JP2006139220A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 狭いスペースに簡単に排熱用のダクトを設置することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 作像ユニット101の直上にあるユニットフレーム105に排熱穴110を設ける。排熱穴110を覆う排熱ダクト111は、ダクト側面に爪112が突設されている。フレーム105には、受け部である引掛部121が形成され、ダクトの爪112を引掛部121に嵌合させることにより、排熱ダクト111がユニットフレーム105に取り付けられる。排熱ダクト111はネジ止めによらず簡単にユニットフレーム105に取り付け可能である。また、ネジ締めによる切り粉も発生せず、ネジ先端が作像ユニット101に影響することもない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、さらに詳しく言えば、現像部の熱を排出する技術に関するものである。
特開2003−208065号公報 特開平10−149067号公報
近年、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、高速化、デジタル化による機能向上に伴い、装置構成部品が増えている。その一方では、装置の大きさは、より小型化に向かっているため、相対的に部品間のスペースが小さくなっている。これにより、装置内の発熱密度が増大しており、熱対策がこれまで以上に重要となり、省スペースでの冷却が要求されている。
また、近年、カラー画像形成装置における高速化の要求から、複数の作像ユニット(作像ステーションなどとも呼ばれる)を並設するタンデム方式を採用するものが増えている。タンデム方式の画像形成装置では、各色作像ユニット毎に現像部での自己発熱が生じることになり、また、複数の作像ユニットが近接して配置されるため、より有効な冷却が必要である。
タンデム方式の画像形成装置における作像ユニットの冷却技術としては、例えば上記特許文献1または2に記載されたように、各色作像ユニットで発生した熱気をダクトを介して排気ファンにより機外に排出するものがある。
上記各特許文献に記載のものは装置内のスペースに多少なりとも余裕があり、作像ユニットの上部や周囲のスペースを利用して、排熱用のダクトを配設している。
しかしながら、作像ユニットの直ぐ上に書き込み部を配する装置構成の場合、通常、光書き込み装置を搭載するフレーム板に作像ユニットの上側が塞がれ、作像ユニット上方のスペースが限定され、また、タンデム方式を採用した小型のカラー画像形成装置では、各作像ユニットが近接配置されるため各作像ユニットの側方にもスペースが無い。そのような限定された狭いスペースに排熱用のダクトを設置する場合、通常のネジ止め等の方法によっては作業性が悪く、また、ネジ締めにより切粉(金属や樹脂の屑)が発生したり、突出したネジ先端が着脱可能なプロセスユニット(作像ユニット)に当接してしまうという問題があった。
本発明は、従来の画像形成装置における上述の問題を解決し、装置内スペースに余裕の無い小型の装置であっても作像ユニット周囲の狭いスペースに簡単に排熱用のダクトを設置することのできる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、現像部の直上にフレームを配し、該フレーム上に書込み装置を搭載した画像形成装置において、前記フレームに前記現像部で発生する熱気を通すための排熱穴を設け、該排熱穴を覆い前記熱気を機外に排出するための排熱ダクトを前記フレーム上で前記書込み装置との間に配設し、前記排熱ダクトと前記フレームとに設けた嵌合手段により前記排熱ダクトを前記フレームに取り付けたことにより解決される。
また、前記嵌合手段は、前記排熱ダクトと前記フレームの一方の部材に設けた受け部と、他方の部材に設けられて前記受け部に填まり込む嵌合部材とから構成されると好ましい。
また、前記受け部と前記嵌合部材の少なくとも一方にテーパー形状が形成されていると好ましい。
また、前記嵌合手段は、前記排熱ダクトを装置本体の奥側から手前方向に移動させることにより嵌合が行なわれると好ましい。
また、前記排熱ダクトと前記フレーム間に弾性部材を配すると好ましい。
また、前記現像部を含む作像ユニットを複数備え、該複数の作像ユニットを並設したタンデム型画像形成装置であって、各作像ユニットごとに前記排熱ダクトが設けられると好ましい。
また、前記現像部を含む作像ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられていると好ましい。
また、前記排熱ダクトが装置本体の前後方向に延設され、装置本体の奥側で装置幅方向に延設した連結ダクトを前記排熱ダクトに接続するとともに、前記連結ダクトに係合する位置決め部材を前記排熱ダクトに設けると好ましい。
また、前記連結ダクトの壁部が前記排熱ダクトを上方から押さえると好ましい。
また、前記連結ダクトは、鉛直方向において前記現像部を含む作像ユニットと重ならない位置に配置されていると好ましい。
本発明の画像形成装置によれば、書込み装置を搭載するフレーム上で書込み装置との間に排熱ダクトを配設し、排熱ダクトを嵌合手段によりフレームに取り付けたので、ネジ止めによらずに排熱ダクトを取り付けることができ、排熱ダクトの取り付け作業性を向上させることができる。また、ネジ締めに伴う切り粉の発生や、ネジ先端がフレーム下方に突出することがない。
請求項2の構成により、受け部とそれに填まり込む嵌合部材とからなる簡単な構造で嵌合手段を構成することができる。
請求項3の構成により、受け部と嵌合部材の少なくとも一方にテーパー形状が形成されるので、両者の嵌合がより容易に行われる。また、嵌合後に両者を隙間なく取り付けることができる。
請求項4の構成により、排熱ダクトを装置本体の奥側から手前方向に移動させることにより嵌合が行なわれるので、排熱ダクトを容易にフレームに取り付けることができる。
請求項5の構成により、排熱ダクトとフレーム間に弾性部材を配したので、両部材間の隙間をなくすことができる。また、両部材をよりしっかりと取り付けることができる。
請求項6の構成により、複数の作像ユニットを並設したタンデム型画像形成装置においても、各作像ユニットの現像部で発生する熱気を有効に機外に排出することができる。
請求項7の構成により、作像ユニットを脱着可能に設けた構成において、排熱ダクトがネジ止めにより取り付けられていないので、作像ユニットの脱着に影響することがない。
請求項8の構成により、排熱ダクトに設けた位置決め部材と連結ダクトが係合することによって排熱ダクトの装置奥行方向の位置決めができる。
請求項9の構成により、連結ダクトの壁部が排熱ダクトを上方から押さえるので、排熱ダクトがよりしっかりとフレームに固定される。
請求項10の構成により、連結ダクトは鉛直方向において現像部を含む作像ユニットと重ならない位置に配置されているので、連結ダクトをフレームにネジ止めした場合でもネジ先端が突出した場合でも作像ユニットに影響を与えることがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複写装置の概略を示す断面構成図である。本例の複写装置は、装置本体100、給紙部200、スキャナ300から構成されている。
本例の複写装置は4色分の作像ユニット101を備えるタンデム型のフルカラー装置であり、装置本体100のほぼ中央に配設した中間転写ベルト101の上部走行辺に沿って4つの作像ユニット101a〜dを並設している。各作像ユニット101は、従来周知の電子写真方式によるもので、像担持体としての感光体ドラムの周囲に帯電手段や現像器、クリーニング手段等を備えている。各作像ユニット101の構成は同一であるが、扱う色剤としてのトナーの色が異なっている。本例では、作像ユニット101a〜dを例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックとしているが、色順はこの例に限定されるものではない。
各作像ユニット101のすぐ上に位置して光書き込み装置103が設けられている。この光書き込み装置103は、レーザ等の光源やポリゴンミラー、あるいは光路変更用ミラー等を有しており、埃等による影響を防ぐために構成部品がハウジングケース104内に収納されている。そのハウジングケース104は、光書き込み装置を搭載するためのユニットフレーム105上に脚部106を介して位置決め支持されている。
装置本体100の下部に配置された給紙部200は、本例では2段の給紙カセット201,202を備えており、転写紙やOHPシート等の記録媒体を装置本体に向けて給送する。
装置本体100の上部にはスキャナ300が配置されている。スキャナ300は、コンタクトガラス301上に載置された原稿を照明するための照明手段、原稿からの反射光の光路を変更するためのミラー、それらの部材を走行可能に搭載する第1及び第2キャリッジ、原稿からの反射光を光電変換するCCD等を備えている。
上記のように構成された本例の複写装置における画像形成動作について簡単に説明する。
スキャナ300においてコンタクトガラス301上の原稿画像が光源により照明され、走査光学系によって原稿の読み取り走査が行われ、CCDによりデジタル化される。読み取られた原稿の画像情報は所定の画像処理部において処理され、その画像処理された各色毎の画像信号に基づいて変調されたレーザ光が光書き込み装置103より各作像ユニット101a〜dの感光体ドラムに照射され、感光体上に各色に対応した静電潜像が形成される。各作像ユニットにおいて感光体上の静電潜像に各色トナーが付与されて可視像である各色トナー像が形成される。そして、図中時計回りに回動する中間転写ベルト102上に、各作像ユニット101a〜dから各色トナー像が重ね転写(一次転写)され、中間転写ベルト102上にフルカラー画像が担持される。
一方、給紙部200の給紙カセット201または202から記録媒体が装置本体100に向けて給送され、中間転写ベルト102上に担持されたトナー像とタイミングを合わせて、レジストローラ107により二次転写部に向けて送出される。二次転写部においてトナー像が転写された記録媒体は、転写搬送ベルト108により搬送され定着装置109に送られる。定着装置109においてトナー像の定着が行われた記録媒体は、機外に排出されてトレイ117上にスタックされる。ここではフルカラー画像を形成する場合について説明したが、もちろんモノクロ画像の形成も可能である。その場合は、画像形成を行なう作像ユニット101として、ブラック色のユニットのみ使用すれば良い。
図2は、本例の複写装置における作像ユニット101の冷却機構を説明するための部分斜視図である。本例の装置が備える4つの作像ユニット101a〜dのうちの2つの部分だけを、図2では示してある。また、冷却機構を判り易くするため、作像ユニット上部の光書き込み装置103は省略している。
図1にも示したように、各作像ユニット101は光書き込み装置103を搭載するためのユニットフレーム105の直下に並置されている。装置小型化のために、作像ユニット101とユニットフレーム105の間隔は殆ど無い(当接しない程度の隙間がある)。また、装置幅方向においても、隣のユニット同士の間隔は僅か2mm程度である。したがって、背景技術で説明した特許文献1,2のような排気ダクトを作像ユニット101の上(作像ユニット101とユニットフレーム105の間)やユニット間に配置することは不可能といっても良い。
そこで、本実施の形態においては、各作像ユニット101の現像器上部に対応するユニットフレーム105に、熱気を抜くための排熱穴110を設けている。なお、ここでは作像ユニット101を四角い箱状に模式的に図示しているが、必ずしも作像ユニット101は感光体ドラムや現像器等をケースに収めたものである必要は無く、感光体の周囲に電子写真プロセスに必要な各機器を配置したもの(各機器が露出したもの)で構わない。また、図2で示すように各機器をプロセスケース(形状は任意である)に納めても構わない。ケースに収めた作像ユニットの場合は、そのケースの現像器上部に対応する部分に排熱用の穴を設ければよい。
上記排熱穴110は、作像ユニットの現像器の軸(現像スリーブの軸)方向に延びるもので、光書き込み装置103からの書き込み光を感光体に導くためにユニットフレーム105に開けられた穴(書込み孔)120と平行に装置前後方向に延設されている。この排熱穴110の両側に2個ずつ計4個の(1つの排熱穴110に対して4つの)引掛部121が、ユニットフレーム105から立ち上げて設けられている。本例の場合、ユニットフレーム105は金属製であるため、当該引掛部121は金属板を打ち抜いて板金により形成されている。
そして、排熱穴110を覆う排熱ダクト111が、ダクト両側面に突設した取付用の爪112を上記引掛部121に嵌合させて、ユニットフレーム105の上面に取り付けられている。受け部である引掛部121と、その引掛部121に嵌合する爪112(嵌合部材)とで嵌合手段が構成される。排熱ダクト111は、底面及び装置奥側の側面が開放され、残りの4面が閉鎖された箱蓋形状をしており、排熱穴111を通って上がってきた作像ユニット101の熱気を装置奥側に設けた共通ダクト113(連結ダクト)に導く。
図3に示すように、共通ダクト113は装置幅方向(図1及び図3の左右方向)に延設され、一端部で排気ファン114に連絡されている。これにより、排気ファン114が回転すると、作像ユニット101で発生した熱気は、ユニットフレーム105に設けられた排熱穴110を通り(図2の矢印Z)、排熱ダクト111から共通ダクト113を通って(図2の矢印Y,X)排気ファン114により機外(装置奥側)に排出される。なお、本例の場合、作像ユニット101で発生する熱は、主に、現像部での自己発熱(現像器内にて現像剤の摩擦により発生する熱)である。
本例の複写装置のように、複数(4つ)の作像ユニットを並設したタンデム方式で作像ユニットの直上に書き込み部を配置した構成では、書き込み部を載せるフレームにより作像ユニットの上方が塞がれ、さらに隣接する作像ユニット間の隙間が殆ど無い(本例では2mm程度)小型の装置においては、従来、作像ユニットで発生した熱気の排出が困難であった。しかし、本実施の形態では、光書き込み装置103を載せるユニットフレーム105に作像ユニット101の熱気を通す排熱穴110を設け、その排熱穴110より抜き上げた熱気を排熱ダクト111及び共通ダクト113を介して排気ファン114により機外に排出することができるので、複数の作像ユニットを並設したタンデム方式で作像ユニットの上方及び側方にスペースの無い装置構成においても、作像ユニットの有効な冷却を行なうことが可能となった。
また、排熱ダクト111をユニットフレーム105に取り付けるに際し、本実施の形態ではネジ止めによらず、ダクト側面に設けた爪112をユニットフレーム105の引掛部121に嵌合させることにより取り付けを行なうものである。爪112と引掛部121の嵌合は、排熱ダクト111を装置奥側からユニットフレーム105上を滑らせるようにして容易に嵌合させることができるので、ダクトの取り付け作業が極めて容易であり、また、画像形成装置内の狭いスペースにおいても簡単に取り付けることが可能である。排熱ダクト111をネジ止めによらずに取り付けできるので、ネジ締めにより発生する切り粉が感光体に付着する心配もない。
排熱ダクトの爪112とユニットフレームの引掛部121の嵌合を容易にするため、図4に示すように構成すると好適である。すなわち、爪112を側面から見た場合、引掛部121に嵌合させる際の先端側の高さをb、後端側の高さをaとし、引掛部121の内側の高さをcとするとき、a>c>bの関係となるように各部の寸法を設ける。つまり、引掛部121の隙間の高さは爪112先端の厚みより大きく、爪の後端部の厚みは引掛部121の隙間の高さより大きくなっている。これにより、図4に矢印で示すように排熱ダクト111を装置奥側からユニットフレーム105上をスライドさせて爪112を引掛部121に嵌合させるとき、爪先端が引掛部121内に容易に嵌まり込む。また、爪112を引掛部121に嵌合させると引掛部121が爪112を押さえるので、排熱ダクト111がユニットフレーム105上に押し付けられて、ダクト111がしっかりとフレーム105に取り付けられる。なお、ここでは爪112の側にテーパー形状を設けたが、爪112の厚みを一定とし、引掛部121の側にテーパー形状を設けても良い。あるいは、双方にテーパー形状を設けても良い。
図5は、排熱ダクト111の底面にスポンジ等の弾性部材115を貼り付けた構成例における、排熱ダクト111と引掛部121の嵌合の様子を示す模式図である。この図に示す構成例では、排熱ダクト111のユニットフレーム105と当接する部分、すなわち、ダクトの壁部の底面に弾性部材115が貼付されている。弾性部材115としては、スポンジやウレタン等の発泡部材を好適に使用することができる。これにより、排熱ダクト111の爪112を引掛部121に嵌合させると、排熱ダクト111がユニットフレーム105上に押し付けられ、弾性部材115が圧縮される。したがって、ダクト111とフレーム105との間が密着され、熱気やトナー粉の漏れを防ぐとともに、弾性部材115とフレーム105との摩擦により、排熱ダクト111がユニットフレーム105にしっかりと固定して取り付けられる。
図6は、排熱ダクト111と共通ダクト113の嵌合部を示すもので(a)は斜視図、(b)は平面図である。この図に示すように、排熱ダクト111の奥側端部の上面にストッパ116が設けられている。このストッパ116は、ダクトと一体に成形しても良いし、ダクト上面に接着等により固定しても良い。ストッパ116は、排熱ダクト111の奥側端部から少し手前寄りに位置して設けられており、ストッパ116の後ろ側に多少ダクトの出っ張り部分111aがある。
そして、共通ダクト113には、排熱ダクト111の出っ張り部分111aが嵌まり込める四角状の切り欠きが設けられており(図示省略)、その共通ダクト113の切り欠きを排熱ダクト111の出っ張り部分111aにはめ込むように嵌合させ、ストッパ116の後端面が共通ダクト113の外壁面に当接することにより、排熱ダクト111の装置奥側の位置決めがなされる。なお、排熱ダクト111の装置手前側の位置決めは、上記した爪112とユニットフレーム105の引掛部121との嵌合によりなされる。
排熱ダクト111をユニットフレーム105上に取り付ける作業において、排熱ダクト111の爪112をユニットフレームの引掛部121に嵌合させた後、排熱ダクト111の出っ張り部分111aを押さえるように共通ダクト113をユニットフレーム105に装着する(本例では後述するようにネジ止めする)と、共通ダクト113の外壁面がダクトのストッパ116に当接することにより、排熱ダクト111の装置前後方向の位置決めが確実容易に行なわれる。また、共通ダクト113の壁部113aで排熱ダクト111の出っ張り部分111aを上方から押さえることにより、排熱ダクト111がしっかりとユニットフレーム105上に取り付けられる。
また、図3から判るように、共通ダクト113は作像ユニット101よりも装置奥側に位置して設けられ、平面図で見た場合に共通ダクト113と作像ユニット101が重ならないように配置されている。このため、共通ダクト113をユニットフレーム105にネジ止めにより装着した場合でも、作像ユニット101に影響を与えない。上述したように、本例の装置では、図1に示すように、並設された各作像ユニット101の直ぐ上にほとんど隙間がないようにして配置されている。そのため、ユニットフレーム105上に何らかの部材をネジ止めしたときに、ネジ先端がフレーム下面から突出した場合には、ネジ先端が作像ユニット101に当接してしまう恐れがある。作像ユニット101はプロセスカートリッジとして着脱可能に設けられており、本例では、装置前後方向に引き出し及び挿入するようになっている。ネジ先端が作像ユニット101に当接すると、作像ユニット101の脱着時にユニットを傷つけたりする可能性があるが、本実施形態では、排熱ダクト111をネジを使わずにユニットフレーム105に取り付けることができるため、作像ユニット101に何ら影響を与えることが無い。また、共通ダクト113は作像ユニット101と重ならない位置に配置されるので、共通ダクト113をユニットフレーム105にネジ止めしても作像ユニット101に影響せず、作業を容易にしている。
また、図1から判るように、光書き込み装置103はその四隅に配置される脚部105を介してユニットフレーム105上に位置決め支持されており、その脚部105は作像ユニット101と重ならない位置に配置されるので、光書き込み装置103を脚部105でユニットフレーム105にネジ止めする構成とした場合でも作像ユニット101に影響を与えない。
そして、本実施の形態においては、脚部105により形成された光書き込み装置のハウジングケース104底面とユニットフレーム105上面との間の10mm程度の隙間を有効に利用して、上記排熱ダクト111を配設している(排熱ダクト111の厚みは、本例の場合は6mm程度である)。これにより、装置小型化により作像ユニット101の周囲にスペースが無い構成においても、排熱用のダクトを設けて作像ユニットの、特に現像部で発生する熱を有効に機外に排出することが可能となっている。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、排熱ダクト111と光書き込み装置を搭載するユニットフレーム105との嵌合は、図示例ではダクト側に凸部(爪112)を設け、ユニットフレーム側に受け部(引掛け部121)を設けたが、逆に、ダクト側に受け部を設け、フレーム側に凸部を設けてもよい。また、受け部と凸部の形態は、適宜な形態を採用可能である。
また、排熱ダクトの形状や引き回し等は任意なものとすることができる。また、排気ファンの設置位置や個数等も任意である。作像ユニットの数も4つに限らず、作像ユニットの構成も任意である。また、本発明は単数の作像ユニットによるモノクロ装置にも適用可能である。画像形成装置としては複写機に限らず、ファクシミリやプリンタであっても良いし、複数の機能を備えた複合機でも良い。
本発明に係る画像形成装置の一例である複写装置の概略を示す断面構成図である。 その複写装置における作像ユニットの冷却機構を説明するための部分斜視図である。 ダクトの配置を示す平面図である。 嵌合手段の構成例を示す側面図である。 嵌合手段の別の構成例を示す側面図である。 排熱ダクトと共通ダクトの嵌合部を示す斜視図および平面図である。
符号の説明
100 装置本体
101 作像ユニット
103 光書き込み装置
105 ユニットフレーム
110 排熱穴
111 排熱ダクト
112 爪(嵌合部材)
113 共通ダクト(連結ダクト)
114 排気ファン
116 ストッパ(位置決め部材)
121 引掛部(受け部)

Claims (10)

  1. 現像部の直上にフレームを配し、該フレーム上に書込み装置を搭載した画像形成装置において、
    前記フレームに前記現像部で発生する熱気を通すための排熱穴を設け、該排熱穴を覆い前記熱気を機外に排出するための排熱ダクトを前記フレーム上で前記書込み装置との間に配設し、前記排熱ダクトと前記フレームとに設けた嵌合手段により前記排熱ダクトを前記フレームに取り付けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記嵌合手段は、前記排熱ダクトと前記フレームの一方の部材に設けた受け部と、他方の部材に設けられて前記受け部に填まり込む嵌合部材とから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受け部と前記嵌合部材の少なくとも一方にテーパー形状が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記嵌合手段は、前記排熱ダクトを装置本体の奥側から手前方向に移動させることにより嵌合が行なわれることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記排熱ダクトと前記フレーム間に弾性部材を配したことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像部を含む作像ユニットを複数備え、該複数の作像ユニットを並設したタンデム型画像形成装置であって、各作像ユニットごとに前記排熱ダクトが設けられることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像部を含む作像ユニットが画像形成装置本体に脱着可能に設けられていることを特徴とする、請求項1または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記排熱ダクトが装置本体の前後方向に延設され、装置本体の奥側で装置幅方向に延設した連結ダクトを前記排熱ダクトに接続するとともに、前記連結ダクトに係合する位置決め部材を前記排熱ダクトに設けたことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記連結ダクトの壁部が前記排熱ダクトを上方から押さえることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記連結ダクトは、鉛直方向において前記現像部を含む作像ユニットと重ならない位置に配置されていることを特徴とする、請求項8または9に記載の画像形成装置。
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