JPH0327845Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327845Y2
JPH0327845Y2 JP1984142569U JP14256984U JPH0327845Y2 JP H0327845 Y2 JPH0327845 Y2 JP H0327845Y2 JP 1984142569 U JP1984142569 U JP 1984142569U JP 14256984 U JP14256984 U JP 14256984U JP H0327845 Y2 JPH0327845 Y2 JP H0327845Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
annular
mounting groove
guide groove
block body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984142569U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6156103U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984142569U priority Critical patent/JPH0327845Y2/ja
Publication of JPS6156103U publication Critical patent/JPS6156103U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327845Y2 publication Critical patent/JPH0327845Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はリム外周中央に補助輪を周設した空気
入タイヤに関する。
〔従来の技術〕
従来より、車両走行時における急激なタイヤ内
圧の低下による危険を防止するため、タイヤの内
部空〓に、タイヤの接地部内側を支持するための
補助輪をリム外周中央に周設した空気入タイヤが
存在する。
これは、例えば実開昭59−58609号公報に記載
される如きもので、補助輪の構成としては、リム
の外周面に装着され内圧低下時のタイヤビード部
の移動を阻止する脚部を備えた静止部と、該静止
部に、半径方向可動可能に取付けられ、かつ内圧
低下時にタイヤ接地部を支持する外周縁を有する
可動部とからなり、かつ可動部と静止部との間に
可動部を半径方向外向きに付勢する複数の弾性部
材を放射状に介在した構成からなるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のものでは、補助輪の静止
部とリムとが別体であり、しかも可動部と弾性部
材も別体で、この弾性部材を可動部と静止部との
間に介在させる構成をとるために、組付性が悪
く、また可動部の外周縁は内圧低下時にタイヤ接
地部を支持する作用を営むだけで、該タイヤ接地
部のタイヤ幅方向の動きに対して充分な対処がで
きないため、安定走行を阻害するという危険があ
る。
そこで本考案は上記の点に鑑み、パンク等によ
つてタイヤ内の空気が抜けても、一時的に安定走
行を可能とし、しかもタイヤを損傷することな
く、さらには組付性も良好な空気入タイヤを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、上記問題点を解決するた
め、リム外周中央部に二条の環状リブを一体成形
して該リブ間に環状の取付溝を形成し、この取付
溝に、支持材の内周にダンパ材を接着して一体に
形成してなる複数の円弧状ブロツク体を、ダンパ
材側を取付溝の底部側に向けて間〓をあけて嵌合
し、かつ該ブロツク体の支持材外周に環状のガイ
ド溝を形成して、このガイド溝底部にゴム輪を装
着して前記複数のブロツク体を環状の取付溝方向
への伸縮を許容しつつ緊締して補助輪を形成する
と共に、タイヤの接地部内周に環状の突条を形成
して、この突条の先端を前記ブロツク体の支持部
外周に形成した環状のガイド溝に嵌入せしめたこ
とを特徴とするものである。
〔作用〕
以上のように構成することにより、パンク等に
よつてタイヤ内の空気が抜けても、補助輪のガイ
ド溝にタイヤの接地部内周に形成した突条全体が
嵌入して、タイヤの接地部内周面が補助輪の外周
面に当接し、タイヤ幅方向のずれを回避しつつタ
イヤ半径の変化を小さく抑え、一時的な安定走行
の確保とタイヤの損傷の防止を図る。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基
づいて説明する。
本考案の空気入タイヤ10は、チユーブレスタ
イプのタイヤ11と、該タイヤ11を装着するリ
ム12aを備えたホイール12とを有し、タイヤ
11の接地部11a内面には突条11bが周設さ
れている。
リム12a外周のタイヤ座12b,12bの中
央部には、リム12a両側の側壁12c,12c
とほぼ同径の二条のリブ14,14を周設してそ
の間に環状の取付溝15を形成し、この取付溝1
5に三分割された円弧状のブロツク体16を嵌合
している。
ブロツク体16は、取付溝15に嵌合した際に
タイヤ11側に位置して接地部11aを支持する
支持材16aと、該支持材16aのリム12a側
に位置するゴム等の弾性材からなるダンパ材16
bとを一体に接着して円弧状に形成されており、
各ブロツク体16は、タイヤ11の接地部11a
から支持材16aに伝わる衝撃をダンパ材16b
のクツシヨク作用によつて吸収可能なように、そ
れぞれ若干の〓間Cを存して前記取付溝15に嵌
合されている。
支持材16aの外周にはタイヤ11の接地部内
周に設けた前記突条11bが嵌入するガイド溝1
6cが周方向に設けられ、このガイド溝16cの
底部にはゴム輪17が装着され、このゴム輪17
によりこれら三分割された円弧状のブロツク体1
6がリム12a外周の環状の取付溝15に緊締さ
れて補助輪18を形成している。
そして、前記タイヤ11のビード部11c,1
1cをリム12aのタイヤ座12b,12bに差
し込んで、ビード部11c,11cの外側をホイ
ール12の側壁12c,12cの内側に圧接する
ことにより、ホイール12にタイヤ11を装着
し、該タイヤ11内に充填される空気により該空
気入タイヤ10は正常時のタイヤ半径に維持さ
れ、正常時には前記突条11bの先端が支持材1
6aの外周に形成したガイド溝16cの上部に僅
かに嵌入している。
尚、19は前記ホイール12を車軸に取付ける
ハブ、20はスポークプレートである。
本実施例の空気入タイヤ10は、以上のように
構成したので、例えばパンクによつてタイヤ11
内の空気が抜けると、前記突条11b全体が補助
輪18のガイド溝16cに案内されて該溝16c
に嵌入し、タイヤ11の車体幅方向である左右方
向の動きが規制されると共に、補助輪18によつ
てタイヤ11を支え、タイヤ半径の変化を正常時
に比べて小さく抑えて、一時的に安定した走行を
可能とする。また、コーナリングに際してもタイ
ヤ11が一側に寄つてビード部11cが捲れた
り、リム12a両側の側壁12cと路面との間に
ビード部11cやサイド部11dが挟まれたりす
ることによるタイヤ11の損傷を抑制することが
できる。さらに、ブロツク体16は支持材16a
にダンパ材16bを接着して一体に設けたので、
パンク等によつてタイヤ11内の空気が抜けて
も、前記タイヤ11を支えるブロツク体16の支
持材16aへ伝わつてくる路面からの衝撃がダン
パ材16bに吸収されて衝撃が緩和され、乗心地
を害することがない。
尚、本実施例の補助輪は三分割したブロツク体
を用いて形成したが、これに限定されず、少なく
とも二分割されたブロツク体であればよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、リム外周中央部に二条
の環状リブを一体成形して該リブ間に環状の取付
溝を形成し、この取付溝に、支持材の内周にダン
パ材を接着して一体に形成してなる複数の円弧状
ブロツク体を、ダンパ材側を取付溝の底部側に向
けて間〓をあけて嵌合し、かつ該ブロツク体の支
持材外周に環状のガイド溝を形成して、このガイ
ド溝底部にゴム輪を装着して前記複数のブロツク
体を環状の取付溝方向への伸縮を許容しつつ緊締
して補助輪を形成すると共に、タイヤの接地部内
周に環状の突条を形成して、この突条の先端を前
記ブロツク体の支持部外周に形成した環状のガイ
ド溝に嵌入せしめたから、補助輪の組付性が良い
と共に、パンク等によつてタイヤ内の空気が抜け
ても、前記突条がガイド溝に嵌入してタイヤの車
体幅方向の動きを確実に規制してタイヤの損傷を
抑制することができ、また補助輪によつてタイヤ
が支えられ、タイヤ半径の変化が正常時に比べて
小さく抑えられるので、一時的な安定走行が可能
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
空気入タイヤの正常時を示す要部断面正面図、第
2図は第1図の−断面図、第3図は空気入タ
イヤの断面側面図である。 10……空気入タイヤ、11……タイヤ、11
a……接地部、11b……突条、11c……ビー
ド部、11d……サイド部、12……ホイール、
12a……リム、12b……タイヤ座、12c…
…側壁、14……リブ、15……取付溝、16…
…ブロツク体、16a……支持材、16b……ダ
ンパ材、16c……ガイド溝、17……ゴム輪、
18……補助輪、C……〓間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リム外周中央部に二条の環状リブを一体成形し
    て該リブ間に環状の取付溝を形成し、この取付溝
    に、支持材の内周にダンパ材を接着して一体に形
    成してなる複数の円弧状ブロツク体を、ダンパ材
    側を取付溝の底部側に向けて間〓をあけて嵌合
    し、かつ該ブロツク体の支持材外周に環状のガイ
    ド溝を形成して、このガイド溝底部にゴム輪を装
    着し前記複数のブロツク体を環状の取付溝方向へ
    の伸縮を許容しつつ緊締して補助輪を形成すると
    共に、タイヤの接地部内周に環状の突条を形成し
    て、この突条の先端を前記ブロツク体の支持部外
    周に形成した環状のガイド溝に嵌入せしめたこと
    を特徴とする空気入タイヤ。
JP1984142569U 1984-09-20 1984-09-20 Expired JPH0327845Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984142569U JPH0327845Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984142569U JPH0327845Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6156103U JPS6156103U (ja) 1986-04-15
JPH0327845Y2 true JPH0327845Y2 (ja) 1991-06-17

Family

ID=30700886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984142569U Expired JPH0327845Y2 (ja) 1984-09-20 1984-09-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327845Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110623A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Toyota Motor Corp 空気入りタイヤ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170204U (ja) * 1982-05-11 1983-11-14 株式会社カナツ− 運搬車用タイヤ
JPS5958609U (ja) * 1982-10-14 1984-04-17 住友ゴム工業株式会社 安全タイヤ用中子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6156103U (ja) 1986-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0217363B2 (ja)
US4466670A (en) Three piece wheel for vehicle tires
SU1075961A3 (ru) Колесо дл автомобил
JPH01314603A (ja) 非空気式タイヤ
JPH0327845Y2 (ja)
JPH0253241B2 (ja)
US20140084670A1 (en) Safety Wheel and Tire Assembly
JPS6136004A (ja) 車両用車輪
JPS61163003A (ja) 車両用車輪
JP7411095B2 (ja) 側壁カバーを有する非空気圧式タイヤ
CA1231035A (en) Wheel and tire assembly for a vehicle
JPH01262206A (ja) ランフラットタイヤ組立体
JPH01297310A (ja) 空気入りタイヤ
US5082040A (en) Vehicle wheel for a pneumatic tire
JPS63103710A (ja) 車両用タイヤ
JPS6223603Y2 (ja)
JPH115402A (ja) タイヤ付車輪
JPS6157402A (ja) 空気タイヤ式車両用車輪
JPS6137123B2 (ja)
JPS589003B2 (ja) 車輪
JPS5927282Y2 (ja) 自動車用ホイ−ル
KR100308772B1 (ko) 펑크를 대비한 타이어용 휠
JPS60226304A (ja) 自動車用安全車輪
US4922983A (en) Vehicle wheel and tire assembly
JP6404894B2 (ja) 中子型のランフラットタイヤ