JP2006081010A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ACCデータが演算・格納済みであり、かつ連結画像形成が可能である他の画像形成装置を、画像形成システム内で検索してユーザに通知することができるようにする。
【解決手段】 ユーザが連結画像形成として画像形成装置[1]のスキャナで原稿画像を読み取る時、画像形成装置[1]は、通信手段304によりネットワークサーバ405へと自機が連結画像形成におけるスキャナである旨を通知する。ネットワークサーバ405は、画像形成装置[1]によるスキャン画像を印刷するためのACC補正データの演算・格納が既に済んでいる画像形成装置[2]、[3]へとネットワークを介してアクセスし、画像形成装置[2]、[3]に対して、ネットワーク接続されてあり、かつ正常動作できる状態であるか否かの問い合わせの旨を送信する。出力OKという旨の応答を送信してきた画像形成装置名を画像形成装置[1]に送信し、画像形成装置[1]のタッチパネル71(通知手段)に表示させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、複数台の画像形成装置が接続され、自機の画像読み取り手段で読み取った画像を他の画像形成装置の画像形成手段から出力する連結画像形成と、自動階調補正(AutoColorCalibration:以下ACC)とを行うことが可能な画像形成システムに関する。
一般に、カラー複写機は、原稿画像を入力するスキャナ部と、入力した画像データに対して種々の画像処理を施す画像処理部と、画像処理の施された画像データを転写紙に印刷して原稿画像を出力するプロッタ部とを備えて構成される。
このようなカラー複写機においては、原稿と同様の色再現性を有するコピーを印刷できるように、カラー複写機の工場出荷時などにおいて、個々のカラー複写機におけるスキャナ部とプロッタ部とに対してACCを行うことによって、画像処理部やプロッタ部における画像処理に用いる画像処理パラメータを求めている。そして、この画像処理パラメータを設定記憶したカラー複写機がユーザに提供され、設定記憶された画像処理パラメータを用いて印刷が行われる。
また、近年の通信技術の発達にともなって、カラー複写機を取り巻く状況も大きく変化し、複数のカラー複写機をインターネットなどのネットワークを介して接続することによって、複数のカラー複写機間のデータ送受信を可能にして、連結画像形成が可能である大規模な画像形成システムが普及してきている。
こうした連結画像形成可能な画像形成システムにおいては、あるカラー複写機のスキャナ部において読み取った画像データを他のカラー複写機に送信し、画像データを受信したカラー複写機の画像処理部やプロッタ部において画像処理をおこなって印刷することができる。
しかしながら、こうした従来の連結画像形成を行う画像形成システムでは、連結画像形成により自機のスキャナ部で読み取った画像を他の画像形成装置のプロッタ部から出力する場合に、そのスキャナ部とプロッタ部との組み合わせでACCを予め行っておかなければ、ACCによる適切な補正を行うことができない虞があり、印刷物の色再現性が劣化してしまう虞があった。
そこで、本出願人により先に出願されている特許文献1のものでは、連結画像形成を行う場合において、読み取りを行うスキャナ部と出力を行うプロッタ部との組み合わせでACCを予め行っておくようにしている。
特開2002−10083号公報
しかしながら、上述した従来の画像形成システムでは、接続されている何れかの画像形成装置が利用不可な状態(回線OFF、もしくは電源OFF、もしくは故障等)になった場合、その画像形成装置で連結画像形成としての出力を行おうとすると、正常に連結画像形成ができないことになる。この問題を回避するためには、ユーザ自身が連結画像形成としての出力が利用可能であるか否かを確認する必要があった。
また、このように何れかの画像形成装置が利用不可な状態であると、ACCデータが演算・格納済みであり、かつ連結画像形成が可能である他の画像形成装置をユーザ自身で探す必要があった。
こうした確認や探す手間が必要となると、ユーザにとってかなりの煩わしさが発生してしまう虞があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ACCデータが演算・格納済みであり、かつ連結画像形成が可能である他の画像形成装置を、画像形成システム内で検索してユーザに通知することができる画像形成システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の画像形成システムは、画像読み取り手段と画像形成手段とを備えた複数台の画像形成装置と、サーバとが相互に通信可能に接続され、複数台の画像形成装置における何れか1つの画像読み取り手段により読み取られた画像を他の画像形成装置の画像形成手段から出力する連結画像形成が可能であると共に、画像形成手段により出力されたキャリブレーション用パターンを画像読み取り手段により読み取ることで自動階調補正を行うことが可能に構成された画像形成システムであって、1つの画像形成装置の画像形成手段から出力されたキャリブレーション用パターンを他の画像形成装置の画像読み取り手段で読み取ることで演算された自動階調補正用データを格納する格納手段を備え、サーバは、1つの画像形成装置の画像読み取り手段で連結画像形成として読み取りが行われると、格納手段に自動階調補正用データが格納済みである他の画像形成装置に連結画像形成としての出力可能か否かの問い合わせを送信し、出力可能の応答を受信した画像形成装置名を該1つの画像形成装置に送信するよう制御する制御手段を備え、画像形成装置は、サーバから送信された出力可能画像形成装置名に基づいて、連結画像形成による出力が可能な他の画像形成装置名をユーザに通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
画像形成手段は、キャリブレーション用パターンを形成する用紙には、出力した画像形成装置名を特定可能とさせる装置特定画情報を形成し、自動階調補正のためにキャリブレーション用パターンの読み取りを画像読み取り手段が行う場合、当該読み取りを行った画像形成装置は、該キャリブレーション用パターンと共に読み取られる装置特定画情報に基づいて当該キャリブレーション用パターンを出力した画像形成装置名を認識する装置名認識手段を備えることが好ましい。
上記したサーバは、各画像形成装置の所在場所情報を格納した所在場所格納手段を備え、サーバの制御手段は、連結画像形成としての読み取りを行った画像形成装置に対して出力可能の応答をした画像形成装置名を送信する際、当該出力可能の応答をした画像形成装置の所在場所情報を所在場所格納手段から読み出して送信するよう制御することが好ましい。
上記したサーバの制御手段は、他の画像形成装置に連結画像形成としての出力可能か否かの問い合わせを送信した後、予め定められた一定時間内に出力可能の応答を受信できない場合、連結画像形成としての読み取りを行った画像形成装置に対して、接続された全ての画像形成装置が利用不可である旨を通知するよう制御することが好ましい。
以上のように、本発明によれば、ACCデータが演算・格納済みであり、かつ連結画像形成が可能である他の画像形成装置を、画像形成システム内で検索してユーザに通知することができる。
このため、連結画像形成を行う際の、複数の画像形成装置を組み合わせてのACCを精度良く効率的に実現することができる。
次に、本発明に係る画像形成システムを適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、本実施形態としての画像形成システムに用いられる画像形成装置について、図1、図2を参照して説明する。
回転可能に支持されて図1の矢印方向に回転する感光体1の外周部には、除電装置Lと、クリーニング装置2と、帯電装置3と、現像装置5とが配設されている。感光体1の外周部における帯電装置3と現像装置5との間には、露光装置4から発せられる光情報を入射させるスペースが確保されている。
図1に示す構成では感光体1が4個(1a,1b,1c,1d)あるが、現像装置5が扱う色材(トナー)の色が異なるのみであり、それぞれの外周部に設けられる画像形成用の上述した部品構成は同じである。
感光体1は、直径が30mmから100mm程度のアルミニュム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けて構成され、その一部が中間転写ベルト(第1の顕像担持手段)10に接している。
中間転写ベルト10は、回転するローラ11、12、13により支持され、図1の矢印方向に移動可能に張架されている。この中間転写ベルト10の裏側(ループの内側)には、第1の転写手段20が感光体1の近傍に配備され、感光体1上の顕像を中間転写ベルト10に転写させる。
中間転写ベルト10のベルトループの外側における、中間転写ベルト10から顕像を用紙または裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)100に転写する位置の下流に、中間転写ベルト用クリーニング装置25が配設されている。このクリーニング装置25は、中間転写ベルト10から顕像が他に転写された後でベルト表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置4は公知のレーザ方式によるもので、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体1表面に潜像として照射する。この露光装置4としては、LEDアレイと結像手段とから成る露光装置を用いてもよい。
このように、上述した感光体1と、クリーニング装置2と、帯電装置3と、露光装置4と、現像装置5と、除電装置Lと、第1の転写手段20とが、中間転写ベルト10に転写する顕像(トナーによる像)を生成する作像手段Gとして機能する。
中間転写ベルト10は、基体の厚みが50μm乃至600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトであり、感光体1からトナーを転写可能とする抵抗値を備える。
この中間転写ベルト10に対して図1の右方には、ベルト状の裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)100が配設されている。この裏面用中間転写ベルト100は、回転ローラ111、112、113により支持され、図1の矢印方向に移動可能に張架されており、裏側(ループの内側)には、第2の転写手段120が配設されている。裏面用中間転写ベルト100によるベルトループの外側に、この裏面用中間転写ベルト用クリーニング装置250、チャージャCH、などが配設されている。
クリーニング装置250は、用紙にトナーを転写した後、裏面用中間転写ベルト100上に残留する不要のトナーを拭い去る。
上述した第2の転写手段120と、ローラ113と、中間転写ベルト10を支持するローラ11とにより、中間転写ベルト10と裏面用中間転写ベルト100とは接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。
裏面用中間転写ベルト100は、基体の厚みが50μm乃至600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトで、中間転写ベルト10からトナーを転写可能とする抵抗値を備えるベルトである。
用紙Pは図の下方の給紙装置(給紙カセット)26−1、26−2に収納されており、最上にある用紙が給紙ローラ27で1枚づつ、複数のガイド29を経てレジストローラ対28に搬送される。
用紙Pが搬送されるさらに下流には、定着用加熱手段30、排紙ガイド対31、排紙ローラ対32、排紙スタック部40が配設されている。
図1における中間転写ベルト10の上方で排紙スタック部40の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部TSが設けてある。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジTCの形態にされている。このカートリッジTCからは、粉体ポンプ等により対応する色の現像装置に適宜補給される。
こうした装置本体の一部であるフレーム50は、開閉支軸50Aを中心として、回動・開放が可能な構造にされている。このため、ユーザはこのフレーム50を開いた状態とすることにより用紙の搬送路を大きく開くことができ、ジャムが発生した場合の用紙の処理を容易にしている。
また、上述した用紙Pへの画像形成を行う装置本体の上部に画像読み取り手段60が支持部66を介して連設され、この画像読み取り手段60により読み取られた画像データを上述した装置本体が用紙Pに印刷することで、コピー動作を可能にするよう構成されている。
この画像読み取り手段60は、自動原稿送り装置(ADF)61と、コンタクトガラス62と、露光ランプ63と、露光ランプ63による原稿画像からの反射光を反射させて所定の光路に導く複数の反射ミラー64と、導かれた反射光を受光するイメージセンサアレイ65とを備え、原稿画像の片面または両面を自動原稿送り装置61により自動的にコンタクトガラス62上に読み取り可能にセットして読み取ることができるように構成されている。
画像読み取り手段60の外周部には、図3に示すような操作・表示部(表示手段、かつ入力手段)70が設けられている。この操作・表示部70は、ユーザに各種の操作情報を表示により通知すると共に操作入力を受けるタッチパネル71や、テンキーなど各種のボタンを備える。
ユーザは、この操作・入力部70により、コピーの片面/両面切り替え、コピー動作の開始、コピー枚数の設定、コピー機能とプリンタ機能との切り替えなどの各種操作を行う。
次に、本実施形態としての画像形成装置により両面印刷を行う場合の動作について説明する。
まず作像手段Gによる作像が行われる。
露光装置4の動作により、不図示のLD(Laser Diode)光源からの光は、不図示の光学部品を経て、帯電装置3により一様に帯電された感光体1のうち、まず感光体1a上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。
感光体1aの潜像は現像装置5で現像され、トナーによる顕像が感光体1aの表面に形成・保持される。このトナー像は、第1の転写手段20により、感光体1aと同期して移動する中間転写ベルト10の表面に転写される。
感光体1aの表面は、残存するトナーがクリーニング装置2でクリーニングされ、除電装置Lで除電され次の作像サイクルに備える。
中間転写ベルト10は、表面に転写されたトナー像を坦持し、図1の矢印の方向に移動する。上述した感光体1aの場合と同様の動作により、感光体1bには別の色に対応する潜像が書き込まれ、その対応する色のトナーで現像され顕像が形成される。この顕像は、すでに中間転写ベルト10に転写されている前の色の顕像に重ねられ、最終的に感光体1aから1dにより形成された4色の顕像が重ねられる。
このとき同期して裏面用中間転写ベルト100は矢印方向に移動していて、中間転写ベルト10表面に転写された顕像が、第2の転写手段120の作用により裏面用中間転写ベルト100の表面に転写される。
このように、本実施形態としての画像形成装置は、いわゆるタンデム形式である4個の感光体1上で顕像が形成されながら、中間転写ベルト10および裏面用中間転写ベルト100が移動し、作像が進められるので、感光体1上に顕像を形成して中間転写ベルト10、裏面用中間転写ベルト100まで転写していく工程に要する時間が短縮できる構成となっている。
中間転写ベルト10が所定のところまで移動すると、用紙Pのもう一方の面(表面)に転写されるべきトナー画像が、上述した工程で再度作像手段Gにより作像され、給紙が開始される。
給紙ローラ27が反時計方向に回転すると、給紙装置(給紙カセット)26内の最上部にある用紙Pが引き出され、レジストローラ対28に搬送される。
レジストローラ対28を経て、中間転写ベルト10と裏面用中間転写ベルト100の間に搬送された用紙Pの片側の面(表面)に、中間転写ベルト10表面のトナー像が第2の転写手段120により転写される。
更に用紙Pは図1における上方に搬送され、裏面用中間転写ベルト100表面のトナー像が、チャージャCHにより用紙Pのもう一方の面(裏面)に転写される。転写に際して、用紙Pは画像の位置が正規のものとなるよう、システム制御手段301によりタイミングがとられて搬送される。
本実施形態では、感光体1上に作像されるトナーの極性はマイナスである。第1の転写手段20にプラスの電荷を与えることで、感光体1に作像された顕像(トナー)は中間転写ベルト10に転写される。さらに、第2の転写手段120にプラスの電荷を与えることで、中間転写ベルト10に作像されたトナーは裏面用中間転写ベルト100に転写される。
こうして、上述のように中間転写ベルト10表面のトナーが用紙Pの片側の面(表面)に転写された後、チャージャCHからプラス極性の電荷与えることで、裏面用中間転写ベルト100表面のマイナス極性のトナーは吸引されて、用紙Pの他の面(裏面)に転写される。
上述した動作により両面にトナー像が転写された用紙Pは、定着手段30に送られ、用紙上の両面のトナー像が一度に溶融、定着され、ガイド対31を経て排紙ローラ対32により本体フレーム上部の排紙スタック部40に排出される。
図1に示すように排紙部40を構成した場合、両面印刷される各面の画像のうち後から作像手段Gにより作像されて用紙Pに転写される面(頁)、すなわち中間転写ベルト10から用紙Pに直接転写される面(表面)が下面となって排紙スタック部40に載置されるから、頁揃えをしておくには2頁目の画像を作像手段Gにより先に作成して裏面用中間転写ベルト100にそのトナー像(顕像)を保持し、1頁目の画像を中間転写ベルト10から用紙Pに直接転写するようにすればよい。
中間転写ベルト10から用紙Pの表面に転写される画像は、感光体1表面で正像になるよう露光されて形成され、裏面用中間転写ベルト100から用紙の裏面に転写されるトナー像は、感光体1表面で逆像(鏡像)になるよう露光されて形成される。
このような頁揃えのための作像手順は、画像データを記憶手段(メモリ)に貯蔵する公知の技術を用いることで実現でき、また形成する画像を正像、逆像(鏡像)に切り換えるよう露光することは、公知の画像処理技術を用いることにより実現可能である。
裏面用中間転写ベルト100から用紙Pに転写した後、内部に公知のブラシローラ、回収ローラ、ブレード等を備えたクリーニング装置250は、裏面用中間転写ベルト100表面に残留する不要のトナーや紙粉を除去する。
図1ではブラシローラ250が裏面用中間転写ベルト100表面から離れた状態にある。このブラシローラ250は支点250Aを中心として揺動可能に設けられ、裏面用中間転写ベルト100表面に接離可能な構造になっている。
中間転写ベルト10から転写されたトナー像を用紙Pに転写する以前、すなわち裏面用中間転写ベルト100がトナー像を担持しているときは離れた状態とし、用紙Pへの転写が行われてクリーニングが必要となったとき、システム制御手段301はブラシローラ250を図1での反時計方向に揺動し接触させる。
除去された不要トナーはトナー収納部250Bに集められる。
次に、本実施形態としての画像形成装置における制御のための構成について、図2を参照して説明する。
図2中、太線が画像データ、細線が制御データの流れを示す。
画像読み取り手段60により読み取られた原稿の画像信号は、画像処理手段302へと入力され、画像処理が施される。こうして処理された画像処理後画像信号に基づいて作像手段Gが顕像形成を行い、用紙Pへの画像形成が行われる。
ユーザからの操作及び指示内容表示は、操作・表示部70への入力がシステム制御手段301に入力されることにより、装置の動作に反映される。
また、本画像形成装置がネットワークを介して他の機器と接続される場合には、通信手段304(例えばイーサネット(登録商標)ボードなど)がシステム制御手段301の制御下で通信を行う。
次に、本実施形態としての画像形成システムについて、図4を参照して説明する。図4中、太線が画像データ、細線が制御データの流れを示す。
本実施形態としての画像形成システムは、複数の画像形成装置がネットワーク等を介して互いに接続され、画像・データを双方向に通信しあうことができるよう構成されている。そのネットワークとしての接続はハブ(HUB)404が中継を行い、そのハブ404にネットワークサーバ405が接続される。
ネットワークサーバ405は、他の機器と通信を行う通信部4051と、本サーバ全体の制御を行う制御部4052と、各種データを格納する記憶部4053とを備え、画像形成システムによる通信全体の制御を行う。各画像形成装置間でACCのための補正データ(補正値)を演算して保持する場合には、記憶部4053(格納手段)がそのACC補正データ(自動階調補正用データ)を格納する。
なお、接続される画像形成装置は、図4では便宜上3つとしたが、ネットワークがサポートできる限り何台であってもよい。
次に、本実施形態としての画像形成装置における自機の画像入出力部用ACCの概要について、図5のフローチャートを参照して説明する。
ACCは、例えば図6に示すようなACC用のパターン(キャリブレーション用パターン)をまず出力し、そのパターンをスキャナで読み込むことにより補正データを演算する方式を用いてよい。この方式は、本出願人により先に出願されている特開平9−107476号公報、特開2002−10083号公報、特開2002−237946号公報などに開示された方式を用いてよい。
また、図1を用いて上述したようにして両面印刷を行う構成では、両面それぞれについてACCを行うこととしてもよい。
ACCパターン出力は、上述した作像手段G、中間転写ベルト10、定着用加熱手段30などからなり用紙Pへの画像形成を行うプロッタ(画像形成手段)と、画像処理手段302とにより実行される(ステップS2)。ACCパターン読み取りは画像読み取り手段60により行われ、読み取られた画像信号が画像処理手段302により解析され、ACC補正データを作成する演算処理が行われる(ステップS3の一部)。
こうして演算されたACC補正データはデータ記憶手段303へ入力され、保持される(ステップS3の一部)。画像形成時には、画像処理手段302が、保持されているACC補正データをフィードバック値として使用して画像処理を行い、コピー(画像形成)が行われる(ステップS4)。このフィードバック値を用いることにより、画像読み取り手段60と、作像手段Gなどのプロッタとの最適対応画像処理が可能となり、経時変化対応の画像処理が可能となる。
次に、自機画像入力部と、他機画像出力部との間での連結画像形成用のACCについて、図5、図7を参照して説明する。
例として、画像形成装置[1]の画像入力部と、画像形成装置[2]の画像出力部のACCとする。
この連結画像形成用のACCは、例えば図6に示すようなACC用のパターンをまず1つの画像形成装置のプロッタから出力し、そのパターンを他の画像形成装置のスキャナ(画像読み取り手段60)で読み込むことにより、装置間の補正データを演算する方式を用いてよい。この方式は、本出願人により先に出願されている特開2002−10083号公報、特開2002−237946号公報などに開示された方式を用いてよい。
また、図1を用いて上述したようにして両面印刷を行う構成では、両面それぞれについてこの連結画像形成用のACCを行うこととしてもよい。
ACCパターン出力は、画像形成装置[2]の作像手段Gなどのプロッタ及び画像処理手段302により実行される(ステップS2)。ACCパターンの読み取りは画像形成装置[1]の画像読み取り手段60により行われ、読み取られた画像信号が画像処理手段により解析され、ACC補正データを作成する演算処理が行われる(ステップS3の一部)。
こうして演算された「マシン1→2」用ACC補正データは通信手段304により、ネットワークサーバ405へ転送され、制御部4052の制御により記憶部4053に保持される(ステップS3の一部)。
その後、画像形成装置[1]のスキャナにて読み取った画像を画像形成装置[2]にて出力する際、図7ステップS4に示す以下の手順により行われる。
〈1〉画像形成装置[1]から画像形成装置[2]へと、スキャナマシン名を伝える。
〈2〉画像形成装置[2]は、「マシン1→2用ACC補正データ」をネットワークサーバ405へリクエストする。
〈3〉画像形成装置[2]はネットワークサーバ405から「マシン1→2用ACC補正データ」を受信する。
〈4〉受信した補正値(ACC補正データ)をフィードバック値として使用して、画像処理手段302による画像処理を行い、連結画像形成が行われる(ステップS4)。
こうしてフィードバック値を用いることにより、画像形成装置[1]の画像読み取り手段60と画像形成装置[2]の作像手段Gを含むプロッタとの最適対応画像処理が可能となり、連結画像形成においても経時変化対応の画像処理が可能となる。
次に、ACCパターン形成の際、出力マシン名(ID)を識別するIDパターン(装置特定画情報)を、用紙PにおけるACCパターン外部に印刷する方法について説明する。
図6に、本実施形態で用いられるACCパターンの一例を示す。ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナーに対応するグラデーションパターンを、文字用と写真用との画像処理を行い出力している。また、ACCパターン外部に出力マシン名(ID)を識別できる「出力マシンID:***」という文字、あるいは記号をIDパターンとして印刷する。
なお、図6に示すIDパターンは一例であり、出力マシン名(印刷した画像形成装置名)を特定することができればこのものに限定されず、例えば予め関連付けられた記号、バーコード、2次元バーコード、電子透かしを埋め込んだ画像などであってもよい。
また、IDパターンを形成する位置も、例えば電子透かしである場合など、ACCパターンの読み取りによるACCデータの演算に邪魔にならない位置であればACCパターン外部に限定されず、任意の位置であってよい。
この図6に例示するようなACCパターンを用いることにより、ACCパターンをスキャナで読み取ることで出力マシン名を特定することができ、連結画像形成用のACCを行う際のユーザの利便性を向上させることができる。
次に、ネットワークサーバ405が連結画像形成対象機の利用可否を判断して画像形成装置に表示させる動作について、ユーザが画像形成装置[1]でスキャナによる読み取りを行う場合を例として、図4、図8を参照して説明する。
ユーザが連結画像形成として画像形成装置[1]のスキャナで原稿画像を読み取る時、画像形成装置[1]は、通信手段304によりネットワークサーバ405へと自機が連結画像形成におけるスキャナである旨を通知する(ステップS11)。ネットワークサーバ405は、画像形成装置[1]によるスキャン画像を印刷するためのACC補正データの演算・格納が既に済んでいる連結画像形成対象機を選択する(図4の例では画像形成装置[2]or[3])。
ネットワークサーバ405は、その選択された画像形成装置[2]、[3]へとネットワークを介してアクセスし、画像形成装置[2]、[3]に対して、ネットワーク接続されてあり、かつ正常動作できる状態であるか否かの問い合わせの旨を送信する(ステップS12)。この送信は、制御部4052の制御下で通信部4051により行われる。
ネットワークサーバ405は、この問い合わせによりOKの応答が送信されてくれば、連結画像形成による出力OK(出力可能)であると判断する。
この出力OKという旨の応答があった場合、その応答をした画像形成装置名を連結画像形成対象機としてユーザに通知する。
すなわち、出力OKという旨の応答を送信してきた画像形成装置名を画像形成装置[1]に送信し(ステップS13)、画像形成装置[1]の表示手段であるタッチパネル71(通知手段)に例えば図9に示すような画面で表示させる(ステップS14)。
なお、ユーザに連結画像形成対象機としての画像形成装置名を通知することができれば表示内容は上述した図9に示す画面に限定されず、表示主旨は同様であっても内容はこの限りではない。また、通知方法についても、表示手段による画面表示に限定されず、例えば音声による聴覚手段により指示することとしてもよい。
次に、ACCパターンをスキャナで読み取る際、図6を用いて上述したIDパターンによりパターン出力元の画像形成装置を自動認識する方法について説明する。
画像読み取り手段60によるACC読み取りの際、画像処理手段(装置名認識手段)302は、図6に例示したようなIDパターンにより、出力マシン名(ID)を自動認識する。この自動認識により出力画像形成装置名が決定されると、読み取り画像形成装置である自機のマシン名と組み合わせることで読み取り画像形成装置および出力画像形成装置の組み合わせが決定され、演算されたACC補正データ(補正値)を通信手段304によりネットワークサーバ405へ転送する際(図7のステップS3−2)、この読み取り画像形成装置および出力画像形成装置の組み合わせも同時に送信される。
図7の例では、ACC読み取りを行った画像形成装置[1]は、送信するACC補正データが「マシン1→2」用のものである旨をACC補正データと同時にネットワークサーバ405へ送信する。
こうしてネットワークサーバ405が転送データを受けると、受信したACC補正データ(補正値)と、読み取り画像形成装置および出力画像形成装置の組み合わせとは、制御部4052の制御により記憶部4053に保持される(ステップS3の一部)。
次に、連結画像形成対象機の所在場所をユーザに通知する方法について説明する。
本実施形態としての画像形成システムに図4に示すように接続される各画像形成装置は、購入時や初回セットアップ時に予め所在場所をネットワークサーバ405に登録してあるとする。すなわち、各画像形成装置の所在場所が、予めネットワークサーバ405の記憶部4053(所在場所格納手段)に格納されていることとする。
ユーザが原稿画像をスキャナで読み取って連結画像形成を行う時に、上述のようにして連結画像形成対象機としての画像形成装置名がタッチパネル71に表示される場合、ネットワークサーバ405は、その連結画像形成対象機としての画像形成装置の所在場所情報を記憶部4053から読み出し、連結画像形成対象機としての画像形成装置名にその装置の所在場所情報を関連付けて、スキャナ読み取りを行った画像形成装置に送信する。
その送信を受けた画像形成装置は、図10に例示するような画像により、連結画像形成対象機名と共に画像形成装置所在場所をユーザに通知する。
なお、連結画像形成対象機としての画像形成装置名および所在場所をユーザに通知することができれば表示内容は上述した図10に示す画面に限定されず、表示主旨は同様であっても内容はこの限りではない。また、通知方法についても、表示手段による画面表示に限定されず、例えば音声による聴覚手段により指示することとしてもよい。
次に、ネットワーク接続された全ての画像形成装置が、連結画像形成対象機として利用不可な場合について説明する。
ユーザが原稿画像をスキャナで読み取って連結画像形成を行う時に、ネットワークサーバ405は、連結画像形成対象機として利用可能(演算されたACC補正データが格納され、ネットワーク接続され、かつ正常動作できる状態)である旨の送信を予め定められた時間内に何れの画像形成装置からも受けられない場合、スキャナ読み取りを行った画像形成装置に対して、全ての画像形成装置が連結画像形成対象機として利用不可である旨を送信し、その送信を受けた画像形成装置は、図11に例示するような画像によりその利用不可である旨をユーザに通知する。
なお、連結画像形成対象機として使用可能な画像形成装置がない旨をユーザに通知することができれば表示内容は上述した図11に示す画面に限定されず、表示主旨は同様であっても内容はこの限りではない。また、通知方法についても、表示手段による画面表示に限定されず、例えば音声による聴覚手段により指示することとしてもよい。
以上のように、本実施形態は、読み取った原稿をRGB画像データに展開可能で、かつRGB画像データをKCMY画像データに色変換可能なカラー原稿読取手段と、KCMY画像データを転写紙等の媒体へ印刷する画像出力手段を有する画像形成装置が複数存在し、互いに接続し合うことにより、自機にて読み取った画像を他機にて出力する(連結画像形成)ことが可能な画像形成システムであって、自動階調補正(ACC)を実現可能な読取・画像処理・画像出力の機能を備え、複数の画像形成装置同士が互いにキャリブレーション(ACC)し合い、ACCパターン形成の際、パターン出力元の画像形成装置を識別するIDパターンを、ACCパターン外部に印刷し、複数の画像形成装置の組み合わせ用キャリブレーションデータ(ACC補正データ)がネットワークサーバに保存され、連結画像形成対象機の利用可否が判断できることを特徴とする画像形成システムを提供するものである。
このため、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
例えば、画像形成装置[1]にて、スキャンした画像を、画像形成装置[2]、[3]にて出力するとする。この場合、事前にACCを行う必要がある。画像形成装置[2]及び[3]にてACCパターン(以下、パターン2、3と呼ぶ)を出力し、画像形成装置[1]にてそれらを読み取り、キャリブレーション用の補正値を、画像形成装置[2]、[3]へと転送する必要がある。この際、画像形成装置が複数台になると、その読み取り・出力組み合わせ数が増加する(n台存在するならば、n!通り)。
いちいちそれぞれの画像形成装置が組み合わせ分だけの数のキャリブレーションデータを記憶したのでは、画像形成装置のコストアップにつながってしまう。また組み合わせの数が増えた際、各画像形成装置の記憶装置を増加させる煩わしさが発生する。
このため、こうしたコストアップや煩わしさを解決できる方法が必要となる。
また、例として、画像形成装置[3]が、ACCパターン出力後、利用不可な状態(回線OFF、もしくは電源OFF、もしくは故障等)になったとする。ユーザが、画像形成装置[3]を対象に連結画像形成を行おうと試みた際、画像形成装置[3]の接続状態が不明であれば、正常に連結画像形成ができないことになる。これを回避するために、ユーザに連結画像形成対象機の利用可否状況を通知する方法が必要となる。
また、例として画像形成装置[3]が利用不可であるとする。その際更に他の連結画像形成が可能な画像形成装置を、ユーザが探す必要がある。条件としては、既にキャリブレーションが済んであり、かつネットワーク接続されており、かつ正常に起動している画像形成装置であることである。これをユーザが探すとなるとかなり煩わしさが発生する。その為、連結画像形成が可能な画像形成装置をネットワーク上で検索し、その利用を促す方法が必要となる。
本実施形態の画像形成システムによれば、これらの煩わしさを低減させ、作業効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態としての画像形成システムは、上述した構成に加え、ACCパターン読み取りを行う際、ACCパターンを記録された用紙P内に記録されたIDパターンによりACCパターン出力元の画像形成装置を、画像処理手段が自動認識するよう構成されている。
このため、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
上記例を、引き続き用いて説明する。出力されたACCパターンを画像形成装置[1]により読み取る際、ユーザがパターン2、3を意識せずに利用できる方法が、容易な操作性により必要となる。
本実施形態の画像形成システムによれば、ACCパターンを出力した画像形成装置を自動認識することが可能となるため、ユーザがパターン2、3を意識する必要がなく、連結画像形成のためのACC補正データの演算処理を行うための手間を軽減させることができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態としての画像形成システムは、上述した構成に加え、連結画像形成対象機の所在場所もユーザに通知できるよう構成されている。
このため、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
上記例を、引き続き用いて説明する。連結画像形成が可能な画像形成装置をネットワークサーバ405が検索し、利用可能とした他機が、ユーザが利用する自機と地理的に非常に遠隔された場所に存在する場合、連結画像形成をしてもユーザにとってかえって作業効率が下がることが懸念される。このような場合を想定し、連結画像形成対象機である他機の所在場所をユーザに通知した上で、利用するか否かをユーザに選択させることができる方法が必要となる。
本実施形態の画像形成システムによれば、連結画像形成対象機である画像形成装置名と共にその所在場所もユーザに通知できるため、連結画像形成による出力を行う画像形成装置の所在場所も含めてユーザに選択材料を提供することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態としての画像形成システムは、上述した構成に加え、ネットワーク接続された全ての連結画像形成対象機が利用不可な場合はその旨をユーザに通知し、連結動作を断念するようユーザに通知することができるよう構成されている。
このため、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
上記例を、引き続き用いて説明する。ネットワーク接続された全ての画像形成装置が連結画像形成対象機として利用不可な場合は、連結動作による出力が不可能である。よってその旨をユーザに通知し、連結動作を断念させる方法が必要となる。
本実施形態の画像形成システムによれば、この連結画像形成による出力が不可能である場合にその旨をユーザに通知することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、以上の問題点を解決し、連結画像形成を行う際の、複数組み合わせのACCを精度良くかつ効率的に行うことができる。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、両面への画像形成の際に両面に同時に画像形成を行う構成として説明したが、片面への印字を2回行う構成であってもよい。
また、上述した実施形態としての画像形成システムを実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される画像形成システムに、上述した本発明に係る実施形態としての画像形成システムにおける各機能を実現させることができる。
本発明の実施形態としての画像形成システムに用いられる画像形成装置の構成を示す図である。 該画像形成装置における制御のための構成を示すブロック図である。 該画像形成装置における操作・表示部を示す図である。 本発明の実施形態としての画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態によるACC動作の概要を示すフローチャートである。 本実施形態によるACCパターンの出力例を示す図である。 本実施形態による連結画像形成用のACC動作の概要を示す図である。 本実施形態による出力可能か否かの問い合わせ処理を示すシーケンスチャートである。 連結画像形成対象機としての画像形成装置名を表示する画面例を示す図である。 所在場所を含めて該画像形成装置名を表示する画面例を示す図である。 連結画像形成不可の旨を表示する画面例を示す図である。
符号の説明
1(1a,1b,1c,1d) 感光体
2 クリーニング装置
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
L 除電装置
10 中間転写ベルト
11、12、13 ローラ
20 第1の転写手段
25 中間転写ベルト用クリーニング装置
100 裏面用中間転写ベルト
111、112、113 ローラ
120 第2の転写手段
250 裏面用中間転写ベルト用クリーニング装置
250A クリーニング装置用揺動支点
26 給紙カセット
27 給紙ローラ
28 レジストローラ対
29 ガイド
30 定着用加熱手段
40 排紙スタック部
50 開閉フレーム
50A 開閉支軸
60 画像読み取り手段
61 自動原稿送り装置(ADF)
62 コンタクトガラス
63 露光ランプ
64 反射ミラー
65 イメージセンサアレイ
66 支持部
70 操作・表示部(通知手段の一例、かつ入力手段の一例)
71 タッチパネル(通知手段の一例)
301 システム制御手段
302 画像処理手段(装置名認識手段の一例)
303 データ記憶手段
304 通信手段
G 作像手段
401 画像形成装置[1]
402 画像形成装置[2]
403 画像形成装置[3]
404 HUB
405 ネットワークサーバ
4051 通信部
4052 制御部
4053 記憶部(格納手段の一例、かつ所在場所格納手段の一例)

Claims (4)

  1. 画像読み取り手段と画像形成手段とを備えた複数台の画像形成装置と、サーバとが相互に通信可能に接続され、前記複数台の画像形成装置における何れか1つの画像読み取り手段により読み取られた画像を他の画像形成装置の画像形成手段から出力する連結画像形成が可能であると共に、画像形成手段により出力されたキャリブレーション用パターンを画像読み取り手段により読み取ることで自動階調補正を行うことが可能に構成された画像形成システムであって、
    1つの画像形成装置の画像形成手段から出力されたキャリブレーション用パターンを他の画像形成装置の画像読み取り手段で読み取ることで演算された自動階調補正用データを格納する格納手段を備え、
    前記サーバは、1つの画像形成装置の画像読み取り手段で連結画像形成として読み取りが行われると、前記格納手段に自動階調補正用データが格納済みである他の画像形成装置に連結画像形成としての出力可能か否かの問い合わせを送信し、出力可能の応答を受信した画像形成装置名を該1つの画像形成装置に送信するよう制御する制御手段を備え、
    画像形成装置は、前記サーバから送信された出力可能画像形成装置名に基づいて、連結画像形成による出力が可能な他の画像形成装置名をユーザに通知する通知手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成手段は、キャリブレーション用パターンを形成する用紙には、出力した画像形成装置名を特定可能とさせる装置特定画情報を形成し、
    自動階調補正のためにキャリブレーション用パターンの読み取りを画像読み取り手段が行う場合、当該読み取りを行った画像形成装置は、該キャリブレーション用パターンと共に読み取られる装置特定画情報に基づいて当該キャリブレーション用パターンを出力した画像形成装置名を認識する装置名認識手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記サーバは、各画像形成装置の所在場所情報を格納した所在場所格納手段を備え、
    前記サーバの制御手段は、連結画像形成としての読み取りを行った画像形成装置に対して前記出力可能の応答をした画像形成装置名を送信する際、当該出力可能の応答をした画像形成装置の所在場所情報を前記所在場所格納手段から読み出して送信するよう制御することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成システム。
  4. 前記サーバの制御手段は、前記他の画像形成装置に連結画像形成としての出力可能か否かの問い合わせを送信した後、予め定められた一定時間内に出力可能の応答を受信できない場合、連結画像形成としての読み取りを行った画像形成装置に対して、接続された全ての画像形成装置が利用不可である旨を通知するよう制御することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成システム。
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