JP2006086693A - 画像読取装置及び画像読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像情報を格納するイメージメモリ等の画像格納手段の容量が少なくても読み取ることができる画像読取装置及び画像読取方法を提供する。
【解決手段】 読み取りを開始する以前に画像情報量を推測し、イメージメモリ104の容量を越えてしまうと判断された場合、イメージメモリ104に収まるように画像情報量を分割して複数回に分けて読み取りを行うことにより、イメージメモリ104の容量が少なくても画像データをイメージメモリ104に収めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像情報を格納するイメージメモリ等の画像格納手段の容量が少ない場合の画像読取装置及び画像読取方法に関する。
近年、IT(Information Technology)産業の発展に伴い画像読取装置の開発が盛んに行われるようになった。この画像読取装置に比べて読み取れる画像情報量に対する要求も年々増加している。画像読取装置には読み取った画像情報を一旦保持する画像格納手段としてのイメージメモリが搭載されている。このイメージメモリの容量と画像情報量との関係が開発のキーポイントの一つとなっている。
ここで、イメージメモリに比べて画像情報量が多い場合の読取制御方法として、イメージセンサにより原稿の表、裏の画像をライン毎に読み取り、得られた画像データをイメージメモリに格納し、その際、原稿の幅と長さとを検出して画像情報量を算出し、イメージメモリの容量サイズより読取原稿の画像情報量のサイズの方が大きい場合は、警告表示を行い、また、必要に応じてイメージメモリの容量分のみ画像読み取りを行ったり、外部のホストコンピュータ等に画像データを転送したりすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、原稿読み取りが開始され、原稿すべての読み取りが終了し、追加原稿モードが設定された場合、追加原稿の読み取りが開始され、メモリフルが検知され、読み取り済み最終画像が挿入ページより前の画像でない場合、読み取り済み最終画像のデータを破棄し、追加原稿を優先して読み取りを再開し、メモリフルにならず、すべての追加原稿の読み取りが終了した場合、内部メモリに蓄積された原稿画像の印刷を開始して処理を終了することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−295394号公報 特開2003−110767号公報
しかしながら上述した従来技術では、実際に原稿の読み取りを開始してみないと画像情報量がイメージメモリより多いか否かを判断することができない。また画像情報量がイメージメモリよりも多いと判断された場合でも、読み取りを停止したり読み取りを途中までにしたりするなどの方法の提案にとどまっている。
そこで、本発明の目的は、画像情報を格納するイメージメモリ等の画像格納手段の容量が少なくても読み取ることができる画像読取装置及び画像読取方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、記録媒体の画像を読み取る画像読取装置において、前記記録媒体に記録された画像情報を読み取って画像データを得るための読取手段と、前記読取手段が得た画像データを格納するための画像格納手段と、前記読取手段が読み取りを開始する以前に前記記録媒体の画像情報量を算出する算出手段と、前記画像格納手段の容量に比べて前記算出手段による算出した画像情報量の方が多いか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により、画像情報量の方が多いと判断した場合には、前記画像格納手段が格納出来る程度に画像情報量を複数に分割する分割手段と、前記記録媒体の画像領域のうち、前記分割手段により複数回に分割された画像情報に応じた領域分を前記読取手段で読み取らせ、当該読み取った分割領域分の画像データを前記画像格納手段に格納させる取込手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、「画像情報」とは論理上のディジタル情報を意味し、「画像データ」とは実際に読取手段が実際に読み取って画像格納手段に格納させるディジタル情報を意味する。
記録媒体としては、PPC(PLAN「普通」、PAPER「紙」、COPIER「複写機」の略称)用紙、LP(レーザープリンタ)用紙、IJP(インクジェットプリンタ)用紙、第二原図用紙(トレーシングペーパー、フィルム)、書籍等が挙げられる。
算出手段、判断手段、分割手段、継続手段及び取込手段としての機能は後述するCPUにより実現される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記算出手段は、前記記録媒体の画像の読み取りを行う際、読取密度と、あらかじめ検知した幅と長さとから、前記画像格納手段の占有量を算出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記判断手段が前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合に、その旨をユーザに知らしめる告知手段と、前記画像情報量を複数に分割して画像データを前記画像格納手段に格納させるか否かを前記ユーザが選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記判断手段が前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合でも読み取りを開始する開始手段と、前記分割手段が前記画像格納手段の容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像情報量の画像データの読み取りを継続させる継続手段とを備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、記録媒体の画像を読み取る画像読取方法において、前記記録媒体の画像情報量を算出し、画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合には、画像格納手段が格納出来る程度に画像情報量を複数に分割し、複数回に分けて読取手段で読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記算出手段は、前記記録媒体の画像の読み取りを行う際、読取密度と、あらかじめ検知した幅と長さとから、前記画像格納手段の占有量を算出することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に、その旨をユーザに知らしめ、前記画像情報量を複数に分割して画像データを前記画像格納手段に格納させるか否かをユーザが選択することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5または6記載の発明において、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合でも読み取りを開始し、前記画像格納手段の容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像データとして読み取りを継続させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項5から8のいずれか1項記載の発明において、前記読取手段は、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に前記画像格納手段が格納出来る程度に画像を読み取って前記格納手段に読み取った画像データを格納させると共に残りの画像の読み取りのみ行って所定の処理後、再度読み取りを行って残りの画像情報のうち前記画像格納手段が格納できる程度に画像を読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項5から8のいずれか1項記載の発明において、前記読取手段は、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に前記画像格納手段が格納出来る程度に読み取った後、一旦読み取りを停止して読み取った画像データを前記画像格納手段に取り込ませ、画像データの取り込みを行って所定の処理後、残りの画像情報のうち前記画像格納手段が格納できる程度に読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする。
読み取りを開始する以前に画像情報量を算出し、画像格納手段の容量を越えてしまうと判断された場合、画像格納手段に収まるように画像情報量を分割して複数回に分けて読み取りを行うことにより、イメージメモリ等の画像格納手段の容量が少なくても複数回に分けて画像データを画像格納手段に収めることができる。
〔第1の実施形態〕
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置について説明する。尚、この画像読取装置は、画像情報を格納するイメージメモリ等の画像格納手段の容量 が少ない場合の画像読取方法を適用した画像読取装置の実施の形態を具体的に説明する。
〔画像読取装置の概要〕
図6は本発明の画像読取方法を適用した画像読取装置の実施の形態を示す全体図である。
回転可能に支持されて図6の矢印方向に回転する感光体1の外周部には、除電装置Lと、クリーニング装置2と、帯電装置3と、現像装置5とが配設されている。感光体1の外周部における帯電装置3と現像装置5との間には、露光装置4から発せられる光情報を入射させるスペースが確保されている。
図6に示す構成では感光体1が4個(1a,1b,1c,1d)あるが、現像装置5が扱う色材(トナー)の色が異なるのみであり、それぞれの外周部に設けられる画像形成用の上述した部品構成は同じである。
感光体1は、直径が30mmから100mm程度のアルミニュム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けて構成され、その一部が中間転写ベルト(第1の顕像担持手段)10に接している。
中間転写ベルト10は、回転するローラ11、12、13により支持され、図6の矢印方向に移動可能に張架されている。この中間転写ベルト10の裏側(ループの内側)には、第1の転写手段20が感光体1の近傍に配備され、感光体1上の顕像を中間転写ベルト10に転写させる。
中間転写ベルト10のベルトループの外側における、中間転写ベルト10から顕像を記録媒体または裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)32に転写する位置の下流に、中間転写ベルト用クリーニング装置25が配設されている。このクリーニング装置25は、中間転写ベルト10から顕像が他に転写された後でベルト表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置4は公知のレーザ方式によるもので、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体1の表面に潜像として照射する。この露光装置4としては、LEDアレイと結像手段とから成る露光装置を用いてもよい。
このように、上述した感光体1と、クリーニング装置2と、帯電装置3と、露光装置4と、現像装置5と、除電装置Lと、第1の転写手段20とが、中間転写ベルト10に転写する顕像(トナーによる像)を生成する作像手段Gとして機能する。
中間転写ベルト10は、基体の厚みが50μmから600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトであり、感光体1からトナーを転写可能とする抵抗値を備える。
この中間転写ベルト10に対して図6の右方には、ベルト状の裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)32が配設されている。この裏面用中間転写ベルト32は、回転ローラ28、29、51により支持され、図6の矢印方向に移動可能に張架されており、裏側(ループの内側)には、第2の転写手段52が配設されている。裏面用中間転写ベルト32によるベルトループの外側に、この裏面用中間転写ベルト用クリーニング装置33、チャージャCH、などが配設されている。
クリーニング装置33は、用紙にトナーを転写した後、裏面用中間転写ベルト32上に残留する不要のトナーを拭い去る。
上述した第2の転写手段52と、ローラ51と、中間転写ベルト10を支持するローラ11とにより、中間転写ベルト10と裏面用中間転写ベルト32とは接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。
裏面用中間転写ベルト32は、基体の厚みが50μmから600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトで、中間転写ベルト10からトナーを転写可能とする抵抗値を備えるベルトである。
記録媒体(用紙)Pは図の下方の給紙装置(給紙カセット)26-1、26-2に収納されており、最上にある用紙が給紙ローラ27で1枚づつ、複数のガイド70を経てレジストローラ対28に搬送される。
記録媒体Pが搬送されるさらに下流には、定着用加熱手段30、排紙ガイド対31、排紙ローラ対32、排紙スタック部40が配設されている。
図6における中間転写ベルト10の上方で排紙スタック部40の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部TSが設けてある。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジTCの形態にされている。このカートリッジTCからは、粉体ポンプ等により対応する色の現像装置に適宜補給される。
こうした装置本体の一部であるフレーム35は、開閉支軸38を中心として、回動・開放が可能な構造にされている。このため、ユーザはこのフレーム35を開いた状態とすることにより記録媒体の搬送路を大きく開くことができ、ジャムが発生した場合の記録媒体(用紙)の処理を容易にしている。
また、上述した記録媒体Pへの画像形成を行う装置本体の上部に画像読取手段60が支持部66を介して連設され、この画像読取手段60により読み取られた画像データを上述した装置本体が記録媒体Pに印刷することで、コピー動作を可能にするよう構成されている。
この画像読取手段60は、自動原稿送り装置(ADF)61と、コンタクトガラス62と、露光ランプ63と、露光ランプ63による原稿画像からの反射光を反射させて所定の光路に導く複数の反射ミラー64と、導かれた反射光を受光する読取部106(図1参照)としてのイメージセンサアレイ65とを備え、原稿画像の片面または両面を自動原稿送り装置61により自動的にコンタクトガラス62上に読み取り可能にセットして読み取ることができるように構成されている。
画像読取手段60の外周部には、操作・表示部(表示手段、かつ入力手段、図示せず)が設けられている。この操作・表示部は、ユーザに各種の操作情報を表示により通知すると共に操作入力を受けるタッチパネルや、テンキーなど各種のボタンを備える。
ユーザは、この操作・入力部により、コピーの片面/両面切り替え、コピー動作の開始、コピー枚数の設定、コピー機能とプリンタ機能との切り替えなどの各種操作を行う。
図1は本発明の画像読取方法を適用した画像読取装置の一実施の形態を示すブロック図である。
全体を制御するCPU101、処理手順が格納されたROM102、処理を行うにあたって一時的にデータを記憶するRAM103、及び読み取った画像情報を格納するイメージメモリ104が内部バス111に接続されている。また読取部105、印刷部108、操作部110が各々の制御部(読取制御部105、印刷制御部107、操作制御部109)を介して内部バス111に接続されている。
印刷部108は、主に感光体1、除電装置L、クリーニング装置2、帯電装置3、露光装置4、現像装置5、中間転写ベルト10、中間転写ベルト用クリーニング装置25、回転ローラ28、29、51、定着用加熱手段30、裏面用中間転写ベルト(第2の顕像担持手段)32、チャージャCH、ガイド70で構成されている。
操作部110は、LCD(液晶表示部)とハードキーとで構成されている。読取部106は、記録媒体としての原稿を搬送させて固定させた後に画像を読み取る搬送読取装置であり、あらかじめ原稿の幅と長さとを検知することが可能である。
同図に示す画像読取装置は、読取部106にて読み取った画像データを一時的にイメージメモリ104に蓄え、それを印刷部108にて印刷出力すると共にイメージメモリ104をクリアする、複写機としての実施の形態である。
次に図1に示した画像読取装置の処理手順の第1の実施の形態を図2のフローチャートにしたがって説明する。
この処理手順は、例えばシート状の記録媒体を搬送させて該記録媒体の画像を読み取る画像読取方法において、算出手段が記録媒体の画像情報量を算出し、判断手段が画像格納手段の容量に比べて画像情報量が多いと判断した場合には、分割手段が画像格納手段が格納出来る程度に画像情報量を複数に分割し、複数回に分けて読取手段で読み取って取込手段が画像格納手段に取り込む画像読取方法である。
ここで、読み取りを行う際、読取密度がわかっていれば、あらかじめ検知した幅と長さより、どれだけのイメージメモリを占有するかが算出できる。本実施の形態では読み取りを開始する以前に画像情報量を推測し、イメージメモリの容量を越えてしまうと判断された場合には、イメージメモリに収まるように画像情報量を分割し、複数回に分けて読み取りを行うことにより、少ないイメージメモリでも多くの画像情報量が読めるようにすることを目的とする。
前提として、画像読取部106(図1参照)の読取密度は600dpiであり、原稿のサイズはA3サイズであり、イメージメモリ104(図1参照)はA3サイズのときに約500dpiまでの量が格納可能な容量(6Mバイト)とする。
まず、設定された読取密度を検知し(ステップS201)、原稿幅を検知し(ステップS202)、原稿長さを検知する(ステップS203)。
算出手段が原稿の大きさ及び読取密度から画像情報量を算出する。この場合、原稿幅が297mmであり、原稿長さが420mmであり、画像情報量を算出すると9Mバイトとなる(ステップS204)。
次に画像情報量がイメージメモリの容量より大きいか否かを比較する(ステップS205)。画像情報量がイメージメモリ104より大きい場合(ステップS205/Y)には画像情報量を分割し(ステップS206)、画像情報量がイメージメモリ104より大きくない場合(ステップS205/N)には読み取り開始指示があるか否かを待つ(ステップS208)。
この場合、画像情報量は9Mバイトであり、イメージメモリ104の容量は6Mバイトであるので、画像情報量の方が多いことになる。したがって分割手段がステップS205からステップS206に進んで画像情報量を4.5Mずつの2つに分割する(ステップS206)。
分割手段が画像情報量を2つに分割した後、算出手段が画像情報量を再算出し(ステップS207)、再度、画像情報量とイメージメモリ104の容量とを比較する(ステップS205)。比較の結果、画像情報量が6Mバイト以内に収まっているため、これで読み取り開始指示があるか否かを待つ(ステップS208)。
読み取り開始の指示があると(ステップS208/Y)、読取手段は最初の4.5M分までの原稿の読み取りを行い(ステップS209)、読み取った画像データの蓄積を行い(ステップS210)、印刷を行う(ステップS211)。
印刷後、判断手段は分割された分だけ終了したか否かを判断する(ステップS212)。終了していないと判断した場合(ステップS212/N)には読み取りを行い(ステップS209)、終了したと判断した場合(ステップS212/Y)には終了する。
この場合、終了していないと判断され、次の4.5M分の画像情報(原稿)の読み取りを行い(ステップS209)、読み取った画像データの蓄積を行い(ステップS210)、所定の処理としての印刷を行う(ステップS211)。この時点で分割された分が終了したため、処理を終了する(ステップS212/Y)。
〔効果〕
読み取りを開始する以前に画像情報量を推測し、推測した画像情報量がイメージメモリ104の容量を越えてしまうと判断された場合、イメージメモリ104の容量に収まるように画像情報量を分割して複数回に分けて読み取りを行うことにより、イメージメモリ104の容量が少なくても複数回に分けて画像データをイメージメモリ104に収めることができる。
〔第2の実施形態〕
次に図1に示した画像読取装置の処理手順の第2の実施の形態を図3のフローチャートにしたがって説明する。尚、第2の実施形態における画像読取装置は第1の実施形態における画像読取装置と同様のため、ハードウェア上の説明を省略しソフトウェア上の説明のみとする。
図4は図1に示した画像読取装置に用いられる告知手段としての表示装置の表示の一例である。
この処理手順は、画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に、その旨を告知手段がユーザに知らしめ、分割手段が画像情報量を複数に分割して画像データを画像格納手段に取り込むか否かをユーザが選択する画像読取方法である。
この実施形態の目的は、第1の実施形態の目的に加え、画像情報量を分割するか否かを選択せしめ、よりユーザの都合を考慮することにある。
前提として、読取部106(図1参照)の読取密度は600dpiであり、原稿サイズはA3サイズであり、イメージメモリ104はA3サイズのときに約500dpiまでの量が格納可能な容量(6Mバイト)とする。
画像情報量を算出するまで(ステップS301〜S304)は図2に示したフローチャートの処理(ステップS201〜S204)と同様である。
次に告知手段がアラート401を表示する(ステップS305)。すなわち、操作部110のLCD液晶表示装置に告知マーク402を表示し、告知文「現在の読取密度では、イメージメモリに収まりません。分割して読み取りを行いますか?」403と、「はい」404と、「いいえ」405(図4参照)とを表示する(ステップS305)。
次に判断手段は画像情報を分割するか否かを判断し(ステップS306)、分割すると判断した場合(ステップS306/Y)は第1の実施形態と同じ処理(ステップS307〜S314)を行って終了する。判断手段が分割しないと判断した場合(ステップS306/N)は読み取り開始の指示があるか否かを判断(ステップS315)し、指示がない場合にはそのまま待機し(ステップS315/N)、指示があった場合(ステップS315/Y)には読み取りを行い(ステップS316)、イメージメモリ104に画像データの蓄積を行い(ステップS316)、所定の処理としての印刷の処理を行い(ステップS317)、処理を終了する(ステップS318)。
〔効果〕
画像情報量を分割するか否かをユーザが選択できるようにアラート401を表示したことにより、よりユーザの都合を考慮することができる。
〔第3の実施形態〕
次に図1に示した画像読取装置の画像読取処理手順の第3の実施の形態を図5のフローチャートにしたがって説明する。尚、第3の実施形態における画像読取装置は第1の実施形態における画像読取装置と同様のため、ハードウェア上の説明を省略しソフトウェア上の説明のみとする。
この処理手順は、画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合でも読み取りを開始し、画像格納手段の容量を越えた時点で分割手段が画像情報量を分割し、複数の画像情報量として読み取りを継続させる画像読取方法である。
シートスルータイプの読取装置の場合には、原稿の幅は事前に検知できるが長さは読み取りを開始した後でないと検知できないといった特徴がある。しかしながら定形用紙であれば幅から長さを推測することが可能であり、その幅及び長さより、指定された読取密度で読み取りを行った場合にどれだけのイメージメモリを占有するかも算出できる。一例として幅が297mmであればA3サイズもしくはA4サイズである。A3サイズであればイメージメモリの容量を越えてしまうが、A4サイズならばイメージメモリの容量を越えずに済むといったケースが存在する。
ここでは設定された読取密度で読み取りを開始した後、イメージメモリの容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像として読み取りを継続させることにより、結果的にイメージメモリの容量を越えなかった場合の画像情報量の分割を防ぐことを目的とする。
前提として、読取部106の読取密度は600dpiであり、原稿の幅は297mmであり、イメージメモリ104は原稿のサイズがA3サイズのときに約500dpiまでの量が格納可能な容量(例えば6Mバイト)とする。
また、第1、第2の実施形態における説明とは異なり、読取部106は原稿を搬送させて1ラインごとに画像を読み取るシートスルー型搬送装置であるとする。
まず、読み取り開始指示があるか否かを判断し(ステップS501)、指示が無いと判断した場合(ステップS501/N)には待機し、指示が有ると判断した場合(ステップS501/Y)には次のステップS502に進む。
読み取り開始の指示があると(ステップS501/Y)、画像データを1ラインごとに読み取り、画像データをイメージメモリ104に蓄積していく。シートスルータイプの搬送装置であるため、この時点では原稿長さは機構上検知できないため全体の画像情報量を算出することはできない。
判断手段は、イメージメモリ104がフルか否かを判断し(ステップS503)、フルではないと判断した場合(ステップS503/N)には次のステップS504に進み、フルであると判断した場合(ステップS503/Y)、次のステップS506に進む。
すなわち、イメージメモリ104がフルになった時点(ステップS503/Y)で一旦読み取りは中断し、印刷を行う(ステップS506)。その後イメージメモリ104(図1参照)をクリアする(ステップS507)。
イメージメモリ104がクリアされるとステップS502に進み、読取部106は中断していた読み取りを再開し、新たに1ラインごとに読み取り、イメージメモリ104に蓄積していく。イメージメモリ104がフルになった時点(ステップS503/Y)で所定の処理としての印刷を行う処理を、読み取りの最終ラインに達するまで行い、処理を終了する(ステップS502〜S509)。
〔効果〕
設定された読取密度で読み取りを開始した後、イメージメモリ104の容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像として読み取りを継続させることにより、結果的にイメージメモリ104の容量を越えなかった場合の画像情報量の分割を防ぐことができる。
ここで、読取手段を構成する自動原稿送り装置61は、イメージメモリ104の容量に比べて画像情報量の方が多い場合にイメージメモリ104が格納出来る程度に画像を読み取ってイメージメモリ104に読み取った画像データを格納させると共に残りの画像の読み取りのみ行った後、再度読み取りを行って残りの画像情報のうちイメージメモリ104が格納できる程度に画像を読み取って画像データをイメージメモリ104に格納させてもよい。また、自動原稿送り装置61は、イメージメモリ104の容量に比べて画像情報量の方が多い場合にイメージメモリ104が格納出来る程度に読み取った後、一旦読み取りを停止して読み取った画像データをイメージメモリ104に取り込ませ、画像データの取込終了後、残りの画像情報のうちイメージメモリ104が格納できる程度に読み取って画像データをイメージメモリ104に格納させるようにしてもよい。
本発明は、ディジタル複写機、スキャナ装置及びファクシミリ装置に適用することができる。
本発明の画像読取方法を適用した画像読取装置の一実施の形態を示すブロック図である。 図1に示した画像読取装置の処理手順の第1の実施の形態を示すフローチャートである。 図1に示した画像読取装置の処理手順の第2の実施の形態を示すフローチャートである。 図1に示した画像読取装置に用いられる告知手段としての表示装置の表示の一例である。 図1に示した画像読取装置の画像読取処理手順の第3の実施の形態を示すフローチャートである。 本発明の画像読取方法を適用した画像読取装置の一実施の形態を示す全体図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 イメージメモリ
105 読取部
106 読取制御部
107 印刷制御部
108 印刷部
109 操作制御部

Claims (10)

  1. 記録媒体の画像を読み取る画像読取装置において、
    前記記録媒体に記録された画像情報を読み取って画像データを得るための読取手段と、
    前記読取手段が得た画像データを格納するための画像格納手段と、
    前記読取手段が読み取りを開始する以前に前記記録媒体の画像情報量を算出する算出手段と、
    前記画像格納手段の容量に比べて前記算出手段による算出した画像情報量の方が多いか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、画像情報量の方が多いと判断した場合には、前記画像格納手段が格納出来る程度に画像情報量を複数に分割する分割手段と、
    前記記録媒体の画像領域のうち、前記分割手段により複数回に分割された画像情報に応じた領域分を前記読取手段で読み取らせ、当該読み取った分割領域分の画像データを前記画像格納手段に格納させる取込手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記算出手段は、前記記録媒体の画像の読み取りを行う際、読取密度と、あらかじめ検知した幅と長さとから、前記画像格納手段の占有量を算出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記判断手段が前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合に、その旨をユーザに知らしめる告知手段と、
    前記画像情報量を複数に分割して画像データを前記画像格納手段に格納させるか否かを前記ユーザが選択する選択手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 前記判断手段が前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合でも読み取りを開始する開始手段と、前記分割手段が前記画像格納手段の容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像情報量の画像データの読み取りを継続させる継続手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  5. 記録媒体の画像を読み取る画像読取方法において、
    前記記録媒体の画像情報量を算出し、画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多いと判断した場合には、画像格納手段が格納出来る程度に画像情報量を複数に分割し、複数回に分けて読取手段で読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする画像読取方法。
  6. 前記算出手段は、前記記録媒体の画像の読み取りを行う際、読取密度と、あらかじめ検知した幅と長さとから、前記画像格納手段の占有量を算出することを特徴とする請求項5記載の画像読取方法。
  7. 前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に、その旨をユーザに知らしめ、前記画像情報量を複数に分割して画像データを前記画像格納手段に格納させるか否かをユーザが選択することを特徴とする請求項5または6記載の画像読取方法。
  8. 前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合でも読み取りを開始し、前記画像格納手段の容量を越えた時点で画像情報量を分割し、複数の画像データとして読み取りを継続させることを特徴とする請求項5または6記載の画像読取方法。
  9. 前記読取手段は、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に前記画像格納手段が格納出来る程度に画像の読み取って前記格納手段に読み取った画像データを格納させると共に残りの画像の読み取りのみ行って所定の処理後、再度読み取りを行って残りの画像情報のうち前記画像格納手段が格納できる程度に画像を読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項記載の画像読取方法。
  10. 前記読取手段は、前記画像格納手段の容量に比べて画像情報量の方が多い場合に前記画像格納手段が格納出来る程度に読み取った後、一旦読み取りを停止して読み取った画像データを前記画像格納手段に取り込ませ、画像データの取り込みを行って所定の処理後、残りの画像情報のうち前記画像格納手段が格納できる程度に読み取って画像データを前記画像格納手段に格納させることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項記載の画像読取方法。
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