JP4398874B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
近年、パチンコ機やスロットマシンでは、一定の価値を与えた遊技媒体(パチンコ球やコイン)を不正に獲得するための不正行為が増えている。
不正行為としては、遊技機の扉を開けて電源を落とした後に、遊技プログラムを記憶した回路基板をすり換える行為や、扉を開けて抽選確率の設定変更を行うための設定用操作部を操作して設定値を変更するなどの行為がある。これらの不正行為に対処するために、遊技場では複数の監視カメラを設置して不正行為が行われているか否かの監視を行っている。また、遊技機の回路基板を透明なケースに収納し、回路基板が容易にすり替えられることを防止している(特許文献1)。
しかしながら、不正行為の中には、夜間などの営業時間外に遊技場に侵入し、遊技機の回路基板又は回路基板を封印状態で収納する封印ケースそのものを交換するという手の込んだ行為がある。このような不正行為は営業中の監視カメラの映像では発見できない。その対策として、監視カメラを夜間に作動させ、監視映像を保存管理している遊技場もあるが、監視映像を確認する作業が大変な手間である。また、全ての遊技機の内部を毎日確認することも大変な労力が必要である。さらに、監視カメラを利用して営業中の不正行為を防止することに関しても、監視映像から不正行為か否かを見分けることは、熟練した従業員の判断力が求められ、また、長期的な監視のために不正行為を見落とし易く、さらに、間違いが生じると一般客に多大な迷惑を与えるという問題がある。
そこで、扉を開く操作や封印ケースを取り外す操作などの不正な外部操作を、ICタグを用いて電気的に検知可能にし、それら外部操作を監視して、外部操作が行われたときに、外部操作の種類に対応した操作信号と時計回路の日時信号とを対応させた履歴情報を記録して不正行為を防止する監視システムが知られている(特許文献2)。この監視システムでは、遊技機の扉や封印ケースなどの不正に開閉される部品や不正に交換される部品に取り付ける監視用ICタグと、この監視用ICタグとの間で部品が閉じ位置状態又は取り付け状態のときに通信可能なR/Wユニット(リードライタユニット)とを設けて、不正行為のときに互いの通信が切れることに応答してR/Wユニットが出力する操作信号とその時点の時計回路の日時信号とを対応させて作った履歴情報を蓄積している。
特開平10−2161141号公報 特開2004−206677号公報(段落番号[0057],図16)
ところで、履歴情報の日時は、正確でないと意味をなさない。というのは、不正行為を摘発するためには、履歴情報のうちの不正行為に該当する履歴情報の日時と、その時点の監視映像とを照合して不正行為か否かを判断するためである。しかしながら、特許文献2に記載の監視システムでは、時計回路の日時を不正に変更するなどの行為が行われた場合、変更された時間の監視映像には不正行為が映っていないため、不正行為の証拠として用いることができない。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、外部操作を履歴した履歴情報を正確な日時に対応して記録することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機では、電気的に検知可能な外部操作が行われたか否かを監視し、外部操作が行われたときには外部操作の種類に対応した操作信号を出力する監視手段と、クロックパルスを計数して日時信号を得る時計回路を備えるとともに、日時情報をもつ時計電波を一定の周期で受信して前記時計回路で計数された日時信号を更新する電波時計と、前記監視手段から操作信号が出力されたことに応答し、その操作信号とその時点で電波時計から出力された日時信号とを対応させた履歴情報を記録する記録手段と、 前記日時信号の更新時に、受信した時計電波の日時情報と時計回路の日時信号とを照合して両者が一定時間以上異なっている場合に報知する日時照合・報知手段、及び、前記日時信号の更新時に、記録済みの履歴情報を参照して履歴情報の中に更新される日時信号よりも未来に対応する日時信号が含まれているか否かを照合して含まれているときに報知する履歴情報照合・報知手段のうちの何れか一方、又は両方と、を備えているものである。
履歴情報を記録する記録媒体としては、例えば、RAMやEEPROMなどの書き込み及び読み出し可能なメモリ、又は着脱可能なメモリーカードやハードディスクなどを用いることができる。このような記録媒体は、不正に取り外しがなされないように、遊技プログラムを記憶した回路基板を封印状態で収納する封印ケースの中に設けるのが望ましい。
正行為としては、不正な時計電波を受信させて電波時計の日時信号を変更する行為が考えられる。そこで、電波時計の日時信号の更新時に、受信した時計電波の日時情報と時計回路の日時信号とを照合し、両者が一定時間以上異なっている場合に報知する日時照合・報知手段を備えるのが望ましい。
また、電波時計の日時信号の更新時に、記録済みの履歴情報を参照し、履歴情報の中に、更新される日時信号よりも未来に対応する日時信号が含まれているか否かを照合し、含まれているときに報知する履歴情報照合・報知手段を設けてもよい。
報知手段としては、外部に報知するための信号であり、警告信号に応答して、例えば遊技機に設けたスピーカーや表示部で警告表示をするように構成するのが好適である。
本発明では、電波時計を設けているから、常に正しい日時で履歴情報を記録することができる。また、受信した時計電波の日時情報と時計回路の日時情報とを照合して両者が一定時間以上異なっている場合に報知する日時照合・報知手段、及び、履歴情報に更新される日時よりも未来に対応する日時信号が含まれているか否かを照合して含まれている場合に報知する履歴情報照合・報知手段のうちの何れか一方、又は両方を備えたから、電波時計の日時を不正に変更する不正行為を確実に監視することができる。
本発明を用いた遊技機の一実施例であるスロットマシン(回胴式遊技機)10は、図1に示すように、筺体11にリールユニットや電気部品等を組み込んだ構成となっている。筺体11は、前面扉12と収納箱13とからなる。前面扉12は、上・下扉14,15とからなり、上・下扉14,15は、それぞれヒンジ16により開閉自在に取り付けられている。なお、上・下扉14,15は、通常は施錠されている。
上扉14には、4個の表示窓17〜20が設けられており、このうち3個の表示窓17〜19の奥には、リールユニットの一部を構成する第1〜第3リール21〜23の一部が露呈しており、また、表示窓20の奥にはLCD表示部24が組み込まれている。
周知のように、第1〜第3リール21〜23の外周には、複数種類の当選絵柄を含む絵柄が一定ピッチで配列され、1リールにつき3個の絵柄は、表示窓17〜19を通して観察することができる。
下扉15には、メダルを投入するためのメダル投入口25、スタートレバー26、リールの動作を停止させるための第1〜第3ストップボタン27〜29、メダル受け皿30、獲得したメダルを前記メダル受け皿30に払い出す払い出し口31などが設けられている。
メダル投入口25に所定枚数のメダルを投入してスタートレバー26を操作すると、第1〜第3リール21〜23が一斉に回転する。その後、第1〜第3ストップボタン27〜29を順番に操作することで第1〜第3リール21〜23の回転が停止する。このとき、各リール毎に表示された絵柄を一個ずつ組み合わせてなる、例えば横3本斜め2本の合計5本の入賞有効ラインのうちのいずれかに、予め決められた絵柄が揃うことで、払い出し口31からメダルが払い出される。
収納箱13には、図2に示すように、上・下扉開放スイッチ32,33がそれぞれ取り付けられている。上扉開放スイッチ32は、上扉14が僅かに開いたときに上扉開放操作信号を出力する。下扉開放スイッチ33も、下扉15が僅かに開いたときに下扉開放操作信号を出力する。
収納箱13は、上下2段に仕切られた上・下収容部34,35を持っている。上収容部34には、リールユニット36が組み込まれており、そのリールユニット36の奥に、詳しくは後述する主制御基板37と監視基板38とを封印した封印ケース39が着脱自在に取り付けられている。下収容部35には、払い出し口31にメダルを払い出すメダルホッパー40などが組み込まれており、そのメダルホッパー40の奥に、電源ボックス41が取り付けられている。電源ボックス41には、詳しくは後述する電源基板46が内蔵されており、電源基板46は、スロットマシン10全体の電源供給を統括的に制御する。
電源ボックス41には、電源スイッチ43、変更ボタン44、及び設定値表示部45とが露呈して設けられている。変更ボタン44は、設定値表示部45に表示されている現在の設定値を切り替える。設定値は、予め複数に決められており、複数の設定値は遊技者に利益を付与する複数の確率のそれぞれに予め対応付けされている。なお、設定値を変更した後には、電源スイッチ43を操作して電源をリセット(OFF−ON操作)することで、新たに設定した設定値が有効になる。
スロットマシン10は、図3に示すように、大別して主制御基板37、監視基板38、及び、電源基板46とで電気的構成がなされている。スロットマシン10の作動は、基本的に主制御基板37によって管制される。監視基板38は、上・下扉14,15の開放操作、及び電源スイッチ43のOFF操作を個別に監視するためのものである。電源基板46は、電源ボックス41に内蔵されており、電源スイッチ43,変更ボタン44,設定値表示部45がそれぞれ接続されている。
主制御基板37には、CPU47、ROM48、電子抽選部49、当選役決定部50が設けられている。ROM48は、CPU47に接続されており、CPU47で実行する、例えば遊技実行プログラム等の制御プログラムや、これらプログラムを実行する際に必要な制御データ等が記憶されている。電子抽選部49は、乱数発生器を備え、乱数発生器で発生した乱数から1つの乱数を抽出する。抽出した乱数は、当選役決定部50に送られ、当選役決定部50は、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかになるかを、抽出した乱数に基づいてROM48に記憶された当選テーブルを参照して決定し、当選役信号をCPU47に送る。
CPU47は、3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ51、変更ボタン44、スピーカー52、リール駆動コントローラ53、LCD表示部24、及び、メダルホッパー40などとの間で電気的接続が個別になされており、3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ51、変更ボタン44からそれぞれ個別に入力される信号に基づいて、スピーカー52、リール駆動コントローラ53、メダルホッパー40、及び、LCD表示部24をそれぞれ駆動制御する。
通過検知センサ51は、メダル投入口25から投入されたメダルを検知し、メダル検知信号をCPU47に送る。CPU47は、メダル検知信号に基づいて計数し、入賞有効ラインを有効化する本数を決定する。
スタートレバー26は、メダルが投入された後に、遊技スタート信号をCPU47に入力する。CPU47は、遊技スタート信号を受けて、電子抽選部49で乱数をサンプリングさせ、当選役決定部50で当選役を決定させるとともに、ROM48に記憶された遊技を実行させるためのプログラムに基づいてリール駆動コントローラ53を制御し、リールユニット36の第1〜第3リール21〜23を個別に回転させる。
3つのストップボタン27〜29は、各リール21〜23の回転を停止させるためのボタンであり、操作されることでCPU47に停止信号をそれぞれ送る。CPU47は、第1〜第3リール21〜23が回転中のみ停止信号を受け付け、停止信号を受けることに応答して、当選役に対応する絵柄となるように、第1〜第3リール21〜23の停止を個別に制御をする。その後に、CPU47は、当選役の種類に応じてメダルの払い出しの有無を決定し、払い出しが必要か否か、及びそのときの払出枚数を、ROM48に記憶したテーブルを参照して決定し、払い出しが必要な場合には決定した枚数に応じた払出信号をメダルホッパー40に送る。メダルホッパー40は、払出信号に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿30に払い出す。
監視基板38には、電波時計55、監視部56、記録部57、日時照合部58、履歴情報照合部59、及び、バックアップ用電源60が設けられている。監視部56には、電源基板46、及び上・下扉開放スイッチ32、33が個別に接続されており、電源スイッチ43のOFF操作に応答して電源基板46から電源断信号が、また、上・下扉開放スイッチ32,33からは上・下扉開放操作に応答して上・下扉開放操作信号が個別に入力される。
電波時計55は、クロックパルスを計数して日時信号を得る時計回路を備えるとともに、一定の周期で時計電波を受信して時計回路で計数する日時信号を更新する。監視部56は、操作信号を監視しており、いずれかの操作信号を受け取ることに応答して、その操作信号とその時点で電波時計55から出力された日時信号とを対応させた履歴情報を作成し、その履歴情報を記録部57に送り、履歴情報を記録部57に記録させる。記録部57は、例えば読み出し及び書き込み可能なメモリで構成されており、記録部57には、履歴情報が記録順に蓄積されていく。バックアップ用電源60は、電源スイッチ43がOFFされて主電源が断たれたときに、記録部57で履歴情報の記録を行うためのものである。
不正行為としては、不正な時計電波を受信させて電波時計55の日時信号を変更する行為が考えられる。そこで、日時照合部58は、電波時計55の日時信号の更新時に、受信した時計電波の日時情報と時計回路の日時信号とを照合し、両者が一定時間以上異なっている場合にCPU47に報知信号を送る。
また、履歴情報照合部59は、電波時計55の日時信号の更新時に、記録済みの履歴情報を参照し、履歴情報の中に、更新される日時信号よりも未来に対応する日時信号が含まれているか否かを照合し、含まれているときにCPU47に報知信号を送る。
CPU47は、報知信号を受け取ることに応答して、ゲーム中に係わらず、LCD表示部24及びスピーカー52のいずれか一方又は両方を駆動して警告表示を行う。
電波時計は、図4に示すように、アンテナ61、受信器62、解読・更新部63、時計回路64、及び電波受信指令部65とから構成されている。電波受信指令部65は、予め時計電波を受信する周期の値がセットされており、その周期をカウントするごとに受信器62に受信信号を送る。なお、電波受信指令部65にセットされている周期の値は、外部から操作することで適宜変更することができる。
受信器62は、受信信号を受け取ることにアンテナ61を通して時計電波を受信し、受信した信号を増幅して受信パルス信号として解読・更新部63に送る。解読・更新部63は、受信パルス信号を解読して日時信号を作成し、時計回路64の日時信号を、作成した日時信号に更新する。時計回路64は、クロックパルスを計数して日時信号を常に更新しており、監視部56、日時照合部58、及び履歴情報照合部59からの要求に応じてその時点の日時信号を出力する。
監視部56は、図5に示すように、電源断、及び上・下扉開放を個別に監視している。例えば、電源スイッチ43がOFFに操作されたときには、電源断操作信号が、また、上扉14が開放されたときには上扉開放信号が、さらに、下扉15が開放されたときには下扉開放信号がそれぞれ監視部56に入力される。監視部56は、いずれかの操作信号を受けると、その操作信号とその時点で電波時計から出力された日時信号とを対応させた履歴情報を記録部57に記録する。記録部57には、例えば図6に示すように、「2004,12,07,13:24,上扉開放」との履歴情報、すなわち、年、月、日、時刻、及び、操作信号に対応する操作名を順に並べて作成した履歴情報が、昇順番号を付与して記録されていく。
このように、電波時計55が日時を更新するごとに、記録部57に履歴情報が書き込まれてゆく。そして、その日時更新時に、日時照合部58は、図7に示すように、電波時計55の解読・更新部63が解読した日時信号と、時計回路64の日時信号とを照合し、一定時間、例えば「5秒」以上ズレているかを照合し、ズレていたら、CPU47に警告信号を送る。CPU47は、警告信号を受け取ることに応答して、スピーカー52やLCD表示部24を制御して、外部に警告表示を行う。なお、一定時間としては、「5秒以上」として説明しているが、これに限らず、電波時計55は正確であるため、例えば「1秒以上」にしてもよい。また、日時照合部58に予め設定されている一定時間は、外部から操作することで変更することができるように構成しておくのが望ましい。
また、履歴情報照合部59は、図8に示すように、電波時計55が日時を更新する時に、その時点に記録部57に記録されている履歴情報を参照し、解読・更新部63が解読した日時信号に対応した日時よりも未来の日時を含む履歴情報があるか否かを照合し、ある場合には、CPU47に警告信号を送る。例えば、電波時計55が日時を更新したときに記録部57に、図6に示す5番目の履歴情報が記録され場合、履歴情報照合部59は、5番目の履歴情報に含まれる日時よりも未来の日時を含む履歴情報が5番目以前にあるか否かを照合する。この場合、5番目の履歴情報に含む日時よりも未来の日時を含む履歴情報があるので、履歴情報照合部59は、CPU47に警告信号を送る。この場合も、CPU47は、警告信号を受け取ると、外部に警告表示を行う。
長期的に使用すると、検査や修理などで上・下扉14,15を開放したり、電源スイッチ43をいったんOFFしたりするメンテナンスがあるので、このようなメンテナンス時にも警告表示が行われてしまう。そこで、警告表示をOFFするための解除ボタンを、収納箱13の内部に設けておくのが好適である。
また、記録部57には、メンテナンス時の履歴情報も記録されるので、長期的に使用すると記録部57の記録容量をオーバーするおそれがある。そこで、監視基板38に外部出力端子部を設け、外部出力端子を通してその時点に記録済みの履歴情報を記録部57から全て吸い出すことができるように構成するのが好適である。こうすると、吸い出した履歴情報に基づいて不正行為を判断することも容易に行える。また、監視基板38を着脱自在に設け、取り外した監視基板38の出力端子部から履歴情報を吸い出して解析するようにしてもよい。そこで、監視基板38としては、封印ケース39に収納することに限定することなく、取り外しし易いように、封印ケース39の外部、例えば収納箱13の内部に取り付けるように構成してもよい。
上記実施形態では、日時照合部58と履歴情報照合部59との両方を設けているが、本発明ではこれに限らず、いずれか一方のみを設けた構成としてもよい。
また、上記実施形態では、電源スイッチ43や上・下扉14,15の開放を監視するように構成しているが、本発明ではこれらに限らず、主制御基板37などの基板の取り外しを監視してその操作を日時ともに記録するようにしてもよい。この場合、基板に接続されるケーブルが抜かれるため、そのケーブルとの間に断線センサを設け、断線センサと監視部56とを接続するように構成すればよい。
上記実施形態では、入賞有効ラインが5本に設定されたスロットマシンについて説明しているが、その他の入賞有効ラインをもつスロットマシンにも適用することができる。さらには、リール駆動タイプのスロットマシンに限らず、パチンコ機などの他の遊技機にも適用することができるのは言うまでもない。
本発明を実施したスロットマシンを示す前面側斜視図である。 スロットマシンの収納箱を示す要部斜視図であり、上・下扉を省略して記載している。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 電波時計の電気的構成を示すブロック図である。 監視部の動作を示すフローチャート図である。 記録部に記録されている履歴情報を模式的に示した説明図である。 日時照合部の動作を示すフローチャート図である。 履歴情報照合部の動作を示すフローチャート図である。
符号の説明
10 スロットマシン
37 主制御基板
38 監視基板
46 電源基板
55 電波時計
56 監視部
57 記録部
58 日時照合部
59 履歴情報照合部

Claims (2)

  1. 電気的に検知可能な外部操作が行われたか否かを監視し、外部操作が行われたときには外部操作の種類に対応した操作信号を出力する監視手段と、
    クロックパルスを計数して日時信号を得る時計回路を備えるとともに、日時情報をもつ時計電波を一定の周期で受信して前記時計回路で計数された日時信号を更新する電波時計と、
    前記監視手段から操作信号が出力されたことに応答し、その操作信号とその時点で電波時計から出力された日時信号とを対応させた履歴情報を記録する記録手段と、
    前記日時信号の更新時に、受信した時計電波の日時情報と時計回路の日時信号とを照合して両者が一定時間以上異なっている場合に報知する日時照合・報知手段、及び、前記日時信号の更新時に、記録済みの履歴情報を参照して履歴情報の中に更新される日時信号よりも未来に対応する日時信号が含まれているか否かを照合して含まれているときに報知する履歴情報照合・報知手段のうちの何れか一方、又は両方と、
    を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記履歴情報を記録する記録媒体が、遊技プログラムを記憶した回路基板を封印状態で収納する封印ケースの中に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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