JP2524439Y2 - 自動車用ドアハンドル - Google Patents

自動車用ドアハンドル

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JP2524439Y2
JP2524439Y2 JP1992009935U JP993592U JP2524439Y2 JP 2524439 Y2 JP2524439 Y2 JP 2524439Y2 JP 1992009935 U JP1992009935 U JP 1992009935U JP 993592 U JP993592 U JP 993592U JP 2524439 Y2 JP2524439 Y2 JP 2524439Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車用ドアハンド
ル、特にドアハンドルの操作時に発生する衝撃音を緩和
する消音部材を備えた自動車用ドアハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】ドアハンドルの操作時に発生する衝撃音
を緩和するために様々な対策が施された自動車用ドアハ
ンドルが従来より数多く開発されている。例えば、図1
0及び図11に示す従来の自動車用ドアハンドルは、ド
アパネル40に固定されるエスカッション20と、エス
カッション20に対して回動可能に取り付けられたアー
ム部11を有するハンドル本体10と、ドアパネル40
とエスカッション20との間に配置されるエンドカバー
30と、ハンドル本体10のアーム部11とエスカッシ
ョン20との間に配置されかつエスカッション20に対
してアーム部11が当接するときの衝撃を緩和する消音
部材80とを備えている。エスカッション20とハンド
ル本体10との間に設けられたスプリング(図示せず)
によりハンドル本体10は所定の位置に付勢される。図
10に示す自動車用ドアハンドルでは、ハンドル本体1
0のアーム部11に消音部材80が巻き付けられ、ハン
ドル本体10を手動で引くと、エスカッション20に対
して消音部材80を介してアーム部11が当接するの
で、アーム部11の当接の際に発生する衝撃音が緩和さ
れる。また、図11に示す自動車用ドアハンドルでは、
ハンドル本体10のアーム部11とエスカッション20
との間までエンドカバー30の一部を延長して消音部分
31を形成し、ハンドル本体10を引いたときに消音部
分31にアーム部11を当接させて、発生する衝撃音を
緩和している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、図10に示
す従来の自動車用ドアハンドルでは、ハンドル本体10
のアーム部11に消音部材80を巻き付けるため、組立
が困難であり、組立工数が増加する欠点があった。ま
た、図11に示す従来の自動車用ドアハンドルでは、エ
ンドカバー30の一部をハンドル本体10のアーム部1
1とエスカッション20との間まで延長して消音部分3
1を形成するので、エンドカバー30を構成する材料の
硬度が高い場合には衝撃音が大きくなる欠点があった。
【0004】そこで、この考案は、スプリングの弾力に
抗してハンドル本体を引いたときに発生する衝撃音を低
減すると共に、消音部材を容易に取付及び交換できる自
動車用ドアハンドルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案による自動車用
ドアハンドルは、ドアパネル(40)に固定されるエスカ
ッション(20)と、エスカッション(20)に対して回動
可能に取り付けられかつエスカッション(20)に形成さ
れた孔(24)に挿通されたアーム部(11)を有するハン
ドル本体(10)と、ドアパネル(40)とエスカッション
(20)との間に配置されるエンドカバー(30)と、ハン
ドル本体(10)を所定の位置に付勢するスプリング(5
0)とを備えている。エンドカバー(30)に孔(36)を
有する舌片(35)又は係止部(34)を有する突起(33)
を設け、弾性材料で形成した消音部材(1)に係止部
(4)を有する突起(3)又は孔(2)を形成する。消音
部材(1)の突起(3)の係止部(4)又は孔(2)を舌片
(35)の孔(36)又は係止部(34)に装着してエスカッ
ション(20)の孔(24)の周囲に消音部材(1)を配置
する。スプリング(50)の弾力に抗してハンドル本体
(10)を引いたときに、消音部材(1)を介してアーム
部(11)を孔(24)の周囲に当接させて、消音部材
(1)によりアーム部(11)が孔(24)の周囲に当接す
るときの衝撃音を緩和する。
【0006】
【作用】消音部材(1)の突起(3)の係止部(4)又は
孔(2)をエンドカバー(30)に設けた舌片(35)の孔
(36)又は係止部(34)に装着してエスカッション(2
0)の孔(24)の周囲に消音部材(1)を容易に取り付け
又は交換することができる。また、スプリング(50)の
弾力に抗してハンドル本体(10)を引いたときに、消音
部材(1)を介してアーム部(11)を孔(24)の周囲に
当接させて、消音部材(1)によりアーム部(11)が孔
(24)の周囲に当接するときの衝撃音を緩和することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、この考案による自動車用ドアハンドル
の実施例を図1〜図9について説明する。これらの図面
では図10及び図11に示す箇所と実質的に同一の部分
には同一の符号を付し、説明を省略する。この考案によ
る自動車用ドアハンドルは、図1〜図3に示すように、
スタッドボルト21によりドアパネル40に固定された
エスカッション20と、エスカッション20に対して回
動可能に取り付けられたアーム部11を有するハンドル
本体10と、ドアパネル40及びエスカッション20の
間に配置されたエンドカバー30と、ハンドル本体10
のアーム部11及びエスカッション20の間に配置され
かつエスカッション20に対してアーム部11が当接す
るときの衝撃を緩和する消音部材1と、ハンドル本体1
0を所定の位置に押圧するスプリング50とを備えてい
る。
【0008】ハンドル本体10はヒンジピン70により
エスカッション20に回動可能に支持される。ハンドル
本体10及びエスカッション20は亜鉛等の金属ダイカ
スト成形品又はポリアセタール樹脂等の合成樹脂による
成形品である。図1に示すように、ハンドル本体10の
背面には左右両側に一対のアーム部11が形成され、ア
ーム部11はエスカッション20に形成された孔24に
挿通されエスカッション20の背面に突出する。エスカ
ッション20の背面に形成された一対の支軸アーム部2
2にハンドル本体10のアーム部11が連結され、エス
カッション20に軸着されたハンドル本体10は、図3
の矢印Dで示す方向にエスカッション20に対して回動
可能である。ハンドル本体10を把持するときに手を入
れる凹部23がドアパネル40の内側に窪んでエスカッ
ション20に成形される。図1及び図2に示すように、
ヒンジピン70の周りに装着されたコイル状のスプリン
グ50の一端51はエスカッション20の各支軸アーム
部22に係止され、スプリング50の他端52は、ハン
ドル本体10の各アーム部11に係止され、スプリング
50はハンドル本体10をエスカッション20に向かっ
て付勢する。公知のように、スプリング50に抗してド
アハンドル本体10を手動で手前に引くとドアを開扉す
ることができる。
【0009】図3に示すように、エスカッション20と
ドアパネル40との間には、ポリプロピレン等の合成樹
脂等により成形されたエンドカバー30が介装されてい
る。図4に示すように、エンドカバー30に形成された
外周部32はエスカッション20を縁取して配置され、
ドアパネル40内への水の侵入を阻止する。エンドカバ
ー30の外周部32には、図6に示すように、それぞれ
係止部34を有する一対の突起33が形成され、図7に
示すように各一対の突起33は消音部材1に形成された
孔2に装着される。別法として、図6に示すように、係
止部34に形成した突起33を消音部材1の孔2に嵌合
する代わりに、図8に示すように、エンドカバー30の
外周部32に取付孔36を有する舌片35を形成すると
共に、消音部材1に突起3が形成された係止部4を設け
て、図9に示すように消音部材1の係止部4を舌片35
の取付孔36に装着してもよい。例えば、消音部材1は
ポリブタジエン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、イ
ソブチレンイソブチルゴム等の硬度の低い合成ゴムによ
り一体成形される。
【0010】図5に示すように、エスカッション20の
背面でエンドカバー30の一対の突起33の各々に消音
部材1を装着し、エスカッション20の孔24とハンド
ル本体10のアーム部11との間に消音部材1を配置す
ることができる。
【0011】本実施例では、消音部材1を硬度の低い合
成ゴムで形成すると、スプリング50の弾力に抗してハ
ンドル本体10を引いたときに、消音部材1を介してア
ーム部11を孔24の周囲に当接させて、消音部材1に
よりアーム部11が孔24の周囲に当接するときの衝撃
音を緩和できる。また、エンドカバー30の外周部32
に形成した舌片35の孔36に消音部材1の係止部4を
嵌合するか又はエンドカバー30の係止部34を消音部
材1の孔2に嵌合するため、消音部材1をエンドカバー
30に容易に取り付け又は簡単に交換することができ
る。
【0012】
【考案の効果】上記のように、この考案による自動車用
ドアハンドルでは、消音部材の突起の係止部又は孔をエ
ンドカバーに設けた舌片の孔又は係止部に装着してエス
カッションの孔の周囲に消音部材を取り付けるため、消
音部材を容易に取付及び交換することができると共に、
組立工数を削減することができる。また、ハンドル本体
を手動で引いたときの衝撃音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による自動車用ドアハンドルの実施
例を示す背面図
【図2】 図1の正面図
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図
【図4】 図1の分解斜視図
【図5】 図4のエンドカバーをエスカッションに装着
した状態を示す斜視図
【図6】 エンドカバーの突起を消音部材の孔に装着す
る状態を示す斜視図
【図7】 エンドカバーの突起を消音部材の孔に装着す
る状態を示す斜視図
【図8】 エンドカバーの取付孔に消音部材の係止部を
装着する状態を示す斜視図
【図9】 エンドカバーの取付孔に消音部材の係止部を
装着した状態を示す斜視図
【図10】 従来の自動車用ドアハンドルを示す断面図
【図11】 他の従来の自動車用ドアハンドルを示す断
面図
【符号の説明】
1..消音部材、 2..孔、 3..突起、 4..
係止部、 10..ハンドル本体、 11..アーム
部、 20..エスカッション、 24..孔、3
0..エンドカバー、 33..突起、 34..係止
部、 35..舌片、 36..孔、 40..ドアパ
ネル、 50..スプリング、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネル(40)に固定されるエスカッ
    ション(20)と、エスカッション(20)に対して回動可
    能に取り付けられかつエスカッション(20)に形成され
    た孔(24)に挿通されたアーム部(11)を有するハンド
    ル本体(10)と、ドアパネル(40)とエスカッション
    (20)との間に配置されるエンドカバー(30)と、ハン
    ドル本体(10)を所定の位置に付勢するスプリング(5
    0)とを備えた自動車用ドアハンドルにおいて、 エンドカバー(30)に孔(36)を有する舌片(35)又は
    係止部(34)を有する突起(33)を設け、 弾性材料で形成した消音部材(1)に係止部(4)を有す
    る突起(3)又は孔(2)を形成し、 消音部材(1)の突起(3)の係止部(4)又は孔(2)を
    舌片(35)の孔(36)又は係止部(34)に装着してエス
    カッション(20)の孔(24)の周囲に消音部材(1)を
    配置し、 スプリング(50)の弾力に抗してハンドル本体(10)を
    引いたときに、消音部材(1)を介してアーム部(11)
    を孔(24)の周囲に当接させて、消音部材(1)により
    アーム部(11)が孔(24)の周囲に当接するときの衝撃
    音を緩和することを特徴とする自動車用ドアハンドル。
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