JPH079715Y2 - 自動車のリヤバンパ構造 - Google Patents

自動車のリヤバンパ構造

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JPH079715Y2
JPH079715Y2 JP1987103051U JP10305187U JPH079715Y2 JP H079715 Y2 JPH079715 Y2 JP H079715Y2 JP 1987103051 U JP1987103051 U JP 1987103051U JP 10305187 U JP10305187 U JP 10305187U JP H079715 Y2 JPH079715 Y2 JP H079715Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rear bumper
cross member
back door
seal member
upper side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987103051U
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English (en)
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JPS648457U (ja
Inventor
純章 水永
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Priority to US07/213,227 priority patent/US4950031A/en
Priority to DE3822585A priority patent/DE3822585A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のリヤバンパ構造の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、第5図に示すように、車体後部のバックドア開口
部1の下縁を形成するクロスメンバー2に、バックトア
閉時に、バックドア3と車体4との間をシールするシー
ル部材5が取付けられ、上記クロスメンバー2の後方に
リヤバンパ6が配置されたリヤバンパ構造が提案されて
いる(実開昭56-143949号公報参照)。
ところが、上記のようなリヤバンパ構造であれば、衝突
などでリヤバンパ6に衝撃荷重が加わった場合、リヤバ
ンパ6の上辺前端部6aでクロスメンバー2が変形され
て、クロスメンバー2とともにシール部材5も前方へ移
動するので、シール部材5とバックドア3との間のシー
ル性が悪化するという問題があった。
(考案の目的) 本考案は上記問題を解消するためになされたもので、リ
ヤバンパに衝撃荷重が加わった場合でもシール部材のシ
ール性への影響を軽減することを目的とするものであ
る。
(考案の構成) このため、本考案は、車体後部のバックドア開口部の下
縁を形成する閉断面状のクロスメンバーの上端部もしく
はその近傍に、バックドア閉時にバックドアと車体との
間をシールするシール部材が取付けられ、上記クロスメ
ンバーの後方で、かつ、上記シール部材の取付位置より
も下方にリヤバンパが配置された自動車において、上記
リヤバンパは断面略コ字状に形成されていて、該リヤバ
ンパの上辺前端部は、上記クロスメンバーと所定の隙間
を隔てるように設定され、該リヤバンパの内面には、そ
の前端部が、上記クロスメンバーと上記隙間よりも狭い
隙間を隔てるように設定され、かつ、上記上辺前端部よ
りも下方に位置する突出部が設けられ、上記リヤバンパ
に後方からの荷重が加わった際には、上記上辺前端部が
上記クロスメンバーに当接するよりも先に、上記突出部
が上記クロスメンバーの下端部近傍に当接するように設
定されていることを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、リヤバンパの内面に上記リヤバンパの上辺前
端部よりも下方に位置する突出部を設け、この突出部の
前端部を、リヤバンパの上辺前端部とクロスメンバーと
の間の隙間よりも狭い隙間に設定したものである。すな
わち、クロスメンバーの上端部もしくはその近傍に取り
付けられたシール部材に対して、それよりも下方に、リ
ヤバンパの上辺前端部と突出部とを上から順に配設する
とともに、上記シール部材の取付位置から遠い側に位置
する上記突出部とクロスメンバーとの間の隙間を、シー
ル部材の取付位置により近い側に位置する上辺前端部と
クロスメンバーとの間の隙間よりも狭く設定し、上記リ
ヤバンパに後方からの荷重が加わった際には、上記上辺
前端部が上記クロスメンバーに当接するよりも先に、上
記突出部が上記クロスメンバーの下端部近傍に当接する
ように設定したものである。
したがって、リヤバンパに衝撃荷重が加わった場合、ま
ず、突出部の前端部がクロスメンバーの下端部近傍に当
接して、リヤバンパの上辺前端部がシール部材に近いク
ロスメンバーの上端部もしくはその近傍に当接するのが
緩和されるので、クロスメンバーとともにシール部材が
前方へ移動しにくくなり、シール部材とバックドアとの
間のシール性への影響が軽減され、シール性の悪化が有
効に防止できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
第4図に示すように、自動車10の車体11の後部には上方
へ開閉自在なバックドア12が取付けられている。
第1図および第2図に詳細に示すように、上記バックド
ア12で開閉される車体後部のバックドア開口部13の下部
には、サイドフレーム14の後端部に固定されたクロスメ
ンバー15が設けられ、該クロスメンバー15でバックドア
開口部13の下縁を形成する車体パネルが構成されてい
る。上記クロスメンバー15には、バックドア閉時に、バ
ックドア12の内面とクロスメンバー(車体)15との間を
シールするシール部材16が嵌着されている。
上記サイドフレーム14とクロスメンバー15の下面にまた
がってブラケット17,17が車幅方向の両側に固定され、
該各ブラケット17の後面に、後方へ突出するステー18が
ボルト・ナット19で固定されている。
一方、第3図にも示すように、上記クロスメンバー15の
後方に配置されるリヤバンパ20は、断面略コ字状に形成
されていて、該リヤバンパ20の内面には上リブ21(本願
の実用新案登録請求の範囲の欄における突出部に相当)
と下リブ22とが突設され、上記各ステー18の上、下面に
上、下リブ21、22が嵌め込まれて、ボルト・ナット23に
よりステー18に対してリヤバンパ20が固定されている。
上記リヤバンパ20の上辺前端部20aは、上記クロスメン
バー15と所定の隙間t1を隔てるように設定され、上記上
リブ21の車幅方向の略中央部分の前端部21aは、上記ク
ロスメンバー15と上記隙間t1より狭い隙間t2を隔てるよ
うに設定されている(t1>t2)。
上記リヤバンパ20の上辺前端部20aと上リブ21の前端部2
1aとの間には、下端部24aが上リブ21のボルト・ナット2
3に共締めされ、上端部24bが上辺前端部20aの先端溝部2
0bに内方から係止された補強部材24が設けられている。
上記のような構成であれば、衝突などにより、リヤバン
パ20に衝撃荷重が加わると、まず、隙間t2が狭い上リブ
21の前端部21aがクロスメンバー15に当接して、シール
部材16から離れたクロスメンバー15の下部を変形させる
ようになる。
さらに強い衝撃荷重が加わると、隙間t1が広い上辺前端
部20aがクロスメンバー15に当接して、シール部材16に
近いクロスメンバー15の上部を変形させるようになる。
したがって、軽衝撃時ではクロスメンバー15の下部変形
のみで、シール部材16が前方へ移動しないのでシール性
が維持され、強衝撃時でも上リブ21により、上辺前端部
20aによるクロスメンバー15の上部変形が緩和されるの
で、シール性への影響が軽減されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリヤバンパ構造の第4図のA−A
線断面図、第2図は第4図のB−B線断面図、第3図は
リヤバンパの斜視図、第4図は自動車の斜視図、第5図
は従来のリヤバンパ構造の断面図である。 10……自動車、11……車体、12……バックドア、13……
バックドア開口部、15……クロスメンバー、16……シー
ル部材、20……リヤバンパ、20a……上辺前端部、21…
…上リブ、21a……前端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体後部のバックドア開口部の下縁を形成
    する閉断面状のクロスメンバーの上端部もしくはその近
    傍に、バックドア閉時にバックドアと車体との間をシー
    ルするシール部材が取付けられ、上記クロスメンバーの
    後方で、かつ、上記シール部材の取付位置よりも下方に
    リヤバンパが配置された自動車において、 上記リヤバンパは断面略コ字状に形成されていて、該リ
    ヤバンパの上辺前端部は、上記クロスメンバーと所定の
    隙間を隔てるように設定され、該リヤバンパの内面に
    は、その前端部が、上記クロスメンバーと上記隙間より
    も狭い隙間を隔てるように設定され、かつ、上記上辺前
    端部よりも下方に位置する突出部が設けられ、上記リヤ
    バンパに後方からの荷重が加わった際には、上記上辺前
    端部が上記クロスメンバーに当接するよりも先に、上記
    突出部が上記クロスメンバーの下端部近傍に当接するよ
    うに設定されていることを特徴とする自動車のリヤバン
    パ構造。
JP1987103051U 1987-07-04 1987-07-04 自動車のリヤバンパ構造 Expired - Lifetime JPH079715Y2 (ja)

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JP1987103051U JPH079715Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04 自動車のリヤバンパ構造
US07/213,227 US4950031A (en) 1987-07-04 1988-06-29 Automobile rear underbody structure
DE3822585A DE3822585A1 (de) 1987-07-04 1988-07-04 Hintere bodengruppe eines kraftfahrzeuges

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JPS648457U JPS648457U (ja) 1989-01-18
JPH079715Y2 true JPH079715Y2 (ja) 1995-03-08

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ID=31333518

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3904864B2 (ja) * 2001-08-28 2007-04-11 本田技研工業株式会社 車体後部構造
JP4559259B2 (ja) * 2005-03-02 2010-10-06 本田技研工業株式会社 車体後部構造

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JPS5536142A (en) * 1978-09-05 1980-03-13 Nissan Motor Co Ltd Bumper structure

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JPS648457U (ja) 1989-01-18

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