JPH072332Y2 - ライセンスプレートの取付構造 - Google Patents

ライセンスプレートの取付構造

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JPH072332Y2
JPH072332Y2 JP9061389U JP9061389U JPH072332Y2 JP H072332 Y2 JPH072332 Y2 JP H072332Y2 JP 9061389 U JP9061389 U JP 9061389U JP 9061389 U JP9061389 U JP 9061389U JP H072332 Y2 JPH072332 Y2 JP H072332Y2
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bumper
license plate
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博次 嶋村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車におけるライセンスプレートの取付
構造に関する。
(従来の技術) 上記ライセンスプレートの取付構造には、従来、例え
ば、第3図と第4図とで示すものがある。
上記第3図は、第1従来例を示している。
これによれば、1は車体静止側たる車体後面を形成する
リヤパネルで、このリヤパネル1の上下中途部は後方に
向って膨出し、この膨出部2の外面には樹脂製のバンパ
3が接合されている。また、このバンパ3の表面にライ
センスプレート4が重ね合わされて、これらバンパ3
と、ライセンスプレート4の上部とがボルト5により、
上記膨出部2に共締めされている。
上記構成の場合、ライセンスプレート4の下端は自由端
になっている。このため、このままでは、このライセン
スプレート4の下端が走行中にばたつくおそれがある。
そこで、上記バンパ3の下部表面に突起7を形成し、ラ
イセンスプレート4を締結したときに、このライセンス
プレート4の下端が突起7に圧接して、このライセンス
プレート4が弾性的にわずかに折れ曲がるようにしてあ
る。そして、これによって、上記ライセンスプレート4
の下端におけるばたつきの発生を防止している。
また、上記のように構成すると、バンパ3の下端と、ラ
イセンスプレート4の下端との間に隙間8が生じること
となる。すると、この隙間8を利用していたずらなどに
より、ライセンスプレート4が容易に折り曲げられるお
それがある。そこで、これを防止するため、上記隙間8
を覆うカバー片9が上記バンパ3の下縁に一体成形され
ている。
一方、前記第4図は第2従来を示している。
これによれば、ボルト5よりもわずか上方の膨出部2
に、外方に向って突出するビード10が形成され、バンパ
3がこのビード10に押し当てられるようにして膨出部2
に締結されている。そして、この際のボルト5よりも上
方におけるバンパ3やライセンスプレート4の変形によ
って、上記ボルト5がライセンスプレート4の下部側を
バンパ3の外面に密着させるようになっている。つま
り、これによって、ライセンスプレート4の下端がばた
ついたり、容易に折り曲げられたりすることが防止され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前記第1従来例によると、カバー片9を設け
る必要上、ライセンスプレート4の取付構造の構成が複
雑となっている。また、上記バンパ3に対し、上下寸法
Lの長いライセンスプレート4に代えて短い寸法lのラ
イセンスプレート4′を取り付ける場合には、突起7が
露出することとなり、これは、ライセンスプレート4の
取付部における外観品質を低下させる原因となって、好
ましくない。
一方、前記第2従来例によると、ビード10に対応するバ
ンパ3の部分に、局部的な面歪が生じ易く、また、バン
パ3の下端位置が車幅方向の各部において前後に不揃い
となり易くなる。よって、この構成によっても、外観品
質を低下させるという問題がある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、ライセンスプレートの下端にばたつきが生じないよ
うにして、これを車体静止側に取り付ける場合におい
て、この取り付けが簡単な構成によってできるようにす
ると共に、ライセンスプレートの取付部における外観品
質が良好に保たれるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、車体静止側に対するバンパと、ライセンスプレート
の上部とを締結するに際し、バンパの背面に形成される
締結用座面を、これに対面する車体静止側の外面に対
し、下方に進むに従い漸次離れるよう傾斜させ、車体静
止側に対するバンパの締結部よりも下方で、このバンパ
の背面にリブを突設し、このリブの突出端を車体静止側
の外面に当接させた点にある。
(作用) 上記構成による作用は次の如くである。
バンパ3と、このバンパ3の表面に重ね合わされるライ
センスプレート4の上部とをリヤパネル(車体静止側)
1に対し共締めする場合において、上記バンパ3の背面
に形成される締結用座面13をこれに対面するリヤパネル
1の外面に対し、下方に進むに従い漸次離れるように傾
斜させたため、上記締結が進んで、上記締結用座面13が
これに対面するリヤパネル1の外面に面接触するよう押
し当てられるとき、上記締結時の締結力の一部Fが、リ
ヤパネル1に対するバンパ3の締結部よりも下方のバン
パ3やライセンスプレート4をリヤパネル1に向って押
し動かすことになる。
ところで、上記締結部よりも下方でバンパ3の背面には
リブ16が突設されており、このリブ16の突出端はリヤパ
ネル1の外面に当接している。このため、上記バンパ3
やライセンスプレート4の下端側がリヤパネル1に向っ
て押し動かされることは、上記リブ16がリヤパネル1に
当接することによって規制される。
このため、上記締結力の一部Fは、締結用座面13周りの
バンパ3を弾性変形させながら、ライセンスプレート4
の下端側をバンパ3の表面に密着させることとなる。
また、上記したように締結用座面13はバンパ3の背面に
形成したものであるため、バンパ3に対し、上下寸法L
の長いライセンスプレート4に代えて、短い寸法lのラ
イセンスプレート4′を取り付けると否とにかかわら
ず、上記締結用座面13が外観されることはない。
しかも、上記締結用座面13は締結のための強度を保つ必
要上、ある程度大きい面積を有している。このため、上
記した締結時における締結用座面13周りは、全体的に緩
やかに弾性変形することになる。
更に、上記締結部よりも下方のバンパ3は、前記したよ
うにリブ16がリヤパネル1の外面に当接することによっ
て位置決めされる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図と第2図により説明す
る。
なお、この実施例の基本構成は、前記従来例と同様であ
る。よって、共通の構成については、図面にその符号を
付してその説明を省略し、異なる構成についてのみ説明
する。
図において、バンパ3の背面には車幅方向複数のボス12
がそれぞれ一体的に突設され、この各ボス12はほぼ円筒
形をなし、その内孔が前記ボルト5を挿通させる孔とな
っている。そして、上記ボス12の突出端面が、バンパ3
をリヤパネル1に締結させるための締結用座面13となっ
ている。
第1図、第2図中実線で示すように、バンパ3やライセ
ンスプレート4をリヤパネル1に締結させる以前におい
ては、上記締結用座面13はこれに対面する膨出部2の外
面に対し、下方に進むに従い漸次離れるよう傾斜してい
る。
上記ボス12の基部は薄肉部14となっており、つまり、弾
性変形し易い形状とされている。また、上記ボス12に対
応して膨出部2の内面にはボルト5をねじ付けさせるナ
ット15が溶接されている。
上記ボルト5はリヤパネル1に対するバンパ3の締結部
に相当しており、このボルト5よりも下方におけるバン
パ3の背面には、リブ16が突設され、このリブ16は車幅
方向に沿って延びている。そして、このリブ16の突出端
の車幅方向各部はリヤパネル1の外面に当接している。
また、上記リブ16に対し上下方向に交差する縦リブ17
が、バンパ3の背面に一体的に突設されており、上記ボ
ルト5よりも下方のバンパ3の剛性が十分に高められて
いる。
そして、バンパ3と、ライセンスプレート4の上部とを
リヤパネル1に対し締結する場合には、まず、ボルト5
をナット15にねじ込む。そして、この締結が進んで、締
結用座面13がこれに対面する膨出部2の外面に面接触す
るように押し当てられるとき、第2図中矢印で示すよう
に、締結時の締結力の一部Fが、上記ボルト5よりも下
方のバンパ3やライセンスプレート4をリヤパネル1に
向って押し動かすこととなる。
しかし、このとき、リブ16がリヤパネル1に当接してい
るため、上記バンパ3やライセンスプレート4がリヤパ
ネル1に向って押し動かされることは規制され、このた
め、第2図中仮想線で示すように、上記締結力の一部F
は、締結用座面13周りの薄肉部14を主に弾性変形させな
がら、ライセンスプレート4の下端側をバンパ3の表面
に密着させる。
なお、上記締結用座面13は、ボルト5による締結力に強
度上耐えるだけの十分の面積を有している。
また、上記バンパ3には、実線で示した上下寸法Lの長
いライセンスプレート4に代えて、短い寸法lのライセ
ンスプレート4′を取り付けることができるようになっ
ている。
なお、以上は図示の例によるが、ボス12は横断面が短形
であってもよく、このボス12は車幅方向に長尺のもので
あってもよい。また、薄肉部14は無くてもよい。更に、
リブ16は車幅方向に短い部材として、複数設けてもよ
い。
(考案の効果) この考案によれば、バンパと、このバンパの表面に重ね
合わされるライセンスプレートの上部とを車体静止側に
対し共締めする場合において、上記バンパの背面に形成
される締結用座面をこれに対面する車体静止側の外面に
対し、下方に進むに従い漸次離れるように傾斜させたた
め、上記締結が進んで、上記締結用座面がこれに対面す
る車体静止側の外面に面接触するよう押し当てられると
き、上記締結時の締結力の一部が、締結部よりも下方の
バンパやライセンスプレートを車体静止側に向って押し
動かすことになる。
また、この考案では、上記締結部よりも下方でバンパの
背面にはリブが突設されており、このリブの突出端は車
体静止側の外面に当接しているため、上記バンパやライ
センスプレートの下端側が車体静止側に向って押し動か
されることは、上記リブが車体静止側に当接することに
よって規制される。
このため、 上記締結力の一部は、締結用座面周りのバ
ンパを弾性変形させながら、ライセンスプレートの下端
側をバンパの表面に密着させることとなる。よって、ラ
イセンスプレートの下端にばたつきが生じたり、このラ
イセンスプレートを容易に折り曲げることは防止され
る。
そして、上記した効果は、バンパの背面に形成される締
結用座面を車体静止側に対し単に傾斜させることによっ
て得られるため、ライセンスプレートの取り付けは簡単
な構成によって達成されることとなる。
まら、上記したように締結用座面はバンパの背面に形成
したものであるため、バンパに対し、上下寸法の長いラ
イセンスプレートに代えて、短い寸法のライセンスプレ
ートを取り付けると否とにかかわらず、上記締結用座面
が外観されることはない。
しかも、上記締結用座面は締結のための強度を保つ必要
上、ある程度大きい面積を有しているものであるため、
上記した締結時における締結用座面周りは、全体的に緩
やかに弾性変形することになる。よって、この変形が従
来のような局部的な面歪となって現れることは防止され
る。
更に、上記締結部よりも下方のバンパは、前記したよう
にリブが車体静止側の外面に当接することによって位置
決めされることになるため、上記締結によりバンパが弾
性変形しても、バンパの下端位置が車幅方向の各部にお
いて前後に不揃いとなることは防止される。
よって、上記ライセンスプレートの取付部における外観
品質は良好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は、この考案の実施例を示し、第1図は
全体側面断面図、第2図は第1図の部分拡大作用説明
図、 第3図は第1従来例で第1図に相当する図、第4図は第
2従来例で同上第1図の一部に相当する図である。 1……リヤパネル(車体静止側)、3……バンパ、4…
…ライセンスプレート、5……ボルト、13……締結用座
面、16……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパと、このバンパの表面に重ね合わさ
    れるライセンスプレートの上部とを車体静止側に対し一
    体的に締結するライセンスプレートの取付構造におい
    て、上記バンパの背面に形成される締結用座面を、これ
    に対面する車体静止側の外面に対し、バンパの締結前に
    おいて下方に進むに従い漸次離れるよう傾斜させ、車体
    静止側に対するバンパの締結部よりも下方で、このバン
    パの背面にリブを突設し、このリブの突出端を車体静止
    側の外面に当接させたライセンスプレートの取付構造。
JP9061389U 1989-07-31 1989-07-31 ライセンスプレートの取付構造 Expired - Fee Related JPH072332Y2 (ja)

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