JP2016190470A - 画像形成システム及びオプション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オプション装置の装着状態に応じた装置構成を制御することにより、ユーザビリティの向上を図ること。【解決手段】画像形成装置1と給紙オプション装置23からなる画像形成システムであって、画像形成装置1は給紙オプション装置23へのデータの送受信を行うCPU1を備え、給紙オプション装置23は画像形成装置1から送信されたデータを受信し、画像形成装置1へデータを送信し、アドレス設定端子A0、A1と汎用ポートP0、P1を有する拡張IOと、通信路の他の給紙オプション装置23との接続又は遮断を行うゲート回路Gと、ゲート回路Gの制御を行うトランジスタTr0、Tr1を備え、画像形成装置1は識別データを給紙オプション装置23に送信し、拡張IOは識別データに基づき汎用ポートP0、P1の値を設定し、トランジスタTr0、Tr1は、識別データに基づいてゲート回路Gを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、複写機等の電子写真プロセスによって画像形成を行う画像形成装置にオプション装置を接続した画像形成システム及びオプション装置に関する。
従来、複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置では、複数の給紙オプション装置を多段化して装着する多段化機構が設けられている。この多段化機構は、画像形成装置本体に搭載されるCPUと、各オプション装置に搭載されるCPUと、これらのCPU同士が通信を行うための信号線とから構成されている(例えば、特許文献1)。図5は、従来の給紙オプション装置の多段化構成を示した模式図であり、画像形成装置1にはCPU1が搭載されており、各々の給紙オプション装置23にはCPU2(CPU2−a、CPU2−b、CPU2−c)が搭載されている。画像形成装置のCPU1は、各段の給紙オプション装置23との通信を行うために、それぞれに固有アドレスを割り当てる必要があった。このため、給紙オプション装置23は、CPU1からの固有アドレス情報を格納するためのRAMを有するCPU2を搭載する必要がある。
また、給紙オプション装置にCPUを搭載する構成ではコストアップとなるため、アドレス設定端子を有する集積回路(拡張IO)(図6参照)を用いて、多段の給紙オプション装置を実現している構成もある。図7は、画像形成装置のCPU1と、3台の給紙オプション装置23−a、23−b、23−cの拡張IOとの接続構成を示す模式図である。また、図8は、画像形成装置のCPU1が各給紙オプション装置23のアドレス設定を行う際の制御シーケンスを示すフローチャートである。拡張IOは、CPU1から送信されるデータに従い、各給紙オプション装置23のアドレスを設定するアドレス設定部として機能する。更に、拡張IOは、入力ポートであるアドレス設定端子(A0、A1)の他に、設定により入力ポートにも出力ポートにもなる汎用ポートである入出力端子(P0、P1、P2)を有し、IC通信により入出力端子のデータ設定が可能なICである。
画像形成装置のCPU1と、各給紙オプション装置23との間には、クロック信号路であるシリアルクロックライン(SCL)と、データ信号路であるシリアルデータライン(SDA)の2本のバスラインが設けられている。シリアルクロックラインには、画像形成装置1のCPU1からシリアルクロック信号(SCL信号)が出力され、各給紙オプション装置23の拡張IOに供給される。また、画像形成装置1のCPU1、各給紙オプション装置23の拡張IOでは、SCL信号に同期させて、シリアルデータライン上を流れるSDA信号の読み取り、書き込み(出力)が行われる。また、シリアルクロックラインには、下段の給紙オプション装置23にSCL信号の伝搬(中継)を制限するために、各給紙オプション装置23に対応して、ゲート回路Gが設けられている。各ゲート回路Gは、各拡張IOの汎用ポートP2と接続されたイネーブル端子を有し、汎用ポートP2からの入力に応じて、下段側の給紙オプション装置23へのSCL信号の出力、遮断を行う。なお、図6、図7、図8の詳細については、後述する。
特開2006−326861号公報
上述した拡張IOを使用した給紙オプション装置23に対して、画像形成装置のCPU1は、各給紙オプション装置23に対応したアドレス設定の他に、ゲート回路Gのイネーブル設定を行う必要がある。
上述した画像形成装置では、給紙オプション装置を多段接続した際に、SCL信号を上段の給紙オプション装置から下段の給紙オプション装置に伝達するために、ゲート回路(G−a、G−b、G−c)を使用している。そのため、画像形成装置のCPU1は、拡張IOを使用した給紙オプション装置23に対して、各給紙オプション装置23に対応したアドレス設定の他に、ゲート回路Gのイネーブル設定を行う必要がある。そして、本ゲート回路は、拡張IOの汎用ポート信号(P2−a、P2−b、P2−c)により制御されているため、拡張IOは、ゲート回路制御用に汎用ポートを使用しなければならなかった。また、省電力モード時には通信速度が低下するため、給紙オプション装置において状態変化が検知されても、拡張IOを介しての画像形成装置のCPU1への通知が遅れ、タイムリーな対応が行えず、ユーザビリティの低下を招く場合がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、オプション装置の装着状態に応じた装置構成を制御することにより、ユーザビリティの向上を図ることを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)画像形成装置と、前記画像形成装置に接続可能なオプション装置と、からなる画像形成システムであって、前記画像形成装置は、通信路を介して前記オプション装置へのデータの送受信を行う送受信手段を備え、前記オプション装置は、前記通信路を介して前記画像形成装置から送信されたデータを受信する受信手段と、前記画像形成装置へデータを送信する送信手段と、前記画像形成装置に接続された状態で値が設定される設定ポートと、前記画像形成装置と接続された状態で値が設定される入出力ポートと、を有する設定部と、前記通信路の他のオプション装置との接続又は遮断を行うゲート部と、前記ゲート部の制御を行う制御部と、を備え、前記設定部は、前記画像形成装置から受信した第一データと前記設定ポートに設定された値とを比較し、比較結果に従って前記画像形成装置に応答データを送信し、前記画像形成装置は、前記応答データに応じて前記オプション装置の識別データを前記オプション装置に送信し、前記設定部は、前記識別データに基づき前記入出力ポートの値を設定し、前記制御部は、前記識別データに基づいて前記ゲート部を制御することを特徴とする画像形成システム。
(2)画像形成装置に接続可能なオプション装置であって、前記画像形成装置から送信されたデータを受信する受信手段と、前記画像形成装置へデータを送信する送信手段と、前記画像形成装置に接続された状態で値が設定される設定ポートと、前記画像形成装置と接続された状態で値が設定される入出力ポートと、を有する設定部と、接続される他のオプション装置との通信路の接続又は遮断を行うゲート部と、前記ゲート部の制御を行う制御部と、を備え、前記設定部は、前記画像形成装置から送信された第一データと前記設定ポートに設定された値とを比較し、比較結果に従って前記画像形成装置に応答データを送信し、前記画像形成装置から前記応答データに応じて送信された前記オプション装置の識別データに基づき前記入出力ポートの値を設定し、前記制御部は、前記識別データに基づいて前記ゲート部を制御することを特徴とするオプション装置。
本発明によれば、オプション装置の装着状態に応じた装置構成を制御することにより、ユーザビリティの向上を図ることができる。
実施例1、2の画像形成装置の概略構成図 実施例1の画像形成装置と給紙オプション装置との接続構成を示す模式図 実施例1のアドレス設定の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例2の画像形成装置と給紙オプション装置との接続構成を示す模式図 従来例の給紙オプション装置の多段化構成を示した模式図 アドレス設定端子を有する集積回路を説明する図 従来例の画像形成装置と給紙オプション装置との接続構成を示す模式図 従来例のアドレス設定の制御シーケンスを示すフローチャート
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の概要]
図1は、実施例1の画像形成装置1の構成を示す概略断面図である。図1において、像担持体である感光ドラム2は、その両端を黒色の現像剤(トナー)を備えたプロセスカートリッジ3に回転自在に支持されている。そして、感光ドラム2は、不図示の駆動モータ及び駆動伝達機構により、図1の矢印方向(時計回り方向)に回転駆動される。感光ドラム2は、表面に有機光導電体層が塗布されており、帯電ローラ4に帯電電圧を印加することにより、感光ドラム2の表面が一様に帯電され、露光手段であるレーザスキャナユニット5から出射されたレーザ光6により露光され、静電潜像が形成される。そして、現像ローラ7により、静電潜像にはトナーが付着し、トナー像として現像される。
画像形成装置1の給紙部は、給紙カセット8、給紙ローラ10、分離パッド11、搬送ローラ対12から構成される。給紙カセット8には、記録紙9が積載されている。記録紙9は、不図示の駆動モータ及び駆動伝達機構により駆動される給紙ローラ10により、所定のタイミングで給送され、分離パッド11の摩擦力により捌かれて、1枚分の記録紙9が搬送ローラ対12に給送される。その後、記録紙9は、搬送ローラ対12、レジストローラ対24を通過して、感光ドラム2と転写ローラ25とが当接する転写位置であるニップ部に搬送される。ニップ部では、所定の電圧が印加された転写ローラ25により、感光ドラム2上のトナー像が記録紙9に転写される。トナー像が転写された記録紙9は定着ローラ対15へと搬送され、定着ローラ対15により、記録紙9上のトナー像は熱と圧力により記録紙9上に溶融固着される。そして、定着ローラ対15により搬送された記録紙9は、排出ローラ対16、17、18を通過して排出トレイ19上に排出、積載される。
給紙カセット8は、図1の矢印Aの右方向に移動させる(引き出す)ことにより記録紙9を補充することができ、矢印Aの左方向に移動させる(挿入する)ことにより、画像形成装置1に装着することができる。開閉ドア20は、軸21周りに回動可能であり、矢印Bの右方向に回動させることにより開いた状態となり、左方向に回動させることにより閉じた状態となる。そして、開閉ドア20による本体開口部から、プロセスカートリッジ3を矢印C方向に画像形成装置1に着脱することができる。なお、画像形成装置は、図1に示した画像形成装置に限定されず、例えば、複数の画像形成部を備えるカラー画像形成装置であってもよい。
[給紙オプション装置の構成]
給紙オプション装置23は、異なる種類の記録紙や、より多くの記録紙を供給できるようにするために設けられた増設給紙部であり、本実施例では最大4台の給紙オプション装置23を装着することができる。図1は給紙オプション装置23を3段積み重ね、カスケード接続された状態を示している。各給紙オプション装置23には、画像形成装置1の給紙部に対応する箇所の符号に、1段目(上段)には−a、2段目(中段)には−b、3段目(下段)には−cを付している。また、給紙オプション装置23−a、23−b、23−cは同一構成であり、積み重ねる順番は任意でよいが、2台以上の給紙オプション装置23を装着する場合には、上下方向に隣接させて装着しなければならない。なお、図1の矢印A−a、A−b、A−cは、それぞれ給紙オプション装置23−a、23−b、23−cの給紙カセット8−a、8−b、8−cの脱着時の移動方向を示す。
図1に示すドロアコネクタ13及び13−a、13−b、13−cは、画像形成装置1、又は上段に装着された給紙オプション装置23からの信号を下段に装着された給紙オプション装置23に供給するためのドロアコネクタである。また、ドロアコネクタ13及び13−a、13−b、13−cに対応して、下段に装着された給紙オプション装置23にはドロアコネクタ14−a、14−b、14−cが設けられ、ドロアコネクタを介して、給紙オプション装置23への信号が中継される。
[拡張IOの構成]
次に、本実施例や後述する従来例で使用する、アドレス設定端子を有する集積回路である拡張IOについて、図6を用いて説明する。図6は、拡張IOの内部構成を示す模式図である。拡張IOは、各給紙オプション装置23に備えられ、IC通信インターフェースを介して、画像形成装置1のCPU1と通信を行う。拡張IOは、2ビットのアドレス設定端子(A1、A0)を有するICバスコントローラ、シフトレジスタ、8ポートの汎用ポート(P7〜P0)から構成されている。拡張IOは、ICバスコントローラを介して、マスタである画像形成装置1のCPU1とIC通信を行い、SCLラインから供給されるクロック信号に同期して、SDAラインを介してシリアルデータの送受信を行う。受信したシリアルデータは、シフトレジスタにより、シリアル−パラレル変換が行われ、受信したデータに基づいて汎用ポートが制御される構成となっている。
[従来例における拡張IOの制御]
次に、後述する本実施例との比較のために、拡張IOを用いて、多段の給紙オプション装置を実現する従来の画像形成装置の構成について、図7を参照して説明する。図7は、画像形成装置のCPU1と、3台の給紙オプション装置23−a、23−b、23−cの拡張IOとの接続構成を示す模式図である。拡張IOはCPU1から送信されるデータに従って、各給紙オプション装置23のアドレスを設定するアドレス設定部として機能する。そして、上述したように、拡張IOは、入力ポートであるアドレス設定端子の他に、設定により入力ポートにも出力ポートにもなる汎用ポートの入出力端子を有し、IC通信により入出力端子のデータ設定が可能なICである。なお、拡張IOの汎用ポートは8ポート(P0〜P7)設けられているが、従来例においては、そのうちのP0〜P2の3ポートを使用する。また、以下では拡張IOを例にして説明を行うが、拡張IOに限定されるものではなく、同様の機能を有する他の素子でもよい。
図7において、画像形成装置1の制御を行うCPU1は、画像形成装置1に内蔵されている。CPU1は、不図示のROM、RAMを有している。ROMは画像形成装置1を制御するプログラムやデータが格納されたメモリであり、RAMはCPU1が実行する制御プログラムが一時的に情報を保存するために使用するメモリである。アドレス設定端子A0、A1を有する拡張入出力部である拡張IOは、給紙オプション装置23に内蔵されている。より詳細には、図1において画像形成装置1の直下に装着される給紙オプション装置23−aには、拡張IO−aが内蔵され、給紙オプション装置23−aの直下に装着される給紙オプション装置23−bには、拡張IO−bが内蔵されている。更に、給紙オプション装置23−bの直下に装着される給紙オプション装置23−cには、拡張IO−cが内蔵されている。CPU1と各給紙オプション装置23の拡張IOとの通信は、二線式のIC(Inter IC)バスを介したシリアル通信であるIC通信によって行われる。なお、本実施例では、画像形成装置1と各給紙オプション装置23間の通信手段としてIC通信を用いた場合を例に説明しているが、これに限るものではなく、例えば二線式のUART(汎用非同期送受信回路)等の通信手段でも同様に用いることができる。
[IC通信の概要]
C通信には、通信路であるICバスを構成する、クロック信号路であるシリアルクロックライン(SCL)と、データ信号路であるシリアルデータライン(SDA)の2本のバスラインが使用される。シリアルクロックラインには、画像形成装置1のCPU1からシリアルクロック信号(SCL信号)が出力され、各給紙オプション装置23の拡張IOのSCL端子に供給される。また、画像形成装置1のCPU1、各給紙オプション装置23の拡張IOでは、SCL信号に同期させて、シリアルデータライン上を流れるSDA信号の読み取り、SDA信号の出力(書き込み)が行われる。IC通信手順に基づいた画像形成装置1のCPU1と各給紙オプション装置23の拡張IOとの通信は、以下の手順で行われる。後述するように、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23の電源がオンされると、SDA信号を用いて、拡張IOのアドレス設定端子A0、A1に、各給紙オプション装置23を識別するための識別データであるアドレスデータを予め設定しておく。したがって、アドレスデータは給紙オプション装置毎に異なる。そして、各給紙オプション装置23の拡張IOとの通信を行う際には、通信相手の拡張IOを指定するため、画像形成装置1のCPU1は、通信相手の拡張IOを識別するためのアドレスデータをSDA信号に設定して出力する。アドレスデータを含んだSDA信号を受信した拡張IOは、自身の拡張IOに設定されたアドレスデータとの比較を行う。比較結果に従って、アドレスデータが一致した拡張IOは、CPU1に対してSDA信号に応答信号であるACK(アクノレッジ)信号(応答データ)を設定して送信する。ACK信号を受信したCPU1は、次に、データをSDA信号に設定して送信し、該当の拡張IOはSDA信号に設定されたデータを読み取る。
[拡張IOの接続]
図7に示すように、拡張IOは、設定ポートであるアドレス設定端子A0、A1と、汎用の入出力ポートである汎用ポートP0、P1、P2を有している。拡張IOは、アドレス設定端子A0、A1により2ビットで構成されるアドレスデータが設定可能な構成である。各拡張IOのアドレス設定端子A0、A1は、プルアップ抵抗を介して、電源電圧に接続されると共に、同じ拡張IOの汎用ポートP0、P1にそれぞれ接続されている。すなわち、上段の給紙オプション装置23−aの拡張IO−aのアドレス設定端子A0−a、A1−aは、プルアップ抵抗を介して電源電圧に接続されると共に、それぞれ汎用ポートP0−a、P1−aに接続されている。また、中段の給紙オプション装置23−bの拡張IO―bのアドレス設定端子A0−b、A1−bは、電源電圧にプルアップ接続されるとともに、それぞれ汎用ポートP0−b、P1−bに接続されている。更に、下段の給紙オプション装置23−cの拡張IO―cのアドレス設定端子A0−c、A1−cは、電源電圧にプルアップ接続されるとともに、それぞれ汎用ポートP0−c、P1−cに接続されている。すなわち、アドレス設定端子の入力信号を、同じ拡張IOの汎用ポートから供給することを特徴としている。
また、シリアルクロックラインには、下段の給紙オプション装置23にSCL信号の伝搬(中継)を制限するために、各給紙オプション装置23−a、23−b、23−cにゲート部であるゲート回路G−a、G−b、G−cが設けられている。各ゲート回路G−a、G−b、G−cは、各拡張IOの汎用ポートP2−a、P2−b、P2−cと接続されたイネーブル端子を有する。各ゲート回路G−a、G−b、G−cは、イネーブル端子の入力がハイレベルの場合にはSCL信号を出力し、ローレベルの場合にはSCL信号出力を遮断する。すなわち、各拡張IOの汎用ポートP2−a、P2−b、P2−cの出力をハイレベルにすることで、対応するゲート回路G−a、G−b、G−cの出力端子から、SCL信号が下段側の給紙オプション装置に出力される。なお、拡張IOには、パワーオンリセット機能が内蔵されており、パワーオン時には拡張IO内部がリセットされ、汎用ポートP2、P1、P0はハイインピーダンス状態に設定される。その結果、各拡張IO−a、IO−b、IO−cのアドレス設定端子A0、A1には、ハイレベルが入力された状態となる。
[拡張IOのアドレス設定の制御シーケンス]
次に、各給紙オプション装置23−a、23−b、23−cの拡張IOにアドレスデータを設定する制御シーケンスについて、図8を参照して説明する。図8は、画像形成装置1のCPU1が各給紙オプション装置の拡張IOにアドレスデータを設定する制御シーケンスを示すフローチャートである。以下では、給紙オプション装置23−a、23−b、23−cが装着された図7に示す構成に基づいて、各拡張IOのアドレスデータの設定手順について説明する。図8に示す制御シーケンスは、給紙オプション装置23の電源がオンされると、起動される。給紙オプション装置23の電源がオンされると、各給紙オプション装置23−a、23−b、23−cに内蔵された拡張IO内部のパワーオンリセット機能が動作する。これにより、各拡張IO内部のレジスタがクリアされ、汎用ポートP0〜P2はハイインピーダンス状態に設定され、アドレス設定端子A1、A0にはハイレベルが入力された状態となる。
S201では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−aの拡張IO−aとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IOを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−aの拡張IO−aは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、アドレス設定端子A1、A0の入力状態と比較する。そして、拡張IO−aは、端子A1、A0の入力状態が1、1、すなわちハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S202では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS204に進み、ACK信号でなければS203に進む。S203では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−a以降の接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−a、23−b、23−cが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S204では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−aのアドレス情報を設定するためのSDA信号を拡張IO−aに送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−aの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が0、0、0、すなわち汎用ポートP2、P1、P0の出力がそれぞれローレベルを設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−aは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP2−a、P1−a、P0−aにそれぞれローレベルを設定し、これにより、汎用ポートP2−a、P1−a、P0−aからはローレベルが出力される。図7に示すように、汎用ポートP1−a、P0−aの出力は拡張IO−aの端子A1−a、A0−aに入力され、拡張IO−aのアドレス情報はそれぞれ0、0に設定される。
続いて、S205では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−aの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が1、0、0、すなわち汎用ポートP2をハイレベル、P1、P0の出力はローレベルのままに設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−aは、汎用ポートP2−aの出力をローレベルからハイレベルに変更し、汎用ポートP2−aからはハイレベルが出力されて、ゲート回路G−aに入力される。ゲート回路G−aは、汎用ポートP2−aからハイレベルが入力されることにより、シリアルクロック信号であるSCL信号を中段の給紙オプション装置23−bの拡張IO−bに供給する(中継する)。
S206では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−bの拡張IO−bとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IO−bを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−bの拡張IO−bは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、端子A1、A0の入力状態と比較する。前述したように、拡張IO−bの端子A1、A0には、プルアップ抵抗を介して電源電圧と同じレベルであるハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S207では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS209に進み、ACK信号でなければS208に進む。S208では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−b以降の接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−b、23−cが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S209では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−bのアドレス情報を設定するためのSDA信号を拡張IO−bに送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−bの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が0、1、0、すなわち汎用ポートP2をローレベル、P1をハイレベル、P0をローレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−bは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP2−b、P1−b、P0−bにそれぞれローレベル、ハイレベル、ローレベルを設定する。これにより、汎用ポートP2−b、P1−b、P0−bからはそれぞれローレベル、ハイレベル、ローレベルが出力される。図7に示すように、汎用ポートP1−b、P0−bの出力は拡張IO−bの端子A1−b、A0−bに入力され、拡張IO−bのアドレス情報はそれぞれ1、0に設定される。
続いて、S210では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−bの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が1、1、0、すなわち汎用ポートP2、P1をハイレベル、P0をローレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−bは、汎用ポートP2−bの出力をローレベルからハイレベルに変更し、汎用ポートP2−bからはハイレベルが出力されて、ゲート回路G−bに入力される。ゲート回路G−bは、汎用ポートP2−bからハイレベルが入力されることにより、シリアルクロック信号であるSCL信号を下段の給紙オプション装置23−cの拡張IO−cに供給する(中継する)。
S211では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−cの拡張IO−cとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IO−cを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−cの拡張IO−cは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、端子A1、A0の入力状態と比較する。前述したように、拡張IO−cの端子A1、A0には、プルアップ抵抗を介して電源電圧と同じレベルであるハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S212では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS214に進み、ACK信号でなければS213に進む。S213では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−cとの接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−cが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S214では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−cの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が0、0、1、すなわち汎用ポートP2、P1をローレベル、P0をハイレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−cの汎用ポートP2、P1、P0に設定するポート情報が0、0、1、すなわち汎用ポートP2、P1をローレベル、P2をハイレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−cは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP2−c、P1−c、P0−cにそれぞれローレベル、ローレベル、ハイレベルを設定する。これにより、汎用ポートP2−c、P1−c、P0−cからはそれぞれローレベル、ローレベル、ハイレベルが出力される。図7に示すように、汎用ポートP1−c、P0−cの出力は拡張IO−cの端子A1−c、A0−cに入力され、拡張IO−cのアドレス情報はそれぞれ0、1に設定され、処理を終了する。
なお、図8において、ACK信号の受信確認は、画像形成装置1のCPU1が給紙オプション装置23の拡張IOにアドレス情報を送信した場合のみ記載し、汎用ポートのデータ設定の場合にはACK信号の受信確認の判断処理の記載を省略している。
以上、従来例における各給紙オプション装置23の拡張IOのアドレス設定について説明した。給紙オプション装置23を多段接続した際に、SCL信号を上段の給紙オプション装置から下段の給紙オプション装置に伝達するために、ゲート回路G−a、G−b、G−cを使用している。そして、ゲート回路G−a、G−b、G−cをイネーブル状態にして、下段の給紙オプション装置23にSCL信号を供給するかどうかは、拡張IOの汎用ポートP2−a、P2−b、P2−cの出力により制御される。このため、拡張IOに対して、アドレス設定を行うために、汎用ポートP1、P0の設定だけでなく、ゲート回路Gを制御するために、汎用ポートP2へのデータ設定が必要であった。
[本実施例の拡張IOの構成]
そこで、本実施例では、上述した従来例ではゲート回路Gを制御するために用いていた拡張IOの汎用ポートP2を利用しない構成について、図2を用いて説明する。図2は、画像形成装置1のCPU1と、4台の給紙オプション装置23−a、23−b、23−c、23−dの拡張IOとの接続構成を示す模式図である。図2の画像形成装置において、上述した従来例の図7に記載の給紙オプション装置23と同じ構成の箇所に関しては、同じ番号を付与しており、説明を省略する。
まず、本実施例の拡張IOの構成について説明する。各給紙オプション装置の構成は同様なので、給紙オプション装置23−aを参照して、本実施例の拡張IOの構成について説明する。給紙オプション装置23−aの拡張IOは、アドレス設定端子はA1−a、A0−aの2端子を有するが、汎用ポートはP1−a、P0−aの2ポートが使用され、従来例と比べると、汎用ポートP2−aは使用されない(利用しない)。また、拡張IOのアドレス設定端子A0−a、A1−aは、従来例の図7と同様に、プルアップ抵抗を介して、電源電圧に接続されるとともに、同じ拡張IOの汎用ポートP0−a、P1−aにそれぞれ接続されている。
給紙オプション装置23−aは、ゲート部であるゲート回路G−aのイネーブル状態、又はディスイネーブル状態を制御する制御部を構成する、2つのpnp型トランジスタであるトランジスタTr0−a、Tr1−aを備えている。トランジスタTr0−aは、エミッタ端子は電源電圧にプルアップされ、ベース端子は、汎用ポートP0−aに接続され、コレクタ端子は、プルダウン抵抗R−aを介してGND(グランド)に接続されている。同様に、トランジスタTr1−aは、エミッタ端子は電源電圧にプルアップされ、ベース端子は、汎用ポートP1−aに接続され、コレクタ端子は、抵抗R−aを介してGND(グランド)に接続されている。そして、トランジスタTr0−aとトランジスタTr1−aのコレクタ端子同士は接続され、ゲート回路G−aのイネーブル端子に接続されている。
汎用ポートP0−a、P1−aは、出力端子として使用されるし、入力端子としても使用され、例えば、入力端子として使用される場合には、図2に示す構成では、プルアップ抵抗を介して電源電圧が入力される。そのため、汎用ポートP0−aが出力ポートとしてハイレベルを出力(以下、H出力という)していた場合や、汎用ポートP0−aが入力ポートとして使用されていた場合には、トランジスタTr0−aのベース端子にはハイレベルが入力される。その結果、トランジスタTr0−aはオフする。一方、汎用ポートP0−aが出力ポートとしてローレベルを出力(以下、L出力という)していた場合には、トランジスタTr0−aのベース端子にはローレベルが入力される。その結果、トランジスタTr0−aはオンし、ゲート回路G−aのイネーブル端子にはハイレベルが入力される。同様に、汎用ポートP1−aが出力ポートとしてハイレベルを出力(以下、H出力という)していた場合や、汎用ポートP1−aが入力ポートとして使用されていた場合には、トランジスタTr1−aのベース端子にはハイレベルが入力される。その結果、トランジスタTr1−aはオフする。一方、汎用ポートP1−aが出力ポートとしてローレベルを出力(以下、L出力という)していた場合には、トランジスタTr1−aのベース端子にはローレベルが入力される。その結果、トランジスタTr1−aはオンし、ゲート回路G−aのイネーブル端子にはハイレベルが入力される。このようにして、ゲート回路G−aを汎用ポートP1−a、P0―aの出力信号により制御することができる。
汎用ポートP1−a、P0−aの設定状態に応じて、ゲート回路G−aのイネーブル端子の入力信号が変化するのかをまとめた表が表1である。表1において、1列目は、汎用ポートP1−aの出力端子(H出力、L出力)または入力端子の場合の設定状態を示し、2列目は、汎用ポートP0−aの出力端子(H出力、L出力)または入力端子の場合の設定状態を示す。3列目は、ゲート回路G−aのイネーブル端子への入力信号(ゲート制御信号)を示している。
Figure 2016190470
表1に示すように、ゲート回路G−aのイネーブル端子には、トランジスタTr1−a、Tr0−aの少なくともどちらか一方がオン状態であれば、ハイレベル信号(Hレベル信号)が入力される。即ち、汎用ポートP1−a、P0−aの少なくともどちらか一方からローレベルが出力(L出力)されていれば、ゲート回路G−aのイネーブル端子に、ハイレベル信号(Hレベル信号)が入力される。その結果、ゲート回路G−aはイネーブル状態となる。一方、汎用ポートP1−a、P0−aがどちらもHレベル出力、又は入力端子として使用されていた場合には、トランジスタTr1−a、Tr0−aはオフする。その結果、ゲート回路G−aのイネーブル端子には、ローレベル信号(Lレベル信号)が入力されることになり、ゲート回路G−aはディスイネーブル状態となる。
[拡張IOのアドレス設定の制御シーケンス]
次に、本実施例における各給紙オプション装置23の拡張IOにアドレスデータを設定する制御シーケンスについて、図3を参照して説明する。図3は、画像形成装置1のCPU1が各給紙オプション装置の拡張IOにアドレスデータを設定する制御シーケンスを示すフローチャートである。以下では、拡張IOのアドレス設定可能数で、最大の給紙オプション装置23−a、23−b、23−c、23−dが装着された図2に示す構成に基づいて、各拡張IOのアドレスデータの設定手順について説明する。図3に示す制御シーケンスは、給紙オプション装置23の電源がオンされると、起動される。給紙オプション装置23の電源がオンされると、各給紙オプション装置23−a、23−b、23−c、23−dに内蔵された拡張IO内部のパワーオンリセット機能が動作する。これにより、各拡張IO内部のレジスタがクリアされ、汎用ポートP0、P1はハイインピーダンス状態に設定され、アドレス設定端子A1、A0にはハイレベル信号が入力された状態となる。
S301では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−aの拡張IO−aとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IOを指定するSDA信号(第一データ)を送信する。給紙オプション装置23−aの拡張IO−aは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、アドレス設定端子A1、A0の入力状態と比較する。そして、拡張IO−aは、端子A1、A0の入力状態が1、1、すなわちハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S302では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS304の処理に進み、ACK信号でなければS303の処理に進む。S303では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−a以降の接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−a、23−b、23−c、23−dが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S304では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−aのアドレス情報を設定するためのSDA信号(識別データ)を拡張IO−aに送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−aの汎用ポートP1、P0に設定するポート情報が0、0、すなわち汎用ポートP1、P0の出力がそれぞれローレベルを設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−aは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP1−a、P0−aにそれぞれローレベルを設定し、これにより、汎用ポートP1−a、P0−aからはローレベルが出力される。図2に示すように、汎用ポートP1−a、P0−aの出力は拡張IO−aの端子A1−a、A0−aに入力され、拡張IO−aのアドレス情報A1、A0はそれぞれ0、0に設定される。一方、汎用ポートP1−a、P0−aからローレベル信号が出力されるので、トランジスタTr1−a、Tr0−aはともにオンし、ゲート回路G−aのイネーブル端子にはハイレベル信号が入力され、ゲート回路G−aはイネーブル状態となる(表1参照)。その結果、画像形成装置1のCPU1から出力されるSCL信号が、下流側の給紙オプション装置23−bへ供給される。
S305では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−bの拡張IO−bとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IO−bを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−bの拡張IO−bは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、端子A1、A0の入力状態と比較する。前述したように、拡張IO−bの端子A1、A0には、プルアップ抵抗を介して電源電圧と同じレベルであるハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S306では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS308に進み、ACK信号でなければS307に進む。S307では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−b以降の接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−b、23−c、23−dが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S308では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−bのアドレス情報を設定するためのSDA信号を拡張IO−bに送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−bの汎用ポートP1、P0に設定するポート情報が1、0、すなわち汎用ポートP1をハイレベル、P0をローレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−bは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP1−b、P0−bにそれぞれハイレベル、ローレベルを設定する。これにより、汎用ポートP1−b、P0−bからはそれぞれハイレベル、ローレベルが出力される。図2に示すように、汎用ポートP1−b、P0−bの出力は拡張IO−bの端子A1−b、A0−bに入力され、拡張IO−bのアドレス情報A1、A0はそれぞれ1、0に設定される。一方、汎用ポートP1−b、P0−bからハイレベル、ローレベル信号が出力されるので、トランジスタTr1−bはオフするが、Tr0−bはオンする。そのため、ゲート回路G−bのイネーブル端子にはハイレベル信号が入力され、ゲート回路G−bはイネーブル状態となる(表1参照)。その結果、画像形成装置1のCPU1から出力されるSCL信号が、下流側の給紙オプション装置23−cへ供給される。
S309では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−cの拡張IO−cとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IO−cを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−cの拡張IO−cは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、端子A1、A0の入力状態と比較する。前述したように、拡張IO−cの端子A1、A0には、プルアップ抵抗を介して電源電圧と同じレベルであるハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S310では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS312に進み、ACK信号でなければS311に進む。S311では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−c以降の接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−c、23−dが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S312では、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−cの汎用ポートP1、P0に設定するポート情報が0、1、すなわち汎用ポートP1をローレベル、P0をハイレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。すなわち、画像形成装置1のCPU1は、拡張IO−cの汎用ポートP1、P0に設定するポート情報が0、1、すなわち汎用ポートP1をローレベル、P0をハイレベルの出力に設定するSDA信号を送信する。SDA信号を受信した拡張IO−cは、ハイインピーダンス状態である汎用ポートP1−c、P0−cにそれぞれローレベル、ハイレベルを設定する。これにより、汎用ポートP1−c、P0−cからはそれぞれローレベル、ハイレベルが出力される。図2に示すように、汎用ポートP1−c、P0−cの出力は拡張IO−cの端子A1−c、A0−cに入力され、拡張IO−cのアドレス情報A1、A0はそれぞれ0、1に設定される。一方、汎用ポートP1−c、P0−cからローレベル、ハイレベル信号が出力されるので、トランジスタTr0−cはオフするが、Tr1−cはオンする。そのため、ゲート回路G−cのイネーブル端子にはハイレベル信号が入力され、ゲート回路G−cはイネーブル状態となる(表1参照)。その結果、画像形成装置1のCPU1から出力されるSCL信号が、下流側の給紙オプション装置23−dへ供給される。
S313では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−dの拡張IO−dとの通信を行うために、アドレス情報が1、1、すなわちアドレス設定端子A1、A0がそれぞれ1、1である拡張IO−dを指定するSDA信号を送信する。給紙オプション装置23−dの拡張IO−dは、SDA信号で送信されたアドレス情報を読み出し、端子A1、A0の入力状態と比較する。前述したように、拡張IO−dの端子A1、A0には、プルアップ抵抗を介して電源電圧と同じレベルであるハイレベル信号が入力されているので、SDA信号に返信信号であるACK信号を設定し、画像形成装置1のCPU1に送信する。
S314では、画像形成装置1のCPU1は、送信したアドレス情報に対する返答信号を読み出し、ACK信号かどうかを判断し、ACK信号であればS316に進み、ACK信号でなければS315に進む。S315では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−dとの接続なし、すなわち、給紙オプション装置23−dが装着されていないと判断し、処理を終了する。
S316では、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23−dが装着(接続)されていると判断し、全ての給紙オプション装置23−a、23−b、23−c、23−dの拡張IOのアドレス設定が完了したので、処理を終了する。ここで、ゲート回路G−dは、汎用ポートP1−d、P0−dからは、ともにハイレベル信号が出力されているので、トランジスタTr1−d、Tr0−dはともにオフし、ゲート回路G−dのイネーブル端子にはローレベルが入力される。その結果、ゲート回路G−dはディスイネーブル状態となり(表1参照)、CPU1から出力されるSCL信号は遮断されて下流側の給紙オプション装置23(不図示)には供給されない。即ち、ユーザが誤って、給紙オプション装置を5段以上装着した場合も、5段目以降の給紙オプション装置23が動作することはない。
以上説明したように、本実施例で示した拡張IOのアドレス設定手段を用いることで、ゲート回路Gの制御用に用いていた拡張IOの汎用ポートP2を利用せずに、ゲート回路Gを制御することが可能となる。更に、給紙オプション装置を装着する際に、拡張IOのアドレス設定可能なアドレス数よりも多くの給紙オプション装置23が装着された場合においても、アドレス数よりも多い給紙オプション装置への通信は自動的に遮断することが可能となる。より具体的には、本実施例では、拡張IOのアドレス設定端子がA0とA1の2ビットであるため、給紙オプション装置23は最大4段まで通信可能である。ところが、ユーザが誤って、給紙オプション装置23を5段以上接続した際には、5段目以降の給紙オプション装置23へのCLK信号の供給がゲート回路Gにより遮断されるため、5段目以降のCPU1との通信はできないことになる。
更に、本実施例の構成では、給紙オプション装置は4段まで通信可能である。そのため、給紙オプション装置23の装着を3段までとし、4段以上の給紙オプション装置23の装着を禁止する場合にも、4段目の給紙オプション装置23が装着されたことを画像形成装置のCPU1は検知することができる。これにより、4段目の給紙オプション装置が誤装着であることを、不図示の表示部を用いて、ユーザに通知することができる。即ち、本実施例の構成のように、拡張IOのアドレス設定が可能な最大のアドレス数で給紙オプション装置23を装着する場合に、最下段に装着される給紙オプション装置23のゲート回路Gがディスイネーブルになるように、拡張IOのアドレス情報を設定する。これにより、ユーザビリティの向上を図ることができる。
なお、本実施例の拡張IOの構成は、上述した構成に限定されるものではない。例えば、拡張IOのアドレス設定可能なアドレス数によらず、予め設定した最大段数の給紙オプション装置を装着する場合に、最下段の給紙オプション装置に含まれるゲート回路がディスイネーブルになるように、アドレス設定する構成も考えられる。この場合にも、予め設定した段数以上の給紙オプション装置23が接続されると、CPU1から出力されるSCL信号はゲート回路Gにより遮断されて、下流側の給紙オプション装置23には供給されない。これにより、予め設定した段数以上の給紙オプションが装着されても、誤動作することを防ぐことが可能となる。
また、上述した実施例においては、モノクロ画像を形成する画像形成装置1の構成を前提に説明したが、本発明はカラー画像形成装置にも適用可能である。カラー画像形成装置としては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像を形成するための像担持体としての感光ドラムを並べて配置して、各感光ドラムから記録材、または、中間転写体に画像を転写する方式のカラー画像形成装置に適用できる。また、1つの像担持体(感光ドラム)に対して各色の画像を順次形成して、中間転写体にカラー画像を形成して記録材に転写する方式のカラー画像形成装置にも適用できる。
更に、上述した実施例においては、画像形成装置1に装着される給紙オプション装置23を含んだ画像形成装置1について説明を行った。オプション装置には、給紙オプション装置23の他に、例えば、画像形成装置1に接続されて、画像形成装置1で印刷された記録材を自動的に仕分け、整列、ステイプル、製本などの処理を行う「フィニッシャー」と呼ばれるオプション装置がある。このような画像形成装置1に接続可能なオプション装置と画像形成装置1を接続して構成される画像形成システムにおいても、上述した拡張IOをオプション装置に設け、画像形成装置と通信を行うことにより、上述した実施例と同様の効果を奏することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、オプション装置の装着状態に応じた装置構成を制御することにより、ユーザビリティの向上を図ることができる。
拡張IOは、画像形成装置1のCPU1が給紙オプション装置23の状態検知や制御を、拡張IOを介して行うことができるような構成を備えている。画像形成装置1は、プリント時のような画像形成を行っていない場合には電力消費を低減するために、CPU1の動作周波数を下げて運用することがあり、この場合には、拡張IOとのIC通信の速度も低下する。そのため、給紙オプション装置23における状態変化の画像形成装置1のCPU1への通知が遅れてしまうということがあり、実施例2では、そのような事態に対応可能な構成について述べる。
[画像形成装置と給紙オプション装置の構成]
図4は、画像形成装置のCPU1と、3台の給紙オプション装置23−a、23−b、23−cの拡張IOとの接続構成を示す模式図である。実施例1の図2と同じ構成については同一の符号を付し、説明を省略する。図4において、3台の給紙オプション装置23−a、23−b、23−cが装着されている。各給紙オプション装置23−a、23−b、23−cは、各々給紙カセット8−a、8−b、8−cを備えており、例えば記録紙9を追加するための開閉動作が可能となっている。更に、各給紙オプション装置23−a、23−b、23−cには、それぞれの給紙カセット8−a、8−b、8−cの開閉をCPU1が検知するために、スイッチ手段であるスイッチSW−a、SW−b、SW−cが設けられている。スイッチSW−a、SW−b、SW−cは共通の信号線に接続されており、共通の信号線は、画像形成装置1のCPU1の割り込みポートであるINT端子に接続されている。このような構成により、各給紙オプション装置23のいずれかの給紙カセット8の開閉が行われた場合には、該当する給紙オプション装置23のスイッチSWがオンし、画像形成装置1のCPU1のINT端子に割り込み信号が入力される。その結果、画像形成装置1のCPU1は、給紙オプション装置23の給紙カセット8の開閉を検知することができ、給紙カセット8の開閉操作に伴う処理をタイムリーに実行することができる。
これは、例えばICの通信速度では、給紙カセット8の状態変化を検知する速度が不十分となる、次のような場合を想定して対応した構成である。即ち、具体的には、画像形成装置1では、画像形成を行わないときには、消費電力を削減するために省電力モードに移行して運用されるが、このとき、低消費電力を目的として、CPU1の動作周波数を下げて運用する場合がある。この場合には、CPU1が通信路を介して各拡張IOに供給するCLK信号の周波数も低下するため、ICの通信速度も低下してしまう。そのため、例えば、拡張IOを経由して、スイッチSWの検知信号を送信する構成の場合には、ICの通信速度が遅いため、スイッチSWが給紙カセット8の開閉を検知してから、CPU1に通知されるまでの時間が長くなってしまう。そのため、ユーザビリティの低下を招いてしまう。そこで、上述したように、給紙カセット8の開閉を検知するスイッチSWの検知信号を直接、CPU1に通知する構成にすることにより、ユーザビリティの低下を防止することができる。
以上、本実施例について、画像形成装置1の「省電力モード」時における、給紙オプション装置23の給紙カセット8の開閉検知を例に説明した。例えば、給紙オプション装置23にモータを搭載しIC通信によりモータの回転速度を制御する際に、IC通信の通信速度による制御では回転速度の精度を満足できない場合は、CPU1から直接給紙オプション装置23のモータを制御する構成も考えられる。
以上説明したように、本実施例によれば、オプション装置の装着状態に応じた装置構成を制御することにより、ユーザビリティの向上を図ることができる。
1 画像形成装置
23 給紙オプション装置
A0、A1 アドレス設定端子
G ゲート回路
P0、P1 汎用ポート
Tr0、Tr1 トランジスタ

Claims (19)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置に接続可能なオプション装置と、からなる画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、通信路を介して前記オプション装置へのデータの送受信を行う送受信手段を備え、
    前記オプション装置は、
    前記通信路を介して前記画像形成装置から送信されたデータを受信する受信手段と、前記画像形成装置へデータを送信する送信手段と、前記画像形成装置に接続された状態で値が設定される設定ポートと、前記画像形成装置と接続された状態で値が設定される入出力ポートと、を有する設定部と、
    前記通信路の他のオプション装置との接続又は遮断を行うゲート部と、
    前記ゲート部の制御を行う制御部と、を備え、
    前記設定部は、前記画像形成装置から受信した第一データと前記設定ポートに設定された値とを比較し、比較結果に従って前記画像形成装置に応答データを送信し、前記画像形成装置は、前記応答データに応じて前記オプション装置の識別データを前記オプション装置に送信し、前記設定部は、前記識別データに基づき前記入出力ポートの値を設定し、
    前記制御部は、前記識別データに基づいて前記ゲート部を制御することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記設定部の前記入出力ポートと前記設定ポートは、電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記オプション装置は、カスケード接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記識別データは、オプション装置毎に異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記通信路は、クロック信号を供給するクロック信号路とデータ信号を供給するデータ信号路とを含み、
    前記画像形成装置と前記設定部とは、前記クロック信号に同期してシリアル通信を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記ゲート部は、前記クロック信号路に設けられ、前記クロック信号の出力又は遮断を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、前記識別データが所定の値の場合には、前記ゲート部の前記クロック信号の出力を遮断し、前記識別データが前記所定の値でない場合には、前記ゲート部から前記クロック信号を出力することを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は、前記オプション装置の電源がオンされると、前記オプション装置の前記設定部に前記識別データの設定を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記オプション装置の電源がオンされると、前記設定部の前記設定ポートには前記所定の値が入力され、前記入出力ポートはハイインピーダンスの状態に設定されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  10. 前記オプション装置は、前記オプション装置の状態変化に応じて、オン又はオフされるスイッチ手段を有し、
    前記スイッチ手段は、前記画像形成装置と接続され、前記設定部を介さずに前記画像形成装置に前記状態変化を通知することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  11. 前記画像形成装置から送信されたデータに応じて前記設定ポートの値が設定されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  12. 前記オプション装置は、前記画像形成装置に記録材を供給するための給紙装置であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  13. 画像形成装置に接続可能なオプション装置であって、
    前記画像形成装置から送信されたデータを受信する受信手段と、前記画像形成装置へデータを送信する送信手段と、前記画像形成装置に接続された状態で値が設定される設定ポートと、前記画像形成装置と接続された状態で値が設定される入出力ポートと、を有する設定部と、
    接続される他のオプション装置との通信路の接続又は遮断を行うゲート部と、
    前記ゲート部の制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記設定部は、前記画像形成装置から送信された第一データと前記設定ポートに設定された値とを比較し、比較結果に従って前記画像形成装置に応答データを送信し、前記画像形成装置から前記応答データに応じて送信された前記オプション装置の識別データに基づき前記入出力ポートの値を設定し、
    前記制御部は、前記識別データに基づいて前記ゲート部を制御することを特徴とするオプション装置。
  14. 前記設定部の前記入出力ポートと前記設定ポートは、電源に接続されていることを特徴とする請求項13に記載のオプション装置。
  15. 前記通信路は、クロック信号を供給するクロック信号路とデータ信号を供給するデータ信号路とを含み、
    前記ゲート部は、前記クロック信号路に設けられ、前記クロック信号の出力又は遮断を行うことを特徴とする請求項13又は14に記載のオプション装置。
  16. 前記制御部は、前記識別データが所定の値の場合には、前記ゲート部の前記クロック信号の出力を遮断し、前記識別データが前記所定の値でない場合には、前記ゲート部から前記クロック信号を出力することを特徴とする請求項15に記載のオプション装置。
  17. 電源がオンされると、前記設定部の前記設定ポートには前記所定の値が入力され、前記入出力ポートはハイインピーダンスの状態に設定されることを特徴とする請求項16に記載のオプション装置。
  18. 状態変化に応じて、オン又はオフされるスイッチ手段を備え、
    前記スイッチ手段は、前記画像形成装置と接続され、前記設定部を介さずに前記画像形成装置に前記状態変化を通知することを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載のオプション装置。
  19. 前記オプション装置は、前記画像形成装置に記録材を供給するための給紙装置であることを特徴とする請求項13乃至18のいずれか1項に記載のオプション装置。
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