JPS5821877Y2 - 自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置 - Google Patents

自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置

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Publication number
JPS5821877Y2
JPS5821877Y2 JP1979168355U JP16835579U JPS5821877Y2 JP S5821877 Y2 JPS5821877 Y2 JP S5821877Y2 JP 1979168355 U JP1979168355 U JP 1979168355U JP 16835579 U JP16835579 U JP 16835579U JP S5821877 Y2 JPS5821877 Y2 JP S5821877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
pole
door lock
contact
side door
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979168355U
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English (en)
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JPS5684657U (ja
Inventor
茂 早川
Original Assignee
アイシン精機株式会社
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Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用サイドドアロックの閉扉前消却装置に
関するものである。
近年自動車用サイドドアロックに於いて、ドア閉時のフ
ィーリング向上を目的としてドア閉扉前を消却しようと
する要望が出されている。
第1図は従来の一般的な自動車用ドアロックに於けるラ
ッチとポールとの係合状態を示す正面図である。
図に於いてラッチ1の溝2内に図示しないストライカが
係合して右方へ移動すると、ラッチ1は軸3を支点にし
て反時計方向に回動する。
4はポールで、軸5を支点にして回動するよう設けられ
、スプリング6によりラッチ1に噛合うよう付勢されて
いる。
さて前記の如くラッチ1が反時計方向に回動して来ると
、先ずハーフラッチ爪7がポール4に当り、更にラッチ
が回動するとフルラッチ爪8が当接する。
この場合ポール4全体が金属であると、ラッチ爪と当接
して不快な金属音が発生する。
そこで従来もこの金属音を消去するために、ラッチ爪と
当接するポールの部分に樹脂ピース9を嵌込み固定して
、閉扉の際の金属音の発生を消去するようにしていた。
また軸5とポール4との間にもクリアランスがあるため
、このクリアランスによる金属音も発生していた。
ところで前記の如くポール4に樹脂ピース9を嵌込んで
あるため、閉扉の際ラッチ1が回動し、ラッチ爪が当接
して発生する一応の金属性の当接音は消去できたが、樹
脂ピース9を嵌込んでもポール4の終端部10は、樹脂
ピース9より幾分突出した状態でラッチ爪7,8先端の
回動軌跡上に位置していたので、ラッチ回動の最終過程
ではやはり該終端部10にラッチ爪7,8が当接し、こ
れによる金属音の発生を防止することは出来なかった。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案されたも
ので、ポールに嵌込む樹脂材よりなる消音部材に突起部
を設けてポール終端部の金属面より突出させることによ
り、完全に閉扉の際の金属音を消去できる自動車用サイ
ドドアロックの閉扉前消去装置を提供せんとするもので
ある。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、4は第
1図のポール4と同じ構成と作用効果を有するポールで
あるが、該ポール4の溝部11に嵌込む樹脂材よりなる
消音部材12の構造が、第1図の場合と異なる。
即ち、消音部材12の前記溝部11に嵌込む嵌込部13
の上部終端に突起部14を形威し、溝部11に嵌込部1
3を嵌込んだ際該突起部14がポールの終端部10面よ
り突出し、該突起部14がラッチ爪先端に当接して、ポ
ールの終端部10面がラッチ爪先端の回動軌跡上に位置
しないようにして、該終端部10がラッチ爪に当接しな
いようにしたものである。
また消音部材12には、ポール4に設けられたセンター
軸孔15と、該ポールと図示しないオープンレバーとを
連結するピン孔16の夫々に挿入するブツシュ17及び
18が一体に形成されており、更にブツシュ17の周面
には、両者を結合した際ポール4の側面に押圧されて、
消音部材12とポール4が完全にガタなしに結合される
ようにした皿バネ部19が設けられている。
このよう(=ポールのセンター軸孔15に挿入されるブ
ツシュ17を介して、ポール4の回動の支点となる金属
軸(第2図の軸5)を取付けることになるため、従来の
ように金属のポール4と金属の軸5を直接結合した場合
のように、軸孔のクリアランスによる金属音が発生する
ようなことはなくなる。
以上詳細に説明した如く本考案は、ラッチのラッチ爪が
当接するポールの部分に、樹脂材よりなる消音部材を取
付けると共に、該消音部材の上部終端に前記ラッチ爪が
当接する突起部を形成し、前記ポールの終端部面が該ラ
ッチ爪先端の回動軌跡上に突出しないようにしたので、
初期過程から最終過程に至るまで、ラッチ爪がポールの
金属部分に当接することはなくなる。
従ってドアの開扉音を完全に消去し、不快な金属音から
運転者を解放することができる。
なおポールのセンター軸孔に挿入するブツシュを消音部
材と一体に設け、かつ該ブツシュの外周面に皿ばね部を
形成して該別ばね部がポールの側面に押圧されるように
構成すれば、ポールがセンター軸方向に振れて起るバタ
ツキ音を消去することができ、また組付工数の低減を計
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用ドアロックのラッチとポールと
の保合状態を示す正面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は本考案の実施例装置に於けるポールの正面
図、第4図は第3図のB部詳細図、第5図は第3図のC
−C断面図、第6図はポールと消音部材の組付けを説明
するための分解斜視図である。 図の主要部分の説明 1・・・・・・ラッチ、4・・・
・・・ポール、5・・・・・・センター軸、6・・・・
・・スプリング、7・・・・・・ハーフラッチ爪、8・
・・・・・フルラッチ爪、10・・・・・・ポールの終
端部、12・・・・・・消音部材、14・・・・・・突
起部、15・・・・・・センター軸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に固着されたストライカと、ドア側のラッチとが
    係脱し、該ラッチの回動を、ラッチ方向に付勢されて該
    ラッチと当接可能なるよう回動可能なポールの作用によ
    り停動する自動車用ドアロック装置に於いて、前記ポー
    ルの前記ラッチのラッチ爪が当接する部分に、樹脂材よ
    りなる消音部材を取付けると共に、該消音部材の上部終
    端に前記ラッチ爪が当接する突起部を形成し、前記ポー
    ルの終端部面が該ラッチ爪先端の回動軌跡上に突出しな
    いようにしたことを特徴゛とする自動車サイドドアロッ
    クの閉扉前消却装置。
JP1979168355U 1979-12-05 1979-12-05 自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置 Expired JPS5821877Y2 (ja)

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JP1979168355U JPS5821877Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置

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JP1979168355U JPS5821877Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5684657U JPS5684657U (ja) 1981-07-08
JPS5821877Y2 true JPS5821877Y2 (ja) 1983-05-10

Family

ID=29679174

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JP1979168355U Expired JPS5821877Y2 (ja) 1979-12-05 1979-12-05 自動車用サイドドアロツクの閉扉音消去装置

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