JP2005274912A - 画像形成装置 - Google Patents

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孝司 杉藤
Kenichi Ueda
憲一 植田
Hirotsugu Kubo
博嗣 久保
Masaki Shiozaki
正喜 塩崎
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Abstract

【課題】タブ付きの記録用紙を用いながらも、記録を常に良好に行なうことができ、スタッキング性の低下を招くことがない画像形成装置を提供する。
【解決手段】定型の記録用紙表面の右上縁をタブtとなる部位として設定し、この部位に切り込み線A及び折り込み線Bを記録し、この部位の裏面に数字、記号、文字等を記録して、定型の記録用紙をタブ紙としている。切り込み線Aに沿って切り込みを入れてから、折り込み線Bに沿って折り込むと、タブ紙の縁から突出するタブtが形成され、タブtの裏面の数字、記号、文字等がタブ紙の表側に表れて見える。
【選択図】図4


Description

本発明は、文字、画像等を記録用紙に記録する画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置は、複写機やプリンタ等であり、一般に、定型の記録用紙への記録を行う。また、図7に示す様に定型の記録用紙Pだけではなく、タブ紙Tへの記録も行いつつ、各記録用紙Pにタブ紙Tを挿入するものもある(特許文献1を参照)。
図8は、タブ紙の挿入が可能な画像形成装置を概略的に示す側面図である。この装置では、定型の記録用紙を積載収容した定型紙給紙カセット101と、タブ紙を積載収容したタブ紙給紙カセット102とを備えており、定型の記録用紙及びタブ紙の記録を共に行う。
定型の記録用紙は、定型紙給紙カセット101から引き出され、各PSローラ103まで搬送されて一旦停止され、その先端を各PSローラ103と平行にされてから、感光体ドラム104と転写ローラ105間へと搬送される。感光体ドラム104の表面には、静電潜像が一旦形成され、この静電潜像の現像により現像剤像が形成される。この感光体ドラム104の現像剤像は、感光体ドラム104と転写ローラ105間を通過する記録用紙に転写される。この後、記録用紙は、加熱ローラ106aと加圧ローラ106b間で加熱及び加圧されて、現像剤像(画像)を定着され、更に各排紙ローラ107間を通って排紙トレイ108に排出される。
タブ紙も、タブ紙給紙カセット102から引き出されてからは、定型の記録用紙と同様の手順で処理されて、排紙トレイ108に排出される。ただし、タブ紙に画像が記録されるだけではなく、タブ紙のタブにも予め設定された数字、記号、文字等が記録される。
図9は、図8の画像形成装置による処理過程を示すフローチャートである。ここでは、原稿の画像を読取って、この画像を記録用紙に記録するという複写処理を行っている。
まず、画像形成装置の操作パネルの操作により印字要求がなされると(ステップS111)、印字倍率、印字要求部数、及び印字濃度等の印字条件が入力されているか否かを判定し(ステップS112)、印字条件が入力されていなければ(ステップS112で「No」)、操作パネルの表示画面に印字条件の入力を促す旨を表示する(ステップS113)。
印字条件が入力されると(ステップS112で「Yes」)、操作パネルの操作によりタブ紙挿入モードが設定されているか否かを判定する(ステップS114)。そして、タブ紙挿入モードが設定されていなければ(ステップS114で「No」)、原稿の画像を読取って、この画像を先に述べた手順で定型の記録用紙に記録するという通常の複写処理を行い(ステップS115)、次の原稿があれば(ステップS116で「Yes」)、ステップS115を繰り返し、また次の原稿がなければ(ステップS116で「No」)、待機状態となる。
また、タブ紙挿入モードが設定されていれば(ステップS114で「Yes」)、タブ紙がタブ紙給紙カセット102に収容されているか否かを確認し(ステップS117)、タブ紙が収容されていなければ(ステップS117で「No」)、操作パネルの表示画面にタブ紙の補給を促す旨を表示する(ステップS118)。
また、タブ紙が収容されていれば(ステップS117で「Yes」)、操作パネルの操作によりタブ紙の挿入間隔、すなわち各タブ紙間に挟み込まれる定型の記録用紙の枚数が入力され、同じく操作パネルの操作によりタブ紙のタブに記録される数字、記号、文字等が入力され、タブ紙の挿入間隔、及びタブに記録される数字、記号、文字等が記憶される(ステップS119、S120)。
この後、全ての原稿の画像を順次読取り、読取った画像を処理し(ステップS121〜S124)、記録開始となる(ステップS125)。
この記録開始直後には、第1頁目がタブ紙の記録か否かを判定する(ステップS126)。例えば、タブ紙の記録であれば(ステップS126で「Yes」)、先に述べた様にタブ紙をタブ紙給紙カセット102から引き出して、タブ紙の記録並びにタブの記録を行い、タブ紙を排紙トレイ108に排出する(ステップS127)。
また、タブ紙の記録でなければ(ステップS126で「No」)、定型の記録用紙の記録であることから、先に述べた様に定型の記録用紙を定型紙給紙カセット101から引き出して、記録用紙の記録を行い、記録用紙を排紙トレイ108に排出する(ステップS128)。
次に、第2頁目がタブ紙の記録か否かを判定する(ステップS129)。そして、タブ紙の記録であれば(ステップS129で「Yes」)、タブ紙の記録並びにタブの記録を行なって、タブ紙を排紙トレイ108に排出する(ステップS130)。この後、次の原稿があれば(ステップS131で「Yes」)、ステップS126に戻り、また次の原稿がなければ(ステップS131で「No」)、待機状態となる。
また、第2頁目がタブ紙の記録でなく(ステップS129で「No」)、次の原稿があれば(ステップS132で「Yes」)、ステップS128に戻って、定型の記録用紙の記録を行なって、記録用紙を排紙トレイ108に排出する。また、次の原稿がなければ(ステップS132で「No」)、待機状態となる。
以降、ステップS126〜S132の繰り返しにより、ステップS119で設定されたタブ紙の挿入間隔毎に、タブ紙の記録並びにタブの記録が行われると共に、各タブ紙間に挟み込まれる定型の記録用紙の記録が行われ、記録用紙及びタブ紙が排紙トレイ108に順次排出されて積み重ねられる。
特開平11−225247号公報
ところで、タブ紙のタブは、該タブ紙の縁から突出している。このため、タブ紙のタブを各PSローラ103側に向けて、タブ紙をタブ紙給紙カセット102から引き出すと、タブ紙が各PSローラ103で一旦停止されたときに、タブ紙のタブが各PSローラ103に突き当たってしまい、タブ紙の先端が各PSローラ103と平行にならず、この状態のままでタブ紙が搬送されて、タブ紙上で画像が傾斜して記録される。
また、タブ紙のタブを各PSローラ103側とは反対方向に向けて、タブ紙をタブ紙給紙カセット102から引き出すと、タブ紙が各PSローラ103で一旦停止されたときに、タブ紙の先端が各PSローラ103と平行にされるものの、タブ紙に画像が記録されて、タブ紙が排紙トレイ108に排出されると、図10に示す様に排紙トレイ108上では、記録用紙Pの縁とタブ紙Tのタブtの縁とが揃えられるので、記録用紙Pとタブ紙Tとがずれてしまい、スタッキング性の低下(複数の記録用紙を揃えて積み重ねることができない)が生じた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、タブ付きの記録用紙を用いながらも、記録を常に良好に行なうことができ、スタッキング性の低下を招くことがない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、文字、画像等を記録用紙に記録する画像形成装置において、記録用紙のタブとなる部位を設定し、この部位にタブ用の記録を行うタブ用記録手段を備えている。
また、本発明においては、タブ用の記録は、タブとなる部位への数字、記号、文字等の記録である。
更に、本発明においては、タブ用の記録は、文字、画像等を表面に記録された記録用紙の裏面に行われる。
また、本発明においては、タブ用の記録は、タブとなる部位を切り起こすための切込み線を示している。
更に、本発明においては、タブ用の記録は、タブとなる部位を折り込むための折り込み線を示している。
また、本発明においては、タブ用記録手段は、複数の記録用紙のタブとなる部位をそれぞれ設定する場合に、各記録用紙を重ね合わせた状態で、該各記録用紙のタブとなる部位を相互にずらして設定している。
本発明によれば、記録用紙のタブとなる部位を設定し、この部位にタブ用の記録を行っている。この記録用紙の記録の後で、記録用紙のタブとなる部位を見つけ出し、この部位を切ったり折り曲げたりすることにより、記録用紙の縁から突出するタブを形成することができる。従って、専用のタブ紙を用いる必要がなく、定型の記録用紙だけを用いることになる。このため、記録用紙の記録を常に良好に行なうことができ、記録用紙のスタッキング性が向上する。
例えば、タブ用の記録は、タブとなる部位への数字、記号、文字等の記録であり、文字、画像等を表面に記録された記録用紙の裏面に行われる。先に述べた様にタブとなる部位を切ったり折り曲げたりすることにより、記録用紙の縁から突出するタブを形成した場合は、このタブの裏面が記録用紙の表面側に表れる。そこで、タブの数字、記号、文字等を記録用紙の裏面に記録しておき、記録用紙の縁から突出するタブを形成した状態では、タブの裏面の数字、記号、文字等を記録用紙の表面側から見ることができる様にしている。
また、タブ用の記録は、タブとなる部位を切り起こすための切込み線を示し、あるいはタブとなる部位を折り込むための折り込み線を示す。この場合は、切込み線に沿って切り込みを入れたり、折り込み線に沿って折るという作業を容易に行なうことができ、タブを容易に形成することができる。
更に、各記録用紙を重ね合わせた状態で、該各記録用紙のタブとなる部位を相互にずらして設定しているので、各タブの視認性が向上する。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。また、図2は、本実施例の画像形成装置を示す斜視図である。この画像形成装置1は、その構成を大別すると、原稿搬送部2、読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7からなる。
この画像形成装置1においては、まず、原稿を原稿搬送部2の原稿セットトレイ11にセットしてから、読取り部3の操作パネル14を操作することにより、印字用紙のサイズ、印字倍率、印字要求部数、及び印字濃度等を設定し、更に複写の開始を指示する。
これに応答して原稿搬送部2では、原稿を1枚ずつ原稿セットトレイ11から引き出して、原稿を読取り部3のプラテンガラス12上で副走査方向に搬送し、原稿を原稿排出トレイ13へと搬送する。
読取り部3では、プラテンガラス12上での原稿の副走査方向の搬送に際し、第1走査ユニット15によって原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿の画像を光電変換素子(以下CCDと称する)18上に結像する。CCD18は、原稿の画像を主走査方向に繰り返し走査して読取り、原稿の画像を示す画像データを出力する。
あるいは、原稿をプラテンガラス12上にセットしてから、操作パネル14の操作により、印字用紙のサイズ、印字倍率、印字要求部数、及び印字濃度等を設定し、更に操作パネル14の操作により複写の開始を指示する。
読取り部3では、第1及び第2走査ユニット15、16を相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向に移動させ、第1走査ユニット15によってプラテンガラス12上の原稿を露光し、第1及び第2走査ユニット15、16によって原稿からの反射光を結像レンズ17へと導き、結像レンズ17によって原稿の画像をCCD18上に結像する。CCD18は、原稿の画像を読取って、原稿の画像を示す画像データを出力する。
CCD18から出力された画像データは、マイクロコンピュータ等の演算回路(図示せず)により各種の画像処理を施されてから、印字部4に出力される。
印字部4は、画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印字するものであって、感光体ドラム21、帯電器22、レーザスキャンユニット(以下LSUと称する)23、現像器24、転写器25、クリーニング器26、除電器(図示せず)、及び定着器27等を備えている。感光体ドラム21は、一方向に回転しており、その表面をクリーニング器26と除電器によりクリーニングされてから、その表面を帯電器22により均一に帯電される。レーザスキャンユニット23は、画像データに応じてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム21表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム21表面に形成する。現像器24は、トナーを感光体ドラム21表面に供給して、静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム21表面に形成する。転写器25は、感光体ドラム21表面のトナー像を記録用紙搬送部5により搬送されて来た記録用紙に転写する。定着器27は、加熱ローラ27a及び加圧ローラ27bを備えており、各ローラ27a、27b間に記録用紙を挟み込んで搬送しつつ、各ローラ27a、27bにより記録用紙を加熱及び加圧して、記録用紙上のトナー像を定着させる。これにより、記録用紙に画像が記録される。この後、記録用紙は、記録用紙搬送部5により排紙部7へと更に搬送されて排出される。
記録用紙搬送部5は、記録用紙を搬送するための各PSローラ28、各搬送ローラ29、搬送経路31、反転搬送経路32、各排紙ローラ33、及び分岐爪34等を備えている。搬送経路31では、記録用紙を給紙部6から受け取り、記録用紙の先端が各PSローラ28に達したときに記録用紙の搬送を一時的に停止して、記録用紙の先端を各PSローラ28と平行にし、この後に記録用紙を各PSローラ28により印字部4の転写器25へと搬送し、更に記録用紙を排紙部7へと搬送する。また、記録用紙の裏面にも画像を記録する場合は、分岐爪34を回転移動させ、搬送経路31と反転搬送経路32の分岐路を切換えてから、記録用紙を搬送経路31から反転搬送経路32へと逆方向に搬送する。反転搬送経路32では、記録用紙を搬送経路31から受け取ると、記録用紙の表裏を反転させてから、記録用紙を搬送経路31の各PSローラ28へと戻す。これにより、記録用紙の裏面にも画像が記録される。これらの搬送経路31、32には、記録用紙の通過を検出するための複数の検知スイッチが配置されており、各検知スイッチの検知に基づいて記録用紙の搬送タイミング等の制御が行なわれる。
給紙部6は、未使用の記録用紙を収容して、この未使用の記録用紙を記録用紙搬送部5に供給するものであって、給紙カセット35を備えている。給紙カセット35には、記録用紙が積層収容されており、ピックアップローラ36により記録用紙が1枚ずつ引き出されて各PSローラ28へと搬送される。
図3は、画像形成装置1の構成を示すブロック図である。この画像形成装置1は、先に述べた原稿搬送部2、読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7の他に、画像処理部41、主記憶部42、主制御部43、表示操作部44、ファクシミリ通信部45、及びデータ通信部46等を備えている。
画像処理部41は、CCD18から出力された画像データを処理するものである。この画像処理部41による画像データの処理としては、シェーディング補正、濃度補正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正等がある。
主記憶部42は、未処理の画像データや処理済みの画像データを記憶したり、あるいは画像処理のための各種のプログラムやデータテーブル等、画像形成装置1の動作用の各種のプログラムやデータテーブル等を記憶したりしている。
主制御部43は、画像形成装置1を統括的に制御するものであり、例えば読取り部3、印字部4、印字用紙搬送部5、給紙部6、及び排紙部7等を制御する。
表示操作部44は、タッチパネルや操作キー群からなる操作パネル14からの入力を検出したり、操作パネル14の液晶表示装置47を表示制御したりする。
ファクシミリ通信部45は、外部端末をネットワークを通じて呼び出して、画像データを外部端末に送信したり、外部端末からの着信をネットワークを通じて受けて、画像データを外部端末から受信したりする。
データ通信部46は、画像データを外部端末からLAN等を通じて送受信する。
ところで、本実施例の画像形成装置では、文字、画像等を定型の記録用紙に記録するだけではなく、定型の記録用紙のタブとなる部位を設定して、この部位にタブ用の記録を行い、定型の記録用紙をタブ付きのもの(以下タブ紙と称する)としても併用可能にしている。
例えば、図4(a)に示す様に定型の記録用紙表面の右上縁をタブtとなる部位として設定し、この部位に切り込み線A及び折り込み線Bを記録し、この部位の裏面に数字、記号、文字等を記録して、定型の記録用紙をタブ紙としている。図4(b)に示す様に切り込み線Aに沿って切り込みを入れてから、折り込み線Bに沿って折り込むと、タブ紙の縁から突出するタブtが形成され、タブtの裏面の数字、記号、文字等がタブ紙の表側に表れて見える。従って、従来の様に専用のタブ紙を用いる必要がなく、タブ紙給紙カセット等を必用としない。あるいは、記録用紙に別途貼り付けられるタブシール等(市販品)を必要としない。
また、タブ紙が定型の記録用紙であるため、タブ紙を含む全ての記録用紙の記録を常に良好に行なうことができ、排紙部7におけるタブ紙を含む全ての記録用紙のスタッキング性が向上する。
次に、図5に示すフローチャートに従って、画像形成装置1による複写処理を説明する。勿論、この複写処理過程でも、タブ紙を設定する。
まず、画像形成装置1の操作パネル14の操作により印字要求がなされると(ステップS51)、この印字要求が表示操作部44を介して主制御部43へと通知される。主制御部43は、この印字要求に応答して、印字倍率、印字要求部数、及び印字濃度等の印字条件が操作パネル14から操作入力されているか否かを判定し(ステップS52)、印字条件が入力されていなければ(ステップS52で「No」)、印字条件の入力を促す旨を表示操作部44を介して操作パネル14の液晶表示装置47に表示する(ステップS53)。
次に、印字条件が入力されると(ステップS52で「Yes」)、主制御部43は、タブ紙挿入モードが操作パネル14から操作入力されているか否かを判定する(ステップS54)。そして、タブ紙挿入モードが入力されていなければ(ステップS54で「No」)、主制御部43は、先に述べた手順で原稿の画像を読取って、この画像を定型の記録用紙に記録するという通常の複写処理を行い(ステップS55)、次の原稿があれば(ステップS56で「Yes」)、ステップS55を繰り返し、また次の原稿がなければ(ステップS56で「No」)、待機状態となる。
また、タブ紙挿入モードが入力されると(ステップS54で「Yes」)、これに引き続いてタブ紙の挿入間隔、すなわち各タブ紙間に挟み込まれる定型の記録用紙の枚数が操作パネル14から操作入力され、タブ紙のタブに記録される数字、記号、文字等が操作パネル14から操作入力されるので、主制御部43は、タブ紙の挿入間隔、及びタブに記録される数字、記号、文字等を主記憶部42に記憶させる(ステップS57、S58)。
この後、主制御部43は、全ての原稿の画像を読取り部3で順次読み取らせて主記憶部42に記憶させ(ステップS59、S60)、主記憶部42内の全ての原稿の画像を画像処理部41により処理させる(ステップS61、S62)。そして、この画像処理部41による処理が終了すると、記録開始となる(ステップS63)。
主制御部43は、記録開始となると、ステップS57で記憶したタブ紙の挿入間隔を主記憶部42から読み出し、このタブ紙の挿入間隔と、原稿の頁順とに基づいて、第1頁目がタブ紙の記録か否かを判定する(ステップS64)。例えば、タブ紙の記録であれば(ステップS64で「Yes」)、主制御部43は、ステップS58で記憶した数字、記号、文字等を主記憶部42から読み出し(ステップS65)、第1頁目の原稿の画像を主記憶部42から読み出して、この画像を定型の記録用紙に記録する。同時に、主制御部43は、図4(a)に示す様に定型の記録用紙表面の右上縁をタブtとなる部位として設定し、この部位に切り込み線A及び折り込み線Bを印字部4で記録させる。切り込み線A及び折り込み線Bは、主記憶部42に予め記憶されており、主記憶部42から印字部4に通知される。引き続いて、主制御部43は、記録用紙搬送部5を制御して、記録用紙を搬送経路31から反転搬送経路32を介して搬送経路31の各PSローラ28へと戻し、記録用紙の表裏を反転させてから、定型の記録用紙表面のタブtとなる部位の裏面に、ステップS65で読み出した数字、記号、文字等を印字部4で記録させる(ステップS66)。この後、記録用紙を排紙部7に排出させる。
従って、定型の記録用紙をタブ紙として用いる場合は、原稿の画像が定型の記録用紙表面に記録され、定型の記録用紙表面にタブtとなる部位が設定され、この部位に切り込み線A及び折り込み線Bが記録され、この部位の裏面に数字、記号、文字等が記録される。
また、タブ紙の記録でなければ(ステップS64で「No」)、主制御部43は、第1頁目の原稿の画像を主記憶部42から読み出して、この画像だけを定型の記録用紙に記録させ(ステップS67)、記録用紙を排紙部7に排出させる。
次に、主制御部43は、ステップS57で記憶したタブ紙の挿入間隔と、原稿の頁順とに基づいて、第2頁目がタブ紙の記録か否かを判定する(ステップS68)。そして、タブ紙の記録であれば(ステップS68で「Yes」)、各ステップS65、S66と同様に、原稿の画像を定型の記録用紙表面に記録させ、定型の記録用紙表面のタブtとなる部位を設定し、この部位に切り込み線A及び折り込み線Bを記録させ、この部位の裏面に数字、記号、文字等を記録させ(ステップS69、S70)、記録用紙を排紙部7に排出させる。
この後、第3頁目があれば(ステップS71で「Yes」)、ステップS64に戻り、また第3頁目がなければ(ステップS71で「No」)、待機状態となる。
また、第2頁目がタブ紙の記録でなく(ステップS68で「No」)、第2頁目があれば(ステップS72で「Yes」)、ステップS67に戻って、第2頁目の原稿の画像だけを定型の記録用紙に記録させ、記録用紙を排紙トレイ108に排出させる。また、第2頁目の原稿がなければ(ステップS72で「No」)、待機状態となる。
以降、ステップS64〜S72の繰り返しにより、主記憶部42に記憶されたタブ紙の挿入間隔毎に、記録用紙がタブ紙にされ、通常の記録用紙及びタブ紙が排紙トレイ7に順次排出されて積み重ねられる。
ただし、複数のタブ紙がある場合は、各タブ紙のタブtとなる部位が相互にずらされる。例えば、タブ紙の枚数が増える毎に、タブtとなる部位がタブ紙の右縁上から該タブtの縦幅だけ該タブ紙の右縁下へとずらされる。これにより、複数のタブ紙が重ねられても、各タブ紙のタブt(図4(b)に示す)が相互にずれ、各タブ紙のタブtの視認性が良くなる。また、タブtとなる部位がタブ紙の右縁下までずらされたときには、タブtとなる部位をタブ紙の右縁上に戻しても良い。
また、各タブ紙別に、タブtの裏面に記録される数字、記号、文字等を入力して主記憶部42に記憶させておき、各タブ紙のタブtの裏面に記録される数字、記号、文字等を相互に異なせる。これにより、各タブ紙のタブtによるインデックスの表示等が可能になる。
こうして全ての原稿の画像をそれぞれの記録用紙に記録した後に、各記録用紙を排紙トレイ7から持ち出し、各記録用紙のうちのタブ紙だけを抽出して、図4(b)に示す様に切り込み線Aに沿って切り込みを入れてから、折り込み線Bに沿って折り込んで、タブ紙の縁から突出するタブtを形成し、タブtの裏面の数字、記号、文字等をタブ紙の表側に向ける。
この様に本実施例では、記録用紙のタブtとなる部位を設定し、この部位にタブ用の記録を行っているので、記録用紙の記録の後で、記録用紙のタブtの部位を切ったり折り曲げたりすることにより、記録用紙の縁から突出するタブtを形成することができる。従って、専用のタブ紙を用いる必要がなく、記録用紙の記録を常に良好に行なうことができ、記録用紙のスタッキング性が向上する。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、図6に示す様な切り込み線A1に沿って切り込みを入れてから、折り込み線B1に沿って折り込んで、半円形のタブt1を形成しても良い。
本発明の画像形成装置の実施例1を示す側面図である。 図1の画像形成装置を示す斜視図である。 図1の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 (a)はタブとなる部位を記録された定型の記録用紙を示す図であり、(b)はタブの部位から形成されたタブを拡大して示す図である。 図1の画像形成装置による複写処理を示すフローチャートである。 タブの変形例を示す図である。 一般的な記録用紙とタブ紙を重ねあわせて示す図である。 従来の画像形成装置を概略的に示す側面図である。 図8の画像形成装置による複写処理を示すフローチャートである。 図8の画像形成装置における排紙トレイに重ねられた記録用紙とタブ紙を示す側面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 原稿搬送部
3 読取り部
4 印字部
5 記録用紙搬送部
6 給紙部
7 排紙部
11 原稿セットトレイ
12 プラテンガラス
14 操作パネル
15 第1走査ユニット
16 第2走査ユニット
17 結像レンズ
18 光電変換素子(CCD)
21 感光体ドラム
22 帯電器
23 レーザスキャンユニット(LSU)
24 現像器
25 転写器
26 クリーニング器
27 定着器
41 画像処理部
42 主記憶部
43 主制御部
44 表示操作部
45 ファクシミリ通信部
46 データ通信部

Claims (6)

  1. 文字、画像等を記録用紙に記録する画像形成装置において、
    記録用紙のタブとなる部位を設定し、この部位にタブ用の記録を行うタブ用記録手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. タブ用の記録は、タブとなる部位への数字、記号、文字等の記録であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. タブ用の記録は、文字、画像等を表面に記録された記録用紙の裏面に行われることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. タブ用の記録は、タブとなる部位を切り起こすための切込み線を示すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. タブ用の記録は、タブとなる部位を折り込むための折り込み線を示すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. タブ用記録手段は、複数の記録用紙のタブとなる部位をそれぞれ設定する場合に、各記録用紙を重ね合わせた状態で、該各記録用紙のタブとなる部位を相互にずらして設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007207235A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Ricoh Co Ltd 印刷データを処理するためにコンピュータで使用される方法及びコンピュータ読み取り可能な媒体
JP2017124547A (ja) * 2016-01-14 2017-07-20 セイコーエプソン株式会社 リボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラム

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