JP3914752B2 - タイヤ交換車両用のライト取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、飛行機のタイヤを交換する専用車両に装備するライトを取り付けるライト取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、飛行機のタイヤを交換する専用車両を示したものである。
このタイヤ交換用の専用車両は、その荷台1にクレーン2を設置している。そして、このクレーン2によって、飛行機のタイヤのように大きくて重いタイヤを昇降させて、タイヤを交換するようにしている。
【0003】
また、上記荷台1には、夜間の作業を考慮して、作業用のライト3を備えている。このライト3は、図6に示すように、荷台1に設けた保持ボックス4内に収納するとともに、バンド5を締め付けることによって、保持ボックス4にしっかり固定するようにしている。
上記のようにしたライト3は、使用するときに、バンド5を外せば、保持ボックス4からすぐに取り出せるようにしている。
一方、タイヤ交換作業が終わった場合には、保持ボックス4にライト3を入れた後、バンド5を締め付けて、このライト3を保持ボックス4にしっかり固定する。このようにライト3を保持ボックス4に固定するのは、車両の走行中にライト3が保持ボックス4内でがたついたり、この保持ボックス4からライト3が飛び出したりしないようにするためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、バンド5を締め付けることによって、ライト3を保持ボックス4に固定するようにしていたが、このバンド5を締め付ける作業に手間がかかるという問題があった。すなわち、飛行機のタイヤ交換作業というのは、限られた時間内に行う必要性があるため、作業時間の短縮化は、常に重要な課題となっている。そのため、ライト3の固定作業といえども、それに時間がかかるということは、全体の作業時間を短縮化するという観点からすれば、重要な問題となっていた。
【0005】
一方、緊急時には、ライト3を固定している時間も足りない場合があり、このような場合には、バンド5を締め付けずに、車両を走行させてしまうことがある。しかし、このようにライト3を保持ボックス4に固定せずに走行すると、ライト3が保持ボックス4内でガタつくために、ライト3が故障するという問題もあった。
この発明の目的は、ライト3をワンタッチで着脱できるライト取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、タイヤ交換車両の荷台に固定した保持部材にライトを取り付けるタイヤ交換車両用のライト取付構造において、上記ライトの下部に設けた円形の凹部または凸部と、保持部材の上面に設けた円形の凸部または凹部とを備え、上記ライト側または保持部材側に設けた凹部の底を磁性体によって構成し、上記保持部材側またはライト側に設けた凸部を磁石によって構成する一方、上記ライトに設けた凹部または凸部を、上記保持部材に設けた凸部または凹部にはめ合わせて、上記ライトを保持部材に対して着脱自在にしたことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、上記第1の発明において、ライトまたは保持部材に設けた凹部の開口部に、外側に向かって拡径させたテーパ面を形成したことを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明において、ライトまたは保持部材に設けた凹部の深さよりも、保持部材またはライトに設けた凸部の高さを大きくしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1〜4に示す実施形態は、ライト6と、このライト6を取り付ける保持部材7とに特徴を有し、その他の構成については、前記従来例と同じである。
したがって、以下では、ライト6の取付構造を中心に説明し、従来と同じ構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0010】
図1に示すように、タイヤ交換用の専用車両の荷台1には、保持部材7を固定している。そして、この保持部材7に、図2に示すように、ライト6を固定している。
このライトは、図3に示すように、保持部材7に対して着脱自在になっていて、その下部には、取付部材8を固定している。この取付部材8は、筒部材8aとその上端に固定した閉塞部材8bとからなり、図中下方を開口させることによって凹部9を構成している。
【0011】
上記筒部材8aは、非磁性体によって構成している。ここでいう非磁性体とは、磁石にくっつかない材質であればどのようなものでもよい。また、この筒部材8aは、その開口部分を外側に向かって拡径させたテーパ面8cとしている。そして、このテーパ面8cと筒部材8aの内周とを滑らかに連続させている。
上記閉塞部材8bは、鉄などの磁性体によって構成している。なお、ここでいう磁性体とは、磁石にくっつくものであれば鉄以外のどのような材質でもよい。
【0012】
一方、上記保持部材7は、荷台1にボルトなどによって固定されるプレート7aと、このプレート7aの上面に固定した凸部7bとによって構成されている。上記凸部7bは、上記筒部材8bの内径よりもその直径を僅かに小さくした円柱状のものであり、筒部材8bに挿入可能にしている。
また、この凸部7bは、図4に示すように、そのプレート7aの上面からの高さHを、上記凹部9の深さDよりもやや大きめに設定している。このようにしたのは、磁石による所定の固着力を確実に得るためである。すなわち、凸部7bの高さHと凹部9の深さDとを等しく設定しておくと、加工時の寸法誤差などによって、凸部7bの高さHが凹部9の深さDよりも小さくなることがある。
【0013】
上記のように凸部7bの高さHが凹部9の深さDよりも小さくなると、凸部7bと凹部9とをはめ合わせたときに、凸部7bの先端面7cが閉塞部材8bに届かないため、凸部7bの先端面7cと閉塞部材8bとの間に隙間ができてしまう。そして、このような隙間ができると、磁力による固着力が非常に弱くなってしまう。
そこで、この実施形態では、上記したように、凸部7bの高さを凹部9の深さよりも大きめに設定し、多少の寸法誤差が生じたとしても、凸部7bと凹部9とをはめ合わせたときに、凸部7bの先端面7cと閉塞部材8bとを確実に当接できるようにした。凸部7bの先端面7cと閉塞部材8bとを当接させれば、磁力による所定の固着力を得ることができる。
【0014】
このようにした凸部7bを、磁石によって構成している。そのため、上記のように凸部7bの挿入方向の先端面7cが閉塞部材8bに当接すると、磁力の作用によって凸部7bと閉塞部材8bとがしっかりくっつく。このようにして凸部7bと閉塞部材8bとがしっかりくっつけば、凹部9から凸部7bが簡単に抜けなくなり、ライト6が保持部材7にしっかり固定されることになる。
また、凹部9に凸部7bがはまっているので、ライト6がプレート7a上で平行移動することもない。つまり、保持部材7の凸部7bに、ライト6の凹部9をはめ合わせるだけで、保持部材7にライト6をしっかり固定することができる。
【0015】
一方、上記凸部7bの先端を、凹部9に入れるときに、凸部7bのセンターと凹部9のセンターとがずれることがある。このような場合でも、凹部9の開口部分に設けたテーパ面8cにより凸部7bがガイドされて、そのセンターが凹部9のセンターに自動的に一致するようにしている。このように両部材のセンターを一致させるようにしているので、凹部9と凸部7bとのはめ合わせ作業が簡単にできる。
なお、凸部7bの先端を先細りにして、この凸部7bと凹部9とをはめ合わせやすくすることも考えられるが、この場合には、磁石を加工しなければならず、加工作業が大変になるという不都合がある。また、凸部7bの先端を先細りにすると、この凸部7bと閉塞部材8bとの接触面積が小さくなるため、磁力による固着力も低下するという不都合もある。これに対して凹部9の開口部分にテーパ面8cを形成すれば、そのような不都合が生じない。
【0016】
また、上記凸部7bを凹部9に挿入する過程で、この凸部7bが筒部材8aにくっついてしまうこともない。なぜなら、筒部材8aを非磁性体によって構成しているからである。
したがって、凸部7bの先端が閉塞部材8bに当接するまで、凸部7bをスムーズに挿入できる。このようにすることによって、ライト6を保持部材7に取り付けるときの作業性を向上させている。
【0017】
なお、この実施形態では、凸部7bおよび凹部9の形状を円形にしているが、円形でなくてもよい。例えば、両部材の形状を多角形にすれば、凸部7bを凹部9挿入することで、保持部材7に対するライト6の回転を規制することができる。
ただし、この実施形態のように、凸部7bまたは凹部9の形状を円形にすれば、凸部7bを挿入するときの方向性が限定されないので、凸部7bを凹部9に簡単に入れることができる。
【0018】
また、この実施形態では、ライト6の取付部材8側に凹部9を形成し、保持部材7側に凸部7bを設けているが、これら凹部9と凸部7bとの位置関係は、反対になってもよい。すなわち、ライト6側に凸部を設け、保持部材7側に凹部を設けるようにしてもよい。
さらに、この実施形態では、凹部9の底を構成する閉塞部材8bを磁石にしているが、その理由を以下に説明する。
【0019】
磁力を利用して凸部と凹部とを固定することからいえば、どちら側を磁石にしてもかまわない。しかし、凹部を磁石にすると、この凹部内に鉄くずなどのゴミが付着してしまう。凹部内に鉄くずなどが付着してしまうと、それが邪魔をして、所定の深さまで凸部を挿入できなくなるおそれがある。また、凹部の底に鉄くずが付着すると、それを掃除しにくいという不便さもある。さらに、凸部を挿入する途中で、磁力によって凸部が凹部内周にくっついてしまうというおそれもある。
そこで、この実施形態では、凸部7b側を磁石にすることによって、上記種々の問題が生じないようにしている。
【0020】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ライトの下部に設けた凹部または凸部を、保持部材の上面に設けた凸部または凹部にはめ合わせると、磁力によってこれら凸部と凹部とがしっかりくっつく構成にした。そのため、凹部と凸部をはめ合わせるだけで、ライトを保持部材に固定することができ、バンドを締め付けなければならなかった前記従来例よりも、ライトを短時間で取り付けることができる。
【0021】
第2の発明によれば、ライトまたは保持部材に設けた凹部の開口部に、外側に向かって拡径させたテーパ面を形成したので、凸部と凹部とのはめ合わせ作業がスムーズにできる。
【0022】
第3の発明によれば、ライトまたは保持部材に設けた凹部の深よりも、保持部材またはライトに設けた凸部の高さを大きくたので、確実に凸部の先端を、凹部の底に当接させることができる。このよう凸部の先端と凹部の底とを当接させれば、磁力によってライトを保持部材にしっかり固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ交換用の専用車両の側面図である。
【図2】保持部材7にライト6を固定した実施形態の側面図である。
【図3】保持部材7からライト6を取り外した状態の実施形態の側面図である。
【図4】凸部7bと凹部9との寸法関係を示す説明図である。
【図5】タイヤ交換用の専用車両の側面図である。
【図6】従来のライト取付構造を示す説明図である。
【符号の説明】
6 ライト
7 保持部材
7b 凸部
8b この発明の凹部の底を構成する閉塞部材
8c テーパ面
9 凹部
D 凹部の深さ
H 凸部の高さ

Claims (3)

  1. タイヤ交換車両の荷台に固定した保持部材にライトを取り付けるタイヤ交換車両用のライト取付構造において、上記ライトの下部に設けた円形の凹部または凸部と、保持部材の上面に設けた円形の凸部または凹部とを備え、上記ライト側または保持部材側に設けた凹部の底を磁性体によって構成し、上記保持部材側またはライト側に設けた凸部を磁石によって構成する一方、上記ライトに設けた凹部または凸部を、上記保持部材に設けた凸部または凹部にはめ合わせて、上記ライトを保持部材に対して着脱自在にしたことを特徴とするタイヤ交換車両用のライト取付構造。
  2. ライトまたは保持部材に設けた凹部の開口部に、外側に向かって拡径させたテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1記載のタイヤ交換車両用のライト取付構造。
  3. ライトまたは保持部材に設けた凹部の深さよりも、保持部材またはライトに設けた凸部の高さを大きくしたことを特徴とする請求項1または2記載のタイヤ交換車両用のライト取付構造。
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