JP2591551Y2 - 自動車用アウトドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用アウトドアハンドル装置

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JP2591551Y2
JP2591551Y2 JP1993015871U JP1587193U JP2591551Y2 JP 2591551 Y2 JP2591551 Y2 JP 2591551Y2 JP 1993015871 U JP1993015871 U JP 1993015871U JP 1587193 U JP1587193 U JP 1587193U JP 2591551 Y2 JP2591551 Y2 JP 2591551Y2
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Japan
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escutcheon
end cover
handle device
outdoor handle
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賢治 水島
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Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はハンドル、特にエンド
カバーの装着の容易な自動車用アウトドアハンドル装置
に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば図5に示すように、従来の自動車
用アウトドアハンドル装置はエスカッション20と、エ
スカッション20に回転可能に支持されハンドル本体1
0と、エスカッション20と自動車のドアパネルとの間
に配置されるエンドカバー30とを備えている。エスカ
ッション20は図示しない自動車のドアパネルに公知の
手段により固定される。ハンドル本体10は図示しない
ロッドにより公知の方法でドアロック装置に作動連結さ
れる。ハンドル本体10は把持部11と、把持部11か
ら突出する一対のアーム部12A、12Bとを有する。
各アーム部12A、12Bには支持シャフト(図示せ
ず)を挿通する貫通孔12a、12bが形成される。
【0003】エスカッション20の本体21にはそれぞ
れ貫通孔22a、22bが形成された一対のアーム部2
2A及び22Bと、アーム部12A、12Bが挿通され
る一対の開口部23と、複数の突起24が形成される。
貫通孔22a、22bには前記支持シャフトが挿通され
る。エンドカバー30は、カバー本体31と、アーム部
12A、12B及びアーム部12A、12Bが挿通され
る一対の開口部32と、ガード部33と、カバー本体3
1に孔35と共に形成されたボス34とを備えている。
【0004】組立の際には、ハンドル本体10及びエス
カッション20を支持シャフトにより連結した後、エン
ドカバー30に形成された孔35を突起24に圧入によ
り嵌合させて、エスカッション20の裏面にエンドカバ
ー30を取り付ける。エンドカバー30はポリプロピレ
ン、ブタジェンスチレンゴム等の合成樹脂により形成さ
れ、エスカッション20はポリアセタール、ポリカーボ
ネート等の合成樹脂又は亜鉛ダイキャスト等の金属によ
り形成される。エンドカバー30は自動車用アウトドア
ハンドル装置の操作時に発生する衝撃を吸収すると共
に、ドアパネル内への水又は風の侵入を阻止する作用が
ある。このような自動車用ドアハンドルは、例えば実開
平1−162565号公報に示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
車用アウトドアハンドル装置では、エスカッション20
に形成した突起24にエンドカバー30の孔35を装着
していたので、種々の問題があった。即ち、エスカッシ
ョン20の突起24とエンドカバー30の孔35とを対
応位置に正確に形成しないと、これらを嵌合できない。
実際には、製造後の材料の収縮により対応位置を正確に
形成することは非常に困難である。また、突起24に対
して孔35のサイズを大きくすると、装着は容易となる
が、搬送中にエンドカバー30がエスカッション20か
ら脱落する危険があった。逆に、突起24に対して孔3
5のサイズを小さくすると、圧入による装着作業が困難
となる。
【0006】そこで、この考案はエンドカバーをエスカ
ッションに容易かつ確実に装着できる自動車用アウトド
アハンドル装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案による自動車用
アウトドアハンドル装置は、自動車のドアパネルに固定
されるエスカッションと、エスカッションに回転可能に
支持されかつドアロック装置に作動連結されるハンドル
本体と、エスカッションとドアパネルとの間に配置され
るエンドカバーとを備えている。エスカッションの本体
の裏面とエスカッションの本体の周縁部との間に形成さ
れた溝に環状のエンドカバーの少なくとも内縁部の一部
が嵌合される。この考案の実施例では、エスカッション
の本体の裏面とエスカッションの本体の周縁部との間に
形成された溝は環状又は一定間隔をあけて形成される。
エンドカバーの内縁部をエスカッションの溝に嵌合する
場合にエンドカバーが変形するヒンジ部となる凹部がエ
ンドカバーの内縁部の内側に形成される。
【0008】
【作用】エスカッションの溝にエンドカバーの内縁部を
嵌合するので、エスカッションに対するエンドカバーの
取付けが容易かつ確実となる。また、エンドカバーの製
造に厳密な寸法精度が要求されない。
【0009】
【実施例】以下、この考案による自動車用アウトドアハ
ンドル装置の実施例を図1〜図4について説明する。こ
れらの図面では図5及び図6に示す箇所と同一の部分に
は同一の符号を付し、説明を省略する。
【0010】図1に示すように、この考案による自動車
用アウトドアハンドル装置では、エスカッション20の
本体21の裏面21aと周縁部21bとの間に溝21c
が形成される。図示の例では、溝21cは一定間隔をあ
けて形成され、環状のエンドカバー30の内縁部30a
に形成された突起30bが対応する溝21cに嵌合され
る。突起30bは内縁部30aと一体に形成されるが、
別体で形成した後、接着剤によりエンドカバー30に固
着してもよい。図3に示すように、エンドカバー30の
突起30bの内側には凹部30cが形成される。エンド
カバー30の内縁部30aをエスカッション20の溝2
1cに嵌合する場合に、凹部30cはエンドカバー30
が変形するヒンジ部となる。従って、エンドカバー30
をエスカッション20に装着するとき、凹部30cによ
り突起30bが適当に変形した後、溝21cに嵌合さ
れ、その後、突起30bは自身の弾性により初期の形状
に復帰する。突起30bは溝21cに確実に係合するの
で、エスカッション20からのエンドカバー30の脱落
が有効に防止される。また、従来のように点の嵌合では
なく、エスカッション20の溝21cにエンドカバー3
0の内縁部30aを線として嵌合するので、エスカッシ
ョン20に対するエンドカバー30の取付けが容易とな
る。更に、線の嵌合であるのでエンドカバー30の製造
に厳密な寸法精度が要求されない等の利点がある。
【0011】この考案の実施態様は前記の実施例に限定
されず、変更が可能である。例えば、エスカッション2
0の本体21の裏面21aと周縁部21bとの間に形成
された溝21cは一定間隔ではなく、環状に形成しても
よい。
【0012】
【考案の効果】前述のように、この考案の自動車用アウ
トドアハンドル装置では、従来の点の嵌合ではなく、エ
スカッションの溝にエンドカバーの内縁部を線状に嵌合
するので、エンドカバーをエスカッションに容易かつ確
実に装着できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による自動車用アウトドアハンドル
装置の実施例を示す図2のA−A線に沿う断面図
【図2】 この考案による自動車用アウトドアハンドル
装置の裏面図
【図3】 エンドカバーの部分断面図
【図4】 エスカッションとエンドカバーの分解図
【図5】 従来の自動車用アウトドアハンドル装置の分
解斜視図
【符号の説明】
10・・ハンドル本体、20・・エスカッション、21
・・本体、21a・・裏面、21b・・周縁部、21c
・・溝、30・・エンドカバー、30a・・内縁部、3
0b・・突起、30c・・凹部、
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−49168(JP,U) 実開 昭59−138671(JP,U) 実開 昭62−111216(JP,U) 実開 昭63−192557(JP,U) 実開 平2−33718(JP,U) 実開 平2−49452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/04 E05B 1/00 301

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアパネルに固定されるエスカ
    ッションと、エスカッションに回転可能に支持されかつ
    ドアロック装置に作動連結されるハンドル本体と、エス
    カッションとドアパネルとの間に配置されるエンドカバ
    ーとを備えた自動車用アウトドアハンドル装置におい
    て、 エスカッションの本体の裏面とエスカッションの本体の
    周縁部との間に形成された溝に環状のエンドカバーの少
    なくとも内縁部の一部を嵌合させたことを特徴とする自
    動車用アウトドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 エスカッションの本体の裏面とエスカッ
    ションの本体の周縁部との間に形成された溝は環状又は
    一定間隔をあけて形成された「請求項1」に記載の自動
    車用アウトドアハンドル装置。
  3. 【請求項3】 エンドカバーの内縁部をエスカッション
    の溝に嵌合する場合にエンドカバーが変形するヒンジ部
    となる凹部をエンドカバーの内縁部の内側に形成した
    「請求項1」に記載の自動車用アウトドアハンドル装
    置。
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JPH0674432U JPH0674432U (ja) 1994-10-21
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