JP2008046200A - レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、従来のレンズ鏡胴より外径が小さくなるように構成して、携帯性を向上させたレンズ鏡胴。
【解決手段】複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、少なくとも前記第1レンズ群を円筒状の前筒に保持すると共に、前記前筒の中心軸に対し、前記第1レンズ群の光軸を偏心させて配置したこと。
【選択図】図3
【解決手段】複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、少なくとも前記第1レンズ群を円筒状の前筒に保持すると共に、前記前筒の中心軸に対し、前記第1レンズ群の光軸を偏心させて配置したこと。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数のレンズ群により構成された撮像光学系を備えたレンズ鏡胴、及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置に関するものである。
撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子、例えばCCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ等を備えた撮像装置においては、バックフォーカスの確保とCCDへの入射角を所定の角度内に抑え、入射光線が確実に受光部に達するように、撮影光学系を被写体側から順に負のレンズ群と正のレンズ群を配置した構成にしている。このため、特に変倍光学系において、負のレンズ群の外径の方が正のレンズ群の外径より大きくなる傾向にある。
また、このような構成の変倍撮影光学系を用い、負のレンズ群からなる第1レンズ群をモータにより移動させて、合焦動作を行うレンズ鏡胴が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−252199号公報
特許文献1の如く外径の大きい第1レンズ群をモータで駆動することになると、該モータを第1レンズ群の外周側に配置することになり、少なくとも第1レンズ群と該モータとを保持する前筒(特許文献1においては合焦駆動枠18と称す)の外径が大きくなる。
この結果、前筒の外側に配置されるカム筒や固定胴の外径が大きくなり、レンズ鏡胴全体の外径が大きくなって、重くなり、レンズ鏡胴を内蔵した撮像装置の携帯性が悪化する。更に、コストアップにもなる。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、従来のレンズ鏡胴より外径が小さくなるように構成して、携帯性を向上させたレンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置を提案することを発明の目的とする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、
少なくとも前記第1レンズ群を円筒状の前筒に保持すると共に、前記前筒の中心軸に対し、前記第1レンズ群の光軸を偏心させて配置したことを特徴とするレンズ鏡胴。
2.前記前筒は、前記第1レンズ群を移動させるアクチュエータを保持し、
前記第1レンズ群の光軸は、前記前筒の中心軸に対し前記アクチュエータが位置しない方向に偏心していることを特徴とする1に記載のレンズ鏡胴。
3.前記撮像光学系の変倍時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする1又は2に記載のレンズ鏡胴。
4.前記撮像光学系の合焦時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
5.前記撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、1〜4の何れか1項に記載のレンズ鏡胴と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
1.複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、
少なくとも前記第1レンズ群を円筒状の前筒に保持すると共に、前記前筒の中心軸に対し、前記第1レンズ群の光軸を偏心させて配置したことを特徴とするレンズ鏡胴。
2.前記前筒は、前記第1レンズ群を移動させるアクチュエータを保持し、
前記第1レンズ群の光軸は、前記前筒の中心軸に対し前記アクチュエータが位置しない方向に偏心していることを特徴とする1に記載のレンズ鏡胴。
3.前記撮像光学系の変倍時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする1又は2に記載のレンズ鏡胴。
4.前記撮像光学系の合焦時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
5.前記撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、1〜4の何れか1項に記載のレンズ鏡胴と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
本発明のレンズ鏡胴及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置によれば、従来のレンズ鏡胴より外径が小さくなるように構成できるので、軽量化もし、携帯性が向上する。また、コストダウンにもなる。
本発明のレンズ鏡胴及び撮像装置の実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るレンズ鏡胴80を搭載した撮像装置の一例であるカメラを示す外観図である。図1(a)はカメラ前面の斜視図、図1(b)はカメラ背面の斜視図である。
図1(a)において、80は本発明に係る沈胴式のレンズ鏡胴である。82はファインダ窓、83はレリーズ釦、84はフラッシュ発光部、86はマイク、87はストラップ取り付け部、88はUSB端子である。非撮影時にはレンズ鏡胴80は沈胴し、レンズ鏡胴80内に設けられたレンズバリアが最も被写体側のレンズ面を覆うようになっている。
図1(b)において、91はファインダ接眼部、92は赤と緑の表示ランプであり、AFやAEの情報をレリーズ釦83が押圧された時、発光もしくは点滅により撮影者に表示するものである。93はズーム釦であり、ズームアップ、ズームダウンをおこなう釦である。94はスピーカであり、マイク86で録音した音声の再生や、レリーズ音等を発するものである。95はメニュー/セット釦、96は選択釦で4方向スイッチであり、100はモニターLCDで画像やその他文字情報等を表示する。メニュー/セット釦95で、モニターLCD100上に各種のメニューを表示させ、選択釦96で選択し、メニュー/セット釦95で確定させる機能を有している。97は再生釦で、撮影した画像の再生をおこなう釦である。98はディスプレイ釦で、モニターLCD100に表示された画像やその他文字情報の表示や消去を選択する釦である。99は消去釦で、撮影記録した画像の消去をおこなう釦である。101は三脚穴、102は電池/カード蓋である。電池/カード蓋102の内部には、本カメラの電源を供給する電池と、撮影した画像を記録するカード型のリムーバブルメモリが装填されるようになっている。
図2は、本発明に係るレンズ鏡胴80の沈胴時の状態を示す概略断面図である。
同図において、1は負のパワーの第1レンズ群、2は正のパワーの第2レンズ群、3は正のパワーの第3レンズ群であり、本例に示したレンズ鏡胴80に内包された撮影レンズは3群構成である。また、4はOLPF(オプチカルローパスフィルタ)であり、偽色やモアレを防止するため、被写体光の高周波成分を除去する。5は結像した被写体光を光電変換する撮像素子であり、例えばCCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサである。
第1レンズ群1は第1レンズ群鏡枠6によって保持され、第2レンズ群2は第2レンズ群鏡枠7によって保持され、第3レンズ群3は第3レンズ群鏡枠8によって保持されている。
11は固定胴であり、図示していないカメラ本体に一体的に固定されており、内周にカム溝を有している。固定胴11の後部には地板12が固着されている。地板12には順にOLPF4、撮像素子5が装着されている。撮像素子5はプリント基板13に電気的に接続されている。
14はカム筒であり、外周には固定胴11のカム溝と係合するカムピン14aが形成され、且つ後部の一部には部分歯車14bが形成されている。また、カム筒14の内周にはカム溝が形成されている。
また、カム筒14には、直進移動部材17と直進案内板18とがカム筒14の光軸方向への移動に伴って移動できるように組み付けられている。直進案内板18には部分歯車14bと歯合した駆動歯車21が軸支されている。駆動歯車21は、長歯車22と歯合している。長歯車22は不図示のモータ及び減速歯車列により駆動されるようになっている。
15は前筒であり、前筒15の外周にはカムピンが立設されており、カム筒14のカム溝と係合している。
前筒15は、最も被写体側のレンズ群である第1レンズ群1を保持すると共に、第1レンズ群鏡枠6を前筒15に対して移動させる不図示のアクチュエータを備えており、このアクチュエータにより第1レンズ群1を前筒15に対して相対的に移動させることができるようになっている。
直進案内板18は、カム筒14の撮像素子5側の環状の面に当接して摺動するようになっている。また、直進移動部材17には、前筒15と第2レンズ群鏡枠7に係合し、前筒15と第2レンズ群鏡枠7を直進案内する直進案内部17tが形成されている。33は絞りシャッタユニットであり、第2レンズ群鏡枠7に固着されている。
41はステッピングモータであり、送りネジ42が接続されている。送りネジ42には回転規制されたナット43が螺合しており、第3レンズ群鏡枠8の腕部がバネ44によりナット43に押圧されている。これにより、ステッピングモータ41により送りネジ42が回転すると、ナット43が光軸O方向に移動し、これに伴い第3レンズ群鏡枠8が光軸O方向に移動することが可能となっている。
51はレンズバリアであり、沈胴状態では第1レンズ群1の前方を覆い、撮影状態では開いて撮影可能となされるようになっている。このバリアは、不図示であるが、沈胴時には直進案内部17tの先端で係合して閉状態となり、レンズ群が繰り出される時には直進案内部17tとの係合が解かれ、不図示の付勢部材により開状態となるものである。
図3は、前筒15の内部で保持されている第1レンズ群1等の正面図である。
前筒15には第1レンズ群1の光軸Oに略平行にガイド軸31,32が植設されている。ガイド軸31は第1レンズ群1を保持する第1レンズ群鏡枠6に形成されたフランジ部に設けた貫通孔6aに嵌合し,ガイド軸32は第1レンズ群鏡枠6に形成された二股部6bに嵌合している。
更に、第1レンズ群鏡枠6を進退移動させるアクチュエータであるステッピングモータ23が前筒15に固着されている。そして、ステッピングモータ23に接続された送りネジ24には後述する図4及び図5に示す回転規制されたナット25が螺合しており、第1レンズ群鏡枠6の腕部がバネ26によってナット25に押圧されている。これにより、ステッピングモータ23の駆動により送りネジ24が回転すると、ナット25は光軸O方向に移動し、これに伴い第1レンズ群鏡枠6はガイド軸31,32で直進ガイドされ、第1レンズ群鏡枠6、即ち第1レンズ群1は前筒15に対し光軸Oの方向に移動する。
また、第1レンズ群鏡枠6には舌状部6dが形成されており、舌状部6dの移動方向にはフォトインタラプタ25が前筒15に固着されている。舌状部6dがフォトインタラプタ25の投受光部を通過するときに、この通過位置を基準にしてステッピングモータ23の回転量を制御することで、第1レンズ群鏡枠6の前筒15に対する相対位置を制御している。
前筒15の内部には以上の如く各部材が配置されているが、前筒15の中心軸Cに対して第1レンズ群1の光軸Oは偏心している。そして、偏心により第1レンズ群鏡枠6と前筒15との空隙が広くなった部分には寸法の大きいステッピングモータ23やフォトインタラプタ25が配置されている。従って、第1レンズ群鏡枠6の周囲に以上の部材を配置しても、前筒15の外径を従来のレンズ鏡胴より小さくでき、その結果、軽量化にもなるので、このレンズ鏡胴を備えた撮像装置の携帯性が向上する。更に、前筒15の外径が小さくなることで、コストダウンになる。
なお、図2において、第1レンズ群鏡枠6の上方に配置されたステッピングモータ23等を図示していないのは、送りネジ42等を明示したためであって、実際にはステッピングモータ41及び送りネジ42等とステッピングモータ23をレンズ鏡胴正面から見て重ならないように配置し、沈胴時に干渉しないように構成している。
図4は、レンズ鏡胴80の広角端時の状態を示す概略断面図である。沈胴状態から同図に示す広角端の状態への繰り出しは以下のようにして行われる。
不図示のモータを駆動し、長歯車22、駆動歯車21によりカム筒14を回転させる。これによりカム筒14は固定胴11に形成されたカム溝11aに案内されて被写体側に繰り出され、カム筒14の内周に形成されたカム溝14cに係合したカムピン16が固着された前筒15及びカム筒14に形成された不図示のカム溝に係合した第2レンズ群枠7は、直進案内部17tにより直進案内されて、被写体方向に繰り出され、図示のような広角端の状態となる。このとき、直進移動部材17と直進案内板18とは、カム筒14に伴って直進移動する。次いでステッピングモータ41を駆動して第3レンズ群鏡枠8を被写体側の所定の広角端時の位置に移動させる。
更に、ステッピングモータ23を駆動して、第1レンズ群鏡枠6即ち第1レンズ群1を前筒15に対して被写体側に移動させ、図示の如く、第1レンズ群1の被写体側の面をレンズバリア51の像面側の面より被写体側に突出した位置まで繰り出し、第1レンズ群1及び第2レンズ群2は広角端の位置となる。
この広角端時には、フォーカシングはステッピングモータ41を駆動して第3レンズ群3を光軸方向に移動させて行うようになっている。
図5は、レンズ鏡胴80の望遠端時の状態を示す概略断面図である。広角端の状態から同図に示す望遠端の状態への変倍は以下のようにして行われる。
不図示のモータを駆動し、長歯車22、駆動歯車21によりカム筒14を回転させる。この広角端から望遠端の間では、固定胴11に形成されたカム溝11aが傾斜を持たないように形成されており、カム筒14は回転するのみである。また、カム筒14の内周に形成されたカム溝14cも傾斜を持たないように形成されており、係合するカムピン16が固着された前筒15も移動しないようになっている。
このとき、ステッピングモータ23が駆動され、第1レンズ群鏡枠6即ち第1レンズ群1を前筒15に対して像面側に移動させて繰り込まれ、第1レンズ群1は望遠端の所定の位置へ移動する。
一方、カム筒14に形成された不図示のカム溝に係合した第2レンズ群枠7は、直進案内部17tにより直進案内されて、被写体方向に繰り出され、望遠端の所定の位置へ移動する。このとき、直進移動部材17と直進案内板18とは、カム筒14に伴って直進移動する。次いで、ステッピングモータ41を駆動して第3レンズ群鏡枠8を所定の望遠端時の位置に移動させる。
この望遠端時のフォーカシングに関しては、被写体距離が無限遠から所定の距離の範囲内では、ステッピングモータ23を駆動して第1レンズ群1を被写体側に移動させることでフォーカシングを行うようになっている。更に、所定の距離から至近側の被写体距離範囲では、第1レンズ群1の移動可能範囲の被写体側端位置に停止させた状態で、ステッピングモータ41を駆動して第3レンズ群3を光軸方向に移動させることでフォーカシングを行うようになっている。
この、広角端時のフォーカシングと望遠端時のフォーカシングとが切り替わる焦点距離については、仕様に応じて中間の焦点距離で切り替わるように設定されている。
なお、図4及び図5に示す撮影時の繰り出し状態から図2に示す沈胴状態へ繰り込むときには、ステッピングモータ23を駆動して第1レンズ群1をバリア51と干渉しない所定の位置に停止させ、ステッピングモータ41を駆動して第3レンズ群3をOLPF4の直前まで移動させた後、不図示のモータを繰り出し時と逆方向に駆動し、長歯車22、駆動歯車21によりカム筒14を逆回転させることで行われる。
図6は、第1レンズ群1〜第3レンズ群3及び前筒15の位置変化を示す移動線図である。
同図に示すように、沈胴状態から撮影領域である広角端への移動では、前筒15、第1レンズ群1はカム筒14により一体的に移動し、広角端に到達した後、ステッピングモータ23により第1レンズ群1を前筒15に対し被写体方向に移動させる(図示Aで示す)。撮影領域である広角端と望遠端の間では、前筒15は移動せず、ステッピングモータ23により第1レンズ群1を前筒15に対し移動させることで、中間の各焦点距離に対する所定の位置への第1レンズ群1の移動が行われる(図示Bで示す)。
一方、第2レンズ群2は、カム筒14により各焦点距離に対する所定の位置への移動が行われる。また、第3レンズ群3は、ステッピングモータ41により、独立して各焦点距離に対する所定の位置への移動が行われる。
以上の如く、広角端時には第1レンズ群1以外の第3レンズ群3を移動させてフォーカシングを行い、望遠端時には第1レンズ群1を移動させてフォーカシングを行うようにすることで、負正正の3群ズーム構成の各焦点距離の各々に最適なフォーカシングを行うことができ、フォーカシング時のレンズ位置変化による結像性能の変化を抑制することができる。
また、望遠端時に無限遠から所定の被写体距離までは第1レンズ群1を移動させてフォーカシングを行い、所定の被写体距離より近い被写体距離においては、前記最も被写体側の第1レンズ群1を被写体側に移動させた状態で停止させ、第3レンズ群3を移動させてフォーカシングを行うよう構成することが好ましく、このようにすることで、倍率の高い望遠側でより至近距離までのマクロ撮影が可能となり、接写能力を向上させたレンズ鏡胴を得ることができる。
その他に、3群構成のレンズ鏡胴で説明したが、これに限るものでなく、2群構成或いは4群以上の構成にも適用可能である。また、第1レンズ群の前筒内での移動機構をモータ及びリードスクリューを用いた例で説明したが、その他の例えば圧電素子を用いた移動機構等を用いてもよい。
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
3 第3レンズ群
4 OLPF(オプチカルローパスフィルタ)
5 撮像素子
6 第1レンズ群鏡枠
7 第2レンズ群鏡枠
8 第3レンズ群鏡枠
11 固定胴
12 地板
14 カム筒
15 前筒
21 駆動歯車
22 長歯車
23,41 ステッピングモータ
24,42 送りネジ
25 フォトインタラプタ
31,32 ガイド軸
80 レンズ鏡胴
2 第2レンズ群
3 第3レンズ群
4 OLPF(オプチカルローパスフィルタ)
5 撮像素子
6 第1レンズ群鏡枠
7 第2レンズ群鏡枠
8 第3レンズ群鏡枠
11 固定胴
12 地板
14 カム筒
15 前筒
21 駆動歯車
22 長歯車
23,41 ステッピングモータ
24,42 送りネジ
25 フォトインタラプタ
31,32 ガイド軸
80 レンズ鏡胴
Claims (5)
- 複数のレンズ群により構成された撮像光学系の中で最も被写体側に位置する第1レンズ群を他のレンズ群と独立して光軸方向に移動可能に構成したレンズ鏡胴において、
少なくとも前記第1レンズ群を円筒状の前筒に保持すると共に、前記前筒の中心軸に対し、前記第1レンズ群の光軸を偏心させて配置したことを特徴とするレンズ鏡胴。 - 前記前筒は、前記第1レンズ群を移動させるアクチュエータを保持し、
前記第1レンズ群の光軸は、前記前筒の中心軸に対し前記アクチュエータが位置しない方向に偏心していることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。 - 前記撮像光学系の変倍時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡胴。
- 前記撮像光学系の合焦時に前記アクチュエータは前記第1レンズ群を移動させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
- 前記撮像光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、請求項1〜4の何れか1項に記載のレンズ鏡胴と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006219498A JP2008046200A (ja) | 2006-08-11 | 2006-08-11 | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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2006
- 2006-08-11 JP JP2006219498A patent/JP2008046200A/ja active Pending
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