JP4675744B2 - スペアタイヤカバー - Google Patents
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Description
内側カバーの当接部において、外側カバー内周壁部と接触する当接面の幅が5mm以下であることが好ましい。当接面の幅が狭いので、当接部及び外側カバー内周壁部間の面圧が大きくなる。
ガイド部の外径が、先端に向かって先細りとなっていてもよい。外側カバーを内側カバーに係合する際、外側カバーの取り付け位置合わせが容易になる。
外側カバー内周壁部には係合突起が設けられ、ガイド部には係合穴が設けられ、外側カバーと内側カバーとが係合された状態において係合突起が係合穴に嵌まり込むようにしてもよい。
実施の形態1.
この実施の形態1に係るスペアタイヤカバーの断面図を図1に示す。スペアタイヤカバー3は、車両1の後方にて後部ドア2に取り付けられている。スペアタイヤカバー3は、後部ドア2に固定された樹脂製の内側カバー4と、内側カバー4に係合される樹脂製の外側カバー5とから構成されている。内側カバー4及び外側カバー5は両方とも一端が開口した円筒形状を有し、互いの開口が対向するようになっている。内側カバー4には、後部ドア2に固定された金属製のスペアタイヤ保持部6に内側カバー4を取り付けるための取付部12が形成されている。取付部12が取付ねじ7によってスペアタイヤ保持部6に固定されることにより、内側カバー4が後部ドア2に固定されている。スペアタイヤカバー3の内部、すなわち内側カバー4及び外側カバー5によって形成される空間に、スペアタイヤ8が収容されている。スペアタイヤ8は、ホイール9をスタッドボルト10及びナット11によってスペアタイヤ保持部6に固定することにより、スペアタイヤカバー3の内部に固定されている。
また、当接面21の幅が3mmであることにより、係合された状態における当接部20及び外側カバー内周壁部24間の面圧が大きくなるので、シール性を向上することができる。また、外側カバー5を内側カバー4に係合するための係合突起25及び係合穴26が、当接部20及と外側カバー内周壁部24との当接部分とは別の位置に設けられ、接続面21が当接部20の外周に全周にわたって形成されているので、当接面21と外側カバー内周壁部24の内周面24aとの接触部分が同じ構造となり、シール性を向上することができる。これらにより、当接面21と外側カバー内周壁部24の内周面24aとの接触部分に水が移動しても、スペアタイヤカバー3の内部に水が浸入することを防止できる。
また、当接部20に対して内側カバー外周壁部22と反対側に延びる円筒形状のガイド部23が設けられ、ガイド部23の外径が先端に向かって先細りになっていることにより、外側カバー5を内側カバー4に係合させる際、外側カバー5の取付け位置合わせを容易にすることができる。さらに、外側カバー5をガイド部23に沿って移動させることができるので、外側カバー5を内側カバー4に係合しやすくすることができる。
また、ガイド部23は円筒形状であるが、この形状に限定するものではない。図4に示されるように、円弧状に湾曲した4つの板状部材27を円筒状に配列したガイド部28を使用してもよい。尚、板状部材27の個数も4個に限定されず、任意に設定可能である。
また、内側カバー外周壁部22の開口側端部22aより、当接部20及びガイド部23が延びているが、これに限定されるものではない。当接部が内側カバー外周壁部の開口側端部付近に形成されていれば、開口側端部22aは当接部より更に車両後方まで延びていても良い。
また、外側カバー内周壁部24において、当接部20と当接する開口側端部24b付近には、当接において一定の面圧が得られやすいように、車両前方に向かい拡径するテーパ部を設けても良い。
また、実施例1では、内側カバー4と外側カバー5は、一定の径よりなる円筒形状に形成されているが、特にこの形状に限定されない。例えば、内側カバーと外側カバーの形状は、スペアタイヤの断面R形状に沿い、径の変化する椀型、或いは、深皿型であっても良い。要は、スペアタイヤを内側に収納する凹形状を有し、開口部外周付近の均一なシール性が得られるように外縁が円形であれば、本発明を適用することができる。
次に、この発明の実施の形態2に係るスペアタイヤカバーを図5に基づいて説明する。尚、以下の実施の形態において、図1〜3の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
図4に示されるように、このスペアタイヤカバーの構成は、実施の形態1に対して、当接部20の形状を変更したものである。
内側カバー30は、外側カバー内周壁部24に当接する当接部40を備えている。当接部40の外周面に形成されている当接面31は、円弧状の形状を有している。その他の構成については、実施の形態1と同じである。
当接面31を円弧状の形状にすることにより、外側カバー内周壁部24の内周面24aとの接触面積が小さくなるので、さらに当接部40及び外側カバー内周壁部24間の面圧を大きくしてシール性を向上することができる。
Claims (4)
- 車両に固定されスペアタイヤを収納するための凹形状を備える内側カバーと、前記内側カバーの開口を覆う外側カバーとを備えたスペアタイヤカバーにおいて、
前記外側カバーは、一端が開口し、外縁が円形の外側カバー内周壁部を備え、
前記内側カバーは、前記外側カバーの開口と対向する側の一端が開口し、
外縁が円形の内側カバー外周壁部と、
前記内側カバー外周壁部の開口側に設けられ、前記内側カバー外周壁部と段差ができるように前記内側カバー外周壁部の外径よりも大きい外径を有すると共に前記外側カバー内周壁部に半径方向外側で当接する当接部と、
前記当接部に対して前記内側カバー外周壁部と反対側には、前記外側カバー側に延びるガイド部と
を備え、
前記外側カバー内周壁部の開口側端部が前記当接部を超えて前記内側カバー外周壁部側に延び、
前記ガイド部の外径は、前記当接部の外径よりも小さいことを特徴とするスペアタイヤカバー。 - 前期内側カバーの前記当接部において、前記外側カバー内周壁部と接触する当接面の幅が5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のスペアタイヤカバー。
- 前記ガイド部の外径が、先端に向かって先細りとなることを特徴とする請求項1または2に記載のスペアタイヤカバー。
- 前記外側カバー内周壁部には係合突起が設けられ、
前記ガイド部には係合穴が設けられ、
前記外側カバーと前記内側カバーとが係合された状態において前記係合突起が前記係合穴に嵌まり込むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のスペアタイヤカバー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005307502A JP4675744B2 (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | スペアタイヤカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005307502A JP4675744B2 (ja) | 2005-10-21 | 2005-10-21 | スペアタイヤカバー |
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JP2007112354A JP2007112354A (ja) | 2007-05-10 |
JP4675744B2 true JP4675744B2 (ja) | 2011-04-27 |
Family
ID=38094927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPH0976951A (ja) * | 1995-09-19 | 1997-03-25 | Yamaguchi Denki Kogyo Kk | タイヤケース |
JPH10203431A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Shizuoka Kasei Kk | スペアタイヤカバー |
JPH11147487A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Sansho Kk | タイヤカバー |
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2005
- 2005-10-21 JP JP2005307502A patent/JP4675744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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JPH11147487A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-02 | Sansho Kk | タイヤカバー |
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