JPH0539687A - 車両用ドアロツク装置における異音防止装置 - Google Patents
車両用ドアロツク装置における異音防止装置Info
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- JPH0539687A JPH0539687A JP22223091A JP22223091A JPH0539687A JP H0539687 A JPH0539687 A JP H0539687A JP 22223091 A JP22223091 A JP 22223091A JP 22223091 A JP22223091 A JP 22223091A JP H0539687 A JPH0539687 A JP H0539687A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- door
- spring
- ratchet
- shaft
- Prior art date
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- Granted
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B77/00—Vehicle locks characterised by special functions or purposes
- E05B77/36—Noise prevention; Anti-rattling means
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B85/00—Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
- E05B85/02—Lock casings
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用ドアロック装置のラチェット押圧用ス
プリングの弾力を開扉時は弱く閉扉時は強くなるように
構成する。 【構成】 本車両用ドアロック装置は、扉側に取付けら
れるドアロック本体1と、該ドアロック本体1に軸8に
より軸着されストライカ2と係合するラッチ5と、前記
ドアロック本体1に軸13により軸着され前記ラッチ5
の逆転を防止するラチェット7と、該ラチェット7を前
記ラッチ5側に付勢するバネ14とを有する。前記バネ
14は前記軸13の外周に巻回させる。該軸13にはレ
バー17の基部18を軸止し、該レバー17は閉扉する
と前記ラッチ5の回転により前記ラッチ5の外周部で押
されて一定方向に回転する。前記バネ14はその一端1
5をラチェット7の所望の位置に係止させその他端16
は前記レバー17に係止させる。前記バネ14の弾力は
開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成する。
プリングの弾力を開扉時は弱く閉扉時は強くなるように
構成する。 【構成】 本車両用ドアロック装置は、扉側に取付けら
れるドアロック本体1と、該ドアロック本体1に軸8に
より軸着されストライカ2と係合するラッチ5と、前記
ドアロック本体1に軸13により軸着され前記ラッチ5
の逆転を防止するラチェット7と、該ラチェット7を前
記ラッチ5側に付勢するバネ14とを有する。前記バネ
14は前記軸13の外周に巻回させる。該軸13にはレ
バー17の基部18を軸止し、該レバー17は閉扉する
と前記ラッチ5の回転により前記ラッチ5の外周部で押
されて一定方向に回転する。前記バネ14はその一端1
5をラチェット7の所望の位置に係止させその他端16
は前記レバー17に係止させる。前記バネ14の弾力は
開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック装置
における異音防止装置に関するものである。
における異音防止装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、扉側に取付けられるドアロック本体
aと、車体側に取付けられるストライカbと、前記ドア
ロック本体aに軸着されている前記ストライカbの係合
溝cを有するラッチdと、該ラッチdの外周面に形成し
たフル係合段部eに係合して前記ラッチdの逆転を防止
するフル用ラチェットfと、該フル用ラチェットfを前
記ラッチdの外周面に当接させるように付勢するバネg
とからなるものは公知である(図1参照)。
aと、車体側に取付けられるストライカbと、前記ドア
ロック本体aに軸着されている前記ストライカbの係合
溝cを有するラッチdと、該ラッチdの外周面に形成し
たフル係合段部eに係合して前記ラッチdの逆転を防止
するフル用ラチェットfと、該フル用ラチェットfを前
記ラッチdの外周面に当接させるように付勢するバネg
とからなるものは公知である(図1参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公知のものは、フル用
ラチェットfの爪部hをラッチdのフル係合段部eに係
合させてフルロックさせるが、フルロックする少し前
に、フル用ラチェットfの爪部hがラッチdの外周面に
当たって、バネgの弾力に抗してフル用ラチェットfを
はね上げようとする。従来は、このとき、相当の異音を
発生させていた。
ラチェットfの爪部hをラッチdのフル係合段部eに係
合させてフルロックさせるが、フルロックする少し前
に、フル用ラチェットfの爪部hがラッチdの外周面に
当たって、バネgの弾力に抗してフル用ラチェットfを
はね上げようとする。従来は、このとき、相当の異音を
発生させていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、扉側
に取付けられるドアロック本体1と、車体側に取付けら
れるストライカ2と、前記ドアロック本体1に軸8によ
り軸着されていて前記ストライカ2が係合する係合溝1
0を有するラッチ5と、前記ドアロック本体1に軸13
により軸着されていて前記ラッチ5の外周面に形成した
フル係合段部11に係合することにより前記ラッチ5の
逆転を防止するフル用ラチェット7と、該フル用ラチェ
ット7を前記フル係合段部11に係合させるため常にラ
ッチ5の外周面に当接させるよう付勢するバネ14とか
らなるものにおいて、該バネ14は前記軸13の外周に
巻回させて設け、該軸13にはレバー17の基部18を
軸止し、該レバー17は閉扉すると前記ラッチ5の回転
により前記ラッチ5の外周部で押されて一定方向に回転
するように構成し、前記バネ14はその一端15をフル
用ラチェット7の所望の位置に係止させその他端16は
前記レバー17に係止させ、もって、前記バネ14の弾
力は開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成した車両
用ドアロック装置における異音防止装置、および、前記
ラッチ5にはハーフ係合段部9を設け、前記ドアロック
本体1には軸12により軸着されていて前記ハーフ係合
段部9に係合することにより前記ラッチ5の逆転を防止
するハーフ用ラチェット6を設けた車両用ドアロック装
置における異音防止装置としたものである。
に取付けられるドアロック本体1と、車体側に取付けら
れるストライカ2と、前記ドアロック本体1に軸8によ
り軸着されていて前記ストライカ2が係合する係合溝1
0を有するラッチ5と、前記ドアロック本体1に軸13
により軸着されていて前記ラッチ5の外周面に形成した
フル係合段部11に係合することにより前記ラッチ5の
逆転を防止するフル用ラチェット7と、該フル用ラチェ
ット7を前記フル係合段部11に係合させるため常にラ
ッチ5の外周面に当接させるよう付勢するバネ14とか
らなるものにおいて、該バネ14は前記軸13の外周に
巻回させて設け、該軸13にはレバー17の基部18を
軸止し、該レバー17は閉扉すると前記ラッチ5の回転
により前記ラッチ5の外周部で押されて一定方向に回転
するように構成し、前記バネ14はその一端15をフル
用ラチェット7の所望の位置に係止させその他端16は
前記レバー17に係止させ、もって、前記バネ14の弾
力は開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成した車両
用ドアロック装置における異音防止装置、および、前記
ラッチ5にはハーフ係合段部9を設け、前記ドアロック
本体1には軸12により軸着されていて前記ハーフ係合
段部9に係合することにより前記ラッチ5の逆転を防止
するハーフ用ラチェット6を設けた車両用ドアロック装
置における異音防止装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車両の扉側に取付けられるドアロック本体、2は車
両の車体側に取付けられているストライカである。スト
ライカ2は、通常U型杆により形成されている。ドアロ
ック本体1の主要部は、合成樹脂製のボデイ3の表側に
形成された凹所4内に、ラッチ5とハーフ用ラチェット
6とフル用ラチェット7とを取付けた構成である。
1は車両の扉側に取付けられるドアロック本体、2は車
両の車体側に取付けられているストライカである。スト
ライカ2は、通常U型杆により形成されている。ドアロ
ック本体1の主要部は、合成樹脂製のボデイ3の表側に
形成された凹所4内に、ラッチ5とハーフ用ラチェット
6とフル用ラチェット7とを取付けた構成である。
【0006】ラッチ5は、軸8によりドアロック本体1
に軸着され、ラッチ5の外周面にハーフ係合段部9とス
トライカ2の係合溝10とを有する。フル係合段部11
は係合溝10の先端に形成される。凹所4の上部位置に
は、ハーフ係合段部9に係合するハーフ用ラチェット6
が設けられ、凹所4の下部位置にフル係合段部11に係
合するフル用ラチェット7が設けられる。ハーフ用ラチ
ェット6は軸12によりドアロック本体1に軸止され、
フル用ラチェット7は軸13によりドアロック本体1に
軸止されている。
に軸着され、ラッチ5の外周面にハーフ係合段部9とス
トライカ2の係合溝10とを有する。フル係合段部11
は係合溝10の先端に形成される。凹所4の上部位置に
は、ハーフ係合段部9に係合するハーフ用ラチェット6
が設けられ、凹所4の下部位置にフル係合段部11に係
合するフル用ラチェット7が設けられる。ハーフ用ラチ
ェット6は軸12によりドアロック本体1に軸止され、
フル用ラチェット7は軸13によりドアロック本体1に
軸止されている。
【0007】ハーフ用ラチェット6の爪部は、バネ(図
示は省略)により常時ラッチ5の外周面に当接するよう
に矢印イ方向に付勢されている。フル用ラチェット7の
爪部をラッチ5の外周面に当接させるように矢印ロ方向
に付勢するバネ14は、軸13の外周に巻回されてい
る。バネ14の一端15はフル用ラチェット7の所望の
位置に係止し、バネ14の他端16は軸13に重合した
状態に軸着したレバー17の係合突起26に係止させる
(図4、5)。
示は省略)により常時ラッチ5の外周面に当接するよう
に矢印イ方向に付勢されている。フル用ラチェット7の
爪部をラッチ5の外周面に当接させるように矢印ロ方向
に付勢するバネ14は、軸13の外周に巻回されてい
る。バネ14の一端15はフル用ラチェット7の所望の
位置に係止し、バネ14の他端16は軸13に重合した
状態に軸着したレバー17の係合突起26に係止させる
(図4、5)。
【0008】レバー17はその基部18が軸13に軸着
され、レバー17の先側は、開扉状態ではラッチ5のフ
ル係合段部11と重合するように伸びていて、先端19
にはラッチ5の外周縁と当接する突起20を形成する。
即ち、レバー17は、ラッチ5とは重合状態に形成さ
れ、突起20のみがラッチ5の外周縁と当接する。
され、レバー17の先側は、開扉状態ではラッチ5のフ
ル係合段部11と重合するように伸びていて、先端19
にはラッチ5の外周縁と当接する突起20を形成する。
即ち、レバー17は、ラッチ5とは重合状態に形成さ
れ、突起20のみがラッチ5の外周縁と当接する。
【0009】21はストライカ2の通路であり、係合溝
10を形成したため、通路21より上部位置の部分のラ
ッチ5外周面を当接部22にすると、フルロックされた
とき当接部22は通路21より下降するので、突起20
に突き当り、レバー17を図2から図3のように矢印ハ
の方向に回転させる。レバー17が矢印ハの方向に回転
すると、レバー17の突起25の作用で、バネ14の弾
力を強くする。
10を形成したため、通路21より上部位置の部分のラ
ッチ5外周面を当接部22にすると、フルロックされた
とき当接部22は通路21より下降するので、突起20
に突き当り、レバー17を図2から図3のように矢印ハ
の方向に回転させる。レバー17が矢印ハの方向に回転
すると、レバー17の突起25の作用で、バネ14の弾
力を強くする。
【0010】
【作用】次に作用を述べる。ストライカ2がラッチ5に
係合する前の状態は図2の開扉状態であるから、ラッチ
5の外周の当接部22は通路21よりも上方位置にあ
り、これに対しレバー17の突起20は通路21よりも
下方位置であって、両者は互いに離れた状態であるか
ら、レバー17はバネ14の弾力で図3の反ハ方向の右
回転して図2の状態にあり、バネ14の弾力は伸びて弱
くなっているから、フル用ラチェット7の一部23は弱
い力でゴム24に当接している。
係合する前の状態は図2の開扉状態であるから、ラッチ
5の外周の当接部22は通路21よりも上方位置にあ
り、これに対しレバー17の突起20は通路21よりも
下方位置であって、両者は互いに離れた状態であるか
ら、レバー17はバネ14の弾力で図3の反ハ方向の右
回転して図2の状態にあり、バネ14の弾力は伸びて弱
くなっているから、フル用ラチェット7の一部23は弱
い力でゴム24に当接している。
【0011】つぎに、この状態で、閉扉させると、スト
ライカ2は矢印ニのようにストライカ通路21を進み、
ラッチ5の係合溝10に係合して図3のようにラッチ5
を軸8を中心に左回転させ、フル用ラチェット7の爪部
25をラッチ5のフル係合段部11に係合させてフルロ
ックさせるが、フルロックする少し前に、フル用ラチェ
ット7の爪部25がラッチ5の外周面のa位置(図2)
に当たって、バネ14の弾力に抗してフル用ラチェット
7をはね上げようとする。
ライカ2は矢印ニのようにストライカ通路21を進み、
ラッチ5の係合溝10に係合して図3のようにラッチ5
を軸8を中心に左回転させ、フル用ラチェット7の爪部
25をラッチ5のフル係合段部11に係合させてフルロ
ックさせるが、フルロックする少し前に、フル用ラチェ
ット7の爪部25がラッチ5の外周面のa位置(図2)
に当たって、バネ14の弾力に抗してフル用ラチェット
7をはね上げようとする。
【0012】従来はこのとき、相当の異音を発生させて
いたが、本発明では、フル用ラチェット7は弱い力のバ
ネ14弾力で付勢されているため、フル用ラチェット7
のはね上げ音は小さく、高級感のあるロックとなる。閉
扉終了後は、当接部22で突起20を回転させるから、
レバー17はバネ14の弾力を強くし、完全にロックで
きる。
いたが、本発明では、フル用ラチェット7は弱い力のバ
ネ14弾力で付勢されているため、フル用ラチェット7
のはね上げ音は小さく、高級感のあるロックとなる。閉
扉終了後は、当接部22で突起20を回転させるから、
レバー17はバネ14の弾力を強くし、完全にロックで
きる。
【0013】
【発明の効果】従来、扉側に取付けられるドアロック本
体aと、車体側に取付けられるストライカbと、前記ド
アロック本体aに軸着されている前記ストライカbの係
合溝cを有するラッチdと、該ラッチdの外周面に形成
したフル係合段部eに係合して前記ラッチdの逆転を防
止するフル用ラチェットfと、該フル用ラチェットfを
前記ラッチdの外周面に当接させるように付勢するバネ
gとからなるものは公知である(図1参照)。 公知のものは、フル用ラチェットfの爪部hをラッチd
のフル係合段部eに係合させてフルロックさせるが、フ
ルロックする少し前に、フル用ラチェットfの爪部hが
ラッチdの外周面に当たって、バネgの弾力に抗してフ
ル用ラチェットfをはね上げようとする。従来は、この
とき、相当の異音を発生させていた。しかるに、本発明
は、扉側に取付けられるドアロック本体1と、車体側に
取付けられるストライカ2と、前記ドアロック本体1に
軸8により軸着されていて前記ストライカ2が係合する
係合溝10を有するラッチ5と、前記ドアロック本体1
に軸13により軸着されていて前記ラッチ5の外周面に
形成したフル係合段部11に係合することにより前記ラ
ッチ5の逆転を防止するフル用ラチェット7と、該フル
用ラチェット7を前記フル係合段部11に係合させるた
め常にラッチ5の外周面に当接させるよう付勢するバネ
14とからなるものにおいて、該バネ14は前記軸13
の外周に巻回させて設け、該軸13にはレバー17の基
部18を軸止し、該レバー17は閉扉すると前記ラッチ
5の回転により前記ラッチ5の外周部で押されて一定方
向に回転するように構成し、前記バネ14はその一端1
5をフル用ラチェット7の所望の位置に係止させその他
端16は前記レバー17に係止させ、もって、前記バネ
14の弾力は開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成
した車両用ドアロック装置における異音防止装置、およ
び、前記ラッチ5にはハーフ係合段部9を設け、前記ド
アロック本体1には軸12により軸着されていて前記ハ
ーフ係合段部9に係合することにより前記ラッチ5の逆
転を防止するハーフ用ラチェット6を設けた車両用ドア
ロック装置における異音防止装置としたものであるか
ら、従来は閉扉するときフル用ラチェット7の爪部25
がラッチ5の外周面に弾力的に当接して相当の異音を発
生させていたが、本発明では、バネ14の一端15はフ
ル用ラチェット7の所望の位置に係止させるがその他端
16はレバー17に係止してあって、かつレバー17は
開扉時はバネ14の弾力を弱くする方向に回動し、閉扉
時はバネ14の弾力を強くする方向に回動するようにし
たから、閉扉時におけるフル用ラチェット7のはね上げ
音は小さくできて高級感のあるロックにすることがで
き、閉扉時はバネ14の弾力を強くして完全にロックで
きるという効果を奏する。
体aと、車体側に取付けられるストライカbと、前記ド
アロック本体aに軸着されている前記ストライカbの係
合溝cを有するラッチdと、該ラッチdの外周面に形成
したフル係合段部eに係合して前記ラッチdの逆転を防
止するフル用ラチェットfと、該フル用ラチェットfを
前記ラッチdの外周面に当接させるように付勢するバネ
gとからなるものは公知である(図1参照)。 公知のものは、フル用ラチェットfの爪部hをラッチd
のフル係合段部eに係合させてフルロックさせるが、フ
ルロックする少し前に、フル用ラチェットfの爪部hが
ラッチdの外周面に当たって、バネgの弾力に抗してフ
ル用ラチェットfをはね上げようとする。従来は、この
とき、相当の異音を発生させていた。しかるに、本発明
は、扉側に取付けられるドアロック本体1と、車体側に
取付けられるストライカ2と、前記ドアロック本体1に
軸8により軸着されていて前記ストライカ2が係合する
係合溝10を有するラッチ5と、前記ドアロック本体1
に軸13により軸着されていて前記ラッチ5の外周面に
形成したフル係合段部11に係合することにより前記ラ
ッチ5の逆転を防止するフル用ラチェット7と、該フル
用ラチェット7を前記フル係合段部11に係合させるた
め常にラッチ5の外周面に当接させるよう付勢するバネ
14とからなるものにおいて、該バネ14は前記軸13
の外周に巻回させて設け、該軸13にはレバー17の基
部18を軸止し、該レバー17は閉扉すると前記ラッチ
5の回転により前記ラッチ5の外周部で押されて一定方
向に回転するように構成し、前記バネ14はその一端1
5をフル用ラチェット7の所望の位置に係止させその他
端16は前記レバー17に係止させ、もって、前記バネ
14の弾力は開扉時は弱く閉扉時は強くなるように構成
した車両用ドアロック装置における異音防止装置、およ
び、前記ラッチ5にはハーフ係合段部9を設け、前記ド
アロック本体1には軸12により軸着されていて前記ハ
ーフ係合段部9に係合することにより前記ラッチ5の逆
転を防止するハーフ用ラチェット6を設けた車両用ドア
ロック装置における異音防止装置としたものであるか
ら、従来は閉扉するときフル用ラチェット7の爪部25
がラッチ5の外周面に弾力的に当接して相当の異音を発
生させていたが、本発明では、バネ14の一端15はフ
ル用ラチェット7の所望の位置に係止させるがその他端
16はレバー17に係止してあって、かつレバー17は
開扉時はバネ14の弾力を弱くする方向に回動し、閉扉
時はバネ14の弾力を強くする方向に回動するようにし
たから、閉扉時におけるフル用ラチェット7のはね上げ
音は小さくできて高級感のあるロックにすることがで
き、閉扉時はバネ14の弾力を強くして完全にロックで
きるという効果を奏する。
【図1】 公知例正面図。
【図2】 本発明の開扉状態正面図。
【図3】 本発明の閉扉状態正面図。
【図4】 レバーの正面図。
【図5】 バネの正面図。
【図6】 フル用ラチェットの正面図。
【図7】 図4の右側面図。
1…ドアロック本体、2…ストライカ、3…ボデイ、4
…凹所、5…ラッチ、6…ハーフ用ラチェット、7…フ
ル用ラチェット、8…軸、9…ハーフ係合段部、10…
係合溝、11…フル係合段部、12…軸、13…軸、1
4…バネ、15…一端、16…他端、17…レバー、1
8…基部、19…先端、20…突起、21…通路、22
…当接部、23…一部、24…ゴム、25…爪部、26
…係合突起。
…凹所、5…ラッチ、6…ハーフ用ラチェット、7…フ
ル用ラチェット、8…軸、9…ハーフ係合段部、10…
係合溝、11…フル係合段部、12…軸、13…軸、1
4…バネ、15…一端、16…他端、17…レバー、1
8…基部、19…先端、20…突起、21…通路、22
…当接部、23…一部、24…ゴム、25…爪部、26
…係合突起。
Claims (2)
- 【請求項1】 扉側に取付けられるドアロック本体1
と、車体側に取付けられるストライカ2と、前記ドアロ
ック本体1に軸8により軸着されていて前記ストライカ
2が係合する係合溝10を有するラッチ5と、前記ドア
ロック本体1に軸13により軸着されていて前記ラッチ
5の外周面に形成したフル係合段部11に係合すること
により前記ラッチ5の逆転を防止するフル用ラチェット
7と、該フル用ラチェット7を前記フル係合段部11に
係合させるため常にラッチ5の外周面に当接させるよう
付勢するバネ14とからなるものにおいて、該バネ14
は前記軸13の外周に巻回させて設け、該軸13にはレ
バー17の基部18を軸止し、該レバー17は閉扉する
と前記ラッチ5の回転により前記ラッチ5の外周部で押
されて一定方向に回転するように構成し、前記バネ14
はその一端15をフル用ラチェット7の所望の位置に係
止させその他端16は前記レバー17に係止させ、もっ
て、前記バネ14の弾力は開扉時は弱く閉扉時は強くな
るように構成した車両用ドアロック装置における異音防
止装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ラッチ5にはハ
ーフ係合段部9を設け、前記ドアロック本体1には軸1
2により軸着されていて前記ハーフ係合段部9に係合す
ることにより前記ラッチ5の逆転を防止するハーフ用ラ
チェット6を設けた車両用ドアロック装置における異音
防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22223091A JP2552209B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車両用ドアロック装置における異音防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22223091A JP2552209B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車両用ドアロック装置における異音防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539687A true JPH0539687A (ja) | 1993-02-19 |
JP2552209B2 JP2552209B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16779159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22223091A Expired - Fee Related JP2552209B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車両用ドアロック装置における異音防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552209B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8925398B2 (en) | 2008-10-24 | 2015-01-06 | Nisshin Seifun Group Inc. | Method for classifying powder |
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