JP2016126137A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バヨネット結合する2つの筒部材における所定角度範囲以上の相対回転を制限可能な光学機器を提供する。
【解決手段】本発明の光学機器3は、第1筒40と、前記第1筒40に対して光軸方向に移動可能な第2筒50と、前記第2筒50に対して、所定角度範囲内において、回転可能かつ光軸方向に移動不能に取り付けられる第3筒60と、を備え、前記第3筒60を前記第2筒50に取り付ける取付構造は、前記第3筒60の前記第2筒50に対する回転角度を前記所定角度範囲内に規制する規制部52を有し、前記第1筒40は、前記規制部52による前記規制を補強する補強部45を有すること、を特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、光学機器に関するものである。
2つの筒部材を、互いに光軸方向に移動することなく回転するように組み込む方法としてバヨネット構造が知られている(特許文献1参照)。
バヨネット構造は、2つの筒部材を、互いに第1の方向に回転することによって結合する。しかし、一旦結合しても、2つの筒部材を第1の方向と逆方向の第2の方向に回転させると、バヨネット結合が解除される。このため、従来のバヨネット構造は、一旦結合した2つの筒部材の第の方向の回転を制限するため、スナップフィット部等の別部品が設けられていた。
特開4011−180554号公報
しかし、スナップフィット部は、力が加わった場合に弾性変形してしまいバヨネット結合する2つの筒部材における所定角度範囲以上の相対回転を制限できない場合があるという課題があった。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
本発明の一実施形態は、第1筒と、前記第1筒に対して光軸方向に移動可能な第2筒と、前記第2筒に対して、所定角度範囲内において、回転可能かつ光軸方向に移動不能に取り付けられる第3筒と、を備え、前記第3筒を前記第2筒に取り付ける取付構造は、前記第3筒の前記第2筒に対する回転角度を前記所定角度範囲内に規制する規制部を有し、前記第1筒は、前記規制部による前記規制を補強する補強部を有すること、を特徴とする光学機器である。
また、本発明の一実施形態は、レンズ鏡筒または撮像装置であることを特徴とする光学機器である。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
光学機器の一例としてのレンズ鏡筒を含むカメラの全体図である。 レンズ鏡筒の断面図である。 レンズ鏡筒の各筒部の分解斜視図である。 第1直進筒の光軸方向先端部の側面図である。 第3回転筒と、第2直進筒と、第1直進筒との部分の側面図である。 図5のX−X線に沿った断面図である。 図5のY−Y断面図である。 第3回転筒と第2直進筒との組み立て方法を説明する図である。 図8の状態から第3回転筒を第2直進筒に対して光軸マイナス方向に相対移動した図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。以下の説明において、光軸OAの被写体側を光軸OAプラス側とし、カメラ1に装着される側を光軸OAマイナス側として説明する。図1は、光学機器の一例としてのレンズ鏡筒3を含むカメラ1の全体図である。
カメラ1は、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラである。図1に示すように、カメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2に対して着脱可能なレンズ鏡筒3と、を備える。
カメラ本体2は、レンズ鏡筒3により結像された被写体像を撮像するイメージセンサ(不図示)を備える。また、カメラ本体2は、レンズ鏡筒3の係合可能なマウント部(不図示)を備える。
レンズ鏡筒3は、焦点距離を連続的に変化させることができるズームレンズである。
レンズ鏡筒3は、円筒状の筐体内に、撮影光学系となる複数のレンズ群と、これを保持する複数の筒(後述)とを備える。
レンズ鏡筒3の結合部をカメラ本体2のマウント部に嵌め込み、光軸OAを中心として所定方向に回転させることにより、カメラ本体2にレンズ鏡筒3を装着することができる。
次に、レンズ鏡筒3の構成について説明する。図2は、レンズ鏡筒3の断面図である。図3はレンズ鏡筒3の各筒の分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、レンズ鏡筒3は、固定筒10と、第2回転筒20と、第1回転筒30と、第1直進筒40と、第2直進筒50と、第3回転筒60と、を備える。
(固定筒10)
固定筒10は、レンズ鏡筒3の基盤となる円筒状の部材である。固定筒10は、光軸OAマイナス側の端部にカメラ1との結合部が設けられており、図3に示すように、第1直進溝11と、カム溝13と、を備える。
第1直進溝11は、固定筒10を貫通する貫通溝であり、光軸OAに沿う方向に直線状に形成されている。第1直進溝11は、第1直進筒40の第1突起41(後述)を直進案内する溝である。第1直進溝11は、固定筒10の円周方向に等間隔で3箇所に設けられている。
カム溝13は、第1回転筒30のカムフォロア31を円周方向に沿って案内する溝である。カム溝13は、固定筒10の円周方向に等間隔で3箇所に設けられている。それぞれのカム溝13は、固定筒10において、光軸OAに沿う方向に同一形状で略曲線状に形成されている。
(第2回転筒20)
第2回転筒20は、固定筒10の外周側に配置され、固定筒10に対して相対的に回転可能であって、光軸OAに沿う方向への移動が規制された円筒状の部材である。
第2回転筒20は、第1カム溝21と、第2カム溝22(図3参照)とを備えている。第2回転筒20の外周面には、レンズ鏡筒3の外周部に設けられて操作者の操作するズームリング(不図示)が設けられている。撮影者がズームリングを回転させる操作を行うと、第2回転筒20は、この操作と連動して時計回り又は反時計回りに回転する。ズームリングは、第2回転筒20の外周面に貼り付けて配置することとしてもよく、連結部材などを介して連結されることとしてもよい。
第1カム溝21は、第1直進筒40のカムフォロア43(後述)を光軸OAに沿う方向に駆動する溝である。第2回転筒20が回転すると、第2回転筒20の第1カム溝21によりカムフォロア43が光軸OAに沿う方向に駆動される。
そのため、第1直進筒40は、第1突起41が第1直進溝11により円周方向への回転が規制された状態で、光軸OAに沿う方向に移動する。
第1カム溝21は、第2回転筒20の円周方向に等間隔で3箇所に設けられている。それぞれの第1カム溝21は、光軸OAに沿う方向に同一形状で形成されている。
第2カム溝22は、後述する第1回転筒30の突起32を円周方向に駆動する溝である。第2回転筒20が回転すると、第2回転筒20の第2カム溝22により突起32が円周方向に駆動される。
そのため、第1回転筒30は、カムフォロア31が固定筒10のカム溝13に沿って案内される。これにより、第1回転筒30は、円周方向へ回転しながら光軸OAに沿う方向に移動する。
第2カム溝22は、第2回転筒20の円周方向に等間隔で3箇所に設けられている。それぞれの第2カム溝22は、光軸OAに沿う方向に同一形状で形成されている。
(第1回転筒30)
第1回転筒30は、固定筒10の内径側に配置される円筒状の部材である。第1回転筒30は、カムフォロア31と、突起32と、カム溝33と、を備える。
カムフォロア31は、固定筒10のカム溝13と係合する部材である。カムフォロア31は、第1回転筒30の外周部において、円周方向に等間隔で3箇所に配置されている。
突起32は、後述の第2回転筒20の第2カム溝22と係合する部材である。突起32は、カムフォロア31の上部において、カムフォロア31と一体に形成されている。従って、突起32は、カムフォロア31と同じく、第1回転筒30の外周部において、円周方向に等間隔で3箇所に配置されている。
カム溝33は、後述の第2直進筒50のカムフォロア51を円周方向に沿って案内する溝である。第1回転筒30が回転しながら直進すると、第1回転筒30のカム溝33とカムフォロア51を介して係合する第2直進筒50は、後述する凸状部45に案内されて光軸OAに沿う方向に移動する。
カム溝33は、第1回転筒30の円周方向に等間隔で3箇所に設けられている。それぞれのカム溝33は、光軸OAに沿う方向に同一形状で形成されている。
(第1直進筒40)
図4は、第1直進筒40の光軸OA方向先端部の側面図である。図5は、レンズ鏡筒3における第3回転筒60と、第2直進筒50と、第1直進筒40との部分の側面図である。図6は、図5のX−X線に沿った断面図である。図7は図5のY−Y断面図である。図8は第3回転筒60と、第2直進筒50との組み立て方法を説明する図である。図9は図8の状態から第3回転筒60を第2直進筒50に対して光軸OAマイナス方向に相対移動した図である。
第1直進筒40は、固定筒10に対して光軸OAに沿う方向に相対的に直進移動が可能な円筒状の部材である。
第1直進筒40は、第1突起41と、カムフォロア43と、凸状部45と、を備える。
第1突起41は、固定筒10の第1直進溝11と係合する板状の部材である。
第1突起41は、第1直進溝11を貫通した状態で、第1直進溝11に沿って移動する。第1突起41は、第1直進筒40の外周部において、円周方向に等間隔で3箇所に配置されている。
カムフォロア43は、第2回転筒20の第1カム溝21と係合する部材である。カムフォロア43は、第1突起41の上部において、第1突起41と一体に形成されている。従って、カムフォロア43は、第1突起41と同じく、第1直進筒40の外周部において、円周方向に等間隔で3箇所に配置されている。
凸状部45は、第1直進筒40の外周に光軸OAの方向に延びる突起である。図7(b)に断面で示すように凸状部45は、光軸OAと直交する断面において、台形であって、側面は傾斜している。
(第2直進筒50)
第2直進筒50は、第1直進筒40の外周側であって、第1直進筒40の外周面と第3回転筒60の内周面との間に配置されている。
第2直進筒50は、第1直進筒40に対して光軸OA方向に沿う方向に相対的に直進移動が可能な円筒状の部材である。
第2直進筒50は、カムフォロア51と、スナップフィット部52とを備える。
カムフォロア51は、第1回転筒30のカム溝33と係合する部材である。カムフォロア51は、第2直進筒50の外周部において、円周方向に等間隔に3箇所に配置されている。
スナップフィット部52は、図8に示すように、第2直進筒50の外周に光軸OA方向に延びるコの字状の貫通部55を設けることにより形成されている。スナップフィット部52は、光軸OAマイナス側が自由端で、OAプラス側が第2直進筒50の貫通部55の形成されていない部分に固定された固定端となる。
スナップフィット部52は、図6に示すように、自由端側の第1部分52aが、固定端側の第2部分52bよりも外径側に突出している。すなわち、第1部分52aは、第2部分52bよりも径方向に厚くなっている。
第2直進筒50の内側に第1直進筒40が配置されていない状態で、スナップフィット部52は、弾性変形が可能で、図6において点線で示すように、自由端側の第1部分52aは内径側に押圧することにより、第2部分52bを撓ませ、第1部分52a内径側に押し込むことができる。
光軸OA方向から見たときに、スナップフィット部52は、図7に示すように、内周面58と、外周面59と、略径方向に延びる第1側面53,第2側面57と、内周面58と第1側面53との間に設けられたテーパ部54と、を有する。すなわち、第2直進筒50のスナップフィット部52の、光軸OAと垂直な方向における断面は、矩形ではなく五角形である。なお、第1側面53は、後述する第3回転筒60のスナップフィット時の回転方向R1における、第2側面57よりも後ろ側の面である。
また、第2直進筒50におけるスナップフィット部52の第1側面53と貫通部55を挟んで対向する側面71の内径側の端部にもテーパ部72が設けられている。
第1直進筒40の凸状部45の台形形状は、貫通部55における径方向内側のテーパ部72とテーパ部54との間の空間の形状に対応し、凸状部45は、その斜面がスナップフィット部52のテーパ部54およびテーパ部72と当接するように配置されている。
図6に点線で示すように、凸状部45は光軸OA方向に所定長さで設けられており、また、スナップフィット部52のテーパ部54およびテーパ部72も光軸OA方向に所定長さで設けられている。この所定長さは、第3回転筒60が第1直進筒40に対して相対的に移動する場合においても凸状部45とテーパ部54およびテーパ部72とが、常に当接する長さである。
(第3回転筒60)
第3回転筒60は、第2直進筒50の外周に装着される筒体である。第3回転筒60の内周面には、第2直進筒50とバヨネット係合するための円周溝Bが形成されている。円周溝Bは、円周方向に沿って延びる第1領域と、第1領域の一端から連続して形成されて光軸OA方向に沿って延びる第2領域とを有する。円周溝Bの第2領域は、第3回転筒60の後端まで形成される。
第3回転筒60は筒体で、図7に示すように、内径側に段部(端面63)を設けることにより、肉厚部61(径方向の厚みr1)と、肉厚部より径方向の厚みが薄い(厚みr2)肉薄部62が設けられている。この厚みの差により、肉厚部61と肉薄部62との境界には、端面63が形成されている。また、肉厚部61と肉薄部62とは、円周方向に沿って連続して形成されている。
第3回転筒60は、突起Aと円周溝Bとのバヨネット結合により、第2直進筒50の直進に伴って直進する。第3回転筒60が直進すると、カム溝Cと第1bレンズ群Lbのカムピンとの係合により、第1bレンズ群Lbが直進する。
また、第1bレンズ群Lbは、合焦動作時に、SWM(超音波モータ、図示省略)によっても直進移動される。その際、第3回転筒60は、第1bレンズ群Lbの直進移動とカム溝Cおよびカムピンとの係合とにより円周方向に回転駆動される。
(バヨネット結合)
次に、第2直進筒50と、第3回転筒60とのバヨネット結合方法について説明する。
図8に示すように、第2直進筒50の光軸OA方向の先端に、第3回転筒60を、肉厚部61がスナップフィット部52を覆うようにして第2直進筒50の外周に配置する。この際、第2直進筒50の外周面に突出した突起Aが、第3回転筒60の円周溝Bの第2領域に係合する。
第3回転筒60を第2直進筒50に対して相対的に光軸OAマイナス方向(図8の矢印R1方向)に移動させる。そうすると、第2直進筒50の突起Aは、円周溝Bの第2領域から第1領域に移動する。これにより、第3回転筒60は第2直進筒50に対してバヨネット結合する。また、図6に点線、及び図7(a)に示すように、スナップフィット部52の第1部分52aは、肉厚部61で押されて、弾性変形して内径側に移動する(矢印R2)。
図7(a)の状態において第3回転筒60を図7(a)の矢印R3方向に回転させると、第3回転筒60の肉厚部61がスナップフィット部52を乗り越える。そして肉薄部62がスナップフィット部52の外径側に来るまで回転させると、スナップフィット部52は図7(b)に示すようにバネ力により矢印R4の方向に戻る。
この段階で、第3回転筒60がR3と逆方向に回転すると、端面63がスナップフィット部52の第2側面57と当接し、第3回転筒60の矢印R3の逆方向への周方向の回転が簡易的に規制される。
すなわちスナップフィット部52は、第2直進筒50と第3回転筒60を組み込んだ後に以下に説明する第1直進筒40を組み入れるまでの間、第3回転筒60が第2直進筒50から外れるのを簡易的に防止する。
しかし、スナップフィット部52の第1部分52aは、自由端であるので、力が加わると径方向及び周方向に移動する。このため。ある程度の力が加わると、第3回転筒60と第2直進筒50とのバヨネット結合が解除される可能性がある。
このため、本実施形態では、さらに、第1直進筒40を、光軸OAのマイナス方向より第1直進筒40の凸状部45と、第2直進筒50の貫通部55との位置を一致させて第2直進筒50の内径側に挿入して、図7(b)に示すように、凸状部45を、貫通部55の内径側のテーパ部72とテーパ部54とで形成される空間に嵌合させる。
これにより、スナップフィット部52の内周面58が第1直進筒40における凸状部45に隣接する外周面により固定されるので、スナップフィット部52は径方向に撓まなくなる。
また、スナップフィット部52のテーパ部54が凸状部45の側面により固定されるので、スナップフィット部52は周方向に移動しなくなる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によると、端面63がスナップフィット部52の第2側面57と当接する位置よりも矢印R3側の範囲において、第3回転筒60は、第2直進筒50に対して周方向に移動可能である。
しかし、スナップフィット部52は径方向にも周方向にも移動しないように固定されているので、第3回転筒60は、端面63が、スナップフィット部52の第2側面57と当接すると、それ以上、矢印R3と逆方向に回転しない。
したがって、第3回転筒60と第2直進筒50とのバヨネット結合が容易に解除されることがない。これにより、バヨネット結合に係る円周溝Bや突起Aの結合長を短くして、レンズ鏡筒3の小型化に寄与するなどの効果も得られる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、第1直進筒40、第2直進筒50、第3回転筒60の順で内径側から配置したが、これに限らず、配置順は逆であってもよい。
(2)第1直進筒40と第2直進筒50との間に別の部材が配置されていてもよい。また、第2直進筒50と第3回転筒60との間に別の部材が配置されていてもよい。
(3)第1直進筒40は光軸方向に対して固定されていてもよく、また、直進移動及び回転移動してもよい。
(4)また、第3回転筒60は第1直進筒40に対して光軸方向に固定されていてもよく、直進移動してもよい。
また、本実施形態では、第1回転筒30は、その外周面にカムフォロア31と突起32とそれぞれ有している。また、一体の金属切削品であるカムフォロア31と突起32とが、第1回転筒30の外周面に固定されていることとした。これに限らず、第1回転筒とカムフォロアと突起とを一体成型することとしてもよい。また、カムフォロアと突起とをそれぞれ別体で用意し、第1回転筒の外周面に順次固定することとしてもよい。さらに、第1回転筒とカムフォロアとを一体成型し、カムフォロアに突起を固定することとしてもよい。
(5)本実施形態では、レンズ鏡筒3を、焦点距離を連続的に変化させることができるズームレンズとして説明した。これに限らず、レンズ鏡筒3は、焦点距離の固定された単焦点レンズであってもよい。
(6)本実施形態では、レンズ鏡筒3を備えるカメラ1を、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラとして説明した。これに限らず、レンズ交換可能なミラーレス一眼カメラ、レンズ一体式のデジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯端末などに適用することもできる。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
OA:光軸、1:カメラ、2:カメラ本体、3:レンズ鏡筒、10:固定筒、11:第1直進溝、13:カム溝、20:第2回転筒、21:第1カム溝、22:第2カム溝、30:第1回転筒、31:カムフォロア、32:突起、33:カム溝、40:第1直進筒、41:第1突起、43:カムフォロア、45:凸状部、50:第2直進筒、51:カムフォロア、52:スナップフィット部、52a:第1部分、52b:第2部分、53:第1側面、54:テーパ部、55:貫通部、57:第2側面、58:内周面、59:外周面、60:第3回転筒、61:肉厚部、62:肉薄部、63:端面、71:側面、72:テーパ部

Claims (8)

  1. 第1筒と、
    前記第1筒に対して光軸方向に移動可能な第2筒と、
    前記第2筒に対して、所定角度範囲内において、回転可能かつ光軸方向に移動不能に取り付けられる第3筒と、を備え、
    前記第3筒を前記第2筒に取り付ける取付構造は、前記第3筒の前記第2筒に対する回転角度を前記所定角度範囲内に規制する規制部を有し、
    前記第1筒は、前記規制部による前記規制を補強する補強部を有すること、
    を特徴とする光学機器。
  2. 請求項1に記載の光学機器であって、
    内周側より順に、前記第1筒と、前記第2筒と、前記第3筒と、を配置すること、
    を特徴とする光学機器。
  3. 請求項1または2に記載の光学機器であって、
    前記第2筒の外周面または内周面の一方と、前記第3筒の外周面または内周面の他方が対向し、
    前記規制部は、前記第2筒に設けられ、径方向に弾性変形可能な弾性部を有すること、
    を特徴とする光学機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学機器であって、
    前記補強部は、前記第2筒の前記第1筒に対する光軸方向の移動を案内する案内部を有すること、
    を特徴とする光学機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学機器であって、
    前記取付構造は、バヨネット係合であること、
    を特徴とする光学機器。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学機器であって、
    内周側または外周側より順に、前記第1筒と、前記第2筒と、前記第3筒と、を配置し、
    前記補強部は、前記第2筒の前記第1筒に対する光軸方向の移動を案内する案内部を有し、
    前記案内部の少なくとも一部は、前記規制部の内周面に対向し、
    前記案内部の光軸方向における長さは、前記規制部の光軸方向における長さより長いこと、
    を特徴とする光学機器。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学機器であって、
    内周側または外周側より順に、前記第1筒と、前記第2筒と、前記第3筒と、を配置し、
    前記規制部は、前記第2筒に設けられ、径方向に弾性変形可能な弾性部を有し、
    前記補強部は、前記第2筒の前記第1筒に対する光軸方向の移動を案内する案内部を有し、
    前記弾性部は、光軸方向に沿った第1側面と、第1側面と周方向において異なる位置で光軸方向に沿った第2側面と、を有し、
    前記第1側面で、前記第2筒と前記第3筒とが接触可能であり、
    前記第2側面で、前記第2筒と前記第1筒とが接触可能であること、
    を特徴とする光学機器。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の光学機器であって、
    前記光学機器は、レンズ鏡筒または撮像装置であることを特徴とする光学機器。
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