JP2006133996A - シリアル通信のシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クロック信号線及びデータ信号線以外に信号線を増やすことなく、データの送受信の対象となる外部装置を識別する。
【解決手段】 マスタ装置とカスケード接続された複数のスレーブ装置との間で、クロック信号に同期してシリアル通信を行う際に、マスタ装置から、各スレーブ装置を識別するためのデバイスIDをデータ信号によって送信し(403b)、各スレーブ装置では、デバイスIDが登録されていないときには、マスタ装置からのデータ信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、デバイスIDが登録されているときには、該データ信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、スイッチ206の接続状態を切り替え、マスタ装置から送信されたデバイスIDを、上流にあるスレーブ装置から順に登録する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シリアル通信のシステム及び方法に関し、より詳細には、例えば、電子写真方式や静電記憶方式の複写機、プリンタなどの画像形成装置と、その画像形成装置に接続される外部装置との間のインタフェースに適用可能なシリアル通信のシステム及び方法に関する。
従来、複数の外部装置とのデータの送受信が共通のクロックに同期してシリアルで行われる通信方式が、特開平9−193508号公報に記載されている。該公報に記載された方式では、複数の外部装置に対して、クロック及びデータ用の信号線を共通に接続するとともに、複数の外部装置それぞれを識別するために、各外部装置に対して個別の信号線を接続するように構成されている。
特開平9−193508号公報
しかしながら、上述の従来技術では、クロック同期シリアル通信に必須のデータ信号線とクロック信号線の他に、外部装置を識別するための信号線が、接続される外部装置の数だけ必要となるため、コスト面で不利となる。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、クロック同期シリアル通信において、クロック信号線及びデータ信号線以外に信号線を増やすことなく、データの送受信の対象となる外部装置を識別することが可能なシリアル通信のシステム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一態様としてのシリアル通信システムは、クロック信号及びデータ信号を供給するマスタ装置と、該マスタ装置にデータ信号を供給するカスケード接続された複数のスレーブ装置とを含み、前記マスタ装置と前記複数のスレーブ装置とが前記クロック信号に同期してシリアル通信を行うシステムであって、
前記マスタ装置は、各スレーブ装置を識別するためのID情報を前記データ信号によって送信するID付与手段を備えており、
各スレーブ装置は、
所定の記憶手段に自身のID情報が格納されているか否かを判定する判定手段と、
前記マスタ装置から前記ID情報を受信したときに、前記判定手段によって前記ID情報が格納されていないと判定された場合、受信した前記ID情報を前記記憶手段に格納する登録手段と、
前記判定手段によって前記ID情報が格納されていないと判定されたときには、前記マスタ装置から送信される前記クロック信号及び前記データ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、前記判定手段によって前記ID情報が格納されていると判定されたときには、前記一方の信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、前記一方の信号の接続状態を切り替えるスイッチ手段と、を備えている。
また、上記目的を他製する本発明の別の態様としてのシリアル通信方法は、クロック信号及びデータ信号を供給するマスタ装置と、該マスタ装置にデータ信号を供給するカスケード接続された複数のスレーブ装置との間で、前記クロック信号に同期してシリアル通信を行う方法であって、
前記マスタ装置において、各スレーブ装置を識別するためのID情報を前記データ信号によって送信するID付与工程と、
各スレーブ装置において、
所定の記憶手段に自身のID情報が格納されているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程で前記ID情報が格納されていないと判定されたときには、前記マスタ装置から送信される前記クロック信号及び前記データ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、前記判定工程で前記ID情報が格納されていると判定されたときには、前記一方の信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、前記一方の信号の接続状態を切り替えるスイッチ工程と、
前記マスタ装置から前記ID情報を受信したときに、前記判定工程で前記ID情報が格納されていないと判定された場合、受信した前記ID情報を前記記憶手段に格納する登録工程と、を備えている。
すなわち、本発明では、クロック信号及びデータ信号を供給するマスタ装置と、該マスタ装置にデータ信号を供給するカスケード接続された複数のスレーブ装置との間で、クロック信号に同期してシリアル通信を行う際に、マスタ装置から、各スレーブ装置を識別するためのID情報をデータ信号によって送信し、各スレーブ装置では、所定の記憶手段に自身のID情報が格納されているか否かを判定し、ID情報が格納されていないと判定されたときには、マスタ装置から送信されるクロック信号及びデータ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、ID情報が格納されていると判定されたときには、該一方の信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、一方の信号の接続状態を切り替え、マスタ装置からID情報を受信したときに、ID情報が格納されていないと判定された場合、受信したID情報を記憶手段に格納する。
このようにすると、スレーブ装置にID情報が登録されていないときには、マスタ装置から送信されるクロック信号及びデータ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されないので、最上流にあるスレーブ装置から順にID情報が登録される。
従って、クロック信号線及びデータ信号線以外に信号線を増やすことなく、データの送受信の対象となる外部装置を識別することが可能となる。
なお、各スレーブ装置が、登録手段によってID情報が記憶手段に格納されたことをマスタ装置に通知する通知手段を更に備えていてもよい。
複数のスレーブ装置は、実質的に同じ装置であっても、種類の異なる装置を含んでいてもよいが、種類の異なる装置を含無場合には、通知手段が、自身の装置の種類に関する情報をID情報が記憶手段に格納されたこととともに通知するのがよい。
具体的な構成例としては、マスタ装置が画像形成装置であり、スレーブ装置が画像形成装置にオプションとして接続される外部装置である。
また、上記の目的は、上記のシリアル通信方法をコンピュータ装置によって実現させるコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体によっても達成される。
本発明によれば、スレーブ装置にID情報が登録されていないときには、マスタ装置から送信されるクロック信号及びデータ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されないので、最上流にあるスレーブ装置から順にID情報が登録される。
従って、クロック信号線及びデータ信号線以外に信号線を増やすことなく、データの送受信の対象となる外部装置を識別することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
尚、以下に説明する実施の形態では、電子写真方式に従ってカラー画像を形成する画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明は、このような画像形成装置だけでなく、外部装置インタフェースを有する様々な装置に適用できる。
<第1の実施の形態1>
本発明に係る第1の実施の形態として、電子写真方式に従ってカラー画像を形成する画像形成装置であるカラーレーザープリンタを装置本体、複数台増設可能なオプションの給紙装置を外部装置とした画像形成システムにおけるシリアル通信について説明する。なお、接続される複数の外部装置は、全て実質的に同じ(機種や型式が同じ)装置であるとする。
本実施の形態では、装置本体と、接続されている全ての外部装置との間の通信は、装置本体から供給されるクロック信号に同期してシリアルで行われる構成であり、装置本体から外部装置へシリアルで出力される信号(以後、「コマンド信号」という)は、外部装置内に設けられた下流にある外部装置との接続状態を変更するスイッチを介して順次伝達され、装置本体から外部装置を特定する識別情報(以後、「デバイスID」という)が指定された時に、スイッチを接続状態にして、下流にある外部装置へ装置本体からのコマンド信号を伝達するようにして、下流にある外部装置にデバイスIDを順次付与する方式について説明する。
始めに、本実施形態に係るカラーレーザプリンタの全体構成について説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態に係るカラーレーザープリンタの全体構成図である。図1に示すカラーレーザプリンタ100は、画像形成に使用するトナーの色に応じて4個の像担持体である感光体ドラム1a〜1dを有している。それぞれの感光体ドラム1の周囲には回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を一様に帯電する帯電手段2a〜2d、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上に静電潜像を形成する露光手段3a〜3d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段4a〜4d、感光体ドラム1上のトナー像をシートに転写させる転写部材5a〜5d、転写後の感光体ドラム1表面に残留した転写後トナーを除去するクリーニング手段6a〜6d等が配設されて、画像形成手段が構成されている。
ここで、感光体ドラム1と帯電手段2、現像手段4、クリーニング手段6は一体的にカートリッジ化され、プロセスカートリッジ7a〜7dを形成している。
給送部20a〜20dから給送されたシートは、搬送ベルトで構成した搬送手段9によって上記画像形成手段へ搬送され、各色のトナー像が順次転写されて多色画像が形成された後、定着手段10で加熱定着されて排出ローラ対11、12によって排出部13に排出、積載される。
(給送部)
本体の給送部20aから用紙を給紙して画像形成する場合には、カセットピックアップローラ21aによって一枚ずつシートが分離給送され、カセット搬送ローラ22a、中間搬送ローラ23を介してレジストローラ15によって搬送手段9に搬送される。
20b、20c、20dはオプションの給紙装置であり、全て実質的に同一の(機種や型式が同じ)装置である。これらの給紙装置は本発明の外部装置に相当する。オプションの給紙装置から用紙を給紙して画像形成する場合には、給紙装置のピックアップローラ21b、20c、20dによって一枚ずつシートが分離給送され、給紙装置の搬送ローラ22b、22c、22d、中間搬送ローラ23b、23c、23dを介してレジストローラ15によって搬送手段9に搬送される。
(画像形成部)
像担持体としての感光体ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1はその両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。
各帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光体ドラム1表面に当接させると共に、図示しない電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるものである。
露光手段3は、ポリゴンミラーを有し、このポリゴンミラーには図示しないレーザーダイオードから画像信号に対応する画像光が照射される。
現像手段4は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部4a1〜4d1と、感光体表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印可することにより現像を行う現像ローラ4a2〜4d2等から構成される。
また、後述する転写搬送ベルト9の内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dに対向して、転写搬送ベルト9aに当接する転写部材5a〜5dがそれぞれ併設されている。これら転写部材5a〜5dには、図示しない転写バイアス用電源が接続されており、転写部材5a〜5dから正極性の電荷が転写搬送ベルト9aを介してシートに印加され、この電界により感光体ドラム1に接触中のシートに、感光体ドラム1上の負極性の各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
(シート搬送詳細)
給送部20a〜20dより給送されたシートは、搬送手段9によって画像形成領域に搬送される。搬送手段9を構成する記録材担持体としての転写搬送ベルト9aは、駆動ローラ9bと従動コロ9c、9dの3本のローラで張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されている。転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1に対向する外周面にシートを静電吸着して上記感光体ドラム1にシートを接触させるべく、駆動ローラ9bによって循環移動する。これによりシートは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
また、転写搬送ベルト9aの最上流位置には、該ベルト9aと共にシートを挟持し、かつシートをベルト9aに吸着させる吸着ローラ9eが配設されている。シートの搬送に際しては、この吸着ローラ9eに電圧を印加することで、対向している設置された従動コロ9cとの間に電界を形成し、転写搬送ベルト9a及びシートの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。
(定着部)
定着手段10は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとを有している。弾性加圧ローラ10bは定着ベルト10aを挟み、ベルトガイド部材10cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部を形成している。
定着ニップ部が所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートが定着ニップ部の定着ベルト10aと弾性加圧ローラ10bとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入され、定着ニップ部において画像面が定着ベルト10aの外面に密着して定着ベルト10aと一緒に定着ニップ部を挟持搬送されていく。
この定着ニップ部を定着ベルト10aと一緒にシートが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト10aで加熱され、シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
(通信インタフェース)
図2は、本実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。
上述のように、3つの外部装置20b、外部装置20c、外部装置20dはいずれも同じ構成であり、制御CPU201とスイッチ206を備えており、20b、20c、20dの順にカスケード(縦続、直列)接続されている。装置本体100の制御CPU200と、外部装置20bの制御CPU201b、外部装置20cの制御CPU201c、外部装置20dの制御CPU201dとの間のインタフェース信号は、通信の同期を取るためのクロック信号202(以降、「CLK信号」と称する)、装置本体から外部装置へのデータ信号であるコマンド信号203(以後、「CMD信号」と称する)、外部装置から装置本体へのデータ信号であるステータス信号204(以後、「STS信号」と称する)の3本で構成されている。
このように、本実施形態では、装置本体100はクロック信号とデータ信号を供給するマスタ装置として働き、外部装置20b〜20dは装置本体100に対してカスケード接続されており、装置本体から供給されたクロック信号及びデータ信号に応じて動作し、データ信号としてステータス信号を出力するスレーブ装置として働く。
CMD信号203は、外部装置20b内で分岐され、分岐されたCMD割込み信号は、外部装置20bの制御CPU201bの割込みポート205bに接続されている。CMD割込み信号が接続されている外部装置の制御CPU201bの割込みポート205bは、レベル割込みとなっており、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するように設定されている。
更に、外部装置20bは、下流にある外部装置20cへのCMD信号の接続状態(接続/非接続)を切り替えるためのスイッチ(以降、「CMD信号スイッチ」と称する)206bを備えている。このCMD信号スイッチ206bが接続状態である場合には、下流にある外部装置20cへCMD信号が供給されるため、装置本体100がCMD信号によって送信したデータは、外部装置20bと外部装置20cへ送信される。一方、CMD信号スイッチ206bが非接続状態である場合には、装置本体100から送信されるデータは、外部装置20bから下流にある外部装置20cへは送信されない。外部装置20c及び20dの構成及び動作についても外部装置20bと同様である。
図3のタイミングチャートを参照して、本実施形態における装置本体と各外部装置とのシリアル通信の具体例を説明する。ここでは、装置本体100と外部装置20bとの通信を例にあげて説明する。但し、装置本体100と外部装置20c、装置本体100と外部装置20dに関しても同様である。
図中、301は通信開始タイミング、302は通信終了タイミングをそれぞれ示しており、両者の間の期間を1回の通信サイクルとして通信を行う。
装置本体100は、通信開始前には、CMD信号203の信号レベルをHIGHレベルに保持し、通信開始時(301)に、LOWレベルにする(306)。
一方、外部装置20bは、通信開始前には、CMD割込み信号が接続されている割込みポート205bの設定を割込み許可にする(312)。この割込みポートは、レベル割込みとなっていて、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するように設定されているため、通信開始時に、装置本体100がCMD信号203(=CMD割込み信号)のレベルをHIGHからLOWに変化させた時(306)に、外部装置20bに割込みが発生することになる(以降、CMD割込み信号による割込みを「CMD割込み」と称する)。
外部装置20bは、CMD割込みが発生した時点で、通信の開始を判断し、CMD割込み信号205が接続されている割込みポートの設定を割込み禁止にして(313)、コマンド受信の準備を行う。
装置本体100は、コマンド送信用のクロック(303)と、コマンド(307)を送信し、コマンド送信終了時に、CMD信号202の信号レベルをHIGHレベルにして(308)、次の通信開始(302)までその状態を保持する。その後、装置本体100は、CMD信号のレベルをHIGHレベルにした後、ステータス受信用のクロック(304)を出力し、ステータス(311)を受信する。
外部装置20bは、コマンド(307)を受信すると、受信したコマンドを解析し、装置本体100に送信するステータスを準備する。その後、ステータス送信用のクロック(304)に同期してステータス(311)を送信し、ステータス送信終了と同時(314)に、CMD割込み信号205が接続されている割込みポート205bの設定を割込み許可状態にして、次の通信開始に備える。
以下、図4及び図5を参照して、本実施の形態において、各外部装置を識別する固有情報を指定すべく、装置本体100が、装置本体100に接続された外部装置に対してデバイスIDを付与する方法について説明する。
図4は、電源ON時等における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。
外部装置20は、電源ON時など、自身のデバイスIDが一度も指定されていない場合には、下流にある外部装置へのCMD信号スイッチ206を非接続状態にする。従って、システムの起動時には、全ての外部装置20のCMD信号スイッチ206は非接続状態となっている。
各外部装置20は、制御CPU201内のレジスタ又は所定のメモリ(RAM等)の所定アドレスに、自身のデバイスIDの情報を格納する領域を有しており、制御CPU201は、該領域を参照して自身のデバイスIDが既に設定(登録)されているか否かを判定する。そして、自身のデバイスIDが未設定である場合には、CMD信号スイッチ206を非接続状態に切り替える。
なお、このデバイスIDの情報を格納するレジスタ又はメモリは、揮発性であっても初期化されても良いが、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
装置本体100は、接続された外部装置20に対してデバイスIDを付与する場合、デバイスID番号(例えば、デバイスID=1)を指定したデバイスID指定コマンド(403b)を送信する。
この時、最も上流にある外部装置20bは、CMD信号スイッチ206bを非接続状態にしているため、装置本体200から送信されたデバイスID指定コマンド(403b)は、外部装置20bの下流にある外部装置20cには送信されない。また、外部装置20cにとっては、CMD信号スイッチ206bが非接続状態であると、装置本体100がコマンドを送信しても、CMD割込みが発生しないため、装置本体100が通信をしていることすら認識しない。
外部装置20bは、デバイスIDが未設定の場合に、デバイスID指定コマンド403bを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=1)を自身のIDとして登録する。その後、CMD信号スイッチ206bを接続状態に切り替え、ステータス信号404bによって、デバイスID(デバイスID=1)を登録した旨を装置本体100に通知する。
装置本体100は、接続されている外部装置のデバイスID登録処理として、制御CPU200内又は所定のメモリ(RAM等)に、この通知を返送した外部装置のデバイスIDの情報を、例えば、テーブル形式で格納する。そして、以降のコマンド送信の際にはこのテーブルを参照する。
なお、この装置本体100の接続されている外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域も、上記外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域と同様に、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
外部装置20bは、一旦、自身のデバイスIDを登録すると、以降は受信したコマンドのうち、自身のコマンドIDが指定されたものに対してのみステータスを返送し、そうでないものに対しては無視する。
図5は、既に、外部装置20bがデバイスID(デバイスID=1)を登録した後の状態を示すブロック図である。
外部装置20bは、既にデバイスID(デバイスID=1)を登録しているため、CMD信号スイッチ206bは接続状態になっている。
装置本体100は、デバイスID(デバイスID=1)指定コマンドの返送ステータスとして、接続されている外部装置20bがデバイスID(デバイスID=1)を登録したことを確認すると、別のデバイスID番号(例えば、デバイスID=2)を指定した、デバイスID指定コマンド503を送信する。
このとき、CMD信号スイッチ206bは接続状態となっているため、デバイスID指定コマンド503は、外部装置20b及び外部装置20cの両方へ送信されることになる(503b、503c)。
外部装置20bは、既にデバイスIDを登録(デバイスID=1)しているため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド503bを無視する。
一方、外部装置20cは、デバイスIDが未設定であるため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド503cを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=2)を自身のIDとして登録する。その後、CMD信号スイッチ206cを接続状態に切り替え、返送ステータス504cによって、デバイスID(デバイスID=2)を登録した旨を装置本体100に通知する。
以降、装置本体100は、外部装置20から返送ステータスが返送されなくなるまで、異なるデバイスIDを指定したデバイスID指定コマンドを順次送信することによって、接続された全ての外部装置に固有のデバイスID番号を付与することが可能となる。
装置本体は、接続された全ての外部装置のデバイスIDを登録した後は、送信するコマンドの対象となる外部装置のデバイスIDを指定したコマンドを送信することで、複数の装置が共通の信号線でカスケード接続されたクロック同期シリアル通信によって、所望するデバイスを個別に制御することが可能となる。
図6のフローチャートを参照して、装置本体100におけるデバイスID登録処理について説明する。
まず、装置本体100は、指定するデバイスIDを決定する(S601)。その後、CMD信号線の信号レベルをHIGHからLOWに変化させ(S602)、デバイスIDを指定したデバイスID指定コマンドを送信する(S603)。
装置本体100は、コマンドデータ送信後、CMD信号のレベルをLOWからHIGHに変化させ(S604)、ステータス受信用のクロックを出力する。そして、外部装置から返送されたステータスとして、デバイスID登録通知を受信したか否かを判定する(S605)。
外部装置からデバイスID登録通知を受信した場合には、所定のメモリ領域にデバイスID登録通知を返送した外部装置のデバイスIDを登録した後、ステップS601に戻り、次のデバイスに指定するためのデバイスIDを決めて、引き続きデバイスID指定コマンドを送信する処理を繰り返す。
一方、ステップS605で、外部装置からデバイスID登録通知を受信していない場合には、接続されている全ての外部装置に対して、デバイスIDを指定したと判断して、処理を終了する。
図7のフローチャートを参照して、外部装置20におけるデバイスID登録処理について説明する。
外部装置20は、通信開始前には、CMD割込み信号205の割込み設定を割込み許可状態にする(S701)。CMD割込み信号205が接続されている外部装置20の制御CPU201の割込みポートは、レベル割込みとなっていて、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するため、装置本体がコマンド送信時にCMD信号のレベルをHIGHからLOWに変化させた時(S602)に、CMD割込みが発生する。外部装置20はCMD割込みが発生したと判定すると(S702)、通信の開始を判断し、コマンド受信の準備を開始するとともに、CMD割込み信号205が接続されている外部装置20の割込みポートを割込み禁止状態に設定する(S703)。
外部装置20は、コマンドの受信を開始し(S704)、受信したコマンドが、デバイスID指定コマンドであり(S705)、かつ、自身のデバイスIDが未設定である場合(S706)には、デバイスID指定コマンドで指定されたデバイスIDを自身のデバイスIDとして登録する(S707)。
その後、外部装置20は、下流にある外部装置20に対するCMD信号スイッチ206を接続状態に切り替え(S708)、デバイスID指定コマンドの返送ステータスで、デバイスIDを登録した旨を装置本体に通知する(S709)。
なお、ステップS705で受信したコマンドがデバイスID指定コマンドでない場合、及びステップS706でデバイスIDが既に設定されている場合には、何も行わずに処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、1台のマスタ装置に複数のスレーブ装置がカスケード接続されたクロック同期シリアル通信システムにおいて、データ信号線とクロック信号線の他に、特別な信号線を設けることなしに、マスタ装置が、接続されたスレーブ装置のデバイスIDを順次付与することができる。従って、信号線を増やさずにマスタ装置と複数のスレーブ装置との間で、対象を識別してデータの送受信を行うことが可能となる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明に係る第2の実施形態について説明する。第2の実施形態も第1の実施形態と同様な画像形成装置と外部装置との間の通信に関するものであり、以下では上記第1の実施形態と同様な部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
第1の実施の形態は、各外部装置20内に下流にある外部装置へのCMD信号の接続状態を切り替えるCMD信号スイッチ206を設け、外部装置が装置本体100から送信されたデバイスID指定コマンドの、下流にある外部装置への供給を制御するようにして、特別な信号線を設けることなしに、接続されている全ての外部装置に対してデバイスIDを付与する方式である。
第2の実施の形態では、各外部装置内に下流にある外部装置へのCLK信号の接続状態を切り替えるスイッチを設け、外部装置20が装置本体100からデバイスID指定コマンドを受信した時に、下流にある外部装置へのCLK信号の供給を制御するようにして、特別な信号線を設けることなしに、接続されている全ての外部装置に対してデバイスIDを付与する。
図8は、本実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。
3つの外部装置20b、外部装置20c、外部装置20dはいずれも実質的に同じ構成であり、制御CPU201とスイッチ806を備えており、20b、20c、20dの順にカスケード接続されている。装置本体100の制御CPU200と、外部装置20bの制御CPU201b、外部装置20cの制御CPU201c、外部装置20dの制御CPU201dとの間のインタフェース信号は、通信の同期を取るためのCLK信号202、装置本体から外部装置へのCMD信号203、外部装置から装置本体へのSTS信号204の3本で構成されている。
このように、本実施形態においても第1の実施形態と同様に、装置本体100はクロック信号とデータ信号を供給するマスタ装置として働き、外部装置20b〜20dは装置本体100に対してカスケード接続されており、装置本体から供給されたクロック信号及びデータ信号に応じて動作し、データ信号としてステータス信号を出力するスレーブ装置として働く。
CMD信号203は、外部装置20b内で分岐され、分岐されたCMD割込み信号は、外部装置20bの制御CPU201bの割込みポート205bに接続されている。CMD割込み信号が接続されている外部装置の制御CPU201bの割込みポート205bは、レベル割込みとなっており、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するように設定されている。
更に、外部装置20bは、下流にある外部装置20cへのCLK信号の接続状態(接続/非接続)を切り替えるためのスイッチ(以降、「CLK信号スイッチ」と称する)806bを備えている。このCLK信号スイッチ806bが接続状態である場合には、下流にある外部装置20cへCLK信号が供給されるため、装置本体100から出力されるクロックは、外部装置20bと外部装置20cへ伝達される。一方、CLK信号スイッチ806bが非接続状態である場合には、装置本体100から出力されるクロックは、外部装置20bから下流にある外部装置20cへは伝達されない。外部装置20c及び外部装置20dの構成及び動作についても同様である。
以下、図9及び図10を参照して、本実施の形態において、各外部装置を識別する固有情報を指定すべく、装置本体100が、装置本体100に接続された外部装置に対してデバイスIDを付与する方法について説明する。なお、本実施形態における装置本体と各外部装置との信号の送受信のタイミングは、第1の実施形態に関して説明した図3と同様であるので、説明を省略する。
図9は、電源ON時等における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。
外部装置20は、電源ON時など、自身のデバイスIDが一度も指定されていない場合には、下流にある外部装置へのCLK信号スイッチ806を非接続状態にする。従って、システムの起動時には、全ての外部装置20のCLK信号スイッチ806は非接続状態となっている。
各外部装置20は、制御CPU201内のレジスタ又は所定のメモリ(RAM等)の所定アドレスに、自身のデバイスIDの情報を格納する領域を有しており、制御CPU201は、該領域を参照して自身のデバイスIDが既に設定(登録)されているか否かを判定する。そして、自身のデバイスIDが未設定である場合には、CLK信号スイッチ806を非接続状態に切り替える。
なお、このデバイスIDの情報を格納するレジスタ又はメモリは、揮発性であっても初期化されても良いが、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
装置本体100は、接続された外部装置20に対してデバイスIDを付与する場合、デバイスID番号(例えば、デバイスID=1)を指定したデバイスID指定コマンド(903b)を送信する。
この時、最も上流にある外部装置20bは、CLK信号スイッチ806bを非接続状態にしているため、装置本体100から送信されたデバイスID指定コマンド(903b)は、外部装置20bの下流にある外部装置20cには送信されない。また、外部装置20cにとっては、CLK信号スイッチ806bが非接続状態であると、装置本体100がコマンドを送信しても、受信状態となっていないため、装置本体100が通信をしていることすら認識しない。
外部装置20bは、デバイスIDが未設定の場合に、デバイスID指定コマンド903bを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=1)を自身のIDとして登録する。その後、CMD信号スイッチ806bを接続状態に切り替え、ステータス信号904bによって、デバイスID(デバイスID=1)を登録した旨を装置本体100に通知する。
装置本体100は、接続されている外部装置のデバイスID登録処理として、制御CPU200内又は所定のメモリ(RAM等)に、この通知を返送した外部装置のデバイスIDを、例えば、テーブル形式で格納する。そして、以降のコマンド送信の際にはこのテーブルを参照する。
なお、この装置本体100の接続されている外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域も、上記外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域と同様に、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
外部装置20bは、一旦、自身のデバイスIDを登録すると、以降は受信したコマンドのうち、自身のコマンドIDが指定されたものに対してのみステータスを返送し、そうでないものに対しては無視する。
図10は、既に、外部装置20bがデバイスID(デバイスID=1)を登録した後の状態を示すブロック図である。
外部装置20bは、既にデバイスID(デバイスID=1)を登録しているため、CLK信号スイッチ806bは接続状態になっている。
装置本体100は、デバイスID(デバイスID=1)指定コマンドの返送ステータスとして、接続されている外部装置20bがデバイスID(デバイスID=1)を登録したことを確認すると、別のデバイスID番号(例えば、デバイスID=2)を指定した、デバイスID指定コマンド1003を送信する。
このとき、CLK信号スイッチ806bは接続状態となっているため、デバイスID指定コマンド1003は、外部装置20b及び外部装置20cの両方へ送信されることになる(1003b、1003c)。
外部装置20bは、既にデバイスIDを登録(デバイスID=1)しているため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド1003bを無視する。
一方、外部装置20cは、デバイスIDが未設定であるため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド1003cを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=2)を自身のIDとして登録する。その後、CLK信号スイッチ806cを接続状態に切り替え、返送ステータス1004cによって、デバイスID(デバイスID=2)を登録した旨を装置本体100に通知する。
以降、装置本体100は、外部装置20から返送ステータスが返送されなくなるまで、異なるデバイスIDを指定したデバイスID指定コマンドを順次送信することによって、接続された全ての外部装置に固有のデバイスID番号を付与することが可能となる。
装置本体は、接続された全ての外部装置のデバイスIDを登録した後は、送信するコマンドの対象となる外部装置のデバイスIDを指定してコマンドを送信することで、複数の装置が共通の信号線でカスケード接続されたクロック同期シリアル通信によって、所望するデバイスを個別に制御することが可能となる。
図11のフローチャートを参照して、外部装置20におけるデバイスID登録処理について説明する。なお、装置本体におけるデバイスID登録処理については、第1の実施形態に関して説明した図6と同様であるので、説明を省略する。
外部装置20は、通信開始前には、CMD割込み信号の割込み設定を割込み許可状態にする(S1101)。CMD割込み信号が接続されている外部装置20の制御CPU201の割込みポート205は、レベル割込みとなっていて、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するため、装置本体がコマンド送信時にCMD信号のレベルをHIGHからLOWに変化させた時(S602)に、CMD割込みが発生する。外部装置20はCMD割込みが発生したと判定すると(S1102)、通信の開始を判断し、コマンド受信の準備を開始するとともに、CMD割込み信号が接続されている外部装置20の割込みポート205を割込み禁止状態に設定する(S1103)。
外部装置20は、コマンドの受信を開始し(S1104)、受信したコマンドが、デバイスID指定コマンドであり(S1105)、かつ、自身のデバイスIDが未設定である場合(S1106)には、デバイスID指定コマンドで指定されたデバイスIDを自身のデバイスIDとして登録する(S1107)。
その後、外部装置20は、下流にある外部装置20のCLK信号スイッチ806を接続状態に切り替え(S1108)、デバイスID指定コマンドの返送ステータスで、デバイスIDを登録した旨を装置本体に通知する(S1109)。
なお、ステップS1105で受信したコマンドがデバイスID指定コマンドでない場合、及びステップS1106でデバイスIDが既に設定されている場合には、何も行わずに処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、1台のマスタ装置に複数のスレーブ装置がカスケード接続されたクロック同期シリアル通信システムにおいて、データ信号線とクロック信号線の他に、特別な信号線を設けることなしに、マスタ装置が、接続されたスレーブ装置のデバイスIDを順次付与することができる。従って、信号線を増やさずにマスタ装置と複数のスレーブ装置との間で、対象を識別してデータの送受信を行うことが可能となる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明に係る第3の実施形態について説明する。第3の実施形態も第1及び第2の実施形態と同様な画像形成装置と外部装置との間の通信に関するものであり、以下では上記第1及び第2の実施形態と同様な部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
第1及び第2の実施の形態においては、装置本体に接続される複数の外部装置が、全て実質的に同じ(機種や型式が同じ)装置であることを前提としていた。
ここで、装置本体に接続される複数の外部装置が異なる種類の装置を含んでいる場合を想定すると、装置本体は、接続された外部装置のデバイスIDと、その外部装置がどんな種類のものであるかを知らないと、適切に制御することができない。
第3の実施の形態では、装置本体100に、種類の異なる複数の外部装置がカスケード接続され、かつ、装置本体と接続されている全ての外部装置との間の通信が、クロック信号及びデータ信号が共通なクロック同期シリアル通信で行われる構成において、特別な信号線を設けることなしに、接続されている全ての外部装置に対してデバイスIDを付与する。
具体的には、カスケード接続された複数の外部装置それぞれに下流にある外部装置へのコマンド信号の接続状態を切り替えるスイッチを設け、装置本体からのデバイスID指定コマンドを受信した場合に、コマンド信号を接続状態に切り替え、下流にある外部装置へ装置本体からのコマンド信号を伝達するようにする。各外部装置は、自身のデバイスIDを登録した際には、装置本体に対して、デバイスID登録通知とともに、当該外部装置の種類に関する情報を通知する。
なお、本実施の形態では、各外部装置内に下流にある外部装置へのコマンド信号の接続状態を切り替えるスイッチを設ける場合について説明するが、第2の実施形態のように、クロック信号の接続状態を切り替えるスイッチを設けても良い。
図12は、本実施の形態の装置構成を示す概略図である。図示されたように、本実施形態では、装置本体100に、給紙用オプションの外部装置である20b及び20cと、排紙用オプションの外部装置として1200とが接続されていている。給紙用オプションの外部装置である20b及び20cは、実質的に同じ構成である。
図13は、本実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。
装置本体100の制御CPU200と、排紙用オプションの外部装置(排紙デバイス)1200の制御CPU1201、給紙用オプションの外部装置(オプションカセット)20bの制御CPU201b、給紙用オプションの外部装置(オプションカセット)20cの制御CPU201c、との間のインタフェース信号は、通信の同期を取るためのCLK信号202、装置本体から外部装置へのCMD信号203、外部装置から装置本体へのSTS信号204の3本で構成されている。
このように、本実施形態においても第1及び第2の実施形態と同様に、装置本体100はクロック信号とデータ信号を供給するマスタ装置として働き、外部装置1200、20b及び20cは装置本体100に対してカスケード接続されており、装置本体から供給されたクロック信号及びデータ信号に応じて動作し、データ信号としてステータス信号を出力するスレーブ装置として働く。
CMD信号203は、各外部装置内で分岐され、分岐されたCMD割込み信号は、外部装置の制御CPUの割込みポートに接続されている。CMD割込み信号が接続されている外部装置の制御CPUの割込みポートは、レベル割込みとなっており、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するように設定されている。
更に、各外部装置は、下流への外部装置へのCMD信号の接続状態を切り替えるためのCMD信号スイッチ1306を備えている。このCMD信号スイッチ1306が接続状態である場合には、下流にある外部装置へCMD信号が供給されるため、装置本体から送信されたCMD信号は、下流にある外部装置にも送信されることになる。
このように、排紙用オプションの外部装置(排紙デバイス)1200と、給紙用オプションの外部装置(オプションカセット)20b及び20cとは、種類や機械的構成は異なるが、インタフェース信号に関しては同様の構成を有している。
以下、図14及び図15を参照して、本実施の形態において、各外部装置を識別する固有情報を指定すべく、装置本体100が、装置本体100に接続された外部装置に対してデバイスIDを付与する方法、並びに、装置本体100がデバイスIDを登録した外部装置の種類を認識する方法について説明する。なお、本実施形態における装置本体と各外部装置との信号の送受信のタイミングは、第1の実施形態に関して説明した図3と同様であるので、説明を省略する。
図14は、電源ON時等における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。
外部装置は、電源ON時など、自身のデバイスIDが一度も指定されていない場合には、下流にある外部装置へのCMD信号スイッチ1306を非接続状態にする。従って、システムの起動時には、全ての外部装置20のCMD信号スイッチ1306は非接続状態となっている。また、この時点では、装置本体100は、接続されている外部装置の種類に関する情報をもっていない。
各外部装置は、制御CPU内のレジスタ又は所定のメモリ(RAM等)の所定アドレスに、自身のデバイスIDの情報を格納する領域を有しており、制御CPUは、該領域を参照して自身のデバイスIDが既に設定(登録)されているか否かを判定する。そして、自身のデバイスIDが未設定である場合には、CMD信号スイッチ1306を非接続状態に切り替える。
なお、このデバイスIDの情報を格納するレジスタ又はメモリは、揮発性であっても初期化されても良いが、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
装置本体100は、接続されている外部装置に対してデバイスIDを付与する場合、デバイスID番号(例えば、デバイスID=1)を指定したデバイスID指定コマンド(1403b)を送信する。
この時、最も上流にある外部装置1200は、CMD信号スイッチ1306aを非接続状態にしているため、デバイスID指定コマンド(1403a)は、外部装置1200の下流にある外部装置20bには送信されない。また、外部装置20bは、CMD信号スイッチ1306aが非接続状態であると、装置本体100がコマンドを送信しても、CMD割込みが発生しないため、装置本体100が通信を開始したことすら認識しない。
外部装置1200は、デバイスIDが未設定の場合に、デバイスID指定コマンド1403aを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=1)を自身のIDとして登録する。その後、CMD信号スイッチ1306aを接続状態に切り替え、ステータス信号1404aによって、デバイスID(デバイスID=1)を登録した旨と、自身が排紙デバイスであることを示す情報を装置本体100に通知する。
装置本体100は、接続されている外部装置のデバイスID登録処理として、制御CPU200内又は所定のメモリ(RAM等)に、この通知を返送した外部装置のデバイスIDを、例えば、テーブル形式で格納する。そして、以降のコマンド送信の際にはこのテーブルを参照する。
なお、この装置本体100の接続されている外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域も、上記外部装置のデバイスIDの情報を格納する領域と同様に、電源ON(起動)時にはデータが格納されていない状態となっている。
外部装置1200は、一旦、自身のデバイスIDを登録すると、以降は受信したコマンドのうち、自身のコマンドIDが指定されたものに対してのみステータスを返送し、そうでないものに対しては無視する。
図15は、既に、外部装置1200がデバイスID(デバイスID=1)を登録した後の状態を示すブロック図である。
外部装置1200は、既に、デバイスID(デバイスID=1)を登録しているため、CMD信号スイッチ1306aは接続状態になっている。
装置本体100は、デバイスID(デバイスID=1)指定コマンドの返送ステータスとして、接続されている外部装置1200がデバイスID(デバイスID=1)を登録した旨と、その外部装置1200の種類(排紙デバイス)を確認すると、別のデバイスID番号(例えば、デバイスID=2)を指定した、デバイスID指定コマンド1503を送信する。
このとき、CMD信号スイッチ1306aは接続状態となっているため、デバイスID指定コマンド1503は、外部装置1200及び外部装置20bの両方へ送信されることになる(1503a、1503b)。
外部装置1200は、既にデバイスIDを登録(デバイスID=1)しているため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド1503aを無視する。
外部装置20bは、デバイスIDが未設定であるため、デバイスID指定(デバイスID=2)コマンド1503bを受信すると、指定されたデバイスID(デバイスID=2)を自身のIDとして登録する。その後、CMD信号スイッチ1306bを接続状態に切り替え、返送ステータス1504cによって、デバイスID(デバイスID=2)を登録した旨と、自身がオプションカセットであることを示す情報を装置本体100に通知する。
以降、装置本体100は、外部装置から返送ステータスが返送されなくなるまで、異なるデバイスIDを指定したデバイスID指定コマンドを順次送信することによって、接続された全ての外部装置に固有のデバイスID番号を付与することが可能となる。
装置本体は、デバイスID指定コマンドの返送ステータスによって、外部装置の種類に関する情報が通知されるため、接続されている外部装置のデバイスIDと該装置の種類との情報を、例えば、両者を関連付けて制御CPU200内又は所定のメモリ(RAM等)にテーブル形式で格納する。
従って、接続された全ての外部装置のデバイスIDを登録した後は、送信するコマンドの対象となる外部装置のデバイスIDを指定してコマンドを送信することで、種類の異なる複数の装置が共通の信号線でカスケード接続されたクロック同期シリアル通信によって、所望するデバイスを個別に制御することが可能となる。
図16のフローチャートを参照して、外部装置におけるデバイスID登録処理について説明する。なお、装置本体におけるデバイスID登録処理については、第1の実施形態に関して説明した図6と同様であるので、説明を省略する。
外部装置は、通信開始前には、CMD割込み信号の割込み設定を割込み許可状態にする(S1601)。CMD割込み信号が接続されている外部装置の制御CPUの割込みポートは、レベル割込みとなっていて、信号がLOWレベルとなると割込みが発生するため、装置本体がコマンド送信時にCMD信号のレベルをHIGHからLOWに変化させた時(S602)に、CMD割込みが発生する。外部装置はCMD割込みが発生したと判定すると(S1602)、通信の開始を判断し、コマンド受信の準備を開始するとともに、CMD割込み信号が接続されている外部装置の割込みポートを割込み禁止状態に設定する(S1603)。
外部装置は、コマンドの受信を開始し(S1604)、受信したコマンドが、デバイスID指定コマンドであり(S1605)、かつ、自身のデバイスIDが未設定である場合(S1606)には、デバイスID指定コマンドで指定されたデバイスIDを自身のデバイスIDとして登録する(S1607)。
その後、外部装置は、下流にある外部装置のCMD信号スイッチ1306を接続状態に切り替え(S1608)、デバイスID指定コマンドの返送ステータスによって、デバイスIDを登録したこと、及び自身がどんな種類の外部装置であるかを示す情報を装置本体に通知する(S1609)。
以上説明したように、本実施形態によれば、1台のマスタ装置に種類の異なる複数のスレーブ装置がカスケード接続されたクロック同期シリアル通信システムにおいて、データ信号線とクロック信号線の他に、特別な信号線を設けることなしに、マスタ装置が、接続されたスレーブ装置のデバイスIDを順次付与することができ、更に、登録したデバイスIDに対応するスレーブ装置の種類の情報を得ることが可能となる。従って、種類の異なる複数のスレーブ装置が接続されている場合であっても、信号線を増やさずにマスタ装置と複数のスレーブ装置との間で、対象を識別してデータの送受信を行うことが可能となる。
<他の実施形態>
以上説明した実施の形態は、あくまで例示であり、本発明の趣旨に基づいて当業者による様々な変更や変形が可能であり、これらの等価物も本発明の範囲に含まれるものと理解されたい。
本発明は、上記の実施形態における装置本体と外部装置に対応する複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、装置本体と外部装置とが一体的に構成された装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本実施形態では図6、図7、図11及び図16に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのサイトに接続し、該サイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範囲に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係るカラーレーザープリンタの全体構成図である 第1の実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。 第1の実施形態における装置本体と各外部装置とのシリアル通信のタイミングチャートである。 第1の実施形態における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態における、外部装置がデバイスIDを登録した後の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態の装置本体におけるデバイスID登録処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の外部装置におけるデバイスID登録処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。 第2の実施形態における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。 第2の実施形態における、外部装置がデバイスIDを登録した後の状態を示すブロック図である。 第2の実施形態の外部装置におけるデバイスID登録処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の装置構成を示す概略図である。 第3の実施の形態における装置間の信号線の接続を説明するブロック図である。 第3の実施形態における、デバイスIDが一度も指定されていない場合の外部装置の状態を示すブロック図である。 第3の実施形態における、外部装置がデバイスIDを登録した後の状態を示すブロック図である。 第2の実施形態の外部装置におけるデバイスID登録処理を示すフローチャートである。
符号の説明
20b、20c 外部装置
202 CLK信号
203 CMD信号
204 STS信号
205 CMD割込み信号
206 CMD信号スイッチ

Claims (8)

  1. クロック信号及びデータ信号を供給するマスタ装置と、該マスタ装置にデータ信号を供給するカスケード接続された複数のスレーブ装置とを含み、前記マスタ装置と前記複数のスレーブ装置とが前記クロック信号に同期してシリアル通信を行うシステムであって、
    前記マスタ装置は、各スレーブ装置を識別するためのID情報を前記データ信号によって送信するID付与手段を備えており、
    各スレーブ装置は、
    所定の記憶手段に自身のID情報が格納されているか否かを判定する判定手段と、
    前記マスタ装置から前記ID情報を受信したときに、前記判定手段によって前記ID情報が格納されていないと判定された場合、受信した前記ID情報を前記記憶手段に格納する登録手段と、
    前記判定手段によって前記ID情報が格納されていないと判定されたときには、前記マスタ装置から送信される前記クロック信号及び前記データ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、前記判定手段によって前記ID情報が格納されていると判定されたときには、前記一方の信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、前記一方の信号の接続状態を切り替えるスイッチ手段と、を備えていることを特徴とするシリアル通信システム。
  2. 前記一方の信号が、前記データ信号であることを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信システム。
  3. 前記一方の信号が、前記クロック信号であることを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信システム。
  4. 各スレーブ装置は、前記登録手段によって前記ID情報が前記記憶手段に格納されたことを前記マスタ装置に通知する通知手段を更に備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシリアル通信システム。
  5. 前記複数のスレーブ装置は、実質的に同じ装置であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシリアル通信システム。
  6. 前記複数のスレーブ装置は、種類の異なる装置を含み、前記通知手段は、自身の装置の種類に関する情報を前記ID情報が前記記憶手段に格納されたこととともに通知することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシリアル通信システム。
  7. 前記マスタ装置が画像形成装置であり、前記スレーブ装置が前記画像形成装置にオプションとして接続される外部装置であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシリアル通信システム。
  8. クロック信号及びデータ信号を供給するマスタ装置と、該マスタ装置にデータ信号を供給するカスケード接続された複数のスレーブ装置との間で、前記クロック信号に同期してシリアル通信を行う方法であって、
    前記マスタ装置において、各スレーブ装置を識別するためのID情報を前記データ信号によって送信するID付与工程と、
    各スレーブ装置において、
    所定の記憶手段に自身のID情報が格納されているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記ID情報が格納されていないと判定されたときには、前記マスタ装置から送信される前記クロック信号及び前記データ信号の一方が、下流にあるスレーブ装置へ送信されず、前記判定工程で前記ID情報が格納されていると判定されたときには、前記一方の信号が、下流にあるスレーブ装置へ送信されるように、前記一方の信号の接続状態を切り替えるスイッチ工程と、
    前記マスタ装置から前記ID情報を受信したときに、前記判定工程で前記ID情報が格納されていないと判定された場合、受信した前記ID情報を前記記憶手段に格納する登録工程と、を備えていることを特徴とするシリアル通信方法。
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