JP2008245781A - 図柄読取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 1又は2以上の表示領域53を有する所定の表示器52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る図柄読取装置1であって、表示領域53の一部又は全部と一対に設けられ、表示領域53から照射された光を検出する光センサ21と、表示器52の発光面側を覆うように形成された覆材22と、を備え、覆材22が、表示領域53に対向し、表示領域53から照射された光を発光面側に透光させるとともに、表示領域53と対をなす光センサ21の受光面に向けて屈折させる透光・屈折手段が設けられた分光領域を備える構成としてある。
【選択図】 図2
Description
また、遊技機自体に電気的接続を介して不正対策部品を装着することは、承認を受けた遊技機の型式と異なることになり、反対に不正改造とみなされてしまい、不正行為機として摘発されるおそれがあるため、適切な対策を講じることができなかった。
例えば、特許文献1では、遊技機の通電状態を遊技機の電源線の外部から検知する電流センサで、電源の入切を検出し、スロットマシンの確率設定状態を監視するとともに、確率設定値が数字として表示させる表示器に対向して設けられた透明の光センサが、表示された確率設定値を読取り、ホールコンピュータにこれらのデータを出力するスロットマシン監視装置等が提案されている。
これによれば、遊技機に違法な改造を施すことなく、ホールコンピュータが、出力された情報を基に正規の時間帯に設定・変更されたものかを判断し、異常の場合には、異常を外部に報知することができ、不法な確率設定値の設定・変更を監視することができるようになっている。
この技術では、確率設定値が表示された表示器(7セグメント表示器)からの数字の検出を各セグメント領域に対向した設けられた光ファイバを介して光センサで読取る方式を採用している。
これにより、遊技機を改造することなく、また、電気的な接続を有さずに確率設定値の不正操作を監視することができるようになっている。
例えば、特許文献1に記載された発明では、確率設定値を表示する表示器に透明な光センサを対向配置する記載があるものの、具体的な実現手段がなんら記載されていないため、透明な光センサが想定不能であった。
また、確率設定値を表示する表示器は、通常の遊技中においては、遊技媒体のクレジット枚数等の他の表示する機能を兼用することもあるため、このような光センサの表示器への対向配置により、表示領域が当該光センサで遮蔽されることで視認性が劣ることになり、表示器の表示機能が十分に発揮されない虞があった。
これにより、表示領域の視認性を確保することができる。
また、表示領域に対向し、表示領域から照射された光を、対をなす光センサの受光面に向けて屈折させる透光・屈折手段が設けられた分光領域を備える覆材により、光センサが、表示領域から照射された光を検出することが可能となる。
これにより、読取の対象となる表示器等に電気的な接続をして読取るための改造を施すことなく、光学的に所定の表示器に表示された図柄を判別して読取ることができるとともに、図柄読取装置の検出部を覆材と光センサからなる簡易、かつ、少ない部品点数で製作することができ、コストの低減が図られる。
このような構成とすることにより、セグメント表示器を本発明に係る図柄読取装置の読取対象とすることができる。
スロットマシン等の遊技機においても、セグメント表示器は、多く使用されている。
これにより、本発明の図柄読取装置が適用される対象が広がり、汎用性を増大させることができる。
また、スロットマシン等の遊技機において、セグメント表示器は、演出面を重視した表示装置として用いられるより、遊技の結果を左右する機能的な表示装置として用いられることが多い。
これにより、遊技機において機能的な表示装置として用いられるセグメント表示器に装着することができ、遊技機に対する不正行為を検出することができる。
さらに、汎用性を有することから、既に遊技場に設置してある遊技機にも装着可能であり、不正対策品として、即座に実施することもできる。
特に、スロットマシンにおいては、確率設定値やクレジット枚数を表示する表示器にセグメント表示器が多く使用されているので、これを読取ることで、不正な確率設定・変更や遊技媒体の不正投入等の不正行為を検出することができる。
このような構成とすることにより、光センサが、表示領域を遮蔽しないようにすることができる。
特に、前述した透光・屈折手段に係る屈折手段により、表示領域から照射された光を、表示器の発光面側と異なる方向に向けて屈折させることができるため、光センサの受光面を、表示領域と対向した位置に設ける必要がなくなり、光センサを表示領域と重ならない位置に設けることができる。
これにより、常に表示器の表示領域の視認性を確保することができる。
このような構成とすることにより、表示領域から照射された光を表示領域の長手方向に沿って屈折させることで、表示領域の全面から照射される光を最大限に利用することができる。
これにより、光センサが検出可能な光量を確保することができる。
このような構成とすることにより、表示領域から照射された光を、覆材内を伝播させて対をなす光センサの受光面まで到達させることができる。
これにより、覆材が光伝播手段となるため、光ファイバ等の新たな部材を設ける必要がなくなるとともに、伝播した光が受光されるように光センサと覆材を一体に固着させた簡易な構造とすることもできる。
このような構成とすることにより、光センサが、他の表示領域から照射された散乱光や回折光を検出することなく、当該光センサと対をなす表示領域から照射された光のみを検出することができる。
これにより、他の表示領域から照射された光を検出することで生じる誤動作がなくなり、読取る図柄の精度を向上することができる。
また、分光領域の周辺がぼんやりと明るくなるような状態が回避され、分光領域より発光面側に透光された光がより鮮明に見えるようになり、表示される図柄の視認性もさらに向上することとなる。
ここで、遮断手段としては、上述した分光領域の周辺において散乱光や回折光が生じるため、分光領域の周辺を例えば、光が不透光となる部材等で包囲するような手段を講じることが望ましい。
このような構成とすることにより、表示器に表示される図柄が限定されている場合に、判別に不可欠な特定の表示領域と対をなすように光センサを設けることで、表示される図柄を判別することができる。
この場合、各セグメントの点灯と消灯の組合せにより27種類の図柄を表示させることができるが、仕様により表示させる図柄の種類は、数字や一部のアルファベットに限定されているのが一般的である。
このように表示させる図柄の種類が限定されている場合には、これらの図柄を表す各セグメントの点灯と消灯の組合せを構成するセグメントのうちには、各図柄を表す各セグメントの点灯と消灯の組合せに共通して、常に消灯又点灯しているセグメントが存在することもあり、また、表示される全ての図柄の消灯と点灯の組合せに違いが有れば判別することができるため、図柄の判別には関与しないセグメントが存在するもある。
その結果、このようなセグメントは、表示された図柄の判別には関与しないことになるため、光センサを設ける必要がなくなる。
これにより、光センサを全てのセグメントと対をなすように設ける必要がなくなり、必要最小限の光センサを用いて、表示される全ての図柄を読取ることができるため、製品コストの低減が図られる。
このような構成とすることにより、覆材が表示器の発光面を覆う蓋状に形成されることで、覆材と表示器とが位置決めされた状態で嵌合することができる。
これにより、対向関係を有する表示領域と分光領域の位置ずれが回避され、読取の精度が向上する。
また、覆材を、簡易な形状で形成することができるため、製造コストや製品コストの低減を図ることができる。
このような構成とすることにより、読取手段により、光センサからの検出信号に基づき、表示器に表示された、例えば確率設定値を表す図柄を判別して図柄情報として読取ることができるとともに、図柄情報出力手段により、外部のホールコンピュータなどの管理装置に読取られた図柄情報を出力することができる。
これにより、正規の時間外での確率設定・変更等の不正行為の監視や、遊技機毎の確率設定値の管理が可能となり、不正の監視のみならず、営業戦略を含めたトータル的な管理を行うことができる。
このような構成とすることにより、表示器が複数の表示機能を有する場合においても、遊技機の遊技状態により、読取られた図柄情報が、表示器が有するどの表示機能に基づいて表示されたものかの判断が可能となる。
例えば、読取りの対象となる表示器が、確率設定値を表示する専用の表示器でなく、通常遊技状態において、他の表示機能(例えば、クレジット枚数の表示)を兼用する表示器など、二つの表示機能を備える表示器の場合がある。
このような場合には、表示された図柄が同じ図柄のとき、確率設定値を表示しているのか、クレジット枚数を表示しているのか判断することができない。
その結果、不正に確率設定変更がなされた場合でも、単にクレジット枚数の増減と捉えてしまうため、不正行為の発見を逃してしまうおそれがある。
これにより、上記の例では、読取られた図柄情報が、確率設定値かクレジット枚数かの区別ができ、不正行為の検出も可能となる。
このような構成とすることにより、読取られた図柄情報から不正行為を判定するとともに、外部に不正行為を報知することができる。
例えば、クレジット枚数に係る図柄情報を所定時間毎や所定ゲーム数毎に時系列的に読取り、読取られた図柄情報からクレジット枚数の増減を判別することができる。
これにより、不正行為と認められるクレジット枚数の所定時間内等における急激な増加、頻繁な精算ボタンの操作を伴うクレジット枚数の減少等を判定することができ、これを外部に出力することで、不正行為者への威嚇を伴う報知やホールコンピュータへの出力により早期に不正行為を発見することができる。
このような構成とすることにより、遊技機自体に本発明に係る図柄読取装置を備えることができ、電気的な改造等を施すことなく、表示器に表示された図柄を読取ることができるとともに、不正行為を抑止することができる。
図1は、本実施形態の図柄読取装置が装着されたスロットマシンの正面図であり、図2は、本実施形態に係る図柄読取装置を示す概略斜視図であり、図3は、本実施形態に係る図柄読取装置の分光領域と表示領域との対応関係を示す概略平面図である。
また、図4は、図3のA−A断面に相当する概略断面図であり、図5は、本実施形態に係る設定値/クレジット表示部に表示される表示図柄の点灯と消灯の組合せを示す図である。
さらに、図6は、本実施形態の図柄読取装置が装着されたスロットマシンの内部の構成を示す概略斜視図であり、図7は、本実施形態に係る図柄読取装置の接続状態を示すブロック図である。
本実施形態では、図1に示すように、本発明に係る図柄読取装置を遊技機に適用する遊技機用図柄読取装置1とし、適用する遊技機は、スロットマシン50を対象とする。
なお、この場合のスロットマシン50は、公知の回胴式遊技機と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る図柄読取装置は、図1に示すように、スロットマシン50に設けられた設定値/クレジット表示部52に装着され、当該表示部に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る遊技機用図柄読取装置1である。
具体的には、遊技機用図柄読取装置1は、図2に示すように、2桁の図柄が表示可能な14セグメント表示器からなる設定値/クレジット表示部52に装着される検出部2と、検出部2により検出された検出信号に基づき、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る等の制御を行う遊技台アダプター3から構成されている。
以下に各構成について詳細に説明する。
検出部2は、設定値/クレジット表示部52の各桁の特定のセグメント(以下、表示領域という)と対をなす10個の光センサ21と、当該表示部52に容易に装着可能なように蓋状に形成された覆材22と、各光センサ21からの検出信号を後述する遊技台アダプター3に出力するための接続ケーブル23を備えている。
光センサ21は、受光面に光が照射されると電流が流れる起電力効果型のフォトトランジスタからなり、設定値/クレジット表示部52の各桁における特定の表示領域と対をなし、当該表示領域が点灯することで、検出信号を出力するように配設されている(図3、図4参照)。
これらに対応して、光センサ21は、1桁目の表示領域531を構成する複数の表示領域のうち特定の表示領域と対をなすように設けられた1桁目の光センサ211と、2桁目の表示領域532を構成する複数の表示領域のうち特定の表示領域と対をなすように設けられた2桁目の光センサ212から構成されている。
なお、設定値/クレジット表示部52の2桁目の表示領域532と2桁目の光センサ212に関しては、各々1桁目の表示領域531と1桁目の光センサ211と同様な構成からなるため、以後の説明は、各々1桁目を例にとって説明する。
1桁目の光センサ211は、5つの光センサ211a,211b,211e,211f,211gからなり、各々が、前記表示領域531a〜531gのうち、特定の表示領域531a,531b,531e,531f,531gと対をなすように配置されている。
これらの検出信号は、接続ケーブル23を介して、遊技台アダプター3に出力されるようになっている。
さらに、各光センサ211は、検出部2を設定値/クレジット表示部52に装着したときに、当該光センサ211と対をなす表示領域531と重ならない位置に配置されている。
これにより、各光センサ211が、表示領域531を遮蔽することがなくなり、設定値/クレジット表示部52に表示される図柄の視認性が確保されることとなる。
なお、このフィルム基板24上に形成された各光センサ211からの信号線のプリントパーターンも同様に、設定値/クレジット表示部52の各表示領域531と重ならないように配線されている。
本実施形態では、覆材22は、市場入手が容易で安価な上に、成形加工が容易なABS、PC等の合成樹脂材などで形成してある。
覆材22には、前述した光センサ211,212が実装されたフィルム基板24が当該覆材22の天面の裏面側に接着などにより固着されるとともに(図4参照)、フィルム基板24に半田接合された接続ケーブル23の各リード線を外部に引出すための開口が側面側に設けられている。
また、覆材22には、図3に示すように、前述した設定値/クレジット表示部52の各桁を構成する複数の表示領域531,532と対向配置された本発明に係る分光領域221,222が設けられている。
なお、ここでも2桁目の表示領域532と対向配置された分光領域222についての説明は省略し,1桁目の表示領域531と対向配置された分光領域221を例にとって説明する。
各分光領域221a〜221gは、無色透明な領域であり、検出部2を設定値/クレジット表示部52に装着した場合に、設定値/クレジット表示部52の各表示領域531a〜531gの短辺方向においては、各表示領域531a〜531gより若干長め、又はほぼ一致するように形成されているとともに、設定値/クレジット表示部52の各表示領域531a〜531gの長手方向においては、各表示領域531a〜531gより若干長くなるように形成されている。
これにより後述する読取手段による表示された図柄を判別して図柄情報として読取る際の精度が向上する。また、覆材22自体も簡易な形状となるため、製造コストや製品コストの低減を図ることができる。
なお、分光領域221a,221b,221e,221f,221gに関しては、対をなす光センサ211a,211b,211e,211f,211gを含んだ領域も分光領域となっている。
具体的には、透光・屈折手段に係る透光手段は、設定値/クレジット表示部52の表示領域531gから発光面側に向けて照射された光が、覆材22に垂直に入射するように設定値/クレジット表示部52の発光面に平行して設けられた透光部221g1からなる。
透光部221g1は、設定値/クレジット表示部52の表示領域531gから照射された光が、フィルム基板24を通過した後、覆材22内を直進し、通過光531g1として、設定値/クレジット表示部52の発光面側に透光されるように形成されている。
これにより、設定値/クレジット表示部52を発光面側から目視した場合に、表示領域531gから照射された光の視認性を確保できるようになっている。
各反射部221g2の斜面の角度は、設定値/クレジット表示部52の表示領域531gから照射された光が、覆材22内上方に向けて入射されずに、当該反射部221g2の斜面で屈折(全反射)されるよう形成されている。
これにより、屈折された光は、覆材22内でかつ、設定値/クレジット表示部52の表示領域531gの長手方向(図4中右方向)に沿って直進するようになっている。
なお、各反射部221g2は、図4の例では、分光領域221gの長手方向に上記透光部221g1と交互に4つ設けられており、各反射部221g2は、隣接する右隣の反射部221g2より、斜面に相当する高さ分高く形成されている。
これにより、各反射部221g2により屈折(全反射)された光が、相互に干渉することなく、反射溝221g3に到達されるとともに、複数の各反射部221g2を設定値/クレジット表示部52の表示領域531gの長手方向に設けることで、表示領域531gの全面から照射される光を最大限に利用して光センサ211gの受光面に集光させることができる。
これは、特に覆材22の分光領域221gが、透明、かつ、均一に成形された合成樹脂とすることにより、光伝播手段として機能するようになっている。
覆材22が、光伝播手段となることで、表示領域531gから照射された光が上述した各反射部221g2や反射溝221g3により屈折し、覆材22内を伝播することで、光センサ211gの受光面に到達させることができる。
また、透光・屈折手段に係る屈折手段により、設定値/クレジット表示部52の表示領域531gの長手方向に沿って屈折させることで、センサ211gが検出可能な十分な光量を確保することができる。
また、覆材22が、表示領域531gから照射された光を、光センサ211gの受光面に伝播する光伝播手段となることで、光ファイバ等の新たな部材を設ける必要がなくなるとともに、伝播した光が受光されるように覆材22と光センサ211gを一体に固着させた簡易な構造とすることができる。
すなわち、反射部221g2より屈折して覆材22を透光する屈折光や、反射溝221g3より屈折して覆材22の外部に透光する屈折光が生じても良く、光センサ211gの受光面に向けて、光センサ211gが検出可能な屈折光が得られれば足りる。
また、本実施形態では分光領域221gに言及して説明したが、他の分光領域221a,221b,221c,221d,221e,221fや2桁目の表示領域532と対向配置された分光領域222についても同様な構成になっていることは勿論である。
なお、対をなす光センサが配設されていない領域、例えば、表示領域221c,221dは、屈折手段を有しない透光手段のみからなる領域とすることもできる。
遮断手段は、光センサが、当該光センサと対をなす表示領域から照射された光のみを検出するよう、他の表示領域から照射された光を遮断するものである。
設定値/クレジット表示部52の各表示領域531a〜531gから照射された光は、前述した分光領域221a〜221gに設けられた透光・屈折手段により、対をなす光センサの受光面に向けて照射されるが、設定値/クレジット表示部52の各表示領域531a〜531gから照射された光は、光の拡散や回折等により全て対をなす光センサの受光面に向けて照射されるものとは限らない。
その結果、ある表示領域から照射された光が、当該表示領域と対をなさない光センサにより検出され、正確な読取りができないことが起こり得る。
そこで、覆材22に、光センサが、当該光センサと対をなす表示領域から照射された光のみを検出するよう、他の表示領域から照射された光を遮断する遮断手段を備えることで、上述した光の拡散や回折等により生じる誤動作を防止するようにしたものである。
そして、本実施形態では、この分光領域221,222以外の領域を遮断領域223として構成し、設定値/クレジット表示部52の1桁目と2桁目に相当する領域である覆材22の天面の一面を占めるように形成されている。
詳細には、基材となる覆材22を各表示領域531,532から照射された光が透光できないように黒色等に彩色された合成樹脂で形成するとともに、前述した分光領域221,222に相当する領域には、透光・屈折手段が施された透明な別部材を嵌入して覆材22を形成している。
また、このように分光領域221,222以外を、光が不透光となる遮断領域223とすることで、分光領域221,222の周辺がぼんやりと明るくなるような状態が回避され、各表示領域531,532から照射された光がより鮮明に見えるようになり、表示される図柄の視認性がさらに向上することとなる。
また、本実施形態では、LEDを用いたセグメント表示器を対象としているため、遮断領域223をLEDの波長に相当する波長帯域をカットするフィルタで構成することもできる。
図5は、前述したように設定値/クレジット表示部52に表示される表示図柄の点灯と消灯の組合せを示す図であり、○は該当する表示領域の点灯を示し、×は、消灯を示すものである。
設定値/クレジット表示部52は、スロットマシン50の遊技状態により、表示される図柄が異なり、確率設定値の設定状態では、確率設定値1〜6に対応する「‘1’〜‘6’」を表す図柄が表示され、通常時の遊技中では、遊技媒体のクレジット枚数0〜50に対応する「‘00’〜‘50’」を表す図柄などが表示されるようになっている。
これらの11種類の図柄は、例えば設定値/クレジット表示部52の1桁目であれば、表示領域531a〜531gの点灯と消灯の組合せにより表される。
そして、本実施形態の検出部2は、これら11種類の図柄を判別して読取り可能なように構成されている(図3参照)。
その結果、前述した光センサ211も全ての表示領域531a〜531gと対をなすように設ける必要がなく、5つの特定の表示領域531a,531b,531e、531f,531gと対をなすように設け、5つの特定の表示領域531a,531b,531e、531f,531gの点灯・消灯が検出できれば11種類全ての表示図柄を判別できることになる。
そこで、本実施形態では、上記5つの表示領域531a,531b,531e、531f,531gに対応して光センサ211a,211b,211e,211f,211gが設けられている。
これにより、5つの光センサ211a,211b,211e,211f,211gのみで、上記11種類の図柄を判別することができ、言い換えれば、全ての数字を判別できる上、2桁目の光センサ212を加えれば、00〜99まで表示された数字を判別することができる。
なお、判別可能となる図柄の種類を増加させるため、光センサを全ての表示領域と対をなすように設けることもできる。
これにより、遊技機用図柄読取装置1の汎用性を増大させることもできる。
次に、遊技台アダプター3について以下に説明する。
遊技台アダプター3は、前述した検出部2の各光センサ211,212からの検出信号やスロットマシン50から出力される所定の遊技状態信号に基づき、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取り、図柄情報等を外部に出力する装置である。
具体的には、遊技台アダプター3は、図2に示す例では、図示しない制御基板を内蔵する箱状に形成された筐体からなる。
内蔵する制御基板は、IC,メモリ,各種回路等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
ROMには、遊技機用図柄読取装置1を前述した検出部2の各光センサ211,212からの検出信号やスロットマシン50から出力される所定の遊技状態信号に基づき、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る読取手段、読取られた図柄情報を外部に出力する図柄情報出力手段、読取られた図柄情報に基づき、不正行為を判定するとともに、外部に不正情報を出力する判定・出力手段として機能させるプログラムが記録されており、このプログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の制御処理を行わせる。このように、本発明に係る図柄読取装置における各制御処理、動作は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段により実現されるものである。
また、これらの信号に基づき、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別し図柄情報として読取るとともに、読取られた図柄情報と、読取られた図柄情報から不正行為と判定された場合の不正情報が、出力ケーブル32を介して後述する管理装置70等に出力することができるようになっている。
これにより、後述する判定・出力手段による判定結果により、不正行為が行われたものと判定された場合には、外部に不正行為が行われたものと報知することができるようになっている。
次に、本実施形態に係る図柄読取装置を本発明の読取手段、図柄情報出力手段、判定・出力手段として機能させる各制御処理について図1、図6及び図7を参照しつつ説明する。
図1は、前述したように、本実施形態に係る図柄読取装置がスロットマシン50に配設された設定値/クレジット表示部52に装着された状態を示す概略正面図であり、図6は、このスロットマシン50の内部の構成を示す概略斜視図である。また、図7は、本実施形態に係る図柄読取装置が、スロットマシン50と遊技場の管理装置等と接続された状態を示すブロック図である。
そして、本実施形態に係る図柄読取装置は、このスロットマシン50の前扉51aに配設された設定値/クレジット表示部52に表示される図柄を判別して図柄情報として読取り可能となるように、遊技機用図柄読取装置1の検出部2が、設定値/クレジット表示部52のセグメント表示器を覆うように装着されている(図1参照)。
一つ目は、スロットマシン50が電源投入後の状態で、大当たりや小役当せんとなる抽せん確率が設定・変更可能な確率設定状態であれば、確率設定値(1〜6)を表示する表示器として機能する。
二つ目は、通常遊技状態で、遊技者が、1回の遊技開始に必要な所定の枚数以上(4枚以上)の遊技メダルをメダル投入口56aより投入したときの超過分のメダル枚数や、精算ボタン56bを操作することで貯留しない状態に設定したときに所定の入賞払出により得られた入賞メダル枚数を、スロットマシン50に蓄えたクレジット枚数(0〜50)として表示する表示器として機能する。
その結果、単に設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して読取るだけでは、確率設定状態における確率設定値を表示しているのか、通常遊技状態でクレジット枚数を表示しているのか判断ができず、延いては不正行為の介在により表示図柄が変化しているのか判断不能となる。
そこで、本実施形態の図柄読取装置は、スロットマシン50の集中端子板59aから出力される遊技状態信号が、入力ケーブル31を介して遊技機用図柄読取装置1に入力されるようにし(図7参照)、この信号に基づき、確率設定状態か通常遊技状態の何れかの状態であるかを判断して、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る読取手段を備えている。
スロットマシン50の集中端子板59aから出力される遊技状態信号には、確率設定値の設定・変更状態中に出力される「確率設定状態信号」、精算ボタン56bを操作し、クレジット解除、すなわち貯留している遊技媒体が精算されて遊技メダル払出口57より排出される状態中に出力される「クレジット解除状態信号」、スロットマシン50の1回のゲーム毎に出力される「スタート信号」などの遊技状態信号が出力されている。
本実施形態に係る読取手段は、これらの遊技状態信号に基づいて、スロットマシン50の遊技状態を判断し、「確率設定状態信号」が出力されている場合は、設定値/クレジット表示部52に表示された確率設定値を読取り、「確率設定状態信号」が出力されていない場合は、クレジット枚数を読取るようになっている。
スロットマシン50からの「確率設定状態信号」は、図6に示す例では、図示しない設定キーをスロットマシン50の電源部58に設けられた設定キースイッチ58bに挿入し、設定キーを回転して設定キースイッチ58bをオン状態にするとともに、電源スイッチ58aをオンにし、スロットマシン50が通電状態となったときに、スロットマシン50を制御する制御部59で生成される信号である。そして、「確率設定状態信号」は制御部59から集中端子板59aを介して出力されるようになっている。
そして、所望する確率設定値への設定は、該当する設定値が設定値/クレジット表示部52に表示されているときに、図1に示すスタートレバー55を操作することで決定され、設定キーを回転させオフすることで確定する。そして、このときに「確率設定状態信号」の出力がオフされるようになっている。
これにより、遊技機用図柄読取装置1を光センサ211,212からの検出信号に基づき、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る読取手段として機能させるようになっている。
そして、「確率設定状態信号」の出力がオフされたタイミングで、そのときの上記の記憶領域の図柄情報を、RAM内の他の記憶領域に確定した設定確率値の図柄情報として記憶するとともに、後述する図柄情報出力手段に係る制御処理を実行することで、遊技場の全ての遊技台を管理する管理装置70に記憶した設定確率値の図柄情報をとして出力するようになっている。
「確率設定状態信号」が出力されていない場合は、常に通常遊技状態であるとみなし、設定値/クレジット表示部52には、遊技媒体のクレジット枚数(0〜50)に対応した「‘00’〜‘50’」の数字が表示される。
クレジット枚数を読取る読取手段に係る制御処理では、「確率設定状態信号」が出力されていないことを検出するとともに、この間は、上記の確率設定値における読取手段に係る制御処理と同様に、検出部2からの検出信号を、図5に示す点灯と消灯の組合せに基づき、図柄情報に変換し、RAM内の所定の記憶領域に、図柄情報として逐次更新して記憶するようになっている。
判定・出力手段に係る制御処理は、特に、不正行為としてのクレジット枚数の所定単位時間毎や所定のゲーム回数毎の急激な増加、頻繁な精算ボタン56bの操作を伴うクレジット枚数の減少を監視して、所定の条件を満たしているものと判定されたときには、不正行為が行われたものとみなし、これを不正情報として外部に出力する処理を行うものである。
判定手段に係る制御処理では、遊技台アダプター3に内蔵する制御基板に搭載されたクロック発生回路に基づき、所定の秒数(例えば1秒)毎に更新するソフトウエアタイマを生成させる。
そして、この更新のタイミングで、上記読取手段と同様な制御処理により、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄(数字)を判別して図柄情報として読取るとともに、RAM内の所定の記憶領域に、読取られた図柄情報を更新記憶する。
そして、今回記憶した図柄情報が前回記憶した図柄情報より大きい数字で、かつ、その差が所定数(例えば、メダル10枚)を超えていると判定された場合には、遊技メダルが所定の秒数(例えば1秒)に比して異常に投入された不正行為(不正器具等のメダル投入口56aへの挿入など)とみなすものである。
さらに、この判定結果は、不正情報として、RAM内の所定の領域に記憶されるとともに、後述する判定・出力手段における出力手段に係る制御処理を実行することで外部に「不正投入情報」として出力されるようになっている。
例えば、判定手段に係る制御処理において、スロットマシン50の集中端子板59aから出力されるスロットマシン50の1回のゲーム毎に出力される「スタート信号」を検出するとともに、この「スタート信号」を検出毎に積算して、RAM内の所定の記憶領域に積算された値をゲーム回数として記憶する。
そして、所定のゲーム回数(例えば、10ゲーム)毎に上記読取手段と同様な制御処理により、設定値/クレジット表示部52に表示された図柄(数字)を判別して図柄情報として読取るとともに、RAM内の所定の記憶領域に、読取られた図柄情報を更新記憶する。
そして、今回の記憶した図柄情報が前回記憶した図柄情報より大きい数字で、かつ、その差が所定数(例えば、メダル40枚)を超えていると判定された場合には、上述の単位時間毎の急激な増加と同様に、遊技メダルが異常に投入された不正行為とみなすこともできる。
なお、この判定結果は、単位時間毎の急激な増加による「不正投入情報」と同様に、不正情報として、RAM内の所定の領域に記憶されるとともに、後述する判定・出力手段における出力手段に係る制御処理を実行することで外部に「不正投入情報」として出力されるようになっている。
判定手段に係る制御処理において、スロットマシン50の集中端子板59aから出力されるスロットマシン50の精算ボタン56bを操作し、クレジット解除、すなわち貯留している遊技媒体が精算されて遊技メダル払出口57より排出される状態中に出力される「クレジット解除状態信号」を検出するとともに、このときから次回の「クレジット解除状態信号」を検出されるまでの「スタート信号」を積算して、RAM内の所定の記憶領域に積算された値をゲーム回数として記憶する。
このとき、前回「クレジット解除状態信号」が検出されたときに読取られた図柄情報が記憶される領域と今回「クレジット解除状態信号」が検出されたときに読取られた図柄情報が記憶される2つの領域を予めRAM内に設けておき、「クレジット解除状態信号」が検出される毎にシフトするとともに、前回「クレジット解除状態信号」が検出されたときの図柄情報と今回「クレジット解除状態信号」が検出されたときの図柄情報を比較する。
なお、この判定結果は、上述した「不正投入情報」と同様に、不正情報として、RAM内の所定の領域に記憶されるとともに、後述する判定・出力手段における出力手段に係る制御処理を実行することで外部に「不正精算情報」として出力されるようになっている。
また、読取られた図柄情報に基づき、不正行為を判定する判定・出力手段に係る判定手段を備えることにより、クレジット枚数に係る図柄情報を所定時間毎や所定ゲーム数毎に時系列的に読取、読取られた図柄情報からクレジット枚数の増減を判別することができるとともに、この増減が、予め定められた数量等を満たしている場合に、クレジット枚数の所定時間内等における急激な増加、頻繁な精算ボタンの操作を伴うクレジット枚数の減少とみなすことで、不正行為と判定することができる。
図7は、前述したように、本実施形態に係る図柄読取装置が、スロットマシン50と遊技場の管理装置等と接続された状態を示すブロック図であり、遊技機用図柄読取装置1の遊技台アダプター3は、出力ケーブル32、台間接続ケーブル80、通信アダプター60、島間接続ケーブル90を介して、管理装置70に双方向データ通信可能に接続されている。
さらに、管理装置70は、遊技機島毎に設置された島コンピュータからの遊技台情報を集中して管理するホールコンピュータから構成されている。
これらの装置は、公知の遊技場管理装置であるため、詳細な説明は省略する。
通信アダプター60では、各スロットマシンに識別子を付与するとともに、各スロットマシンから、図柄情報出力手段及び判定・出力手段に係る出力手段により出力された各種情報を管理装置70に送信するようになっている。
そして、図柄情報出力手段と判定・出力手段に係る出力手段における制御処理では、同一の制御処理が行われる。
そして、このコマンドデータを前述した遊技台アダプター3の制御基板に備える出力ポートから、出力ケーブル32を介して、通信アダプター60に出力するようになっている。
管理装置70では、受信したコマンドデータ対応する遊技機情報を、受信した時間とともに記憶し、以下のような判定制御を行う。
さらに、記憶した遊技機情報をもとに、例えば、連日の記憶された確率設定値と比較して、当日の確率設置値を決定するなど、遊技場の営業戦略上、適正な確率設置値の選定材料とすることもできる。
反対に、時間内であれば、遊技場営業中における不正行為者による不正な確率設定値の設定・変更と判定し、管理装置70に接続されている遊技機島に設置されている所定のランプを作動させ、不正行為者を威嚇したり、管理装置70の設置してある管理室内のスピーカ等の各種警報装置を作動させたりすることで、不正行為の早期発見に寄与することができる。
また、同様に、受信した遊技機情報から「不正投入情報」及び「不正精算情報」を受信したと判定された場合、すなわち不正行為によるメダル投入や精算払出しがあったものと認識された場合には、上述と同様に、管理装置70に接続されている各種警報装置を作動させ、不正行為があったことを外部に報知することもできる。
また、「不正投入情報」及び「不正精算情報」を出力することで、不正行為者への威嚇を伴う報知やホールコンピュータへの出力により早期に不正行為を発見することができる。
また、透光・屈折手段により、表示領域から照射された光が発光面側に透光さるとともに、光センサの受光面に向けて屈折させることで、光センサを表示領域に重ならない位置に設けることができるため、表示領域の視認性を確保することができる。
さらに、遮断手段を有することで、他の表示領域から照射された光が、拡散や回折等により、対応する光センサに入射することが回避され、表示領域と対応する光センサとの一対一の関係が担保され、読取装置としての機能的な精度が確保することができとともに、表示される図柄の鮮明度を向上することができる。
例えば、本実施形態では、読取る対象となる表示器をLEDセグメント表示器としたが、1又は2以上の表示領域を有する所定の表示器であれば、TVなどで、表示される図柄の表示領域が予め定められている表示器であれば適用することができる。
この際に、遊技台アダプター3への入力電源を外部から供給することで、スロットマシン50に電気的な改造をすることなく、図柄を読取ることができる。
このように、図柄読取装置を遊技機に一体的に設けることで、不正行為者等による取り外しが防止され、不正行為を抑止することができるとともに、製造コストの低減も図られる。
また、本発明の図柄読取装置を遊技機に適用する場合においても、上述した実施形態で示したスロットマシンに限らず、パチンコ機でもよく、どのような遊技機であっても適用が可能である。
この種の遊技機としては、スロットマシン(パチロット,パロットを含む)やパチンコ機の他、例えば、アレンジボール機,雀球機等、各種の遊技機があり、1又は2以上の表示領域を有する所定の表示器を有しているいずれの遊技機でも本発明の適用対象とすることができる。
2 検出部
21 光センサ
211,212 光センサ(1桁目),光センサ(2桁目)
22 覆材
221,222 分光領域(1桁目),分光領域(2桁目)
223 遮断領域
23 接続ケーブル
24 フィルム基板
3 遊技台アダプター
31 入力ケーブル
32 出力ケーブル
50 スロットマシン
52 設定値/クレジット表示部
53 表示領域
531,532 表示領域(1桁目),表示領域(2桁目)
60 通信アダプター
70 管理装置
Claims (12)
- 1又は2以上の表示領域を有する所定の表示器に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る図柄読取装置であって、
前記表示領域の一部又は全部と一対に設けられ、当該表示領域から照射された光を検出する光センサと、
前記表示器の発光面側を覆うように形成された覆材と、を備え、
前記覆材が、
前記表示領域に対向し、当該表示領域から照射された光を前記発光面側に透光させるとともに、当該表示領域と対をなす光センサの受光面に向けて屈折させる透光・屈折手段が設けられた分光領域を備えることを特徴とする図柄読取装置。 - 前記所定の表示器が、複数の表示領域を有するセグメント表示器からなる請求項1記載の図柄読取装置。
- 前記光センサが、前記表示領域と重ならない位置に設けられた請求項1又は2記載の図柄読取装置。
- 前記透光・屈折手段が、前記表示領域から照射された光を前記表示領域の長手方向に沿って屈折させる請求項1〜3のいずれか一項に記載の図柄読取装置。
- 前記覆材が、前記表示領域から照射された光を、対をなす光センサの受光面に伝播する光伝播手段となる請求項1〜4のいずれか一項に記載の図柄読取装置。
- 前記所定の表示器が2以上の表示領域を有する場合において、
前記覆材が、前記光センサが対をなす表示領域から照射された光のみを検出するよう、他の表示領域から照射された光を遮断する遮断手段を備える請求項1〜5のいずれか一項に記載の図柄読取装置。 - 前記所定の表示器が2以上の表示領域を有する場合において、
前記光センサが、前記表示器に表示される所定の図柄を判別可能な特定の表示領域と対をなすように設けられた請求項1〜6のいずれか一項に記載の図柄読取装置。 - 前記覆材が、前記表示器の発光面を覆う蓋状に形成された請求項1〜7のいずれか一項に記載の図柄読取装置。
- 前記光センサからの検出信号に基づき、前記表示器に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る読取手段と、読取られた図柄情報を外部に出力する図柄情報出力手段と、を備える請求項1〜8のいずれか一項に記載の図柄読取装置。
- 前記表示器が、遊技場に設置される遊技機に配設された所定の表示器からなる場合において、前記読取手段が、前記遊技機から出力される所定の遊技状態信号に基づき、前記表示器に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る請求項9記載の図柄読取装置。
- 前記表示器が、遊技場に設置される遊技機に配設された所定の表示器からなる場合において、前記読取手段により読取られた図柄情報に基づき、前記遊技機に対する不正行為を判定するとともに、外部に不正情報を出力する判定・出力手段を備える請求項9又10記載の図柄読取装置。
- 所定の表示器が配設された遊技機であって、
前記表示器に表示された図柄を判別して図柄情報として読取る図柄読取装置を備え、
前記図柄読取装置が、請求項1〜11のいずれか一項に記載の図柄読取装置からなることを特徴とする遊技機。
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