JP4304747B2 - 不正交換点検装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の不正交換がなされたか否かを点検する不正交換点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技場では、パチンコ遊技機の遊技制御基板等の各種基板や基板に実装されるCPU,ROM,RAM等の各種ICチップが不正なものと交換されることがあり、場合によっては大きな損害を被ることがある。そこで、この様な不正交換を早期に発見するために様々な技術が提案されている。
【0003】
費用があまりかからず、かつ防止効果に優れた方法としては、例えば、CPU,ROM,RAMのICチップや遊技制御基板等に封印紙を貼着する方法が知られている。この様に封印紙を貼着しておけば、万一ICチップや遊技制御基板等を取り外された場合には封印紙が破れるので、パチンコ遊技場側で取り外されたことを把握することができ、大きな損害を被る前に適正なものと交換する等の処置を行うことができる。
【0004】
更に、近年では、封印紙を偽造されない様に、2枚の紙の間にIDデータ記憶用ICチップとIDデータ送信アンテナとを挟んで構成される封印紙を、CPU,ROM等のICチップや遊技制御基板等に貼着する方法が提案されている(例えば特開平10−225565号公報参照)。そして、封印紙に異常があるか否かは、封印紙のアンテナから送信されるIDデータを所定の点検装置で受信し、受信したIDデータと点検装置に記憶されているIDデータとが一致するか否かによって判断する。この様な封印紙は偽造することが非常に困難であるので、不正交換を効果的に防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の方法では、封印紙に異常があるか否かは、パチンコ遊技場の店員が、各封印紙を一枚ずつ点検しなければならないので、非常に手間を要する。例えば、1000台のパチンコ遊技機が設置されているパチンコ遊技場において、各パチンコ遊技機のCPU,ROM,遊技制御基板に封印紙が各1枚ずつ貼着されているとすれば、3000枚の封印紙を点検することになるので、数人の店員が手分けをして行っても多くの時間を要する。
【0006】
又、各パチンコ遊技機に複数の貼着部材が貼着されていると、全てのIDデータを記憶するためには大容量の記憶媒体を備える必要がある。このため、場合によっては、点検装置の大型化,製造コストの増加を招くおそれがある。又、点検装置の外部に識別情報を記憶しておき、点検装置に送信する様に構成されていても良いが、処理速度を低下させるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の不正交換がなされたか否かを点検する作業に要する手間を大幅に軽減することができる不正交換点検装置を提供することを第1の目的とし、装置の大型化,製造コストの増加,処理速度の低下を防止することができる不正交換点検装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
第1の目的を達成するため、第1の発明にかかる不正交換点検装置は、請求項1に記載されている様に、遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の点検対象物に貼着され、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されている貼着部材と、該貼着部材から送信される識別情報を受信する識別情報受信手段,該識別情報受信手段により受信された識別情報が適正であるか否かを判断する適正判断手段,該適正判断手段により判断された結果を外部へ出力する判断結果出力手段を有する点検装置本体と、を備える不正交換点検装置であって、パチンコ遊技場内において前記点検装置本体を移動させるための搬送手段を設け、当該点検装置本体を適宜移動させて前記各遊技機について前記点検対象物の点検作業を行うことができる様に構成したことを特徴とする。
【0009】
本発明にかかる不正交換点検装置では、自己の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されている貼着部材が、遊技機を構成する遊技制御基板等の基板や、これらの基板に実装されるCPU,ROM等のICチップに貼着されており、点検装置本体に備えられる識別情報受信手段が、貼着部材から送信される識別情報を受信し、適正判断手段が、識別情報受信手段により受信された識別情報が適正であるか否かを判断し、判断結果出力手段が、適正判断手段により判断された結果を外部へ出力する。そして、何者かが貼着部材を剥離して基板やICチップ等を不正に交換すると、貼着部材から識別情報が送信されなくなり、点検装置本体は、適正な識別情報を受信することができない旨を外部へ出力する。パチンコ遊技場の店員は、点検装置本体からの出力に基づいて、該当する遊技機を点検し、基板やICチップ等が不正に交換されている場合には適正なものと交換する。
【0010】
そして、本発明にかかる不正交換点検装置には、パチンコ遊技場内において点検装置本体を移動させるための搬送手段が設けられており、点検装置本体を適宜移動させて遊技機の点検を行う。店員の代わりに点検装置本体がパチンコ遊技場内を移動して遊技機の点検を行うので、店員は、点検装置本体からの出力を確認するだけで良い。このため、不正交換の点検に要する手間を大幅に低減することができる。
【0011】
ところで、貼着部材から送信される識別番号が適正であるか否かを識別することができるのであれば、パチンコ遊技場内において点検装置本体をどの様に移動させても良いのであるが、遊技者の目に触れる経路を移動させる様に構成されていると、遊技者の通行を妨害することや遊技者の集中力を低下させることがある。この様な理由から、遊技者の目に触れない経路を移動させる様に構成されていることが好ましい。
【0012】
そこで、請求項2に記載されている様に、本発明にかかる不正交換点検装置において、前記搬送手段は、遊技機が複数設置されて構成される遊技島内に設けられる搬送通路に沿って前記点検装置本体を移動させる様に構成されていると良い。
【0013】
この様に構成されている場合には、点検装置本体は遊技者の目に触れることがないので、遊技者の通行を妨害することや遊技者の集中力を低下させることはない。又、第2の目的を達成するため、第2の発明にかかる不正交換点検装置は、請求項3に記載されている様に、遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の点検対象物に貼着され、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されている貼着部材と、該貼着部材から送信される識別情報を受信する識別情報受信手段,該識別情報受信手段により受信された識別情報が適正であるか否かを判断する適正判断手段,該適正判断手段により判断された結果を外部へ出力する判断結果出力手段を有する点検装置本体と、を備える不正交換点検装置であって、前記貼着部材は、各遊技機に複数貼着されており、前記遊技機には、当該遊技機に貼着されている複数の貼着部材の識別情報を記憶すると共に外部へ送信する基準識別情報送信部材が設けられており、前記識別情報受信手段は、前記遊技機に貼着されている複数の貼着部材から送信される識別情報と当該遊技機に設けられている基準識別情報送信部材から送信される識別情報とを受信し、前記適正判断手段は、前記貼着部材から送信される識別情報と前記基準識別情報送信部材から送信される識別情報とを比較することにより、前記貼着部材から送信される識別情報が適正であるか否かを判断することを特徴とする。
【0014】
本発明にかかる不正交換点検装置では、遊技機に設けられている基準識別情報送信部材から、この遊技機に貼着されている複数の貼着部材の識別情報(以下「基準識別情報」という。)が送信され、点検装置本体は、識別情報受信手段によってこの複数の識別情報を受信する。そして、点検装置本体は、同じく各貼着部材から送信される識別情報を受信し、適正判断手段によって基準識別情報と各貼着部材から送信される識別情報とを比較することによって点検する。このため、点検装置本体は各貼着部材の識別情報を記憶しておく必要がないので、大容量の記憶媒体を備える必要はない。従って、点検装置本体の小型化,低コスト化の障害が少ない。又、処理速度を低下させるおそれもない。
【0015】
しかし、万一、遊技機全体が不正なものと交換され、基準識別情報と各貼着部材の識別情報とが一致する様に基準識別情報送信部材及び各貼着部材が交換された場合には、不正交換を看過してしまうおそれがある。
そこで、請求項4に記載されている様に、本発明にかかる不正交換点検装置において遊技機に基準識別情報送信部材が設けられている場合、前記基準識別情報送信部材は、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されており、前記識別情報受信手段は、前記基準識別情報送信部材から送信される当該基準識別情報送信部材自身の識別情報を受信し、前記適正判断手段は、当該基準識別情報送信部材自身の識別情報が適正であるか否かを判断する様に構成されていると良い。
【0016】
この様に構成されている場合には、基準識別情報と各貼着部材の識別情報とが一致する様に基準識別情報送信部材及び各貼着部材がまとめて交換されたとしても、基準識別情報送信部材自身の識別情報をパチンコ遊技場の管理室等においてに厳重に管理しておけば、基準識別情報送信部材自身の識別情報を一致させることは不可能である。従って、万一遊技機全体が不正なものと交換されたとしても、その旨を把握することができ、非常に安全である。
【0017】
尚、基準識別情報送信部材は、貼着部材と同様に、剥離されると復元困難に破損して識別情報を送信することができなくなる様に構成されていると更に良い。又、第1の発明と第2の発明とを組み合わせても良い。即ち、第2の発明にかかる不正交換点検装置に、第1の発明にかかる不正交換点検装置を構成する搬送手段を設けても良い。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例の不正交換点検装置の構成について説明する。
図1は、本実施例の遊技島の一部を破断して示す斜視図(a)及び巡回装置の側面図(b)であり、図2は、パチンコ遊技機及び台間装置の正面図であり、図3は、巡回装置の構成を説明するためのブロック図であり、図4は、IDタグの構造を説明するための透視平面図(a)及びIDタグに備えられるICチップの構成を説明するためのブロック図(b)であり、図5は、指令装置の構成を説明するためのブロック図である。
【0019】
本実施例の不正交換点検装置は、図1(a)に示す様に遊技島5の内部に設けられた搬送通路に移動可能に設置される巡回装置1と、図2に示す様にパチンコ遊技機51及び台間装置52に貼着されるIDタグ2(マスタータグ2a及びスレイブタグ2b,2c,2d,2e,2f)と、図示しないパチンコ遊技場の管理室に設置される指令装置3と、によって構成されている。
【0020】
巡回装置1は、図3に示す様に、演算制御回路11,入出力回路12を有する制御部10と、対IDタグ用送受信部13と、電力搬送波送出部14と、対指令装置用送受信部15と、車輪駆動部16と、電力供給部17と、を備える。
演算制御回路11は、各種演算制御を行うためのものであり、CPU,ROM,RAM等によって構成されている。
【0021】
入出力回路12は、演算制御回路11と制御部10の外部(対IDタグ用送受信部13,電力搬送波送出部14,対指令装置用送受信部15,車輪駆動部16)とを接続するためのものであり、演算制御回路11と外部との間で行われる情報の送受は、全て入出力回路12を介して行われる。
【0022】
対IDタグ用送受信部13は、IDタグ2との間で情報を送受するためのものである。
電力搬送波送出部14は、IDタグ2を作動させるための電力搬送波を送出するためのものである。
【0023】
対指令装置用送受信部15は、指令装置3との間で情報を送受するためのものであり、スペクトル拡散方式のトランシーバによって構成されている。
車輪駆動部16は、車輪を駆動することにより、遊技島5内の搬送通路において巡回装置1を適宜移動させるためのものである。
【0024】
電力供給部17は、遊技島5内の搬送通路の天井付近に架設された電力供給用ケーブル53を介して遊技島5の図示しない電源装置から電力を取得し、巡回装置1の各部へ電力を供給するためのものである。
そして、巡回装置1は、遊技島5内の搬送通路の底面に敷設されているガイドレール54に沿って搬送通路内を移動する。
【0025】
IDタグ2は、図4に示す様に、制御部21,対巡回装置用送受信部22,電力供給部23を有するICチップ20と、対巡回装置用送受信部22に設けられるアンテナ24と、電力供給部23に設けられるアンテナ25と、ICチップ20,アンテナ24,アンテナ25を上下から挟む保護フィルム26と、を備える。
【0026】
制御部21は、自身のIDデータを記憶しており、又、対巡回装置用送受信部22を介して巡回装置1からIDデータの送信を要求されると、この要求に従って、対巡回装置用送受信部22を介して巡回装置1へIDデータを送信する様に構成されている。尚、マスタータグ2aの制御部21は、自身のIDデータだけでなく、スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fのIDデータ(以下「基準IDデータ」という。)も記憶している。そして、マスタータグ2aは、巡回装置1からスレイブタグのIDデータの送信を要求されると、巡回装置1へスレイブタグのIDデータを送信する。
【0027】
対巡回装置用送受信部22は、巡回装置1との間で情報を送受するためのものであり、巡回装置1(対IDタグ用送受信部13)との距離が40cm以内であれば送受信可能であるが、それより離れると送受信不能となる。
電力供給部23は、巡回装置1から送出される電力搬送波をアンテナ25によって受けてICチップ20の各部へ電力を供給するためのものである。
【0028】
保護フィルム26は、合成樹脂製であり、上側の保護フィルム26の表面には「封」の文字が印刷されており、下側の保護フィルム26の裏面には、遊技機51等に貼着するための接着剤が塗布されている。
そして、図2に示す様に、マスタータグ2aは、遊技盤51aの表側右下に貼着されており、スレイブタグ2bは、パチンコ遊技機51の遊技制御基板51bに貼着されており、スレイブタグ2cは、遊技制御基板51bのCPUに貼着されており、スレイブタグ2dは、遊技制御基板51bの遊技ROMに貼着されており、スレイブタグ2eは、図柄表示装置51cのキャラクタジェネレータに貼着されており、スレイブタグ2fは、台間装置52の裏側に貼着されている。そして、各IDタグ2は、剥離されると復元困難に破損してIDデータを送信することができなくなる様に構成されている。
【0029】
指令装置3は、図5に示す様に、演算制御回路31,入出力回路32を有する制御部30と、操作釦33と、ディスプレイ34と、対巡回装置用送受信部35と、報知部36と、を備える。
演算制御回路31は、各種演算制御を行うためのものであり、CPU,ROM,RAM,フラッシュメモリ等によって構成されている。フラッシュメモリには、マスターIDタグ2a自身のIDデータ等が記憶されている。
【0030】
入出力回路32は、演算制御回路31と制御部30の外部(操作釦33,ディスプレイ34,対巡回装置用送受信部35,報知部36)とを接続するためのものである。
操作釦33は、各種設定等を行うためのものである。
【0031】
ディスプレイ34は、巡回装置1から送信された情報等を表示するためのものである。
対巡回装置用送受信部35は、巡回装置1との間で情報を送受するためのものであり、スペクトル拡散方式のトランシーバによって構成されている。
【0032】
報知部36は、パチンコ遊技機51の遊技ROM等が不正交換されたおそれがある場合にその旨を報知するためのものであり、回転灯,スピーカによって構成されている。
又、各パチンコ遊技機51においてガラス枠又は内枠が開放されると、その旨を表す枠開放信号が当該パチンコ遊技機51から入出力回路32を介して演算制御回路31に入力される様に構成されており、演算制御回路31は、この枠開放信号によって、パチンコ遊技場内の何れのパチンコ遊技機51においてガラス枠又は内枠が開放されているのかを把握すると共に、何れのパチンコ遊技機においてガラス枠又は内枠の何れが開放されているのかを表す情報を巡回装置1に送信する。尚、詳細は後述する。
【0033】
続いて、本実施例の不正交換点検装置の作用をフローチャートに沿って説明する。
まず、巡回装置1が行う移動処理を図6に示すフローチャートに沿って説明する。
【0034】
この処理は、電力供給部17から巡回装置1の各部に動作電力が供給され、演算制御回路11のCPUがROMに記録されている処理手順を読み出して実行することによって開始される。
この処理が開始されると、演算制御回路11は、警戒時間中であるか否かを判断する(S10)。ここで、警戒時間とは、営業時間,営業開始前の点検時間,営業終了後の点検時間以外の時間、即ち店員が不在となる時間のことであり、具体的には、図8に示す指令装置3が行う処理のS50において指令装置3から送信される情報に基づいて判断する。そして、警戒時間中でない場合には(S10において「NO」)、遊技島5全域を往復する様に車輪駆動部16に指令を出す(S12)。そして、S10へ戻って処理を繰り返す。一方、警戒時間中である場合には(S10において「YES」)、指令装置3から送信される情報に基づいて、遊技島5に設置されている何れかのパチンコ遊技機51のガラス枠又は内枠が開放されているか否かを判断する(S14)。そして、パチンコ遊技機51のガラス枠及び内枠が何れも開放されていない場合には(S14において「NO」)、遊技島5全域を往復する様に車輪駆動部16に指令を出す(S12)。そして、S10へ戻って処理を繰り返す。一方、何れかのパチンコ遊技機51のガラス枠又は内枠が開放されている場合には(S14において「YES」)、ガラス枠又は内枠が開放されているパチンコ遊技機51の背面へ移動する様に車輪駆動部16に指令を出す(S16)。そして、このパチンコ遊技機51の近傍(前後2m)を1分間往復する様に車輪駆動部16に指令を出す(S18)。そして、S10へ戻って処理を繰り返す。
【0035】
次に、巡回装置1が行う点検処理を図7に示すフローチャートに沿って説明する。
この処理は、前述した移動処理と並行して行われるものであり、移動処理と同様に、電力供給部17から巡回装置1の各部に動作電力が供給され、演算制御回路11のCPUがROMに記録されている処理手順を読み出して実行することによって開始される。
【0036】
この処理が開始されると、演算制御回路11は、マスタータグ2aに対して基準IDデータを送信する様に要求すると共に、スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fに対してIDデータを送信する様に要求し、各IDタグ2から送信されるIDデータを受信する(S30,S32)。尚、前述した様に、巡回装置1と各IDタグ2との間が40cm以内でないと送受信することができないので、多数のパチンコ遊技機51に貼着されているIDタグ2からIDデータが同時に送信されることはない。次に、演算制御回路11は、マスタータグ2aから取得した基準IDデータとスレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fから取得したIDデータとを比較する(S34)。そして、マスタータグ2aから取得した基準IDデータとスレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fから取得したIDデータとが全て一致する場合には(S34において「YES」)、パチンコ遊技機51の識別番号,異常がない旨を指令装置3へ送信する(S36)。そして、S30へ戻って処理を繰り返す。
【0037】
一方、スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fから取得したIDデータの中にマスタータグ2aから取得した基準IDデータと一致しないものがある場合、あるいは、基準IDデータ,IDデータを取得することができなかった場合には(S34において「NO」)、指令装置3から送信される情報に基づいて、警戒時間中であるか否かを判断する(S38)。そして、警戒時間中でない場合には(S38において「NO」)、指令装置3から送信される情報に基づいて、点検対象となっているパチンコ遊技機51の内枠が開放されているか否かを判断する(S40)。そして、点検対象となっているパチンコ遊技機51の内枠が開放されている場合には(S40において「YES」)、パチンコ遊技機51の識別番号,店員が内枠を開放して点検作業等を行っている旨を指令装置3へ送信する(S42)。そして、S30へ戻って処理を繰り返す。一方、警戒時間中でなくても内枠が開放されていない場合には(S38において「NO」,S40において「NO」)、あるいは、警戒時間中である場合には(S38において「YES」)、パチンコ遊技機51の識別番号,異常がある旨,何れのIDタグ2に異常があるか(何れの部品に異常があるか)を指令装置3へ送信する(S44)。そして、S30へ戻って処理を繰り返す。
【0038】
次に、指令装置3が行う処理を図8に示すフローチャートに沿って説明する。
この処理は、図示しない電源装置から指令装置3の各部に動作電力が供給され、演算制御回路31のCPUがROMに記録されている処理手順を読み出して実行することによって開始される。
【0039】
この処理が開始されると、演算制御回路31は、警戒時間中であるか否かを巡回装置1へ送信する(S50)。次に、遊技島5に設置されているパチンコ遊技機51のガラス枠及び内枠の開放状況を巡回装置1へ送信する(S52)。次に、前述した点検処理のS36,S42,S44において巡回装置1から送信される点検結果を受信し(S54)、ディスプレイ34に表示させる(S56)。そして、巡回装置1から送信される点検結果が異常がある旨のものであるか否かを判断する(S58)。そして、異常がある旨の点検結果である場合には(S58において「YES」)、パチンコ遊技機51の識別番号,何れのIDタグ2に異常があるか(何れの部品に異常があるか),点検結果を受信した時刻を対応させて演算制御回路31のフラッシュメモリに記憶する(S60)と共に、報知部36に指令を出して、異常がある旨を、回転灯及びスピーカによって店員に知らせる(S62)。そして、S50へ戻って処理を繰り返す。一方、異常がない旨の点検結果である場合には(S58において「NO」)、S60,S62の処理を行わずにS50へ戻って処理を繰り返す。
【0040】
又、これらの処理の他、巡回装置1は、1時間に1回、マスタータグ2aからマスタータグ2a自身のIDデータを取得して指令装置3へ送信する処理を行い、指令装置3は、このIDデータと演算制御回路31のフラッシュメモリに記憶されているIDデータとが一致するか否かを判断し、一致しなければ報知部36にその旨を報知させる処理を行う。
【0041】
続いて、本実施例の不正交換点検装置の具体的な動作内容の一例について説明する。
まず、指令装置3から巡回装置1へ、現在警戒時間中であるか否か及びパチンコ遊技機51のガラス枠,内枠の開放状況が送信される(S50,S52)。
【0042】
警戒時間外である場合には(S10において「NO」)、巡回装置1によって遊技島5全域の点検が行われる(S12)。このとき、巡回装置1は、各パチンコ遊技機51のマスタータグ2aから基準IDデータを取得すると共に各スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fからIDデータを取得し、両IDデータが一致すれば(S34において「YES」)、異常がない旨が指令装置3へ送信される(S36)。一方、一致しなければ(S34において「NO」)、警戒時間中でないので(S38において「NO」)、内枠が開放されていれば(S40において「YES」)、店員が内枠を開放してパチンコ遊技機51の点検作業等を行っていると判断され、その旨が指令装置3へ送信され(S42)、内枠が開放されていなければ(S40において「NO」)、パチンコ遊技機51や台間装置52に異常があると判断され、異常がある旨,異常箇所が指令装置3へ送信される(S44)。そして、巡回装置1から送信される点検結果は、指令装置3によってディスプレイ34に表示される(S56)。又、異常がある旨の点検結果が巡回装置1から送信された場合には(S58において「YES」)、指令装置3によって点検結果,受信時刻が記憶される(S60)と共に、店員に報知される(S62)。
【0043】
警戒時間中である場合には(S10において「YES」)、ガラス枠,内枠が開放されるまで(S14において「NO」)、遊技島5全域の点検が行われる(S12)。そして、警戒時間中にガラス枠,内枠が開放されると(S14において「YES」)、巡回装置1によって当該ガラス枠,内枠が開放されたパチンコ遊技機51の近傍の点検が行われる(S16,S18)。警戒時間外と同様に、基準IDデータと各スレイブタグのIDデータが一致すれば(S34において「YES」)、異常がない旨が指令装置3へ送信される(S36)。一方、一致しなければ(S34において「NO」)、警戒時間中であるので(S38において「YES」)、店員が内枠を開放してパチンコ遊技機51の点検作業等を行っていることはないので、パチンコ遊技機51や台間装置52に異常があると判断され、異常がある旨,異常箇所が指令装置3へ送信される(S44)。そして、警戒時間外と同様に、点検結果がディスプレイ34に表示され(S56)、異常がある場合には(S58において「YES」)、点検結果,受信時刻が記憶され(S60)ると共に、店員に報知される(S62)。
【0044】
尚、本実施例において、巡回装置1が、前述した点検装置本体に相当し、車輪駆動部16が、前述した搬送手段に相当し、IDタグ2が、前述した貼着部材に相当し、マスタータグ2aが、前述した基準識別情報送信部材に相当し、演算制御回路11が点検処理のS30,S32において行う処理が、前述した識別情報受信手段の作用に相当し、S34において行う処理が、前述した適正判断手段の作用に相当し、S36,S42,S44において行う処理が、前述した判断結果出力手段の作用に相当する。
【0045】
続いて、本実施例の不正交換点検装置の効果について説明する。
本実施例の不正交換点検装置では、巡回装置1が遊技島5の内部に設けられた搬送通路を移動して遊技島5を構成するパチンコ遊技機51の点検を行うので、パチンコ遊技場の店員は、指令装置3のディスプレイ34及び報知部36を確認するだけで良い。このため、不正交換の点検に要する手間を大幅に低減することができる。
【0046】
又、巡回装置1は、遊技者の目に触れない遊技島5の内部を移動するので、遊技者の通行を妨害することや遊技者の集中力を低下させることがない。
又、マスタータグ2aには、同じパチンコ遊技機51及びパチンコ遊技機51に付設される台間装置52に貼着されるスレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fのIDデータが記憶されているので、巡回装置1や指令装置3において多数のIDデータを記憶する必要がない。このため、巡回装置1や指令装置3に大容量の記憶媒体を備える必要はない。従って、巡回装置1や指令装置3の小型化,低コスト化を比較的容易に実現することができる。
【0047】
又、パチンコ遊技機51,台間装置52及びIDタグ2をまとめて不正なものと交換することによって、基準IDデータと各スレイブタグのIDデータとを一致させることはできるが、マスタータグ2a自身のIDデータを指令装置3の記憶内容と一致させることは不可能である。従って、万一パチンコ遊技機51及び台間装置52がまとめて不正なものと交換されたとしても、その旨を把握することができ、非常に安全である。
【0048】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は前述した実施例に何等限定されるものではなく、更に種々の態様において実施しても良いことはもちろんである。
例えば、実施例では、巡回装置1は継続的に巡回する様に構成されているが、所定の時間をおいて断続的に巡回する様に構成されていても良い。又、警戒時間中,警戒時間外,営業時間中,営業時間外等の時間帯に応じて継続的巡回,断続的巡回を切り替える様に構成されていても良い。
【0049】
又、本実施例では、指令装置3に、マスタータグ2aのIDデータだけを記憶させ、指令装置3に記憶されているマスタータグ2aのIDデータと、巡回装置1がマスタータグ2aから取得して指令装置3に送信されるIDデータとを比較することによってマスタータグ2aが適正であるか否かを判断する様に構成されているが、指令装置3に、スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fのIDデータも記憶させ、スレイブタグ2b,2c,2d,2e,2fが適正であるか否かも指令装置3において判断する様に構成されていても良い。但し、この様に構成されている場合には、より多くのIDデータを記憶するために、演算制御回路31のフラッシュメモリの記憶容量を大きくする必要がある。
【0050】
又、ガラス枠,内枠にもIDタグ2を貼着し、ガラス枠,内枠の開放も巡回装置1によって検出することができる様に構成されていても良い。
又、CPU等のICチップを跨ぐ様にIDタグ2を貼着し、当該ICチップを遊技制御基板51bから取り外そうとするとIDタグ2が破損する様にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技島の一部を破断して示す斜視図(a)及び巡回装置1の側面図(b)である。
【図2】 パチンコ遊技機及び台間装置の正面図である。
【図3】 巡回装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図4】 IDタグの構造を説明するための透視平面図(a)及びIDタグに備えられるICチップの構成を説明するためのブロック図(b)である。
【図5】 指令装置の構成を説明するためのブロック図である。
【図6】 巡回装置が行う移動処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図7】 巡回装置が行う移動処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【図8】 指令装置が行う処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…巡回装置 2…IDタグ(2a…マスタータグ 2b,2c,2d,2e,2f…スレイブタグ) 3…指令装置 5…遊技島 10…制御部11…演算制御回路 12…入出力回路 13…対IDタグ用送受信部14…電力搬送波送出部 15…対指令装置用送受信部 16…車輪駆動部 17…電力供給部 20…ICチップ 21…制御部 22…対巡回装置用送受信部 23…電力供給部 24…アンテナ 25…アンテナ 26…保護フィルム 30…制御部 31…演算制御回路 32…入出力回路 33…操作釦 34…ディスプレイ 35…対巡回装置用送受信部 36…報知部 51…パチンコ遊技機 51a…遊技盤 51b…遊技制御基板 51c…図柄表示装置 52…台間装置 53…電力供給用ケーブル 54…ガイドレール。

Claims (4)

  1. 遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の点検対象物に貼着され、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されている貼着部材と、
    該貼着部材から送信される識別情報を受信する識別情報受信手段,該識別情報受信手段により受信された識別情報が適正であるか否かを判断する適正判断手段,該適正判断手段により判断された結果を外部へ出力する判断結果出力手段を有する点検装置本体と、
    を備える不正交換点検装置であって、
    パチンコ遊技場内において前記点検装置本体を移動させるための搬送手段を設け、当該点検装置本体を適宜移動させて前記各遊技機について前記点検対象物の点検作業を行うことができる様に構成したことを特徴とする不正交換点検装置。
  2. 前記搬送手段は、遊技機が複数設置されて構成される遊技島内に設けられる搬送通路に沿って前記点検装置本体を移動させることを特徴とする請求項1に記載の不正交換点検装置。
  3. 遊技機を構成する各種基板や各種ICチップ等の点検対象物に貼着され、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されている貼着部材と、
    該貼着部材から送信される識別情報を受信する識別情報受信手段,該識別情報受信手段により受信された識別情報が適正であるか否かを判断する適正判断手段,該適正判断手段により判断された結果を外部へ出力する判断結果出力手段を有する点検装置本体と、
    を備える不正交換点検装置であって、
    前記貼着部材は、各遊技機に複数貼着されており、
    前記遊技機には、当該遊技機に貼着されている複数の貼着部材の識別情報を記憶すると共に外部へ送信する基準識別情報送信部材が設けられており、
    前記識別情報受信手段は、前記遊技機に貼着されている複数の貼着部材から送信される識別情報と当該遊技機に設けられている基準識別情報送信部材から送信される識別情報とを受信し、
    前記適正判断手段は、前記貼着部材から送信される識別情報と前記基準識別情報送信部材から送信される識別情報とを比較することにより、前記貼着部材から送信される識別情報が適正であるか否かを判断する
    ことを特徴とする不正交換点検装置。
  4. 前記基準識別情報送信部材は、自身の識別情報を外部へ送信することができる様に構成されており、
    前記識別情報受信手段は、前記基準識別情報送信部材から送信される当該基準識別情報送信部材自身の識別情報を受信し、
    前記適正判断手段は、当該基準識別情報送信部材自身の識別情報が適正であるか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項3に記載の不正交換点検装置。
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