JP3747384B2 - タイヤケース - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設置されて内部にスペアタイヤを収容するためのタイヤケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車の後部に設置されて内部にスペアタイヤを収容するためのタイヤケースとして図3および図4に示すものが知られている。
【0003】
この従来のタイヤケース1は、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部2が突設されている硬質合成樹脂材により一体的に成形された深皿形のケース本体3と、ケース本体3に被せられる硬質合成樹脂材により一体的に成形された深皿形の蓋体4とからなり、ホイールディスク固定部2にスペアタイヤ5のホイールディスク6を構成するハブ取付面7を当接することによりタイヤ8をホイールディスク固定部2とケース本体3の周壁9とで形成される環状の空間10に収容させるとともに、車体1の後部に付設した取付ステー12の頂面に突設させた例えば3本の固定ボルト13に、ホィールディスク固定部2に設けたねじ孔14およびホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15を順次挿通させ、これらの固定ボルト13に固定ナット16をそれぞれ螺締させることによりスペアタイヤ5およびケース本体3を車体11に固定し、これに蓋体4を被せるものである。
【0004】
また、前記従来のタイヤケース1は、ケース本体3の周壁9の外周に蓋体4の開放端縁17を当接させて蓋体4の嵌め込み位置を決めるためのスペーサープレート18をリベット19により付設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来のタイヤケース1は、ケース本体3および蓋体4が硬質の合成樹脂材により成形されている。
【0006】従って、使用時における接触事故などの場合に破損し易く、修復も困難である。
【0007】
また、前記従来のタイヤケース1において、収納されるスペアタイヤ5のホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15の間隔は、同一サイズのタイヤ8であっても車種により異なるので、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔15を有するケース本体3を製作する必要があり、更に、ケース本体3は、ホイールディスク固定部2を内部に突設させた深皿形であり、金型が複雑で高価である。
【0008】
更にまた、前記従来のタイヤケース1は、蓋体4の嵌め込み位置を決めるためのスペーサープレート18を、ケース本体3の周壁9の外周にリベット19により固着する構成であり、製造が困難で加工費ならびに材料費が嵩む。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のタイヤケースは、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部が突設されている深皿形を呈する金属製のケース本体と、前記ケース本体に被せられる深皿形を呈する金属製の蓋体とからなるタイヤケースにおいて、前記ケース本体の周壁における所定の高さ位置に環状突起がビード付けによって形成されているとともに、蓋体の開放端に外側へ向けて拡がる段部を形成し、蓋体をケース本体に被せたときに蓋体の開放端縁が前記環状突起の頂面に当接し且つ蓋体の段部における内側屈曲部がケース本体の開放端縁に当接することを特徴とするタイヤケース。中央に円錐台形状のホイールディスク固定部が突設されている深皿形のケース本体と、前記ケース本体に被せられる深皿形の蓋体とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
尚、前記従来例と同一構成部には同一符号を付して説明する。
【0012】
図1乃至図3は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、タイヤケース1は、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部2が突設されている深皿形のケース本体3と、前記ケース本体3に被せられる深皿形の蓋体4とから構成される。
【0013】
そして、ケース本体3および蓋体4は例えば鋼材やアルミニウム材などの金属を用いて成形され、殊に、それぞれ別体に形成されたホイールディスク固定部2とケース本体3とが互いに固着された構成を有している。
【0014】
殊に、本実施の形態では、ホイールディスク固定部2の基端に環状のフランジ20が拡設されており、このフランジ20を、ケース本体3の底壁に設けられた中央孔21の内側縁に沿って頂部方向へ向けて形成された段部22によって形成される環状凹部23に嵌合させ、それらの接合部をスポット溶接Sすることによりによりホイールディスク固定部2とケース本体3とが互いに固着されているので両者の固着作業が簡単且つ確実であるばかりか両者の中心位置を容易に合致させることができる。
【0015】
また、ケース本体3の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起24が形成されているとともに、蓋体4の開放端縁13に外側へ向けて拡がる段部19を形成し、蓋体4をケース本体3に被せたときに盖体4の開放端縁17が環状突起24の頂面に当接し且つ蓋体4の開放端に形成された外側へ向けて拡がる段部25における内側屈曲部26がケース本体3の開放端縁27に当接する。
【0016】
前記本発明の実施の形態に示したタイヤケース3は、前記従来例と同様にホイールディスク固定部2にスペアタイヤ5のホイールディスク6を構成するハブ取付面7を当接することによりタイヤ8をホイールディスク固定部2とケース本体3の周壁9とで形成される環状の空間10に収容させるとともに、車体1の後部に付設した取付ステー12の頂面に突設させた例えば3本の固定ボルト13に、ホィールディスク固定部2に設けたねじ孔14およびホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15を順次挿通させ、これらの固定ボルト13に固定ナット16をそれぞれ螺締させることによりスペアタイヤ5およびケース本体3を車体11に固定し、これに蓋体4を被せて使用するものである。
【0017】
この本発明の実施の形態によれば、ケース本体3および蓋体4が金属製であるため、たとえ接触事故などによりケース本体3および蓋体4が損傷したとしても凹むだけで割れたりするようなことがなく、凹みも板金加工により簡単に元の状態に復帰可能であり、きわめて経済的であるとともに、従来の合成樹脂により成形したもののように損傷物を廃棄することによる環境汚染の心配もない。
【0018】
また、ホイールディスク固定部2がケース本体3と別体に形成されているためそれぞれ単純な形のホイールディスク固定部2がケース本体3を成形する金型で済み、従来のような複雑な金型を必要とせず安価に製造することができるとともに、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔15を有するホイールディスク固定部2を小型の金型で別途に製造しておくことにより同一のケース本体3を使用することができ、それぞれの車種に合わせたケース本体3を大型の金型でそれぞれ製造する従来のものに比べて経済的に有利である。
【0019】
更に、ケース本体3の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起24が形成されているとともに、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25を形成し、蓋体4をケース本体3に被せたときに蓋体4の開放端縁17が環状突起24の頂面に当接し且つ蓋体4の段部25における内側屈曲部26がケース本体3の開放端縁27に当接する構成としたことにより、ケース本体3と蓋体4との嵌め合わせを確実なものとしている。
【0020】
更にまた、ビード付けによるケース本体3に形成された環状突起24と、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25とによる嵌め合わせは、図4に示した従来のスペーサープレート14を、ケース本体3の周壁9の外周にリベット15により固着する構成に比べて作業性が良好でであり、製造の容易性ならびに製造価格の低減を図ることができるものである。
【0021】
加えて、ビード付けによるケース本体3に形成された環状突起24と、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25とは、ケース本体3ならびに蓋体4の強度増強の効果を発揮し、更に装飾的にも優れたものとしている。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ケース本体および蓋体が金属製であるため、損傷しにくく、損傷箇所も板金加工により簡単に元の状態に復帰可能であり、きわめて経済的である。
【0024】
また、ホイールディスク固定部がケース本体と別体に形成されているため従来のような複雑な金型を必要とせず安価に製造することができるとともに、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔を有するホイールディスク固定部を小型の金型で別途に製造しておくことにより同一のケース本体を使用することができることから経済的に有利である。
【0025】
更に、ケース本体の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起が形成されているとともに、蓋体の開放端に外側へ向けて拡がる段部を形成し、蓋体をケース本体に被せたときに蓋体の開放端縁が環状突起の頂面に当接し且つ蓋体の段部における内側屈曲部がケース本体の開放端縁に当接する構成である場合には、ケース本体と蓋体との嵌め合わせが確実であるばかりでなく、製造が容易で製造価格の低減を図ることができとともに、ケース本体ならびに蓋体の強度増強および装飾的な効果も発揮することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示した実施の形態における使用状態を示す断面図およびその拡大部分図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示した従来例における使用状態を示す断面図およびその拡大部分図である。
【符号の説明】
1 タイヤケース
2 ホィールディスク固定部
3 ケース本体
4 蓋体
17 開放端縁
24 環状突起
15 段部
26 内側屈曲部
27 開放端縁
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に設置されて内部にスペアタイヤを収容するためのタイヤケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車の後部に設置されて内部にスペアタイヤを収容するためのタイヤケースとして図3および図4に示すものが知られている。
【0003】
この従来のタイヤケース1は、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部2が突設されている硬質合成樹脂材により一体的に成形された深皿形のケース本体3と、ケース本体3に被せられる硬質合成樹脂材により一体的に成形された深皿形の蓋体4とからなり、ホイールディスク固定部2にスペアタイヤ5のホイールディスク6を構成するハブ取付面7を当接することによりタイヤ8をホイールディスク固定部2とケース本体3の周壁9とで形成される環状の空間10に収容させるとともに、車体1の後部に付設した取付ステー12の頂面に突設させた例えば3本の固定ボルト13に、ホィールディスク固定部2に設けたねじ孔14およびホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15を順次挿通させ、これらの固定ボルト13に固定ナット16をそれぞれ螺締させることによりスペアタイヤ5およびケース本体3を車体11に固定し、これに蓋体4を被せるものである。
【0004】
また、前記従来のタイヤケース1は、ケース本体3の周壁9の外周に蓋体4の開放端縁17を当接させて蓋体4の嵌め込み位置を決めるためのスペーサープレート18をリベット19により付設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来のタイヤケース1は、ケース本体3および蓋体4が硬質の合成樹脂材により成形されている。
【0006】従って、使用時における接触事故などの場合に破損し易く、修復も困難である。
【0007】
また、前記従来のタイヤケース1において、収納されるスペアタイヤ5のホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15の間隔は、同一サイズのタイヤ8であっても車種により異なるので、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔15を有するケース本体3を製作する必要があり、更に、ケース本体3は、ホイールディスク固定部2を内部に突設させた深皿形であり、金型が複雑で高価である。
【0008】
更にまた、前記従来のタイヤケース1は、蓋体4の嵌め込み位置を決めるためのスペーサープレート18を、ケース本体3の周壁9の外周にリベット19により固着する構成であり、製造が困難で加工費ならびに材料費が嵩む。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のタイヤケースは、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部が突設されている深皿形を呈する金属製のケース本体と、前記ケース本体に被せられる深皿形を呈する金属製の蓋体とからなるタイヤケースにおいて、前記ケース本体の周壁における所定の高さ位置に環状突起がビード付けによって形成されているとともに、蓋体の開放端に外側へ向けて拡がる段部を形成し、蓋体をケース本体に被せたときに蓋体の開放端縁が前記環状突起の頂面に当接し且つ蓋体の段部における内側屈曲部がケース本体の開放端縁に当接することを特徴とするタイヤケース。中央に円錐台形状のホイールディスク固定部が突設されている深皿形のケース本体と、前記ケース本体に被せられる深皿形の蓋体とからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
尚、前記従来例と同一構成部には同一符号を付して説明する。
【0012】
図1乃至図3は本発明の好ましい実施の形態を示すものであり、タイヤケース1は、中央に円錐台形状のホイールディスク固定部2が突設されている深皿形のケース本体3と、前記ケース本体3に被せられる深皿形の蓋体4とから構成される。
【0013】
そして、ケース本体3および蓋体4は例えば鋼材やアルミニウム材などの金属を用いて成形され、殊に、それぞれ別体に形成されたホイールディスク固定部2とケース本体3とが互いに固着された構成を有している。
【0014】
殊に、本実施の形態では、ホイールディスク固定部2の基端に環状のフランジ20が拡設されており、このフランジ20を、ケース本体3の底壁に設けられた中央孔21の内側縁に沿って頂部方向へ向けて形成された段部22によって形成される環状凹部23に嵌合させ、それらの接合部をスポット溶接Sすることによりによりホイールディスク固定部2とケース本体3とが互いに固着されているので両者の固着作業が簡単且つ確実であるばかりか両者の中心位置を容易に合致させることができる。
【0015】
また、ケース本体3の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起24が形成されているとともに、蓋体4の開放端縁13に外側へ向けて拡がる段部19を形成し、蓋体4をケース本体3に被せたときに盖体4の開放端縁17が環状突起24の頂面に当接し且つ蓋体4の開放端に形成された外側へ向けて拡がる段部25における内側屈曲部26がケース本体3の開放端縁27に当接する。
【0016】
前記本発明の実施の形態に示したタイヤケース3は、前記従来例と同様にホイールディスク固定部2にスペアタイヤ5のホイールディスク6を構成するハブ取付面7を当接することによりタイヤ8をホイールディスク固定部2とケース本体3の周壁9とで形成される環状の空間10に収容させるとともに、車体1の後部に付設した取付ステー12の頂面に突設させた例えば3本の固定ボルト13に、ホィールディスク固定部2に設けたねじ孔14およびホイールディスク6に形成されているホィールボルト孔15を順次挿通させ、これらの固定ボルト13に固定ナット16をそれぞれ螺締させることによりスペアタイヤ5およびケース本体3を車体11に固定し、これに蓋体4を被せて使用するものである。
【0017】
この本発明の実施の形態によれば、ケース本体3および蓋体4が金属製であるため、たとえ接触事故などによりケース本体3および蓋体4が損傷したとしても凹むだけで割れたりするようなことがなく、凹みも板金加工により簡単に元の状態に復帰可能であり、きわめて経済的であるとともに、従来の合成樹脂により成形したもののように損傷物を廃棄することによる環境汚染の心配もない。
【0018】
また、ホイールディスク固定部2がケース本体3と別体に形成されているためそれぞれ単純な形のホイールディスク固定部2がケース本体3を成形する金型で済み、従来のような複雑な金型を必要とせず安価に製造することができるとともに、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔15を有するホイールディスク固定部2を小型の金型で別途に製造しておくことにより同一のケース本体3を使用することができ、それぞれの車種に合わせたケース本体3を大型の金型でそれぞれ製造する従来のものに比べて経済的に有利である。
【0019】
更に、ケース本体3の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起24が形成されているとともに、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25を形成し、蓋体4をケース本体3に被せたときに蓋体4の開放端縁17が環状突起24の頂面に当接し且つ蓋体4の段部25における内側屈曲部26がケース本体3の開放端縁27に当接する構成としたことにより、ケース本体3と蓋体4との嵌め合わせを確実なものとしている。
【0020】
更にまた、ビード付けによるケース本体3に形成された環状突起24と、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25とによる嵌め合わせは、図4に示した従来のスペーサープレート14を、ケース本体3の周壁9の外周にリベット15により固着する構成に比べて作業性が良好でであり、製造の容易性ならびに製造価格の低減を図ることができるものである。
【0021】
加えて、ビード付けによるケース本体3に形成された環状突起24と、蓋体4の開放端に外側へ向けて拡がる段部25とは、ケース本体3ならびに蓋体4の強度増強の効果を発揮し、更に装飾的にも優れたものとしている。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ケース本体および蓋体が金属製であるため、損傷しにくく、損傷箇所も板金加工により簡単に元の状態に復帰可能であり、きわめて経済的である。
【0024】
また、ホイールディスク固定部がケース本体と別体に形成されているため従来のような複雑な金型を必要とせず安価に製造することができるとともに、それぞれの車種に合わせたホィールボルト孔を有するホイールディスク固定部を小型の金型で別途に製造しておくことにより同一のケース本体を使用することができることから経済的に有利である。
【0025】
更に、ケース本体の周壁の所定の高さ位置にビード付けによって環状突起が形成されているとともに、蓋体の開放端に外側へ向けて拡がる段部を形成し、蓋体をケース本体に被せたときに蓋体の開放端縁が環状突起の頂面に当接し且つ蓋体の段部における内側屈曲部がケース本体の開放端縁に当接する構成である場合には、ケース本体と蓋体との嵌め合わせが確実であるばかりでなく、製造が容易で製造価格の低減を図ることができとともに、ケース本体ならびに蓋体の強度増強および装飾的な効果も発揮することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示した実施の形態における使用状態を示す断面図およびその拡大部分図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示した従来例における使用状態を示す断面図およびその拡大部分図である。
【符号の説明】
1 タイヤケース
2 ホィールディスク固定部
3 ケース本体
4 蓋体
17 開放端縁
24 環状突起
15 段部
26 内側屈曲部
27 開放端縁
Claims (1)
- 中央に円錐台形状のホイールディスク固定部が突設されている深皿形を呈する金属製のケース本体と、前記ケース本体に被せられる深皿形を呈する金属製の蓋体とからなるタイヤケースにおいて、前記ケース本体の周壁における所定の高さ位置に環状突起がビード付けによって形成されているとともに、蓋体の開放端に外側へ向けて拡がる段部を形成し、蓋体をケース本体に被せたときに蓋体の開放端縁が前記環状突起の頂面に当接し且つ蓋体の段部における内側屈曲部がケース本体の開放端縁に当接することを特徴とするタイヤケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26475395A JP3747384B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | タイヤケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26475395A JP3747384B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | タイヤケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0976951A JPH0976951A (ja) | 1997-03-25 |
JP3747384B2 true JP3747384B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=17407714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26475395A Expired - Fee Related JP3747384B2 (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | タイヤケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3747384B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4675744B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-04-27 | 株式会社豊田自動織機 | スペアタイヤカバー |
JP6026338B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2016-11-16 | 日野自動車株式会社 | カバー体およびタイヤ取付装置 |
CN105460088B (zh) * | 2015-11-20 | 2017-10-13 | 芜湖国风塑胶科技有限公司 | 一种汽车备胎罩结构 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP26475395A patent/JP3747384B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0976951A (ja) | 1997-03-25 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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