JP2001092327A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092327A
JP2001092327A JP26570599A JP26570599A JP2001092327A JP 2001092327 A JP2001092327 A JP 2001092327A JP 26570599 A JP26570599 A JP 26570599A JP 26570599 A JP26570599 A JP 26570599A JP 2001092327 A JP2001092327 A JP 2001092327A
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recording
forming apparatus
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JP26570599A
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Takahiro Sasai
隆博 笹井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙の裏面や装置内部を汚すことを防止する
ことが可能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】感光体ドラム30の直前に第1斜行センサ
81と第2斜行センサ82とを配設している。このた
め、第1及び第2斜行センサ81,82の間の距離D
と、両センサ81,82による記録紙71の検出した時
刻T1,T2と、記録紙71の幅Wと、記録紙71の移
送速度Vとに基づいて、記録紙71の斜行量Sが算出さ
れる。そして、その斜行量Sが設定量以上の場合であっ
て、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当するデ
ータが全白データでない場合は、記録紙71の後端から
はみ出した領域に該当する画データを感光体ドラム30
上に形成せず、次の記録紙71に記録する画データとし
ている。従って、記録紙71の裏面や装置内部を汚すこ
とを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関し、より詳しくは記録紙が斜行したとき
の処理に係る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置においては、電子写
真方式を用いて画像を記録紙に記録する方式が多用され
ている。この電子写真方式の画像形成装置は、一般に感
光体の表面を一様に帯電させる帯電器、感光体の表面に
光を照射して静電潜像を形成する露光器、その静電潜像
にトナーケースから供給されるトナーを付着させてトナ
ー画像を形成する現像器、そのトナー画像を記録紙に転
写する転写器、及び転写されたトナー画像を記録紙に定
着させる加熱定着器を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
カセットから記録紙がピックアップされたとき、又は記
録紙の移送経路中に記録紙が傾いたときには、すなわち
記録紙が斜行した場合には、画像が記録紙に傾いた状態
で記録され、画像が見ずらくなる。加えて、記録紙の後
端からはみ出した画像が記録紙に記録されない。
【0004】そして、記録紙の後端からはみ出したトナ
ー画像が転写器に転写されることとなる。その結果、そ
れ以後の記録紙の裏面にトナーが付着して、記録紙の裏
面が汚れることは勿論のこと、装置内部までもトナーで
汚れることとなる。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、記録紙の裏面や装置
内部を汚すことを防止することが可能な画像形成装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、電子写真方式の画像
形成装置において、記録紙を検出する一対の検出手段
と、その一対の検出手段によって記録紙を検出した時刻
に基づいて、記録紙の斜行量を算出して、画像を形成す
る領域を規制する制御手段とを備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の画像形成装置において、一対の検出手段は、記録紙
の移送経路中に配設され、制御手段は、一対の検出手段
が記録紙を検出した時刻に基づいて、記録紙の斜行量を
算出する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像形成装置において、制御手段
は、記録紙の後端からはみ出した領域に該当する画像を
感光体上に形成しないことにより、画像形成する領域を
規制する。
【0009】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「画像形成装置」はファクシミリ装置1に相当
し、同じく「検出手段」は第1斜行センサ81及び第2
斜行センサ82に相当し、同じく「制御手段」はMPU
11、ROM12及びRAM13に相当する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態を図面を用いて説明する。図1に示すように、画
像形成装置としてのファクシミリ装置1は、MPU1
1、ROM12、RAM13、読取部14、記録部1
5、操作部16、表示部17、画像メモリ18、コーデ
ック19、モデム20、NCU21及び鳴動部22から
構成されるとともに、各部11〜21がバス23を介し
てそれぞれ接続されている。
【0011】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を一時的に記
憶する。
【0012】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タやコピー動作において、読取部14にて読み取られた
原稿の画データを記録紙上に記録する。なお、記録部1
5の詳細については、後述する。
【0013】操作部16は、電話番号やFAX番号等を
入力するためのテンキー(*,#キーを含む)、短縮番
号の登録又は短縮番号から電話番号やFAX番号等を入
力するための短縮キー、原稿の読み取り動作を開始させ
るためのスタートキー、「通信(FAX)」動作又は
「コピー」動作を設定するための通信/コピーキー等の
各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部1
7は、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表
示を行う。
【0014】画像メモリ18は、受信画データや読取部
14で読み取られた画データを一時的に記憶する。コー
デック19は、読取部14にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0015】モデム20は、ITU−T勧告T.30に
従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU21は、電話回線Lとの
接続を制御するとともに、相手先のFAX番号に対応し
たダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能を
備えている。鳴動部22は、MPU11からの信号に基
づいて、エラー等が発生した場合に鳴動する。
【0016】次に、記録部15について、その具体的な
構成を記録プロセスに従って詳細に説明する。図2に示
すように、感光体としての感光体ドラム30は、回転可
能に軸支され、その外周面には光導電膜31が形成され
ている。
【0017】帯電器40は、導電性刷毛体を植設したブ
ラシローラで構成され、感光体ドラム30の光導電膜3
1を所定電位に一様帯電させる。露光器50は、LED
アレイ51で構成され、感光体ドラム30の光導電膜3
1に光を照射して静電潜像を形成する。
【0018】現像器ユニット60は、トナーを収容する
トナーケース61と、そのトナーケース61内の下部に
配置されて所定電圧が供給される供給ローラ62と、そ
の供給ローラ62と感光体ドラム30との間に位置する
ようにトナーケース61の下端開口部に配置されて所定
電圧が供給される現像ローラ63とを備えている。これ
ら供給ローラ62及び現像ローラ63によって、トナー
ケース61から搬送され、且つ所定の極性に帯電された
トナーは、その付与された極性と感光体ドラム30上に
形成された上記静電潜像の電位との差によって、同静電
潜像に選択的に付着される。この静電潜像に付着したト
ナーによって、感光体ドラム30上にトナー画像が形成
される。
【0019】トナーケース61内には、撹拌体64が回
転可能に軸支されている。この撹拌体64の回転によ
り、トナーケース61内のトナーが常に撹拌されて、ト
ナーが一様な密度に保たれる。
【0020】記録紙カセット70には、所定サイズの記
録紙71が積層状態で収容されている。半月ローラ72
は、記録紙カセット70に収容されている最上部の記録
紙71を1枚ずつ送り出す。そして、送り出された記録
紙71は、感光体ドラム30に向かって移送される。な
お、一点鎖線Pは、記録紙71の移送経路を示してい
る。
【0021】図2及び図3に示すように、記録紙センサ
80は、記録紙カセット70から送り出された記録紙7
1を検出する。第1及び第2斜行センサ81,82は、
感光体ドラム30の直前の所定位置まで移送されてきた
記録紙71を検出する。
【0022】転写器90は、感光体ドラム30の下部に
配設され、所定電位に制御される。そして、転写器90
は、その所定電位とトナー画像の電位との差に基づい
て、感光体ドラム30上のトナー画像を記録紙71上に
転写する。
【0023】メモリ除去ブラシ91は、導電性ブラシよ
りなり、転写後の感光体ドラム30上に残留するトナー
を掻き乱して、感光体ドラム30上に一様に分散する。
加熱定着器100は、感光体ドラム30の記録紙送り出
し側に配設され、記録紙71が加熱定着器100の加熱
ローラ101と加圧ローラ102との間に送り込まれる
ことに基づいて、記録紙71上のトナー画像を加熱定着
する。
【0024】なお、モータMは、記録部15を構成する
供給ローラ62、現像ローラ63等の各ローラ、すなわ
ちファクシミリ装置1のすべての駆動源である。また、
本実施形態においては、以上説明した感光体ドラム30
への帯電、露光、現像、及び記録紙71への転写、加熱
定着という一連のプロセスが一単位の記録プロセスとな
っている。
【0025】次に、記録紙71の斜行量Sを算出する方
法について、図面を用いて説明する。図3に示すよう
に、第1斜行センサ81が記録紙71を検出した時刻を
「T1」、第2斜行センサ82が記録紙71を検出した
時刻を「T2」、第1斜行センサ81と第2斜行センサ
82との距離を「D」、記録紙71の幅を「W」、記録
紙71の移送速度を「V」とすると、斜行量Sは、以下
のように示すことができる。
【0026】 S=W*sin[arc tan{(V*|T1−T2|)/D}] ………(式1) ここで、第1斜行センサ81と第2斜行センサ82との
距離Dと、記録紙71の移送速度Vとは、常に一定値で
ある。また、記録紙71の幅Wは、読取部14の原稿サ
イズセンサ(図示略)、或いは操作部16からの操作に
より決定される。従って、第1及び第2斜行センサ8
1,82が記録紙71を検出した時刻T1,T2が分か
れば、記録紙71の斜行量Sが算出されることとなる。
【0027】次に、読取部14で読み取った原稿の画像
を記録紙71に記録するときの動作について、図4〜図
6に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この
動作は、ROM12に記憶されたプログラムに基づき、
MPU11の制御により実行される。
【0028】使用者によって、原稿が読取部14にセッ
トされた後、スタートキーが押下され、読取部14で原
稿の読み取りが開始されると、図4に示すステップS1
においては、記録紙カセット70に収容されている最上
部の記録紙71が1枚ずつ、半月ローラ72によってピ
ックアップされて、感光体ドラム30に向かって送り出
される。
【0029】ステップS2においては、タイマのカウン
トが開始される。ステップS3においては、記録紙セン
サ80が記録紙71を検出したか否かが判断される。記
録紙センサ80が記録紙71を検出した場合は、ステッ
プS6に移行する。一方、記録紙センサ80が記録紙7
1を検出しない場合は、ステップS4に移行する。
【0030】ステップS4においては、前記ステップS
2におけるタイマのカウント開始から所定時間が経過し
たか否かが判断される。所定時間が経過している場合
は、ステップS5に移行する。一方、所定時間が経過し
ていない場合は、ステップS3に戻る。
【0031】ステップS5においては、ジャム処理が実
行される。具体的には、ジャムが発生した旨のメッセー
ジが表示部17に表示される。すなわち、前記ステップ
S2におけるタイマのカウント開始から所定時間が経過
するまでに、記録紙センサ80が記録紙71を検出しな
い場合は、記録紙カセット70から記録紙センサ80ま
での間で、ジャムが発生したと判断して、ジャム処理が
実行される。
【0032】ステップS6においては、画像の形成が開
始される。具体的には、露光器50からの光の照射によ
り感光体ドラム30上に静電潜像の形成が開始される。
ステップS7においては、タイマのカウントが開始され
る。
【0033】図5に示すステップS11においては、第
1斜行センサ81と第2斜行センサ82とが記録紙71
を検出した時刻T1,T2をRAM13に記憶したか否
かが判断される。第1斜行センサ81と第2斜行センサ
82とが記録紙71を検出した時刻T1,T2をRAM
13に記憶した場合は、図6に示すステップS21に移
行する。一方、第1斜行センサ81と第2斜行センサ8
2とが記録紙71を検出した時刻T1,T2をRAM1
3に記憶していない場合は、ステップS12に移行す
る。
【0034】ステップS12においては、第1斜行セン
サ81が記録紙71を検出した時刻T1をRAM13に
記憶したか否かが判断される。第1斜行センサ81が記
録紙71を検出した時刻T1をRAM13に記憶した場
合は、ステップS15に移行する。一方、第1斜行セン
サ81が記録紙71を検出した時刻T1をRAM13に
記憶していない場合は、ステップS13に移行する。
【0035】ステップS13においては、第1斜行セン
サ81が記録紙71を検出したか否かが判断される。第
1斜行センサ81が記録紙71を検出した場合は、ステ
ップS14に移行する。一方、第1斜行センサ81が記
録紙71を検出していない場合は、ステップS15に移
行する。
【0036】ステップS14においては、第1斜行セン
サ81が記録紙71を検出した時刻T1がRAM13に
記憶される。ステップS15においては、第2斜行セン
サ82が記録紙71を検出した時刻T2をRAM13に
記憶したか否かが判断される。第2斜行センサ82が記
録紙71を検出した時刻T2をRAM13に記憶した場
合は、ステップS18に移行する。一方、第2斜行セン
サ82が記録紙71を検出した時刻T2をRAM13に
記憶していない場合は、ステップS16に移行する。
【0037】ステップS16においては、第2斜行セン
サ82が記録紙71を検出したか否かが判断される。第
2斜行センサ82が記録紙71を検出した場合は、ステ
ップS17に移行する。一方、第2斜行センサ82が記
録紙71を検出していない場合は、ステップS18に移
行する。
【0038】ステップS17においては、第2斜行セン
サ82が記録紙71を検出した時刻T2がRAM13に
記憶される。ステップS18においては、図4に示すス
テップS7におけるタイマのカウント開始から所定時間
が経過したか否かが判断される。所定時間が経過してい
る場合は、ステップS19に移行する。一方、所定時間
が経過していない場合は、ステップS11に戻る。
【0039】ステップS19においては、ジャム処理が
実行される。具体的には、ジャムが発生した旨のメッセ
ージが表示部17に表示される。すなわち、図4に示す
ステップS7におけるタイマのカウント開始から所定時
間が経過するまでに、第1斜行センサ81と第2斜行セ
ンサ82とが記録紙71を検出しない場合は、記録紙セ
ンサ80から第1斜行センサ81又は第2斜行センサ8
2までの間で、ジャムが発生したと判断して、ジャム処
理が実行される。
【0040】図6に示すステップS21においては、前
記(式1)に基づいて、斜行量Sが算出される。ステッ
プS22においては、斜行量Sが設定量以上であるか否
かが判断される。斜行量Sが設定量以上である場合は、
ステップS23に移行する。一方、斜行量Sが設定量以
上でない場合、つまり斜行量Sが設定量未満である場合
は、ステップS26に移行する。
【0041】ステップS23においては、記録紙71の
後端からはみ出した領域に該当する画データが全白デー
タであるか否かが判断される。記録紙71の後端からは
み出した領域に該当する画データが全白データである場
合は、ステップS26に移行する。一方、記録紙71の
後端からはみ出した領域に該当する画データが全白デー
タでない場合は、ステップS24に移行する。
【0042】ステップS24においては、記録紙71の
後端からはみ出した領域に該当する画データが全白デー
タでない旨を報知するために、鳴動部22が鳴動される
とともに、その旨のメッセージが表示部17に表示され
る。
【0043】ステップS25においては、記録紙71の
後端からはみ出さないように、画像が感光体ドラム30
上に形成される。換言すれば、記録紙71の後端からは
み出さないように、感光体ドラム30上への画像の形成
が規制される。具体的には、記録紙71の先端から後端
までに該当する領域の画像のみが感光体ドラム30上に
形成される。つまり、記録紙71の後端からはみ出した
領域に該当する画データを感光体ドラム30上に形成せ
ず、次の記録紙71に記録する。
【0044】ステップS26においては、画像が記録紙
71に記録される。以上、詳述したように本実施形態に
よれば、次のような作用、効果を得ることができる。
【0045】(1)感光体ドラム30の直前に第1斜行
センサ81と第2斜行センサ82とを配設している。こ
のため、第1及び第2斜行センサ81,82の間の距離
Dと、両センサ81,82による記録紙71の検出した
時刻T1,T2と、記録紙71の幅Wと、記録紙71の
移送速度Vとに基づいて、記録紙71の斜行量Sが算出
される。そして、その斜行量Sが設定量以上の場合であ
って、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当する
画データが全白データでない場合は、記録紙71の後端
からはみ出さないように画像が形成される。換言すれ
ば、記録紙71の後端からはみ出さないように、感光体
ドラム30上への画像の形成が規制される。具体的に
は、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当する画
データを感光体ドラム30上に形成せず、次の記録紙7
1に記録している。このため、記録紙71の後端からは
み出した領域に該当する画データが感光体ドラム30上
に形成されることはない。その結果、感光体ドラム30
上に形成されたトナー画像が転写器90に転写されるこ
ともない。従って、記録紙71の裏面やファクシミリ装
置1内部を汚すことを防止することができる。
【0046】(2)斜行量Sが設定量以上の場合であっ
て、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当する画
データが全白データでない場合は、鳴動部22が鳴動さ
れるとともに、その旨のメッセージが表示部17に表示
される。このため、記録紙71が斜行したことが容易に
分かるとともに、2枚の記録紙71に分割されて記録さ
れることが分かる。従って、再度原稿を読取部14にセ
ットしてやり直すか否かを素早く判断することができ
る。
【0047】(3)一方、斜行量Sが設定量以上の場合
であって、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当
する画データが全白データである場合は、通常通り画像
が形成されて、記録紙71に記録される。このため、何
ら問題が発生する余地はない。
【0048】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・記録紙71の後端からはみ出した領域に該当する画デ
ータを、次の画データとして、画データを形成する構成
に代えて、記録紙71からはみ出さないように、画デー
タを縮小する構成にしても良い。このように構成すれ
ば、2枚の記録紙71に分割されることなく、1枚の記
録紙71に読み取った画像を記録させることができる。
【0049】・図6に示すステップS23において、記
録紙71の後端からはみ出した領域に該当する画データ
量が所定量以下である場合は、その画データを2枚目の
記録紙71に記録しない構成にしても良い。具体的に
は、記録紙71の後端からはみ出した領域に該当する画
データを記録紙71に記録しないように構成しても良
い。また、画データを縮小して記録する構成にしても良
い。
【0050】さらに、前記実施形態等より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕電子写真方式の画像形成装置において、記録紙を
検出する一対の検出手段と、その一対の検出手段によっ
て記録紙を検出した時刻と、その一対の検出手段の距離
と、記録紙の移送速度と、記録紙の幅とに基づいて、記
録紙の斜行量を算出して、画像を形成する領域を規制す
る制御手段とを備えた画像形成装置。
【0051】このように構成すれば、記録紙の裏面や装
置内部を汚すことを防止することができる。 〔2〕前記〔1〕に記載の画像形成装置において、一対
の検出手段は、記録紙の移送経路中に配設され、制御手
段は、一対の検出手段が記録紙を検出した時刻に基づい
て、記録紙の斜行量を算出する画像形成装置。
【0052】このように構成すれば、記録紙の裏面や装
置内部を汚すことを防止することができる。 〔3〕前記〔1〕または〔2〕に記載の画像形成装置に
おいて、制御手段は、記録紙の後端からはみ出した領域
に該当する画データを感光体上に形成しないことによ
り、画像形成する領域を規制する画像形成装置。
【0053】このように構成すれば、記録紙の裏面や装
置内部を汚すことを防止することができる。 〔4〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜〔3〕のいず
れか1項に記載の画像形成装置において、斜行量が設定
量未満である場合は、通常通り画像を形成する画像形成
装置。
【0054】このように構成すれば、通常通り画像が形
成され、画像が記録紙に記録される。 〔5〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜〔3〕のいず
れか1項に記載の画像形成装置において、斜行量が設定
量以上であっても、記録紙の後端からはみ出した領域に
該当する画データが全白データである場合は、通常通り
画像を形成する画像形成装置。
【0055】このように構成すれば、通常通り画像が形
成され、画像が記録紙に記録される。 〔6〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕〜〔3〕のいず
れか1項に記載の画像形成装置において、斜行量が設定
量以上であって、記録紙の後端からはみ出した領域に該
当する画データが全白データでない場合は、その旨を報
知する報知手段を備え、制御手段は、斜行量が設定量以
上であって、記録紙の後端からはみ出した領域に該当す
る画データが全白データでない場合は、報知手段に報知
する画像形成装置。
【0056】ここで、「報知手段」は前記実施形態にお
いて、少なくとも表示部17又は鳴動部22に相当す
る。このように構成すれば、記録紙が斜行したことが容
易に分かるとともに、2枚の記録紙に分割されて記録さ
れることが分かる。従って、再度原稿を読取部にセット
してやり直すか否かを素早く判断することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、記録紙の裏面や装
置内部を汚すことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】記録部の構成を模式的に示す一部断面図。
【図3】記録紙の斜行量を算出するための説明図。
【図4】画像を記録紙に記録するときの動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】画像を記録紙に記録するときの動作を示すフロ
ーチャート。
【図6】画像を記録紙に記録するときの動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…画像形成装置としてのファクシミリ装置、11…制
御手段を構成するMPU、12…制御手段を構成するR
OM、13…制御手段を構成するRAM、30…感光体
としての感光体ドラム、71…記録紙、81…検出手段
を構成する第1斜行センサ、82…検出手段を構成する
第2斜行センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置において、
    記録紙を検出する一対の検出手段と、その一対の検出手
    段によって記録紙を検出した時刻に基づいて、記録紙の
    斜行量を算出して、画像を形成する領域を規制する制御
    手段とを備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、一対の検出手段は、記録紙の移送経路中に配設さ
    れ、制御手段は、一対の検出手段が記録紙を検出した時
    刻に基づいて、記録紙の斜行量を算出する画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像形
    成装置において、制御手段は、記録紙の後端からはみ出
    した領域に該当する画像を感光体上に形成しないことに
    より、画像形成する領域を規制する画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8135330B2 (en) * 2007-06-28 2012-03-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording device and determination method
CN103950757A (zh) * 2014-05-14 2014-07-30 广州广电运通金融电子股份有限公司 介质纠偏传输装置

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