JP2017124547A - リボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラム - Google Patents

リボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】見栄えの良いタグを形成するためのリボンテープを容易に作成する。【解決手段】リボンテープを留め具で係止することによりリング状のタグを形成するためのリボンテープを作成する印刷システムSYであって、携帯端末1は、タグの種類を選択するタグ選択部62と、印刷情報を取得する印刷情報取得部61と、印刷情報に基づく印刷画像および留め具の取り付け位置を示す取り付けマークをリボンテープに印刷するための印刷データを生成する印刷データ生成部54と、を備え、印刷データ生成部54は、選択されたタグの種類に応じてリボンテープ上における印刷画像および取り付けマークの印刷位置を決定する。【選択図】図5

Description

本発明は、リボンテープに印刷を行うリボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラムに関する。
従来、この種の技術として特許文献1が知られている。特許文献1には、ユーザーが設定したラッピング対象物の寸法およびリボン飾り(リボン結び)の種類に応じて、リボン掛けおよびリボン飾りに必要となるリボンテープの長さを算出するテープ長算出装置が開示されている。また、特許文献1には、ユーザーが入力した情報に基づいてリボンテープに印刷画像を印刷することも開示されている。
一方、リボンテープの利用形態の一つとして、名前を印刷したネームタグが挙げられる。ネームタグとしては、リボンテープの2点をスナップボタン等の留め具で固定することによりリング状に形成したしたものや、リボンテープの一部を切り欠き、その切り欠き部にリボンテープの端部を挿通したものなどが知られている。このようなネームタグは、マジック等で直接名前を書きたくない物品(衣類やバッグ等)に取り付けられる。また、取り外しが可能であるため、兄弟で共有するものや、使用する機会の少ない物品への取り付けも便利である。
特開2014−180836号公報
ところで、特許文献1など、従来知られているテープ印刷装置を用いて、上記のようなネームタグを作成しようとすると、留め具やスリットの位置を考慮しつつリボンテープに印刷するための印刷情報を編集しなければならない。例えば、図17に示すタグ110を形成するためのリボンテープ120を作成したい場合、まず数個の空白スペースを入力して、リボンテープ120の左側における留め具131(例えば、スナップボタンの凹側)の取り付け位置を確保し、その後裏面側の名前を示す第1テキスト141および表面側の名前を示す第2テキスト142を入力し、さらに数個の空白スペースを入力してリボンテープ120の右側の留め具132(例えば、スナップボタンの凸側)の取り付け位置を確保する、など煩わしい編集作業により印刷データを生成しなければならない。また、このような編集作業を行ったとしても、テキスト141,142の印刷位置がずれたり、留め具131,132を不適切な位置に取り付けてしまったりなど、見栄えの良いネームタグを作成するのは困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑み、見栄えの良いタグを形成するためのリボンテープを容易に作成することが可能なリボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のリボン作成方法は、リボンテープを係止することによりリング状のタグを形成するためのリボン作成方法であって、タグの種類を選択するタグ選択ステップと、印刷情報を取得する印刷情報取得ステップと、取得した印刷情報に基づく印刷画像と、係止用の留め具の取り付け位置を示す取り付けマークとを、リボンテープに印刷するリボン作成ステップと、を実行し、リボン作成ステップは、選択されたタグの種類に応じて、リボンテープ上における印刷画像および取り付けマークの印刷位置を決定することを特徴とする。なお、これらの各ステップは、コンピューターによって実行されるものである。
本発明のテープ印刷装置は、リボンテープを係止することによりリング状のタグを形成するためのリボンテープを作成するテープ印刷装置であって、タグの種類を選択するタグ選択部と、印刷情報を取得する印刷情報取得部と、取得した印刷情報に基づく印刷画像と、係止用の留め具の取り付け位置を示す取り付けマークとを、リボンテープに印刷するリボン作成部と、を備え、リボン作成部は、選択されたタグの種類に応じて、リボンテープ上における印刷画像および取り付けマークの印刷位置を決定することを特徴とする。
本発明は、ユーザーによって選択されたタグの種類に応じて、印刷画像および取り付けマークの印刷位置を決定する。この構成により、ユーザーは、印刷画像の配置や留め具の取り付け位置を考慮することなく、見栄えの良いタグ形成用のリボンテープを作成することができる。
上記のリボン作成方法において、タグを取り付ける対象物のサイズ情報を取得するサイズ情報取得ステップを実行し、リボン作成ステップは、選択されたタグの種類および取得した対象物のサイズ情報に応じて、リボンテープの長さと、リボンテープ上における印刷画像および取り付けマークの印刷位置と、を決定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、対象物のサイズ情報に応じてリボンテープの長さを決定するため、タグの種類と対象物のサイズに適した長さのリボンテープを作成することができる。また、対象物のサイズ情報に応じて印刷画像および取り付けマークの印刷位置を決定するため、対象物のサイズによってタグの見栄えを損ねることがない。
上記のリボン作成方法において、リボンテープの端部の折り曲げの有無を選択する端部折り曲げ選択ステップを実行し、リボン作成ステップは、折り曲げの有無に応じて、リボンテープの長さと、リボンテープ上における印刷画像および取り付けマークの印刷位置と、を決定すると共に、「折り曲げ有り」が選択された場合、折り曲げの位置を示す折り曲げマークをリボンテープに印刷することを特徴とする。
本発明の構成によれば、「折り曲げ有り」を選択することによって、リボンテープが布製の場合などリボンテープ端部のほつれを防止できる。また、「折り曲げ有り」が選択された場合は、折り曲げマークを印刷するため、適切な位置でリボンテープの端部を折り曲げることができる。
上記のリボン作成方法において、タグの種類として、第1の種類が選択された場合、リボン作成ステップは、リボンテープの両端からそれぞれリボンテープの長手方向に所定長離間した2か所の位置に取り付けマークを印刷し、リボンテープの長手方向における1/2ずつの範囲内に、それぞれ第1の印刷画像および第2の印刷画像を印刷することを特徴とする。
本発明の構成によれば、リボンテープの両端部に取り付けられた留め具を留めることによってリング状のタグを形成することができる。また、リボンテープの長手方向における中央部を境界とした2か所に印刷画像を配置することができる。
上記のリボン作成方法において、タグの種類として、第2の種類が選択された場合、リボン作成ステップは、取得した対象物のサイズ情報に応じて変化する長さをL1、取得した印刷情報に応じて変化する長さをL2としたとき、リボンテープの長さL0(L0=L1×2+L2)を決定し、リボンテープの一端からリボンテープの長手方向に所定長Ls離間した位置およびリボンテープの一端から長さ「L1×2−Ls」離間した位置に取り付けマークを印刷し、リボンテープの一端から長さ「L1×2」離間した位置からリボンテープの他端までの範囲内に印刷画像を印刷することを特徴とする。
本発明の構成によれば、円周長さ「L1×2」のリング部と、長さL2の旗部(印刷情報が印刷される部分)と、を有するタグを形成することができる。また、旗部の長さは、印刷情報に応じて変化するため、ユーザーは、旗部の長さを指定する手間を省略できる。
上記のリボン作成方法において、タグの種類として、第3の種類が選択された場合、リボン作成ステップは、取得した対象物のサイズ情報に応じて変化する長さをL1、取得した印刷情報に応じて変化する長さをL2としたとき、リボンテープの長さL0(L0=L1×2+L2×2)を決定し、リボンテープの一端からリボンテープの長手方向に長さ「L2+所定長Ls」離間した位置およびリボンテープの他端からリボンテープの長手方向に長さ「L2+Ls」離間した位置に取り付けマークを印刷し、リボンテープの一端から長さL2離間した位置までの範囲およびリボンテープの他端から長さL2離間した位置までの範囲内に、それぞれ第1の印刷画像および第2の印刷画像を印刷することを特徴とする。
本発明の構成によれば、円周長さ「L1×2」のリング部と、長さL2の2つの旗部と、を有するタグ(アウェアネス・リボンの交差部に留め具を取り付けた形状のタグ)を形成することができる。また、旗部の長さは、印刷情報に応じて変化するため、ユーザーは、旗部の長さを指定する手間を省略できる。
本発明のリボン作成方法は、リボンテープの一部に形成された切り欠き部にリボンテープの端部を挿通することによりリング状のタグを形成するためのリボン作成方法であって、タグの種類を選択するタグ選択ステップと、印刷情報を取得する印刷情報取得ステップと、取得した印刷情報に基づく印刷画像と、切り欠き部の形成位置を示す切り欠きマークとを、リボンテープに印刷するリボン作成ステップと、を実行し、リボン作成ステップは、選択されたタグの種類に応じて、リボンテープ上における印刷画像および切り欠きマークの印刷位置を決定することを特徴とする。なお、これらの各ステップは、コンピューターによって実行されるものである。
本発明のテープ印刷装置は、リボンテープの一部に形成された切り欠き部にリボンテープの端部を挿通することによりリング状のタグを形成するためのリボンテープを作成するテープ印刷装置であって、タグの種類を選択するタグ選択部と、印刷情報を取得する印刷情報取得部と、取得した印刷情報に基づく印刷画像と、切り欠き部の形成位置を示す切り欠きマークとを、リボンテープに印刷するリボン作成部と、を備え、リボン作成部は、選択されたタグの種類に応じて、リボンテープ上における印刷画像および切り欠きマークの印刷位置を決定することを特徴とする。
本発明は、ユーザーによって選択されたタグの種類に応じて、印刷画像および切り欠きマークの印刷位置を決定する。この構成により、ユーザーは、印刷画像の配置や切り欠き位置を考慮することなく、見栄えの良いタグ形成用のリボンテープを作成することができる。また、留め具等を用いることなく、安価且つ容易にタグを形成することができる。
上記のリボン作成方法において、切り欠き部の切り欠き方向を選択する切り欠き方向選択ステップを実行し、リボン作成ステップは、選択された切り欠き方向と、リボンテープのテープ幅と、に応じて、切り欠きマークの大きさを決定することを特徴とする。
本発明の構成によれば、切り欠き部の切り欠き方向と、リボンテープのテープ幅と、に応じて、適切な大きさの切り欠き部を形成することができる。
なお、切り欠きマークの形状は特に限定されること無く、直線状でも良いし、長方形状でも良いし、楕円形状でも良い。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記のリボン作成方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
このプログラムを用いることにより、見栄えの良いタグを形成するためのリボンテープを容易に作成することが可能なリボン作成方法を実現できる。
第1実施形態に係るタイプA、タイプBおよびタイプCのタグ形成例を示す図である。 印刷システムの構成図である。 携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 テープ印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯端末およびテープ印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 テープ端部の折り曲げ加工の有無を示す説明図である。 タイプAのリボンテープ作成例を示す図である。 タイプBのリボンテープ作成例を示す図である。 タイプCのリボンテープ作成例を示す図である。 タイプA´、タイプB´のタグ形成例を示す図である。 第2実施形態に係るタイプBs、タイプCsのタグ形成例を示す図である。 第2実施形態に係る設定画面の一例を示す図である。 タイプBsのリボンテープ作成例を示す図である。 タイプCsのリボンテープ作成例を示す図である。 変形例に係るテープ印刷装置の機能構成を示すブロック図である。 従来例に係るタグ形成例およびリボンテープ作成例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明のリボン作成方法、テープ印刷装置およびプログラムについて説明する。以下の実施形態では、本発明のリボン作成方法を、携帯端末1とテープ印刷装置3によって実現する。また、第1実施形態では、留め具を用いてリング状のタグを形成する場合について言及し、第2実施形態では、スリット加工を施してリング状のタグを形成する場合について言及する。
[第1実施形態]
第1実施形態では、図1に示す各種タグ5を形成するためのリボンテープTを作成する。符号5Aは、「タイプA(第1の種類)」のタグ、符号5Bは、「タイプB(第2の種類)」のタグ、符号5Cは、「タイプC(第3の種類)」のタグを示す。また、同図において、符号G1,G2は、印刷画像、符号6は、スナップボタン等の留め具を示す。留め具6は、専用の工具や打ち具を用いるもの、縫い付けるもの、工具や打ち具を用いず凸ボタンと凹ボタンを嵌め込むタイプのもの、などその種類を問わない。また、本実施形態の「タグ」とは、リボンテープTを留め具6で係止する(リボンテープTの2点を留め具6で固定する)ことによりリング状に形成したものを指す。また、リボンテープTとしては、布や樹脂など可撓性の材料を用いる。
同図に示すように、「タイプA」のタグ5Aは、リング状に巻回されるリング部(対象物への取り付け部)に、第1印刷画像G1および第2印刷画像G2が印刷される。また、「タイプB」のタグ5Bは、第1印刷画像G1が印刷される旗部と、リング状に巻回されるリング部と、を有する。また、「タイプC」のタグ5Cは、第1印刷画像G1が印刷される第1の旗部と、第2印刷画像G2が印刷される第2の旗部と、リング状に巻回されるリング部と、を有する。
次に、図2を参照し、上記のリボンテープTを作成する印刷システムSYのシステム構成について説明する。印刷システムSYは、携帯端末1およびテープ印刷装置3を備える。携帯端末1は、各種タブレット端末、スマートフォン(携帯電話)、ノート型パソコンなどによって実現される。同図では、携帯端末1として、タッチパネル11を搭載したスマートフォンを用いた例を示している。携帯端末1は、Bluetooth(登録商標)などの無線通信によってテープ印刷装置3と通信する。なお、携帯端末1とテープ印刷装置3間の通信は、USB通信やEthernet(登録商標)などの有線通信規格を用いても良い。
テープ印刷装置3は、長尺状のリボンテープTおよびインクリボン(図示省略)が収容されたテープカートリッジ31が装着され、携帯端末1から印刷データを受信すると、テープカートリッジ31からリボンテープTを繰り出しつつ、印刷処理および切断処理を行う。リボンテープTの印刷済み部分は、切断処理後、テープ排出口32から排出される。なお、切断処理に代えて、印刷済み部分を手動で切断するためのカットマークを印刷しても良い。
次に、図3および図4を参照し、携帯端末1およびテープ印刷装置3のハードウェア構成について説明する。図3は、携帯端末1のブロック図である。携帯端末1は、ハードウェア構成として、タッチパネル11、Bluetooth通信部12、内臓メモリー13および携帯端末側制御部14を備えている。
タッチパネル11は、表示画面11aおよび位置入力部11bを含む。表示画面11aは、液晶パネルなどによって実現され、後述する設定画面D(図6参照)など各種情報を表示する。一方、位置入力部11bは、抵抗膜方式または静電容量方式によってユーザーの操作位置を検出する。Bluetooth通信部12は、Bluetooth通信規格に基づき、テープ印刷装置3とペアリング処理を行い接続確立した後、無線通信を行う。
内臓メモリー13は、例えばフラッシュROM(登録商標)によって実現され、OS(Operating System)13aや、専用アプリケーション13bを記憶する。専用アプリケーション13bは、リボンテープTを作成するためのスマートフォン用アプリケーションである。上記の設定画面Dは、当該専用アプリケーション13bの一機能として表示される。
携帯端末側制御部14は、CPU(Central Processing Unit)およびRAM(Random Access Memory)等によって実現され、上記の各部(符号11〜符号13)と連携し、印刷データの生成処理やテープ印刷装置3との通信制御を行う。
図4は、テープ印刷装置3のブロック図である。テープ印刷装置3は、ハードウェア構成として、Bluetooth通信部33、カートリッジ検出部34、印刷機構35および印刷装置側制御部36を備えている。
Bluetooth通信部33は、Bluetooth通信規格に基づいて携帯端末1と通信を行う。カートリッジ検出部34は、テープカートリッジ31に収容されたリボンテープTに関するテープ情報を検出する。テープ情報としては、リボンテープTのテープ材質、テープ幅、テープ色、文字色(インク色)などを検出する。検出方法としては、テープカートリッジ31に貼付または印刷されたコード画像(バーコードや2次元コードなど)やRFID(Radio Frequency Identification)を読み取る方法、テープカートリッジ31に形成された1以上の孔の有無を検出する方法、などが考えられる。
印刷機構35は、印刷ヘッド41、テープ送りモーター42、カッターモーター43およびテープカッター44を含む。印刷ヘッド41は、サーマルヘッドであり、繰り出されたリボンテープTおよびインクリボンテープを、プラテンローラー(図示省略)との間に挟み込んで印刷を行う。テープ送りモーター42は、繰り出されたリボンテープTを、印刷ヘッド41からテープ排出口32(図2参照)に向けて搬送する。カッターモーター43は、テープカッター44を駆動し、テープ送りを一旦停止した状態で、リボンテープTの印刷済み部分をテープ幅方向に切断する。
印刷装置側制御部36は、CPUやRAM等によって実現され、上記の各部(符号33〜符号35)と連携し、携帯端末1との通信制御や印刷制御を行う。具体的には、テープカートリッジ31の装着時、携帯端末1との通信確立時または携帯端末1からの問い合わせがあったとき、Bluetooth通信部33を介してカートリッジ検出部34によって検出したテープ情報を携帯端末1に送信する。また、携帯端末1からBluetooth通信部33を介して印刷データを受信し、当該印刷データに基づいて印刷機構35を制御する。
次に、図5を参照し、携帯端末1およびテープ印刷装置3の機能構成について説明する。携帯端末1は、機能構成として、入力部51、表示部52、リボン設定部53、印刷データ生成部54および通信部55を備える。これらのうちリボン設定部53および印刷データ生成部54の機能は、主に上記の専用アプリケーション13b(図3参照)によって提供される。また、テープ印刷装置3は、機能構成として、通信部71、印刷部72および切断部73を備える。なお、請求項におけるリボン作成部(リボン作成ステップ)は、印刷データ生成部54、通信部55、通信部71、印刷部72および切断部73によって実現される。
入力部51は、タッチパネル11の操作によって、印刷用の情報である印刷情報(テキスト、画像など)を入力する。表示部52は、リボン設定部53により設定された設定情報を表示すると共に、印刷データ生成部54により生成された印刷データ(印刷プレビューなど)を表示する。
リボン設定部53は、印刷情報取得部61、タグ選択部62、サイズ情報取得部63および端部折り曲げ選択部64を含む。印刷情報取得部61は、入力部51により入力された印刷情報を取得する(印刷情報取得ステップ)。タグ選択部62は、タグの種類(図1に示したタイプA、タイプB、タイプCのいずれか)を選択する(タグ選択ステップ)。サイズ情報取得部63は、タグ5を取り付ける対象物の大きさを示すサイズ情報を取得する(サイズ情報取得ステップ)。端部折り曲げ選択部64は、リボンテープ端部の折り曲げの有無を選択する(端部折り曲げ選択ステップ)。図7に示すように、「折り曲げ有り」が選択された場合、リボンテープTの端部を内側に折り込んだ状態で留め具6が留められる。これに対し、「折り曲げ無し」が選択された場合は、折り込みを行わず、リボンテープTの切断端がタグ5の端部となる。
印刷データ生成部54は、リボン設定部53により設定された設定情報に基づき、印刷データを生成する。印刷データは、取得した印刷情報に基づく印刷画像G1,G2、留め具6の取り付け位置(リボンテープTの固定位置)を示す取り付けマークBM、端部折り曲げの位置を示す折り曲げマークFMを印刷するためのデータと、タグ5を取り付ける対象物の大きさや印刷情報(文字数、文字サイズ、文字間隔など)を考慮したテープ長となるようにリボンテープTを切断するためのデータと、を含む。通信部55は、印刷データ生成部54によって生成された印刷データをテープ印刷装置3に送信する。
一方、テープ印刷装置3の通信部71は、携帯端末1から印刷データを受信する。印刷部72は、受信した印刷データに基づいて印刷を行う。また、切断部73は、受信した印刷データに基づいて、テープカッター44によりリボンテープTを切断する。
次に、図6を参照し、設定画面Dについて説明する。設定画面Dは、リボン設定部53の各種項目を設定するための画面であり、タグ種類選択領域81、折り曲げ選択領域82、イメージ表示領域83、対象物サイズ入力領域84、テキスト入力領域85、OKボタン91およびキャンセルボタン92を含む。OKボタン91が押下されると、設定画面Dの設定を完了して、不図示の印刷プレビュー画面を表示する。また、キャンセルボタン92が押下されると、設定画面Dの設定をキャンセルする。なお、設定画面Dは、同図に示すように1画面ではなく、幾つかの項目別に複数画面で構成しても良い。
タグ種類選択領域81では、タグ5の種類が選択される。折り曲げ選択領域82では、リボンテープTの端部を折り曲げるか否かが選択される。イメージ表示領域83は、タグ種類選択領域81で選択されたタグ5の出来上がりイメージを表示する。同図では、「タイプA」のタグ5Aが選択された場合を示している。
対象物サイズ入力領域84では、タグ5を取り付ける対象物の大きさが、「幅」、「直径」、「円周」のいずれかで入力される。ここで、「幅」が選択された場合、後述する長さL1を、「入力値+所定長x」に設定する。また、「直径」が選択された場合、後述する長さL1を、「(入力値×円周率)/2+所定長x」に設定する。また、「円周」が選択された場合、後述する長さL1を、「入力値+所定長x」に設定する。なお、「所定長x」は、全て同じ長さでなくても良い。
テキスト入力領域85では、テキストが入力される。同図の例では、タグ5の種類として「タイプA」のタグ5Aが選択されているため、第1印刷画像G1用と第2印刷画像G2用の2つのテキストを入力するための入力欄86,87を表示している。なお、「タイプA」のタグ5Aが選択された場合、対象物サイズ入力領域84で入力された対象物の大きさに応じて、印刷画像G1,G2が印刷される印刷領域E1,E2のテープ長方向の長さが決まるため、それらの印刷領域E1,E2に収まる範囲で入力可能な文字数を制限する(図8参照)。また、各入力欄86,87では、テキストの配置(「前寄せ」、「中寄せ」、「均等割付け」、「後寄せ」のいずれか)を選択可能であり、その選択結果に応じて、各印刷領域E1,E2にテキストを入力する。なお、特に図示しないが、テキストの配置以外にも、テキストのフォントサイズやフォント種類を選択可能としても良い。また、入力可能な文字数を超えたテキストが入力された場合は、フォントサイズを小さくしても良い。さらに、入力された文字数に応じて印刷領域E1,E2をテープ長方向に拡げても良い(この場合、リボンテープの長さL0が延長される)。
次に、図8〜図10を参照し、設定画面Dの設定にしたがって作成されるリボンテープTについて説明する。なお、図1に示したタグ5A、5B、5Cは、それぞれ図8に示すリボンテープTA−1、図9に示すリボンテープTB−1、図10に示すリボンテープTCから形成されるものである。なお、図8〜図10に示すリボンテープTは一例を示すものであり、左右反転のリボンテープTを作成するなど、適宜変更が可能である。
図8は、タグ5の種類として「タイプA」が選択された場合に作成されるリボンテープTAを示している。端部折り曲げの有無として「折り曲げ無し」が選択された場合は、リボンテープTA−1に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L1×2」となる。また、リボンテープTの先端(図示左端)から所定長Ls離間した位置に第1取り付けマークBM1を印刷し、リボンテープTの後端(図示右端)から所定長Ls離間した位置に第2取り付けマークBM2を印刷する。さらに、リボンテープTの先端から長さ「Ls×2」離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さL1離間した位置(リボンテープTの中心位置)を終端とする領域を第1印刷領域E1とし、リボンテープTの後端から長さ「Ls×2」離間した位置を終端としリボンテープTの後端から長さL1離間した位置(リボンテープTの中心位置)を前端とする領域を第2印刷領域E2とする。
なお、所定長Lsは、「取り付けマークBMのテープ長方向の長さ/2」よりも長く設定される。「テープ長方向」とは、リボンテープTの長手方向を指す。また、本実施形態において取り付けマークBMの形状および大きさは、タグ5の種類やリボンテープTのテープ幅によって変化しないため、所定長Lsは固定値である。
一方、端部折り曲げの有無として「折り曲げ有り」が選択された場合は、リボンテープTA−2に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L1×2+所定長Lf×2」となる。つまり、リボンテープTA−1の両端に、所定長Lfの折り曲げ部を追加し、リボンテープTの先端から長さLf離間した位置およびリボンテープTの後端から長さLf離間した位置に、それぞれ第1折り曲げマークFM1および第2折り曲げマークFM2を印刷する。長さLfは、「Lf>Ls×2」となるように設定される。折り曲げマークFMは、図示した破線に限らず、実線や2点マークなど他のマークでも良い。
なお、リボンテープTAについては、図1のタグ5Aに示す形態ではなく、図11のタグ5A´(タイプA´)に示す形態となるように、タグ5を形成しても良い。この場合も、リボンテープTの作成結果は図8と同様である。
図9は、タグ5の種類として「タイプB」が選択された場合に作成されるリボンテープTBを示している。端部折り曲げの有無として「折り曲げ無し」が選択された場合は、リボンテープTB−1に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L1×2+L2」となる。また、リボンテープTの先端から所定長Ls離間した位置に第1取り付けマークBM1を印刷し、リボンテープTの先端から長さ「L1×2−Ls」離間した位置に第2取り付けマークBM2を印刷する。さらに、リボンテープTの先端から長さ「L1×2」離間した位置を前端としリボンテープTの後端を終端とする領域を第1印刷領域E1とする。長さL2は、第1印刷領域E1に印刷される第1印刷画像G1の長さによって変化する。
なお、リボンテープTの先端から長さ「Ls×2」離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さL1離間した位置を終端とする領域、および/または、リボンテープTの先端から長さL1離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さ「L1×2−Ls×2」離間した位置を終端とする領域を第2の印刷領域としても良い。また、長さL2をユーザーが指定する固定長としても良い。
一方、端部折り曲げの有無として「折り曲げ有り」が選択された場合は、リボンテープTB−2に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L1×2+L2+所定長Lf」となる。リボンテープTB−2の場合、リボンテープTB−1の先端に、所定長Lfの折り曲げ部を追加し、リボンテープTの先端から長さLf離間した位置に、折り曲げマークFMを印刷する。
なお、リボンテープTBについては、図1のタグ5Bに示す形態ではなく、図11のタグ5B´(タイプB´)に示す形態となるように、タグ5を形成しても良い。この場合も、リボンテープTの作成結果は図9と同様である。
図10は、タグ5の種類として「タイプC」が選択された場合に作成されるリボンテープTCを示している。「タイプC」が選択された場合、端部折り曲げの有無は選択不可となる。また、同図に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L1×2+L2×2」となる。また、リボンテープTの先端から「L2+Ls」離間した位置に第1取り付けマークBM1を印刷し、リボンテープTの後端から長さ「L2+Ls」離間した位置に第2取り付けマークBM2を印刷する。さらに、リボンテープTの先端を前端としリボンテープTの先端から長さL2離間した位置を終端とする領域を第1印刷領域E1とし、リボンテープTの後端を終端としリボンテープTの後端から長さL2離間した位置を前端とする領域を第2印刷領域E2とする。本例において、長さL2は、第1印刷領域E1に印刷される第1印刷画像G1および第2印刷領域E2に印刷される第2印刷画像G2の長さによって変化する。但し、「タイプC」の場合、第1印刷領域E1と第2印刷領域E2の長さが異なると、タグ5Cの左右の旗部の長さが異なり見栄えが悪いため(図1参照)、第1印刷領域E1と第2印刷領域E2のいずれか長い方に長さを合わせることが好ましい。
なお、リボンテープTの先端から長さ「L2+Ls×2」離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さ「L2+L1×2−Ls×2」離間した位置を終端とする領域を第3の印刷領域としても良い。
以上説明したとおり、第1実施形態の印刷システムSYによれば、ユーザーによって選択されたタグ5の種類に応じて、印刷画像Gおよび取り付けマークBMの印刷位置を自動的に決定するため、ユーザーは、印刷画像Gの配置や留め具6の取り付け位置を考慮することなく、見栄えの良いタグ形成用のリボンテープTを作成することができる。また、対象物のサイズ情報に応じてリボンテープTの長さを決定するため、タグ5の種類と対象物のサイズに適した長さのリボンテープTを作成することができる。さらに、端部折り曲げの有無が選択可能であり、「折り曲げ有り」を選択することにより、リボンテープTが布製の場合など端部のほつれを防止できる。また、「折り曲げ無し」を選択することにより、リボンテープTのテープ使用量を節約できる。
[第2実施形態]
次に、図12〜図15を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、スリット加工を施してリング状のタグ5を形成することを特徴とする。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
本実施形態では、図12に示すタグ5を形成するためのリボンテープTを作成する。符号5Bsは、「タイプBs」のタグ、符号5Csは、「タイプCs」のタグを示す。また、同図において、符号7は、スリット(切り欠き部)を示す。同図に示すように、「タイプBs」のタグ5Bsは、第1印刷画像G1が印刷される旗部と、リング状に巻回されるリング部と、を有する。また、当該リング部は、リボンテープTに形成されたスリット7にリボンテープTの端部を挿通することにより形成される。また、「タイプCs」のタグ5Csは、第1印刷画像G1が印刷される第1の旗部と、第2印刷画像G2が印刷される第2の旗部と、リング状に巻回されるリング部と、を有する。タグ5Csのリング部も、タグ5Bsと同様に、リボンテープTに形成されたスリット7にリボンテープTの端部を挿通することにより形成される。
本実施形態の機能構成は、特に図示しないが、図5に示した携帯端末1のリボン設定部53内に、切り欠き方向選択部を追加した構成となる。図13は、本実施形態に係る設定画面Dの一例を示す図である。本実施形態の設定画面Dは、第1実施形態の設定画面D(図6参照)に、切り欠き方向選択領域88を追加した構成となる。なお、同図の例では、タグ5の種類として「タイプBs」が選択されているため、テキスト入力領域85には、第1印刷画像G1用のテキストを入力するための1つの入力欄のみ表示されている。切り欠き方向選択領域88では、スリット7を、テープ幅方向と平行に形成するか、テープ長方向と平行に形成するか、のいずれかが選択される(切り欠き方向選択ステップ)。図12に示したタグ5Bsは、切り欠き方向として「テープ幅方向」が選択された場合、タグ5Csは、切り欠き方向として「テープ長方向」が選択された場合をそれぞれ示している。
図14は、タグ5の種類として「タイプBs」が選択された場合に作成されるリボンテープTBsを示している。図12に示したタグ5Bsは、図14に示すリボンテープTBs−1から形成される。端部折り曲げの有無として「折り曲げ無し」が選択された場合は、リボンテープTBs−1に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=Lm+L1×2+L2」となる。切り欠き方向として「テープ幅方向」が選択された場合、長さLmは所定長となる。また、長さL1は、対象物のサイズ情報に応じて変化する長さであり、長さL2は、印刷情報に応じて変化する長さである。また、リボンテープTBs−1は、リボンテープTの先端から長さLm離間した位置に切り欠きマークSMを印刷する。ユーザーは、当該切り欠きマークSMに沿ってカッター等で切り込みを入れることにより、スリット7を形成する。なお、切り欠き方向として「テープ幅方向」が選択された場合、切り欠きマークSMの長さ(=スリット7の長さ)は、「テープ幅−所定長x」となる。また、リボンテープTBs−1は、リボンテープTの後端から長さL2までの領域を第1印刷領域E1とする。
なお、リボンテープTの先端から長さLm離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さ「Lm+L1」離間した位置を終端とする領域、および/または、リボンテープTの先端から長さ「Lm+L1」離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さ「Lm+L1×2」離間した位置を終端とする領域を第2の印刷領域としても良い。
一方、端部折り曲げの有無として「折り曲げ有り」が選択された場合は、リボンテープTBs−2に示すように、リボンテープTのテープ長L0が「L0=所定長Lf+Lm+L1×2+L2」となる。つまり、リボンテープTBs−2は、リボンテープTBs−1の先端に、所定長Lfの折り曲げ部を追加し、リボンテープTの先端から長さLf離間した位置に、折り曲げマークFMを印刷したものとなる。なお、所定長Lfは、Lf>Lmとなるように設定される。
図15は、タグ5の種類として「タイプCs」が選択された場合に作成されるリボンテープTCsを示している。「タイプCs」が選択された場合、端部折り曲げの有無は選択不可となる。また、リボンテープTのテープ長L0が「L0=L2×2+L1×2+Lm×2」となる。また、リボンテープTの先端から長さL2離間した位置から、長さ「L2+Lm」離間した位置までの範囲内に、切り欠きマークSMを印刷する。切り欠き方向として「テープ長方向」が選択された場合、切り欠きマークSMの長さ(=スリット7の長さ)は、本実施形態では「テープ幅」としているが、切り欠きマークSMの長さを、「テープ幅±所定長x」としても良い。また、切り欠き方向として「テープ長方向」が選択された場合、長さLmは、「切り欠きマークSMの長さ+所定長x」となる。また、リボンテープTCsは、リボンテープTの先端を前端としリボンテープTの先端から長さL2離間した位置を終端とする領域を第1印刷領域E1とし、リボンテープTの後端を終端としリボンテープTの後端から長さL2離間した位置を前端とする領域を第2印刷領域E2とする。本例においても、「タイプC」と同様に、長さL2は、第1印刷領域E1と第2印刷領域E2のいずれか長い方に長さを合わせることが好ましい。
なお、リボンテープTの先端から長さ「L2+Lm」離間した位置を前端としリボンテープTの先端から長さ「L2+Lm+L1×2」離間した位置を終端とする領域を第3の印刷領域としても良い。
以上説明したとおり、第2実施形態の印刷システムSYによれば、ユーザーによって選択されたタグ5の種類に応じて、印刷画像Gおよび切り欠きマークSMの印刷位置を自動的に決定するため、ユーザーは、印刷画像Gの配置やスリット7の形成位置を考慮することなく、見栄えの良いタグ形成用のリボンテープTを作成することができる。また、留め具等を用いる必要がないため、安価且つ容易にタグ5を形成することができる。さらに、切り欠き方向として「テープ長方向」が選択された場合、リボンテープTのテープ幅に応じて切り欠きマークSMの長さを決定するため、スリット7が不適切な長さに形成されることを防止できる。
以上、2つの実施形態を示したが、各実施形態では以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
第2実施形態では、切り欠きマークSMとして直線状のマークを例示したが、長方形状でも良いし、楕円形状でも良い。また、切り欠きマークSMの大きさを、リボンテープTの材質やタグ5の種類に応じて変更しても良い。さらに、切り欠き方向を、リボンテープTの材質やタグ5の種類に応じて決定しても良い。
[変形例2]
同様に、第1実施形態において、取り付けマークBMのマーク形状を円形ではなく、「プラスマーク(+)」や「点(・)」など他の形状としても良い。また、取り付けマークBMの大きさを、リボンテープTのテープ幅、リボンテープTの材質、タグ5の種類等に応じて変更しても良い。さらに、リボンテープTのテープ幅に応じて、取り付けマークBMの個数を変更しても良い。この場合、取り付けマークBMは、テープ幅方向に複数個並べて印刷することが好ましい。
[変形例3]
また、第1実施形態および第2実施形態では、印刷画像Gとして文字を印刷する場合を例示したが、バーコードや2次元コードなどのコード画像を印刷しても良い。この場合、第1印刷画像G1用に入力されたテキストを利用して、第2印刷画像G2用のコード画像を生成しても良い。また、さらなる変形例として、第1印刷画像G1と第2印刷画像G2の文字の並び方向(縦書き/横書き)と、第1印刷画像G1の文字に対して第2印刷画像G2の文字を180度回転させて印刷するか否か、などをユーザーが選択可能としても良い。
[変形例4]
また、両実施形態では、テープカートリッジ31によりリボンテープTを供給したが、必ずしもカートリッジで供給しなくても良い。例えば、市販の各種装飾テープを装填可能な構成とし、当該装飾テープに対して印刷および切断を行うことで、上記の実施形態のリボンテープTを作成しても良い。
[変形例5]
また、両実施形態の印刷情報取得部61は、入力部51によって入力された印刷情報を取得したが、外部記憶媒体から読み出された印刷情報を取得しても良いし、外部装置から送信された印刷情報を取得しても良い。また、定型文を複数記憶しておき、それらの中から選択された定型文を取得しても良い。
[変形例6]
また、両実施形態では、本発明のリボン作成方法を、携帯端末1とテープ印刷装置3によって実現したが、テープ印刷装置3単体で実現しても良い。図16は、本変形例に係るテープ印刷装置3の機能構成を示すブロック図である。テープ印刷装置3は、入力部51、表示部52、リボン設定部53およびリボン作成部60を備える。また、リボン作成部60は、印刷データ生成部54、印刷部72および切断部73を含む。請求項におけるリボン作成ステップは、リボン作成部60によって実現される。本変形例によれば、テープ印刷装置3のみの簡易な構成で、第1実施形態および第2実施形態に示したリボンテープTを作成することができる。
[その他の変形例]
上記の両実施形態および変形例に示した携帯端末1またはテープ印刷装置3における各構成要素をプログラムとして提供しても良い。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供しても良い。すなわち、コンピューターを携帯端末1またはテープ印刷装置3の各構成要素として機能させるためのプログラム(専用アプリケーション13bを含む)、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、携帯端末1またはテープ印刷装置3の各部(各機能)をクラウドコンピューティングで実現したり、携帯端末1を他の情報処理装置で実現するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…携帯端末、3…テープ印刷装置、51…入力部、52…表示部、53…リボン設定部、54…印刷データ生成部、55…通信部、61…印刷情報取得部、62…タグ選択部、63…サイズ情報取得部、64…端部折り曲げ選択部、71…通信部、72…印刷部、73…切断部

Claims (11)

  1. リボンテープを係止することによりリング状のタグを形成するためのリボン作成方法であって、
    前記タグの種類を選択するタグ選択ステップと、
    印刷情報を取得する印刷情報取得ステップと、
    取得した前記印刷情報に基づく印刷画像と、係止用の留め具の取り付け位置を示す取り付けマークとを、前記リボンテープに印刷するリボン作成ステップと、を実行し、
    前記リボン作成ステップは、選択された前記タグの種類に応じて、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記取り付けマークの印刷位置を決定することを特徴とするリボン作成方法。
  2. 前記タグを取り付ける対象物のサイズ情報を取得するサイズ情報取得ステップを実行し、
    前記リボン作成ステップは、選択された前記タグの種類および取得した前記対象物のサイズ情報に応じて、前記リボンテープの長さと、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記取り付けマークの印刷位置と、を決定することを特徴とする請求項1に記載のリボン作成方法。
  3. 前記リボンテープの端部の折り曲げの有無を選択する端部折り曲げ選択ステップを実行し、
    前記リボン作成ステップは、前記折り曲げの有無に応じて、前記リボンテープの長さと、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記取り付けマークの印刷位置と、を決定すると共に、「折り曲げ有り」が選択された場合、前記折り曲げの位置を示す折り曲げマークを前記リボンテープに印刷することを特徴とする請求項2に記載のリボン作成方法。
  4. 前記タグの種類として、第1の種類が選択された場合、
    前記リボン作成ステップは、前記リボンテープの両端からそれぞれ前記リボンテープの長手方向に所定長離間した2か所の位置に前記取り付けマークを印刷し、前記リボンテープの前記長手方向における1/2ずつの範囲内に、それぞれ第1の前記印刷画像および第2の前記印刷画像を印刷することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリボン作成方法。
  5. 前記タグの種類として、第2の種類が選択された場合、
    前記リボン作成ステップは、取得した前記対象物のサイズ情報に応じて変化する長さをL1、取得した前記印刷情報に応じて変化する長さをL2としたとき、前記リボンテープの長さL0(L0=L1×2+L2)を決定し、前記リボンテープの一端から前記リボンテープの長手方向に所定長Ls離間した位置および前記リボンテープの一端から長さ「L1×2−Ls」離間した位置に前記取り付けマークを印刷し、前記リボンテープの一端から長さ「L1×2」離間した位置から前記リボンテープの他端までの範囲内に前記印刷画像を印刷することを特徴とする請求項2に記載のリボン作成方法。
  6. 前記タグの種類として、第3の種類が選択された場合、
    前記リボン作成ステップは、取得した前記対象物のサイズ情報に応じて変化する長さをL1、取得した前記印刷情報に応じて変化する長さをL2としたとき、前記リボンテープの長さL0(L0=L1×2+L2×2)を決定し、前記リボンテープの一端から前記リボンテープの長手方向に長さ「L2+所定長Ls」離間した位置および前記リボンテープの他端から前記リボンテープの長手方向に長さ「L2+Ls」離間した位置に前記取り付けマークを印刷し、前記リボンテープの一端から長さL2離間した位置までの範囲および前記リボンテープの他端から長さL2離間した位置までの範囲内に、それぞれ第1の前記印刷画像および第2の前記印刷画像を印刷することを特徴とする請求項2に記載のリボン作成方法。
  7. リボンテープの一部に形成された切り欠き部に前記リボンテープの端部を挿通することによりリング状のタグを形成するためのリボン作成方法であって、
    前記タグの種類を選択するタグ選択ステップと、
    印刷情報を取得する印刷情報取得ステップと、
    取得した前記印刷情報に基づく印刷画像と、前記切り欠き部の形成位置を示す切り欠きマークとを、前記リボンテープに印刷するリボン作成ステップと、を実行し、
    前記リボン作成ステップは、選択された前記タグの種類に応じて、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記切り欠きマークの印刷位置を決定することを特徴とするリボン作成方法。
  8. 前記切り欠き部の切り欠き方向を選択する切り欠き方向選択ステップを実行し、
    前記リボン作成ステップは、選択された前記切り欠き方向と、前記リボンテープのテープ幅と、に応じて、前記切り欠きマークの大きさを決定することを特徴とする請求項7に記載のリボン作成方法。
  9. リボンテープを係止することによりリング状のタグを形成するためのリボンテープを作成するテープ印刷装置であって、
    前記タグの種類を選択するタグ選択部と、
    印刷情報を取得する印刷情報取得部と、
    取得した前記印刷情報に基づく印刷画像と、係止用の留め具の取り付け位置を示す取り付けマークとを、前記リボンテープに印刷するリボン作成部と、を備え、
    前記リボン作成部は、選択された前記タグの種類に応じて、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記取り付けマークの印刷位置を決定することを特徴とするテープ印刷装置。
  10. リボンテープの一部に形成された切り欠き部に前記リボンテープの端部を挿通することによりリング状のタグを形成するためのリボンテープを作成するテープ印刷装置であって、
    前記タグの種類を選択するタグ選択部と、
    印刷情報を取得する印刷情報取得部と、
    取得した前記印刷情報に基づく印刷画像と、前記切り欠き部の形成位置を示す切り欠きマークとを、前記リボンテープに印刷するリボン作成部と、を備え、
    前記リボン作成部は、選択された前記タグの種類に応じて、前記リボンテープ上における前記印刷画像および前記切り欠きマークの印刷位置を決定することを特徴とするテープ印刷装置。
  11. コンピューターに、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のリボン作成方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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