JP2006152999A - 樹脂製カム・ギヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 より吸水性の低い樹脂製カム・ギヤを提供することを課題とする。さらに、耐摩耗性や、特に、長時間使用した際の耐久性に優れるカム・ギヤを提供することを課題とする。
【解決手段】 エンジンに使用する樹脂製カム・ギヤにおいて、この樹脂製カム・ギヤは、ポリアミド100重量部に、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加した材料で構成する。この材料の有利性は次表の材料2及び材料6で表す。
【表7】
Figure 2006152999

【効果】 総合評価から、ポリアミド100重量部に、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加すれば、吸水性、耐久性及び耐摩耗性の点で高い性能が見込め、エンジンに好適な樹脂製カム・ギヤを提供することができる。

Description

本発明は、エンジンに内蔵する樹脂製カム・ギヤに関する。
エンジン部品の軽量化、加工費用低減などを達成するために、従来からエンジン部品の樹脂化が図られてきた(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−273403号公報(請求項1)
すなわち、特許文献1は、ナイロン46等を用いて、射出成形法によりジャーナル部、カム部、カムギヤ部をシャフト部と一体に形成することを特徴とする。熱処理を省くことができるのでコストを下げることができるという利点がある。
草刈り機、芝刈り機、農業機械などに搭載する汎用エンジンでは、作業の性質上、運転停止の切換えが頻繁になる。エンジンが十分な暖気状態にならないような始動・停止を繰り返すと、クランクケース内やブローバイガス中の水蒸気がクランクケース内壁に結露し、水分がエンジン内へ侵入する可能性が高くなる。
このような汎用エンジンに、ナイロン46製のエンジン部品を採用したところ、ギヤノイズと称する異音が徐々に高まるという不都合が発見された。
分解して調べたところ、ギヤやカムが大きくなっていることが分かった。正規の寸法より大きくなったため、当たりが悪くなり異音が発生するようになった。
寸法が大きくなった理由は、ナイロン46が、水分を吸って膨潤したためであると考えられる。
このように起動、停止の頻度が高いエンジンには、吸水性の低い材料で、カム・ギヤを構成する必要がある。
本発明は、より吸水性の低い樹脂製カム・ギヤを提供することを課題とする。さらに、耐摩耗性や、特に、長時間使用した際の耐久性に優れるカム・ギヤを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンに使用する樹脂製カム・ギヤにおいて、
この樹脂製カム・ギヤは、ポリアミド100重量部に、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加した材料で構成し、
前記ポリアミドを構成するジカルボン酸単位は、テレフタル酸単位を60〜100モル%含有し、
前記ポリアミドを構成するジアミン単位は、1,9−ノナンジアミン単位および/または2−メチル−1,8−オクタジアミン単位を60〜100モル%含有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、変性ポリオレフィンの23℃における引張り弾性率が50MPa以下であることを特徴とする。
テレフタル酸60〜100モル%と、1,9−ノナンジアミンおよび/または2−メチル−1,8−オクタジアミン60〜100モル%と、を含むポリアミドは、ナイロン46の吸水性のほぼ1/10になる。すなわち、本発明のポリアミドは極低吸水性の材料である。
このようなポリアミドに、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加すると、耐久性並びに耐摩耗性が、変性ポリオレフィンを添加しないタイプのポリアミドに比較して、高まる。
エンジンに内蔵するカム・ギヤは、低吸水性だけでなく、耐久性並びに耐摩耗性が求められる。
請求項1によれば、エンジンに使用するカム・ギヤにおいて、低吸水性で且つ耐久性並びに耐摩耗性に優れた樹脂製カム・ギヤを提供することができる。
低吸水性能が発揮されることで、カム・ギヤの外径が増加することはなく、異音発生の増加を抑えることができ、エンジンの静音性能が維持できる。
耐久性並びに耐摩耗性に優れているため、高い面圧が作用する過酷な条件で使用するカム・ギヤの寿命を延ばすことができ、エンジンの保守点検期間を延ばすことができる。
請求項2では変性ポリオレフィンの23℃における引張り弾性率が50MPa以下とする。この結果、樹脂製カム・ギヤの耐久性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る樹脂製ガム・ギヤを備えたエンジンの要部断面図であり、エンジン10は、シリンダヘッド一体型のシリンダブロック11の上部にヘッドカバー12を被せて動弁室13を構成し、シリンダブロック11の下部にクランクケース14を備えたエンジンである。クランクケース14は上下に分割可能なように上半体15と下半体16とで構成する。
これらの上半体15と下半体16との間に介在させるクランクシャフト17に、駆動タイミングギヤ18を設け、この駆動タイミングギヤ18でシリンダブロック11側に回転自在に支持した被動タイミングギヤ19を回し、この被動タイミングギヤ19に一体形成したカム21を回すことができるように構成する。なお、被動タイミングギヤ19に一体形成したカム21の詳細構造は、後述する。
シリンダブロック11に固定した支軸22に一対のカムフォロアー23、24を揺動自在に取り付け、これらのカムフォロアー23、24からブッシュロッド25、26を延ばし、これらのプッシュロット25、26の先端にロッカアーム27、28を設ける。
カム21を図反時計回りに回すと、一方のカムフォロアー23が揺動し、ブッシュロッド25が上昇し、ロッカアーム27を突き上げる。ロッカアーム27はシーソー形であるため図面手前が上がると、図面奥の部位が下がり、図面奥のバルブステム(図示せず)を押して、弁開状態にする。カム21がさらに回るとカムフォロアー23は戻り、弁は閉状態に戻る。次に他方のカムフォロアー24が揺動し、同様の作用を行う。これで、エンジンの吸気弁及び排気弁を所定のタイミングで開閉させることができる。
草刈り機、芝刈り機、農業機械などに搭載する汎用エンジンでは、作業の性質上、運転停止の切換えが頻繁になる。エンジンが十分な暖気状態にならないような始動・停止を繰り返すと、クランクケース内やブローバイガス中の水蒸気がクランクケース内壁に結露し、水分がエンジン内へ侵入する可能性が高くなる。
図2は本発明に係る樹脂製カム・ギヤの詳細図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示す。
すなわち、樹脂製カム・ギヤ30は、被動タイミングギヤ19と、このギヤ19に一体形成したカム21とからなる。後述する実験を評価する際に、便利なように、ギヤ19の外径をA、カム21の最大径をBとする。
上記樹脂製カム・ギヤ30を構成する好適な材料を詳しく説明する。
本発明に用いられるポリアミドを構成するジカルボン酸単位は、テレフタル酸単位を60〜100モル%含有しており、75〜100モル%含有しているのが好ましく、90〜100モル%含有しているのがより好ましい。テレフタル酸単位の含有率が60モル%未満の場合には、得られる樹脂製カム・ギヤの耐熱性が低下する。
上記ジカルボン酸単位は、40モル%以下であれば、テレフタル酸単位以外の他のジカルボン酸を含んでいてもよく、該他のジカルボン酸単位としては、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、2−メチルアジピン酸、トリメチルアジピン酸、ピメリン酸、2,2−ジメチルグルタル酸、2,2−ジエチルコハク酸、アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸などの脂肪族ジカルボン酸;1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロへキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸;イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,4−フェニレンジオキシジ酢酸、1,3−フェニレンジオキシジ酢酸、ジフェン酸、ジ安息香酸、4,4’−オキシジ安息香酸、ジフェニルメタン−4,4’−ジカルボン酸、ジフェニルスルホン−4,4’−ジカルボン酸、4,4’−ビフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸から誘導される単位を挙げることができ、これらのうち1種または2種以上を用いることができる。
これらのなかでも芳香族ジカルボン酸から誘導される単位が好ましい。
これらの他のジカルボン酸単位の含有率としては、25モル%以下であるのが好ましく、10モル%以下であるのがより好ましい。さらに、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸などの多価カルボン酸から誘導される単位を、溶融成形が可能な範囲内で含んでいてもよい。
本発明に用いられるポリアミドを構成するジアミン単位は、1,9−ノナンジアミン単位および/または2−メチル−1,8−オクタンジアミン単位を60〜100モル%含有しており、75〜100モル%含有しているのが好ましく、90〜100モル%含有しているのがより好ましい。
1,9−ノナンジアミン単位および2−メチル−1,8−オクタンジアミン単位を併用する場合には、1,9−ノナンジアミン単位:2−メチル−1,8−オクタンジアミン単位のモル比は、90:10〜50:50であるのが好ましく、80:20〜50:50であるのがより好ましい。
1,9−ノナンジアミン単位および/または2−メチル−1,8−オクタンジアミン単位を上記の割合で含有するポリアミドを用いると、靱性、摺動性、耐熱性、成形性、低吸水性、軽量性に優れた樹脂製カム・ギヤが得られやすい。
上記のジアミン単位は、40モル%以下であれば、1,9−ノナンジアミン単位および2−メチル−1,8−オクタンジアミン単位以外の他のジアミン単位を含んでいてもよく、該他のジアミン単位としては、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、1,4−ブタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,8−オクタンジアミン、1,10−デカンジアミン、1,12−ドデカンジアミン、3−メチル−1,5−ペンタンジアミン、2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン、5−メチル−1,9−ノナンジアミンなどの脂肪族ジアミン;シクロヘキサンジアミン、メチルシクロヘキサンジアミン、イソホロンジアミンなどの脂環式ジアミン;p−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、キシレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテルなどの芳香族ジアミンから誘導される単位を挙げることができ、これらの1種または2種以上を用いることができる。これらの他のジアミン単位の含有率としては、25モル%以下であるのが好ましく、10モル%以下であるのがより好ましい。
本発明に用いられるポリアミドは、その分子鎖の末端基の10%以上が末端封止剤により封止されているのが好ましい。分子鎖の末端基が末端封止剤により封止されている割合(末端封止率)としては、40%以上であるのがより好ましく、60%以上であるのがさらに好ましい。
末端封止率が10%以上のポリアミドを用いると、本発明の樹脂製カム・ギヤを成形する際の溶融安定性が向上し、また、耐熱水性などの物性が優れた樹脂製カム・ギヤが得られ易くなる。
ポリアミドの末端封止率は、ポリアミドに存在するカルボキシル基末端、アミノ基末端及び末端封止剤によって封止された末端の数をそれぞれ測定し、下記の式(1)により求めることができる。各末端基の数は、H−NMRにより、各末端基に対応する特性シグナルの積分値より求めるのが精度、簡便さの点で好ましい。
末端封止率(%)=[(A−B)/A]×100 (1)
[式中、Aは分子鎖末端基総数(これは通常、ポリアミド分子の数の2倍に等しい)を表し、Bはカルボキシル基末端およびアミノ基末端の合計数を表す。]
末端封止剤としては、ポリアミドの末端のアミノ基またはカルボキシル基との反応性を有する単官能性の化合物であれば特に制限はないが、反応性および封止末端の安定性などの点から、モノカルボン酸またはモノアミンが好ましく、取扱いの容易さなどの点から、モノカルボン酸がより好ましい。その他、無水フタル酸等の酸無水物、モノイソシアネート、モノ酸ハロゲン化合物、モノエステル類、モノアルコール類などを使用することもできる。
末端封止剤として使用されるモノカルボン酸としては、アミノ基との反応性を有するものであれば特に制限はなく、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ピバリン酸、イソ酪酸などの脂肪族モノカルボン酸;シクロヘキサンカルボン酸などの脂環式モノカルボン酸;安息香酸、トルイル酸、α−ナフタレンカルボン酸、β−ナフタレンカルボン酸、メチルナフタレンカルボン酸、フェニル酢酸などの芳香族モノカルボン酸;これらの任意の混合物を挙げることができる。これらのなかでも、反応性、封止末端の安定性、価格の点などから、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、安息香酸が好ましい。
末端封止剤として使用されるモノアミンとしては、カルボキシル基との反応性を有するものであれば特に制限はしなく、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ステアリルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジブチルアミンなどの脂肪族モノアミン;シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどの脂環式モノアミン;アニリン、トルイジン、ジフェニルアミン、ナフチルアミンなどの芳香族モノアミン;これらの任意の混合物を挙げることができる。これらのなかでも、反応性、沸点、封止端末の安定性、価格などの点からブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、デシルアミン、ステアリルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリンが好ましい。
本発明に用いられるポリアミドは、結晶性ポリアミドを製造する方法として知られている任意の方法を用いて製造することができる。例えば、酸クロライドとジアミンを原料とする溶液重合法または界面重合法、ジカルボン酸とジアミンを原料とする溶融重合法、固相重合法、溶融押出重合法などの方法により製造することができる。
本発明に用いられるポリアミドは、例えば、最初にジアミン、ジカルボン酸、触媒および必要に応じて末端封止剤を一括して添加してナイロン塩を製造した後、200〜250℃の温度において加熱重合して濃硫酸中30℃における極限粘度[η]が0.1〜0.6dl/gのプレポリマーとし、さらに固相重合するか、あるいは溶融押出機を用いて重合を行うことにより製造することができる。プレポリマーの極限粘度[η]が0.1〜0.6dl/gの範囲内であると、後重合の段階においてカルボキシル基とアミノ基のモルバランスのずれや重合速度の低下が少なく、さらに分子量分布の小さな、各種物性や成形性に優れたポリアミドが得られる。
重合の最終段階を固相重合により行う場合、減圧下または不活性ガス流通下に行うのが好ましく、重合温度が200〜280℃の範囲内であれば、重合速度が大きく、生産性に優れ、着色やゲル化を有効に押さえることができる。
重合の最終段階を溶融押出機により行う場合の重合速度としては、370℃以下であるのが好ましく、かかる条件で重合すると、ポリアミドの分解がほとんどなく、劣化の無いポリアミドが得られる。
本発明に用いられるポリアミドを製造するに際し、前記の末端封止剤の他に、例えば、触媒として、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸、それらの塩またはエステルを添加することができる。上記の塩またはエステルとしては、リン酸、亜リン酸または次亜リン酸とカリウム、ナトリウム、マグネシウム、パラジウム、カルシウム、亜鉛、コバルト、マンガン、錫、タングステン、ゲルマニウム、チタン、アンチモン等の金属との塩;リン酸、亜リン酸または次亜リン酸のアンモニウム塩;リン酸、亜リン酸または次亜リン酸のエチルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステル、ヘキシルエステル、イソデシルエステル、オクタデシルエステル、デシルエステル、ステアリルエステル、フェニルエステルなどを挙げることができる。
本発明に用いられるポリアミドは、濃硫酸中30℃の条件下で測定したる極限粘度[η]が0.6〜2.0dl/gであることが好ましく、0.7〜1.9dl/gであるのがより好ましく、0.8〜1.8dl/gであるのがさらに好ましい。
極限粘度が0.6dl/g未満では得られる樹脂製カム・ギヤの機械的性質が低下し、2.0dl/gより大きいとポリアミドの流動性が低下し、樹脂製カム・ギヤを製造する際の成形性が悪化する傾向がある。
本発明に用いられる変性ポリオレフィンとしては、公知の変性ポリオレフィンであればどのようなものを使用してもよいが、たとえば、分子内にカルボキシル基、酸無水物基、および/またはエポシキ基等の官能基を有する変性ポリオレフィンを例示することができる。
このような変性ポリオレフィンは、分子内にカルボキシル基、酸無水物基、および/またはエポシキ基等の官能基を有する単量体を共重合あるいは付加させる方法などによって製造することができる。
上記した官能基を有する単量体としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、フタル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸;無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フタル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸無水物;グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ基を有する化合物が挙げられる。これらの中でも、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水フタル酸等のα,β−不飽和ジカルボン酸無水物が好ましく、無水マレイン酸がより好ましい。
変性ポリオレフィンとしては、上記した官能基を有する単量体と、分子内にカルボキシル基、酸無水物基、および/またはエポキシ基等の官能基を有しないオレフィン系化合物の共重合体を例示することができる。上記した官能基を有しないオレフィン系化合物としては、例えばエチレン;プロピレン;1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン等の炭素数4〜20のα−オレフィンなどを挙げることができ、これらの内の1種または2種以上を使用することができる。
このような変性ポリオレフィンは、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシルなどのα,β−不飽和カルボン酸エステル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクロレイン、メタアクロレイン、エチルビニルエーテル、スチレン、酢酸ビニル等が共重合されていてもよい。
また、変性ポリオレフィンとしては、このような上記した官能基を有しないオレフィン系化合物からなる重合体に、上記した官能基を有する単量体を付加させたものを使用することもできる。上記した官能基を有する単量体の付加は、例えば、必要に応じて有機過酸化物等のラジカル開始剤の存在下に溶融混錬する方法などによって実施することができる。
このような変性ポリオレフィンは、例えば、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、2,5−ノルボルナジエン等の非共役ジエン成分;ブタジエン、イソプレン、ピペリレン等の共役ジエン;酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどが共重合されていてもよい。
なお、変性ポリオレフィンが上記した非共役ジエンや共役ジエンから誘導される構造単位を有する場合、こうしたジエンに由来する脂肪族炭素−炭素二重結合は、必要に応じて水素添加されていてもよい。
変性ポリオレフィンとしては、得られるポリアミド組成物の耐衝撃性が優れる点から、エチレン、プロピレンおよび炭素数4〜20のα−オレフィンからなる群より選ばれる化合物から構成されるオレフィン系重合体を基本骨格とするものを使用することが好ましく、ポリエチレン;ポリプロピレン;エチレン/プロピレン共重合体;エチレン/1−ブテン共重合体;エチレン/1−オクテン共重合体等のエチレン/α−オレフィン共重合体を基本骨格とするものを使用することが好ましい。
また、本発明において使用される変性ポリオレフィンの23℃における引張り弾性率は、得られる樹脂製カム・ギヤの耐久性の点で、50MPa以下であることが好ましく、30MPa以下であることがさらに好ましい。なお、本明細書における引張り弾性率はJIS K 6922−2に準じて測定した値である。
さらに、本発明の樹脂製カム・ギヤを構成する材料には、必要に応じて、従来から公知の充填剤、銅系安定剤、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、ヒンダードアミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、着色剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、可塑剤、滑剤、結晶核剤、難燃剤、潤滑剤、他種ポリマーなどを含有させることもできる。
(実験例)
本発明に係る実験例を以下に述べる。なお、本発明は実験例に限定されるものではない。
○材料
本発明の目的は、汎用エンジンに用いる樹脂カム・ギヤにおいて、好適な材料を選択することにある。そのために、次に示す材料1〜材料6を準備した。
Figure 2006152999
実験で採用する材料は全てポリアミドをベースとするものであり、このベースとなるポリアミドは、表1の「ポリアミドの特徴的構成」に示すとおりに、各種のものを準備した。なお、表1中の変性ポリオレフィンとしては、無水マレイン酸変性エチレン−プロピレン共重合体(無水マレイン酸の付加量:0.8重量%、23℃における引張り弾性率は10MPa)を使用し、材料1、2、4および5におけるポリアミドとしては、株式会社クラレ製、「ジェネスタN1000A」を使用し、また、材料6におけるポリアミドとしては、株式会社クラレ製、「ジェネスタN1000C」を使用した。
また、表1中の粘度[η]は、濃硫酸中30℃の条件下で測定した極限粘度[η](dl/g)を表す。
○吸水試験
図2のカム・ギヤ(なお、ギヤ19の外径Aは図面寸法で57mm、カム21の最大径Bは図面寸法で28mmとした。以下同様)を、各種の材料で成形してテスト品とし、これらのテスト品を98℃の熱水に200時間浸漬して吸水させた。試験前のギヤの外形寸法をA、試験後の外形寸法の増加量をΔAとして、その結果を次の表でまとめた。
Figure 2006152999
実験1は、材料が表1に示すPA9Tであって、増加率(ΔA/A、百分率)は0.35%であった。
実験2は、材料がPA9T+5であって、増加率は0.35%であった。
実験3は、材料がPA46であって、増加率は3.30%であった。
この結果、PA46に比較して、PA9TやPT9T+5は、増加率が約1/10になり、低吸水性能が高いことが確認できた。
○耐久試験
図2のカム・ギヤを、各種の材料で成形してテスト品とし、これらのテスト品を図1のエンジン10に組み込み、エンジン回転数7000rpm(毎分7000回転)で運転して、カム・ギヤの状態を目視検査した。その結果を次の表でまとめた。
Figure 2006152999
PA9Tは破損した。これに対して、PA46とPA9T+5は破損がなく、良好であった。そこで、実験1及び実験3の評価は○、実験2の評価は×とした。
○摺動試験
樹脂カム・ギヤは摺動による摩耗が重要になる。そこで、各種の材料により平板を製造し、JIS K 7218−Aに準拠したスラスト摩耗試験を実施した。なお、鈴木式摩耗試験機械を用い、相手部材を液体用リング#600(材質S45C)とし、250kg/cmの条件で押しつけ、60℃のエンジンオイル雰囲気中で、秒速30cmの速度で100分間摺動させた。
Figure 2006152999
実験7〜実験10は、変性ポリオレフィンの添加量を0(ゼロ)、1重量部、3重量部、5重量部と段階的に増加させてなるテスト品について行った。この結果、変性ポリオレフィンの添加量に比例して摩耗量が小さくなり、耐摩耗性が高まることが確認できた。
そして、実験後にテスト品の表面を観察したところ実験7〜9は、溶融などに伴う粗面が認められた。実験10、11は平滑面が維持できた。したがって、実験7〜9の評価は×、実験10、11の評価は○とした。
○カムの耐摩耗性試験
次にカムの耐摩耗性を試験した。すなわち、各種の材料で図2のテスト品を製造し、図1のエンジンに組み込んで、所定時間運転し、図2に示すカムの最大径Bにおける摩耗量を調べた。その内容及び結果を次表で説明する。
Figure 2006152999
表の右から2番目のコラム※は、エンジン回転数や試験時間の差異を是正するための補正値を示す。すなわち、摩耗量は時間に比例し、速度(回転数)に比例するから、※は(カム寸法Bの摩耗量(μm)/(時間(hr)×エンジン回転数(rpm))の算式で求めた。
評価は、※が2×10−4以下であれば○、それを超えると×にした。
以上の結果を次表にまとめる。まとめ方は、表2〜表5の各欄の右端に示した評価(○、×)を、表1に合成する形式にした。
Figure 2006152999
材料1(PA9T)は表3〜表5で×であって、耐久性や耐摩耗性の点で難があるため、総合評価は×とした。
材料2(PA9T+5)は表2〜表5で○であって、吸水性、耐久性及び耐摩耗性の点で高い性能を有するため、総合評価は○とした。
材料3(PA46)は表2で×であって、吸水性の点で難があるため、総合評価は×とした。
材料4(PA9T+1)と材料5(PA9T+3)は表4で×であって、耐摩耗性の点で難があるため、総合評価は×とした。
材料6(PA9T+20)は、表2からPA9Tベースであれば吸水性はクリアできることが確認できたので、実験は省いたが吸水性の欄に(○)を見込むことができる。
表3からPA9Tに5重量部以上の変性ポリオレフィンを添加すれば耐久性はクリアできる。実験は省いたが耐久性の欄に(○)を見込むことができる。
表4からPA9Tに5重量部以上の変性ポリオレフィンを添加すれば耐摩耗性はクリアできる。試験は省いたが耐久性の欄に(○)を見込むことができる。
表5で○である。
したがって、吸水性、耐久性及び耐摩耗性の点で高い性能が見込めるため、総合評価は○とした。
以上の総合評価から、ポリアミド100重量部に、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加すれば、吸水性、耐久性及び耐摩耗性の点で高い性能が見込め、エンジンに好適な樹脂製カム・ギヤを提供することができる。
尚、本発明をカムのみ又はギヤのみに適用することは差し支えない。また、エンジンは、汎用エンジンの他、車載エンジンであってもよい。
本発明は、汎用エンジンに内蔵するカム・ギヤに好適である。
本発明に係る樹脂製ガム・ギヤを備えたエンジンの要部断面図である。 本発明に係る樹脂製カム・ギヤの詳細図である。
符号の説明
10…エンジン、19…ギヤ(被動タイミングギヤ)、21…カム、30…樹脂製カム・ギヤ。

Claims (2)

  1. エンジンに使用する樹脂製カム・ギヤにおいて、
    この樹脂製カム・ギヤは、ポリアミド100重量部に、5〜20重量部の変性ポリオレフィンを添加した材料で構成し、
    前記ポリアミドを構成するジカルボン酸単位は、テレフタル酸単位を60〜100モル%含有し、
    前記ポリアミドを構成するジアミン単位は、1,9−ノナンジアミン単位および/または2−メチル−1,8−オクタジアミン単位を60〜100モル%含有することを特徴とする樹脂製カム・ギヤ。
  2. 前記変性ポリオレフィンの23℃における引張り弾性率が50MPa以下であることを特徴とする請求項1記載の樹脂製カム・ギヤ。
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