例では、各遊技機2の遊技機制御用のマイ
クロコンピュータチップ2aと回線接続された遊技機に
対して所定の信号を送信すると共に返信されるデータを
受信するための遊技機監視回路40と、該遊技機監視回路
40で受信したデータをPHS端末ユニット専用の中央処
理装置(CPU)42からの指示でPHS端末専用のモデ
ム46に対して送信管理するPHS制御回路44とからな
る。尚、48は、送受信アンテナである。
【0013】図5に示す第2実施例のPHS端末ユニッ
ト31,32,33,…3nは、各遊技機21,22,23,…2nの遊
技機制御基板に遊技機制御用マイクロコンピュータチッ
プ2aと、該チップ2aと接続されチップ2aが正規の
ものか否かを監視するための遊技機監視用チップ2b
と、該監視用チップ2bと接続された外部インターフェ
ース回路2cが装着されている場合の仕様であり、前記
外部インターフェース回路2cとの送受信を行う遊技機
インターフェース回路50と、該インターフェース回路50
で受信したデータをPHS端末ユニット専用の中央処理
装置(CPU)52からの指示でPHS端末専用のモデム
56に対して送信管理するPHS制御回路54とからなる。
尚、58は、送受信アンテナである。
【0014】図6に示す第3実施例のPHS端末ユニッ
ト31,32,33,…3nは、各遊技機21,22,23,…2nの遊
技機制御基板にすべてが組み込まれた仕様を示すもの
で、遊技機制御用マイクロコンピュータチップ2aが、
遊技機用の中央処理装置(CPU)60と、該CPU60と
接続されたCPUに対して任意にアクセスを行い、遊技
機に装着されたCPU60が正規のもので作動しているか
否についてのセキュリティーチェックを行う遊技機監視
回路62と、該遊技機監視回路62により監視データをホー
ル内監視コンピュータ4に送信するためのPHS端末ユ
ニット専用の中央処理装置(CPU)64と、データをP
HS端末ユニット専用の中央処理装置(CPU)64から
の指示でPHS端末専用のモデム68に対して送信管理す
るPHS制御回路66とからなる。尚、70は、送受信アン
テナである。
【0015】遊技機監視回路40,62及び遊技機監視用チ
ップ2bは、遊技機制御のチップに対して、それぞれの
チップ固有のセキュリティーコードを所定のアルゴリズ
ムに基づき暗号化処理して送信し、該遊技機制御用チッ
プにおいて復号・暗号化されたデータとして返信された
データを所定のアルゴリズムにて復号化することにより
送信データと返信データとの一致・不一致により正規の
ものか否かを見分け、判定する機能を有している。
【0016】以上述べた構成において本発明の実施例に
かかる装置では、各遊技場11,12,13,…1nのホール内
監視コンピュータ4は、定期的に遊技場の各遊技機21
22,23,…2nに対してアクセスを行い、遊技機が正規の
遊技機制御用チップ2aを使用して作動しているか否か
を親機としてのPHS交換機5を介して子機としてのP
HS端末ユニット31,32,33,…3nにアクセスすること
により遊技機等に組み込まれた遊技機監視回路40,62又
は遊技機監視用チップ2bが各遊技機21,22,23,…2n
チェックを行い、その結果は各PHS端末ユニット31
32,33,…3nを介してのホール内監視コンピュータ4に
それぞれ送信されてメモリーに格納される。PHS交換
機5には、遊技場内に設置されたPHS端末ユニット
31,32,33,…3nの電話番号に関するアドレスデータが
蓄積されているので、当該アドレスデータに基づき、一
台づつ通信をおこなうことになる。尚、本実施例では、
PHS交換機5内にモデム38を1台設置したもので構成
したが、これに限定されるものではなく通常のPHS交
換機は同時に複数台とのアクセスが可能であることから
モデムを複数台設置して並行に複数台づつチェックする
ことも可能である。以上のように各遊技場11,12,13
…1nのホール内監視コンピュータ4により定期的に各遊
技機21,22,23,…2nに関して正規のチップが使用され
ているか否かチェックされ、その結果がホール内監視コ
ンピュータ4のメモリーに記憶されていることになる。
【0017】次に監視センターコンピュータ8には、監
視店舗アドレスメモリー12に各遊技場11,12,13,…1n
のホール内監視コンピュータ4とのアクセス電話番号が
格納されており、CPU10は店舗決定用乱数発生回路30
により選択された遊技場1iにアクセスすることになる。
既にホール内監視用コンピュータ4には各遊技機21
22,23,…2nに対してセキュリティーチェックしたデー
タが格納されているので、該ホール内監視コンピュータ
から各遊技機のアドレス(例えば電話番号)とチェック
結果に関するデータを受信すればよく、例え400台の
遊技機に関するデータが存在したとしても、通信速度を
28800bps等の高速モデムを使用すれば数分程度の時間
(例えば2分)でデータを取り出すことが可能となる。
取り出した各遊技機に関するデータは監視センターコン
ピュータ4の監視記録データメモリー16に格納されてい
く、従ってすべての監視遊技場に対してアクセスを行え
ば、その日における不正稼働遊技機の台数及び場所等を
把握することが可能となる。各遊技場11,12,13,…1n
とのアクセスは、遊技場の稼働時間帯に行う必要があ
り、1回の接続で2分を要し、17,000店舗存在するとす
れば34,000分必要として、遊技場の稼働時間が10時間
(600分)と仮定すればモデム91,92,93,…9nは最低
5.7台あれば1日の内にすべての店舗とアクセスする
ことが可能ということになる。
【0018】しかし、監視センターコンピュータ8から
何度アクセスしても返信されない場合及び遊技場1kから
虚偽のデータが返信されていることが判明した場合(図
7)には、パチンコホール監視処理回路26が検知し、何
等かの形で違法処理がなされていると判断し、切り替え
信号発生回路28に対して、当該遊技場1kに関するアクセ
ス方式をホール内監視コンピュータ4との接続方式か
ら、当該遊技場1kの各遊技機21,22,23,…2nに対して
直接アクセスする方式に切り替えスイッチ23,24を作動
させてPHS中継機による監視回路22と接続するように
なる。するとモデム91,92,93,…9nの中の未使用のモ
デムを複数台利用し公衆回線C及びPHS中継機6を介
して当該遊技場1kの各遊技機21,22,23,…2nの子機と
してのPHS端末ユニット31,32,33,…3nに対して複
数台づつ外線接続する。外線接続するための当該PHS
端末ユニット31,32,33,…3nの電話番号が、監視店舗
内遊技機アドレスメモリー14に格納されているため、P
HS中継機による監視回路22が電話番号を取り出して、
送受信回路18からモデム9からダイヤルする。すると当
該遊技場1kのPHS中継機6を介してPHS端末ユニッ
ト31,32,33,…3nと外線接続され、図4乃至図6に示
された遊技機監視回路40,62から遊技機制御用チップ2
aに対してセキュリティーコードの送信が行われて、ア
クセス時点での遊技機のチェック結果が送信される。そ
して前述同様に監視センターコンピュータ8のモデム
9,送受信回路18,PHS中継機による監視回路22及び
パチンコホール監視処理回路26を経て、監視記録データ
メモリー16に各遊技機の個別番号とチェック結果が可能
される。その結果、監視センターコンピュータ8は、ホ
ール内監視コンピュータ4を介さずにまたホールに察知
されることなく直接遊技機の使用状況をチェックするこ
とが可能となる。そして不正が行われていることが判明
した場合には、即座に係員を派遣し、どのホールのどの
台が不正が行われているかについて目視チェックされる
ことなる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる遊技機
監視システムでは、各ホールは遊技機と回線接続するこ
となく定期的にアクセスすることにより遊技機の使用状
況を把握することが可能であるため、遊技場内において
第三者によりなされる不正行為(例えば正規の制御用チ
ップの取替え)等を検知することができ、場内における
不正行為を一掃することが可能となる。また親機として
のPHS交換機と子機としてのPHS端末ユニットとの
内線接続により通信を行うようなシステムで構成されて
いるために、各遊技台にPHS端末ユニットが接続され
ていても内線使用する限り基本料金の発生がなく、固定
費をかけずに設置された遊技機固有の電話番号をPHS
交換機に登録するだけでよく、その利用価値は高い。ま
た外部の監視機関にとっても、遊技場のホール内監視コ
ンピュータとアクセスするだけで、各遊技機の使用状況
に関するデータを取り込むことが可能であり、短時間の
内にすべての遊技機に関する使用状況のデータを収集す
ることができることができ、遊技機の不正行為を把握す
ることができ、これまでにはない全機種のデータを収集
することによる第三者の不正行為の取締り情報として役
立ち、迅速な対処も可能となる。また、通常の監視セン
ターコンピュータによるデータの収集に際しては、ホー
ルに余分な経費をかけないようにし、万一ホール内監視
コンピュータにからの送信データに虚偽のデータが含ま
れていたり、監視センターコンピュータによるアクセス
を拒否する場合には、直接各遊技機にアクセスできるシ
ステムであるために、監視センターコンピュータによる
すべての機種に関するデータ収集は可能であると共にか
かるアクセス拒否等を施した遊技場に対しては基本料金
が台数分だけ毎月かかるように切り替え接続するシステ
ムで構成しているために、遊技場が不正行為を働きにく
い状況を作り出すことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる遊技機監視システムのブロッ
ク図である。
【図2】 本発明にかかる監視センターコンピュータの
構成を示すブロック図である。
【図3】 遊技場内に設置されるPHS交換機の構成を
示すブロック図である。
【図4】 本発明にかかるPHS端末ユニットの第1実
施例を示すブロック図である。
【図5】 本発明にかかるPHS端末ユニットの第2実
施例を示すブロック図である。
【図6】 本発明にかかるPHS端末ユニットの第3実
施例を示すブロック図である。
【図7】 本発明にかかる遊技機監視システムにおいて
通信異常になった場合の監視センターコンピュータと遊
技場のPHS端末ユニットとの接続例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 遊技場 2 遊技機 3 PHS端末ユニット 4 ホール内監視コンピュータ 5 PHS交換機 6 PHS中継機 7,9 モデム 8 監視センターコンピュータ 10 中央処理装置(CPU) 12 監視店舗アドレスメモリー 14 監視店舗内遊技機アドレスメモリー 16 監視記録データメモリー 18 送受信回路 20 PHS交換機による監視回路 22 PHS中継機による監視回路 23,24 切り替えスイッチ 26 パチンコホールの監視処理回路 28 切り替え信号発生回路 30 店舗決定用乱数発生回路 32 PHS交換機専用中央処理装置(CPU) 33 パソコン通信回路 34 コマンド解析回路 35 子機アドレス格納メモリー 36 子機アドレス選択回路 37 送受信回路 38,46 モデム 40,62, 遊技機監視回路 42,52,64 PHS端末ユニット専用中央処理装置(C
PU) 44,54,66 PHS制御回路 48,58,70 アンテナ 50 遊技機インターフェース 2a,60 遊技機制御用チップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場の各遊技機に設置した遊技機が正
    規のものか否かをチェックする機能を有する遊技機制御
    基板と、該遊技機制御基板と接続された固有の番号を有
    する子機として使用可能なPHS端末ユニットと、遊技
    場に設置された各遊技機の使用状況を監視するホール内
    監視コンピュータと、該ホール内監視コンピュータと接
    続された親機としてのPHS交換機とからなり、前記ホ
    ール内監視コンピュータがPHS交換機と遊技機に設置
    された子機のPHS端末ユニットとの内線接続を利用し
    て各遊技機の使用状況を個々にチェックし、チェックし
    た結果をホール内監視コンピュータの記憶手段に格納す
    るように構成されたことを特徴とする遊技機監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 遊技場に公衆回線と接続されたPHS中
    継機が設置され、遊技場内において各遊技者がPHS回
    線を利用できるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の遊技機監視システム。
  3. 【請求項3】 複数ある各遊技場のホール内監視コンピ
    ュータと公衆回線を利用して各遊技場の遊技機のチェッ
    クの結果が格納された記憶手段のデータを外部の監視セ
    ンターコンピュータが取り出しできるように構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の遊技機監視システム。
  4. 【請求項4】 外部監視センターコンピュータが複数あ
    る遊技場のホール内監視コンピュータとのアクセスに関
    して、店舗決定乱数発生回路を利用してランダムにアク
    セス先を決定するように構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の遊技機監視システム。
  5. 【請求項5】 外部監視センターコンピュータが、所定
    の遊技場のホール内監視コンピュータにアクセスして各
    遊技機の使用状況データを取り出そうとした時に、ホー
    ル内監視コンピュータ側がデータの取り出しを拒否した
    時には、監視センターコンピュータ内に内蔵された監視
    店舗内の遊技機のアドレス(PHS電話番号)に基づ
    き、遊技場に設置されたPHS中継機及び公衆回線を介
    して直接アクセス方式に切り替わるように設定されてい
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の遊技機監視シ
    ステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001011508A1 (es) * 1999-08-09 2001-02-15 International Amusement Manufacturing Company, S.L. Dispositivo, sistema de registro y proceso de la informacion operacional de maquinas recreativas
JP2004178019A (ja) * 2002-11-22 2004-06-24 Omron Corp 通信ネットワークシステム、利用者端末、および画像印刷装置
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