JPS5927282Y2 - 自動車用ホイ−ル - Google Patents

自動車用ホイ−ル

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Publication number
JPS5927282Y2
JPS5927282Y2 JP7767579U JP7767579U JPS5927282Y2 JP S5927282 Y2 JPS5927282 Y2 JP S5927282Y2 JP 7767579 U JP7767579 U JP 7767579U JP 7767579 U JP7767579 U JP 7767579U JP S5927282 Y2 JPS5927282 Y2 JP S5927282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
cylindrical portion
support ring
disc
light alloy
Prior art date
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Expired
Application number
JP7767579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55176804U (ja
Inventor
達也 鶴見
Original Assignee
株式会社日本アルミ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本アルミ filed Critical 株式会社日本アルミ
Priority to JP7767579U priority Critical patent/JPS5927282Y2/ja
Publication of JPS55176804U publication Critical patent/JPS55176804U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼板製のドロップセンタ型一体リムと、軽合金
の鋳造又は鍛造ディスクから成る自動車用ホイールに関
するもので、車輪の耐久性を鋼板リムによって満足せし
め、意匠性を軽合金の鋳造又は鍛造ディスクによって満
足させ、材質の異なるリムとディスクを強固に一体化す
ることができるようにしたもので、次に図面により説明
する。
従来第1図〜第4図の構造は公知である。
第1図のドロップセンタ型一体リム1は軽合金板のロー
ル成形品で、幅中央部の底壁2の内周面に、同じく軽合
金の鋳造又は鍛造ディスク3を嵌め、部分4に溶接を施
している。
このような2ピースの場合はチューブレスタイヤの装着
は可能であるが、ホイールの表面、即ち自動車に装着し
た時車体外部に露出する面(第1図の右側面)において
ディスク3の占める面積が限定され、それより外周側の
リム1の形状は一定しているため、ホイール表面に施し
得る意匠の自由度は限定される。
又リム1は軽合金板でできているため、端面5が自動車
走行中に道路縁石との接触等により損傷を受けることが
多い。
第2図のホイールにおいてはリム部6とディスク部7が
軽合金により一体に成形されている。
この場合はリム部6の端面8付近及びディスク部7が連
続した厚内部材であるため、ホイール表面側に各種のデ
ザインを施すことができ、意匠性は向上する。
ところがホイール全体が一体構造であるため金型が大形
化し、製造コストが増加すると共に、材質として軽合金
を使用しているにも拘らず充分な軽量化は達成できない
第3図に示す3ピースの場合は、軽合金板のリム9,1
0を複数個のボルト11.ナツト12により軽合金ディ
スク13に締着している。
この場合ボルト110頭部がホイールの表面に意匠的に
配置される意匠上の効果及びディスク13をつけ換えて
品種の多様化に対応出来ることの有利性はあるが、トル
クの伝達はすべてボルト11の剪断力に依存する形にな
るためガタが生じやすく、耐久性が低い。
リム端面14か弱い点は第1図の2ピースの場合と同様
である。
又チューブレスタイヤを装着することはできない。
第4図のホイールにおいては鋼板製のリム15とディス
ク16をスポット溶接等の手段により 一体化している
この場合はリム端面17が丈夫になる利点はあるが、意
匠性は低い。
第5図は本考案によるホイールの表面を示す正面図、第
6図は裏面図、第7図は第5図のA−OB線に沿う断面
図である。
第7図の20は鋼板のロール成形品から成るドロップセ
ンタ型一体リムであり、幅中央の底壁21の内周面に、
同じく鋼板ロール成形品の支持リング22が大径円筒部
23において嵌合し、スポット溶接により一体化してい
る。
支持リング22は当初2点鎖線で示す小径円筒部24(
第8図)を備えており、この小径円筒部24とリム20
の間の概ね矩形断面の環状の隙間に、アルミニウム合金
の鋳造又は鍛造ディスク25の円筒部26を圧入し、円
筒部26の先端に設けた内向き環状の突起42を包むよ
うに小径円筒部24を突起42上に成形ロールにより鮫
めている。
ディスク25は第5図の如く表面に十字形の溝27を有
する。
28は4個の飾シ孔、29は4個のホイール取付用ボル
ト孔、30は中央の概ね十字形の孔である。
第7図の一部を拡大した第8図において、リム20は前
記底壁21の両側にテーパ状に拡開する段部32,33
を備え、この段部32,33には概ね平坦なタイヤビー
ド支持部34が連続し、ビード支持部34の端縁からビ
ードフランジ部35が起立し、ビードフランジ部35の
先端縁からディスク25のフランジ36を僅かな隙間L
1をへだてて覆う円筒部37が連続している。
フランジ36は円筒部26と同様にディスク25に一体
に設けてあり、フランジ端面38が鋼板リム200円筒
部37よりわずかに(L2だけ)凹入し、自動車走行中
に円筒部37の先端が道路縁石に接触した場合にもアル
ミニウム合金のフランジ端面38が縁石に接触しないよ
うに寸法L2を設定している。
L2は例えば2〜3關である。リム20と7ランジ36
の間には湾曲した帯状断面の環状空間39ができており
、この空間39と隙間L1の大きさは、自動車の走行中
にタイヤから受ける荷重によりリム20が変形した場合
にも、リム20がフランジ36と干渉しない程度に大き
く定められており、この空間39内への塵埃の侵入を阻
止するために、空間39内にコーキング材(シリコンゴ
ム又はエチルゴム系等のゴム状弾性体)39’を充填し
ている。
このコーキング材39’は道路縁石に当る側のリム20
(第8図の右側部分)をディスク25によりある程度弾
性的に支持して補強する役割を果す。
ディスク円筒部26の外周面40はリム底壁21の内周
面に圧接する部分と、リム20の段部32に圧接する段
部48を備え、この段部48がリム20に対するディス
ク25の位置を規制するストッパーの役割を果す。
突起42の内周面49は小径円筒部24に圧接し、小径
円筒部24を2点鎖線の位置から実線の位置1で突起4
2を包むようにロール成形した時、円筒部26の先端面
50も支持リング22に圧接し、との鋏め作業にめ作業
により段部32,48の圧接力が一層増大するように、
円筒部先端面50と支持リング22の間にわずかな隙間
L3を予め設けておくことが好ましい。
以上説明したように本考案においては、鋼板製リム20
の底壁21の内周面に同じく鋼板製の支持リング22の
大径円筒部23を嵌合溶着しておき、軽合金の鋳造又は
鍛造ディスク25の円筒部26をリム底壁21に嵌入し
、円筒部26の先端に設けた内向き突起42を包むよう
に支持リング22をロール成形法等の手段で鋏めるよう
にしたので、材質の異なるリム20とディスク25を強
固に一体化することができ、ホイールの耐久性を鋼板リ
ム20により満足せしめ、意匠性を軽合金の鋳造又は鍛
造ディスク25により満足させることができる。
第9図は別の実施例を示しており、円筒部26の内面に
内周上切削により凹溝55を形成し、そこに支持リング
56を鎮め込んでいる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来のホイールを示す縦断面図、第5
図は本考案によるホイールの正面図、第6図は同裏面図
、第7図は第5図のA−0−B断面図、第8図は第7図
の部分拡大図、第9図は別の実施例を示すための第8図
の一部に対応する図面である。 20・・・一体リム、21・・・底壁、23・・・大径
円筒部、25・・・ディスク、26・・・円筒部、42
・・・内向き突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板製のドロップセンタ型一体リムの底壁内周面に支持
    リングの大径円筒部を溶着し、軽合金の鋳造又は鍛造デ
    ィスクに内向き突起を先端に有する円筒部を設け、ディ
    スクの円筒部をリムに嵌入して内向き突起を包み込むよ
    うに支持リングを鋏めたことを特徴とする自動車用ホイ
    ール。
JP7767579U 1979-06-06 1979-06-06 自動車用ホイ−ル Expired JPS5927282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767579U JPS5927282Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 自動車用ホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7767579U JPS5927282Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 自動車用ホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55176804U JPS55176804U (ja) 1980-12-18
JPS5927282Y2 true JPS5927282Y2 (ja) 1984-08-08

Family

ID=29311150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7767579U Expired JPS5927282Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 自動車用ホイ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5927282Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4363521A (en) * 1980-08-07 1982-12-14 Cragar Industries Inc. Wheel disc offset attachment to wheel rim

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55176804U (ja) 1980-12-18

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