JP2014148288A - パッケージトレイの取付構造 - Google Patents

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尊 塩田
Takanori Kato
隆則 加藤
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Abstract

【課題】傾斜状態のパッケージトレイが車両前方に押圧された場合において、軸部に負荷がかかる事態を抑制することが可能なパッケージトレイの取付構造を提供する。
【解決手段】パッケージトレイ20と、パッケージトレイ20が回動可能に取り付けられるヒンジピン40と、を備え、トレイ側壁部22には、ヒンジピン40が嵌合される軸受け凹部60が設けられ、水平状態では、軸受け凹部60が下方に開口されるものとされ、水平状態のパッケージトレイ20において、軸受け凹部60の開口端前部には、開口端後部60Dに向かって突出するとともに、ヒンジピン突出部42に対して下方から係止することが可能な係止部65が設けられ、傾斜状態では、ヒンジピン40は、係止部65の突出端と開口端後部60Dとの間の隙間Sを通って軸受け凹部60から外部に離脱可能な構成とされることに特徴を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、パッケージトレイの取付構造に関する。
車両の荷室に設けられるパッケージトレイの取付構造として、荷室の側壁に設けられた軸部に対して回動可能に取り付けられるものが知られている(例えば下記特許文献1)。下記特許文献1においては、サイドトリム(荷室の側壁)に設けられた棒状支持体の短尺部(軸部)に対して、パッケージトレイの車両前部に設けられたファスナが取り付けられる構成となっている。
特開2003−246241号公報
上述のようにパッケージトレイを軸部に対して回動可能に取り付けることで、水平状態のパッケージトレイを車両後端部が高い傾斜状態にすることができる。これにより、車両のバックドアを開いて荷物を荷室に出し入れする際には、パッケージトレイを傾斜状態とすることで荷物の出し入れを容易に行うことができる。
しかしながら、仮に、水平状態のパッケージトレイよりも高い荷物が荷室に搭載された場合、パッケージトレイが荷物によって押し上げられることで、傾斜状態で保持される場合がある。傾斜状態では、パッケージトレイの車両後端部が水平状態よりも高い位置に配されており、バックドア側に突き出した状態となってしまう。このため、乗員が、仮に傾斜状態でバックドアを閉めてしまうと、バックドア(例えば、ウインドウ部)とパッケージトレイの後端部とが干渉し、パッケージトレイが車両前方に押圧される。この結果、軸部に対して過大な負荷がかかる事態が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、傾斜状態のパッケージトレイが車両前方に押圧された場合において、軸部に負荷がかかる事態を抑制することが可能なパッケージトレイの取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両の荷室に設けられるパッケージトレイと、前記荷室の側壁から車内側に突出され、前記パッケージトレイが回動可能に取り付けられる軸部と、を備え、前記パッケージトレイは、水平方向に沿って配される水平状態と、車両後端部が車両前端部よりも高い位置に配される傾斜状態との間で前記軸部を回動軸として回動可能とされ、前記パッケージトレイの側部には、前記軸部が嵌合される軸受け凹部が設けられ、前記水平状態では、前記軸受け凹部が下方に開口されるものとされ、前記水平状態の前記パッケージトレイにおいて、前記軸受け凹部の開口端のうち車両前側の部分となる開口端前部には、前記開口端のうち車両後側の部分となる開口端後部に向かって突出するとともに、前記軸部の車両前端部に対して下方から係止することが可能な係止部が設けられ、前記傾斜状態では、前記軸部は、前記係止部の突出端と前記開口端後部との間の隙間を通って前記軸受け凹部から外部に離脱可能な構成とされることに特徴を有する。
本発明によれば、水平状態のパッケージトレイにおいては、係止部が軸部の車両前端部に対して下方から係止することが可能となっている。これにより、仮に水平状態のパッケージトレイ(ひいては軸受け凹部)が上方に変位した場合には、係止部が軸部の車両前端部に対して下方から係止することで、パッケージトレイの上方への変位が規制される。このため、水平状態では、軸部が軸受け凹部から外部に離脱する事態を抑制することができ、パッケージトレイの上下方向のガタ付きを抑制することができる。一方、傾斜状態では、軸部は、係止部の突出端と開口端後部との間の隙間を通って軸受け凹部から離脱可能な構成となっている。ここで、軸受け凹部は、水平状態では下方に開口されるものであるから、傾斜状態では、軸受け凹部の開口が車両後方を向くことになる。これにより、仮に、傾斜状態のパッケージトレイが車両前方に押圧された場合には、軸部は軸受け凹部から外部に離脱することができる。この結果、軸部に負荷が掛かる事態を抑制できる。
上記構成において、前記軸部の上下方向の最大長さは、前記軸部の車両前後方向の最大長さよりも小さいものとされ、前記水平状態では、前記隙間の幅方向における前記軸部の最大長さが前記隙間の隙間幅よりも大きいものとされ、前記傾斜状態では、前記隙間の幅方向における前記軸部の最大長さが前記隙間幅よりも小さくなることで、前記軸部が前記隙間を通って前記軸受け凹部から外部に離脱可能な状態となるものとすることができる。
本発明によれば、水平状態では、隙間の幅方向における軸部の最大長さが隙間の隙間幅よりも大きいものとされる。このため水平状態では、当該隙間を軸部が通過することができず、その結果、軸部が軸受け凹部から外部に離脱することを防止することができる。また、パッケージトレイが水平状態から傾斜状態に回動する過程では、隙間の幅方向は、車両前後方向に沿う方向から上下方向に沿う方向に近づいていく。ここで、軸部の上下方向の最大長さは、軸部の車両前後方向の最大長さよりも小さいものとされる。このため、水平状態から傾斜状態に回動する過程では、隙間の幅方向における軸部の最大長さが次第に小さくなる。そして、傾斜状態では、隙間の幅方向における軸部の最大長さが隙間幅よりも小さくなる。これにより、軸部が隙間を通って軸受け凹部から外部に離脱可能な状態となる。
また、前記軸部は、前記軸受け凹部の底面を下方から支持する支持面を有する本体部と、前記本体部から車両前方に突出される突出部と、を備え、前記軸部の前記車両前端部は、前記突出部とされ、前記本体部の前記支持面は、前記パッケージトレイの前記回動軸を中心とした円弧状をなすものとすることができる。
本発明では、軸受け凹部の底面が本体部の支持面に支持されることで、パッケージトレイが軸部によって下方から支持される。支持面は、パッケージトレイの回動軸を中心とした円弧状をなしている。このため、パッケージトレイの回動時には、軸受け凹部の底面が円弧状の支持面に摺動することでパッケージトレイをより滑らかに回動させることができる。
また、前記係止部における前記軸部側の面は、前記開口端後部に向かうにつれて前記軸受け凹部の開口方向に傾斜する傾斜面とされるものとすることができる。
係止部における軸部側の面を傾斜面とすれば、傾斜状態のパッケージトレイにおいて軸部が軸受け凹部から離脱する場合には、係止部における軸部側の面に軸部が引っ掛かり難くなる。これにより、パッケージトレイが車両前方に押圧された際に、軸部を軸受け凹部からより確実に離脱させることができる。
本発明によれば、傾斜状態のパッケージトレイが車両前方に押圧された場合において、軸部に負荷がかかる事態を抑制することが可能なパッケージトレイの取付構造を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるパッケージトレイが設けられた車両の荷室を示す斜視図 図1におけるヒンジピン周辺を拡大して示す斜視図 水平状態のパッケージトレイを示す側面図 傾斜状態のパッケージトレイを示す側面図 図3のヒンジカラー周辺を拡大して示す拡大図 図4のヒンジカラー周辺を拡大して示す拡大図 ヒンジカラーを示す斜視図 ヒンジカラーを示す裏面図 ヒンジカラーを車両前方から視た図(図5のA−A線で切断した図に対応) ヒンジカラーを示す断面図(図5のB−B線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。図1は、本実施形態のパッケージトレイ20が設けられた車両の荷室10を示す斜視図である。
パッケージトレイ20は、荷室10の上部に設けられている。また、図1に示すように、荷室10の車両後方には、後部開口15が設けられており、車体には、バックドア11(図3参照)が、その上端部を回動中心として回動可能に取り付けられている。これにより、バックドア11を回動させることで後部開口15を開閉可能な構成となっている。
パッケージトレイ20は、平面視において略方形状をなす板状をなしており、リアシート12のシートバックとバックドア11との隙間を塞ぐことにより、荷室10内の荷物を外部から遮蔽する目的で使用される。なお、図1においては、パッケージトレイ20の形状を簡略化して図示してある。
荷室10には、デッキサイドトリム31が設けられている。デッキサイドトリム31は、荷室10の車幅方向の側壁を構成するものとされる。デッキサイドトリム31には、図2に示すように、ヒンジピン40が設けられている。パッケージトレイ20の車両前端部(後述するヒンジカラー50)は、ヒンジピン40に対して回動可能に取り付けられている。
これにより、パッケージトレイ20は、図1に示すように、ヒンジピン40を回動軸として、水平状態と傾斜状態との間で回動可能とされる。なお、ここで言う水平状態とは、パッケージトレイ20が水平方向に沿って配される状態のことである。また、傾斜状態とは、パッケージトレイ20の車両後端部が車両前端部よりも高い位置に配される状態のことである。
なお、図1においては、水平状態のパッケージトレイ20を実線で示し、傾斜状態のパッケージトレイ20を二点鎖線で示してある。また、図1においては、傾斜状態のパッケージトレイ20に符号20Aを付してある。
パッケージトレイ20は、例えば、所定形状に成形加工された熱可塑性樹脂によって構成されている。なお、パッケージトレイ20の表面には、表皮材(図示せず)が貼り付けられていてもよい。
本実施形態のパッケージトレイ20は、図3に示すように、水平面に沿って延びるトレイ本体部21と、トレイ本体部21の車幅方向の両端部から、それぞれ下方に延びるトレイ側壁部22とを有している(図10も参照)。
トレイ本体部21は、パッケージトレイ20の上面を構成するものとされる。なお、上述した水平状態では、トレイ本体部21の延設面が水平面に沿って配されている。また、トレイ側壁部22は、パッケージトレイ20の側部を構成するものとされる。
本実施形態では、デッキサイドトリム31が、荷室10において車幅方向の両側にそれぞれ配置されている。なお、両デッキサイドトリム31は互いに向かい合う形で配されている。ヒンジピン40は、各デッキサイドトリム31にそれぞれ設けられている。これに対して、ヒンジカラー50は、パッケージトレイ20の各側部にそれぞれ設けられており、対向するヒンジピン40にそれぞれ取り付けられる構成となっている。
また、パッケージトレイ20の車両後部は、図3に示すように、サスペンダー13を介して、バックドア11側(例えば、不図示のバックドアトリムのサイドガーニッシュなど)に連結されている。
これにより、バックドア11を開ける動作に連動して、パッケージトレイ20は、その後端部が持ち上げられる方向に回動する構成となっている。また、バックドア11を閉じることで、パッケージトレイ20が、後端部が持ち上げられた状態から自重によって水平状態に回動する構成となっている。
また、デッキサイドトリム31において、ヒンジピン40の車両後方となる箇所には、図2に示すように、水平状態のパッケージトレイ20の幅方向側縁部を下方から支持する支持部34が設けられている。支持部34は、デッキサイドトリム31から車内側に突出されており、車両前後方向(水平方向)に延びる形状をなしている。
次に、ヒンジピン40及びヒンジカラー50の構成、言い換えると、ヒンジピン40(軸部)に対するパッケージトレイ20(ヒンジカラー50)の取付構造について詳しく説明する。
上述したように、ヒンジピン40は、パッケージトレイ20の車幅方向の各側部に対応して、それぞれ設けられており、ヒンジカラー50は、パッケージトレイ20の車幅方向の各側部にそれぞれ設けられている。
両ヒンジピン40及び両ヒンジカラー50は、車両前後方向に沿った軸線を中心として線対称な形状をなしている。このため、以下の説明では、車両進行方向に対して左側に配されたヒンジピン40及びヒンジカラー50について主に説明をする。
なお、図1及び図2においては、車両進行方向に対して右側のデッキサイドトリム31及びヒンジピン40を図示してある。また、図3〜図10においては、車両進行方向に対して左側のヒンジピン40及びヒンジカラー50を図示してある。
ヒンジピン40は、図2に示すように、デッキサイドトリム31の車室内側の面から、略水平方向に沿って車内側に突出されている。また、両ヒンジピン40は、互いに同軸上に配され、各突出端が互いに対向する形で配されている。また、ヒンジピン40は、リアシート12のシートバック上部の後方付近に配置されている。
ヒンジピン40は、例えば、デッキサイドトリム31と一体的に形成され、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料によって構成されている。なお、ヒンジピン40は、デッキサイドトリム31と別部材で構成されていてもよい。
ヒンジピン40は、図2及び図5に示すように、略円柱状をなしている。具体的には、ヒンジピン40は、円柱状をなすヒンジピン本体部41と、ヒンジピン本体部41の外周面から車両前方に突出されるヒンジピン突出部42(軸部の車両前端部)と、を有している。ヒンジピン突出部42は、図5に示すように、その突出端に向かうにつれて上下方向の長さが小さくなる形状をなしている。
ヒンジカラー50は、図7及び図8に示すように、略板状をなすベース部51と、略板状をなす裏当て部52と、ベース部51と裏当て部52とを連結する連結部53と、を備えている。裏当て部52は、ベース部51と対向配置されており、ベース部51及び裏当て部52は、トレイ側壁部22を挟み込む形で互いに組み付けられている。
裏当て部52は、図8及び図10に示すように、ベース部51の裏面(車室内側の面、図9の左側の面)に対して、連結部53を介して一体的に形成されている。連結部53は、ベース部51及び裏当て部52に比べて薄肉状に成形されており、インテグラルヒンジとされる。これにより、裏当て部52は、ベース部51に対して折り曲げ可能な構成となっている。なお、図10においては、ヒンジピン40及び膨出部51A(後述)を図示省略してある。
ベース部51の裏面には、図8に示すように、略円柱状をなすロック突部54が突設されている。このロック突部54の側面には、係止爪54Aが外側に突出して設けられている。一方、裏当て部52には、図10に示すように、ロック突部54が挿通可能なロック孔52Aが貫通形成されている。さらに、トレイ側壁部22には、ロック孔52Aに重なる形で挿通孔22Aが貫通形成されている。
ロック突部54は、図10に示すように、トレイ側壁部22の表側(車室外側)から挿通孔22A、ロック孔52Aの順番で挿通されている。ロック突部54がロック孔52Aに挿通された状態では、係止爪54Aがロック孔52Aの孔縁部に車室内側(図10の左側)から係止する構成となっている。これにより、トレイ側壁部22を挟み込んだ状態でベース部51及び裏当て部52が保持されることで、ヒンジカラー50がトレイ側壁部22に対して取り付けられる構成となっている。
なお、ヒンジカラー50をトレイ側壁部22に組み付ける際には、例えば、図10に示すように、裏当て部52がベース部51に対して略直交する状態(この状態の裏当て部52をニ点鎖線で示す)で、ロック突部54をロック孔52Aに挿通させる。その後、裏当て部52をベース部51に対して折り曲げることでベース部51との間でトレイ側壁部22を挟みこむようにする。
ベース部51には、図5に示すように、ヒンジピン40が嵌合される軸受け凹部60が設けられている。軸受け凹部60にヒンジピン40が嵌合されることで、ヒンジカラー50(ひいてはパッケージトレイ20)は、ヒンジピン40を回動軸として回動可能となっている。軸受け凹部60は、図7に示すように、ベース部51の一部を裏側に膨出する膨出部51Aとすることで形成されている。
なお、上述した裏当て部52において、膨出部51Aに対応する箇所には、図8に示すように、切り欠き部52Bが形成されている。このため、裏当て部52と膨出部51Aとが干渉する事態が防止されている。
軸受け凹部60は、図5に示すように、水平状態においては、下方に開口されている。また、軸受け凹部60は、ヒンジピン40側(車室外側、図5の手前側)にも開口されている。
軸受け凹部60は、下方を向く底面60Aと、底面60Aの車両後端から下方(軸受け凹部60の開口方向)に延びる後側延設面60Bとを有している。ヒンジピン本体部41の外周面のうち、上側の部分は、図5に示すように、底面60Aを下方から支持する支持面41Aとされる。支持面41Aは、パッケージトレイ20の回動軸A1を中心とした円弧状をなしている。なお、本実施形態では、パッケージトレイ20の回動軸A1は、ヒンジピン本体部41の中心軸と一致するものとされる。
なお、底面60Aには、例えば、フェルトなどの緩衝材61が貼り付けられている。緩衝材61は、ヒンジピン本体部41と底面60Aとの間に介在されており、ヒンジピン本体部41が底面60Aに対して直接的に当接することで異音が発生する事態を抑制している。なお、緩衝材61を備えていない構成、言い換えると、ヒンジピン本体部41が底面60Aに対して直接的に当接されている構成であってもよい。また、後側延設面60Bとヒンジピン本体部41との間に緩衝材が介在されていてもよい。
また、底面60Aにおいて緩衝材61が貼り付けられた箇所には、下方に突出する突起部62が形成されている。この突起部62が緩衝材61に喰い込むことで、緩衝材61の位置決めをより確実に行うことができる。
軸受け凹部60の開口端のうち車両前側の部分である開口端前部60Eには、車両後方(図5の右側)に向かって突出する係止部65が形成されている。係止部65は、車両後方に向かうにつれて上下方向の厚さが小さくなる形状をなしている。
係止部65の先端は、ヒンジピン突出部42を下方から覆う形で配されている。また、軸受け凹部60の開口端のうち車両後側の部分を開口端後部60Dと定義したとき、係止部65の突出端と開口端後部60Dとの間には隙間Sが設けられている。また、係止部65は開口端後部60Dに向かって突出する形状をなしている。
図5に示すパッケージトレイ20の水平状態では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さRAが隙間Sの隙間幅W1よりも大きいものとなっている。なお、隙間幅W1とは、係止部65の先端から後側延設面60Bの下端(開口端後部60D)までの最短距離のことであり、言い換えると、軸受け凹部60の開口幅のことである。
このため、水平状態のパッケージトレイ20(ひいてはヒンジカラー50)が上方に変位した場合には、ヒンジピン40は、隙間Sを通過することができず、係止部65(後述する傾斜面65A)がヒンジピン突出部42に対して下方から係止する構成となっている。
なお、隙間Sの幅方向とは、側面視において、係止部65の先端と後側延設面60Bの下端とを結ぶ線に沿う方向のことである。
また、本実施形態では、隙間Sの車両前後方向の長さL2がヒンジピン40の車両前後方向(図5の左右方向)の最大長さL1より小さいものとされる。また、ヒンジピン40の上下方向の最大長さR1(ヒンジピン本体部41の直径)は、ヒンジピン40の車両前後方向の最大長さL1よりも小さい値で設定されている。また、隙間Sの隙間幅W1は、ヒンジピン40の車両前後方向(図5の左右方向)の最大長さL1よりも小さい値で設定されている。
また、ヒンジピン本体部41の突出端部(車室内側の端部)は、図9に示すように、膨出部51Aにおける車室外側の面51B(図9の右側の面)に当接する構成となっている。これにより、パッケージトレイ20の車幅方向の位置決めがされている。
また、図5に示すように、係止部65の上面(ヒンジピン40側の面)は、開口端後部60D(車両後側)に向かうにつれて下方(軸受け凹部60の開口方向)に傾斜する傾斜面65Aとされる。
次に、パッケージトレイ20が傾斜状態(図4の状態)でバックドア11を閉めた場合の作用について説明をする。なお、パッケージトレイ20が、傾斜状態となるのは、図4に示すように、例えば、水平状態にあるパッケージトレイ20の高さよりも大きい高さ寸法を有する荷物Pを、荷室10内に搭載した場合などが考えられる。この場合、パッケージトレイ20の後部が荷物Pに支持されるため、パッケージトレイ20が傾斜状態で保持される。
この状態で、乗員がバックドア11を閉めようとした場合、図4に示すように、例えば、バックドア11のウィンドウ部11Aがパッケージトレイ20の後端部に接触する場合がある。これにより、傾斜状態のパッケージトレイ20は、ウィンドウ部11Aによって前方に押し込まれる。
傾斜状態では、図6に示すように、軸受け凹部60の開口方向が、車両後方に向かうにつれて下降傾斜する方向に沿うものとされる。また、傾斜状態では、ヒンジピン40の支持面41Aは、ヒンジカラー50の後側延設面60Bを下方から支持する構成となっている。
本実施形態では、ヒンジピン本体部41の直径R1が、隙間幅W1よりも小さくなっており、傾斜状態では、図6に示すように、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さR1(ヒンジピン本体部41の直径と等しい)が隙間幅W1よりも小さくなる。また、傾斜状態では、係止部65とヒンジピン突出部42とが軸受け凹部60の開口方向において重ならない構成となっている。
このため、傾斜状態のパッケージトレイ20が、ウィンドウ部11Aによって前方に押し込まれることで、車両前方に変位すると、ヒンジピン40は、隙間Sを通過して軸受け凹部60から外部に離脱することができる。これにより、ヒンジピン40を軸受け凹部60から逃がすことができ、ヒンジピン40に荷重が掛かる事態を抑制できる。
なお、ヒンジピン40が軸受け凹部60から外部に離脱する過程では、例えば、ヒンジピン40の支持面41Aと後側延設面60Bとが互いに摺動される。つまり、ヒンジピン40の離脱方向は、後側延設面60Bの延設方向に沿う方向とされる。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、水平状態のパッケージトレイ20においては、係止部65がヒンジピン突出部42に対して下方から係止することが可能となっている。これにより、仮に水平状態のパッケージトレイ20(ひいては軸受け凹部60)が上方に変位した場合には、係止部65がヒンジピン突出部42に対して下方から係止することで、パッケージトレイ20の上方への変位が規制される。このため、水平状態では、ヒンジピン40が軸受け凹部60から外部に離脱する事態を抑制することができ、パッケージトレイ20の上下方向のガタ付きを抑制することができる。
一方、傾斜状態では、上述したように、ヒンジピン40は、係止部65の突出端と開口端後部60Dとの間の隙間Sを通って軸受け凹部60から離脱可能な構成となっている。ここで、軸受け凹部60は、水平状態では下方に開口されるものであるから、傾斜状態では、軸受け凹部60の開口が車両後方(より詳しくは、車両後方に向かうにつれて下降する方向)を向くことになる。これにより、傾斜状態のパッケージトレイ20が車両前方に押圧された場合には、ヒンジピン40は軸受け凹部60から外部に離脱することができる。この結果、ヒンジピン40に負荷が掛かる事態を抑制できる。
また、本実施形態では、ヒンジピン40の上下方向の最大長さR1は、ヒンジピン40の車両前後方向の最大長さL1よりも小さいものとされ、水平状態では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さRAが隙間Sの隙間幅W1よりも大きいものとされ、傾斜状態では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さR1が隙間幅W1よりも小さくなることで、ヒンジピン40が隙間Sを通って軸受け凹部60から外部に離脱可能な状態となる構成となっている。
本実施形態では、水平状態では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さRAが隙間Sの隙間幅W1よりも大きいものとされる。このため、水平状態では、隙間Sをヒンジピン40が通過することができず、その結果、ヒンジピン40が軸受け凹部60から外部に離脱することを防止することができる。
また、パッケージトレイ20が水平状態から傾斜状態に回動する過程では、隙間Sを構成するヒンジカラー50が回動する。このため、隙間Sの幅方向は、車両前後方向に沿う方向から上下方向に沿う方向に近づいていく。ここで、ヒンジピン40の上下方向の最大長さR1は、ヒンジピン40の車両前後方向の最大長さL1よりも小さいものとされる。このため、水平状態から傾斜状態に回動する過程では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さ(ヒンジピン40のうち、軸受け凹部60の開口方向において隙間Sと重なる部分の長さ)が次第に小さくなる。
そして、傾斜状態では、隙間Sの幅方向におけるヒンジピン40の最大長さR1(本実施形態では、ヒンジピン本体部41の直径と等しい)が隙間幅W1よりも小さくなる。これにより、ヒンジピン40が隙間Sを通って軸受け凹部60から外部に離脱可能な状態となる。
また、ヒンジピン40は、軸受け凹部60の底面60Aを下方から支持する支持面41Aを有するヒンジピン本体部41と、ヒンジピン本体部41から車両前方に突出されるヒンジピン突出部42と、を備え、ヒンジピン本体部41の支持面41Aは、パッケージトレイ20の回動軸を中心とした円弧状をなしている。
本実施形態では、軸受け凹部60の底面60Aがヒンジピン本体部41の支持面41Aに支持されることで、パッケージトレイ20がヒンジピン40によって下方から支持される。支持面41Aは、パッケージトレイ20の回動軸A1を中心とした円弧状をなしている。このため、パッケージトレイ20の回動時には、軸受け凹部60の底面60Aが円弧状の支持面41Aに摺動することでパッケージトレイ20をより滑らかに回動させることができる。
また、係止部65におけるヒンジピン40側の面は、開口端後部60Dに向かうにつれて軸受け凹部60の開口方向に傾斜する傾斜面65Aとされる。
係止部65におけるヒンジピン40側の面を傾斜面65Aとすれば、傾斜状態のパッケージトレイ20においてヒンジピン40が軸受け凹部60から離脱する場合には、係止部65におけるヒンジピン40側の面にヒンジピン40が引っ掛かり難くなる。これにより、パッケージトレイ20が車両前方に押圧された際に、ヒンジピン40を軸受け凹部60からより確実に離脱させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ヒンジピン40が、円柱状をなすヒンジピン本体部41と、ヒンジピン突出部42とから構成されているものを例示したが、ヒンジピン40の構成は、これに限定されず適宜変更可能である。ヒンジピン40は、例えば、上下方向の最大長さが、車両前後方向の最大長さよりも小さいものであればよい。例えば、ヒンジピン40は、断面視において車両前後方向に長い楕円形状をなしていてもよい。
(2)上記実施形態では、トレイ側壁部22に対するヒンジカラー50の取付構造として、ベース部51及び裏当て部52でトレイ側壁部22を挟み込む構造を例示したが、これに限定されない。例えば、ビスなどの取付手段でヒンジカラー50をトレイ側壁部22に取り付けてもよい。また、ヒンジカラー50を備えていない構成であってもよく、例えば、トレイ側壁部22に軸受け凹部60を形成する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、パッケージトレイ20として、トレイ本体部21と、トレイ側壁部22と、を有するものを例示したが、パッケージトレイ20の形状は、これに限定されず適宜変更可能である。
(4)傾斜状態のパッケージトレイ20の水平面に対する傾斜角度は、図4及び図6で示す角度に限定されず適宜変更可能である。
(5)上記実施形態では、パッケージトレイ20の車両前端部がヒンジピン40に取り付けられる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、パッケージトレイ20の車両前後方向における中央部がヒンジピン40に取り付けられる構成としてもよい。
10…荷室、20…パッケージトレイ、22…トレイ側壁部(パッケージトレイの側部)、31…デッキサイドトリム(荷室の側壁)、40…ヒンジピン(軸部)、41…ヒンジピン本体部(軸部の本体部)、41A…支持面、42…ヒンジピン突出部(軸部の車両前端部、突出部)、60…軸受け凹部、60A…軸受け凹部の底面、60D…開口端後部、65…係止部、65A…傾斜面、L1…ヒンジピンの車両前後方向の最大長さ(軸部の車両前後方向の最大長さ)、R1…ヒンジピン本体部の直径(軸部の上下方向の最大長さ、傾斜状態での隙間幅の幅方向における軸部の最大長さ)、RA…水平状態での隙間の幅方向におけるヒンジピンの最大長さ、S…係止部の突出端と開口端後部との間の隙間、W1…隙間幅

Claims (4)

  1. 車両の荷室に設けられるパッケージトレイと、
    前記荷室の側壁から車内側に突出され、前記パッケージトレイが回動可能に取り付けられる軸部と、を備え、
    前記パッケージトレイは、水平方向に沿って配される水平状態と、車両後端部が車両前端部よりも高い位置に配される傾斜状態との間で前記軸部を回動軸として回動可能とされ、
    前記パッケージトレイの側部には、前記軸部が嵌合される軸受け凹部が設けられ、
    前記水平状態では、前記軸受け凹部が下方に開口されるものとされ、
    前記水平状態の前記パッケージトレイにおいて、前記軸受け凹部の開口端のうち車両前側の部分となる開口端前部には、前記開口端のうち車両後側の部分となる開口端後部に向かって突出するとともに、前記軸部の車両前端部に対して下方から係止することが可能な係止部が設けられ、
    前記傾斜状態では、前記軸部は、前記係止部の突出端と前記開口端後部との間の隙間を通って前記軸受け凹部から外部に離脱可能な構成とされるパッケージトレイの取付構造。
  2. 前記軸部の上下方向の最大長さは、前記軸部の車両前後方向の最大長さよりも小さいものとされ、
    前記水平状態では、前記隙間の幅方向における前記軸部の最大長さが前記隙間の隙間幅よりも大きいものとされ、
    前記傾斜状態では、前記隙間の幅方向における前記軸部の最大長さが前記隙間幅よりも小さくなることで、前記軸部が前記隙間を通って前記軸受け凹部から外部に離脱可能な状態となる請求項1に記載のパッケージトレイの取付構造。
  3. 前記軸部は、
    前記軸受け凹部の底面を下方から支持する支持面を有する本体部と、
    前記本体部から車両前方に突出される突出部と、を備え、
    前記軸部の前記車両前端部は、前記突出部とされ、
    前記本体部の前記支持面は、前記パッケージトレイの前記回動軸を中心とした円弧状をなす請求項1又は請求項2に記載のパッケージトレイの取付構造。
  4. 前記係止部における前記軸部側の面は、前記開口端後部に向かうにつれて前記軸受け凹部の開口方向に傾斜する傾斜面とされる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパッケージトレイの取付構造。
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