JP2006144512A - ドアラッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音圧を下げるのではなく、発生する音質を改善することで、品質感の向上と他の車両と違ったアイデンティティを備えることができるドアラッチ装置を提供すること。
【解決手段】 オープン状態からハーフラッチ状態へ移行するときにストライカ12を係止する係止部23と、ハーフラッチ状態にポールレバー15に係止される係止部24とをフォーク14に設け、係止部23とストライカ12とが当接して発生する打音1及び係止部24とポールレバー15とが当接して発生する打音2を、フルラッチ状態においてポールレバー15とダンパーゴム16とが当接して発生する打音3よりも大きくするようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアラッチ装置に関する。
一般に、車両のドア等にはドアラッチ装置が設けられている。ドアラッチ装置は、車体とドアのいずれか一方に設けられたストライカと、他方に設けられたフォーク(フック)及びポールレバー(ラチェット)とから構成されている。フォークはストライカを把持及び開放するもので、ポールレバーはフォークをストライカ把持状態に保持するものである。また、フォークは常時ストライカを開放する方向へ付勢されており、ポールレバーをフォークとの非噛み合い位置に回転または移動させることでドアラッチは開放状態となる。このようなドアラッチ装置を用いることにより、ドアは開閉可能となっている。
しかし、図7に示すように、ドア閉時においてドアラッチ装置からは打音1,2,3が連続的に発生する。打音1は、ストライカがラッチに進入した際に、ストライカがフォークに当接して発生するものである。打音2は、ストライカが更に進入してフォークが回転され、このフォークの回転をロックする、いわゆる半ドア状態にするためにポールレバーがフォークに当接して発生するものである。打音3は、ストライカが更に進入してフォークが回転され、最終的にフォークの回転をロックする、いわゆる全閉状態にするためのポールレバーがダンパーゴム等に当接して発生するものである。
上述した打音1,2,3の発生は乗員を不快にする場合があるため、ストライカ,フォーク及びポールレバーに消音構造を施して、図8に示すような打音1,2,3の発生を防止するドアラッチ装置が提供されている。このような従来のドアラッチ装置は、例えば、特許文献1,2に開示されている。
実公平6−524号公報 実公平6−16002号公報
しかしながら、従来のドアラッチ装置は、車両の品質感を向上させるために、ドアの閉まり音の音圧レベルを低減させる方法で対応しており、めりはり感や節度感といったものは考えられていなかった。また、近年は、音の厚み,質感及び音量等を重視するようなユーザーもおり、その要求も増えてきている。しかも、車両の品質感の向上は、ドア閉まり音の低減を図ることだけではないと考えられる。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、音圧を下げるのではなく、発生する音質を改善することで、品質感の向上と他の車両と違ったアイデンティティを備えることができるドアラッチ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るドアラッチ装置は、
ストライカと、前記ストライカを把持または開放するフォークと、前記フォークの半把持状態または完全把持状態での回転をロックするポールレバーと、前記ポールレバーの回転を規制するストッパー部材とを備えるドアラッチ装置において、
開放状態から半把持状態を経て完全把持状態へ移行するときに前記ストライカを係止する第1係止部と、半把持状態に前記ポールレバーに係止される第2係止部とを前記フォークに設け、
前記第1係止部と前記ストライカとが当接して発生する第1打音及び前記第2係止部と前記ポールレバーとが当接して発生する第2打音を、前記フォークの完全把持状態において前記ポールレバーと前記ストッパー部材とが当接して発生する第3打音よりも大きくさせるように構成した
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係るドアラッチ装置は、
第1の発明に係るドアラッチ装置において、
前記第1係止部及び前記第2係止部は前記ストッパー部材よりも消音処理が小規模である
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係るドアラッチ装置は、
第2の発明に係るドアラッチ装置において、
前記第1係止部及び第2係止部に樹脂コーティングを施すと共に、前記ストッパー部材を弾性体で形成させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係るドアラッチ装置は、
第1乃至3のいずれかの発明に係るドアラッチ装置において、
前記1係止部は、前記フォークの外周寄りで、前記ストライカに対向する部位に、前記ストライカとの当接を深くするように変曲部を形成する
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係るドアラッチ装置は、
第1乃至4のいずれかの発明に係るドアラッチ装置において、
前記第2係止部は、前記フォークの外周寄り部位が前記フォークの中心寄り部位より消音効果の高い消音処理が施される
ことを特徴とするドアラッチ装置。
第1の発明に係るドアラッチ装置によれば、ストライカと、前記ストライカを把持または開放するフォークと、前記フォークの半把持状態または完全把持状態での回転をロックするポールレバーと、前記ポールレバーの回転を規制するストッパー部材とを備えるドアラッチ装置において、開放状態から半把持状態を経て完全把持状態へ移行するときに前記ストライカを係止する第1係止部と、半把持状態に前記ポールレバーに係止される第2係止部とを前記フォークに設け、前記第1係止部と前記ストライカとが当接して発生する第1打音及び前記第2係止部と前記ポールレバーとが当接して発生する第2打音を、前記フォークの完全把持状態において前記ポールレバーと前記ストッパー部材とが当接して発生する第3打音よりも大きくさせるように構成したことにより、品質感の向上と他の車両と違ったアイデンティティを備えることができる。
第2の発明に係るドアラッチ装置によれば、第1の発明に係るドアラッチ装置において、前記第1係止部及び前記第2係止部は前記ストッパー部材よりも消音処理が小規模であることにより、めりはり感や節度感を得ることができる。
第3の発明に係るドアラッチ装置によれば、第2の発明に係るドアラッチ装置において、前記第1係止部及び第2係止部に樹脂コーティングを施すと共に、前記ストッパー部材を弾性体で形成させることにより、確実に第1,第2打音を第3打音よりも大きく発生させることができる。
第4の発明に係るドアラッチ装置によれば、第1乃至3のいずれかの発明に係るドアラッチ装置において、前記1係止部は、前記フォークの外周寄りで、前記ストライカに対向する部位に、前記ストライカとの当接を深くするように変曲部を形成することにより、第1打音を効率的に改善させることができる。
第5の発明に係るドアラッチ装置によれば、第1乃至4のいずれかの発明に係るドアラッチ装置において、前記第2係止部は、前記フォークの外周寄り部位が前記フォークの中心寄り部位より消音効果の高い消音処理が施されることにより、安定して第2打音を発生させることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例に係るドアラッチ装置の概略図、図2はフォークの概略図、図3(a)〜(c)はドアラッチ装置の作用を示す図、図4は本発明のドアラッチ装置を用いたときの音圧の波形図、図5,6は他のフォークの概略図である。
図1に示すように、ドアラッチ装置11は、ドア(図示省略)側に設けられたストライカ12,車体(図示省略)側に設けられた本体13,フォーク14,ポールレバー15及びダンパーゴム(ストッパー部材)16から構成されている。フォーク14及びポールレバー15は軸17,18により回転可能に本体13に支持されると共に、それぞればね手段(図示省略)により図1の矢印に示す半時計回り方向及び時計回り方向に付勢されている。
図2に示すように、フォーク14は金属性の金具19が薄い樹脂20で覆われることにより形成されている。また、フォーク14には、ドアを閉めた際にストライカ12が進入する開口部21が形成されると共に、その開口部21から進入したストライカ12を把持する把持部22が形成されている。そして、後述するオープン状態(開放状態)からハーフラッチ状態(半把持状態)へ移行するときにストライカ12を係止する係止部(第1係止部)23と、ハーフラッチ状態にポールレバー15に係止される係止部(第2係止部)24と、オープン状態にポールレバー15に係止される係止部25とが形成されている。
ポールレバー15はフォーク14を係合する爪部26と、ダンパーゴ16と当接する当接部27とを備えている。爪部26は、上述したフォーク14のハーフラッチ状態またはオープン状態において、係止部24,25を係止するものであり、当接部27はダンパーゴム16に当接することでポールレバー14の回転を規制するものである。
図3(a)〜(c)に示すように、同図(a)のオープン状態からドアが閉められると、ストライカ12がフォーク14の開口部21に進入し、係止部23により係止される。このとき、ストライカ12がフォーク14の係止部23に当接すると打音1(第1打音)が発生する。
更に、ストライカ12が進入すると、同図(b)に示すように、ストライカ12は把持部22に抱き込まれながらフォーク14を押圧する。これにより、ばね手段の付勢力に抗してフォーク14が軸17を中心に時計周り方向に回転される。フォーク14が所定量回転すると、係止部25がポールレバー15の爪部26を押圧するので、ばね手段の付勢力に抗してポールレバー15が軸18を中心に半時計周り方向に回転される。
そして、ポールレバー15の爪部26が係止部25を乗り越えると、ポールレバー15はばね手段の付勢力により時計回り方向に回転され、ポールレバー15の爪部26は係止部24を係止する。つまり、この状態がハーフラッチ状態である。このとき、ポールレバー15の爪部26がフォーク14の係止部24に当接すると打音2(第2打音)が発生する。
また更に、ストライカ12が進入すると、同図(c)に示すように、ストライカ12は把持部22に抱き込まれながらフォーク14を押圧する。これにより、ばね手段の付勢力に抗してフォーク14が軸17を中心に時計周り方向に回転される。フォーク14が所定量回転すると、係止部24がポールレバー15の爪部26を押圧するので、ばね手段の付勢力に抗してポールレバー15が軸18を中心に半時計周り方向に回転される。
そして、ポールレバー15の爪部26が係止部24を乗り越えると、ポールレバー15はばね手段の付勢力により時計回り方向に回転され、ポールレバー15の当接部27がダンパーゴム16に当接する。これにより、ポールレバー15の回転は停止され、爪部26は開口部21の入口付近に配置される。つまり、この状態がフルラッチ状態(完全把持状態)であり、ドアがロックされた状態である。このとき、ポールレバー15の当接部27がダンパーゴム16に当接すると打音3(第3打音)は殆ど発生しない。
ロックを解除するには、ポールレバー15をばね手段の付勢力に抗して半時計回り方向に回転させ、ポールレバー15の爪部26をフォーク14から離脱させる。これにより、同図(a)フォーク14はばね手段の付勢力により半時計回り方向に回転され、ポールレバー15の爪部26が係止部25を係止すると共に、把持部22に把持されていたストライカ12が開口部21から解放されるので、ドアが開く。
上述した構成をなすことにより、本発明のドアラッチ装置11を用いたときの打音1,2,3の音圧は図4に示すようになる。
図4に示すように、フォーク14を金属製の金具19に薄い樹脂20で被覆させているので、ストライカ12が係止部23に当接したときに発生する打音1及びポールレバー15の爪部26が係止部24に当接したときに発生する打音2は、所定の音圧で設定することができる。また、薄い樹脂20で被覆したフォーク14はダンパーゴム16よりも消音効果が低いので、打音1,2は、ポールレバー15の当接部27がこのダンパーゴム16に当接したときに発生する打音3よりも大きく設定できる。
即ち、ドアラッチ装置11を作用させるときに発生する打音1,2,3のうち、初めの打音1,2を所定の間隔及び所定の音圧で意図的に発生させると共に、最後の打音3を消音させることにより、打音1,2が共鳴するので、打音1,2を単音として乗員に聞かせることができる。しかも、打音1,2を共鳴させることができるので、音の厚み,質感及び音量等の改善ができ、メカニカルな音を心地良く聞かせることができる。
従って、従来のドアラッチ装置のように、消音構造を用いて発生する全ての打音の音圧を下げるのではなく、発生する音質を改善することで、めりはり感や節度感を得ることができ、品質感の向上と他の車両とは違ったアイデンティティを備えることができる。
なお、図5に示すように、係止部23には、ストライカ12を深く(略面直)に当接させるように変曲部28を形成させても良い。この変曲部28はフォーク14の外周から凹状に形成されており、ストライカ12を変曲部28の垂線方向から当接させることができるので、打音1の音質を効率的に改善することができる。
また、図6に示すように、係止部24のフォーク14の外周寄り部位が、フォーク14の中心寄り部位より消音効果が高くなるように樹脂20を外周寄り部位に中心寄り部位より厚く傾斜的にコーティングさせる傾斜部29を設けても良い。ハーフラッチ状態においては、ドアの閉扉速度によってストライカの12の進入速度が変わるので、フォーク14の回転速度も変化する。このため、ポールレバー15の爪部26が係止部24に最初に当接する位置もドアの閉扉速度によって変化する。
ドアの閉扉速度が大きくなる程、係止部24においてポールレバー15の爪部26はAの位置(フォーク14の外周寄り部位)で当接される。つまり、傾斜部29の肉厚が増加される側に当接することになる。また、ドアの閉扉速度が小さくなる程、係止部24においてポールレバー15の爪部26はBの位置(フォーク14の中心寄り部位)で当接される。つまり、傾斜部29の肉厚が減少される側に当接することになる。よって、係止部24においてフォーク14の外周方向に樹脂20の厚さを漸次増大するように形成させることにより、ドアの閉扉速度が変化しても、安定して打音を発生させることができる。
従って、本発明のドアラッチ装置によれば、ストライカ12と、ストライカ12を把持または開放するフォーク14と、ハーフラッチ状態またはフルラッチ状態での回転をロックするポールレバー15と、ポールレバー15の回転を規制するダンパーゴム16とを備えるドアラッチ装置11において、オープン状態からハーフラッチ状態へ移行するときにストライカ12を係止する係止部23と、ハーフラッチ状態にポールレバー15に係止される係止部24とをフォーク14に設け、係止部23とストライカ12とが当接して発生する打音1及び係止部24とポールレバー15とが当接して発生する打音2を、フルラッチ状態においてポールレバー15とダンパーゴム16とが当接して発生する打音3よりも大きくさせることにより、打音1,2を所定の間隔及び所定の音圧で意図的に共鳴させ、音の厚み,質感及び音量の改善ができ、単音でメカニカルな音で乗員に心地良く聞かせることができるので、品質感の向上と他の車両と違ったアイデンティティを備えることができる。
また、薄い樹脂20によりコーティングされた係止部23,24は、ダンパーゴム16よりも消音効果が小規模であるので、確実に打音1,2を打音3よりも大きく発生させることができ、めりはり感や節度感をえることができる。
また、変曲部28をストライカ12が深く(略面直)に当接するように凹状または膨出状に形成させることにより、ストライカ12を変曲部28の垂線方向から当接させることができるので、打音1を効率的に改善させることができる。
更に、係止部24のフォーク14の外周寄り部位がフォーク14の中心寄り部位より消音効果が高くなるように傾斜部29を形成させることにより、ドアの閉扉速度に応じてポールレバー15の爪部26と係止部24との当接位置が変化しても、安定して打音2を発生させることができる。
音質の向上を図るドアラッチ装置に適用可能である。
本発明の第1実施例に係るドアラッチ装置の概略図である。 フォークの概略図である。 (a)はドアラッチ装置のオープン状態を示した図、(b)はドアラッチ装置のハーフラッチ状態を示した図、(c)はドアラッチ装置にフルラッチ状態を示した図である。 本発明のドアラッチ装置を用いたときの音圧の波形図である。 他のフォークの概略図である。 更に他のフォークの概略図である。 従来の実施例に係るドアラッチ装置を用いたときの音圧の波形図である。 従来の実施例に係るドアラッチ装置に消音構造を用いたときの音圧の波形図である。
符号の説明
11 ドアラッチ装置
12 ストライカ
13 本体
14 フォーク
15 ポールレバー
16 ダンパーゴム
17,18 軸
19 金具
20 樹脂
21 開口部
22 把持部
23〜25 係止部
26 爪部
27 当接部
28 変曲部
29 傾斜部

Claims (5)

  1. ストライカと、前記ストライカを把持または開放するフォークと、前記フォークの半把持状態または完全把持状態での回転をロックするポールレバーと、前記ポールレバーの回転を規制するストッパー部材とを備えるドアラッチ装置において、
    開放状態から半把持状態を経て完全把持状態へ移行するときに前記ストライカを係止する第1係止部と、半把持状態に前記ポールレバーに係止される第2係止部とを前記フォークに設け、
    前記第1係止部と前記ストライカとが当接して発生する第1打音及び前記第2係止部と前記ポールレバーとが当接して発生する第2打音を、前記フォークの完全把持状態において前記ポールレバーと前記ストッパー部材とが当接して発生する第3打音よりも大きくさせるように構成した
    ことを特徴とするドアラッチ装置。
  2. 請求項1に記載のドアラッチ装置において、
    前記第1係止部及び前記第2係止部は前記ストッパー部材よりも消音処理が小規模である
    ことを特徴とするドアラッチ装置。
  3. 請求項2に記載のドアラッチ装置において、
    前記第1係止部及び第2係止部に樹脂コーティングを施すと共に、前記ストッパー部材を弾性体で形成させる
    ことを特徴とするドアラッチ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のドアラッチ装置において、
    前記1係止部は、前記フォークの外周寄りで、前記ストライカに対向する部位に、前記ストライカとの当接を深くするように変曲部を形成する
    ことを特徴とするドアラッチ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のドアラッチ装置において、
    前記第2係止部は、前記フォークの外周寄り部位が前記フォークの中心寄り部位より消音効果の高い消音処理が施される
    ことを特徴とするドアラッチ装置。
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