JP2005024936A - 画像形成装置 - Google Patents

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雄一 池田
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Abstract

【課題】黒の中抜け防止と色の転写性の両立。
【解決手段】接触転写系の画像形成装置において、黒の転写圧を他の色の転写圧の何れか1つより小さくする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録材上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、中間転写体を使用するものが知られている。このものは、感光ドラム(第1の像担持体)表面に形成したトナー像(可転写画像)を中間転写体(第2の像担持体)に転写する1次転写工程を複数色のトナー像について繰り返すことにより中間転写体上に複数色のトナー像を形成し、次に、これら中間転写体上の複数色のトナー像を、紙等の転写材上に一括して2次転写することにより、転写材上にカラー画像(多色画像)を形成するものである。
【0003】
上述の、中間転写体を利用した画像形成装置においては、各色のトナー像の重ね合わせズレ(色ズレ)のない画像を得ることができるという利点を有する。反面、感光体から中間転写体への転写時に「中抜け」が発生し、ライン、文字等の画像に大きな欠陥が発生する。
【0004】
中抜けを防止する対策として、転写ローラー等の当接圧を下げることが知られている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−72745号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、当接圧を下げると、転写性が悪化するという課題が発生する。特にフルカラー画像形成時には、多色のトナーを転写する必要があるため、転写ローラー圧を下げると、二次色、三次色の転写性が悪化するという課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
中抜けが起こるのは、ラインや文字等の細い画像であり、パッチや面積の有る自然画像では起こらない。そのため、中抜けが主に発生するのは、ラインや文字に使用するブラックのトナーとなる。また、二次色、三次色の転写性で問題になるのは色トナーであり、UCR量を大きくしなければ、ブラックが二次色、三次色で使用される量は少なくなる。
【0008】
そこで、本発明では黒の転写圧を他の色より小さくし、ブラックは中抜けが発生しにくい転写圧に設定し、色は中抜けは発生しやすいが、二次色等の転写性が優れた高い転写圧に設定した。
【0009】
これにより、通常画像で中抜けの発生を抑え、二次色等の転写性に優れた画像を得ることが可能となった。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、本発明に係る画像形成装置の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0011】
図2に画像形成部の一例の概略構成を示す。
【0012】
同図に示す画像形成部Pは、矢印方向に回転する感光ドラム(第1の像担持体)21を有しており、その表面は、1次帯電器(帯電手段)22によって一様に帯電された後、例えばLED、レーザーなどの露光装置(露光手段)23による画像情報に基づく露光を受けて静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置(現像手段)24の現像スリーブ24aによってトナー(現像剤)が付着され、トナー像(現像剤像)として現像される。このトナー像は、転写帯電部材(転写手段)25によって中間転写ベルト(第2の像担持体)28上に静電的に転写され、中間転写ベルト28に担持されて矢印X方向に搬送される。
【0013】
一方、トナー像転写時に中間転写ベルト28に転写されないで感光ドラム21表面に残ったトナー(1次転写残トナー)は、クリーナーのクリーニングブレード26によって除去されて廃トナー搬送スクリュー27によって、不図示の廃トナー容器に送られる。こうして表面がクリーニングされた感光ドラム21は、次の画像形成に供される。
【0014】
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成図である。同図の画像形成装置は、上記画像形成部を複数(本実施形態では4つ)並べて構成され、各画像形成部で異なる色のトナー像を形成し、それらを順次重ね合わせることでフルカラー画像を形成する。
【0015】
この画像形成装置本体内には、矢印X方向に回転する無端状の中間転写ベルト(第2の像担持体)28が配設されている。この中間転写ベルト28は、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフッ化ビニリデンなどのような誘電体樹脂のフィルムによって形成されている。不図示の給紙カセットから取り出された転写材38は、レジストローラー32を経て、中間転写ベルト28の2次転写位置に供給される。
【0016】
中間転写ベルト28の上方には、4つの画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdが直列上に中間転写ベルト28の回転方向に沿って配置されている。これらの画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdは、互いにほぼ同様の構成をしているため、以下、画像形成部Paを例にとって構成を説明する。
【0017】
画像形成部Paは、回転可能に配置された感光ドラム(第1の像担持体)21aを備えている。感光ドラム21aの周囲には、1次帯電器(帯電手段)22a、露光装置(露光手段)23a、現像装置(現像手段)24a、転写帯電部材(転写手段)25a、クリーニング装置(26a,27a)等のプロセス機器が配置されている。ここでは、少なくとも感光ドラム21a、現像装置24a及びクリーニング装置をプロセスカートリッジとして一体化し、画像形成装置本体から着脱自在な構成にしている。
【0018】
なお、本実施の形態では、画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdの現像装置には、それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー、ブラックトナーが収納されているが、トナー色はこれに限られず互いに同じ又は異なる色のトナーを自由に組み合わせることができる。ただし、中抜けは、後のステーションでも起こるので(Paで描かれた文字がPb,Pc,Pdで中抜けする)ので、ブラックは最終ステーションに配置することが望ましい。
【0019】
感光ドラム21aには、露光装置23aから原稿のマゼンタ成分色の画像信号によるレーザー光がポリゴンミラー(不図示)等を介して投射され、感光ドラム21a上に静電潜像が形成される。これに現像装置24aからマゼンタトナーを供給して現像し、静電潜像がマゼンタトナー像として可視化される。このトナー像が感光ドラム21aの回転にともなって、感光ドラム21aと中間転写ベルト28とが当接する1次転写位置に到来すると、転写帯電部材25aに印加した1次転写バイアスによって、感光ドラム21a上のマゼンタトナー像が中間転写ベルト28に転写される(1次転写)。
【0020】
中間転写ベルト28のマゼンタトナー像を担持した部位が画像形成部Pbに移動すると、このときまでに画像形成部Pbにおいて上記と同様な方法で感光ドラム21b上にシアントナー像が形成され、このシアントナー像がシアントナー像上から中間転写ベルト28に転写される。
【0021】
同様に、中間転写ベルト28が移動するにつれて、画像形成部Pc,Pdのそれぞれの1次転写位置においてイエロートナー像、ブラックトナー像が、前記のシアントナー像、マゼンタトナー像上に重ね合わせて転写される。一方、このような画像形成プロセスと同期して、給紙カセットから給紙された転写材38がレジストローラー32を経て2次転写位置に搬送される。そして、2次転写部材29に印加した2次転写バイアスによって、中間転写ベルト28上の4色のトナー像が転写材38上に一括して転写される(2次転写)。
【0022】
4色のトナー像が転写された転写材38は、中間転写ベルト28から分離された後、搬送ベルト33により定着装置30に搬送される。定着装置30では、1対のローラーにより転写材38に熱と圧力を加えて、トナー像を転写材38に定着する。
【0023】
中抜けと転写ローラー圧について説明する。
【0024】
中抜けとは、図3のように、文字部の一部が虫を食ったように抜ける現象をいう。中抜けと転写ローラー圧の関係について図4に示す。中抜けレベルとは、図5のように、1ドットラインから10ドットラインまでのライン画像を出力し、何ドットラインの線まで抜けるかを示したレベルである。中抜けは一般的に、細いラインから発生する。これは細いラインの方が、転写圧が集中するのと、細いラインの方がエッジ強調などでのり量が多くなるからである。
【0025】
また、図6に転写ローラー圧と転写効率の関係のグラフを示す。転写ローラー圧を上げると転写効率は向上する。特に二次色では転写ローラー圧を上げないと転写効率が上がらない。
【0026】
図4、図6から分かるように、中抜けと転写性は、相反するものであり両立することが難しい。
【0027】
しかし、図4からも分かるように、中抜けは細線部で発生しある程度幅があれば、中抜けは発生しない。そのため、文字などで発生し、自然画像では発生しない。また、文字画像でも通常の画像形成では色文字はスクリーン処理がかかっており、図7のように色の文字は実線で描かれることは少ない。そのため中抜けが発生しても、もともと線が途切れ途切れになっているため目立たない。
【0028】
また、転写性においても、二次色はRed,Green,Blueなどで使用されるため、黒を使用することはあまり無い。
【0029】
それなので、文字/ライン等で使用され、単色で主に使用されるBkは、中抜けを重視し、転写ローラー圧を低め(400g)に設定した。また、色に関しては中抜けより転写性を重視し転写ローラー圧を高め(800g)に設定した。
【0030】
また、中抜けはその色の転写時のみだけでなく、下流のステーションを通過時にも発生する。例えば図1で説明すると、マゼンタトナーはPaの転写部25aで中抜けが発生し、Pb,Pc,Pdの転写部でも再度発生する。そのため中抜けは上流のステーションの方が悪くなる。Bkを上流のステーションにすると、Bkの転写時には再転写は起こらないが、その後のステーションで再転写が発生し、Bkの転写圧を下げる効果が薄れる。そのため、本実施例ではBkを最後のステーションに設定した。これにより、Bkの中抜けの発生を極力抑えることができた。
【0031】
これにより、黒は中抜けのほとんど無い画質となり、色は転写性(色再現性)に優れた良好な画像を得ることが可能となった。
【0032】
(実施例2)
実施例1では、中間転写方式について説明したが、本発明は直接転写方式にも適用できる。
【0033】
図8において、本実施例の画像形成装置はカラー直接転写装置であり、装置内には第1、第2、第3、第4の画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdが併設され、順次シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像が潜像、現像、転写のプロセスを経て形成される。
【0034】
画像形成部Pa,Pb,Pc,Pdは、それぞれ専用の像担持体、本例では電子写真感光ドラム3a,3b,3c,3dを具備し、各感光ドラム3a,3b,3c,3d上に各色のトナー像が形成される。各感光ドラム3a,3b,3c,3dに隣接して記録材担持体130(以下、転写ベルト130と称する)が設置され、感光ドラム3a,3b,3c,3d上に形成された各色のトナー像が、転写ベルト130上に担持し搬送される転写材P上に転写される。さらに各色のトナー像が転写された転写材Pは、分離帯電器32により転写ベルト130から離脱され、定着部9で加熱及び加圧によりトナー像を定着した後、記録画像として装置外に排出される。
【0035】
感光ドラム3a,3b,3c,3dの外周には、それぞれドラム帯電器2a,2b,2c,2d、露光装置113a,113b,113c,113d、現像器1a,1b,1c,1d、転写帯電器24a,24b,24c,24d及びクリーナー4a,4b,4c,4dが設けられ、装置の上方部にはさらに図示しない光源装置及びポリゴンミラー117が設置されている。
【0036】
光源装置から発せられたレーザー光をポリゴンミラー117を回転して走査し、その走査光の光束を反射ミラーによって偏向し、fθレンズにより感光ドラム3a,3b,3c,3dの母線上に集光して露光することにより、感光ドラム3a,3b,3c,3d上に画像信号に応じた潜像が形成される。
【0037】
現像器1a,1b,1c,1dには、現像剤としてそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナーが、図示しない供給装置により所定量充填されている。現像器1a,1b,1c,1dは、それぞれ感光ドラム3a,3b,3c,3d上の潜像を現像して、シアントナー像、マゼンタトナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像として顕像化する。
【0038】
転写材Pは転写材カセット10に収容され、そこから複数の搬送ローラー及びレジストローラー12を経て転写ベルト130上に供給され、転写ベルト130による搬送で感光ドラム3a,3b,3c,3dと対向した転写部に順次送られる。
【0039】
転写ベルト130は、ポリエチレンテレフタレート樹脂シート(PET樹脂)や、ポリフッ化ビニリデン樹脂シート、ポリウレタン樹脂シートなどの誘電体樹脂のシートからなっており、その両端部を互いに重ね合わせて接合し、エンドレス形状にしたものか、あるいは継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられている。そして、駆動ローラー13によりこの転写ベルト130が回転し、転写材Pがレジストローラー12から転写ベルト130に送り出され、転写材Pが第1画像形成部Paの転写部へ向けて搬送される。これと同時に画像書き出し信号がオンとなり、それを基準としてあるタイミングで第1画像形成部Paの感光ドラム3aに対し画像形成を行う。そして感光ドラム3aの下側の転写部で帯電帯電器24aが電界または電荷を付与することにより、感光ドラム3a上に形成された第1色目のトナー像が転写材P上に転写される。この転写により転写材Pは転写ベルト130上に静電吸着力でしっかりと保持され、第2画像形成部Pb以降に搬送される。
【0040】
転写帯電器24はローラーのような転写帯電部材を用いた接触帯電器を用いる。接触帯電器では、オゾンレス、温湿度環境変動に強い、高画質等のメリットがある。
【0041】
第2〜第4画像形成部Pb〜Pdでの画像形成、転写も第1画像形成部Paと同様に行われる。次いで4色のトナー像を転写された転写材Pは、転写ベルト130の搬送方向下流部で分離帯電器32により除電して静電吸着力を減衰させることによって、転写ベルト130の末端から離脱する。特に、低湿環境では転写材も乾燥して電気抵抗が高くなるため、転写ベルトとの静電吸着力が大きくなり、分離帯電器の効果は大きくなる。通常、分離帯電器は、トナー像未定着の状態で転写材Pに帯電するため、非接触帯電器が用いられる。
【0042】
また、転写材Pの転写ベルト130からの離脱位置から転写ベルト進行方向下流には転写ベルト130表面に付着したかぶりトナーや飛散トナー等をクリーニングする転写ベルトクリーニングブレード20が通常転写ベルトに当接され、またその下流に転写ベルトクリーニングウェブ19が備えられている。さらにその下流には、転写クリーニングブレードの捲れや転写ベルトのフィルミングを防止するために研磨ローラー71を備え、定期的に転写ベルト130の研磨を行っている。
【0043】
そして離脱した転写材Pはオイル塗布部材9aによって、ローラー表面にオイル塗布された定着装置9に搬送され、定着によりトナー像の混色及び転写材Pへの固定が行われ、フルカラーのコピー画像に形成され、排紙トレイ(不図示)に排出される。
【0044】
本実施例でも、実施例1と同じように中抜けの問題が発生する。直接転写系の場合、ドラムから表面性の粗い紙に直接転写するため、通常の画像形成では中間転写ベルトのように中抜けがひどくならない。しかし、本実施例のようにオイル塗布定着機を使用し、両面二面目の場合には、オイルと圧により紙の表面性が良くなり、中抜けが発生する。また、OHTなど表面性が良いものも中抜けが発生する。
【0045】
本実施例でも、実施例1と同様に、転写ローラー圧と中抜けの関係を図9に、転写ローラー圧と転写性の関係を図10に示す。
【0046】
本実施例では、黒単色の中抜けと二次色転写性を満たすように、色の転写ローラー圧は800g、黒の転写効率は600gとした。
【0047】
これにより、中抜けが目立ちやすい黒文字やラインは中抜けの発生を抑え、中抜けが目立たない色に関しては、転写性を重視した設計が可能となった。
【0048】
(実施例3)
実施例1,2では転写ローラーに関して説明したが、転写部材にブレードを用いた場合でも同様の効果が得られる。
【0049】
図11に本実施例の構成を示す。実施例1と異なるのは、転写部材がローラーからブレードに変わった点である。
【0050】
本実施例でも、実施例1と同様に、黒の転写ブレードの圧を他の色より小さくすることで、実用レベルでの中抜けと、転写性を確保することが可能となった。
【0051】
また、ブレードの代わりに、ブラシを用いた場合も同様の効果が得られる。
【0052】
(実施例4)
実施例1では、色順をMCYKの順にしたが、実施例1でも説明したように、中抜けは上流ステーションの色の方が厳しい。そこで、本実施例では中抜けが発生しても一番目立ちにくいイエローを第一ステーションに設定し、ブラックを最終ステーションに設定した。
【0053】
図12に本実施例の構成を示す。実施例1との相違点は、中間体に作像する色順がMCYKの順からYMCKの順に変わった点である。
【0054】
色トナーの中で一番中抜けが目立ちにくいイエローを第一ステーションにすることで、黒は中抜けのほとんど無い画質となり、色は転写性(色再現性)に優れた良好な画像を得ることが可能となり、さらに、色の中抜けのレベルも改善された。
【0055】
上記実施例は黒のみ、他の色より圧が低い場合を説明したが、色の中で転写圧に高低がある場合には、転写圧の高い色から画像を形成することが望ましい。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中間転写体系や、直接転写系でも中抜けが発生しやすい両面二面目やOHTに関して、黒の転写ローラー圧を色の転写ローラー圧より下げることで、中抜けと二次色の転写性を両立できる画像を得ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す図
【図2】実施例1のプロセスユニット
【図3】中抜け画像
【図4】実施例1の転写圧と中抜けの関係
【図5】中抜けのレベルを判定するチャート
【図6】実施例1の転写圧と転写効率の関係
【図7】色文字の拡大図
【図8】実施例2の構成図
【図9】実施例2の転写圧と中抜けとの関係
【図10】実施例2の転写圧と転写効率の関係
【図11】実施例3の構成図
【図12】実施例4の構成図
【符号の説明】
8 転写材
9 定着装置
11 ステーションローラー
21,21a,21b,21c,21d 感光ドラム
22,22a 1次帯電器
23,23a 露光装置
24,24a 現像装置
25,25a 転写装置
26,26a クリーニング装置
27 搬送ベルト
28 中間転写ベルト
29 定着装置
30 クリーニング装置
32 レジストローラー
Pa,Pb,Pc,Pd 画像形成部

Claims (5)

  1. 表面にトナー像が形成される像担持体と、転写材を介して像担持体に当接され、転写バイアスを印加することによって該像担持体上の異なる色のトナー像を順次転写材上に転写する転写部材を有するフルカラー画像形成装置において、黒トナーを転写する転写部材の当接圧は他のいずれか一色の当接圧より低いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 表面にトナー像が形成される第1の像担持体と、第1の像担持体上のトナー像を該像担持体との間に印加される転写バイアスによって第2の像担持体に転写する転写手段と、前記第2の像担持体表面に2次転写部材を配置して2次転写位置を設け、前記第1の像担持体表面に順次に形成したトナー像を前記1次転写ニップを介して前記第2の像担持体表面に順次に1次転写し、該第2の像担持体表面に1次転写された複数のトナー像を前記2次転写位置にて前記2次転写部材により第3の像担持体に一括して2次転写する画像形成装置において、
    第1の像担持体から第2の像担持体に転写するブラックの転写部材の圧力は、他の転写部材のいずれか一つより小さいことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1,2の画像形成装置において、画像を形成する順の最終色の色がBkであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1,2の画像形成装置において、画像を形成する順の最終色がBkであり、画像を形成する最初の色がイエローであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1,2の画像形成装置において、画像形成の色順は転写材の圧が高いものから順に並んでいることを特徴とする画像形成装置。
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