JP2000085635A - 自動車のフロア構造 - Google Patents
自動車のフロア構造Info
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- JP2000085635A JP2000085635A JP10255888A JP25588898A JP2000085635A JP 2000085635 A JP2000085635 A JP 2000085635A JP 10255888 A JP10255888 A JP 10255888A JP 25588898 A JP25588898 A JP 25588898A JP 2000085635 A JP2000085635 A JP 2000085635A
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- muffler
- muffler bracket
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキ用のレバー取付け部及びフロアトン
ネルの剛性向上と、トンネルリインフォースメントの小
型化及び薄板化を図り、部品点数を削減する。 【解決手段】 フロアトンネル２内に、前後方向に沿っ
て配設したトンネルリインフォースメント１３と、車幅
方向に沿いトンネルリインフォースメント１３の全幅に
亘り重合しマフラ６を支持するマフラブラケット１４と
を備え、マフラブラケット１４とトンネルリインフォー
スメント１３とをその重合部で相互に結合固着し、マフ
ラブラケット１４にはパーキングブレーキ用レバー４の
取付け部１８を一体に有し、マフラブラケット１４の両
端の傾斜端面１７，１７がフロアトンネル２のそれぞれ
対応する左右側板部１５，１５に接合され、マフラブラ
ケット１４にはプロペラシャフト１９を支持するサポー
ト部３２を備えている。
ネルの剛性向上と、トンネルリインフォースメントの小
型化及び薄板化を図り、部品点数を削減する。 【解決手段】 フロアトンネル２内に、前後方向に沿っ
て配設したトンネルリインフォースメント１３と、車幅
方向に沿いトンネルリインフォースメント１３の全幅に
亘り重合しマフラ６を支持するマフラブラケット１４と
を備え、マフラブラケット１４とトンネルリインフォー
スメント１３とをその重合部で相互に結合固着し、マフ
ラブラケット１４にはパーキングブレーキ用レバー４の
取付け部１８を一体に有し、マフラブラケット１４の両
端の傾斜端面１７，１７がフロアトンネル２のそれぞれ
対応する左右側板部１５，１５に接合され、マフラブラ
ケット１４にはプロペラシャフト１９を支持するサポー
ト部３２を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロア構
造に関するものである。
造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動車のフロア構造の例を図５〜
図８に示す。従来のフロア構造は、メインフロアパネル
１に形成されているフロアトンネル２の下面に大型のト
ンネルリインフォースメント３を溶接にて固着させ、該
トンネルリインフォースメント３がパーキングブレーキ
用のレバー４、フロントシート５及びマフラ６などの締
付け用を兼ねており、レバー取付け部４ａ、シート締付
け部５ａ及びマフラ締付け部６ａを備えて構成されてい
る。
図８に示す。従来のフロア構造は、メインフロアパネル
１に形成されているフロアトンネル２の下面に大型のト
ンネルリインフォースメント３を溶接にて固着させ、該
トンネルリインフォースメント３がパーキングブレーキ
用のレバー４、フロントシート５及びマフラ６などの締
付け用を兼ねており、レバー取付け部４ａ、シート締付
け部５ａ及びマフラ締付け部６ａを備えて構成されてい
る。
【０００３】マフラ６は、トンネルリインフォースメン
ト３に部分的に重合固着したマフラブラケット７を用
い、該マフラブラケット７に設けた支持部材８の先端で
支持されている。そして、パーキングブレーキ用のレバ
ー４をフロアトンネル２に直締めにて固着する場合、メ
インフロアパネル１を介して、レバー４は、フロアトン
ネル２の下側のトンネルリインフォースメント３に２本
のボルト９をもって締め付け固定される。
ト３に部分的に重合固着したマフラブラケット７を用
い、該マフラブラケット７に設けた支持部材８の先端で
支持されている。そして、パーキングブレーキ用のレバ
ー４をフロアトンネル２に直締めにて固着する場合、メ
インフロアパネル１を介して、レバー４は、フロアトン
ネル２の下側のトンネルリインフォースメント３に２本
のボルト９をもって締め付け固定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ロア構造において、パーキングブレーキ用のレバー取付
け部４ａの剛性の向上を必要とする場合には、トンネル
リインフォースメント３の大型化及び厚板化により、コ
スト及び重量の増大を避けることができないという欠点
があった。また、レバー取付け部４ａの剛性の向上のた
めに、図８に示すように、別のリインフォースメント３
ａを設ける場合もあり、一層のコスト及び重量の増大と
部品点数の増加を招くという問題点があった。
ロア構造において、パーキングブレーキ用のレバー取付
け部４ａの剛性の向上を必要とする場合には、トンネル
リインフォースメント３の大型化及び厚板化により、コ
スト及び重量の増大を避けることができないという欠点
があった。また、レバー取付け部４ａの剛性の向上のた
めに、図８に示すように、別のリインフォースメント３
ａを設ける場合もあり、一層のコスト及び重量の増大と
部品点数の増加を招くという問題点があった。
【０００５】本発明は、上述のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、その目的とするところは、パ
ーキングブレーキ用のレバー取付け部及びフロアトンネ
ルの剛性の向上と、トンネルリインフォースメントの小
型化及び薄板化を図り、必要部品点数を削減することが
できる自動車のフロア構造を提供することにある。
みなされたものであって、その目的とするところは、パ
ーキングブレーキ用のレバー取付け部及びフロアトンネ
ルの剛性の向上と、トンネルリインフォースメントの小
型化及び薄板化を図り、必要部品点数を削減することが
できる自動車のフロア構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車のフロア構造は、フロアトンネ
ル内に、前後方向に沿って配設したトンネルリインフォ
ースメントと、車幅方向に沿い該トンネルリインフォー
スメントの全幅に亘り重合しマフラを支持するために配
設したマフラブラケットとを備え、該マフラブラケット
と前記トンネルリインフォースメントとをこれら両者の
重合部で相互に結合固着したことを特徴とする。また、
本発明に係るフロア構造では、前記マフラブラケットに
はパーキングブレーキ用のレバー取付け部を一体に有
し、該マフラブラケットの両端を前記フロアトンネルの
それぞれ対応する左右両側面に固着させるのが望まし
く、前記マフラブラケットにはプロペラシャフトを支持
するサポート部を備えていてもよい。
に、本発明に係る自動車のフロア構造は、フロアトンネ
ル内に、前後方向に沿って配設したトンネルリインフォ
ースメントと、車幅方向に沿い該トンネルリインフォー
スメントの全幅に亘り重合しマフラを支持するために配
設したマフラブラケットとを備え、該マフラブラケット
と前記トンネルリインフォースメントとをこれら両者の
重合部で相互に結合固着したことを特徴とする。また、
本発明に係るフロア構造では、前記マフラブラケットに
はパーキングブレーキ用のレバー取付け部を一体に有
し、該マフラブラケットの両端を前記フロアトンネルの
それぞれ対応する左右両側面に固着させるのが望まし
く、前記マフラブラケットにはプロペラシャフトを支持
するサポート部を備えていてもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る自動車
のフロア構造について、図面を参照しながら詳細に説明
する。図１は本発明の実施の形態に係る自動車のフロア
構造の要部を示した平面図、図２は図１のＢ−Ｂ線断面
図である。この実施の形態に係る自動車は、メインフロ
アパネル１のフロアトンネル２内に、前後方向に沿って
配設したトンネルリインフォースメント１３と、車幅方
向に沿いトンネルリインフォースメント１３の全幅に亘
り重合して配設したマフラブラケット１４とを備え、該
マフラブラケット１４とトンネルリインフォースメント
１３とをこれら両者の重合部で相互に結合固着してあ
る。
のフロア構造について、図面を参照しながら詳細に説明
する。図１は本発明の実施の形態に係る自動車のフロア
構造の要部を示した平面図、図２は図１のＢ−Ｂ線断面
図である。この実施の形態に係る自動車は、メインフロ
アパネル１のフロアトンネル２内に、前後方向に沿って
配設したトンネルリインフォースメント１３と、車幅方
向に沿いトンネルリインフォースメント１３の全幅に亘
り重合して配設したマフラブラケット１４とを備え、該
マフラブラケット１４とトンネルリインフォースメント
１３とをこれら両者の重合部で相互に結合固着してあ
る。
【０００８】また、本発明に係るフロア構造は、マフラ
６を支持するために配設したマフラブラケット１４に、
パーキングブレーキ用のレバー４のレバー取付け部１８
を一体に有し、該マフラブラケット１４の両傾斜端面１
７がフロアトンネル２のそれぞれ対応する左右両側面を
形成する側板部１５，１５に当接し固着されており、マ
フラブラケット１４にはプロペラシャフト１９のセンタ
ーを支持するサポート部３２を備えて構成されている。
６を支持するために配設したマフラブラケット１４に、
パーキングブレーキ用のレバー４のレバー取付け部１８
を一体に有し、該マフラブラケット１４の両傾斜端面１
７がフロアトンネル２のそれぞれ対応する左右両側面を
形成する側板部１５，１５に当接し固着されており、マ
フラブラケット１４にはプロペラシャフト１９のセンタ
ーを支持するサポート部３２を備えて構成されている。
【０００９】メインフロアパネル１は、車両の前後方向
に沿い車幅方向の中央を通るフロアトンネル２を有し、
クロスメンバ１０が配置されるフロアトンネル２の部分
が幅方向に広い膨出部１ａを形成しており、二点鎖線で
示すフロントシート５が所定位置に載置配設されてい
る。フロアトンネル２は、下広がりに傾斜した左右の側
板部１５とほぼ平らな頂板部１６とによって形成されて
いる。
に沿い車幅方向の中央を通るフロアトンネル２を有し、
クロスメンバ１０が配置されるフロアトンネル２の部分
が幅方向に広い膨出部１ａを形成しており、二点鎖線で
示すフロントシート５が所定位置に載置配設されてい
る。フロアトンネル２は、下広がりに傾斜した左右の側
板部１５とほぼ平らな頂板部１６とによって形成されて
いる。
【００１０】図３は図１のトンネルリインフォースメン
トとマフラブラケットとを組み合わせたリインフォース
メントアセンブリの平面図である。トンネルリインフォ
ースメント１３は、車両の前後方向に沿うほぼ矩形板部
２１と、該矩形板部２１の左右の両端に続き下方へ曲げ
て形成したリブ２２，２２とを備えている。矩形板部２
１には傾斜段差２３を介して凹部が形成されており、該
凹部内にその周囲の高平面２４よりも低い低平面２５が
ある。傾斜段差２３は、車両の前後方向に沿って平行に
続いており、間隔が狭くなっている２箇所の狭間隔部分
２３ａ，２３ａを有している。
トとマフラブラケットとを組み合わせたリインフォース
メントアセンブリの平面図である。トンネルリインフォ
ースメント１３は、車両の前後方向に沿うほぼ矩形板部
２１と、該矩形板部２１の左右の両端に続き下方へ曲げ
て形成したリブ２２，２２とを備えている。矩形板部２
１には傾斜段差２３を介して凹部が形成されており、該
凹部内にその周囲の高平面２４よりも低い低平面２５が
ある。傾斜段差２３は、車両の前後方向に沿って平行に
続いており、間隔が狭くなっている２箇所の狭間隔部分
２３ａ，２３ａを有している。
【００１１】また、トンネルリインフォースメント１３
は、矩形板部２１の一端にあるフロントシート締付け部
２６に透孔２７，２７が開けられ、該透孔の下面側にナ
ット２８，２８が固着されており、パーキングブレーキ
用のレバー取付け部１８に対応する位置に二つの透孔が
開けられ、矩形板部２１の一端寄り位置には上に凹の左
右の補強ビード２９が前後方向に沿って形成されてい
る。そして、トンネルリインフォースメント１３は、矩
形板部２１の高平面２４がフロアトンネル２の頂板部１
６に溶接によって固着される。
は、矩形板部２１の一端にあるフロントシート締付け部
２６に透孔２７，２７が開けられ、該透孔の下面側にナ
ット２８，２８が固着されており、パーキングブレーキ
用のレバー取付け部１８に対応する位置に二つの透孔が
開けられ、矩形板部２１の一端寄り位置には上に凹の左
右の補強ビード２９が前後方向に沿って形成されてい
る。そして、トンネルリインフォースメント１３は、矩
形板部２１の高平面２４がフロアトンネル２の頂板部１
６に溶接によって固着される。
【００１２】図４はマフラブラケットを示す斜視図であ
る。マフラブラケット１４は、プロペラシャフト１９の
センターを支持する板状のサポート部３２と、該サポー
ト部３２の前後の両端に続いて起立した両起立板部３
３，３３と、サポート部３２の左右の両端及び両起立板
部３３，３３の上端に続くフランジ３４とを一体に有し
ている。サポート部３２は、中央にあって上に凸状に湾
曲させて形成されたシャフト係合部３６と、該シャフト
係合部３６の左右端に続く平板部３７、３７とを有して
いる。両平板部３７は左右対称位置にプロペラシャフト
１９支持用の透孔が開けられ、一方の平板部３７にはマ
フラ取付け部３０を構成する二つの透孔が前後方向に間
隔を置いて開けられ、各透孔の上面側にそれぞれナット
３８，３９が固着されている。
る。マフラブラケット１４は、プロペラシャフト１９の
センターを支持する板状のサポート部３２と、該サポー
ト部３２の前後の両端に続いて起立した両起立板部３
３，３３と、サポート部３２の左右の両端及び両起立板
部３３，３３の上端に続くフランジ３４とを一体に有し
ている。サポート部３２は、中央にあって上に凸状に湾
曲させて形成されたシャフト係合部３６と、該シャフト
係合部３６の左右端に続く平板部３７、３７とを有して
いる。両平板部３７は左右対称位置にプロペラシャフト
１９支持用の透孔が開けられ、一方の平板部３７にはマ
フラ取付け部３０を構成する二つの透孔が前後方向に間
隔を置いて開けられ、各透孔の上面側にそれぞれナット
３８，３９が固着されている。
【００１３】フランジ３４は、サポート部３２及び起立
板部３３の両者に亘り互いに下広がりに傾斜して続く左
右の傾斜端面１７，１７と、両起立板部３３に続く前後
の大上端面４２，４２及び小上端面４３，４３とを有
し、両大上端面４２，４２の部分に点対称配置してレバ
ー取付け部１８を構成する二つの透孔４４，４４が開け
られ、該透孔の下面側にナット４５，４５が固着されて
おり、傾斜端面１７の下端には上に凹の溝状ビード４６
が形成されている。
板部３３の両者に亘り互いに下広がりに傾斜して続く左
右の傾斜端面１７，１７と、両起立板部３３に続く前後
の大上端面４２，４２及び小上端面４３，４３とを有
し、両大上端面４２，４２の部分に点対称配置してレバ
ー取付け部１８を構成する二つの透孔４４，４４が開け
られ、該透孔の下面側にナット４５，４５が固着されて
おり、傾斜端面１７の下端には上に凹の溝状ビード４６
が形成されている。
【００１４】また、フランジ３４は、傾斜端面１７と大
上端面４２との間及び傾斜端面１７と小上端面４３との
間にそれぞれ段差を介して低位部４７があり、大上端面
４２と小上端面４３との間に段差を介して低位部４９が
形成されている。そして、フランジ３４は、図３に示す
ように、低位部４７をリブ２２に、低位部４９を傾斜段
差２３の狭間隔部分２３ａにそれぞれ位置合わせして、
大上端面４２及び小上端面４３がトンネルリインフォー
スメント１３の下面に、傾斜端面１７がフロアトンネル
２の側板部１５の内面にそれぞれ溶接によって固着され
る。
上端面４２との間及び傾斜端面１７と小上端面４３との
間にそれぞれ段差を介して低位部４７があり、大上端面
４２と小上端面４３との間に段差を介して低位部４９が
形成されている。そして、フランジ３４は、図３に示す
ように、低位部４７をリブ２２に、低位部４９を傾斜段
差２３の狭間隔部分２３ａにそれぞれ位置合わせして、
大上端面４２及び小上端面４３がトンネルリインフォー
スメント１３の下面に、傾斜端面１７がフロアトンネル
２の側板部１５の内面にそれぞれ溶接によって固着され
る。
【００１５】トンネルリインフォースメント１３とマフ
ラブラケット１４とは、予め、互いに組付けられて、図
３に示すリインフォースメントアセンブリ５１を形成す
る。リインフォースメントアセンブリ５１は、マフラブ
ラケット１４のフランジ３４の上端面４２，４３をトン
ネルリインフォースメント１３の下面に溶接によって固
着することで組立てられ、組立て後に、トンネルリイン
フォースメント１３の矩形板部２１の高平面２４をフロ
アトンネル２の頂板部１６に、マフラブラケット１４の
傾斜端面１７がフロアトンネル２の側板部１５にそれぞ
れ溶接で固着される。
ラブラケット１４とは、予め、互いに組付けられて、図
３に示すリインフォースメントアセンブリ５１を形成す
る。リインフォースメントアセンブリ５１は、マフラブ
ラケット１４のフランジ３４の上端面４２，４３をトン
ネルリインフォースメント１３の下面に溶接によって固
着することで組立てられ、組立て後に、トンネルリイン
フォースメント１３の矩形板部２１の高平面２４をフロ
アトンネル２の頂板部１６に、マフラブラケット１４の
傾斜端面１７がフロアトンネル２の側板部１５にそれぞ
れ溶接で固着される。
【００１６】パーキングブレーキ用のレバー４は、下端
で左右に張り出した二つの取付片５４，５４の透孔に図
示しないボルトを通し、該ボルトをそれぞれのナット４
５，４５にねじ込んで取付けられる。マフラ６は、ナッ
ト３９，３９とこれにねじ込まれるボルトとをもって締
結しマフラブラケット１４に取付けた支持部材５７（図
２参照）の先端で支持される。プロペラシャフト１９
は、図２に示すように、外周に嵌合する環状係合部材６
０を用い、該係合部材６０の左右に突設した取付片６
１，６１をナット３８，３８に螺合するボルト４０，４
０で締結してサポート部３２により支持されている。
で左右に張り出した二つの取付片５４，５４の透孔に図
示しないボルトを通し、該ボルトをそれぞれのナット４
５，４５にねじ込んで取付けられる。マフラ６は、ナッ
ト３９，３９とこれにねじ込まれるボルトとをもって締
結しマフラブラケット１４に取付けた支持部材５７（図
２参照）の先端で支持される。プロペラシャフト１９
は、図２に示すように、外周に嵌合する環状係合部材６
０を用い、該係合部材６０の左右に突設した取付片６
１，６１をナット３８，３８に螺合するボルト４０，４
０で締結してサポート部３２により支持されている。
【００１７】本発明の上記実施の形態に係るフロア構造
によれば、マフラブラケット１４のフランジ３４の傾斜
端面１７がフロアトンネル２の側板部１５に固着されて
いるのみならず、大上端面４２及び小上端面４３がトン
ネルリインフォースメント１３に固着されているので、
フロアトンネル２の剛性が高く、トンネルリインフォー
スメント１３とマフラブラケット１４とを、予め互いに
組付ける際に、フランジ３４の低位部４９の位置に狭間
隔部分２３ａを合わせて相互の位置決めを容易に行うこ
とができるという利点がある。
によれば、マフラブラケット１４のフランジ３４の傾斜
端面１７がフロアトンネル２の側板部１５に固着されて
いるのみならず、大上端面４２及び小上端面４３がトン
ネルリインフォースメント１３に固着されているので、
フロアトンネル２の剛性が高く、トンネルリインフォー
スメント１３とマフラブラケット１４とを、予め互いに
組付ける際に、フランジ３４の低位部４９の位置に狭間
隔部分２３ａを合わせて相互の位置決めを容易に行うこ
とができるという利点がある。
【００１８】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。
限定されるものではなく、種々の変形及び変更が可能で
ある。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、フロアトンネル内に、前後方
向に沿って配設したトンネルリインフォースメントと、
車幅方向に沿い該トンネルリインフォースメントの全幅
に亘り重合しマフラを支持するために配設したマフラブ
ラケットとを備え、該マフラブラケットとトンネルリイ
ンフォースメントとをこれら両者の重合部で相互に結合
固着したことにより、フロアトンネルの剛性が向上し、
車両側面に大きな衝撃荷重を受けても、フロアトンネル
が圧潰されず、車室内のスペースを確保することができ
るという効果を奏する。また、マフラブラケットにはパ
ーキングブレーキ用のレバー締付け部を一体に有し、該
マフラブラケットの両端をフロアトンネルのそれぞれ対
応する左右両側面に固着させることにより、パーキング
ブレーキのレバー締付け部の剛性及びフロアトンネルの
剛性の一層の向上と、トンネルリインフォースメントの
小型化及び薄板化を図ることができる。さらに、本発明
では、マフラブラケットにはプロペラシャフトを支持す
るサポート部を備えることにより、マフラブラケットが
パーキングブレーキ用のレバー取付けとプロペラシャフ
トを支持するサポートとを兼ねているので、必要部品点
数及び重量を削減し、コストを低減することができる。
向に沿って配設したトンネルリインフォースメントと、
車幅方向に沿い該トンネルリインフォースメントの全幅
に亘り重合しマフラを支持するために配設したマフラブ
ラケットとを備え、該マフラブラケットとトンネルリイ
ンフォースメントとをこれら両者の重合部で相互に結合
固着したことにより、フロアトンネルの剛性が向上し、
車両側面に大きな衝撃荷重を受けても、フロアトンネル
が圧潰されず、車室内のスペースを確保することができ
るという効果を奏する。また、マフラブラケットにはパ
ーキングブレーキ用のレバー締付け部を一体に有し、該
マフラブラケットの両端をフロアトンネルのそれぞれ対
応する左右両側面に固着させることにより、パーキング
ブレーキのレバー締付け部の剛性及びフロアトンネルの
剛性の一層の向上と、トンネルリインフォースメントの
小型化及び薄板化を図ることができる。さらに、本発明
では、マフラブラケットにはプロペラシャフトを支持す
るサポート部を備えることにより、マフラブラケットが
パーキングブレーキ用のレバー取付けとプロペラシャフ
トを支持するサポートとを兼ねているので、必要部品点
数及び重量を削減し、コストを低減することができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る自動車のフロア構造
の要部を示す平面図である。
の要部を示す平面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線断面図である。
【図３】図１のトンネルリインフォースメント及びマフ
ラブラケットを示した平面図である。
ラブラケットを示した平面図である。
【図４】本発明の実施の形態に係るマフラブラケットを
示した斜視図である
示した斜視図である
【図５】従来の自動車のフロア構造の要部を示す平面図
である。
である。
【図６】図５のＡ−Ａ線断面図である。
【図７】従来のトンネルリインフォースメント及びマフ
ラブラケットを示した平面図である。
ラブラケットを示した平面図である。
【図８】従来のトンネルリインフォースメント及びマフ
ラブラケット等の補強部材を示した平面図である。
ラブラケット等の補強部材を示した平面図である。
１ メインフロアパネル ２ フロアトンネル ６ マフラ １３ トンネルリインフォースメント １４ マフラブラケット １５ 側板部 １６ 頂板部 １７ 傾斜端面 １８ レバー取付け部 １９ プロペラシャフト ２３ 傾斜段差 ２３ａ 狭間隔部分 ２６ フロントシート締付け部 ３２ サポート部 ３４ フランジ ３６ シャフト係合部 ４２，４３ 上端面 ５７ 支持部材
Claims (3)
- 【請求項１】 フロアトンネル内に、前後方向に沿って
配設したトンネルリインフォースメントと、車幅方向に
沿い該トンネルリインフォースメントの全幅に亘り重合
しマフラを支持するために配設したマフラブラケットと
を備え、該マフラブラケットと前記トンネルリインフォ
ースメントとをこれら両者の重合部で相互に結合固着し
たことを特徴とする自動車のフロア構造。 - 【請求項２】 前記マフラブラケットにはパーキングブ
レーキ用のレバー取付け部を一体に有し、該マフラブラ
ケットの両端を前記フロアトンネルのそれぞれ対応する
左右両側面に固着させることを特徴とする請求項１に記
載の自動車のフロア構造。 - 【請求項３】 前記マフラブラケットにはプロペラシャ
フトを支持するサポート部を備えていることを特徴とす
る請求項１又は請求項２に記載の自動車のフロア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255888A JP2000085635A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 自動車のフロア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255888A JP2000085635A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 自動車のフロア構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000085635A true JP2000085635A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17284973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255888A Pending JP2000085635A (ja) | 1998-09-10 | 1998-09-10 | 自動車のフロア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000085635A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380937B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-04-26 | 기아자동차주식회사 | 파킹레버 체결부의 보강구조 |
| JP2007015630A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | トランスミッション支持構造 |
| JP2011218934A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両の衝撃吸収構造 |
-
1998
- 1998-09-10 JP JP10255888A patent/JP2000085635A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100380937B1 (ko) * | 2000-12-18 | 2003-04-26 | 기아자동차주식회사 | 파킹레버 체결부의 보강구조 |
| JP2007015630A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Fuji Heavy Ind Ltd | トランスミッション支持構造 |
| JP4555179B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2010-09-29 | 富士重工業株式会社 | トランスミッション支持構造 |
| JP2011218934A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両の衝撃吸収構造 |
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