JPH0494120A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0494120A JPH0494120A JP21130190A JP21130190A JPH0494120A JP H0494120 A JPH0494120 A JP H0494120A JP 21130190 A JP21130190 A JP 21130190A JP 21130190 A JP21130190 A JP 21130190A JP H0494120 A JPH0494120 A JP H0494120A
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- oxygen
- temperature
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えばフローティングゾーン法で作成したシ
リコン単結晶基板に不純物元素を酸素を含む雰囲気中で
拡散して、所定の導電型、不純物濃度を育する領域を形
成する工程を含む半導体装!の製造方法に関する。
リコン単結晶基板に不純物元素を酸素を含む雰囲気中で
拡散して、所定の導電型、不純物濃度を育する領域を形
成する工程を含む半導体装!の製造方法に関する。
半導体基板に所定の電気的特性をもつ領域を形成するな
どの目的でドナーあるいはアクセプタ不純物をドーピン
グするために熱拡散を行うことは周知の技術である0例
えばMO3型半導体装置を製造する場合、第3図fat
に示すような400〜600−の厚さ方向に一定の不純
物濃度1をもつn型シリコンウェハの両面から表面層2
にドナー不純物をドープし、次に1260−1280℃
で100〜150時間の熱拡散を行って第3図(blに
示す200〜250μ深さのn°層3を形成し、そのあ
と片面のみを200〜250μ研慶して113 図tc
+に示すように片側の拡散層3を険去する。このような
ウェハを使用してMO3型半導体装置を製造するには、
電極形成のために、uyIci着し、蒸着時に生じた損
傷を回復させて電極を安定化するために400〜500
℃の熱処理を行う。
どの目的でドナーあるいはアクセプタ不純物をドーピン
グするために熱拡散を行うことは周知の技術である0例
えばMO3型半導体装置を製造する場合、第3図fat
に示すような400〜600−の厚さ方向に一定の不純
物濃度1をもつn型シリコンウェハの両面から表面層2
にドナー不純物をドープし、次に1260−1280℃
で100〜150時間の熱拡散を行って第3図(blに
示す200〜250μ深さのn°層3を形成し、そのあ
と片面のみを200〜250μ研慶して113 図tc
+に示すように片側の拡散層3を険去する。このような
ウェハを使用してMO3型半導体装置を製造するには、
電極形成のために、uyIci着し、蒸着時に生じた損
傷を回復させて電極を安定化するために400〜500
℃の熱処理を行う。
一般に熱拡散を開管中で行う際は、酸素を含む雰囲気で
行うことが多い、これは、ちっ素雰囲気中で行うとちり
化膜が表面に生ずることによって面が荒れること、ある
いは生じたちっ化膜が除去しにくいことなどによる。こ
の熱拡散時にシリコンウェハは雰囲気から多量の酸素を
吸収してしまう、この吸収は酸素含有量の少ないフロー
ティングゾーン法で作成したシリコン単結晶ウェハにお
いて特に顕著である。このあと、電極安定化のために4
00〜b ー化されて比抵抗が小さくなり、耐圧が低下する問題が
あった。このような問題は、熱拡散を行ったウェハ表面
に約400℃におけるCVDで酸化膜を形成した場合に
も生じる。
行うことが多い、これは、ちっ素雰囲気中で行うとちり
化膜が表面に生ずることによって面が荒れること、ある
いは生じたちっ化膜が除去しにくいことなどによる。こ
の熱拡散時にシリコンウェハは雰囲気から多量の酸素を
吸収してしまう、この吸収は酸素含有量の少ないフロー
ティングゾーン法で作成したシリコン単結晶ウェハにお
いて特に顕著である。このあと、電極安定化のために4
00〜b ー化されて比抵抗が小さくなり、耐圧が低下する問題が
あった。このような問題は、熱拡散を行ったウェハ表面
に約400℃におけるCVDで酸化膜を形成した場合に
も生じる。
本発明の目的は、上述の問題を解決し、熱拡散時に半導
体基板内に吸収された酸素のドナー化による耐圧の低下
のない半導体装置の製造方法を提供することにある。
体基板内に吸収された酸素のドナー化による耐圧の低下
のない半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、1200℃以上
の温度で不純物を半導体基板内に熱拡散させる工程と、
熱拡散を行った半導体基板を500℃以下の温度で熱処
理する工程とを有する半導体装置の製造方法において、
熱拡散工程と熱処理工程の間に1000〜1200℃で
熱処理する工程を含むものとする。また、本発明の半導
体装置の製造方法は、半導体基板内に不純物を1200
℃以上の温度で熱拡散させたのち、その半導体基板を1
000〜1200℃で熱処理し、そのあと半導体基板表
面に電極金属層を蒸着し、次いで500℃以下の温度で
熱処理するものとする。
の温度で不純物を半導体基板内に熱拡散させる工程と、
熱拡散を行った半導体基板を500℃以下の温度で熱処
理する工程とを有する半導体装置の製造方法において、
熱拡散工程と熱処理工程の間に1000〜1200℃で
熱処理する工程を含むものとする。また、本発明の半導
体装置の製造方法は、半導体基板内に不純物を1200
℃以上の温度で熱拡散させたのち、その半導体基板を1
000〜1200℃で熱処理し、そのあと半導体基板表
面に電極金属層を蒸着し、次いで500℃以下の温度で
熱処理するものとする。
1200℃以上の熱拡散工程で酸素を吸収した半導体基
板を1000〜1200℃の温度で熱処理すると、酸素
の飽和濃度が1200℃以上より低くなるため、基板内
の酸素が基板外に放出され、基板内の酸素濃度が低下す
る。このため、電極安定化あるいはCVDによる酸化膜
の形成のために500℃以下の熱処理を行っても、酸素
のドナー化の影響が少なく、耐圧が低下することがない
。
板を1000〜1200℃の温度で熱処理すると、酸素
の飽和濃度が1200℃以上より低くなるため、基板内
の酸素が基板外に放出され、基板内の酸素濃度が低下す
る。このため、電極安定化あるいはCVDによる酸化膜
の形成のために500℃以下の熱処理を行っても、酸素
のドナー化の影響が少なく、耐圧が低下することがない
。
フローティングゾーン法によるシリコン単結晶ウェハに
ちっ素と酸素の混合雰囲気中で1260〜1280℃の
1度で熱拡散を施し、その後で1100℃。
ちっ素と酸素の混合雰囲気中で1260〜1280℃の
1度で熱拡散を施し、その後で1100℃。
12時間のアニールを行ったウェハと行わないウェハを
それぞれ450℃5時間の熱処理を行った場合の表面か
ら12−の深さにおけるドナー濃度の熱処理前後の値を
第1図に示す、アニールのないウェハにおいては、w1
112に示すように熱処理によりドナー濃度が著しく増
加したのに対し、アニールをしたウェハは線11に示す
ようにドナー濃度の増加はわずかであワた。第2図は、
熱拡散後1100℃で12時間アニールしたフローティ
ングゾーン法ウェハ、1150℃で12時間アニールし
たフローティングゾーン法ウェハおよびアニールを施さ
ないフローティングゾーン法ウェハの3種類を用いて製
造したMOSチップの、pJll!着電極の安定化のた
めに450℃、4時間の熱処理を行った前後の耐圧を、
それぞれ線21.22.23で示す0図より、本発明に
基づきアニールを行ったウェハでは、450℃の熱処理
による耐圧の低下が減少したことがわかる。なお、本発
明に基づくアニールは5〜48時間の範囲で行うと効果
があることがわかった。
それぞれ450℃5時間の熱処理を行った場合の表面か
ら12−の深さにおけるドナー濃度の熱処理前後の値を
第1図に示す、アニールのないウェハにおいては、w1
112に示すように熱処理によりドナー濃度が著しく増
加したのに対し、アニールをしたウェハは線11に示す
ようにドナー濃度の増加はわずかであワた。第2図は、
熱拡散後1100℃で12時間アニールしたフローティ
ングゾーン法ウェハ、1150℃で12時間アニールし
たフローティングゾーン法ウェハおよびアニールを施さ
ないフローティングゾーン法ウェハの3種類を用いて製
造したMOSチップの、pJll!着電極の安定化のた
めに450℃、4時間の熱処理を行った前後の耐圧を、
それぞれ線21.22.23で示す0図より、本発明に
基づきアニールを行ったウェハでは、450℃の熱処理
による耐圧の低下が減少したことがわかる。なお、本発
明に基づくアニールは5〜48時間の範囲で行うと効果
があることがわかった。
本発明によれば、1200℃以上の温度で熱拡散を施し
た際に酸素を吸収した半導体基板を1000〜1200
℃、5〜48時間の範囲で加熱することにより、酸素を
放出させることができ、そのあとの500℃以下の熱処
理の際にドナー化する酸素が減少するため、比抵抗の低
下が少なくなり、耐圧の劣化を抑制することが可能にな
った。
た際に酸素を吸収した半導体基板を1000〜1200
℃、5〜48時間の範囲で加熱することにより、酸素を
放出させることができ、そのあとの500℃以下の熱処
理の際にドナー化する酸素が減少するため、比抵抗の低
下が少なくなり、耐圧の劣化を抑制することが可能にな
った。
第1図は本発明によるアニールの効果を示す450℃熱
処理前後のドナー濃度の変化の線図、第2図は本発明に
よるアニールの効果を示! 450℃熱処理前後のMO
Sチップの耐圧の変化の線図、第3図は本発明を実施で
きるMOSチ7プ用ウェハの製造工程におけろウェハの
不純物濃度分布をfal〜telの順に示す線図である
。 21 : 1100℃ 。 12時間アニールのウェハ、 22: 1150℃。 12時間アニールのウェハ、 23ニ アニールなしウェハ。
処理前後のドナー濃度の変化の線図、第2図は本発明に
よるアニールの効果を示! 450℃熱処理前後のMO
Sチップの耐圧の変化の線図、第3図は本発明を実施で
きるMOSチ7プ用ウェハの製造工程におけろウェハの
不純物濃度分布をfal〜telの順に示す線図である
。 21 : 1100℃ 。 12時間アニールのウェハ、 22: 1150℃。 12時間アニールのウェハ、 23ニ アニールなしウェハ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)1200℃以上の温度で不純物を半導体基板内に熱
拡散させる工程と、熱拡散を行った半導体基板を500
℃以下の温度で熱処理する工程を有する半導体装置の製
造方法において、熱拡散工程と熱処理工程の間に100
0〜1200℃で熱処理する工程を含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 2)半導体基板内に不純物を1200℃以上の温度で熱
拡散させたのち、その半導体基板を1000〜1200
℃で熱処理し、そのあと半導体基板表面に電極金属層を
蒸着し、次いで500℃以下の温度で熱処理することを
特徴とする半導体装置の製造方法。 3)半導体基板がフローティングゾーン法で作成したシ
リコン単結晶よりなる請求項1あるいは2記載の半導体
装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130190A JPH0494120A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21130190A JPH0494120A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494120A true JPH0494120A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16603680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21130190A Pending JPH0494120A (ja) | 1990-08-09 | 1990-08-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006140309A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01209729A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH01238013A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-22 | Citizen Watch Co Ltd | 半導体集積回路の製造方法 |
JPH02151035A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-11 | Kyushu Electron Metal Co Ltd | バイポーラic製造時の埋込み拡散方法 |
-
1990
- 1990-08-09 JP JP21130190A patent/JPH0494120A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01209729A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH01238013A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-22 | Citizen Watch Co Ltd | 半導体集積回路の製造方法 |
JPH02151035A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-11 | Kyushu Electron Metal Co Ltd | バイポーラic製造時の埋込み拡散方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006140309A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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