JP2552206B2 - 2枚ラチェット式車両ドアロック装置 - Google Patents

2枚ラチェット式車両ドアロック装置

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JP2552206B2
JP2552206B2 JP8621491A JP8621491A JP2552206B2 JP 2552206 B2 JP2552206 B2 JP 2552206B2 JP 8621491 A JP8621491 A JP 8621491A JP 8621491 A JP8621491 A JP 8621491A JP 2552206 B2 JP2552206 B2 JP 2552206B2
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二郎 井上
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/36Noise prevention; Anti-rattling means
    • E05B77/38Cushion elements, elastic guiding elements or holding elements, e.g. for cushioning or damping the impact of the bolt against the striker during closing of the wing

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2枚ラチェット式車両ド
アロック装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】車体に固定されたストライカと係合して回
転するラッチと、該ラッチと係合して該ラッチの逆転を
防止するラチェットと、該ラチェットの前記ラッチとの
係合を解除し得るオープンレバーとを有する車両ドアロ
ック装置において、前記ラッチにはハーフラッチ係合部
とフルラッチ係合部とを形成し、前記ハーフラッチ係合
部の底部には、硬質ゴム製の緩衝材を被覆した車両ドア
ロック装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、ラ
ッチが回転してラチェットの爪部がハーフラッチ係合部
の頂部を乗り越えると、ラチェットはバネの弾力により
勢いよく回転して、爪部がハーフラッチ係合部の底部に
衝突する。このとき、底部には緩衝材を設けてはいる
が、薄い硬質ゴム製であるから、格別の消音効果は期待
できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、車体に
固定されたストライカ4と係合して回転するラッチ2
と、該ラッチ2と係合して該ラッチ2の逆転を防止する
ラチェットと、該ラチェットの前記ラッチ2との係合を
解除し得るオープンレバー13とを有する車両ドアロッ
ク装置において、前記ラッチ2にはハーフラッチ係合部
6とフルラッチ係合部7とを形成し、前記ラチェットは
前記ハーフラッチ係合部6と係合し得るハーフ用ラチェ
ット8と前記フルラッチ係合部7と係合し得るフル用ラ
チェット9との2個とし、前記ハーフ用ラチェット8の
近傍位置には該ハーフ用ラチェット8の爪部11が前記
ハーフラッチ係合部6の底部27には届かないようにす
る軟質ゴム製のストッパー12を設けた2枚ラチェット
式車両ドアロック装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は仮想線で示されたロック装置のボディであり、図示
はないが、該ボディ1の表側には凹部を形成し、該凹部
内にラッチ2をラッチ軸3により回転自在に軸止する。
ラッチ2には車体に固定したストライカ4と係合する係
合溝5とハーフラッチ係合部6とフルラッチ係合部7と
を形成する。
【0006】しかして、従来公知のラッチは、ハーフラ
ッチ係合部とフルラッチ係合部とを近接配置し、両係合
部には同一のラチェットの爪部を係合させているが、本
願のラッチ2のハーフラッチ係合部6とフルラッチ係合
部7とは、ラッチ軸3を挟んで略対角に配設し、ハーフ
ラッチ係合部6の近傍位置のボディ1には、該ハーフラ
ッチ係合部6と係合し得るハーフ用ラチェット8を、フ
ルラッチ係合部7の近傍位置のボディ1には該フルラッ
チ係合部7と係合し得るフル用ラチェット9をそれぞれ
軸止する。26はハーフラッチ係合部6の頂部、27は
ハーフラッチ係合部6の底部である。
【0007】ハーフ用ラチェット8はバネ10によりラ
ッチ2と係合する方向に付勢される。ハーフ用ラチェッ
ト8の近傍位置には、軟質ゴム製のストッパー12を設
けて、ハーフ用ラチェット8の爪部11が底部27には
届かないようにする。即ち、第5図のように、ラッチ2
がハーフラッチ位置まで回転しても、ハーフ用ラチェッ
ト8はストッパー12に当接して、爪部11はハーフラ
ッチ係合部6の底部27の直前で停止させる。このた
め、従来のロック装置では必ず生じていたハーフラッチ
時の係合音は発生しない。
【0008】13はボディ1の裏側に設けたオープンレ
バーであり、その一端側14を扉の開扉ハンドル(図示
なし)に連結する。他端側15には作動杆16を軸止す
る。該作動杆16の下端には該作動杆16を第1図のア
ンロック位置と、第2図のロック位置とに変位させるロ
ックレバー17を係合させる。作動杆16の上部には、
アンロック位置の時にオープンレバー13を操作する
と、ハーフ用ラチェット8の係合突起18と係合してハ
ーフ用ラチェット8を開扉方向に回転させ得る係合片1
9を形成し、また、同様に作動杆16の下部には、フル
用ラチェット9の係合突起20と係合してフル用ラチェ
ット9を開扉方向に回転させ得る係合片21を形成す
る。
【0009】22はフル用ラチェット9の爪部、23は
フル用ラチェット9をラッチ2との係合方向に付勢する
バネ、24はフル用ラチェット9のゴムストッパー、2
5はラッチ2に被せた消音用樹脂体である。
【0010】しかして、本発明では、2個のラチェット
8、9を用いているため、これらの回動ストローク量を
別々に設定することができる。第7図は、回動ストロー
ク量を別々に設定した具体例であり、ハーフ用ラチェッ
ト8のストローク量Aをフル用ラチェット9のストロー
ク量Bより大きく設定している。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。開扉状態のときは、第4図
のように、ハーフ用ラチェット8の爪部11はラッチ2
の外周面に当接して停止している。この状態で、閉扉す
ると、ストライカ4がラッチ2の係合溝5と係合して、
ラッチ2を回転させる。
【0012】ラッチ2が回転して、ハーフ用ラチェット
8の爪部11がハーフラッチ係合部6の頂部26を乗り
越えると、ハーフ用ラチェット8はバネ10の弾力によ
り勢いよくラッチ2側に回転する。このとき、本発明で
は、ハーフ用ラチェット8の近傍位置には軟質ゴム製の
ストッパー12を設け、爪部11がハーフラッチ係合部
6の底部27と衝突する前に、ハーフ用ラチェット8が
軟質ゴム製のストッパー12に当接して停止するため、
ハーフラッチ時の衝撃音は発生しない。
【0013】しかして、ラッチ2がハーフラッチ位置を
越えて回転すると、ハーフ用ラチェット8とは別のフル
用ラチェット9の爪部22が、ラッチ2のフルラッチ係
合部7に係合して、閉扉される。
【0014】この閉扉状態では、公知例のものは、ラチ
ェットがフルラッチ係合部に係合しているだけであるか
ら、ラチェットが何らかの原因で、フルラッチ係合部か
ら外れると、そのまま扉が開いてしまう惧れがあるが、
本発明では、フル用ラチェット9とは別体のハーフ用ラ
チェット8を設けているため、フル用ラチェット9が何
らかの原因でフルラッチ係合部7から外れても、ハーフ
用ラチェット8が確実にハーフラッチ係合部6と係合
し、ドアが完全に開くことはない。
【0015】開扉するときは、扉の開扉ハンドルを操作
して、オープンレバー13を回転させると、作動杆16
が第1図の状態から第3図のように下動し、ハーフ用ラ
チェット8の係合突起18には係合片19が、また、フ
ル用ラチェット9の係合突起20には係合片21が当接
して、を形成する。ハーフ用ラチェット8およびフル用
ラチェット9を同時に回転させ、ラッチ2をフリーにし
て開扉する。
【0016】しかして、第7図のようにハーフ用ラチェ
ット8の回動ストローク量Aをフル用ラチェット9の回
動ストローク量Bより大きく設定すると、開扉操作時
に、ハーフ用ラチェット8をハーフラッチ係合部6から
より遠ざけることができる。このため、公知例では、曖
昧な開扉操作を行うと、一旦外れたフル用ラチェット9
が次のハーフラッチ係合部6に係合して開扉されないと
きがあるが、本発明では、ハーフ用ラチェット8をハー
フラッチ係合部6からより遠ざけることができ、ハーフ
用ラチェット8がハーフラッチ係合部6に係合すること
はなく、確実に開扉できる。
【0017】また、公知例のハーフラッチ係合部とフル
ラッチ係合部とは互いに近接しているから、各係合部の
強度面での不利は免れないが、本発明では、ハーフラッ
チ係合部6とフルラッチ係合部7とをラッチ軸3を挟ん
で略対角に配設しているため、公知例に比べて格段に強
度を高めることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明は、車体に固定さ
れたストライカ4と係合して回転するラッチ2と、該ラ
ッチ2と係合して該ラッチ2の逆転を防止するラチェッ
トと、該ラチェットの前記ラッチ2との係合を解除し得
るオープンレバー13とを有する車両ドアロック装置に
おいて、前記ラッチ2にはハーフラッチ係合部6とフル
ラッチ係合部7とを形成し、前記ラチェットは前記ハー
フラッチ係合部6と係合し得るハーフ用ラチェット8と
前記フルラッチ係合部7と係合し得るフル用ラチェット
9との2個とし、前記ハーフ用ラチェット8の近傍位置
には該ハーフ用ラチェット8の爪部11が前記ハーフラ
ッチ係合部6の底部27には届かないようにする軟質ゴ
ム製のストッパー12を設けた2枚ラチェット式車両ド
アロック装置としたため、ハーフラッチ時の係合音は確
実に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アンロック状態のロック装置の背面図。
【図2】 ロック状態のロック装置の背面図。
【図3】 作動杆を下動させたときの状態図。
【図4】 開扉状態の説明図。
【図5】 ハーフラッチ状態の説明図。
【図6】 フルラッチ状態の説明図。
【図7】 各ラチェットの回動ストロークを示した説明
図。
【符号の説明】
1…ボディ、2…ラッチ、3…ラッチ軸、4…ストライ
カ、5…係合溝、6…ハーフラッチ係合部、7…フルラ
ッチ係合部、8…ハーフ用ラチェット、9…フル用ラチ
ェット、10…バネ、11…爪部、12…ストッパー、
13…オープンレバー、14…一端側、15…他端側、
16…作動杆、17…ロックレバー、18…係合突起、
19…係合片、20…係合突起、21…係合片、22…
爪部、23…バネ、24…ゴムストッパー、25…消音
用樹脂体、26…頂部、27…底部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されたストライカ4と係合し
    て回転するラッチ2と、該ラッチ2と係合して該ラッチ
    2の逆転を防止するラチェットと、該ラチェットの前記
    ラッチ2との係合を解除し得るオープンレバー13とを
    有する車両ドアロック装置において、前記ラッチ2には
    ハーフラッチ係合部6とフルラッチ係合部7とを形成
    し、前記ラチェットは前記ハーフラッチ係合部6と係合
    し得るハーフ用ラチェット8と前記フルラッチ係合部7
    と係合し得るフル用ラチェット9との2個とし、前記ハ
    ーフ用ラチェット8の近傍位置には該ハーフ用ラチェッ
    ト8の爪部11が前記ハーフラッチ係合部6の底部27
    には届かないようにする軟質ゴム製のストッパー12を
    設けた2枚ラチェット式車両ドアロック装置。
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