JP6082613B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアの車室内側に取り付けられている車両用ドアハンドル装置に関する。
多くの車両において、ドアの車室内側に車両用ドアハンドル装置が取り付けられている(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1に示されるような、車両用ドアハンドル装置は、ドアに取り付けられている本体としてのベース部材と、このベース部材にスイング可能に取り付けられドアのロック・アンロックを切り替えるロックノブと、このロックノブの下方に取り付けられドアの開閉操作を行う操作ハンドルとからなる。
近年の車両用ドアハンドル装置は、ロック状態のまま操作ハンドルをドアの開き方向にスイングさせた場合に、ロックノブを自動的にアンロック状態にスイングさせることができる。また、乗員がキーを持った状態で降車し、車両から所定の距離だけ離れると、ロックノブを自動的にロック状態にスイングさせることができる。ロックノブがスイングする際に発生する音を抑制できれば、車両の高級感を高めることができ望ましい。
特開平8−184222号公報
本発明は、ロックノブがスイングする際に発生する音を抑制することができる技術の提供を課題とする。
請求項1に係る発明は、車両用ドアの車室内側に取り付けられている車両用ドアハンドル装置であって、
前記ドアのロック状態とアンロック状態とを切り換えるロックノブが、前記ドアをロック状態にするロック位置と、前記ドアをアンロック状態にするアンロック位置との間において、ベース部材にスイング可能に設けられており、
前記ベース部材には、前記ロックノブのスイング可能な範囲を前記ロック位置と前記アンロック位置との間に規制するストッパ手段が設けられ、
前記ストッパ手段は、弾性を有する弾性部を有し、
前記ストッパ手段の前記弾性部は、略平面である第1の面及び第2の面を有し、
前記ロックノブには、前記ロック位置にあるときに前記弾性部の前記第1の面に当接し、面接触するロック面部と、前記アンロック位置にあるときに前記弾性部の前記第2の面に当接し、面接触するアンロック面部と、が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記ストッパ手段は、前記ベース部材と一体的に前記ベース部材から突出して形成されているストッパ基部を有し、
前記弾性部は、前記ストッパ基部とは別体のリング状のゴムによって形成され、前記ストッパ基部の外周部に嵌め込まれていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記ストッパ手段は、略矩形状断面を呈し、前記第1の面となる短辺の一方に前記ロック面部が当接し、前記第2の面となる短辺の他方に前記アンロック面部が当接することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記ベース部材には、前記ドアを開放する際にスイングする操作ハンドルが取り付けられており、
前記ストッパ手段は、前記操作ハンドルのスイング軸の近傍に設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、前記ストッパ手段に対する前記ロック面部と前記アンロック面部との当接高さは、互いに異なっていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記ロックノブは、前記ロック面部と前記アンロック面部との間前記ロック位置にあるときに、前記ストッパ手段の対向する面と一定の間隔をおいて延びる第1の接続面部と、前記アンロック位置にあるときに前記ストッパ手段の対向する面と一定の間隔をおいて延びる第2の接続面部とを含むことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、前記ベース部材には、前記ストッパ基部の突出方向に沿ってリブが形成されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、前記ストッパ基部の先端には、前記ゴムの内径よりも大きな抜け止め部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ロックノブのスイングを規制するストッパ手段は、弾性を有する弾性部を有している。ロックノブは、弾性部に接触することにより、スイングを規制される。ロックノブの接触する部位を弾性に富む弾性部によって構成することにより、ロックノブが接触する際に発生し得る接触音を抑制することができる。即ち、ロックノブのスイングによって発生する音を抑制することができ、車両の高級感を高めることができる。
加えて、ロック位置とアンロック位置との間に、ロックノブのスイングを規制するストッパ手段が設けられている。即ち、1つのストッパ手段によってロックノブのロック方向へのスイングを規制すると共に、アンロック方向へのスイングも規制する。1つの部材によってロック方向及びアンロック方向へのスイング量を規制することができ、車両用ドアハンドル装置の構造を簡素化することができる。
請求項2に係る発明では、ストッパ手段は、ストッパ基部にリング状のゴムが嵌め込まれる構成とされている。着脱可能なゴムを変更することができる。厚さの異なるゴムに変更することにより、ロック位置及びアンロック位置の微調整を行うことができる。また、ストッパ基部にリング状のゴムを嵌め込むことによりストッパ手段を形成することができ、構成が簡素である。
請求項3に係る発明では、ストッパ手段は、略矩形状断面を呈し、短辺の一方にロック面部が当接し、短辺の他方にアンロック面部が当接する。短辺の部位にロック面部及びアンロック面部が当接する。即ち、ロックノブのスイング方向に対して略平行にストッパ手段の長辺が設けられている。このことにより、ストッパ手段の倒れを防止し、高い強度を確保することができる。
請求項4に係る発明では、ストッパ手段は、操作ハンドルのスイング軸の近傍に設けられている。即ち、ストッパ手段は、スイング軸によって剛性が高められている部位に形成されている。ストッパ手段の強度を高めることができる。
請求項5に係る発明では、ストッパ手段に対するロック面部とアンロック面部との当接高さは、互いに異なっている。ロック面部又はアンロック面部が接触することにより、ストッパ手段には衝撃が加わる。当接高さを変えることにより、ストッパ手段の衝撃が加わる部位を分散させ、ストッパ手段の長寿命化を図ることができる。
請求項6に係る発明では、ロック面部とアンロック面部との間の部位は、ストッパ手段に倣った形状を呈している。ロック面部及びアンロック面部周辺の部位の形状をストッパ手段に倣わせる。これにより、ロック面部及びアンロック面部周辺の部位を極力大きくすることができ、ロック面部及びアンロック面部の強度を高めることができる。
請求項7に係る発明では、ストッパ基部の突出方向に沿ってリブが形成されている。リブによってストッパ基部の剛性を高めることができる。ストッパ基部の高い強度を確保することができる。
請求項8に係る発明では、ストッパ基部の先端には、ゴムの内径よりも大きな抜け止め部が形成されている。ゴムの抜けを防止し、確実にロック面部及びアンロック面部を弾性部に接触させる。より確実に接触音の発生を抑制することができる。
本発明の実施例による車両用ドアハンドル装置が搭載されている車両用ドアの正面図である。 図1に示された車両用ドアハンドル装置の正面図である。 図2に示された車両用ドアハンドル装置を背面から見た斜視図である。 図3に示されたロックノブ及びストッパ手段の斜視図である。 図4に示されたロックノブ及びストッパ手段の分解斜視図である。 図2の6−6線断面図である。 図6に示されたロックノブがアンロック位置に位置している状態を説明する図である。 図6の8−8線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Ceは車幅中央、Ouは車外側、Upは上、Dwは下を示している。
本発明による車両用ドアハンドル装置を右側前部の車両用ドアに搭載した場合を例に、以下説明する。
図1には、車室側から見た状態の車両用ドア10が示されている。図1に示されるように、車両用ドア10は、ドアパネル11の車室側(図面手前側)の面がライニング12によって覆われており、これらのドアパネル11及びライニング12によって車両用ドアハンドル装置20が支持されている。
車両用ドアハンドル装置20は、車両用ドア10のロック・アンロックを切り換えると共に、車両用ドア10の開閉操作を行うための部材である。車両用ドアハンドル装置20について詳細を次図以降において説明する。
図2及び図3に示されるように、車両用ドアハンドル装置20は、正面視略矩形の容器状に形成されているベース部材30と、このベース部材30にスイング可能に取り付けられ車両用ドア10の開閉操作を行うための操作ハンドル40と、この操作ハンドル40の上方にスイング可能に取り付けられ車両用ドア10のロック及びアンロックを切り替えるためのロックノブ50と、このロックノブ50のスイングを規制するストッパ手段60とからなる。ベース部材30は、射出成形により成形された樹脂製品である。
操作ハンドル40は、スイング軸41がベース部材30に取り付けられ、このスイング軸41に乗員が握るハンドル部42が一体的に取り付けられる構成とされている。
スイング軸41は、ばね43によって周縁を囲われている。このばね43によって、ハンドル部42は、ベース部材30に向かって付勢されている。車両用ドア10を開ける際には、乗員は、ばね43の付勢力に抗して、ハンドル部42を車室側(図2の図面手前側)に向かってスイングさせる。
ベース部材30の周縁には、車両用ドアハンドル装置20をドアパネル11に取り付けるためのパネル取付部31〜33が3つ形成されていると共に、車両用ドアハンドル装置20をライニングに取り付けるためのライニング取付部34〜36が3つ形成されている。
3つのパネル取付部31〜33のうち、ベース部材30の下縁30a且つスイング軸41の軸線CLよりも後方に形成されているものを適宜「第1のパネル取付部31」という。ベース部材30の上縁30b且つスイング軸41の軸線CLよりも前方に形成されているものを適宜「第2のパネル取付部32」という。ベース部材30の前縁30cに形成されているものを適宜「第3のパネル取付部33」という。
パネル取付部31〜33には、それぞれ段付きボルト71が通される、丸孔状のパネル取付孔31a〜33aが形成されている。車両用ドアハンドル装置20は、ドアパネル11に対して段付きボルト71によって取り付けられている。
3つのライニング取付部34〜36のうち、ベース部材30の下縁30a且つスイング軸41の軸線CLよりも前方に形成されているものを適宜「第1のライニング取付部34」という。ベース部材30の上縁30b且つスイング軸41の軸線CLよりも後方に形成されているものを適宜「第2のライニング取付部35」という。ベース部材30の前縁30c且つ上縁30bに形成されているものを適宜「第3のライニング取付部36」という。
ライニング取付部34〜36には、それぞれクリップ74が嵌合される、角孔状のライニング取付孔34a〜36aが形成されている。クリップ74は、ライニングに一体的に取り付けられており、車両用ドアハンドル装置20は、クリップ74を介してライニングに取り付けられている。図2においては、ライニングを透視した状態で、クリップ74のみが示されている。ロックノブ50の詳細について、次図以降において説明する。
図4に示されるように、ロックノブ50は、ベース部材30にスイング可能に取り付けられている射出成形品である。ストッパ手段60は、ベース部材30に設けられていると共に、ロックノブ50のスイングの軌跡上に形成されている。
図5に示されるように、ロックノブ50には、丸孔51,51が形成されている。一方、ベース部材30には、円柱状の突出部37,37が一般面から突出している。これらの突出部37,37は、射出成形によりベース部材30に一体的に形成されている。これらの突出部37,37に、ロックノブ50の丸孔51,51が嵌合される。突出部37,37は、スイング軸の役割を果たし、ロックノブ50をスイング可能に支持する。ベース部材30に一体的にスイング軸としての突出部37,37を形成しているため、部品点数を削減することができると共に、車両用ドアハンドル装置20をコンパクトにすることができる。
図3に戻り、ストッパ手段60は、スイング軸41の上方に設けられている。即ち、ストッパ手段60は、操作ハンドル40のスイング軸41の近傍に設けられている。スイング軸41によって剛性が高められている部位に、ストッパ手段60が形成されている。これにより、ストッパ手段60の強度を高めることができる。
図5に示されるように、ストッパ手段60は、ベース部材30に一体的に形成されている角柱状のストッパ基部61と、このストッパ基部61に嵌め込まれるリング状のゴム62(弾性部62)と、ストッパ基部61の上端に一体的に形成され周長がゴム62の内径よりも長い抜け止め部63とからなる。ストッパ基部61及び抜け止め部63は、ベース部材30と共に射出成形により一体的に形成されている。
ストッパ基部61の下端からストッパ基部61の各面に沿って、リブ38が延びている。リブ38は、ベース部材30と共に射出成形により一体的に形成されていると共に、それぞれが同じ高さまで延びている。ストッパ基部61に嵌め込まれるゴム62は、リブ38の上端に載せられる(図4も参照)。即ち、リブ38の上端によって、ゴム62は高さ方向の位置決めがなされる。
また、ストッパ基部61の突出方向に沿ってリブ38が形成されている。リブ38によってストッパ基部61の剛性を高めることができる。ストッパ基部61の高い強度を確保することができる。
図6には、ロック位置にあるロックノブ50が示されている。図6に示されるように、ロックノブ50には、ロック状態においてゴム62に当接するロック面部53が形成されている。なお、ロック状態とは、その状態においては操作ハンドル40をスイング操作しても車両用ドア10が開かないよう、車両用ドア10がロックされている状態をいう。
図7には、アンロック位置にあるロックノブ50が示されている。図7に示されるように、ロックノブ50には、アンロック状態においてゴム62に当接するアンロック面部54が形成されている。なお、アンロック状態とは、その状態においては操作ハンドル40をスイング操作することにより車両用ドア10が開くよう、車両用ドア10のロックが解除されている状態をいう。
図6及び図7に示されるように、ロックノブ50には、ロック面部53とアンロック面部54とを繋ぐ略V字形状の接続部55(ロック面部53とアンロック面部54との間の部位55)が形成されている。接続部55の一方の辺55aは、ロック面部53の端部から平面視において略直角に延び、接続部55の他方の辺55bは、アンロック面部54の端部から平面視において略直角に延びている。
ロック状態において、ロック面部53は、略矩形断面のストッパ基部61の一方の短辺61aに対応する部位に当接している。このとき、接続部55の一方の辺55aは、ストッパ基部61に沿って延びている。即ち、ストッパ手段60に倣っている。
一方、アンロック状態において、アンロック面部54は、略矩形断面のストッパ基部61の他方の短辺61bに対応する部位に当接している。このとき、接続部55の他方の辺55bは、ストッパ基部61沿って延びている。即ち、ストッパ手段60に倣っている。
ロックノブ50には、ワイヤ取付部材81を接続するためのワイヤ取付穴57が形成されている。ロックノブ50をスイングさせると、ロックノブ50に取り付けられているワイヤ取付部材81もロックノブ50と共に変位する。ワイヤ取付部材81に先端が取り付けられているワイヤ82が変位し、車両用ドア10のロック及びアンロックを切り替える。
ロックノブ50のスイングを規制するストッパ手段60は、弾性を有するゴム62(弾性部62)を有している。ロックノブ50は、ゴム62に接触することにより、スイングを規制される。ロックノブ50の接触する部位を弾性に富むゴム62によって構成することにより、ロックノブ50が接触する際に発生し得る接触音を抑制することができる。即ち、ロックノブ50のスイングによって発生する音を抑制することができ、車両の高級感を高めることができる。この点、例えば、ゴム62を設けずストッパ基部61のみによってストッパ手段を構成した場合には、ロックノブ50とストッパ基部61が接触することによる接触音が発生し得る。
加えて、ロック位置とアンロック位置との間に、ストッパ手段60が設けられている。即ち、1つのストッパ手段60によってロックノブ50のロック方向へのスイングを規制すると共に、アンロック方向へのスイングも規制する。1の部材によってロック方向及びアンロック方向へのスイング量を規制することができ、車両用ドアハンドル装置20の構造を簡素化することができる。
さらに、ストッパ手段60は、ストッパ基部61が略矩形状断面を呈し、一方の短辺61aにロック面部53が当接し、他方の短辺61bにアンロック面部54が当接する。短辺61a,61bの部位にロック面部53及びアンロック面部54が当接する。即ち、ロックノブ50のスイング方向に対して略平行にストッパ手段60の長辺が設けられている。このことにより、ストッパ手段60の倒れを防止し、高い強度を確保することができる。
加えて、ロック面部53とアンロック面部54との間の接続部55は、ストッパ手段60に倣った形状を呈している。ロック面部53及びアンロック面部54周辺の部位の形状をストッパ手段60に倣わせる。これにより、ロック面部53及びアンロック面部54周辺の部位を極力大きくすることができ、ロック面部53及びアンロック面部54の強度を高めることができる。
図8に示されるように、ストッパ手段60に対するロック面部53とアンロック面部54との当接高さは、接続部(図4、符号55)が上下方向に傾いていることにより、互いに異なっている。ロック面部53又はアンロック面部54が接触することにより、ストッパ手段60には衝撃が加わる。当接高さを変えることにより、ストッパ手段60の衝撃が加わる部位を分散させ、ストッパ手段60の長寿命化を図ることができる。
尚、本発明による車両用ドアハンドル装置は、右側前部の車両用ドアに搭載されている例に基づき説明したが、左側又は後部の車両用ドアであっても適用可能であり、これらの形式のものに限られるものではない。
また、本実施形態では、ストッパ手段のストッパ基部61は略矩形断面を呈しているが、断面形状は円形、三角形、それ以上の多角形などとすることもできる。ストッパ基部に嵌め込まれるリング状のゴム62を流用する場合であっても、ロックノブ50との当接状態を適宜変更することができる。
本発明の車両用ドアハンドル装置は、乗用車に用いられる車両用ドアに好適である。
10…車両用ドア、20…車両用ドアハンドル装置、30…ベース部材、38…リブ、40…操作ハンドル、41…スイング軸、50…ロックノブ、53…ロック面部、54…アンロック面部、60…ストッパ手段、61…ストッパ基部、62…ゴム(弾性部)、63…抜け止め部。

Claims (8)

  1. 車両用ドアの車室内側に取り付けられている車両用ドアハンドル装置であって、
    前記ドアのロック状態とアンロック状態とを切り換えるロックノブが、前記ドアをロック状態にするロック位置と、前記ドアをアンロック状態にするアンロック位置との間において、ベース部材にスイング可能に設けられており、
    前記ベース部材には、前記ロックノブのスイング可能な範囲を前記ロック位置と前記アンロック位置との間に規制するストッパ手段が設けられ、
    前記ストッパ手段は、弾性を有する弾性部を有し、
    前記ストッパ手段の前記弾性部は、略平面である第1の面及び第2の面を有し、
    前記ロックノブには、前記ロック位置にあるときに前記弾性部の前記第1の面に当接し、面接触するロック面部と、前記アンロック位置にあるときに前記弾性部の前記第2の面に当接し、面接触するアンロック面部と、が形成されていることを特徴とする車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記ストッパ手段は、前記ベース部材と一体的に前記ベース部材から突出して形成されているストッパ基部を有し、
    前記弾性部は、前記ストッパ基部とは別体のリング状のゴムによって形成され、前記ストッパ基部の外周部に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記ストッパ手段は、略矩形状断面を呈し、前記第1の面となる短辺の一方に前記ロック面部が当接し、前記第2の面となる短辺の他方に前記アンロック面部が当接することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記ベース部材には、前記ドアを開放する際にスイングする操作ハンドルが取り付けられており、
    前記ストッパ手段は、前記操作ハンドルのスイング軸の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
  5. 前記ストッパ手段に対する前記ロック面部と前記アンロック面部との当接高さは、互いに異なっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
  6. 前記ロックノブは、前記ロック面部と前記アンロック面部との間前記ロック位置にあるときに、前記ストッパ手段の対向する面と一定の間隔をおいて延びる第1の接続面部と、前記アンロック位置にあるときに前記ストッパ手段の対向する面と一定の間隔をおいて延びる第2の接続面部とを含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
  7. 前記ベース部材には、前記ストッパ基部の突出方向に沿ってリブが形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
  8. 前記ストッパ基部の先端には、前記ゴムの内径よりも大きな抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれか1項記載の車両用ドアハンドル装置。
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