JP2002091241A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2002091241A
JP2002091241A JP2000283369A JP2000283369A JP2002091241A JP 2002091241 A JP2002091241 A JP 2002091241A JP 2000283369 A JP2000283369 A JP 2000283369A JP 2000283369 A JP2000283369 A JP 2000283369A JP 2002091241 A JP2002091241 A JP 2002091241A
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jam
recording paper
recording
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display unit
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JP2000283369A
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Toshihiro Nose
敏弘 野瀬
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジャムを解除する部分が背面であっても、表示
部に表示することが可能な画像記録装置を提供するこ
と。 【解決手段】複写機能付きファクシミリ装置1の前面と
背面との両方からの操作でジャムを解除しなければなら
ない場合は、前面からの操作でジャムを解除できる部分
が表示部に点滅表示され(S8)、そのジャムが解除さ
れた後、背面カバーが表示部に点滅表示される(S1
1)。このため、ジャムが発生したときに、前面からの
操作でジャムを解除できる部分と、背面からの操作でジ
ャムを解除できる部分とがあっても、表示部に順次表示
することができる。従って、ジャムを解除する部分が背
面であっても、表示部に表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機や複写機
能付きファクシミリ装置に代表される画像記録装置に関
し、より詳しくは記録紙のジャムが発生したときに、ジ
ャムを解除する部分(例えばカバーや記録紙カセット
等)を表示する機能を備えた画像記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の画像記録装置においては、電子写
真方式を用いて画像を記録紙に記録する方式が多用され
ている。このような画像記録装置においては、読取部の
原稿載置台に原稿を載置した後、スタートキーを操作す
ると、読取部で原稿が読み取られ、読み取った原稿の画
データが記録紙カセットから搬送されてきた記録紙に記
録される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録部
では記録紙を搬送するため、記録紙の搬送中にジャムが
発生することがある。そして、ジャムが発生した場合
は、その旨を示す文字によるメッセージが表示部に表示
されるが、多種類の記録紙を収容する画像記録装置にあ
っては、どのカバーを開いてジャムを解除すべきなのか
が分かりにくい。
【0004】すなわち、例えば記録紙カセットを前面か
ら引き出すタイプの画像記録装置において、記録紙をピ
ックアップする際にジャムが発生した場合には、記録紙
カセットを前面に引き出してジャムを解除する必要があ
る。このため、このようなジャムが発生した場合には、
画像記録装置の前面を表示部に表示する必要がある。
【0005】一方、両面コピーのために記録紙を反転す
る記録紙反転部が、例えば画像記録装置の側面に配設さ
れている場合であっって、その記録紙反転部でジャムが
発生した場合には、記録紙反転部を覆うカバーを開いて
ジャムを解除する必要がある。このため、このようなジ
ャムが発生した場合には、画像記録装置の側面に配設さ
れた記録紙反転部のカバーを表示部に表示する必要があ
る。このように、画像記録装置の前面と側面とを表示し
なければないない装置においては、表示部が小さくなっ
た場合であっても、画像記録装置の斜視図を用いてジャ
ムを解除する部分を同時に表示部に表示することも可能
である。
【0006】しかし、記録紙反転部が画像記録装置の背
面に配設された場合には、画像記録装置の斜視図を用い
ても、画像記録装置の前面と背面とを同時に小さな表示
部に表示することは不可能である。
【0007】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、ジャムを解除する部
分が背面であっても、表示部に表示することが可能な画
像記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、ジャムを解除する部
分が複数の面に存在している画像記録装置において、ジ
ャムを解除する部分を表示する表示手段と、ジャムが発
生した場合には、ジャムを解除する部分を順次表示手段
に表示する制御手段とを備えた。
【0009】請求項2に記載の発明では、ジャムを解除
する部分が対抗している画像記録装置において、ジャム
を解除する部分を表示する表示手段と、ジャムが発生し
た場合には、ジャムを解除する部分を順次表示手段に表
示する制御手段とを備えた。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の画像記録装置において、制御手段
は、前面からの操作でジャムを解除できる部分を他の部
分より優先して表示手段に表示する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る画像記録装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。
【0012】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。
【0013】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。
【0014】読取部40は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タや、コピー動作において読取部40にて読み取られた
原稿の画データを、記録紙上に記録する。
【0015】操作部60は、FAXモード又はコピーモ
ードに設定するためのFAX/コピーキー61、短縮番
号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キー6
2、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するた
めのワンタッチキー63、電話番号又はコピー部数等を
入力するためのテンキー(*,#キーを含む)64、原
稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー65
等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示
部70は、複写機能付きファクシミリ装置1の動作状態
等の各種情報の表示を行う。
【0016】画像メモリ80は、受信画データや読取部
40で読み取られた画データを一時的に記憶する。コー
デック90は、読取部40にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック90は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0017】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。
【0018】次に、複写機能付きファクシミリ装置1の
外観図について、図2及び図3を用いて説明する。複写
機能付きファクシミリ装置1の前面には、図2及び図3
(a)に示すように、上段から読取部40、操作部60
及び表示部70から構成される本体カバー1a、手差し
トレイ504、第1記録紙カセット501、第2記録紙
カセット502及び第3記録紙カセット503が配設さ
れている。
【0019】一方、複写機能付きファクシミリ装置1の
背面には、図2及び図3(b)に示すように、両面コピ
ーのために記録紙を反転するための記録紙反転部600
を覆う背面カバー600aが配設されている。
【0020】次に、記録部50の構成を図4に示す模式
図を用いて説明する。記録部50は、所定サイズの記録
紙を積層状態で収容する第1記録紙カセット501、第
2記録紙カセット502、第3記録紙カセット503及
び手差しトレイ504を備えている。それらの第1記録
紙カセット501〜第3記録紙カセット503及び手差
しトレイ504と対抗する複写機能付きファクシミリ装
置1には、最上部の記録紙を一枚ずつ送り出す半月ロー
ラ501a〜504aが配設されている。そして、半月
ローラ501a〜504aによって送り出された記録紙
は、電子写真部500に向かって搬送される。
【0021】次に、電子写真部500の構成について説
明する。感光体ドラム510は、回転可能に軸支され、
その外周面には光導電膜511が形成されている。帯電
器520は、導電性刷毛体を植設したブラシローラで構
成され、感光体ドラム510の光導電膜511を所定電
位に一様帯電させる。
【0022】露光器521は、LEDアレイで構成さ
れ、コーデック90で2値化されたデータに基づいて、
感光体ドラム510の光導電膜511に光を照射して静
電潜像を形成する。
【0023】現像器ユニット530は、トナーを収容す
るトナーケース531と、そのトナーケース531内の
下部に配置されて所定電圧が供給される供給ローラ53
2と、その供給ローラ532と感光体ドラム510との
間に位置するようにトナーケース531の下端開口部に
配置されて所定電圧が供給される現像ローラ533とを
備えている。これら供給ローラ532及び現像ローラ5
33によって、トナーケース531から搬送され、且つ
所定の極性に帯電されたトナーは、その付与された極性
と感光体ドラム510上に形成された静電潜像の電位と
の差によって、その静電潜像に選択的に付着される。こ
の静電潜像に付着したトナーによって、感光体ドラム5
10上にトナー画像が形成される。
【0024】転写器540は、感光体ドラム510と対
抗する位置に配設され、所定電位に制御される。そし
て、転写器540は、その所定電位とトナー画像の電位
との差に基づいて、感光体ドラム510上のトナー画像
を記録紙上に転写する。
【0025】メモリ除去ブラシ550は、導電性ブラシ
よりなり、転写後の感光体ドラム510上に残留するト
ナーを掻き乱して、感光体ドラム510上に一様に分散
する。
【0026】加熱定着器560は、感光体ドラム510
の記録紙送り出し側に配設され、記録紙が加熱定着器5
60の加熱ローラ561と加圧ローラ562との間に送
り込まれることに基づき、記録紙上のトナー画像を加熱
定着する。排出ローラ570は、加熱定着器560で加
熱定着された記録紙を排出する。なお、本実施形態にお
いては、感光体ドラム510への帯電、露光、現像、及
び記録紙への転写、加熱定着を一単位の記録プロセスと
いう。
【0027】記録紙を搬送するための記録紙搬送経路P
には、記録紙を搬送するための複数の搬送ローラ590
と、記録紙のジャムを検出するための第1ジャムセンサ
581〜第4ジャムセンサ584とが配設されている。
第1ジャムセンサ581は、半月ローラ501a,50
4aによって、第1記録紙カセット501及び手差しト
レイ504から送り出された直後の記録紙を検出する。
第2ジャムセンサ582は、半月ローラ502aによっ
て、第2記録紙カセット502から送り出された直後の
記録紙を検出する。第3ジャムセンサ583は、半月ロ
ーラ503aによって、第3記録紙カセット503から
送り出された直後の記録紙を検出する。第4ジャムセン
サ584は、加熱定着器560の記録紙送り出し側に配
設され、記録紙が加熱定着器560を通過したことを検
出する。
【0028】両面コピーのために記録紙を反転するため
の記録紙反転部600における記録紙反転搬送経路HP
には、記録紙を搬送するための複数の搬送ローラ610
と、第5及び第6ジャムセンサ585,586とが配設
されている。そして、この第5及び第6ジャムセンサ5
85,586は、記録紙反転搬送経路HPの記録紙を検
出する。
【0029】ここで、両面コピーのために記録紙を反転
するときの動作について説明する。まず、前記記録プロ
セスに基づいて、第1記録紙カセット501〜第3記録
紙カセット503又は手差しトレイ504から送り出さ
れた記録紙の表面が、電子写真部500で記録される。
その後、排出ローラ570で記録紙のスイッチバックが
行われ、その記録紙が記録紙反転搬送経路HPに向かっ
て搬送される。その結果、搬送ローラ610によって記
録紙が記録紙反転搬送経路HPを搬送されて、記録紙の
表面と裏面とが反転される。そして、前記記録プロセス
に基づいて、記録紙の裏面が電子写真部500で記録さ
れた後、排出ローラ570によって排出される。
【0030】次に、ジャムが発生したか否かを判断する
ための構成について、図4を用いて説明する。上述のよ
うに、通常のコピーの場合には、原稿が読取部40に載
置された後、操作部60からの操作に基づいて、所定の
記録紙が選択されて、スタートキー65が操作される
と、原稿上の画像が読取部40で読み取られるととも
に、操作部60から選択された記録紙が半月ローラによ
って記録紙カセットから送り出される。そして、読取部
40で読み取られた画データが、その選択された記録紙
が電子写真部500で記録された後、排出ローラ570
で排出される。
【0031】そこで、記録紙が記録紙カセットから送り
出されてから所定時間内に順次各ジャムセンサで記録紙
が検出されない場合は、ジャムが発生したと判断してい
る。具体的には、例えば第3記録紙カセット503の記
録紙が選択された場合において、第3記録紙カセット5
03から記録紙が半月ローラ503aによって記録紙搬
送経路Pに送り出されてから所定時間内に第3ジャムセ
ンサ583、第2ジャムセンサ582、第1ジャムセン
サ581及び第4ジャムセンサ584のいずれかで記録
紙が検出されない場合は、ジャムが発生したと判断す
る。より具体的には、第3ジャムセンサ583で記録紙
が検出され、第2ジャムセンサ582で記録紙が検出さ
れない場合は、第2記録紙カセット502の記録紙搬送
経路Pでジャムが発生したと判断する。そして、第2記
録紙カセット502を開いてジャムを解除させる旨を表
示部70に表示する。すなわち、本実施形態における複
写機能付きファクシミリ装置1においては、第1記録紙
カセット501〜第3記録紙カセット503及び手差し
トレイ504の記録紙が、同一の記録紙搬送経路Pを搬
送される。換言すれば、記録紙搬送経路Pを共用してい
る。このため、第3ジャムセンサ583で記録紙が検出
され、第2ジャムセンサ582で記録紙が検出されない
場合は、第2記録紙カセット502の記録紙搬送経路P
でジャムが発生したと判断して、第2記録紙カセット5
02を開いてジャムを解除させる旨を表示部70に表示
するのである。
【0032】一方、第3ジャムセンサ583、第2ジャ
ムセンサ582及び第1ジャムセンサ581で記録紙が
検出され、第4ジャムセンサ584で記録紙が検出され
ない場合は、電子写真部500でジャムが発生したと判
断する。そして、読取部40、操作部60及び表示部7
0から構成される本体カバー1aを開いてジャムを解除
させる旨を表示部70に表示する。すなわち、本実施形
態における複写機能付きファクシミリ装置1において
は、電子写真部500のジャムを解除するためには、読
取部40、操作部60及び表示部70から構成される本
体カバー1aを上側に向かって開いてジャムを解除する
必要がある。このため、第3ジャムセンサ583、第2
ジャムセンサ582及び第1ジャムセンサ581で記録
紙が検出され、第4ジャムセンサ584で記録紙が検出
されない場合は、電子写真部500でジャムが発生した
と判断する。そして、読取部40、操作部60及び表示
部70から構成される本体カバー1aを開いてジャムを
解除させる旨を表示部70に表示するのである。
【0033】次に、両面コピーの場合は、通常のコピー
の場合に加えて、記録紙の裏面に画データを記録するた
めに、記録紙が記録紙反転搬送経路HPを搬送される。
そこで、排出ローラ570で記録紙のスイッチバックが
行われてから所定時間内に順次各ジャムセンサで記録紙
が検出されない場合は、ジャムが発生したと判断してい
る。具体的には、第5及び第6ジャムセンサ585,5
86で記録紙が検出されない場合は、記録紙反転搬送経
路HPでジャムが発生したと判断している。そして、背
面カバー600aを開いてジャムを解除させる旨を表示
部70に表示するのである。
【0034】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、ジャムが発生したときの動作について、図5に
示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作
は、ROM20に記憶されたプログラムに基づき、MP
U10の制御により実行される。
【0035】さて、第1ジャムセンサ581〜第6ジャ
ムセンサ586からの検出信号に基づいて、ジャムが発
生したと判断されると、ステップS1においては、発生
したジャムが複写機能付きファクシミリ装置1の前面か
らの操作で解除できる部分のみであるか否かが判断され
る。具体的には、第1ジャムセンサ581〜第4ジャム
センサ584からの検出信号に基づいて、第1記録紙カ
セット501〜第3記録紙カセット503、手差しトレ
イ504又は電子写真部500のジャムであるか否かが
判断される。そして、前面からの操作で解除できる部分
のみである場合は、ステップS2に移行する。一方、前
面からの操作で解除できる部分のみでない場合は、ステ
ップS5に移行する。
【0036】ステップS2においては、複写機能付きフ
ァクシミリ装置1の前面からの操作で解除できる部分が
表示部70に点滅表示される。具体的には、第3記録紙
カセット503の記録紙が選択された場合において、所
定時間内に第3ジャムセンサ583で記録紙が検出さ
れ、第2ジャムセンサ582で記録紙が検出されない場
合は、第2記録紙カセット502の記録紙搬送経路Pで
ジャムが発生したと判断される。そして、図6(a)に
示すように、第2記録紙カセット502を開いてジャム
を解除させる旨が表示部70に点滅表示される(図6
(a)の斜線部分)。
【0037】また、例えば第3記録紙カセット503の
記録紙が選択された場合において、所定時間内に第3ジ
ャムセンサ583、第2ジャムセンサ582及び第1ジ
ャムセンサ581で記録紙が検出され、第4ジャムセン
サ584で記録紙が検出されない場合は、電子写真部5
00でジャムが発生したと判断される。そして、図6
(b)に示すように、読取部40、操作部60及び表示
部70から構成される本体カバー1aを開いてジャムを
解除させる旨が表示部70に点滅表示される(図6
(b)の斜線部分)。
【0038】ステップS3においては、前面からの操作
のみで解除できる部分のジャムが解除されたか否かが判
断される。具体的には、第1ジャムセンサ581〜第4
ジャムセンサ584からの検出信号に基づいて、発生し
たジャムが解除されたか否かが判断される。そして、ジ
ャムが解除されている場合は、ステップS4に移行す
る。一方、ジャムが解除されていない場合は、前記ステ
ップS2に戻って、ジャムに該当する部分が表示部70
に点滅表示され続ける。
【0039】ステップS4においては、ジャムが解除さ
れたと判断して、表示部70の点滅表示が消去される。
前記ステップS1において、「NO」と判断された場合
には、ステップS5において、発生したジャムが複写機
能付きファクシミリ装置1の背面からの操作で解除でき
る部分のみであるか否かが判断される。具体的には、第
5及び第6ジャムセンサ585,586からの検出信号
に基づいて、記録紙反転部600のジャムであるか否か
が判断される。そして、背面からの操作で解除できる部
分のみである場合は、ステップS6に移行する。一方、
背面からの操作で解除できる部分のみでない場合は、ス
テップS8に移行する。
【0040】ステップS6においては、複写機能付きフ
ァクシミリ装置1の背面からの操作でジャムが解除でき
る部分が表示部70に点滅表示される。具体的には、排
出ローラ570で記録紙のスイッチバックが行われてか
ら所定時間内に第5及び第6ジャムセンサ585,58
6で記録紙が検出されない場合は、記録紙反転搬送経路
HPでジャムが発生したと判断される。そして、図7に
示すように、背面カバー600aを開いてジャムを解除
させる旨が表示部70に点滅表示される(図7の斜線部
分)。
【0041】ステップS7においては、背面からの操作
のみで解除できる部分のジャムが解除されたか否かが判
断される。具体的には、第5及び第6ジャムセンサ58
5,586からの検出信号に基づいて、ジャムが解除さ
れたか否かが判断される。そして、ジャムが解除されて
いる場合は、ステップS4に移行して、表示部70の点
滅表示が消去される。一方、ジャムが解除されていない
場合は、前記ステップS6に戻って、背面カバー600
aが表示部70に点滅表示され続ける。
【0042】前記ステップS5において、「NO」と判
断された場合には、ステップS8,S9において、前記
ステップS2,S3と同様な処理が実行される。ステッ
プS10においては、記録紙反転部600でジャムが発
生しているか否かが判断される。すなわち、この処理に
該当する場合とは、前記ステップS1において、「N
O」と判断されるとともに、前記ステップS5におい
て、「NO」と判断される場合であるため、前面及び背
面からの操作でジャムを解除する場合である。しかし、
使用者によっては、両面コピー中であることに基づい
て、前面からの操作でジャムが解除できる部分のみに加
えて、記録紙反転部600でもジャムが発生していると
判断する場合がある。そして、このような判断をする使
用者であれば、前面からの操作でジャムが解除できる部
分と、背面からの操作でジャムが解除できる部分つまり
背面カバー600aとを開いて記録紙反転部600のジ
ャムをも同時に解除することが考えられる。そこで、前
記ステップS9において、前面からの操作によってジャ
ムが解除された後、敢えて記録紙反転部600でジャム
が発生しているか否かを判断しているのである。そし
て、記録紙反転部600でジャムが発生している場合
は、ステップS11に移行する。一方、記録紙反転部6
00でジャムが発生していない場合、つまり両面コピー
中であることに基づいて、前面からの操作でジャムが解
除できる部分のみに加えて、記録紙反転部600でもジ
ャムが発生していると判断して、記録紙反転部600の
ジャムが解除されている場合は、ステップS4に移行す
る。
【0043】ステップS11,S12においては、前記
ステップS6,S7と同様な処理が実行される。以上、
詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、
効果を得ることができる。
【0044】(1)発生したジャムが複写機能付きファ
クシミリ装置1の前面からの操作で解除できる部分のみ
である場合は、前面の開くべき部分が表示部70に点滅
表示される。一方、発生したジャムが複写機能付きファ
クシミリ装置1の背面からの操作で解除できる部分のみ
である場合は、背面カバー600aが表示部70に点滅
表示される。他方、複写機能付きファクシミリ装置1の
前面と背面との両方からの操作でジャムを解除しなけれ
ばならない場合は、前面からの操作でジャムを解除でき
る部分が表示部70に点滅表示され、そのジャムが解除
された後、背面カバー600aが表示部70に点滅表示
される。このため、ジャムが発生したときに、前面から
の操作でジャムを解除できる部分と、背面からの操作で
ジャムを解除できる部分とがあっても、表示部70に順
次表示することができる。従って、ジャムを解除する部
分が背面であっても、表示部70に表示することができ
る。
【0045】(2)加えて、複写機能付きファクシミリ
装置1の前面と背面との両方からの操作でジャムを解除
しなければならない場合は、前面からの操作でジャムを
解除できる部分が表示部70に点滅表示され、そのジャ
ムが解除された後、背面カバー600aが表示部70に
点滅表示される。つまり、前面からの操作でジャムを解
除できる方が、背面からの操作でジャムを解除できる方
よりも優先されている。このため、まず前面からの操作
でジャムを解除した後、背面からの操作でジャムを解除
することとなる。従って、使用者は、表示部70の表示
に基づいて、ジャムを解除するのみで良い。換言すれ
ば、使用者の動線をも考慮した表示を行うことができ
る。よって、使用者に無駄な動きが発生せず、素早くジ
ャムを解除させることができる。
【0046】(3)使用者によっては、両面コピー中で
あることに基づいて、前面からの操作でジャムが解除で
きる部分と、背面カバー600aを開いて記録紙反転部
600のジャムをも同時に解除することとを考慮して、
敢えて記録紙反転部600でジャムが発生しているか否
かを判断している。換言すれば、いわば使用者のジャム
解除方法を想定して、ジャムの解除処理が実行されてい
る。従って、このようなジャム解除が実行された場合に
は、待機状態に素早く復旧させることができる。
【0047】(4)表示部70には、ジャムを解除する
部分が点滅表示されている。このため、使用者は、表示
部70を一瞥しただけで、ジャムを解除する部分を認識
することができる。従って、例えば開くべき部分を文字
のみのメッセージで表示部70に表示する構成に比べ
て、素早くジャムを解除させることができる。
【0048】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態において、複写機能付きファクシミリ装
置1の前面と背面との両方からの操作でジャムを解除し
なければならない場合には、前面からの操作でジャムを
解除できる部分と、背面からの操作でジャムを解除でき
る部分とを、それぞれ所定時間毎(例えば3秒毎)に切
り替えて表示部70に表示する構成にしても良い。この
ように構成すれば、複数のジャムが発生した場合であっ
ても、ジャムが何カ所で発生しているかを予め知ること
ができる。従って、前面と背面との両方からの操作でジ
ャムを解除しなければならない場合であっても、前面と
背面とのジャムが発生している部分を開いて、一度に対
処することも可能である。従って、素早くジャムを解除
させることができる。
【0049】・前記実施形態では、ジャムに該当部分を
点滅表示する構成であったが、表示部70にメッセージ
を表示する部分がある場合は、点滅表示に加えて、メッ
セージを表示する構成にしても良い。
【0050】・前記実施形態における図5に示すフロー
チャートにおいては、説明を容易にするために、前面か
らの操作でジャムを解除できる部分のみの場合と、背面
からの操作でジャムを解除できる部分のみの場合と、前
面及び背面からの操作でジャムを解除できる部分との場
合に分けたが、図8に示すフローチャートのように構成
しても良い。すなわち、図8に示すように、ステップS
21においては、発生したジャムが複写機能付きファク
シミリ装置1の背面からの操作で解除できる部分のみで
あるか否かが判断される。具体的には、第5及び第6ジ
ャムセンサ585,586からの検出信号に基づいて、
記録紙反転部600のジャムであるか否かが判断され
る。そして、背面からの操作で解除できる部分のみであ
る場合は、ステップS24に移行する。一方、背面から
の操作で解除できる部分のみでない場合、つまり前面か
らの操作で解除できる部分がある場合は、ステップS2
2に移行する。ステップS22,S23においては、図
5に示すステップS2,S3と同様な処理が実行され
る。ステップS24においては、図5に示すステップS
10と同様な処理が実行される。ステップS25,S2
6においては、図5に示すステップS6,S7と同様な
処理が実行される。ステップS27においては、図5に
示すステップS4と同様な処理が実行される。従って、
図8に示すフローチャートのように構成しても、前記実
施形態と同様な効果を得ることができることは明白であ
る。
【0051】・前記実施形態においては、ジャムを解除
する部分が、複写機能付きファクシミリ装置1の前面及
び背面に位置する場合であったが、複写機能付きファク
シミリ装置1の前面と前面以外に、ジャムを解除する部
分がある場合にも適用しても良い。
【0052】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 〔1〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像
記録装置において、制御手段は、ジャムを解除する部分
を表示手段に点滅表示する画像記録装置。このように構
成すれば、素早くジャムを解除させることができる。
【0053】〔2〕請求項1〜請求項3、前記〔1〕の
いずれか1項に記載の画像記録装置において、制御手段
は、ジャムを解除する部分が複数である場合には、所定
時間毎にジャムを解除する部分を順次表示手段に表示す
る画像記録装置。このように構成すれば、素早くジャム
を解除させることができる。
【0054】〔3〕請求項1または請求項2に記載の画
像記録装置において、制御手段は、使用者の動線を考慮
して、ジャムを解除する部分を順次表示手段に表示する
画像記録装置。このように構成すれば、使用者に無駄な
動きが発生せず、素早くジャムを解除させることができ
る。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、ジャムを解除する
部分が背面であっても、表示部に表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】複写機能付きファクシミリ装置を示す斜視図。
【図3】(a)複写機能付きファクシミリ装置を示す正
面図。 (b)複写機能付きファクシミリ装置を示す背面図。
【図4】記録部を示す模式図。
【図5】ジャムが発生したときの動作を示すフローチャ
ート。
【図6】(a)第2記録紙カセットでジャムが発生した
ときのメッセージを示す説明図。 (b)電子写真部でジャムが発生したときのメッセージ
を示す説明図。
【図7】記録紙反転部でジャムが発生したときのメッセ
ージを示す説明図。
【図8】別の実施形態におけるジャムが発生したときの
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…画像記録装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成するRAM、
70…表示手段としての表示部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月13日(2000.10.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2に記載の発明では、ジャムを解除
する部分が対向している画像記録装置において、ジャム
を解除する部分を表示する表示手段と、ジャムが発生し
た場合には、ジャムを解除する部分を順次表示手段に表
示する制御手段とを備えた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に、記録部50の構成を図4に示す模式
図を用いて説明する。記録部50は、所定サイズの記録
紙を積層状態で収容する第1記録紙カセット501、第
2記録紙カセット502、第3記録紙カセット503及
び手差しトレイ504を備えている。それらの第1記録
紙カセット501〜第3記録紙カセット503及び手差
しトレイ504と対向する複写機能付きファクシミリ装
置1には、最上部の記録紙を一枚ずつ送り出す半月ロー
ラ501a〜504aが配設されている。そして、半月
ローラ501a〜504aによって送り出された記録紙
は、電子写真部500に向かって搬送される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】転写器540は、感光体ドラム510と対
向する位置に配設され、所定電位に制御される。そし
て、転写器540は、その所定電位とトナー画像の電位
との差に基づいて、感光体ドラム510上のトナー画像
を記録紙上に転写する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジャムを解除する部分が複数の面に存在
    している画像記録装置において、ジャムを解除する部分
    を表示する表示手段と、ジャムが発生した場合には、ジ
    ャムを解除する部分を順次表示手段に表示する制御手段
    とを備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 ジャムを解除する部分が対抗している画
    像記録装置において、ジャムを解除する部分を表示する
    表示手段と、ジャムが発生した場合には、ジャムを解除
    する部分を順次表示手段に表示する制御手段とを備えた
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画像記
    録装置において、制御手段は、前面からの操作でジャム
    を解除できる部分を他の部分より優先して表示手段に表
    示する画像記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050631A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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