JP2006145704A - レンズ鏡筒及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
フレキシブルプリント基板が撮影光路内に進入することを防止すると共に、小型化が実現可能なレンズ鏡筒及び電子機器の提供。
【解決手段】
本発明は、光軸方向に移動する移動枠と、前記第1のレンズ鏡筒内に設けられる電気装置と、該電気装置と前記第1のレンズ鏡筒の外部にある制御回路部とを電気的に連絡する可撓性の電気信号線と、前記電気信号線を案内する可動案内部材とを有し、該可動案内部材は、前記移動枠に対して光軸方向に相対移動可能となるように、上記移動枠に支持されているレンズ鏡筒及び電子機器。
【選択図】図4

Description

本発明は、レンズ鏡筒及び電子機器に関し、その内部に電気的な接続のためのフレキシブルプリント基板が配設されるレンズ鏡筒及び電子機器に関する。
従来、鏡枠を進退移動させ、焦点距離を変更可能なズームレンズ鏡筒を有するカメラ等の電子機器が知られている。以下、この種のカメラの一例を説明する。
例えば、ズームレンズ鏡筒に、被制御部が設けられて、さらに、該被制御部とカメラ本体内の回路基板とを電気的に接続するフレキシブルプリント基板(以下、FPCと記載する)が設けられているカメラが知られている。
上述したFPCは、鏡枠の進退移動に伴って進退移動するよう設けられており、鏡筒が進退移動したとしても、被制御部にカメラ本体内の回路基板からの各種信号を確実に授受できるようになっている。
ところで、上述したカメラにおいては、ズームレンズ鏡筒が進退移動すると、FPCが撮影光学系の撮影光路内に進入してしまう場合があり、このFPCにより撮影光束の進路をふさぐ虞があった。
このような事情に鑑み、例えば特許文献1では、鏡枠の進退移動によりFPCが撮影光路に進入しないようにFPCのガイド部材が配設されたズームレンズ鏡筒の構造が開示されている。
特開平10−170807号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されたズームレンズ鏡筒の構造において、鏡枠伸縮の際にFPCを案内するガイド部材は、所定の鏡枠に固定され、FPCの展開長に対応した長手方向の長さが必要とされる。
また、ズームレンズ鏡筒内には、各種構造物が内蔵されているため、ガイド部材は各種構造物に当接しないように配設する必要がある。さらに、ガイド部材を設けるスペースは、光軸方向に進退移動する各鏡枠に構造物と当接しないよう、光軸方向に設ける、若しくは鏡筒外径を大きくする必要がある。
そのため、特に、ズームレンズ鏡筒が沈胴した状態において、ズームレンズ鏡筒の光軸方向の長さが長くなってしまう、若しくは鏡筒外径が大きくなってしまい、ズームレンズ鏡筒の小型化を阻害してしまうとういう設計上の問題がある。
本発明は、上記問題に鑑み、FPCが撮影光路内に進入することを防止すると共に、光軸方向の小型化が実現可能なレンズ鏡筒及び電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による第1のレンズ鏡筒は、光軸方向に移動する移動枠と、前記第1のレンズ鏡筒内に設けられる電気装置と、該電気装置と前記第1のレンズ鏡筒の外部にある制御回路部とを電気的に連絡する可撓性の電気信号線と、前記電気信号線を案内する可動案内部材とを有し、該可動案内部材は、前記移動枠に対して光軸方向に相対移動可能となるように、上記移動枠に支持されている。
本発明による第2のレンズ鏡筒は、第1のレンズ鏡筒において、前記移動枠がバネ部材を有し、前記可動案内部材が前記バネ部材により所定方向に付勢され、前記電気信号線に所定の張力を与えながら案内する。
本発明による第3のレンズ鏡筒は、第1または第2のレンズ鏡筒において、前記移動枠がピン部材を有し、前記可動案内部材が前記ピン部材の当接により、前記移動枠の一方向の移動に連動される。
本発明による第4のレンズ鏡筒は、第1から第3のいずれかのレンズ鏡筒において、前記電気信号線は、前記可動案内部材の一面に案内保持されている。
本発明による第5のレンズ鏡筒は、該第5のレンズ鏡筒内に設けられ、移動する枠部材と、前記第5のレンズ鏡筒内に設けられ、前記枠部材の前記移動に連動する可撓性の電気信号線と、前記電気信号線を案内する可動案内部材と、を有し、前記可動案内部材は、前記電気信号線の前記連動に応じて上記レンズ鏡筒内において前記枠部材の前記移動とは独立して移動可能に支持されている。
本発明による電子機器は、固定部材と、該固定部材と相対的に移動する移動部材と、前記電子機器内部に配設され、前記移動部材の前記移動に連動する可撓性の電気信号線と、前記電子機器内部に移動可能に配設され、前記電気信号線を案内する可動案内部材と、を有し、前記可動案内部材は、前記電気信号線を所望の範囲に案内し、独立して移動可能である。
本発明によれば、フレキシブルプリント基板が撮影光路内に進入することを防止すると共に、小型化のレンズ鏡筒及び電子機器を実現することができる。
(第1の実施の形態)
以下、図面に基づいて、本実施形態について説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態に係り、図1はテレ状態での第1の実施形態に係るレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図2はワイド状態での第1の実施形態に係るレンズ鏡筒の光軸上おける断面図、図3は標準状態での第1の実施形態に係るレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図4は第1の実施形態に係るフレキシブルプリント基板及び可動案内部材を説明するための概略構成図、図5はテレ状態からワイド状態へ移動途中の第1の実施形態に係るレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。
なお、図1に示すテレ状態でのレンズ鏡筒は、光軸方向の長さが最も長く伸長した状態である。また、図3に示す標準状態のレンズ鏡筒においては、光軸方向の長さが最も短縮した状態である。
以下に説明する本実施の形態において、レンズ鏡筒の光学系(撮影レンズ)の光軸をOとし、この光軸Oに沿った方向をZ方向とする。なお、図1〜図3及び図5に示されるレンズ鏡筒において、被写体に向かった方向を前方(+Z方向)とし、結像側の方向を後方(−Z方向)として説明する。
図1〜図3に示す、本実施形態のレンズ鏡筒1は、一眼レフレックスタイプの図示しない電子機器であるカメラ本体に着脱可能で、且つ、焦点調節可能なズームレンズ鏡筒であって、主に外装を形成し、後方内部に制御基板が配設される外装ユニット2と、該外装ユニット2内部に収納され、光学系が内蔵される光学ユニット3とを有して構成される。
詳述すると、レンズ鏡筒1の外装ユニット2は、光学ユニット3を内包し、直進溝11aが形成され、後述する固定案内部材24を有する固定部材である固定枠11と、該固定枠の前方に装着される前面カバー12と、固定枠11に回動可能に嵌合し、フォーカシング用の距離環14と、外周にゴムリング13が嵌合装着され、固定枠11に対して回動可能なズーミング用のズーム環15と、該ズーム環15と一体となるように嵌合固着された第1カム枠18と、距離環14とズーム環15の間に配設される固定中枠20と、ズーム環15などの光軸O方向の移動を防止するために後端部に配設される後端部外装部材としての後カバー16と、固定枠11の背面部に固着されるレンズマウント17と、該レンズマウント17の内周に挿入固着される後カバー19と、固定枠11の基端側に回動可能に嵌合され、オートフォーカシングの際に図示しないフォーカスモータにより回動されるレンズ駆動環(LD環)26とを有して構成されている。レンズ駆動環26は、光軸Oと平行な駆動キー26aを有し、後述する第2カム枠36に設けられている光軸Oと平行な直進溝36cと嵌合している。従って、レンズ駆動環26が回動すると、第2カム枠36は、回動し、光軸O方向に移動可能となっている。
また、外装ユニット2には、後端側の固定枠11とレンズマウント17の間に各種駆動系などを制御するための硬質制御基板21が配設されている。この硬質制御基板21は、レンズマウント17に配設される接続端子22と電気線23によって電気的に接続されている。なお、接続端子22は、レンズマウント17が図示しないカメラ本体のマウントに装着された状態において、カメラ本体の制御回路部と電気的に接続され、各種信号を授受するための端子である。
一方、レンズ鏡筒1の光学ユニット3は、前面側にフィルタ環31a及び飾り環31bが固着され、第1群レンズ41を保持固定する第1群レンズ保持枠31と、第2群レンズ42を保持固定する第2群レンズ保持枠32と、第3群レンズ43を保持固定する第3群レンズ保持枠33と、第4群レンズ44を保持固定する固定レンズ枠34と、第3群レンズ保持枠33の前面側に固着され、絞り羽根50を有し、移動枠である絞り枠35と、第1群レンズ保持枠31に固着され、固定枠11の直進溝11aにガイドされる突起部38aを有する第1移動枠38と、回動可能かつ光軸O方向に進退可能な第2カム枠36と、該第2カム枠36と光軸O方向に一体で相対回転可能なように嵌合された第2移動枠37とを有して構成されている。
また、第3群レンズ保持枠33と共に移動する絞り枠35には、電気装置である絞り駆動用モータ55及び図示しない絞り検出装置が配設されている。この絞り枠35は、この絞り枠35に対し、相対的に独立して光軸O方向に進退移動可能な可動案内部材である可動案内部材51を有している。
絞り枠35に配設される絞り駆動用モータ55及び絞り検出装置は、固定枠11の固定案内部材24に一部分が貼着され、帯状形状を有して可撓性を有する電気信号線であるフレキシブルプリント基板(以下、FPCという)25を介して硬質制御基板21と電気的に接続されている。
次に、レンズ鏡筒1の各枠の連結状態について簡単に説明する。
第1カム枠18は、内周に設けられるカム溝18aが第2移動枠37の図示しないカムフォロアと係合し、これにより第2移動枠37と連結されている。また、同じく第1カム枠18の内周に設けられるカム溝18bが第3群レンズ保持枠33と固定されている絞り枠35のカムフォロア35A(図4参照)と係合し、これにより第1カム枠18は、絞り枠35を介して第3群レンズ保持枠33とも連結されている。
第2移動枠37と一体となる第2カム枠36は、内周に設けられるカム溝36bが第2群レンズ保持枠32の図示しないカムフォロアと係合し、第2群レンズ保持枠32と連結されている。また、第2カム枠36の外周に設けられるオスヘリコイド36aが第1移動枠38の内周に設けられるメスヘリコイド38cと係合し、これにより第2カム枠36は、第1移動枠38と連結されている。
なお、本実施形態のレンズ鏡筒1においては、ズーム環15の回動駆動に伴って、第1群レンズ41、第2群レンズ42及び第3群レンズ43が光軸O方向に沿って進退移動される。さらに、レンズ鏡筒1は、距離環14の回動に従い、図示せぬフォーカスモータがLD環26を回動させ、内設される第2群レンズ42及び第3群レンズ43が光軸O方向に進退駆動される。
次に、図1〜図4を参照して、絞り枠35、可動案内部材51、固定案内部材24及びFPC25について説明する。
なお、図4は、可動案内部材51を詳細に説明するためのものであり、一部の部材を簡略的に示しており、第2群レンズ保持枠32などは、図面に記載していない。
図4に示すように、可動案内部材51は、長手方向(光軸O方向)に沿った長孔51aを有し、短手方向(光軸O周り方向)の長さがFPC25の短手方向(光軸O周り方向)の長さと略同一となる板状の部材である。一方、絞り枠35の外周面光軸O後方寄りには、突起部35aが突設されている。
また、この突起部35aは、可動案内部材51の長孔51aに対して、摺動自在に嵌挿され、さらに突起部35aが長孔51aに嵌挿された状態で、突起部35aが長孔51aに対して離間することなく摺動自在となるように、突起部35aの突出端よりネジ52を用いて押さえ板53を覆設する。これにより、可動案内部材は、絞り枠35に対して独立して光軸O方向に進退移動可能に支持される。
可動案内部材51は、後述する固定案内部材24よりも光軸O側(内径側)に位置している。可動案内部材51と固定案内部材24は、光軸Oと並行で、鏡筒径方向に互いに異なる位置に配設され、鏡筒径方向で互いに重なることが可能なように配置されている。また、可動案内部材51と固定案内部材24は、夫々の上下間、つまり、可動案内部材51の上面と固定案内部材24の下面との間にFPC25が挿通するための隙間が形成されるように所定の離間距離を有して互いに並設されている。
なお、可動案内部材51は、図1〜図3に示すように、レンズ鏡筒1がテレ状態、ワイド状態及び標準状態の全ての状態において、その後端部分が後述する固定案内部材24と長手方向に対して光軸Oに略直交する方向に対して、少なくとも重なる部分を有するように、長手方向の長さが設定されている。また、可動案内部材51は、長孔51aの長手方向の長さ範内において光軸O方向に進退移動自在となる。
固定案内部材24は、短手方向の長さがFPC25の短手方向の長さと略同一となる、固定枠11と一体に固着された板状の部材である(図3参照)。この固定案内部材24は、固定案内部材24の長手方向における一端が、固定枠11の後端側内部に固定配設されており、レンズ鏡筒1が光軸O方向において最も長さが短くなる状態、つまり、標準状態(図3参照)において、繰り込まれる各鏡枠と当接しないように長手方向の長さが設定されている。
FPC25は、帯状部分の中途の一部分が固定案内部材24の紙面に向かって見た上面、すなわち、外周側の面に両面テープなどによって貼着固定されている。このFPC25は、固定案内部材24の前方端部及び可動案内部材51の後方端部の近傍部分において、夫々、それら端部を覆うように、U状に曲げ畳まれた曲形部25a,25bを有し、固定案内部材24の上記上面から、2つのU字状部を経て、可動案内部材51の裏面に沿って絞り枠35側へ延びている。
また、FPC25は、その帯状の先端部が絞り駆動用モータ55及び絞り検出装置(不図示)に接続され、先端部分25cが絞り枠35の後方部分の外周面に接着固定されている。このFPC25は、3重に曲げ畳まれた状態(いわばS字状に曲げ畳まれた状態)となり、固定案内部材24及び可動案内部材51によって光束内に侵入しないように案内保持されている。
なお、図1に示すレンズ鏡筒1がテレ状態のとき、FPC25は、上記先端部分25cから曲形部25aまでの部分が可動案内部材51の下面に沿わされており、曲形部25aから曲形部25bまでの中途部分が最も短い状態となり、この中途部分が可動案内部材51と固定案内部材24により形成される隙間に挿通(存在)している。このとき、FPC25は、光軸O方向の長さが最も長く展開され、3重に曲げ畳まれた状態となり、固定案内部材24及び可動案内部材51によって光束内に侵入しないように案内保持されている。
また、図2及び図3に示すレンズ鏡筒1が標準及びワイド状態のとき、FPC25は、曲形部25aから曲形部25bまでの中途部分が最も長い状態となり、その中途部分が可動案内部材51と固定案内部材24により形成される隙間に挿通(存在)している。このとき、FPC25は、光軸O方向の長さが最も短く、3重に曲げ畳まれた状態にされ、固定案内部材24及び可動案内部材51によって光束内に侵入しないように案内保持されている。
また、FPC25は、絞り枠35の移動距離に対応するため、十分な展開ができるように光軸O方向の長さが設定されている。つまり、図1に示すように、光軸O方向の長さが最大となるテレ状態のレンズ鏡筒1内において、FPC25は、絞り枠35の絞り駆動用モータ55などと硬質制御基板21を電気的に接続するため、その光軸O方向の長さが設定されている。
また、図4に示すように、第1移動枠38は、光軸O方向に沿って絞り枠35を非回動に規制するため、光軸O方向に延びた直進ガイド溝を有するレール部38bを有している。すなわち、絞り枠35は、カムフォロア35Aが設けられる突起部35Bを外周面に有しており、この突起部35Bがレール部38bの直進ガイド溝に嵌入して直進ガイドされるため、第3群レンズ保持枠33と共に、光軸O周りの回転が規制されている。
なお、第2群レンズ保持枠32は、第1群レンズ保持枠31と第2群レンズ保持枠32とに設けられた直進案内部32aによって、光軸O周りに回動しないように直進ガイドされている。
上述のように構成された、レンズ鏡筒1のズーミングの際における第1群レンズ41〜第3群レンズ43及び絞り枠35の進退移動、並びにそのときのFPC25及び可動案内部材51の作用について図1〜図3及び図5に基づいて説明する。
先ず、レンズ鏡筒1が図1のテレ状態から図2のワイド状態にズーミングがなされる場合、LD環26は、非回転状態に保持されている。ズーム環15がズーミングのため、所定の方向に回動操作されると、第1カム枠18は、ズーム環15に連動して回動される。第1カム枠18の回動に伴って、第2移動枠37のカムフォロア(不図示)を介して第1カム枠18のカム溝18aによって第2移動枠37及び第2カム枠36が回動せずに−Z方向へ繰り込まれる。このとき、第1移動枠38は、第1群レンズ保持枠31と共に、メスヘリコイド38cと第2カム枠36のオスヘリコイド36aを介して−Z方向へ繰り込まれる。また、第2群レンズ保持枠32は、そのカムフォロア(不図示)を介して第2カム枠36のカム溝36bにより−Z方向へ繰り込まれる。
なお、第1移動枠38は、固定枠11の直進溝11aによって光軸O方向に直進ガイドされ、第2群レンズ保持枠32は、直進案内部32aにより非回動となっており、第1群レンズ保持枠31と共に光軸方向に移動する。さらに、絞り枠35は、カム18bにより、光軸後方(−Z方向)に駆動される。そして、レンズ鏡筒1は、図3に示す標準の状態、すなわち、光軸O方向の長さが最も短い状態となる。また、本実施の形態のレンズ鏡筒1は、ワイド状態から標準状態にされる際、第3群レンズ保持枠33及び絞り枠35が略非移動状態となっている。
更に、ズーミングのため、ズーム環15が所定の方向に回動されると、連動する第1カム枠18の回動に伴って、第2移動枠37のカムフォロアを介して第1カム枠18のカム溝18aによって第2移動枠37及び第2カム枠36が+Z方向へ繰り出され、第1移動枠38及び第1群レンズ保持枠31が第1移動枠38のメスヘリコイド38cと第2カム枠36のオスヘリコイド36aを介して第2カム枠36により+Z方向へ繰り出される。また、第2群レンズ保持枠32は、そのカムフォロア(不図示)を介して第2カム枠36のカム溝36bにより+Z方向へ繰り出される。
第3群レンズ保持枠33は、絞り枠35と共に、カムフォロア35A(図4参照)を介して第2カム枠18のカム溝18bにより+Z方向へ繰り出される。なお、第3群レンズ保持枠33と一体的に移動する絞り枠35は、第2移動枠37の不図示の光軸O方向に沿った直進溝に絞り枠35に設けられた不図示の直進キー溝が嵌合して、光軸O方向に直進ガイドされている。
以上のようにズーミングがされたレンズ鏡筒1は、図5に示す所定のテレ状態、更には、ズーム環15の所定方向の回動規制位置により、図1に示す最大のテレ状態、つまり、光軸O方向の長さが最も長い状態となる。なお、ワイド状態からテレ状態にレンズ鏡筒1がズーミングする場合は、上述のズーム環15の回転方向と反対の回転方向操作により、上述の動作と逆方向に各枠部材及び各レンズが移動する。
また、図1〜図3に示すように、第3群レンズ43がテレ状態、ワイド状態及び標準状態にかけて、最も光軸O方向の進退移動量が多い、すなわち、第3群レンズ保持枠33及び絞り枠35が最も光軸O方向の移動距離が長くなっている。
なお、レンズ鏡筒1は、マニュアルによってフォーカシングされる場合、距離環14が手動により回動操作される。マニュアルフォーカシング及びオートフォーカシングにおいても、フォーカスモータによってフォーカシング駆動され、レンズ駆動環(LD環)26が所定に回動操作される。マニュアルフォーカシング及びオートフォーカシングされた場合、レンズ鏡筒1は、第2群レンズ保持枠32及び第1群レンズ保持枠31が相対的に光軸O方向に進退移動される。このレンズ鏡筒1のフォーカシング操作において、各レンズ保持枠32,31は、カムフォロアを介して対応するカム溝36b,ヘリコイドネジ36a,38cにより光軸O方向に所定の進退移動がなされる。
上述のワイド状態或いは標準状態からテレ状態に変位されるレンズ鏡筒1の各鏡枠が+Z方向へ繰り出す際、3重に曲げ畳まれたFPC25は、絞り枠35の移動に伴って、その先端部分25cが引っ張られるように+Z方向に移動される。すなわち、レンズ鏡筒1がテレ状態になるにつれて、固定枠11の後端側の硬質制御基板21と絞り枠35の相対的な距離が長くなるため、FPC25は、その中途にある曲形部25aが光軸O方向前方に移動しながらFPC25の先端部分25cから曲形部25aまでの長さが徐々に長くなる。
このとき、FPC25は、曲形部25a側から固定案内部材24と可動案内部材51により形成される隙間から開放され、短くなった中途部分(ここでは、曲形部25aから曲形部25bまでの部分をいう)が可動案内部材51の上面によって、案内保持される。また、FPC25は、曲形部25aの可動案内部材51後端部との当接力により、先端部分25cから曲形部25aまで部分が+Z側への張力を発生させ、可動案内部材51の下面に沿って略直線状態に撓むことなく保持される。
可動案内部材51は、始めは、その後端部分がFPC25の曲形部25aを案内保持しながらFPC25の移動に伴って+Z方向へ移動される。そして、可動案内部材51は、FPC25の中途部分が可動案内部材51の後端部に摺接しながら、その後端部が曲形部25aから離れるように+Z方向へ移動される。
可動案内部材51は、その長孔51aの長さ範囲内において絞り枠35に対して独立して±Z方向へ移動自在であるため、その後、絞り枠35が+Z方向へ移動すると、可動案内部材51は、第2群レンズ保持枠32に可動案内部材51の前端部51cで当接し、FPC25は、可動案内部材51の後端部51bで曲形部25aが支持され、先端部分25cから曲形部25aまでの部分が可動案内部材51の下面に沿って略直線状態に撓むことなく保持される。
さらに、可動案内部材51は、絞り枠35の突起部35Bが長孔51aの先端と当接することにより+Z方向に移動される。この状態においても、FPC25は、先端部分25cから曲形部25aまでの部分が可動案内部材51の下面に沿って略直線状態にされ、撓むことなく保持される。
以上の結果、ワイド状態或いは標準状態からテレ状態に変位されるレンズ鏡筒1の各枠が+Z方向へ繰り出す際、FPC25は、可動案内部材51によって撓みが除去されると共に、保持されながら展開する。これにより、FPC25の撮影光路内への進入が防止される。
その一方で、テレ状態からワイド状態或いは標準状態にレンズ鏡筒1が変位される場合、展開されたFPC25は、絞り枠35の−Z方向の移動に伴って、絞り枠35に固着される先端部分が−Z方向に押し進められる。つまり、レンズ鏡筒1がワイド状態になるにつれて、固定枠11の後端側の硬質制御基板21と絞り枠35の相対的な距離が短くなるため、FPC25は、曲形部25aがFPC25の先端側へ移動され、FPC25の先端部分25cから曲形部25aまでの長さが徐々に短くなる。
このとき、FPC25は、曲形部25bが固定案内部材24の先端部分を覆い、曲形部25aが可動案内部材51の−Z方向の移動に伴って−Z方向へ引っ張られるように可動案内部材51の後端部と摺接する。そのため、固定案内部材24と可動案内部材51の間にあるFPC25の中途部分には、所定の張力が与えられる。
その結果、先端部分25cから曲形部25aまでのFPC25は、曲形部25a側から引っ張られるように、徐々に固定案内部材24と可動案内部材51に送り込まれる。従って、先端部分25cから曲形部25aまでのFPC25は、所定の張力が与えられ、可動案内部材51の下面に沿って略直線状態にされ、撓むことなく保持される。
可動案内部材51は、その後端部分がFPC25の曲形部25aを案内保持しながらFPC25及び絞り枠35の移動に伴って−Z方向へ移動される。また、可動案内部材51は、絞り枠35と相対的に独立して±Z方向へ移動した場合でも、先端部分25cから曲形部25aまでのFPC25は、可動案内部材51の下面に沿って略直線状態にされ、撓むことなく保持される。
さらに、可動案内部材51は、絞り枠35の突起部35Bが長孔51aの後端部と当接することにより−Z方向に移動される場合もある。この状態においても、先端部分25cから曲形部25aまでのFPC25は、可動案内部材51の下面に沿って略直線状態にされ、撓むことなく保持される。
以上の結果、テレ状態からワイド状態或いは標準状態に変位されるレンズ鏡筒1の各鏡枠が+Z方向へ繰り出す際、FPC25は、可動案内部材51に保持されながら撓みが除去されると共に、3重に曲げ畳まれ、撮影光路内に進入することが防止される。
以上説明したように、本実施形態のレンズ鏡筒1は、テレ状態からワイド状態及び標準状態への伸縮過程を含めた全ての状態において、FPC25が可動案内部材51によって、撮影光路内への進入が防止される。
また、可動案内部材51は、絞り枠35に対して相対的に移動可能にすることにより、絞り枠35の光軸O方向の移動距離に対応してFPC25を案内保持するための光軸O方向の長さを短くすることができる。その結果として、レンズ鏡筒1の光軸O方向の長さを短くすることができる。
詳しくは、他の移動部材の中で光軸O方向の移動距離が最も長い絞り枠35に先端部が固着されるFPC25は、絞り枠35の移動に伴って、その移動距離が長くなる。そのため、撮影光路内へのFPC25の進入を防止するために、十分な可動案内部材51の光軸O方向の長さを確保する必要がある。しかし、可動案内部材51は、光軸O方向の長さが短く設定されても、絞り枠35に対して独立して相対的に移動することで絞り枠35の移動距離範囲に渡ってFPC25を案内保持することができる。
以上の結果、可動案内部材51の光軸O方向の長さを短くすることができ、本実施の形態のレンズ鏡筒1は、内部に配設される各種構造物のためのスペースを確保しつつも、標準状態(最も光軸O方向の長さが短くなる状態)における光軸O方向の長さを短くすることができる。つまり、上述の構成により本実施形態のレンズ鏡筒1は、光軸O方向に対する小型化が実現できる。また、このような簡易な構造の為、不必要に部品を使用しないため、鏡筒の外径さえも大きくする必要なく、レンズ鏡筒1の小型化を実現できる。
(第2の実施の形態)
以下、図面に基づいて、本実施形態について説明する。
図6〜図8は、本発明の第2の実施の形態に係り、図6はテレ状態での電子機器であるカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図7はテレ状態から沈胴状態へ移動途中のカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図8は、沈胴状態でのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。なお、本実施形態の説明においても、図6〜図8に示されるカメラ及びレンズ鏡筒において、レンズ鏡筒の光学系(撮影レンズ)の光軸をOとし、光軸Oに沿う方向をZ方向する。なお、同じく被写体に向かった方向をレンズ鏡筒の前方(+Z方向)とし、結像側を後方(−Z方向)として説明する。
図6〜図8に示す、電子機器であるカメラ100は、デジタルカメラであって、カメラ本体101と、該カメラ本体101に沈胴可能なレンズ鏡筒102と、を有して主に構成されている。
カメラ本体101は、カメラ筐体61と、該カメラ筐体61に内蔵されるCCD、CMOSなどの固体撮像素子62が配設された硬質制御基板63とを有している。なお、カメラ筐体61内には、ズーミング及びフォーカシングの際におけるレンズ鏡筒102の各鏡枠を所定に駆動するための図示しない駆動モータが設けられている。
レンズ鏡筒102は、第1群レンズ81を保持している第1群レンズ保持枠を兼ねる第1移動枠64と、第2群レンズ82を保持している第2群レンズ保持枠である第2移動枠65と、オスヘリコイドネジ、メスヘリコイドネジを外周と内周に有し、さらに不図示のカムを有する第3移動枠66と、内周にメスヘリコイドネジを有し、カメラ筐体61に固定される固定枠67と、を有して主に構成されている。
第1移動枠64は、第1群レンズ81の後方における内壁にストッパ部64aが突設され、このストッパ部64aの背面が移動枠64の後端部で内向して突出するガイド支持部64bの前面に対向されている。この第1移動枠64は、固定枠67に設けられる図示しない直進可動案内部材などによって、光軸O周りに回動しないように直進ガイドされている。
ガイド支持部64bは、板状の可動案内部材71を光軸O方向に進退移動可能に挿通支持している。また、ガイド支持部64bは、図8に示すように、レンズ鏡筒102がカメラ筐体61に沈胴しても、後述する固定案内部材74及びフレキシブルプリント基板75が挿通できる貫通部64cを有している。
第2移動枠65は、光軸O方向に進退可能で、図示しない絞り羽根を有し、この絞り羽根を駆動する電気装置である絞り駆動用モータ73及び図示しない絞り検出装置が配設されている。なお、第2移動枠65は、第1移動枠64と同様に、固定枠67に設けられる図示しない直進可動案内部材などによって、光軸O周りに回動しないように直進ガイドされている。
第3移動枠66は、光軸O方向に進退可能、且つ、カメラ本体101の駆動モータ(不図示)によって固定枠67に相対して所定に回動操作される。なお、移動枠66が回動操作されると、第1移動枠64は、前記ヘリコイドネジにより光軸方向に移動し、さらに、図示しないカム溝及びカムフォロアによって第2移動枠65が±Z方向に進退移動される。また、第3移動枠66は、自己の回動に伴って、固定枠67に相対して、前記ヘリコイドネジにより±Z方向に進退移動される。従って、レンズ鏡筒102は、各鏡枠がカム溝及びカムフォロアによって連結され、これにより第3移動枠66の回動操作によりズーミング若しくはフォーカシングがされる。
第1移動枠64のガイド支持部64bに支持される可動案内部材71は、ガイド保持部64bの前方において、中途部分に外向フランジ71aを有し、この外向フランジ71aとストッパ部64aとの間にはバネ部材72が介装されている。そして、可動案内部材71は、バネ部材72によって後方(−Z方向)に付勢されている。
フレキシブルプリント基板(FPC)75は、一端(後端)75dが硬質制御基板63と接続され、他端(先端部分)75cが第2移動枠65の絞り駆動用モータ73に接続され、可撓性を有し、帯状形状を有する電気信号線である。なお、可動案内部材71は、図6〜図8に示すように、レンズ鏡筒102がテレ状態から沈胴状態の全ての状態において、その後端部分が固定案内部材74と長手方向に対して少なくとも重なる部分を有するように、長手方向の長さが設定されている。また、可動案内部材71は、外向フランジ71aから後端までの長さ範囲において、第1移動枠64に対して相対的に光軸O方向に進退移動可能となっている。
固定枠67の内部には、第1の実施の形態と同様に、FPC75の中途部分を上面において貼着保持している固定案内部材74が配設されている。この固定案内部材74は、固定枠67の後端側に配設されており、レンズ鏡筒102の最も光軸O方向の長さが短くなる状態、つまり、沈胴状態(図8参照)において、繰り込まれる各鏡枠と当接しない長手方向の長さが設定されている。
なお、本実施形態の可動案内部材71は、第1の実施の形態の可動案内部材51と同様に、レンズ鏡筒102の内部において、後述する固定案内部材74よりも光軸O側に、光軸Oと平行に、そして固定案内部材71とも平行に位置している。また、可動案内部材71と固定案内部材74は、夫々の上下間、つまり、可動案内部材71の上面と固定案内部材74の下面との間にFPC75が挿通するための隙間が形成されるように所定の離間距離を有して互いに並設されている。
FPC75は、固定案内部材74の前方及び可動案内部材71の後方の各端部を覆うように、曲形部75a,75bが夫々U状に曲げ畳まれており、先端部分が可動案内部材71の下面に沿って第2移動枠65側へ延びている。このFPC75は、図7に示す、レンズ鏡筒102のワイド状態において、3重に曲げ畳まれた状態(いわばS字状に曲げ畳まれた状態)となり、固定案内部材74及び可動案内部材71によって光束内に侵入しないように案内保持されている。また、FPC75は、第2移動枠65の移動距離に対応するため、十分な展開ができるように光軸O方向の長さが設定されている。
以上のように構成された本実施の形態のレンズ鏡筒102が図6のテレ状態から図8の沈胴状態に各鏡枠が繰り込まれる際における、FPC75及びそのFPC75を案内保持する可動案内部材71の動作について以下に説明する。
先ず、第1移動枠64、第2移動枠65及び第3移動枠66が−Z方向に移動すると、第2移動枠65の移動に伴ってモータ73に連結されたFPC25の先端部分75cが−Z方向へ移動する。このとき、可動案内部材71は、バネ部材72の−Z方向の付勢力が与えられているため、その外向フランジ71aがガイド保持部64bに当接した状態で、−Z方向に移動する。この状態で、可動案内部材71の後端部分71bは、FPC75の曲形部75aを−Z方向へ押し進める。
このとき、FPC75の曲形部75aは、可動案内部材71の後端に摺接しながらFPC75の先端側に移動される。つまり、図7に示すように、FPC75は、可動案内部材71の下面にある先端部分75cから曲形部75aまでの部分の光軸O方向の長さが除々に短くなり、その中途部分が固定案内部材74と可動案内部材71の間に送り込まれる。
さらに、詳しく説明すると、レンズ鏡筒102がテレ状態からワイド状態になるにつれて、後端側の硬質制御基板63と第2移動枠65の相対的な距離が短くなるため、FPC75は、曲形部75aから曲形部75bの長さが除々に長くなり、先端部分が−Z方向へ移動して、3重に曲げ畳まれた形状(いわばS字状)にされる。
固定案内部材74と可動案内部材71の間にあるFPC75の曲形部75aから曲形部75bまでの部分には、所定の張力が与えられる。さらに、FPC75においても、先端部分75cから曲形部75aまでの部分に所定の張力が与えられる。その結果、FPC75の曲形部75aから曲形部75bまでの部分が可動案内部材71の上面に沿って略直線状態にされ、FPC75の先端部分75cから曲形部75aまでの部分が可動案内部材71の下面に沿って略直線状態にされるため、FPC75が撓むことなく保持される。
なお、このとき、固定案内部材74の先端側からFPC75の曲形部75bと共に、第1移動枠64のガイド支持部64bの貫通部64c内へ固定案内部材74が挿通されるように、第1移動枠64が−Z方向へ移動する。
図8に示すレンズ鏡筒102がカメラ筐体61に沈胴された状態においては、硬質制御基板63と第2移動枠65との相対距離が最も短い状態となり、可動案内部材71がFPC75の曲形部75aの当接力により第2移動枠65に相対して+Z方向へ最も移動される状態となる。それにより、バネ部材72は、最も短縮した状態にされる。
この状態において、FPC75は、第1移動枠64、固定案内部材74、可動案内部材71及び第2移動枠の夫々の間において、S字状に曲げ畳まれた状態となる。
以上の結果、テレ状態からワイド状態、沈胴状態に操作されるレンズ鏡筒102の各鏡枠が−Z方向へ繰り込まれる際、FPC75は、可動案内部材71及び固定案内部材74に案内保持されながら撮影光路内に撓むことなく曲げ畳まれ、撮影光路内に進入することが防止される。
その一方、沈胴状態からテレ状態に操作されるレンズ鏡筒102の各鏡枠が+Z方向へ繰り出す場合においても、バネ部材72の付勢力とFPC75の曲形部75aの当接力により、FPC75に所定の張力を与えながら、可動案内部材71は、上述と逆方向に移動される。そのため、3重に曲げ畳まれたFPC75は、可動案内部材71及び固定案内部材74に案内保持されながら撓むことなく展開し、撮影光路内に進入することが防止される。
以上説明したように、本実施形態のレンズ鏡筒102は、テレ状態から沈胴状態への伸縮過程を含めた全ての状態において、可動案内部材71にバネ部材72の−Z方向の付勢力が与えられているため、FPC75は、撓みが除去され、撮影光路内への進入を防止される。
また、第1の実施の形態では、可動案内部材が絞り枠(本実施形態においては第2移動枠65に相当する)に相対的に移動可能にしたが、本実施形態の可動案内部材71が第1移動枠64に相対的に移動可能とすることにより、第1移動枠64の光軸O方向の移動距離に対応するFPC75を案内保持するための光軸O方向の長さを短くすることができる。
その結果、本実施の形態のレンズ鏡筒102は、第1の実施の形態の効果を奏すると共に、沈胴状態(最も光軸O方向の長さが短くなる状態)における光軸O方向の長さを短くすることができるため、レンズ鏡筒102が沈胴するカメラ100を小型化にすることができる。
(第3の実施の形態)
以下、図面に基づいて、本実施形態について説明する。
図9〜図11は、本発明の第3の実施の形態に係り、図9はテレ状態でのカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図10は沈胴状態でのレンズ鏡筒の光軸上における断面図、図11は、フレキシブルプリント基板及び可動案内部材を説明するための概略構成図である。なお、本実施形態においても、以下の説明において、レンズ鏡筒の光学系(撮影レンズ)の光軸をOとし、光軸Oに沿う方向をZ方向とする。Z方向のレンズ鏡筒被写体側を前方(+Z方向)とし、結像側を後方(−Z方向)とする。
図9及び図10に示す、カメラ110は、デジタルカメラであって、カメラ本体111と、該カメラ本体111に沈胴可能なレンズ鏡筒112と、を有して主に構成されている。
カメラ本体111は、カメラ筐体61´と、該カメラ筐体61´に内蔵されるCCD、CMOSなどの固体撮像素子62´が配設された硬質制御基板63´とを有している。
レンズ鏡筒112は、第1群レンズ81´を保持している第1群レンズ保持枠を兼ね、光軸O方向後端外周にオスヘリコイドネジを有した第1移動枠64´と、第2群レンズ82´を保持している第2群レンズ保持枠である第2移動枠65´と、カメラ筐体61´に固定され、内周面にメスヘリコイドネジを有した円筒状の固定枠67´と、第3群レンズ83を保持している第3群レンズ保持枠68を有して主に構成されている。
第1移動枠64´は、第1群レンズ81´の背面側の内壁に当接部64Aが突設されている。なお、第1移動枠64´は、上記オスヘリコイドネジと上記メスヘリコイドネジの螺合によって、固定枠67´と相対的に光軸O方向に進退移動する。また、この光軸O方向の進退移動のため、第1移動枠64´は、カメラ筐体61´に配接される図示しない駆動モータによって所定に回動されるものである。
第2移動枠65´は、上方に突出するピン部材65aと、図示しないカムフォロア及び絞り羽根を有し、この絞り羽根を駆動する電気装置である絞り駆動用モータ73´及び図示しない絞り検出装置が配設されている。なお、第2移動枠65´は、カムフォロアを介して第1移動枠64´の図示しないカム溝によって光軸O方向に進退可能であって、固定枠67´に設けられる図示しない直進可動案内部材などによって、光軸O周りに回動しないように直進ガイドされている。
固定枠67´には、固定案内部材74´が設けられている。この固定案内部材74´の先端部分の下面からは、フレキシブルプリント基板(FPC)75´を案内する可動案内部材91を光軸O方向に進退自在に支持するガイド支持部78が撮影光路方向(鏡筒内径方向)に向かって突設されている。なお、固定枠67´内には、第3群レンズ保持枠68´が固体撮像素子62´の近傍に位置するように固定されている。
次に、可動案内部材91、ガイド支持部78、第2移動枠65´及びFPC75´について詳しく説明する。
ガイド支持部78に支持される可動案内部材91は、図11に示すように、長手方向に沿った長孔91aを有し、短手方向(鏡筒円周方向)の長さがFPC75´の短手方向の長さと略同等の長さを有する板状の部材である。この可動案内部材91は、ガイド支持部78の内側面、上板部78a及び下板部78bによって形成される空間に挿通され、光軸O方向に進退自在に支持されている。
ガイド支持部78の下板部78bには、長孔91aの両内壁に沿って上方へ突出する2つのストッパ部78cが先端側に設けられ、中央部分に前方から後方にかけて凹部78dが切り欠き形成されている。2つのストッパ部78cは、可動案内部材91の後端内壁91bと当接することにより、可動案内部材91の光軸O方向前方(+Z方向)への移動を規制するためのストッパである。
第2移動枠65´は、光軸Oに沿った帯状のフレキシブルプリント基板75´の先端部分75c´が固着され、このFPC75´の先端部分75c´が絞り駆動用モータ73(図9及び図10参照)及び図示しない絞り検出装置と接続されている。
また、第2移動枠65´の上方から突起しているピン部材65aは、ガイド支持部78の前方側における可動案内部材91の長孔91a内に挿入している。このピン部材65aが可動案内部材91の長孔91a先端内壁91cと当接することにより、第2移動枠65´の光軸O方向前方(+Z方向)への移動に伴って、可動案内部材91が光軸O方向前方へ繰り出すように案内移動される。
また、ピン部材65aがガイド支持部78の凹部78dの後端壁78eと当接することにより、第2移動枠65´の光軸O方向後方(−Z方向)への移動が規制されている。
先端部分75c´が第2移動枠65´に固着されるFPC75´は、後端75d´が硬質制御基板63aに接続されており、可動案内部材91とガイド支持部78の上板部78aとの間に挿通され、可動案内部材91の上面に沿って案内保持されている。このFPC75´は、固定案内部材74´の前方及び可動案内部材91の後方の各端部近傍に曲形部75b´,75a´が夫々U状に曲げ畳まれており、先端部分75c´のさらにその先端部分は可動案内部材91の下方に延びて第2移動枠65側に固定されている。このFPC75´は、図8に示す、レンズ鏡筒102のワイド状態において、3重に曲げ畳まれた状態(いわばS字状に曲げ畳まれた状態)となり、固定案内部材74´及び可動案内部材91によって光束内に侵入しないように案内保持されている。また、FPC75´は、第2群レンズ枠65の移動距離に対応するため、十分な展開ができるように光軸O方向の長さが設定されている。そして、FPC75´の先端部分75c´は、可動案内部材91に固着されていない。
以上のように構成された本実施の形態のレンズ鏡筒112が図9のテレ状態から図10の沈胴状態に各鏡枠が繰り込まれる際における、FPC75´及びそのFPC75´を案内保持する可動案内部材91の動作について説明する。
先ず、レンズ鏡筒1がテレ状態から沈胴状態となる際、第1移動枠64´が所定の回動をしながら、−Z方向に移動する。この第1移動枠64´の回動に伴って、第2移動枠65´は、そのカムフォロア(不図示)を介して第1移動枠64´のカム溝(不図示)によって−Z方向へ移動する。
そして、第1移動枠64´は、その当接部64Aが可動案内部材91の先端部分に当接し、可動案内部材91を−Z方向へ押しながら−Z方向へ移動する。この状態において、第1移動枠64´の当接部64Aと当接される可動案内部材91は、その上面においてFPC75´を保持している。
また、FPC75´は、その先端部分が第2移動枠65´の移動に伴って、−Z方向へ押され、可動案内部材91の上面に保持されている部分(先端部分から曲形部75a´までの部分)が若干に可動案内部材91の上面に摺動しながら−Z方向に移動する。つまり、FPC75´は、可動案内部材91の上面にある先端部分から曲形部75a´までの部分の光軸O方向の長さが除々に短くなる。
レンズ鏡筒112が沈胴状態になるにつれて、後端側の硬質制御基板63´と第2移動枠65´の相対的な距離が短くなるため、FPC75´は、曲形部75a´側から固定案内部材74´と可動案内部材91の間に送り込まれるように、曲形部75a´から曲形部75b´の長さが除々に長くなる。そして、FPC75´は、固定案内部材74´の下面及び可動案内部材91の上面によって、撮影光路内に進入しないように保持され、3重に曲げ畳まれる。
なお、第2移動枠65´は、ピン部材65aがガイド支持部78の凹部78a後端壁91bと当接することにより、−Z方向の移動が制止される。
一方、レンズ鏡筒1が沈胴状態からテレ状態となる際、第1移動枠64´は、が前述と反対方向に回動しながら、+Z方向へ移動する。この第1移動枠64´の回動に伴って、第2移動枠65´は、そのカムフォロア(不図示)を介して第1移動枠64´のカム溝(不図示)によって+Z方向へ移動する。
可動案内部材91は、第2移動枠65´のピン部材65aが長孔91aの先端内壁91cと当接し、第2移動枠65´の+Z方向に伴って、その上面においてFPC75´を保持しながら+Z方向へ送り出される。
FPC75´は、その先端部分が第2移動枠65´の移動に伴って、+Z方向へ引っ張られ、可動案内部材91の上面に保持されている部分(先端部分から曲形部75a´までの部分)が若干に可動案内部材91の上面に摺動しながら+Z方向に移動する。このFPC75は、可動案内部材71´の上面にある先端部分から曲形部75a´までの部分の光軸O方向の長さが除々に長くなる。
レンズ鏡筒112がテレ状態になるにつれて、後端側の硬質制御基板63´と第2移動枠65´の相対的な距離が長くなるため、FPC75´は、固定案内部材74´と可動案内部材91の間の中途部分が曲形部75a´側から可動案内部材91の上面に送り出され、曲形部75a´から曲形部75b´の長さが除々に長くなる。そして、FPC75´は、固定案内部材74´の下面及び可動案内部材91の上面によって、撮影光路内に進入しないように保持されながら展開する。
以上の結果、本実施形態のレンズ鏡筒112は、第1、第2の実施の形態の効果を奏すると共に、FPC75´が可動案内部材91の上面によって保持されているため、内部の各種機構部品にFPC75´が引っ掛かることが防止される。
なお、第1〜第3の実施の形態における可動案内部材51,71,91は、固定案内部材24,74,74´により、光軸O方向に移動自在に保持されていても良い。
さらに、上述の3つの実施の形態において、レンズ鏡筒を例に挙げて説明したが、移動する各種部材及び各種電気装置に接続され、移動を伴うフレキシブル基板を有する電子機器、例えば、ビデオカメラなどにおいても、上述した可動案内部材を設けることにより、本発明を適用可能である。
また、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
第1の実施の形態に係るテレ状態での電子機器であるカメラに着脱可能なレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第1の実施の形態に係るワイド状態でのレンズ鏡筒の光軸上おける断面図である。 第1の実施の形態に係る標準状態でのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第1の実施の形態に係るフレキシブルプリント基板及び可動案内部材を説明するための概略構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るテレ状態からワイド状態へ移動途中のレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第2の実施の形態に係るテレ状態でのカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第2の実施の形態に係るテレ状態から沈胴状態へ移動途中のカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第2の実施の形態に係る沈胴状態でのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第3の実施の形態に係るテレ状態でのカメラ及びそのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第3の実施の形態に係る沈胴状態でのレンズ鏡筒の光軸上における断面図である。 第3の実施の形態に係るフレキシブルプリント基板及び可動案内部材を説明するための概略構成を示す図である。
符号の説明
1・・・レンズ鏡筒
11・・・固定枠
15・・・ズーム環
21・・・硬質制御基板
24・・・固定案内部材
25・・・フレキシブルプリント基板(電気信号線)
25a,25b・・・曲形部
33・・・第3群レンズ保持枠
35・・・絞り枠(移動枠)
35B・・・突起部
55・・・絞り駆動用モータ(電気装置)
51・・・可動案内部材
51a・・・長孔
O・・・光軸
72・・・バネ部材
65a・・・ピン部材
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (6)

  1. レンズ鏡筒において、
    光軸方向に移動する移動枠と、
    上記レンズ鏡筒内に設けられる電気装置と、
    上記電気装置と上記レンズ鏡筒の外部にある制御回路部とを電気的に連絡する可撓性の電気信号線と、
    上記電気信号線を案内する可動案内部材と、
    を有し、
    上記可動案内部材は、上記移動枠に対して光軸方向に相対移動可能となるように、上記移動枠に支持されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 上記移動枠は、バネ部材を有し、
    上記可動案内部材が上記バネ部材により所定方向に付勢され、上記電気信号線に所定の張力を与えながら案内することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 上記移動枠は、ピン部材を有し、
    上記可動案内部材が上記ピン部材の当接により、上記移動枠の一方向の移動に連動されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  4. 上記電気信号線は、上記可動案内部材の一面に案内保持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  5. レンズ鏡筒において、
    上記レンズ鏡筒内に設けられ、移動する枠部材と、
    上記レンズ鏡筒内に設けられ、上記枠部材の上記移動に連動する可撓性の電気信号線と、
    上記電気信号線を案内する可動案内部材と、
    を有し、
    上記可動案内部材は、上記電気信号線の上記連動に応じて上記レンズ鏡筒内において上記枠部材の上記移動とは独立して移動可能に支持されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 電子機器において、
    固定部材と、
    上記固定部材と相対的に移動する移動部材と、
    上記電子機器内部に配設され、上記移動部材の上記移動に連動する可撓性の電気信号線と、
    上記電子機器内部に移動可能に配設され、上記電気信号線を案内する可動案内部材と、
    を有し、
    上記可動案内部材は、上記電気信号線を所望の範囲に案内し、独立して移動可能であることを特徴とする電子機器。

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