JP2006140309A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】高温長時間の分離拡散に伴ってシリコン基板に導入される高濃度の酸素に起因する結晶欠陥による耐圧特性への影響を低減できる半導体装置の製造方法の提供。
【構成】第二導電型の分離拡散層2の形成工程、該分離拡散層2により囲まれる前記半導体基板1の第一主面9への不純物ドーピングによる半導体機能領域の形成工程、前記半導体基板1を所要の厚さに減厚するための第二主面側の研削工程、研削後の第二主面への第二導電型不純物ドーピング層8の形成工程をこの順に少なくとも含む半導体装置の製造方法において、前記半導体機能領域の形成工程における1000℃以上の熱処理を含むいずれかのプロセスの前に、第二主面に希ガス元素のイオン注入による結晶欠陥層を形成する工程を有する半導体装置の製造方法とする
【選択図】 図1

Description

本発明は電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置に関する。詳しくは、分離拡散層を備え、双方向の耐圧特性を有する双方向デバイス、特には逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(以降、逆阻止IGBTと略す)を含む半導体装置の製造方法に関する。
図2の断面図に示す従来のプレーナ型接合のIGBTは、一方向(順方向)の耐圧の信頼性さえ確保できれば問題はなかった。これに対し、最近、半導体電力変換装置において、AC(交流)/AC変換、AC/DC(直流)変換、DC/AC変換など、直接リンク形変換回路等のマトリクスコンバータ用途への双方向スイッチング素子の採用が、回路の小型化、軽量化、高効率化、高速応答化および低コスト化の観点から着目されている。そのような双方向スイッチング素子として、逆並列接続させた2個の逆阻止IGBTにより構成したものが知られている。この逆阻止IGBTは、図3の分離拡散層111を有する逆阻止IGBTに示すように、逆耐圧を有効にするためにn型シリコン基板110の場合、両面または片面からp型となるボロンを拡散して両面をp型の拡散層により接続するアイソレーション拡散層(分離拡散層)111を備え、この分離拡散層111で囲まれた内側の前記n型シリコン基板110の表面112側に、MOS構造113を含む半導体素子機能領域114と耐圧構造部115を、裏面側に前記分離拡散層に導電接続されるコレクタ層(分離拡散層と同一導電型)116をそれぞれ配置し、斜線で示す所要の金属電極117、118、119を形成したものである(特許文献1)。しかし、このタイプの逆阻止IGBTはオン電圧特性とターンオフ損失特性との間にトレードオフ関係が成立し易く、また、それらの両電気特性を共に改善することが難しいため、市場からの特性改善の要求に応じきれないことがある。
これに対し、図4に示すように、前述の特許文献1にも記載される片側から分離拡散層202を形成した構造の逆阻止IGBTに、さらに、安価で、厚さの薄いFZシリコン基板200を採用したNPT(Non Punch Through)ウェハ(たとえば、仕上がり厚さ600V耐圧で100μm、1200V耐圧で180μm程度)を用い、コレクタ層201厚を0.1μm乃至2μm程度に薄くし、その不純物濃度を低く適切に制御して、コレクタ層201からの少数キャリアの注入を低注入にコントロールすることにより、前述のオン電圧特性とターンオフ損失に関するトレードオフ関係を改善し、共に小さくできるようにした低注入逆阻止IGBTも知られている(特許文献2)。
さらに、逆阻止IGBTとして、図5に示すように、n型シリコン基板300の上面からは選択的にp型分離領域301を、同底面からは全面にp型不純物拡散層302をそれぞれ同時拡散により形成し、p型分離領域301により囲まれたシリコン基板300を素子形成領域として規定することにより、双方向の耐圧を保持でき、かつ信頼性の高いIGBTなどの半導体装置を形成する発明が示されている(特許文献3―要約)。
特開平7−307469号公報 特開2002−319676号公報 特開2004−165619号公報
しかしながら、前述の特許文献1〜3に示す逆阻止IGBTは、シリコン基板の一方の主面からの片側拡散または両面からの拡散によって両主面を前記基板とは異なる導電型の拡散層で接続するように形成する分離拡散を必要とするため、厚い基板を必要とする高耐圧にすればするほど、分離拡散のための時間が必然的に長くなり、特に600V以上の高耐圧IGBTでは高温長時間拡散の影響により、高温逆漏れ電流が大きくなり、逆耐圧が順耐圧より小さくなり易いなどの現象が見られるようになる。さらに、1200V以上の高耐圧IGBTでは、逆耐圧が増加しにくくなることの対策として、あらかじめ、基板の比抵抗を通常より高くしたり、基板を厚くするように設計することが必要になる。ところが、基板の比抵抗を通常より高くしたり、基板を厚くすることは半導体特性を低下させる一因でもあるため、高耐圧にすればするほど、次第に実用的な対策とは言えなくなるという問題が生じる。
以下、その原因について説明する。前記分離拡散に必要な高温で長時間の熱処理は、n型シリコン基板表面の面荒れを防ぐために酸素雰囲気中で行われる。前記熱処理条件は、たとえば、耐圧600V用デバイスでは1300℃で100時間程度、1200V用の耐圧デバイスでは1300℃で200時間程度である。このような高温長時間の熱処理が酸素雰囲気でシリコン基板に加えられると、酸素は、特に1300℃でのシリコン基板中の酸素の拡散係数が極めて大きいことに加えて、処理時間が長いので(100時間以上)、基板の厚さ全体に亘ってほぼ一様にフラットな固溶限濃度分布となる程度にまで取り込まれる。しかも、取り込まれた酸素は、ドナー化してドリフト層の不純物濃度を高くして耐圧を低下させたり、この高濃度酸素に起因する結晶欠陥を引き起こし、順逆漏れ電流を増大させ、順耐圧、逆耐圧低下の原因となる。これに対して、前記特許文献3に記載の発明は、半導体基板の厚さを2分する厚さに裏面から全面に形成された不純物拡散層をゲッタリングサイトとして機能させ、分離拡散層の形成時に導入される高濃度の酸素に起因する欠陥を低減または除去することにより、双方向耐圧を保持しようとするものである。
本発明は、以上述べた高温長時間の分離拡散を必要とする半導体装置の製造方法に伴う問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高温長時間の分離拡散に伴ってシリコン基板に導入される高濃度の酸素に起因する結晶欠陥による耐圧特性への影響を低減できる半導体装置の製造方法を提供することである。
特許請求の範囲の請求項1記載の発明によれば、前記目的は、第一導電形の半導体基板の第一主面と第二主面とを前記半導体基板とは異なる導電型の拡散層により接続するための第二導電型の分離拡散層の形成工程、該分離拡散層により囲まれる前記半導体基板の第一主面への不純物ドーピングによる半導体素子機能領域の形成工程、前記半導体基板を所要の厚さに減厚するための第二主面側の研削工程、該研削後の第二主面への第二導電型不純物ドーピング層の形成工程をこの順に少なくとも含む半導体装置の製造方法において、前記第二導電型分離拡散層の形成後、前記半導体素子機能領域の形成工程における1000℃以上の熱処理を含むいずれかの処理プロセスの前に、第二主面に希ガス元素のイオン注入による結晶欠陥含有層を形成する工程を備える半導体装置の製造方法とすることにより、達成される。
特許請求の範囲の請求項2記載の発明によれば、希ガス元素が元素記号He、Ne、Ar、Kr、Xe、Rnで示されるいずれかの元素である請求項1記載の半導体装置の製造方法とすることが好ましい。
特許請求の範囲の請求項3記載の発明によれば、半導体装置が絶縁ゲート形バイポーラトランジスタである請求項1または2記載の半導体装置の製造方法とすることが好適である。
特許請求の範囲の請求項4記載の発明によれば、半導体素子機能領域の形成工程における1000℃以上の熱処理を含む処理プロセスがpウェル層形成工程とpチャネル層形成工程と第二p層形成工程を含むことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法とすることがいっそう好ましい。
前述の本発明によれば、高温長時間の分離拡散に伴ってシリコン基板に導入される高濃度の酸素に起因する結晶欠陥による耐圧特性への影響を低減できる半導体装置の製造方法を提供することができる。
図1は本発明にかかる半導体装置の製造方法により作成された逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(以下逆阻止IGBTと略す)に用いられる半導体基板の断面図である。図6、図7はそれぞれ本発明にかかり、希ガス元素として元素記号Arで表されるアルゴンを用いたイオン注入工程の有無に対する逆阻止IGBTの順漏れ電流、逆漏れ電流への影響を示す図である。図8から図14に至る各図は、この発明の実施例にかかる逆阻止IGBTの製造方法を、工程順に並べたシリコン基板の要部断面図により示したものである。本発明の要旨を超えない限り、本発明は、以下説明する実施例の記載に限定されるものではない。
この逆阻止IGBTは順逆共1200V耐圧の実施例である。厚さ525μmで不純物濃度7.5×1013cm−3のFZ−n型シリコン基板1aの表面9に厚さ2.4μmの初期酸化膜11を形成し、後工程でpベース層3が形成される箇所の周辺部に幅100μmに開口部12をフォトエッチングにより形成する(図8)。以下説明する断面図はシリコン基板のうち、IGBTの一素子分に相当する個所の断面である。
つぎに、表面9にボロンソースを塗布して熱処理することで、ボロンのデポジションを行い、ボロンデポジション領域13を形成する(図9)。
つぎに、ボロンガラスエッチングを行い酸化膜中のボロンを除去した後、1200℃以上の温度において酸素雰囲気中で深さ200μmまでボロンをドライブ拡散してp+型分離拡散層2を形成する(図10)。
つぎに、分離拡散層用のマスク酸化膜11を除去した後、分離拡散層2で囲まれた表面9側にゲート酸化膜5、ポリシリコンゲート電極6を形成する。ここで、本発明にかかる処理として、裏面からAr(アルゴン)をドーズ量1×1015cm−2、加速電圧100keVでイオン注入する。この処理は裏面に意図的にイオン注入による結晶歪層(結晶欠陥含有層)1bを形成しておき、その後、1000℃以上の高温熱処理を履歴させることにより、IGBTの動作領域から前記結晶歪層(結晶欠陥含有層)に酸素ドープに起因する欠陥を取り込む(エクストリンシックゲッタリング)ためである。次に前記ポリシリコンゲート電極6および絶縁用酸化膜をマスクとしてpウェル層3aを1100℃で200分およびpベース層(チャネル層)3bを1150℃で120分それぞれボロンのイオン注入および所定のドライブ拡散により形成する。この段階では、裏面側に前記結晶歪層(結晶欠陥含有層)1bの形成後に1100℃の熱処理が加えられているので、前述の分離拡散時に導入された高濃度酸素に起因する結晶欠陥は裏面側の結晶歪層(結晶欠陥含有層)1bにゲッタリングされ、IGBTの動作領域内に形成された前記酸素起因の結晶欠陥の密度が小さくなる。次に、n+ エミッタ層4および第二p層3cをそれぞれ砒素およびボロンのイオン注入により形成し、1000℃で30分のアニール熱処理により前記各注入イオンを活性化させる。次に、エミッタ電極7およびポリイミド膜などからなるパッシベーション膜(図示せず)等を通常のプレーナゲート型IGBTと同様の方法およびパターンで形成する(図11)。さらに、IGBTの逆漏れ電流を低減するために、電子線を6Mradで導入する。また、高速化を図るために、ライフタイムキラーとしての機能を奏する電子線照射やヘリウム照射を行うこともある。
つぎに、裏面を削ってシリコン基板を200μm程度の厚さにし、さらに、前記研削によってできた研削歪層などのストレスの除去のために化学エッチングや化学的機械的ポリッシング(CMP)を加えて、最終的にFZシリコン基板1aの厚さを180μm程度にし、その削り面10にp+型分離拡散層2を露出させる(図12)。この段階で、裏面にゲッタリングされた結晶欠陥を多く含む層は研削により除去される。研削後のシリコン基板を符号1とする。前記ストレスの除去を化学エッチングによる場合は、エッチングレートを0.25μm/秒〜0.45μm/秒にして処理すると、エッチングムラの少ない良好な基板面状態が得られる。化学的機械的ポリッシングの場合は、ポリッシング量を3μm程度以上にすると、歪が充分に除去できる。特に化学的機械的ポリッシングは裏面研削後の歪面を少ないポリッシング量で除去して良好な鏡面とすることができ、とりわけ、逆阻止IGBTの逆耐圧特性の改善に有効である。
つぎに、裏面10に、ドーズ量5×1013cm-2のボロンをイオン注入して350℃程度で1時間程度の低温アニールを行い、活性化したボロンのピーク濃度が1×1017cm-3程度で、厚みが1μm程度の裏面のp+ コレクタ層8を形成する。この結果、前記裏面p+ コレクタ層8と前記のp+型分離拡散層2は導電接続される(図13)。
つぎに、コレクタ電極8−1をオーム接触になるように形成して、FZシリコン基板1を分離拡散層の中央2−1で切断すると(図14)、本発明にかかる逆阻止IGBTが製造される。
また、前記の裏面のp+ コレクタ層8のピーク濃度が5×1016cm-3未満では、注入効率が低下して、オン電圧が上昇する。また、逆電圧印加時にp+ コレクタ層8が完全に空乏化して逆耐圧も低下する。一方、1×1018cm-3を超える注入される少数キャリアが増加して逆回復電流も増大するので、ピーク濃度は5×1016cm-3以上で1×1018cm-3以下が望ましい。
さらに、裏面のp+ コレクタ層8の厚さが0.1μm未満では、空乏層がコレクタ電極8−1に達しやすくなり、逆耐圧が確保出来なくなる。一方、厚さが2μmを超えるとボロンイオン注入時の必要エネルギーが1MeVを超えて、特殊なイオン注入装置が必要となるため、コレクタ層8の厚みは0.1μm以上で、2μm以下が望ましい。
図6にAr(アルゴン)のイオン注入の有り、無しの場合について、本発明にかかる逆阻止IGBTの室温における順漏れ電流値を、図7にArのイオン注入の有り、無しの場合について、同じく室温における逆漏れ電流値をそれぞれ示した(図6ではArのイオン注入有りなしをArインプラ有りなしと記載、図7でも同様)。図6と図7によれば、裏面からArのイオン注入を行うと、順、逆漏れ電流はそれぞれ2×10−6A、8×10−6Aであり、イオン注入を行わない場合はそれぞれ4×10−6A、16×10−6Aであるので、裏面からArのイオン注入を行うと、イオン注入を行わない場合に比べて順逆とも約半分になることが分かる。このことは、前述のように、高温長時間の分離拡散に伴ってシリコン基板に導入される高濃度の酸素に起因する結晶欠陥が、裏面からのArのイオン注入に基づく結晶欠陥含有層によってゲッタリングされた結果、酸素ドープに起因する結晶欠陥が低減できたための効果と思われる。さらに、高ドーズ化、高加速電圧化されたイオン注入を行えば、さらに結晶欠陥の幅や、密度が増加するので、ゲッタリング効率もさらに向上し、漏れ電流もいっそう低減することができると思われる。この裏面からのArのイオン注入に基づく結晶欠陥含有層は前記ゲッタリング効果を奏した後に、裏面研削工程により除去されるので、完成した逆阻止IGBTに残って二次的な悪影響を及ぼすこともない。前記実施例では希ガス元素としてAr(アルゴン)を用いたが、他の希ガス元素を用いた場合も同様な効果が得られた。この結果、本発明にかかる、裏面からの希ガス元素のイオン注入を含む半導体装置の製造方法によれば、逆阻止IGBTの順逆耐圧の良品率を90%以上にすることができた。
また、前述の実施例では、逆阻止IGBTの製造方法について説明したが、本発明は、逆阻止IGBTだけでなく、分離拡散層を備えるダイオード、従来のIGBTなど他の半導体装置にも同様に適用できる。
本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来の絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来の分離拡散タイプの逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来片面分離拡散タイプの低注入逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの模式的断面図 従来の両面分離拡散タイプの逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの要部断面図 本発明にかかる希ガス元素のイオンとしてArイオン注入の有無の場合の順漏れ電流への影響を示す図 本発明にかかる希ガス元素のイオンとしてArイオン注入の有無の場合の逆漏れ電流への影響を示す図 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その1) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その2) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その3) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その4) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その5) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その6) 本発明にかかる逆阻止絶縁ゲート形バイポーラトランジスタの製造方法を工程順に示す半導体基板の要部断面図(その7)
符号の説明
1 シリコン基板(半導体基板)
2 分離拡散層
3a pウェル層
3b pベース層(pチャネル層)
3c 第二p
4 nエミッタ層
5 ゲート酸化膜
6 ゲート電極
7 エミッタ電極
8 コレクタ層
9 表面(第一主面)
10 裏面(第二主面)
11 酸化膜
12 開口
13 ボロンデポジション層。

Claims (4)

  1. 第一導電形の半導体基板の第一主面と第二主面とを前記半導体基板とは異なる導電型の拡散層により接続するための第二導電型の分離拡散層の形成工程、該分離拡散層により囲まれる前記半導体基板の第一主面への半導体素子機能領域の形成工程、前記半導体基板を所要の厚さに減厚するための第二主面側の研削工程、該研削後の第二主面への第二導電型不純物ドーピング層の形成工程をこの順に少なくとも含む半導体装置の製造方法において、前記第二導電型分離拡散層の形成後、前記半導体素子機能領域の形成工程における1000℃以上の熱処理を含むいずれかの処理プロセスの前に、第二主面に希ガス元素のイオン注入による結晶欠陥含有層を形成する工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 希ガス元素が元素記号He、Ne、Ar、Kr、Xe、Rnで示されるいずれかの元素であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 半導体装置が絶縁ゲート型バイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 半導体素子機能領域の形成工程における1000℃以上の熱処理を含む処理プロセスがpウェル層形成工程とpチャネル層形成工程と第二p層形成工程を含むことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
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