JP2005156779A - 画像形成装置 - Google Patents

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浩 川村
Hidetoshi Yamashita
秀敏 山下
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Abstract

【課題】 単一駆動源で複数の現像器及び像担持体を駆動する構成になっている、カラー画像形成装置において、モノクロ印字とフルカラー印字の際に駆動伝達する現像器及び像担持体を選択して駆動する構成を実現する。
【解決手段】 単一駆動源から複数の現像器あるいは像担持体への駆動伝達をギア列により行っている場合、ギア列をBkの駆動列とYMCの駆動列に分岐した直後でYMCそれぞれに分岐する前に駆動切断/接続手段(本発明では電磁クラッチ)を配置し、モノクロ印字のときはYMCの駆動を切断し、フルカラー印字の時にはYMCの駆動を接続して印字する構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いる画像形成装置に関し、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
画像形成装置には、微小粉末からなる現像剤を静電的に制御吸着する電子写真技術を利用して、画像形成を行なうものがある。例えば、像担持体である感光ドラムや感光ベルト上の表面に静電潜像を形成し、像担持体上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化する。現像された画像を転写装置により転写材上に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって転写材上のトナー画像を転写材上に定着させる。これら各工程を順次行なうことによって画像を形成している。この技術をさらに応用して、複数色の画像(いわゆるカラー画像)を得るためには、複数の色の現像剤を使用することによって可能である。原理的にイエロー・マゼンタ・シアン色の現像剤を用いれば、混色によってフルカラーの画像を得ることができる。(場合によって、前記三種類に加えてブラック色の現像剤を用いる。)
カラー画像形成装置の構成として、前記現像剤を収納する現像装置を各色ごとに備え、それら複数の現像装置を直線または曲線上に並べ、各色の現像剤に対応した静電潜像を現像させるものがある。紙やプラスチックシートなどの転写材上に最終画像として得るまでの、カラー画像形成装置内の複数色画像の重ね合わせ工程の方法として、直接転写方式と中間転写方式がある。
前者の直接転写方式とは、現像装置と隣接する(または内包する)像担持体上の現像画像を次工程で転写する相手が転写材である場合である。像担持体に対して転写材を接触または微小間隙にて通す際に、像担持体上の現像剤を転写材に引き寄せるように電気バイアスを形成し、像担持体から転写材に画像を直接転写させる。複数の現像装置および複数の像担持体を持つカラー画像形成装置では、各色に対応する像担持体のところに転写材を移動させ、各色に対応した現像画像を転写材に順次転写するのである。
それに対して後者の中間転写方式では、像担持体から転写材に画像を転写する工程の途中に、各色の現像画像すべてを保持する第二の像担持体があるものである。各色に対応した像担持体から、一旦第二の像担持体に全ての現像画像を保持させ、第一・第二の像担持体間の転写位置より下流において第二の像担持体と転写材を接触、および接触点にて電気バイアスを形成して、第二の像担持体から転写材へ画像の転写を行なう。この第二の像担持体を中間転写体と呼ぶ。
中間転写方式によるカラー画像形成装置は、直接転写方式のものより形成画像の安定性の点で有利である。各色に対応した像担持体上の単色現像画像を次工程で転写する際、必ず現像剤の重ね合わせを行なわなければならない。直接転写方式では、像担持体から転写材に現像剤が転写されるので、転写材の物性・厚み・コシなどによって転写環境が異なり、重ね合わせに際して不安定になってしまう。また、転写材の搬送性も画像に影響を及ぼしてしまう。転写材の吸着力によっては、既に転写材へ転写された現像剤が下流の像担持体へ再転写してしまう恐れもある。それに対して中間転写方式では、重ね合わせ工程での転写対象が常に同じ物体なので、安定した重ね合わせ画像を得ることができるのである。そして、中間転写体から転写材へは一括して画像転写されるので、最悪条件の転写材に対して転写条件を設定しておけば良いのである。
特開平08-160839号
しかしながら、上記従来例において、図14に示すように、複数の現像カートリッジの入力ギア101を単一モーター100でギア列により駆動伝達する構成になっている場合、単色のみ印字するとき、例えばBk単色印字の場合に、印字しないYMC各色の現像カートリッジの入力ギア101も同時に駆動されることになる。このとき、現像カートリッジ内のトナーはトナー送りスクリュー等に攪拌されるほど劣化が促進される性質があるので、Bk単色での出力が多いユーザーの場合、フルカラー画像を印字していないのにYMC各色のトナー劣化が促進され、劣化したトナーによる画像不良やトナー飛散が発生してしまうことが課題となっていた。
また、図15に示すように、複数の像担持体の駆動ギアに単一モーター100'でギア列により駆動伝達する構成になっている場合、同様に、単色のみ印字するとして、例えばBk単色印字の場合に、印字しないYMC各色の像担持体の駆動ギア102及びカップリング103も同時に駆動されることになる。このとき、像担持体の感光層が像担持体のクリーニング手段等の当接物により削られたり、傷がついたりしてしまう。すると、Bk単色での出力が多いユーザーの場合、フルカラー画像を印字していないのにYMC各色の像担持体の感光層の劣化が促進され、画像品質が劣化したり、像担持体が目標印字枚数に到達する前に寿命になってしまう現象が発生してしまうことが課題となっていた。
従って、本発明の目的は、簡単な構成かつ、低コストで全ての現像カートリッジ及び、像担持体が寿命になるまでトナー劣化や、感光層が劣化せず画像不良のない良好な出力を得られ、トナー飛散等の問題が発生しない画像形成装置を提供することである。
上記欠点即ち、単色印字時においても全色の現像CRG及び、像担持体が駆動され、トナー劣化や像担持体の感光層の劣化が促進されるので、画像不良やトナー飛散が発生するという問題を解決するため、本発明では、単一モーターで複数の現像CRGあるいは、像担持体を駆動する構成になっている画像形成装置で、単色印字のとき、印字色以外の色の現像CRG及び像担持体(例えばBk単色印字のときには、現像しないYMC各色の現像CRGと像担持体)の駆動連結を切断することで不必要にトナー攪拌をしたり、像担持体を空回転する必要がなくなるので、上記従来の欠点を解決することができる。
以上説明したように、本発明によれば、単一モーターで複数の現像カートリッジあるいは、像担持体を駆動する構成のときギア列の中に電磁クラッチやカップリング当接離間機構等の駆動切断/接続手段を配置することで、必要なときのみ現像カートリッジや像担持体を駆動できるので、トナー劣化や像担持体の感光層の劣化を抑制することができ、カートリッジの初期から交換に至るまで良好な出力を得ることができる。更に、トナー飛散を防止することもできる。
[画像形成装置の全体の説明]
まずカラー画像形成装置の全体構成について、図13を参照して概略説明する。
図13はカラー画像形成装置の一形態であるレーザープリンターの全体構成説明図である。
カラーレーザープリンターは図13に示すように、Y,M,C,Bk各色毎に一定速度で回転する像担持体21とカラー現像器2Y,2M,2C,2Kをもつ画像形成部と画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し給送部から給送された転写材Pに更に転写する中間転写体35とからなる。カラー画像を転写された転写材Pを定着部6へ搬送してカラー画像を転写材Pに定着し、排出ローラーによって装置上面の排出部56へ排出するものである。尚上記4色のカラー現像器2はプリンター本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
次に上記画像形成装置の各部の構成について順次詳細に説明する。
[像担持体]
像担持体(感光ドラム)21(21Y,21M,21C,21K)は現像器の容器24(24Y,24M,24C,24K)と一体的に構成され、この現像ユニット2(2Y,2M,2C,2K)はプリンター本体に対して着脱自在に支持され、像担持体21の寿命に合わせて容易にユニット交換可能であるよう構成されている。本実施例に係わる像担持体(感光ドラム)21はアルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、像担持体21の容器24に回転自在に支持されている。また図示後方の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝達することにより、像担持体21を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるようにしている。
[帯電手段]
帯電手段23(23Y,23M,23C,23K)はローラー帯電方法を用いたものであり、帯電ローラーにより印加電圧を像担持体21の表面に一様に帯電させるものである。
[露光手段]
上記像担持体21への露光はスキャナー部1(1Y,1M,1C,1K)から行われる。画像信号がレーザーダイオードに与えられると、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像光10(10Y,10M,10C,10K)をポリゴンミラー11(11Y,11M,11C,11K)へ照射する。このポリゴンミラー11はスキャナーモーター12(12Y,12M,12C,12K)によって高速回転し、ポリゴンミラー11で反射した画像光10が結像レンズ13(13Y,13M,13C,13K)を介して一定速度で回転する像担持体21の表面を選択的に露光しその結果像担持体21上に静電潜像を形成する。
[現像手段]
現像手段は、上記静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする4個の現像器2から構成される。4色の各現像器2は像担持体21に対向しスリ−ブ22(22Y,22M,22C,22K)が像担持体21に対しカウンタ方向に回転しながら接触する位置に配置され、像担持体21に各色トナーによる可視像を形成する。
[中間転写体]
中間転写体35はカラー画像形成動作時には各現像器2により可視化された像担持体21上のトナー画像を多重転写するため像担持体21の外周速度と同期して図示時計回りに回転する。像担持体21上に形成されたトナー画像は像担持体21に中間転写体35を挟んで対向位置に配置され、電圧を印加された一次転写ローラー34(34Y,34M,34C,34K)との接点である一次転写部T1(T1Y,T1M,T1C,T1K)で中間転写体35上に多重転写される。多重転写を受けた中間転写体35は二次転写部T2において電圧を印加された2次転写ローラー32によって転写材Pを挟み込み搬送することにより転写材2に中間転写体35上の各色トナー像を同時多重転写する。
本実施例に係わる中間転写体(中間転写ベルト)35は周長約620mmのシームレス樹脂ベルトで形成されていて、駆動ローラー31、2次転写対向ローラー32、テンションローラ33の3軸で張架され、テンションローラ33の両端をばねで荷重し、中間転写ベルト35の周長が本体内の温湿度や径時変化により変化しても、変化量を吸収できる構成になっている。
中間転写体35の内側の片側縁部全周には、ゴムで形成されたガイドリブ36が接着剤により貼り付けられている。そして、テンションローラ33の片側端部には勾配を持ち、樹脂で形成したフランジが配置されていて、ガイドリブ36とフランジで中間転写体35の走行方向と直行する方向の動き(以下「寄り」という。)を規制している。
中間転写体35は本体に駆動ローラー31を支点とし支持され、駆動ローラー31の図示後方の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝達することにより、中間転写体31を画像形成動作に応じて図示時計回りに回転させるようにしている。
[給紙部]
給紙部は画像形成部へ転写材Pを給送するものであり、複数枚の転写材Pを収納したカセット4と給紙ローラー41、分離パッド42、給紙ガイド43、レジストローラー対44から主に構成される。画像形成時には給紙ローラー41が画像形成動作に応じて駆動回転し、カセット4内の転写材Pを一枚ずつ分離給送すると共に、ガイド板43によってガイドし、搬送ローラーを経由してレジストローラー44に至る。画像形成動作中にレジストローラー44は、転写材Pを静止待機させる非回転の動作と転写材Pを中間転写体35に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と転写材Pとの位置合わせを行なう。
[転写部]
転写部は揺動可能な転写ローラー51からなる。転写ローラー51は金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示略上下方向に移動可能で且つ駆動を有す。転写材Pにカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラー51は図示しないカム部材により上方の位置、即ち転写材Pを介して中間転写体35に所定の圧で押しつけられる。この時同時に転写ローラー51にはバイアスが印加され中間転写体35上のトナー画像は転写材Pに転写される。ここで中間転写体35と転写ローラー51とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材Pは転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され、搬送ベルト52により次工程である定着器6にむけて搬送される。
[中間転写体クリーニング部]
中間転写体35上の2次転写残トナーはクリーニングブレード37によって掻き落とされる。
クリーニングブレード37の材質はウレタンゴムで金属板37a上に形成させていて、中間転写体35に所定の角度をもって押し当てるために固定されている。尚、クリーニングブレード37の対向部にはバックアップローラとしてテンションローラ33が配置されていてクリーニングブレード37が所定の当接圧で中間転写体35に当接できる構成になっている。このクリーニングブレード37が当接した点でトナー画像を中間転写体35から掻き落とし中間転写体35をクリーニングする。
クリーニングブレード37により回収された廃トナーはクリーニングブレード37の下部に配置されているスクリュー38により本体内に別途配置されている廃トナーボトル39に送られ回収される。
[定着部]
定着部6は上記現像手段により形成されたトナー画像を中間転写体35を介して転写材P上に形成したトナー画像を定着させるものであり、転写材Pに熱を加えるためのセラミックヒータ63を内蔵している定着スリーブ61と転写材Pを定着スリーブ61に圧接させるための加圧ローラー62とから成る。即ちトナー像を保持した転写材Pは定着スリーブ61と加圧ローラー62とにより搬送されると共に熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材Pに定着される。
[画像形成動作]
次に上記のように構成された装置によって画像形成を行なう場合の動作について説明する。
先ず図4に示す給紙ローラー41を回転して給紙カセット4内の転写材Pを一枚分離し、レジストローラー44へと搬送する。
一方像担持体21と中間転写体35とが各々所定の外周速度V (以下プロセス速度と呼ぶ)で図示矢印方向へ回転する。
帯電手段23によって表面を均一に帯電された像担持体21はレーザー10露光を受け画像形成を行なう。
1:イエロー画像の形成
スキャナー部1Yによりイエロー画像のレーザー10Y照射を行い、像担持体21Y上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時にイエロー現像器22Yを駆動し像担持体21Y上の潜像にイエロートナーが付着するように像担持体21Yの帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行なう。同時に現像部の下流の第一転写位置T1Yで像担持体21上のイエロートナー像を中間転写体35の外周に一次転写する。この時中間転写体35には上記イエロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行なう。
2:マゼンタ画像の形成
次いで中間転写体35の外周のイエロー画像の先端が一致するように、スキャナー部1Mによりマゼンタ画像のレーザー10M照射がスタートされイエローと同様にして像担持体21M上の潜像にマゼンタトナー像が現像され、像担持体21M上のマゼンタトナー像を第一転写位置T1Mで中間転写体35上に転写する。
3:シアン画像の形成
次いで中間転写体35の外周のイエロー及びマゼンタ画像の先端が一致するように、スキャナー部1Cによりシアン画像のレーザー10C照射がスタートされマゼンタ同様にして像担持体21C上の潜像にシアントナー像が現像され、像担持体21C上のシアントナー像を第一転写位置T1Cで中間転写体35上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写する。
4:ブラック画像の形成
次いで中間転写体35の外周のイエロー/マゼンタ/シアン画像の先端が一致するように、スキャナー部1Kによりブラック画像のレーザー10K照射がスタートされシアン同様にして像担持体21K上の潜像にブラックトナー像が現像され、像担持体21K上のブラックトナー像を第一転写位置T1Kで中間転写体35上に更に重ねて転写する。
以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で潜像形成及び現像及び中間転写体35へのトナー転写をそれぞれの1次転写位置T1Y,T1M,T1C,T1Kで行い、中間転写体35の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーから成るフルカラーの画像を形成することになる。
ブラックトナーの中間転写体35への転写が終了する前に、即ち4色目のブラックトナーの一次転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写体35の画像先端が第二転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラー44で待機させておいた転写材Pをタイミングを合わせて搬送スタートさせる。上記4色の中間転写体35上への各色の画像形成時には下方に待機し中間転写体35とは非接触状態であった転写ローラー51を同時に上方へカム(図示せず)で移動させ転写材Pを中間転写体35の第二転写部T2で圧接すると同時に転写ローラー51にトナーと逆特性のバイアスを印加することで、中間転写体35上のフルカラー画像を転写材Pに一気に4色同時に転写する。第二転写部T2を経た転写材Pは中間転写体35から剥離され定着部6へ搬送されトナー定着を行った後に排出ローラー対53、54、55を介して本体上部の排出トレイ56上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
次に本発明の中心となる構成について図1〜図11を用いて詳述する。
図1に示すように、本発明では、4色の現像手段22を1つのモーターで駆動するため各色現像手段22の入力ギア25(25Y,25M,25C,25K)までギア列により駆動を伝達する構成になっている。ギア列は途中から分岐し、それぞれの色の現像手段22の入力ギア25に駆動伝達する構成になっている。
本発明では、モノクロ印字とフルカラー印字の2パターンを想定して、印刷ジョブがモノクロ印字かフルカラー印字かに対応して、モノクロ印字のときはイエロー、マゼンダ、シアンの3色の現像手段22Y,22M,22Cを駆動するためのカートリッジ2の入力ギア25Y,25M,25Cへの駆動伝達を切断して、ブラックのカートリッジ2Kの入力ギア25Kにのみ駆動を伝達し、イエロー、マゼンダ、シアン3色のトナー劣化を防止する。また、フルカラー印字のときは全色のカートリッジ2の入力ギア25に駆動伝達して現像手段22を駆動してフルカラー画像を形成する構成になっている。
具体的に説明すると、まず、駆動伝達を行なうギア列をブラックカートリッジ2Kの入力ギア25Kに駆動伝達するギア列Aと、イエロー、マゼンダ、シアン各カートリッジ2Y,2M,2Cの入力ギア25Y,25M,25Cに駆動伝達するギア列Bに分岐させる。分岐後でイエロー、マゼンダ、シアン各色カートリッジ2Y,2M,2Cの入力ギア25Y,25M,25Cに駆動伝達を分岐させるまでのギア列Bの中に駆動切断/接続手段71を配置する。駆動切断/接続手段として、本発明では電磁クラッチ71を用いている。このような構成にすることで、モノクロ印字とフルカラー印字の際、任意にブラックカートリッジ2K以外の色カートリッジ2Y,2M,2Cの駆動を切断/接続することが可能になる。上述のように安価な構成でモノクロ印字時とフルカラー印字時でカートリッジ2の駆動ギア25の駆動を選択し、現像手段22を任意に動作させることができる。
上記ではブラック以外の色のカートリッジ2Y,2M,2Cの駆動伝達を切断/接続しているが、切断/接続する対象となる色は任意に選択することができ、適切な場所に電磁クラッチ71を配置すればよい。また、図2に示すように、電磁クラッチ71'を4つ配置すれば各色を任意に駆動切断/接続できるので、モノカラー印字の際など、印字色以外の色カートリッジの駆動を切断して、トナー劣化を防止できる。
他の駆動切断/接続手段として、図3に示すように、本体側の出力ギア72'とカートリッジ2の入力ギア25を離接させる構成も可能である。駆動伝達をギアで行っている場合は、本体側の出力ギア72'を揺動ギアにして、揺動ギアをカム等の離接手段により、退避/接続することで駆動伝達を任意に行なうことが可能になる。
また、図4、図5(4色に対応するカップリング26の内1つを示す)に示すように、駆動伝達をカップリング26で行っている場合、本体側のカップリング73を退避手段74により退避させることで駆動切断を任意に行なうことが可能になる。退避手段74としては例えば互いに斜面を持った一対のカムを駆動切断/接続のタイミングで作動し、本体側のカップリング73を軸方向に物理的に当接離間させることで実現できる。両者の場合とも電磁クラッチあるいはソレノイド、モーターを使い揺動ギア72'の離接手段あるいは本体側のカップリング73の退避手段を作動させることで、駆動切断/接続のタイミングを任意に制御できる。
上記カートリッジ2の現像手段を任意に駆動切断/接続するのと同時に対応する像担持体も駆動切断/接続することで、より効果的にカートリッジ2の品質を維持することができる。
図6に示すように、本発明では、4色の像担持体21を1つのモーター7'で駆動するため各色の像担持体21の駆動ギア75(75Y,75M,75C,75K)までギア列により駆動を伝達し、カップリングにより像担持体21を駆動する構成になっている。ギア列は途中から分岐し、各色の像担持体21の駆動ギア75に駆動伝達する構成になっている。
本発明では、モノクロ印字とフルカラー印字の2パターンを想定して、印刷ジョブがモノクロ印字かフルカラー印字かに対応して、モノクロ印字のときはイエロー、マゼンダ、シアンの3色の像担持体21Y,21M,21Cのカップリング76Y,76M,76Cを離間して、ブラックの像担持体21Kのカップリング76Kにのみ接続して駆動を伝達することで、イエロー、マゼンダ、シアン3色の像担持体21の感光層の劣化を防止する。また、フルカラー印字のときは全色の像担持体21のカップリング76を接続して駆動伝達してフルカラー画像を形成する構成になっている。
具体的に説明すると、図7、図8(4色に対応するカップリング27の内1つを示す)に示すように、駆動伝達をカップリング27で行っている場合、本体側のカップリング76を退避手段74'により退避させることで駆動切断を任意に行なうことが可能になる。退避手段74'としては例えば互いに斜面を持った一対のカムを駆動切断/接続のタイミングで作動し、本体側のカップリング76を軸方向に物理的に当接離間させることで実現できる。このとき、電磁クラッチあるいはソレノイド、モーターを使い本体側のカップリング76の退避手段74'を作動させることで、駆動切断/接続のタイミングを任意に制御できる。
また、図9に示すように、像担持体21への駆動伝達を行なうギア列において、まず、駆動伝達を行なうギア列をブラックの像担持体21Kの駆動ギア75Kに駆動伝達するギア列Cと、イエロー、マゼンダ、シアン各像担持体21Y,21M,21Cの駆動ギア75Y,75M,75Cに駆動伝達するギア列Dに分岐させる。分岐後でイエロー、マゼンダ、シアン各色像担持体21Y,21M,21Cの駆動ギア25Y,25M,25Cに駆動伝達を分岐させるまでのギア列Dの中に駆動切断/接続手段77を配置する。本実施例ではギア列を分岐させる部分のギア77を駆動切断/接続手段77として、電磁クラッチ77で構成している。図10に示すように、このような構成にして、電磁クラッチ77の空転ギア77'にギア列Cを接続すると、ブラックの像担持体21Kの駆動ギア75Kには常時駆動伝達されることになる。そして、電磁クラッチ77がホールドしているときはギア77"はギア77'と同期して回転してギア列Dに駆動伝達されるので、イエロー、マゼンダ、シアン各像担持体21Y,21M,21Cの駆動ギア75Y,75M,75Cを駆動することができる。したがって、モノクロ印字とフルカラー印字の際、任意にブラックの像担持体21K以外の色の像担持体21Y,21M,21Cの駆動を切断/接続することが可能になる。上述のように安価な構成でモノクロ印字時とフルカラー印字時で像担持体21の駆動ギア75の駆動を選択できる。
上記ではブラック以外の色の像担持体21Y,21M,21Cの駆動伝達を切断/接続しているが、切断/接続する対象となる色は任意に選択することができ、適切な場所に電磁クラッチ77を配置すればよい。また、図11に示すように、電磁クラッチ77'を4つ配置すれば各色を任意に駆動切断/接続できるので、モノカラー印字の際など、印字色以外の色の像担持体21の駆動を切断して、像担持体21の劣化を防止できる。
図12に示すように、像担持体21の駆動を任意に切断した際、同時に対応する1次転写ローラー34を退避させることにより確実に像担持体21と中間転写ベルト35を非接触状態にすることができ、像担持体21の表面が中間転写ベルト35に擦られることなく保護する事ができる。
上記実施例において、各色の現像手段22の駆動源と像担持体21の駆動源とを共通にして1つのモーターで駆動すれば、更に、安価かつ簡単な構成になる。
上記、実施例にて説明した構成は中間転写ベルトを用いた画像形成装置に限るものではなく、感光ベルト、転写ベルトを用いた画像形成装置に対しても同様に有効な構成である。
本発明の実施形で現像手段の駆動伝達手段を示すギア列 本発明の実施形で現像手段の駆動伝達手段を示すギア列 本発明の実施形で現像手段の駆動伝達手段を示すギア列 本発明の実施形を示す現像手段のカップリング当接状態の図 本発明の実施形を示す現像手段のカップリング離間状態の図 本発明の実施形で像担持体の駆動伝達手段を示すギア列 本発明の実施形を示す像担持体のカップリング当接状態の図 本発明の実施形を示す像担持体のカップリング離間状態の図 本発明の実施形で像担持体の駆動伝達手段を示すギア列 本発明の実施形で像担持体の駆動伝達手段の中の駆動切断/接続手段との構成を示す詳細図 本発明の実施形で像担持体の駆動伝達手段を示すギア列 1次転写ローラーが離間している状態を示す主断面図 画像形成装置の全体構成の概略を示す主断面図 従来例を示すギア列 従来例を示すギア列
符号の説明
2 カートリッジ
21 像担持体
22 現像手段
23 帯電手段
25 現像入力ギア
26 現像カップリング
3 中間転写体ユニット
7 モーター
71 電磁クラッチ
72 本体側の出力ギア
72' 本体側の出力ギア(揺動ギア)
73 本体側のカップリング
74 カップリング離間手段
74' カップリング離間手段
75 像担持体駆動ギア
76 本体側のカップリング
77 電磁クラッチ
77' 電磁クラッチのギア
77" 電磁クラッチのギア

Claims (10)

  1. 複数の像担持体を有し、現像手段によりそれぞれの像担持体にトナー像を現像するユニット(以後、現像ユニット)と、前記現像ユニットに駆動を伝達するための駆動伝達手段を装置本体に有し、前記複数の現像ユニットを一つの駆動源で駆動する構成になっている画像形成装置において、
    前記複数の現像ユニットのうち、いくつかの現像ユニットを選択的に駆動切断/接続することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像ユニットを駆動させるための駆動伝達手段が、ギア列により構成されていることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記現像ユニットの駆動切断/接続手段として、前記ギア列の途中に電磁クラッチを配置することを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  4. 前記現像ユニットを駆動させるための駆動伝達手段が、カップリングにより構成されていることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 前記現像ユニットの駆動切断/接続手段として、駆動を接続するカップリングの退避/当接手段を有することを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 複数の像担持体を有し、現像手段によりそれぞれの像担持体にトナー像を現像するユニット(以後、現像ユニット)と、前記像担持体に駆動を伝達するための駆動伝達手段を装置本体に有し、前記複数の像担持体を一つの駆動源で駆動する構成になっている画像形成装置において、
    前記複数の像担持体のうち、いくつかの像担持体を選択的に駆動切断/接続することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記像担持体を駆動させるための駆動伝達手段が、カップリングにより構成されていることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  8. 前記現像ユニットの駆動切断/接続手段として、駆動を接続するカップリングの退避/当接手段を有することを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 前記像担持体を駆動させるための駆動伝達手段が、ギア列により構成されていることを特徴とする請求項6の画像形成装置。
  10. 前記現像ユニットの駆動切断/接続手段として、前記ギア列の途中に電磁クラッチを配置することを特徴とする請求項9の画像形成装置。
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