JPH0732134U - 自動車用ドアハンドル - Google Patents
自動車用ドアハンドルInfo
- Publication number
- JPH0732134U JPH0732134U JP993592U JP993592U JPH0732134U JP H0732134 U JPH0732134 U JP H0732134U JP 993592 U JP993592 U JP 993592U JP 993592 U JP993592 U JP 993592U JP H0732134 U JPH0732134 U JP H0732134U
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- deadening member
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- handle body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 消音部材を簡単に取り付けられる自動車用ド
アハンドルを提供する。 【構成】 ドアパネル40に固定されるエスカッション
20と、エスカッション20に対して回動可能に取り付
けられたアーム部11を有するハンドル本体10と、ド
アパネル40とエスカッション20との間に配置される
エンドカバー30と、ハンドル本体10のアーム部11
とエスカッション20との間に配置されかつエスカッシ
ョン20に対してアーム部11が当接するときの衝撃を
緩和する消音部材1と、ハンドル本体10を所定の位置
に付勢するスプリングとを備えている。エンドカバー3
0に係止部を有する突起33を設け、係止部を有する突
起33に装着される孔2を消音部材1に形成し、消音部
材1を弾性材料で形成したので、消音部材1を簡単に取
り付けることができる。
アハンドルを提供する。 【構成】 ドアパネル40に固定されるエスカッション
20と、エスカッション20に対して回動可能に取り付
けられたアーム部11を有するハンドル本体10と、ド
アパネル40とエスカッション20との間に配置される
エンドカバー30と、ハンドル本体10のアーム部11
とエスカッション20との間に配置されかつエスカッシ
ョン20に対してアーム部11が当接するときの衝撃を
緩和する消音部材1と、ハンドル本体10を所定の位置
に付勢するスプリングとを備えている。エンドカバー3
0に係止部を有する突起33を設け、係止部を有する突
起33に装着される孔2を消音部材1に形成し、消音部
材1を弾性材料で形成したので、消音部材1を簡単に取
り付けることができる。
Description
【0001】
この考案は自動車用ドアハンドル、特にドアハンドルの操作時に発生する衝撃 音を緩和する消音部材を備えた自動車用ドアハンドルに関する。
【0002】
従来より、ドアハンドルの操作時に発生する衝撃音を緩和するために様々な対 策が施された自動車用ドアハンドルが数多く開発されている。 例えば、図13及び図14に示す従来の自動車用ドアハンドルは、ドアパネル 40に固定されるエスカッション20と、エスカッション20に対して回動可能 に取り付けられたアーム部11を有するハンドル本体10と、ドアパネル40と エスカッション20との間に配置されるエンドカバー30と、ハンドル本体10 のアーム部11とエスカッション20との間に配置されかつエスカッション20 に対してアーム部11が当接するときの衝撃を緩和する消音部材と、ハンドル本 体10を所定の位置に付勢するスプリング(図示せず)とを備えている。 図13に示す自動車用ドアハンドルでは、ハンドル本体10のアーム部11に 消音部材80が巻き付けられており、ハンドル本体10を引いたときにエスカッ ション20に対してアーム部11が当接することにより発生する衝撃音を緩和し ている。 また、図14に示す自動車用ドアハンドルでは、エンドカバー30の一部をハ ンドル本体10のアーム部11とエスカッション20との間まで延長して消音部 分31を形成することにより、ハンドル本体10を引いたときに発生する衝撃音 を緩和している。
【0003】
ところで、図13に示す従来の自動車用ドアハンドルでは、ハンドル本体10 のアーム部11に消音部材80を巻き付けているため、組立が困難であり、組立 工数が増加する欠点があった。また、図14に示す従来の自動車用ドアハンドル では、エンドカバー30の一部をハンドル本体10のアーム部11とエスカッシ ョン20との間まで延長して消音部分31を形成しているので、エンドカバー3 0の材料の硬度が高い場合には衝撃音が大きくなる欠点があった。
【0004】 そこで、この考案は、消音部材を簡単に取り付けられる自動車用ドアハンドル を提供することを目的としている。
【0005】
この考案による自動車用ドアハンドルは、ドアパネルに固定されるエスカッシ ョンと、エスカッションに対して回動可能に取り付けられたアーム部を有するハ ンドル本体と、ドアパネルとエスカッションとの間に配置されるエンドカバーと 、ハンドル本体のアーム部とエスカッションとの間に配置されかつエスカッショ ンに対してアーム部が当接するときの衝撃を緩和する消音部材と、ハンドル本体 を所定の位置に付勢するスプリングとを備え、エンドカバー又はエスカッション に孔を有する舌片又は係止部を有する突起を設け、前記孔を有する舌片又は係止 部を有する突起に装着される係止部を有する突起又は孔を消音部材に形成し、消 音部材を弾性材料で形成している。
【0006】
エンドカバー又はエスカッションに孔を有する舌片又は係止部を有する突起が 設けられる。孔を有する舌片又は係止部を有する突起に装着される係止部を有す る突起又は孔を消音部材に形成し、消音部材を弾性材料で形成することにより、 消音部材を容易に取り付けることができる。
【0007】
以下、この考案による自動車用ドアハンドルの実施例を図1〜図9に基づいて 説明する。これらの図面では図13及び図14に示す箇所と実質的に同一の部分 には同一の符号を付し、説明を省略する。 この考案による自動車用ドアハンドルは、図1〜図3に示すように、スタッド ボルト21によりドアパネル40に固定されたエスカッション20と、エスカッ ション20に対して回動可能に取り付けられたアーム部11を有するハンドル本 体10と、ドアパネル40及びエスカッション20の間に配置されたエンドカバ ー30と、ハンドル本体10のアーム部11及びエスカッション20の間に配置 されかつエスカッション20に対してアーム部11が当接するときの衝撃を緩和 する消音部材1と、ハンドル本体10を所定の位置に押圧するスプリング50と を備えている。
【0008】 ハンドル本体10はヒンジピン70によりエスカッション20に回動可能に支 持される。ハンドル本体10及びエスカッション20は亜鉛等の金属ダイカスト 成形品又はポリアセタール樹脂等の合成樹脂による成形品である。図1に示すよ うに、ハンドル本体10の背面には左右両側に一対のアーム部11、11が形成 されており、エスカッション20に形成された孔24、24に挿通されエスカッ ション20の背面に突出している。エスカッション20の背面には一対の支軸ア ーム部22、22が形成され、これらの支軸アーム部22、22にハンドル本体 10のアーム部11、11が連結される。このため、エスカッション20に軸着 されたハンドル本体10は、図3の矢印Dで示す方向にエスカッション20に対 して回動可能である。エスカッション20にはドアパネル40の内側に窪む凹部 23が成形されている。凹部23はハンドル本体10を把持するときに手を入れ る逃げ部になる。 図1及び図2に示すように、ヒンジピン70の軸周りに装着されたコイル状の スプリング50の一方の端部51及び他方の端部52は、各々エスカッション2 0の支軸アーム部22及びハンドル本体10のアーム部11に係止され、ハンド ル本体10をエスカッション20に向かって付勢している。公知のように、スプ リング50に抗してドアハンドル本体10を手前に引くとドアを開扉することが できる。
【0009】 図3に示すように、エスカッション20とドアパネル40との間には、ポリプ ロピレン等の合成樹脂等により成形されたエンドカバー30が介装されている。 図4に示すように、エンドカバー30はエスカッション20を縁取りする外周 部32が形成され、ドアパネル40内への水の侵入を阻止している。エンドカバ ー30の外周部32には、図6に示す係止部34を有する突起33が左右一対に 形成され、一対の突起33、33には図6に示す孔2が形成された消音部材1が それぞれ図7に示すように装着されている。また、図6に示す係止部34を有す る突起33の代わりに、図8に示すように取付孔36が形成された舌片35をエ ンドカバー30の外周部32に形成して、係止部4を有する突起3が形成された 消音部材1を図9に示すように装着してもよい。消音部材1はポリブタジエン、 ブタジエンアクリロニトリルゴム、イソブチレンイソブチルゴム等の硬度の低い 合成ゴムにより一体成形される。
【0010】 消音部材1が左右一対に装着されたエンドカバー30は、図5に示すように、 エスカッション20の孔24とハンドル本体10のアーム部11との間に消音部 材1が配置されるようにエスカッション20の背面に装着される。
【0011】 以上のように、この実施例では、エンドカバー30の外周部32に孔36を有 する舌片35又は係止部34を有する突起33を設け、取付孔36を有する舌片 35又は係止部34を有する突起33に係止部4を有する突起3又は孔2が形成 された消音部材1を装着し、消音部材1を硬度の低い合成ゴムで形成しているの で、容易に消音部材1を取り付けることができる。また、消音部材1の交換を簡 単に行なうことができる。
【0012】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず変更が可能である。例えば、 上記の実施例では、エンドカバー30の外周部32に孔36を有する舌片35又 は係止部34を有する突起33を設け、取付孔36を有する舌片35又は係止部 34を有する突起33に係止部4を有する突起3又は孔2が形成された消音部材 1を装着した例を示したが、図10〜図12に示すように、エスカッション20 の孔24の上部に係止部26を有する突起25を設け、係止部26を有する突起 25に孔2が形成された消音部材1を装着してもよい。また、特に図示はしない が、エスカッションの背面に取付孔を有する舌片を設け、係止部を有する突起が 形成された消音部材を装着してもよい。
【0013】
上記のように、この考案による自動車用ドアハンドルは、エンドカバー又はエ スカッションに孔を有する舌片又は係止部を有する突起を設け、前記孔を有する 舌片又は係止部を有する突起に装着される係止部を有する突起又は孔を消音部材 に形成し、消音部材を弾性材料で形成しているので、簡単に消音部材を取り付け ることができる。また、それに伴って組立工数の削減も可能となる。
【図1】 この考案による自動車用ドアハンドルの実施
例を示す背面図
例を示す背面図
【図2】 図1の正面図
【図3】 図1のA−A線に沿う側面断面図
【図4】 図1の分解斜視図
【図5】 図4のエンドカバーをエスカッションに装着
した状態を示す斜視図
した状態を示す斜視図
【図6】 エンドカバーの突起に孔を有する消音部材を
取り付ける状態を示す斜視図
取り付ける状態を示す斜視図
【図7】 エンドカバーの突起に孔を有する消音部材を
取り付けた状態を示す斜視図
取り付けた状態を示す斜視図
【図8】 エンドカバーの舌片の取付孔に突起を有する
消音部材を取り付ける状態を示す斜視図
消音部材を取り付ける状態を示す斜視図
【図9】 エンドカバーの舌片の取付孔に突起を有する
消音部材を取り付けた状態を示す斜視図
消音部材を取り付けた状態を示す斜視図
【図10】 他の実施例の突起の形状を示す部分斜視図
【図11】 図10の突起に孔を有する消音部材を取り
付けた状態を示す部分斜視図
付けた状態を示す部分斜視図
【図12】 図11の部分側面断面図
【図13】 従来の自動車用ドアハンドルを示す側面断
面図
面図
【図14】 図13の他の従来例を示す側面断面図
1..消音部材、2..孔、3..突起、4..係止
部、10..ハンドル本体、11..アーム部、2
0..エスカッション、30..エンドカバー、3
3..突起、34..係止部、35..舌片、36..
取付孔(孔)、40..ドアパネル、50..スプリン
グ
部、10..ハンドル本体、11..アーム部、2
0..エスカッション、30..エンドカバー、3
3..突起、34..係止部、35..舌片、36..
取付孔(孔)、40..ドアパネル、50..スプリン
グ
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアパネルに固定されるエスカッション
と、 エスカッションに対して回動可能に取り付けられたアー
ム部を有するハンドル本体と、 ドアパネルとエスカッションとの間に配置されるエンド
カバーと、 ハンドル本体のアーム部とエスカッションとの間に配置
されかつエスカッションに対してアーム部が当接すると
きの衝撃を緩和する消音部材と、 ハンドル本体を所定の位置に付勢するスプリングとを備
えた自動車用ドアハンドルにおいて、 エンドカバー又はエスカッションに孔を有する舌片又は
係止部を有する突起を設け、前記孔を有する舌片又は係
止部を有する突起に装着される係止部を有する突起又は
孔を消音部材に形成し、消音部材を弾性材料で形成した
ことを特徴とする自動車用ドアハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009935U JP2524439Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用ドアハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009935U JP2524439Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用ドアハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732134U true JPH0732134U (ja) | 1995-06-16 |
JP2524439Y2 JP2524439Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=11733891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009935U Expired - Fee Related JP2524439Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 自動車用ドアハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524439Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014152477A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ドアハンドル装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126464U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-11 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1992009935U patent/JP2524439Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126464U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-11 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014152477A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ドアハンドル装置 |
US9540850B2 (en) | 2013-02-06 | 2017-01-10 | Honda Motor Co., Ltd | Vehicle door handle device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524439Y2 (ja) | 1997-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |