JP6671970B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などにおける潜像の現像方式としては、像担持体と現像部材とが接触した状態で現像を行う接触現像方式がある。像担持体として感光ドラム、現像部材として現像ローラを例として説明する。
接触現像方式を採用した画像形成装置では、感光ドラムと現像ローラとの摩耗による双方の劣化が生じやすいことが課題として挙げられる。また、接触現像方式では、感光ドラムと現像ローラとはトナーを介して接触しており、非接触現像方式と比較してトナーに対する物理的なストレスが大きく、トナーの劣化が増大しやすいことが課題として挙げられている。
このような課題に対して、特許文献1では、複数の記録材に連続して画像を形成する際に、紙間を広げる必要がある場合には、感光ドラムと現像ローラとを離間させることが提案されている。
また、特許文献2では、複数色の画像形成ユニットを有する構成において、感光ドラムの潜像を現像する期間のみ、感光ドラムと現像ローラとを当接させることが提案されている。
特開2010−140016号公報 特開2001−318506号公報
しかしながら、上記従来技術には、以下の問題がある。
特許文献1の構成は、連続して画像を形成する際に紙間を広げる必要が生じた際には有効である。しかし、単一の画像の形成や、連続して画像を形成する場合でも紙間を広げる必要が生じない場合には、感光ドラムと現像ローラとの接触機会を減らす効果が得られない。
また、特許文献2の構成は、複数の感光ドラムを共通の駆動手段によって駆動する構成を採用した場合、次のような問題が生じる。つまり、対象となる感光ドラムにおける潜像形成中に、別の感光ドラムからの現像ローラの離間動作を行う場合、その離間動作によって駆動手段に負荷変動が生じて、上記対象となる感光ドラムも負荷変動の影響を受ける。その結果、上記対象となる感光ドラムの周速の変動が生じ、形成される潜像を乱してしまうことがある。そして、潜像の画像部を乱してしまうことで、白スジ画像(現像剤が付着すべき画像部に現像剤が付着せずにスジ状に抜ける現象)が発生することがある。また、潜像の非画像部も露光して電位を調整する構成を採用する場合は、潜像の非画像部を乱してしまうことで、カブリスジ画像(現像剤が付着すべきでない非画像部に現像剤が付着してスジ状に汚れが出る現象)が発生することがある。
上述のような感光ドラムへの負荷変動の影響は、複数の感光ドラムに対応する複数の駆動手段を有した構成を採用すれば発生しない。しかし、複数の駆動手段を有する必要があるため、画像形成装置の構成が複雑化し、コストアップにつながる。
したがって、本発明の目的は、像担持体の駆動手段を共通化して構成の簡易化、低コスト化を図ることを可能とすると共に、画像の不具合を抑制しつつ像担持体と現像部材との接触機会を低減することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、複数の像担持体と、複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像がそれぞれ転写される移動可能な移動体と、複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、前記当接離間ユニットを制御する信号を出力する制御ユニットと、を有し、複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記制御ユニットは、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材を離間させる離間信号を出力し、前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の態様によると、複数の像担持体と、複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像が転写される記録材を担持して搬送する移動可能な移動体と、複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、前記当接離間ユニットを制御する信号を出力する制御ユニットと、を有し、複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に担持された記録材に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記制御ユニットは、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材を離間させる離間信号を出力し、前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の他の態様によると、複数の像担持体と、複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像がそれぞれ転写される移動可能な移動体と、複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、を有し、複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材が離間し、前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明の他の態様によると、複数の像担持体と、複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像が転写される記録材を担持して搬送する移動可能な移動体と、複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、を有し、複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に担持された記録材に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材が離間し、前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、像担持体の駆動手段を共通化して構成の簡易化、低コスト化を図ることを可能とすると共に、画像の不具合を抑制しつつ像担持体と現像部材との接触機会を低減することが可能となる。
画像形成装置の概略断面図である。 当接離間機構の動作を説明するための模式図である。 実施例1の画像形成動作のタイミングチャート図である。 比較例の画像形成動作のタイミングチャート図である。 現像ローラの駆動伝達部の動作を説明するための模式図である。 実施例3の画像形成動作のタイミングチャート図である。 画像形成装置の他の例の要部の概略断面図である。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
[実施例1]
1.画像形成装置の構成
図1は、本発明の一実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。本実施例では、画像形成装置100は、第1、第2、第3、第4の画像形成部(ステーション)SY、SM、SC、SKを有する、中間転写方式を採用したタンデム型のカラーレーザービームプリンタである。各画像形成部SY、SM、SC、SKにおける画像形成は、電子写真プロセスを用いて行なわれる。各画像形成部SY、SM、SC、SKは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する。
なお、各画像形成部SY、SM、SC、SKに設けられる同様の機能、構成を有する要素について、特に区別を要しない場合は、いずれかの画像形成部の要素であることを示す符号の末尾のY、M、C、Kは省略して、当該要素について総括的に説明する。
画像形成装置100の装置本体110には、画像形成装置100の動作を制御する制御手段(制御ユニット)としての制御部150が設けられている。制御部150には、インターフェース201を介して接続されているプリンタコントローラ(外部ホスト装置)200から画像データ(電気的な画像情報)が入力される。画像形成装置100は、制御部150に入力された画像データに対応した画像を、記録用紙などの記録材Pに形成して、画像形成物を出力する。制御部150は、プリンタコントローラ200と各種の電気的情報信号の授受をする。また、制御部150は、各種のプロセス機器やセンサから入力する電気的情報信号の処理、各種のプロセス機器への指令信号の処理、所定のイニシャルシーケンス制御、所定の作像シーケンス制御を司る。プリンタコントローラ200は、ホストコンピュータ、ネットワーク、イメージリーダ、ファクシミリなどである。
画像形成装置100は、像担持体としてのドラム型(円筒形)の電子写真感光体である感光ドラム1を有する。感光ドラム1の周囲には、次の各機器が配置されている。まず、帯電手段としてのローラ型の帯電部材である帯電ローラ2が配置されている。また、現像手段(現像ユニット)としての現像装置4が配置されている。また、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーナ6が配置されている。
感光ドラム1は、感光体駆動手段としてのドラム駆動モータ(駆動源)120から、その長手方向(回転軸線方向)の一方の端面において駆動入力を受ける。そして、感光ドラム1は、図中矢印R1方向に120(mm/sec)の周速度(表面移動速度)で回転駆動される。
現像装置4は、現像剤としての非磁性一成分現像剤(トナー)を用いる。本実施例では、トナーは負帯電特性を有する。現像装置4は、トナーを担持して搬送する現像部材(現像剤担持体)としての現像ローラ41と、現像ローラ41上のトナー層を均一化するための現像ブレード42と、現像容器43と、を有する。各現像装置4Y、4M、4C、4Kの現像容器43Y、43M、43C、43Kには、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。現像装置4は、像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え像担持体に現像部材を当接させて像担持体上の潜像を現像する現像手段の一例である。本実施例では、各現像装置4Y、4M、4C、4Kの各現像ローラ41は、図示しない現像駆動手段としての現像駆動モータによって、それぞれ独立して回転駆動される。
なお、本実施例では、各画像形成部Sにおいて、感光ドラム1と、感光ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像装置4及びドラムクリーナ6と、は、一体的に装置本体110に対して着脱自在なプロセスカートリッジ10を構成している。本実施例では、各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10Kは、装置本体110内において、横方向(略水平方向)に一定の間隔を置いて並置される。
また、画像形成装置100は、各画像形成部Sの感光ドラム1に潜像を形成する潜像形成手段(露光手段)として、各感光ドラム1を露光する露光装置(レーザ露光ユニット)3を有する。
また、画像形成装置100は、各感光ドラム1と対向するように配置された、中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト7を有する。中間転写ベルト7は、複数の像担持体から現像剤で形成された画像が転写される移動可能な移動体の一例である。中間転写ベルト7は、電気抵抗値(体積抵抗率)が1011〜1016(Ω・cm)程度、厚さが100〜200μmの樹脂フィルムを、無端状に形成したものである。その樹脂としては、PVdf(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)などを用いることができる。中間転写ベルト7は、複数の支持部材としての駆動ローラ71及び二次転写対向ローラ72の2つの張架ローラに張架されている。中間転写ベルト7は、駆動ローラ71が図示しない中間転写体駆動手段としてのベルト駆動モータにより回転駆動されることにより、感光ドラム1の周速度と略同一の周速度(プロセス速度)で図中矢印R2方向に回転(循環)駆動される。
中間転写ベルト7の内周面側において、中間転写ベルト7を介して各感光ドラム1と対向する位置に、一次転写手段としてのローラ型の一次転写部材である一次転写ローラ5が配置されている。一次転写ローラ5は、軸上に導電性弾性層を設けたローラ状に構成され、感光ドラム1に対してほぼ平行に配置されている。一次転写ローラ5は、中間転写ベルト7を介して感光ドラム1に所定の押圧力で当接し、中間転写ベルト7と感光ドラム1とが接触する一次転写部(一次転写位置、一次転写ニップ)T1を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、中間転写ベルト7を介して二次転写対向ローラ72と対向する位置に、二次転写手段としてのローラ型の二次転写部材である二次転写ローラ8が配置されている。二次転写ローラ8は、中間転写ベルト7を介して二次転写対向ローラ8に所定の押圧力で当接し、中間転写ベルト7と二次転写ローラ8とが接触する二次転写部(二次転写位置、二次転写ニップ)T2を形成する。また、中間転写ベルト7の外周面側において、中間転写ベルト7の移動方向において二次転写部T2の下流かつ最上流の一次転写部T1Yの上流の位置に、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーナ50が配置されている。
さらに、画像形成装置100は、定着ユニット9、給送ユニット20などを有する。定着ユニット9は、定着ヒータによって加熱される定着ローラ91と、所定の押圧力で定着ローラ91に加圧されている加圧ローラ92とを有する。給送ユニット20は、記録材(転写材、記録媒体)Pを収納するカセット21、カセット21から記録材Pを一枚ずつ送り出すピックアップローラ22、ピックアップローラ22から送り出された記録材Pを搬送する搬送ローラ対23などを有する。
本実施例では、感光ドラム1、帯電ローラ2、各感光ドラム1を露光する露光装置3、現像装置4、一次転写ローラ5などで、中間転写ベルト7上に各色のトナー像を形成する各画像形成部Sが構成される。
2.画像形成プロセス
制御部150がプリント信号(画像形成開始指示)を受け取ると、画像形成装置100は感光ドラム1、中間転写ベルト7など回転駆動部の動作を開始し、画像形成動作を開始する。感光ドラム1が回転を開始した後、図示しない帯電電源(高圧電源)から帯電ローラ2に所定の帯電電圧(帯電バイアス)が印加され、帯電位置において感光ドラム1の表面が所定の極性(本実施例では負極性)の所定の電位に一様に帯電させられる。
帯電した感光ドラム1の表面が露光位置に到達した後、露光装置3のレーザ素子が画像情報に応じて点灯し、感光ドラム1上に潜像(静電潜像、静電像)が形成される。露光装置3には、プリンタコントローラ200からインターフェース201を介して制御部150に入力され、制御部150において画像処理された画像情報の時系列電気デジタル画素信号が入力される。露光装置3は、入力する時系列電気デジタル画素信号に対応して変調したレーザ光を出力するレーザ出力部、回転多面鏡(ポリゴンミラー)、fθレンズ、反射鏡などを有する。そして、露光装置3は、レーザ光Lで感光ドラム1の表面を感光ドラム1の表面移動方向と略直交する方向に主走査露光する。この主走査露光と、感光ドラム1の回転による副走査により、画像情報に対応した潜像が形成される。
感光ドラム1上に形成された潜像は、現像装置4の感光ドラム1と接触して回転している現像ローラ41上のトナーによってトナー像(現像剤像)として現像(顕像化)される。このとき、現像ローラ41には、図示しない現像電源(高圧電源)から、所定の現像電圧(現像バイアス)が印加される。本実施例では、現像装置4は、反転現像によりトナー像を形成する。すなわち、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム1上の露光部に、感光ドラム1の帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写部T1において、一次転写ローラ5の作用によって中間転写ベルト7上に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ5には、図示しない一次転写電源(高圧電源)から、現像時のトナーの帯電極性(正規の帯電極性)とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。これにより、一次転写部T1において中間転写ベルト7と感光ドラム1との間の電位差により転写電界が形成され、この転写電界によって感光ドラム1から中間転写ベルト7へとトナー像が静電的に転写される。
フルカラー画像形成時には、上述の帯電、露光、現像、一次転写の各工程が、第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKにおいてこの順番で順次行なわれる。これにより、中間転写ベルト7上に、各色のトナー像が重ね合わせるように転写された多重トナー像が形成される。
中間転写ベルト7上に形成されたトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ8の作用によって、記録材Pに転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ8には、図示しない二次転写電源(高圧電源)から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性の直流電圧である二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加される。記録材Pは、給送ユニット20によって所定のタイミングで二次転写部T2に搬送されてくる。
トナー像が転写された記録材Pは、定着ユニット9において、所定の温度に暖められた定着ローラ91と、これに所定の圧力で押圧している加圧ローラ92との間を通過する。これにより、トナーが融解して記録材Pに定着され、その後記録材Pは装置本体110の外部の排出トレイ30へと搬送される。
上記工程と並行して、感光ドラム1上と中間転写ベルト7上の転写残トナーをクリーニングする工程が行なわれる。つまり、一次転写部T1で中間転写ベルト7に転写されずに感光ドラム1上に残ったトナー(一次転写残トナー)は、ドラムクリーナ6によって感光ドラム1上から除去されて回収される。ドラムクリーナ6は、ブレード部材61によって、回転する感光ドラム1上から一次転写残トナーをかき落としてクリーナ容器62に回収する。また、二次転写部T2で記録材Pに転写されずに中間転写ベルト7上に残ったトナー(二次転写残トナー)は、ベルトクリーナ50によって中間転写ベルト7上から除去されて回収される。ベルトクリーナ50は、ブレード部材51によって、回転する中間転写ベルト7上から二次転写残トナーをかき落としてクリーナ容器52に回収する。
本実施例では、第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが、共通のドラム駆動モータ120から図示しない駆動伝達手段を介して駆動入力されて回転駆動される。つまり、本実施例では、単独のドラム駆動モータ120が制御部150からの信号を受けて駆動、停止され、この単独のドラム駆動モータ120の駆動、停止に応じて全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが駆動、停止する。これにより、複数の感光ドラムをそれぞれ別個の駆動手段で回転駆動する構成と比べて、画像形成装置100の構成の簡易化、低コスト化を図ることが可能となる。
3.当接離間手段
図2は、本実施例における感光ドラム1に対して現像装置4の現像ローラ41を当接及び離間させる当接離間手段(当接離間ユニット)80を説明するための模式図である。本実施例では、当接離間手段80は、第1、第2、第3の画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1Y、1M、1Cに対して対応する現像ローラ41Y、41M、41Cを当接及び離間させる第1の当接離間機構81を有する。また、本実施例では、当接離間手段80は、第4の画像形成部SYの感光ドラム1Kに対して対応する現像ローラ41Kを当接及び離間させる第2の当接離間機構82を有する。本実施例では、第1の当接離間機構81は、第1、第2、第3の画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1Y、1M、1Cに対して対応する現像ローラ41Y、41M、41Cを同時に当接状態又は離間状態とする。ここで、同時に当接状態又は離間状態とすることには、詳しくは以下で説明する効果を得る上で許容される誤差範囲でタイミングがずれている場合も含まれ、実質的に同時と評価できればよい。典型的には、当接動作又は離間動作の開始から完了までの期間の一部が重なっていればよい。また、本実施例では、第2の当接離間機構82は、第1の当接離間機構81とは独立して動作し、第4の画像形成部SKの感光ドラム1Kに対して対応する現像ローラ41Kを当接状態又は離間状態とする。
なお、ここでは、各画像形成部SY、SM、SC、SK、あるいは各画像形成部SY、SM、SC、SKに係る要素を、それぞれ語頭に「Y」、「M」、「C」、「K」を付して区別することがある。また、第1、第2の当接機構81、82によって、感光ドラム1に現像ローラ41が当接又は離間された状態を、単に第1、第2の当接離間機構81、82の、あるいは現像ローラ41の「当接状態」又は「離間状態」ともいう。
図2(a)は、第1、第2の当接離間機構81、82の離間状態を示している。第1、第2の当接離間機構81、82は、それぞれ図示しない当接離間駆動手段としての当接離間駆動モータが制御部150からの信号を受けて動作することで、移動部材81a、82aを図中矢印A方向へ移動させる。これにより、第1、第2の当接離間機構81、82は、現像容器43の一部に形成された受け部43aを移動部材81a、82aによって押し、現像ローラ41を離間状態とする。本実施例では、上述のように、各現像装置4Y、4M、4C、4Kの各現像ローラ41は、それぞれ独立した現像駆動モータによって回転駆動される。そして、本実施例では、現像ローラ41が離間状態とされると、制御部150によって対応する現像駆動モータが制御されることで、その現像ローラ41の回転駆動が停止される。
図2(b)は、第1、第2の当接離間機構81、82の当接状態を示している。第1、第2の当接離間機構81、82は、それぞれ図示しない当接離間駆動モータが制御部150からの信号を受けて動作することで、移動部材81a、81bを図中矢印B方向へ移動させる。これにより、第1、第2の当接離間機構81、82は、現像容器43の受け部43aの押圧を解除し、現像ローラ41を当接状態とする。なお、現像容器43は、揺動可能に保持されており、付勢手段としてのバネによって、現像ローラ41を感光ドラム1に当接させる方向に付勢されている。そして、本実施例では、現像ローラ41が当接状態とされる際に、制御部150によって対応する現像駆動モータが制御されることで、その現像ローラ41の回転駆動が開始される。
制御部150は、フルカラー画像形成時は、第1、第2の当接離間機構81、82を当接状態にするように制御する。また、制御部150は、モノカラー画像形成時としてのブラック単色画像形成時は、第1の当接離間機構81を離間状態、第2の当接離間機構82を当接状態にするように制御する。
このように、本実施例では、独立して動作する2つの当接離間機構により、YMCK画像形成部SY、SM、SC、SKで画像形成するフルカラーモードと、K画像形成部SKのみで画像形成するモノカラーモードとでの当接/離間状態を切り替える。これにより、例えばYMC画像形成部SY、SM、SC、SKに対してそれぞれ独立して動作する当接離間機構を設ける場合などと比べて、当接離間機構の数を削減することが可能であり、画像形成装置100の構成の簡易化、低コスト化を図ることができる。そして、モノカラー画像形成時に、画像形成に必要のない感光ドラム1と現像ローラ41とを離間状態とすることができる。また、詳しくは後述するように、フルカラー画像形成の終了時に、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1と現像ローラ41とを可及的速やかに離間状態とすることが可能となる。これにより、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1と現像ローラ41との接触機会を低減して、その感光ドラム1と現像ローラ41、あるいはこれらの間に介在するトナーの消耗を抑制することが可能となる。ここで、フルカラー画像形成の終了時には、例えば次のような場合が含まれる。1つのフルカラー画像を形成する際の、そのフルカラー画像形成の終了時。複数のフルカラー画像を形成する際の、最後のフルカラー画像形成の終了時。複数のフルカラー画像を形成する際に、調整動作の実行などのために紙間が延長される場合の、該延長前の最後のフルカラー画像形成の終了時。フルカラー画像形成からモノカラー画像形成に移る際の、モノカラー画像形成に移る直前のフルカラー画像形成の終了時。つまり、一のフルカラー画像の形成を終了する際に、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1から現像ローラ41を離間させる任意の場合が含まれる。なお、紙間とは、複数の記録材Pに連続して画像を形成する際の記録材Pと記録材Pとの間に対応する期間である。
4.離間タイミング
図3は、フルカラー画像形成時の各部の動作タイミングを模式的に表したタイミングチャート図である。図3は、1つのフルカラー画像を形成する場合の例を示している。
まず、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが単独のドラム駆動モータ120によって駆動される。その後、制御部150は、YMC当接離間機構81に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CにYMC現像ローラ41Y、41M、41Kを当接させる信号(当接信号)を送る。これにより、YMC現像ローラ41Y、41M、41CがYMC感光ドラム1Y、1M、1Cに当接する。その後、YMC感光ドラム1Y、1M、1Cにおいて順次に潜像形成、現像、転写が行われる。
YMC感光ドラム1Y、1M、1Cにおける潜像形成、現像、転写の実行と平行して、次のようなタイミングで、制御部150は、K当接離間機構82に当接信号を送る。つまり、制御部150は、YMCK感光ドラム1Y、1M、1C、1Kのうちフルカラー画像形成時に最後に潜像形成が開始されるK感光ドラム1Kにおいて潜像形成が開始される前に、K当接離間機構82に当接信号を送る。これにより、K現像ローラ41KがK感光ドラム1Kに当接する。その後、K感光ドラム1Kにおける潜像形成、現像、転写が行われる。従って、K感光ドラム1Kは、最後に潜像形成が終了し、最後に現像が開始及び終了し、最後に転写が開始及び終了する。
ここで、本実施例では、YMC感光ドラム1Y、1M、1Cのいずれかにおいて潜像形成が実行されている時にK現像ローラ41KがK感光ドラム1Kに当接する。しかし、3つの現像ローラ41Y、41M、41Cが当接状態であるときに1つの現像ローラ41Kが当接状態となるので、ドラム駆動モータ120の負荷変動は十分に小さく、YMC感光ドラム1Y、1M、1Cのいずれかにおける潜像形成を乱すことはない。そのため、K当接離間機構82に当接信号を送るタイミングは、K感光ドラム1Kにおける潜像形成のタイミングに合わせて、YMC当接離間機構81に当接信号を送るタイミングよりも遅くすることができる。これにより、K感光ドラム1KとK現像ローラ41K、あるいはこれらの間に介在するトナーの消耗を抑制することができる。
続いて、制御部150は、YMC当接離間機構81に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからYMC現像ローラ41Y、41M、41Kを離間させる信号(離間信号)を送る。このとき、本実施例では、制御部150は、K感光ドラム1Kにおける潜像形成の開始後かつ転写の終了前の間に、YMC当接離間機構81に離間信号を送る。これにより、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからYMC現像ローラ41Y、41M、41Cが離間する。
このように、本実施例では、K感光ドラム1Kにおける転写の終了前にYMC当接離間機構81に離間信号を送る。これにより、フルカラー画像形成の終了時に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41Cとを、K感光ドラム1KとK現像ローラ41Kとを離間させるタイミングよりも早く、離間状態とすることが可能となる。これにより、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41C、あるいはこれらの間に介在するトナーの消耗を抑制することができる。
ここで、仮に、K感光ドラム1Kにおける潜像形成中にYMC当接離間機構81に離間信号を送ると、4つの現像ローラ41Y、41M、41C、41Kが当接状態であるときに3つの現像ローラ41Y、41M、41Cが同時に離間状態とされることになる。その結果、ドラム駆動モータ120に大きな負荷変動が生じ、それによりK感光ドラム1Kの潜像形成を乱し、前述した白スジ画像やカブリスジ画像が発生することがある。そこで、本実施例では、K感光ドラム1Kにおける潜像形成の終了後にYMC当接離間機構81に離間信号を送る。
その後、制御部150は、K感光ドラム1Kにおける転写の終了後に、K当接離間機構82に離間信号を送る。これにより、K感光ドラム1KからK現像ローラ41Kが離間する。また、最後に、ドラム駆動モータ120の駆動が停止されて、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kの駆動が停止される。
なお、上述のように、図3は1つのフルカラー画像を形成する場合の例を示している。複数のフルカラー画像を形成する場合も、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからのYMC現像ローラ41Y、41M、41Cの離間動作の際に、上述のタイミングで離間動作を行うようにすればよい。
このように、複数の感光ドラムのうち一部の感光ドラムのみを画像形成に使用する場合には、画像形成に使用しない感光ドラムから現像ローラを離間させることが、感光ドラムと現像ローラ、あるいはこれらの間のトナーの消耗を抑制するためには好ましい。前述のようなフルカラー画像形成の終了時などである。このためには、フルカラー画像形成が終了したYMC画像形成部では、できるだけ早く感光ドラムから現像ローラを離間させることが望まれる。できるだけ早く離間させるほど上述の感光ドラム、現像ローラあるいはトナーの劣化の進行を抑えられるからである。そこで、本実施例では、フルカラー画像形成の途中、具体的には最後に画像形成を行うK画像形成部でトナー像の転写が終了するよりも前に、YMC画像形成部で感光ドラムから現像ローラを離間させる(より詳細には本実施例ではその指示を出す)。ただし、感光ドラムから現像ローラを離間させると、ドラム駆動モータの負荷変動による感光ドラムの周速の変動が生じ、また振動が発生することがある。そのため、YMC画像形成部で感光ドラムから現像ローラをあまりに早く離間させると、K画像形成部での画像形成に影響を与えてしまう可能性がある。そこで、本実施例では、K画像形成部の感光ドラムに潜像が形成されるのを待って、YMC画像形成部の感光ドラムから現像ローラを離間させる(より詳細には本実施例ではその指示を出す)。潜像が形成された後であれば、上記周速の変動や振動が生じても、画像に影響を与えることを抑えられるからである。つまり、K感光ドラム1Kの周速が変動した場合でも、K現像ローラ41Kや中間転写ベルト7はK感光ドラム1Kに所定の圧で当接しているので、K感光ドラム1Kの周速変動にある程度同期して周速が変動する。このため、潜像形成中と比べて、現像中、転写中の方がK感光ドラム1Kの周速の変動が画像に影響を与えにくい。
このように、本実施例では、フルカラー画像形成の終了時に、次の順番で動作が行われる。
(1)フルカラー画像形成においてK感光ドラムに潜像が形成し終わる
(2)YMC感光ドラムからYMC現像ローラを離間させる(この最中にK感光ドラムにおいて潜像が現像される)
(3)K感光ドラムに形成されたトナーが中間転写ベルトに転写される
以上のように、本実施例では、画像形成装置100は、複数の像担持体1を駆動する共通の駆動手段120と、複数の像担持体1のそれぞれに対して対応する現像部材41を当接及び離間させる当接離間手段80と、を有する。また、画像形成装置100は、当接離間手段80を制御する信号を出力する制御手段150を有する。この画像形成装置100は、複数の像担持体1から移動体7に順次に現像剤で形成された画像の転写を行うモード(フルカラーモード)で画像形成が可能である。ここで、複数の像担持体1のうち、上記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される像担持体1を最終像担持体1Kとする。また、複数の像担持体のうち最終像担持体以外の像担持体1を他の像担持体1Y、1M、1Cとする。このとき、制御手段150は、上記モードで画像形成を行い複数の像担持体のそれぞれに対応する現像部材が当接している状態から上記他の像担持体から対応する現像部材が離間した状態とする際に、次のタイミングで次の信号を出力する。つまり、制御部150は、上記最終像担持体1Kにおいて潜像の形成が終了した後かつ上記転写が終了する前に、上記他の像担持体1Y、1M、1Cから対応する現像部材41Y、41M、41Cを離間させる信号を出力する。特に、本実施例では、当接離間手段80は、上記最終像担持体1Kに対して対応する現像部材41Kを当接及び離間させる第1の当接離間機構81を有する。また、本実施例では、当接手段80は、複数の上記他の像担持体1Y、1M、1Cのそれぞれに対して対応する現像部材41Y、41M、41Cの全てを同時に当接及び離間させる第2の当接離間機構82を有する。
5.効果
本実施例の効果を、比較例として図4に示すタイミングで動作した場合と比較して説明する。図4に示す比較例では、YMC当接離間機構81とK当接離間機構82とに、K感光ドラム1Kにおける転写の終了後に同時に離間信号を送る。
図4に示す比較例のように、K感光ドラム1Kにおける転写の終了後にYMC当接離間機構81に離間信号を送る場合は、YMC当接離間機構81に離間信号を送るタイミングとK当接離間機構82に離間信号を送るタイミングとが同じになってしまう。その結果、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41Cとの当接時間が必要以上に長くなってしまう。
これに対し、図3に示す本実施例では、図4に示す比較例と比べて、図3に示す期間Xの分だけYMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41Cとの当接時間を短縮させる効果がある。例えば、A4サイズ用紙で1枚プリントを行った場合、本実施例では比較例に比べて、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1と現像ローラ41との当接時間はそれぞれ約20%短縮された。そして、上記条件を繰り返し、合計5000枚印刷した場合、本実施例では比較例に対して、YMC画像形成部SY、SM、SCではそれぞれ約1000枚分の消耗を抑制する効果が得られる。
また、K現像ローラ41K、中間転写ベルト7を、ドラム駆動モータ120によって駆動する構成としても良い。この場合、YMC画像形成部で感光ドラムから現像ローラを離間した際に、ドラム駆動モータ120の負荷変動によってK感光ドラム1Kの周速に影響が出ても、K現像ローラ41K、中間転写ベルト7の周速にも同様の影響が出る。このため、K感光ドラム1Kの周速の変動が画像に影響を与えることを抑制することができる。
以上、本実施例によれば、YMC画像形成部SY、SM、SCにおける感光ドラム1からの現像ローラ41の離間動作によるドラム駆動モータ120の負荷変動によって発生するK画像形成部SKにおける白スジ画像やカブリスジ画像の発生を抑制できる。そして、それと共に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41K、あるいはこれらの間のトナーの摩耗による劣化を抑制することができる。これにより、長期にわたって高品位な画像出力を行うことが可能となる。つまり、本実施例によれば、ドラム駆動モータを共通化して構成の簡易化、低コスト化を図ることを可能とすると共に、画像の不具合を抑制しつつ感光ドラムと現像ローラとの接触機会を低減することが可能となる。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1と同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において、実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
実施例1では、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kが単独のドラム駆動モータ120で回転駆動され、各現像ローラ41Y、41M、41C、41Kがそれぞれ別個の現像駆動モータで回転駆動される構成とした。
これに対し、本実施例では、単独の駆動モータ120によって、全ての感光ドラム1Y、1M、1C、1Kと全ての現像ローラ41Y、41M、41C、41Kとが回転駆動される構成とする。
また、本実施例では、各画像形成部Sにおいて、現像ローラ41の感光ドラム1からの離間動作に連動して、駆動モータ120から現像ローラ41への駆動入力が切断されることで、現像ローラ41の回転が停止する構成とする。本実施例では、図5(a)に示すように、感光ドラム1及び現像ローラ41のそれぞれの長手方向の端部に設けられた駆動伝達部材のギア1A、41Aが噛み合うことで、駆動モータ120から感光ドラム1に伝達された駆動力が現像ローラ41に伝達される。そして、実施例1と同様にして現像容器43が揺動されて現像ローラ41が感光ドラム1から離間されると、図5(b)に示すように、上記ギア1A、41Aの噛み合いが解除されて、現像ローラ41への駆動入力が切断される。
このように、本実施例では、複数の現像手段4Y、4M、4C、4Kの現像部材41Y、41M、41C、41Kは、複数の像担持体1Y、1M、1C、1Kを駆動する共通の駆動手段120で駆動される。そして、制御手段150が像担持体1から現像部材41を離間させる信号を出力した後、その現像部材41への上記共通の駆動手段120からの駆動の入力が切断される。
本実施例の構成では、実施例1に比べて、現像ローラ41を駆動するための駆動モータの削減することが可能であり、画像形成装置100構成の簡易化、低コスト化を図ることができる。一方、本実施例の構成では、実施例1と比べて、感光ドラム1からの現像ローラ41の離間動作による駆動モータ120の負荷変動はより大きくなる。
そこで、本実施例では、実施例1と同様にして、YMC画像形成部SY、SM、SCにおける感光ドラム1からの現像ローラ41の離間動作を行う。これにより、上述のようなより大きい負荷変動の影響を抑制しつつ、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41C、あるいはこれらの間のトナーの消耗を抑制することができる。
[実施例3]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1と同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において、実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
実施例1では、制御部150が、K感光ドラム1Kにおける潜像形成の終了後かつ転写の終了前に、YMC離間機構81に離間信号を送る構成とした。YMC当接離間機構81は、離間信号を受けてから、図2(a)の矢印A方向へ移動し、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからYMC現像ローラ41Y、41M、41Cが離間される。そのため、実施例1の構成の場合、YMC離間機構81が離間信号を受けてから離間動作が完了するまでに、ある程度の時間差が生じることがある。
これに対し、本実施例では、上記の時間差を考慮し、制御部150が、K感光ドラム1Kにおける潜像形成の終了前に、YMC当接離間機構81に離間信号を送る。これにより、K感光ドラム1Kにおける潜像形成の終了後かつ転写の終了前の間に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからYMC現像ローラ41Y、41M、41Cを離間させる。
図6は、本実施例におけるフルカラー画像形成時の各部の動作タイミングを模式的に表したタイミングチャート図である。本実施例では、実施例1と比べて、YMC当接離間機構81が離間信号を受けてから実際に離間が完了するまでの期間Yの間、YMC感光ドラム1Y、1M、1CとYMC現像ローラ41Y、41M、41Cとの当接時間を短縮することができる。本実施例では、K感光ドラム1における潜像形成の終了とほぼ同時に、YMC感光ドラム1Y、1M、1CからのYMC現像ローラ41Y、41M、41Cの離間が完了する。なお、図6のタイミングチャート図に従う本実施例における動作は、上述の点を除いて図3のタイミングチャート図に従う実施例1における動作と同じである。
このように、本実施例では、フルカラーモードで画像形成を行い複数の像担持体のそれぞれに対応する現像部材が当接している状態から最終像担持体以外の像担持体から対応する現像部材が離間した状態となる際に、次のような動作となる。つまり、最終像担持体1Kにおいて潜像の形成が終了した後かつ転写が終了する前に、最終像担持体1K以外の像担持体1Y、1M、1Cから対応する現像部材41Y、41M、41Cが離間する。なお、本実施例は、実施例2と組み合わせて実施することも可能である。この場合、複数現像手段4Y、4M、4C、4Kの現像部材41は、複数の像担持体1を駆動する共通の駆動手段120で駆動される。そして、像担持体1から現像部材41が離間した後に、その現像部材41への上記共通の駆動手段120からの駆動の入力が切断される。
以上、本実施例によれば、実施例1と同様の効果をより高度に達成することができる。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、上述の実施例では、当接離間手段は、第1の当接離間機構81と第2の当接離間機構82との2つの離間機構を有して構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、YMC画像形成部SY、SM、SCの感光ドラム1に対して現像ローラ41をそれぞれ独立して当接及び離間させる複数の当接離間機構を有する構成としてもよい。本発明は、複数の感光ドラムから被転写体に順次に画像を転写する際に最後に潜像の形成が開始される感光ドラムに、その他の感光ドラムから現像ローラを離間させることによる駆動モータの負荷変動の影響が生じる組み合わせの場合に有効である。
また、上述の実施例では、図3、図6に示すように、YMC画像形成部SY、SM、SCのいずれかにおける潜像形成中に、K画像形成部Kにおいて感光ドラム1Kに現像ローラ41Kを当接させた。これにより、上述のように、K感光ドラム1KとK現像ローラ41K、あるいはこれらの間に介在するトナーの消耗を抑制することができる。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、YMC感光ドラム1にYMC現像ローラ41Y、41M、41Cを当接させるのと同時に、K感光ドラム1にK現像ローラ41Kを当接させてもよい。
また、上述の実施例では、中間転写方式の画像形成装置を例に説明したが、直接転写方式の画像形成装置にも本発明を適用することができる。図7は、直接転写方式の画像形成装置の要部の概略断面図である。図7において、図1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素には同一符号を付している。図7の画像形成装置100は、図1の画像形成装置100における中間転写ベルト7に代えて、記録材担持体としての無端状のベルトで構成された記録材担持ベルト170を有する。記録材担持ベルト170は、複数の像担持体から現像剤で形成された画像が転写される記録材を担持して搬送する移動可能な移動体の一例である。図7の画像形成装置100では、各画像形成部Sで感光ドラム1に形成されたトナー像は、各転写部Tにおいて、記録材担持ベルト170上に担持されて搬送される記録材Pに転写される。このような直接転写方式の画像形成装置100においても、感光ドラム1と現像ローラ41との接触機会を低減することが望まれるのは、上述の実施例における中間転写方式の画像形成装置と同じである。したがって、本発明は直接転写方式の画像形成装置にも適用することができ、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。
1 感光ドラム
4 現像装置
3 露光装置
5 一次転写ローラ
7 中間転写ベルト
8 二次転写ローラ
41 現像ローラ
81、82 当接離間機構
100 画像形成装置
120 駆動モータ
150 制御部

Claims (19)

  1. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、
    複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像がそれぞれ転写される移動可能な移動体と、
    複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、
    前記当接離間ユニットを制御する信号を出力する制御ユニットと、
    を有し、
    複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、
    複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記制御ユニットは、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材を離間させる離間信号を出力し、
    前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記他の像担持体は複数の前記像担持体を含み、前記当接離間ユニットは、前記最終像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる第1の当接離間機構と、前記他の像担持体の複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する複数の前記現像部材を当接及び離間させる第2の当接離間機構と、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記離間信号によって、前記第2の当接離間機構は、複数の前記他の像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材の全てを同時に離間させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 複数の前記現像部材は前記共通の駆動源で駆動され、前記制御ユニットが前記像担持体から前記現像部材を離間させる信号を出力した後、その前記現像部材への前記共通の駆動源からの駆動の入力が切断されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、
    複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像が転写される記録材を担持して搬送する移動可能な移動体と、
    複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、
    前記当接離間ユニットを制御する信号を出力する制御ユニットと、
    を有し、
    複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に担持された記録材に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、
    複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記制御ユニットは、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材を離間させる離間信号を出力し、
    前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記他の像担持体は複数の前記像担持体を含み、前記当接離間ユニットは、前記最終像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる第1の当接離間機構と、前記他の像担持体の複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する複数の前記現像部材を当接及び離間させる第2の当接離間機構と、を有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記離間信号によって、前記第2の当接離間機構は、複数の前記他の像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材の全てを同時に離間させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記現像部材は前記共通の駆動源で駆動され、前記制御ユニットが前記像担持体から前記現像部材を離間させる信号を出力した後、その前記現像部材への前記共通の駆動源からの駆動の入力が切断されることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、
    複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像がそれぞれ転写される移動可能な移動体と、
    複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、
    を有し、
    複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、
    複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材が離間し、
    前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記他の像担持体は複数の前記像担持体を含み、前記当接離間ユニットは、前記最終像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる第1の当接離間機構と、前記他の像担持体の複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する複数の前記現像部材を当接及び離間させる第2の当接離間機構と、を有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の当接離間機構は、複数の前記他の像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材の全てを同時に当接及び離間させることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 複数の前記現像ユニットの前記現像部材は前記共通の駆動源で駆動され、前記像担持体から前記現像部材が離間した後に、その前記現像部材への前記共通の駆動源からの駆動の入力が切断されることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 複数の像担持体と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに潜像を形成する潜像形成手段と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対応して設けられた、前記像担持体に対し当接及び離間が可能な現像部材を備え前記像担持体に前記現像部材を当接させて前記像担持体上の潜像を現像する複数の現像ユニットと、
    複数の前記像担持体から現像剤で形成された画像が転写される記録材を担持して搬送する移動可能な移動体と、
    複数の前記像担持体を駆動する共通の駆動源と、
    複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる当接離間ユニットと、
    を有し、
    複数の前記像担持体で潜像形成を順次行い、複数の前記像担持体から前記移動体に担持された記録材に前記転写を順次行うモードで画像形成が可能な画像形成装置において、
    複数の前記像担持体のうち、前記モードで画像形成を行う際に最後に潜像の形成が開始される前記像担持体を最終像担持体とし、前記最終像担持体以外の像担持体を他の像担持体としたとき、前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において潜像の形成が終了した後かつ前記転写が終了する前に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材が離間し、
    前記他の像担持体は、前記最終像担持体に隣接して配置される像担持体を含むことを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記他の像担持体は複数の前記像担持体を含み、前記当接離間ユニットは、前記最終像担持体に対して対応する前記現像部材を当接及び離間させる第1の当接離間機構と、前記他の像担持体の複数の前記像担持体のそれぞれに対して対応する複数の前記現像部材を当接及び離間させる第2の当接離間機構と、を有することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記第2の当接離間機構は、複数の前記他の像担持体のそれぞれに対して対応する前記現像部材の全てを同時に当接及び離間させることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 複数の前記現像ユニットの前記現像部材は前記共通の駆動源で駆動され、前記像担持体から前記現像部材が離間した後に、その前記現像部材への前記共通の駆動源からの駆動の入力が切断されることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  17. 前記最終像担持体に対応する前記現像部材、及び前記移動体は、前記共通の駆動源で駆動されることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記モードで画像形成が行われる場合、前記他の像担持体の少なくとも一部において潜像が形成されているときに、前記最終像担持体に対応する前記現像部材が当接することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  19. 前記モードで画像形成が行われた場合、前記最終像担持体において前記潜像が現像されている間に、前記他の像担持体から対応する前記現像部材が離間することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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