JP2005161084A - 遊技機用情報通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホールの外部での出球管理が可能で、複数のパチンコホールの出球状況を容易に集計することが可能な遊技機用情報通信システムを提供する。
【解決手段】 遊技機用情報通信システムを、接続されたホストコンピュータ57へと周期的に特定情報を送信する複数の遊技機51、51・・と、各遊技機51から送信された特定情報を集計する演算手段、特定情報を記憶する記憶手段、及び携帯電話2と接続可能で、特定情報を外部に送信する送信制御部を備えたホストコンピュータ57と、ホストコンピュータ57から送信された集計後の特定情報を無線により外部サーバ3に送信する携帯電話2と、携帯電話2から送信された特定情報を記憶する記憶手段、及び受信した特定情報を表示する表示手段を備えた外部サーバ3とで構成した。
【選択図】図9
【解決手段】 遊技機用情報通信システムを、接続されたホストコンピュータ57へと周期的に特定情報を送信する複数の遊技機51、51・・と、各遊技機51から送信された特定情報を集計する演算手段、特定情報を記憶する記憶手段、及び携帯電話2と接続可能で、特定情報を外部に送信する送信制御部を備えたホストコンピュータ57と、ホストコンピュータ57から送信された集計後の特定情報を無線により外部サーバ3に送信する携帯電話2と、携帯電話2から送信された特定情報を記憶する記憶手段、及び受信した特定情報を表示する表示手段を備えた外部サーバ3とで構成した。
【選択図】図9
Description
本発明は、遊技機用情報通信システムに関するものである。
パチンコ機には、遊技者へ払い戻された遊技球の個数をカウントするための払出球検出装置が設置されている。また、パチンコ機を設置する島設備には、パチンコ機へ投入された遊技球の個数をカウントするためのカウンタが設置されている。そして、島設備に設置されたカウンタによってカウントされた遊技球の投入個数から払出球検出装置によってカウントされた払い戻し個数を差し引くことによって、パチンコ機における出球数(差球数)の計算が行われている。また、その出球数を用いて、出球の管理が行われている。
しかしながら、上記従来の出球管理方法は、出球状況をパチンコホールの外部で把握することができないし、その上、系列ホール等の複数のパチンコホールの出球状況を集計することが困難であった。
本発明の目的は、上記従来の出球管理方法の問題点を解消し、ホールの外部での出球管理が可能で、複数のパチンコホールの出球状況を容易に集計することが可能な遊技機用情報通信システムを提供することにある。
かかる本発明の構成のうち、請求項1に記載された発明の構成は、コンピュータの受信制御部と接続可能な送信ポートを備え、その接続されたコンピュータへと送信ポートを介して周期的に特定情報を送信する複数の遊技機と、それらの遊技機から送信された特定情報を集計する第一の演算手段、第一の演算手段により集計された特定情報を記憶する第一の記憶手段、及び携帯通信端末と接続可能で、第一の記憶手段に記憶された特定情報を外部に送信する送信制御部を備えたコンピュータと、送信制御部に接続され、コンピュータから送信された集計後の特定情報を無線により外部に送信する携帯通信端末と、携帯通信端末から送信された特定情報を記憶する第二の記憶手段、及び受信した特定情報を表示する第一の表示手段を備えた外部サーバとからなることにある。
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載の遊技機用情報通信システムにおいて、外部サーバが、携帯通信端末から送信された特定情報を集計可能な第二の演算手段を備えており、第二の演算手段により集計された特定情報をコンピュータに返信するとともに、コンピュータが、各種データを表示可能な第二の表示手段を備えており、外部サーバから返信された集計後の特定情報を受信すると、第二の表示手段に表示することにある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1または2に記載の遊技機用情報通信システムにおいて、特定情報が、賞品球数、入賞球数、非入賞球数に関連した出球関連情報であることにある。
なお、携帯通信端末とは、携帯電話やPHS等の移動体通信装置、各種のモバイル等の携帯に適した通信機器のことである。また、遊技機の記憶手段は、不揮発性のメモリー、バックアップ機能付きのメモリー、ハードディスク等であると好ましい。
請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載の遊技機用情報通信システムにおいて、外部サーバが、携帯通信端末から送信された特定情報を集計可能な第二の演算手段を備えており、第二の演算手段により集計された特定情報をコンピュータに返信するとともに、コンピュータが、各種データを表示可能な第二の表示手段を備えており、外部サーバから返信された集計後の特定情報を受信すると、第二の表示手段に表示することにある。
請求項3に記載された発明の構成は、請求項1または2に記載の遊技機用情報通信システムにおいて、特定情報が、賞品球数、入賞球数、非入賞球数に関連した出球関連情報であることにある。
なお、携帯通信端末とは、携帯電話やPHS等の移動体通信装置、各種のモバイル等の携帯に適した通信機器のことである。また、遊技機の記憶手段は、不揮発性のメモリー、バックアップ機能付きのメモリー、ハードディスク等であると好ましい。
本発明の情報通信システムによれば、複数の場所に設置された遊技機に関連した特定情報を、遊技機の設置場所以外の場所で集中的に管理することができる。
以下、本発明にかかる遊技機用情報通信システム(以下、単に情報通信システムという)の一実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、実施例1の情報通信システムS1を示したものである。情報通信システムS1は、複数のパチンコホールに設置されたパチンコ機1,1・・、携帯電話2、および外部(たとえば、パチンコ機1のメーカー)に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図1は、実施例1の情報通信システムS1を示したものである。情報通信システムS1は、複数のパチンコホールに設置されたパチンコ機1,1・・、携帯電話2、および外部(たとえば、パチンコ機1のメーカー)に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図2、図3は、それぞれ、パチンコ機1の前面、背面を示す説明図である。機台の前面の中央よりやや上側には、各種の入賞装置4,4・・や障害釘5,5・・を設置した遊技領域6が設けられており、その遊技領域6の下端には、アウト球(非入賞球)を回収するためのアウト口7が設けられている。そして、そのアウト口7の内部には、アウト球検出装置8が設置されている。一方、機台の背面の中央上側には、島設備から補給された遊技球をストックするための遊技球タンク9が設置されており、その遊技球タンク9の右下側には、遊技球タンク9内の遊技球を貸出球や賞品球として払い出すための遊技球払出装置10が設置されている。そして、その遊技球払出装置10の下端際には、賞品球として払い出す遊技球の個数を検出するための払出球検出装置11が設置されている。加えて、機台の背面の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動を制御する制御装置18が設置されており、その制御装置18の右下側には、入賞装置4,4・・に入賞した遊技球を検出するための入賞球検出装置13が設置されている。
また、機台の背面の右上方には、携帯電話2等の外部の電子機器と接続するための第一接続端子26、およびコンピュータ等の外部の電子機器と接続するための第二接続端子28が設けられており、それらの第一接続端子26、第二接続端子28の左側には、制御装置18内に記憶された「出球関連情報」を出力させるための送信スイッチ25が設けられている。
また、機台の背面の右上方には、携帯電話2等の外部の電子機器と接続するための第一接続端子26、およびコンピュータ等の外部の電子機器と接続するための第二接続端子28が設けられており、それらの第一接続端子26、第二接続端子28の左側には、制御装置18内に記憶された「出球関連情報」を出力させるための送信スイッチ25が設けられている。
図4は、パチンコ機1の制御機構を示したものである。パチンコ機1の制御装置18は、記憶手段14、演算手段15、データ変換手段16、タイマ17等を有しており、アウト球検出装置8、払出球検出装置11、入賞球検出装置13等と接続されている。加えて、制御装置18は、出力制御部12と接続されている。さらに、出力制御部12は、第一接続端子26、第二接続端子28と接続されている。
一方、図5は、外部サーバ3の制御機構を示すブロック図である。外部サーバ3の制御装置19は、記憶手段20、演算手段21、データ変換手段29等を有しており、画面に各種のデータを表示可能な表示手段22、キーボードにより入力可能な入力手段23等と接続されている。また、制御装置19は、信号を送受信するための送受信制御部24と接続されており、その送受信制御部24には、電話回線20が接続されている。
以下、情報通信システムS1の作用について説明する。
各パチンコ機1,1・・においては、電源が投入された後、払出球検出装置10によって賞品球が払い出された場合には、その賞品球が払出球検出装置11によって検出され、検出された賞品球の積算個数が、制御装置18の記憶手段14によって、出球関連情報である「賞品球数」として記憶される。そして、賞品球が検出される毎に、その「賞品球数」が更新される。また、各入賞装置4,4・・に遊技球が入賞すると、その入賞球が、入賞球検出装置13によって検出され、検出された入賞球の積算個数が、記憶手段14によって、出球関連情報である「入賞球数」として記憶される。そして、入賞球が検出される毎に、その「賞品球数」が更新される。一方、打ち出された遊技球が入賞装置4,4・・に入賞せず、アウト口7まで流下した場合には、そのアウト球(非入賞球)がアウト球検出装置8によって検出され、検出されたアウト球の積算個数が、記憶手段14によって、出球関連情報である「アウト球数」として記憶される。そして、入賞球が検出される毎に、その「アウト球数」が更新される。
一方、制御装置18内では、タイマ17の機能によって周期的に、下の演算式によって、出球関連情報である「出球総数」が算出される。
「出球総数」=「賞品球数」−「入賞球数」−「アウト球数」
算出された「出球総数」は、記憶手段14によって記憶され、周期的に算出される毎に更新される。
「出球総数」=「賞品球数」−「入賞球数」−「アウト球数」
算出された「出球総数」は、記憶手段14によって記憶され、周期的に算出される毎に更新される。
また、パチンコ機1の第一接続端子26に携帯電話2を接続した状態で、送信スイッチ25を操作した場合には、データ変換手段16によって、算出された「出球総数」のデータに、予め設定されている外部サーバ3のアドレスデータが添付され、そのアドレスデータが添付された「出球総数」が、携帯電話2に送信され、携帯電話2の回線を介して外部に送信される。
一方、外部サーバ3は、各パチンコ機1,1・・から送信された「出球総数」を、電話回線を介して受信すると、その「出球総数」を、経時的に集計して、図6の如く、その結果を画像として表示手段22に出力する。さらに、データ変換手段29によって、集計後の「出球総数」に携帯電話2のアドレスデータを添付した後に、そのアドレスデータが添付された集計後の「出球総数」を携帯電話2や別の携帯電話に返信する。
パチンコ機1は、上記の如く、「出球関連情報」を記憶するための記憶手段14と、携帯電話2を接続し、その接続された携帯電話2に、記憶手段14に記憶された「出球関連情報」を送信するための送信ポート(出力制御部12、第一接続端子26)とが設けられているため、接続された携帯電話2を介して、タイムリーな「出球関連情報」を外部に送信することができる。したがって、パチンコ機1によれば、「出球関連情報」の管理をパチンコホールの外部で容易に行うことができる。加えて、「出球関連情報」の管理をパチンコホールの外部で行うことができるので、パチンコホール内で「出球関連情報」を操作する不正行為を、効果的に防止することができる。
また、情報通信システムS1は、パチンコ機1,1・・と、それらのパチンコ機1,1・・から送信された「出球関連情報」を無線により外部に送信する携帯電話2と、携帯電話2から送信された「出球関連情報」を記憶し、定期的に集計するとともに、その集計された「出球関連情報」を表示する外部サーバ3とからなるものであるため、情報通信システムS1によれば、各パチンコホールにおけるパチンコ機1,1・・の「出球関連情報」を、外部サーバ3によって集中的に管理することができる。さらに、外部サーバ3が、集計後の「出球関連情報」を携帯電話2や別の携帯電話に返信するとともに、携帯電話2や別の携帯電話が、返信された集計後の「出球関連情報」を受信するものであるため、情報通信システムS1によれば、集計されたタイムリーな「出球関連情報」を、パチンコホール内その他の場所で直ちに確認することができる。
[実施例2]
図7は、実施例2の情報通信システムS2を示したものである。情報通信システムS2は、複数のパチンコホールに設置されたパチンコ機31,31・・、および外部に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図7は、実施例2の情報通信システムS2を示したものである。情報通信システムS2は、複数のパチンコホールに設置されたパチンコ機31,31・・、および外部に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図8は、パチンコ機31,31・・の制御機構を示したものである。パチンコ機31は、実施例1のパチンコ機1と同様に、制御装置32に出力制御部12が接続されている。そして、その出力制御部12には、送信回路33が接続されており、送信回路33には、アンテナ34が接続されている。パチンコ機31のその他の構成は、パチンコ機1と同様である。
以下、情報通信システムS2の作用について説明する。
各パチンコ機31,31・・においても、実施例1のパチンコ機1と同様に、電源投入以降、賞品球が払い出された場合には、その賞品球が払出球検出装置11によって検出され、検出された賞品球の積算個数が「賞品球数」として記憶される。また、各入賞装置4,4・・に遊技球が入賞すると、その入賞球が、入賞球検出装置13によって検出され、検出された入賞球の積算個数が「入賞球数」として記憶される。さらに、打ち出された遊技球がアウト口7まで流下した場合には、そのアウト球がアウト球検出装置8によって検出され、検出されたアウト球の積算個数が「アウト球数」として記憶される。
一方、制御装置14内で、タイマ17の機能によって周期的に、実施例1のパチンコ機1と同じ演算式によって、「出球総数」を算出し、記憶手段14によって、算出された「出球総数」を記憶する。そして、「出球総数」が算出される毎に、記憶されている「出球総数」を更新する。
また、データ変換手段16によって、算出された「出球総数」のデータに、外部サーバ3のアドレスデータを添付し、そのアドレスデータが添付された「出球総数」を、アンテナ34から外部に送信する。
一方、外部サーバ3は、実施例1の情報通信システムS1の場合と同様に、各パチンコ機31,31・・から送信された「出球関連情報」を受信すると、その「出球関連情報」を、経時的に集計して、その結果を画像として表示手段22に出力する。
実施例2のパチンコ機31は、「出球関連情報」を記憶するための記憶手段14と、および記憶手段14に記憶された「出球関連情報」を無線により外部に送信するための送信ポートである出力制御部12、送信回路33、アンテナ34が設けられているため、タイムリーな「出球関連情報」を外部に送信することができる。したがって、パチンコ機31によれば、「出球関連情報」の管理をパチンコホールの外部で容易に行うことができる。加えて、「出球関連情報」の管理をパチンコホールの外部で行うことができるので、パチンコホール内で「出球関連情報」を操作する不正行為を、効果的に防止することができる。また、パチンコ機31によれば、携帯電話等を介在させる必要がないので、非常に短時間で容易に情報を伝達することができる。
また、情報通信システムS2は、パチンコ機31,31・・と、それらのパチンコ機31,31・・から送信された「出球関連情報」を記憶し、定期的に集計するとともに、その集計された「出球関連情報」を表示する外部サーバ3とからなるものであるため、情報通信システムS2によれば、実施例1の情報通信システムS1と同様に、各パチンコホールにおけるパチンコ機1,1・・の「出球関連情報」を、外部サーバ3によって集中的に管理することができる。
[実施例3]
図9は、実施例3の情報通信システムS3を示したものである。情報通信システムS3は、パチンコホールに設置されたパチンコ機51,51・・、各パチンコ機51,51・・と接続されたホストコンピュータ57、携帯電話2、および外部に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図9は、実施例3の情報通信システムS3を示したものである。情報通信システムS3は、パチンコホールに設置されたパチンコ機51,51・・、各パチンコ機51,51・・と接続されたホストコンピュータ57、携帯電話2、および外部に設置された外部サーバ3によって構成されている。
図10は、情報通信システムS3で使用されるパチンコ機51,51・・の制御機構を示したものである。パチンコ機51の制御装置55は、記憶手段52、演算手段53、タイマ54等を有しており、出力制御部56と接続されている。さらに、出力制御部56には、外部のコンピュータと接続するための接続端子65が接続されている。パチンコ機51のその他の構成は、実施例1のパチンコ機1と同様である。
また、図11は、ホストコンピュータ57の制御機構を示したものであり、ホストコンピュータ57の制御装置58には、データ変換手段59、記憶手段60、演算手段61が設けられており、画面に各種のデータを表示可能な表示手段62、キーボードにより入力可能な入力手段63等が接続されている。また、制御装置58には、外部から信号を受信するための受信制御部64、外部に信号を送信するための送信制御部65が接続されている。そして、ホストコンピュータ57は、受信制御部64を介して、各パチンコ機1,1・・と接続されており、送受信制御部24を介して、携帯電話2に接続されている。
以下、情報通信システムS3の作用について説明する。
各パチンコ機51,51・・においても、実施例1のパチンコ機1、実施例2のパチンコ機31と同様に、電源投入以降、払出球検出装置11によって検出された賞品球の積算個数が「賞品球数」として記憶され、入賞球検出装置13によって検出された入賞球の積算個数が「入賞球数」として記憶され、アウト球検出装置8によって検出されたアウト球の積算個数が「アウト球数」として記憶される。そして、記憶した「賞品球数」、「入賞球数」、「アウト球数」を、タイマ54の機能によって周期的に、ホストコンピュータ57に送信する。
一方、「賞品球数」、「入賞球数」、「アウト球数」を受信したホストコンピュータ57は、制御装置55内で、実施例1のパチンコ機1と同様の演算式によって、「出球総数」を算出し、記憶手段60によって、その「出球総数」を記憶する。そして、算出される毎に、「出球総数」を更新する。また、送信スイッチ25を操作すると、データ変換手段59によって、算出された「出球総数」のデータに、外部サーバ3のアドレスデータが添付され、そのアドレスデータが添付された「出球総数」が、送信制御部65に接続された携帯電話2を介して、外部に送信される。
一方、外部サーバ3は、実施例1の情報通信システムS1、実施例2の情報通信システムS2の場合と同様に、各パチンコ機51,51・・から送信された「出球関連情報」を受信すると、その「出球関連情報」を、経時的に集計して、その結果を画像として表示手段22に出力する。さらに、データ変換手段29によって、集計後の「出球関連情報」にホストコンピュータ57のアドレスデータを添付した後に、そのアドレスデータが添付された集計後の「出球関連情報」をホストコンピュータ57に返信する。
一方、外部サーバ3から集計後の「出球関連情報」を返信されたホストコンピュータ57は、その集計後の「出球関連情報」を受信して、画像として表示手段62に出力する。
実施例3のパチンコ機51,51は、上記の如く、コンピュータを接続し、その接続されたコンピュータに「出球関連情報」を送信するための送信ポート(出力制御部56、接続端子65)を設けたものであるため、接続されたコンピュータ(ホストコンピュータ57)、携帯電話2等を介して、タイムリーな「出球関連情報」を外部に送信することができる。したがって、パチンコ機51によれば、「出球関連情報」の管理を、パチンコホールの外部で容易に行うことができる。加えて、「出球関連情報」の管理をパチンコホールの外部で行うことができるので、パチンコホール内で「出球関連情報」を操作する不正行為を、効果的に防止することができる。
また、実施例3の情報通信システムS3は、パチンコ機51,51・・と、パチンコ機51,51・・から送信された「出球関連情報」を集計し、その集計された「出球関連情報」を外部に送信するホストコンピュータ57と、ホストコンピュータ57から送信された集計後の「出球関連情報」を無線により外部に送信する携帯電話2と、携帯電話2から送信された「出球関連情報」を表示する外部サーバ3とからなるものであるため、実施例3の情報通信システムS3によれば、実施例1の情報通信システムS1、実施例2の情報通信システムS2と同様に、各パチンコホールにおけるパチンコ機51,51・・の「出球関連情報」を、外部サーバ3によって集中的に管理することができる。さらに、外部サーバ3が、集計後の「出球関連情報」をホストコンピュータ57に返信するとともに、ホストコンピュータ57が、返信された集計後の「出球関連情報」を受信して表示するものであるため、情報通信システムS3によれば、集計されたタイムリーな「出球関連情報」を、パチンコホール内で直ちに確認することができる。
なお、本発明の遊技機、および情報通信システムの構成は、上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではなく、パチンコ機、携帯通信端末、ホストコンピュータ、外部サーバ等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
たとえば、遊技機に携帯通信端末を接続するための接続端子を設ける場合には、実施例1の如く、携帯通信端末接続用の接続端子を、コンピュータ接続用の接続端子と別個に設ける必要はなく、携帯通信端末、コンピュータのいずれをも接続可能な接続端子を1個のみ設けることも可能である。また、遊技機は、アウト球検出装置をアウト口の内部に設置したものに限定されず、機台の下端際等の部位にアウト球検出装置を設けたものでも良い。さらに、遊技機は、入賞球検出装置を機台の下方に1個のみ設けたものに限定されず、入賞球検出装置を各入賞装置に別々に設けたもの等でも良い。加えて、払出球検出装置の設置位置も、遊技球払出装置の下側に何ら限定されない。また、遊技機に特定情報を無線により外部に出力するための出力ポートを設ける場合には、必ずしも遊技機に出力制御部、送信回路、アンテナ等を設置する必要はなく、遊技機に携帯電話やPHS等を内蔵させることも可能である。
一方、本発明の情報通信システムは、「賞品球数」から「入賞球数」および「アウト球数」を減算することによって「出球総数」を算出するものに限定されず、その他の演算式によって算出するものでも良い。また、特定情報として「出球関連情報」を送受信するものに限定されず、「大当たりの回数」や故障時のエラー情報等を特定情報として送受信するものでも良い。加えて、情報通信システムを実施例1の如く構成する場合には、情報通信システムは、遊技機が「賞品球数」、「入賞球数」、「アウト球数」から算出した「出球総数」を携帯通信端末によって外部サーバに送信するものに限定されず、遊技機が「賞品球数」、「入賞球数」、「アウト球数」を携帯通信端末によって外部サーバに送信し、外部サーバがそれらの「賞品球数」、「入賞球数」、「アウト球数」から「出球総数」を算出するもの等でも良い。
なお、本発明の遊技機は、パチンコ機に限定されず、スロットマシーン等の他の遊技機でも良い。加えて、本発明のネットワークシステムは、パチンコ機を外部サーバと有線あるいは無線で接続したものに限定されず、スロットマシーン等の他の遊技機を外部サーバと接続したものでも良い。
1・・パチンコ機、2・・携帯電話、3・・外部サーバ、4・・入賞装置、5・・障害釘、6・・遊技領域、7・・アウト口、8・・アウト球検出装置、9・・遊技球タンク、10・・遊技球払出装置、11・・払出球検出装置、12・・出力制御部、13・・入賞球検出装置、14・・記憶手段、15・・演算手段、16・・データ変換手段、17・・タイマ、18・・制御装置、19・・制御装置、20・・記憶手段、21・・演算手段、22・・表示手段、23・・入力手段、24・・送受信制御部、25・・送信スイッチ、26・・第一接続端子、28・・第二接続端子、29・・データ変換手段、31・・パチンコ機、32・・制御装置、33・・送信回路、34・・アンテナ、51・・パチンコ機、52・・記憶手段、53・・演算手段、54・・タイマ、55・・制御装置、56・・出力制御部、57・・ホストコンピュータ、58・・制御装置、59・・データ変換手段、60・・記憶手段、61・・演算手段、62・・表示手段、63・・入力手段、64・・受信制御部、65・・接続端子、S1〜S3・・情報通信システム。
Claims (3)
- コンピュータの受信制御部と接続可能な送信ポートを備え、その接続されたコンピュータへと送信ポートを介して周期的に特定情報を送信する複数の遊技機と、
それらの遊技機から送信された特定情報を集計する第一の演算手段、第一の演算手段により集計された特定情報を記憶する第一の記憶手段、及び携帯通信端末と接続可能で、第一の記憶手段に記憶された特定情報を外部に送信する送信制御部を備えたコンピュータと、
送信制御部に接続され、コンピュータから送信された集計後の特定情報を無線により外部サーバへと送信する携帯通信端末と、
携帯通信端末から送信された特定情報を記憶する第二の記憶手段、及び受信した特定情報を表示する第一の表示手段を備えた外部サーバと
からなることを特徴とする遊技機用情報通信システム。 - 外部サーバが、携帯通信端末から送信された特定情報を集計するための第二の演算手段を備えており、第二の演算手段により集計された特定情報をコンピュータに返信するとともに、コンピュータが、各種データを表示可能な第二の表示手段を備えており、外部サーバから返信された集計後の特定情報を受信すると、第二の表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用情報通信システム。
- 特定情報が、賞品球数、入賞球数、非入賞球数に関連した出球関連情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機用情報通信システム。
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JPH06142322A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-05-24 | Ooizumi:Kk | 遊技場のデータ管理システム |
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-
2005
- 2005-02-04 JP JP2005029431A patent/JP2005161084A/ja active Pending
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