JP2007022031A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 追加装着可能な複数のオプション装置の有無検知及び故障検知を可能とし、オプション装置の故障報知を行うとともに実行可能な印刷要求を継続させる。また、オプション装置の故障の際においても、誤った識別情報を各オプション装置に付与しない識別情報の検出及び付与を行う。
【解決手段】 複数のオプション装置を選択的に装着可能な画像形成装置において、オプション装置が装着された際に、オプション装置の総数または各オプション装置の被接続位置を個別に識別可能な電流検出回路や電圧検出回路によるハードウエア情報検知手段を設け、データの送受信を行う通信手段の情報と比較することにより、前記オプション装置の故障有無を検出する手段、または、前記ハードウエア情報に従い、各オプション装置の識別番号を正確に付与し、且つ故障有無を検出可能とする手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、選択して追加構成可能な給紙装置等のオプション装置を有し、通信を介して本体装置から各オプション装置の有無検知や識別を行う画像形成装置に関するものである。特に、同一のオプション給紙装置を多段に重ねて用いる場合や複数のオプション装置とバス接続される通信装置を有する画像形成装置に関するものである。
従来から、大量のプリント画像を印刷する電子写真方式の複写装置やプリンタ装置では、ユーザが数百枚の記録媒体をまとめてセット可能なカセット方式の給送装置が用いられていることが多い。特に、ビジネス用途の複写装置、数種類のサイズの記録材をそれぞれ別にセットできるように、数段の給紙カセットを標準的に備えていることが多い。一方、標準機能として複写機能を備えていない、いわゆるプリンタ装置においては、前記給紙カセットを標準で1段だけ備えているか、または、個人ユーザ向け等の小型プリンタにおいては、100枚程度までの記録材をまとめてセットできる、いわゆるマルチトレイのみを備えているものが多い。
つまり、一般のプリンタ装置では、複数の給紙カセットを必要とするユーザ向けには、給紙カセットをオプション装置として選択して追加装着できるようにラインナップされていることが多く、個々のユーザ用途に合致した段数のオプション装置をユーザ毎に選択して追加装着可能とされている。
一方、追加装着されるオプション給紙装置は、一段ずつ選択可能に構成することによって、ユーザの選択自由度の拡大を図り、且つ、各段のオプション給紙装置を全く同じ構成にすることにより、設計・生産・サービス面においても、効率アップが図られている場合が多い。
このように多段のオプション給紙装置を追加可能にするためには、各オプション給紙装置を識別及び制御する構成を画像形成装置の本体装置内に予め備えておく必要が生じる。本体装置から各オプション給紙装置を識別及び制御する通信回路は、直列接続されるチェーン接続方式や並列接続されるバス接続方式のインターフェイスが用いられている。
チェーン接続方式のインターフェイスでは、本体装置のCPUから一段目オプション給紙装置のCPUへ、一段目オプション給紙装置のCPUから二段目オプション装置のCPUへ、・・・というように順次に直列接続されている。例えば、3段目オプション給紙装置に制御信号を送信する場合において、まず本体装置のCPUから1段目のオプション給紙装置のCPUへ制御情報を送信し、次に一段目のオプション給紙装置のCPUから2段目のオプション給紙装置のCPUへ制御情報を伝達し、さらに2段目のオプション給紙装置のCPUから3段目のオプション給紙装置のCPUへ制御情報を伝達される。各オプション給紙ユニットが多段に接続されていた場合においても、各オプション給紙装置を順次に識別することが容易であるという利点がある。しかしながら、CPUの情報処理が遅延し、且つ煩雑化しやすい。
一方、バス接続方式のインターフェイスでは、本体装置のCPUに対し、各段のオプション給紙装置のCPUが並列に接続されているので、上記チェーン接続方式のインターフェイスと異なり、制御情報を各オプション給紙装置に並列に送信可能であり、情報伝達の時間遅延は基本的に発生しない。また、各オプション給紙装置のCPUは自身の制御情報のみを受信すれば良く、CPU負荷が軽減される利点がある。
しかしながら、バス接続方式のインターフェイスでは、本体装置のCPUと各オプション給紙装置のCPUが並列に接続されるため、各オプション給紙装置には個別の識別番号が付与されている必要がある。つまり、各オプション給紙装置のCPUは、本体装置に対する自らの被接続位置を認識している必要がある。
そこで、同じオプション給紙装置を数段分重ねて装着する画像形成装置では、各オプション給紙装置に相違がないため、装着時にディップスイッチ等を設定する等して個別の認識番号を付与する方法が考えられる。しかしながら、サービス設置、ユーザ設置ともに初期設定が煩雑化することによるトラブルやサービスコールを免れない課題がある。
そこで、以下に述べる技術が開示及び発明されている。
データに識別番号を付したシリアルデータを全ての増設ユニットに対して並列的に送信するように構成する一方、各増設ユニットには、それぞれ、前記電子装置本体ユニットに送信する識別番号発生回路と、前記電子装置本体からデータと共に受信する識別番号を前記識別番号発生回路から発生する識別番号と照合する照合回路と、該照合回路での一致を検出して、前記1つの増設ユニットに設けた識別番号発生回路の出力端を前記他の増設ユニットに設けた識別番号発生回路の入力端に接続し、かつ一番先頭の識別番号発生回路の入力端には電源を接続するすることにより、各識別ユニット固有の識別番号を自動的に発生させるように構成した増設ユニット付き電子装置が発明されている(特許文献1参照)。
一方、従来技術では、増設される各給紙ユニットに、本体装置から各給紙ユニットに伝達するシリアル入力データ内に選択ビットを予めアサインしておくことが必要であり、また、この動作を、ハードウェアで行うためには、このためのデータを下段に対して送るハーネスが必要となり、マシン構成が複雑化するという問題があったとし、そこで、各給紙ユニットに、装置本体の制御部から送られる給紙ユニット識別情報の記憶手段を設けて、装置の立上げ時に、各給紙ユニットに伝達するシリアル入力データ内に、各段の給紙ユニット識別情報をライトして、該識別情報を前記記憶手段内に記憶させる一方、下段の給紙ユニットに伝達されるシリアル入力データおよびクロックを、順次、イネーブルにして下段の給紙ユニットに前記給紙ユニット識別情報を伝達するものが発明されている(特許文献2)。この結果、専用ハードウェアを設けることなしに、同一のオプション給紙ユニットを重ねて用いる際に有効な多段給紙ユニットの識別情報設定方式を実現できるものとしている。
特許第3124803号公報 特許第3204411号公報
しかしながら、上述の従来の画像形成装置は、追加装着される多段オプション給紙装置の何れかが正常に動作していない場合、特にオプション給紙装置のCPUが何らかの原因により動作していない場合には、この故障検知を行うことができないという課題があった。その結果、チェーン接続された直列接続のインターフェイスで構成されるオプション装置の場合には、故障している段のオプション給紙装置以降のオプション装置を総じて故障検出ができなかった。
また、本体装置とバス接続されたインターフェイスで構成される従来のオプション給紙装置の場合には、本体装置は各オプション給紙装置の識別情報を各オプション給紙装置の記憶手段に誤って記憶してしまう。例えば、2段目のオプション給紙装置のCPUが何らかの原因で動作していない場合には、2段目以降のオプション給紙装置は装着されていないものとして本体装置に認識されてしまう。
また、下段のオプション給紙装置に伝達されるシリアル入力データおよびクロックを、順次にイネーブルにして下段のオプション給紙装置に前記オプション給紙装置の識別情報を伝達していくゲート回路を用いている場合においても、ゲート回路が何らかの原因によりショート故障等が発生していた際には、故障の発生しているオプション給紙装置を本体装置が認識できないという課題があった。例えば、3段目のオプション給紙装置の前記ゲート回路がショート故障している場合には、2段目のオプション給紙装置が下流のオプション給紙装置へクロック信号等を伝達するために前記ゲート回路を開放にした際において、3段目と4段目のオプション給紙装置は同じ識別情報を記憶手段にライトされてしまう。
また、この3段目のオプション給紙装置のゲート回路が故障しているとともに、3段目のオプション給紙装置のCPUも故障している場合には、4段目のオプション給紙装置が誤って3段目の給紙装置として認識されてしまう。その結果、本体装置がオプション給紙装置の故障を検知できないために、ユーザもその故障を認識できず、サービスマン等による修理が実施されるまでに及んで、ユーザがオプション給紙装置からのプリントを試みる毎にジャムが発生するという課題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、複数のオプション装置を追加装着可能な画像形成装置において、オプション装置の有無検知及び故障検知を可能とし、故障しているオプション装置の報知を行いつつ、要求された印刷に支障なく動作可能なオプション装置のみを継続して使用可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
また、何れかのオプション装置が故障していることにより、誤った識別情報を各オプション装置に付与することがない識別情報の検出方法を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る請求項1記載の画像形成装置は、単一又は複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記本体装置に設けられ、前記本体装置から前記オプション装置へ供給される電流値を検出する本体出力電流検出手段とを有し、前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第1のオプション接続情報と、前記通信手段によって前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第2のオプション接続情報とを比較することにより、前記オプション装置の故障有無を検出することを特徴とする。
請求項2記載の画像形成装置は、複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記本体装置に設けられ、前記本体装置から前記オプション装置へ供給される電流値を検出する本体出力電流検出手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、自らのオプション装置よりも下流に接続されるオプション装置へ供給される電流値を検出するオプション出力電流検出手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記オプション出力電流検出手段により検出された電流値を記憶するオプション電流記憶手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に対するオプション装置の装着位置を記憶するオプションID記憶手段とを有し、前記本体装置は、前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション装置のオプション電流記憶手段に記憶された電流値の各情報とにより、前記複数のオプション装置の各装着位置をそれぞれ識別し、識別された識別番号を前記通信手段を介して各オプション装置の前記オプションID記憶手段にそれぞれ記憶させることを特徴とする。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項2記載の画像形成装置において、前記本体装置は、前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション電流記憶手段に記憶された電流値の各情報とを演算比較することにより、前記複数のオプション装置の故障有無を個別に検出することを特徴とする。
請求項4記載の画像形成装置は、単一又は複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記本体装置に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出する本体電圧検出手段とを有し、前記電圧検出手段による検出結果に応じて前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第1のオプション接続情報と、前記通信手段によって前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第2のオプション接続情報とを比較することにより、前記オプション装置の故障有無を検出することを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、前記本体装置に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出する本体電圧検出手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出するオプション電圧検出手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記オプション電圧検出手段により検出された電圧値を記憶するオプション電圧記憶手段と、前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に対するオプション装置の装着位置を記憶するオプションID記憶手段とを有し、前記本体装置は、前記本体電圧検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション装置のオプション電圧記憶手段に記憶された電圧値の各情報とにより、前記複数のオプション装置の各装着位置をそれぞれ識別し、識別された識別番号を前記通信手段を介して各オプション装置の前記オプションID記憶手段にそれぞれ記憶させることを特徴とする。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項5記載の画像形成装置において、前記本体装置は、前記本体電圧検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション電圧記憶手段に記憶された電圧値の各情報とを演算比較することにより、前記複数のオプション装置の故障有無を個別に検出することを特徴とする。
請求項7記載の画像形成装置は、請求項4乃至6記載の画像形成装置において、前記分圧による電圧値を検出するための前記本体装置に設けられた抵抗器を有効に設定するイネーブル信号と、前記本体装置における前記通信手段の何れかの通信出力端子を一時的に入力端子に設定する入出力設定手段とを有し、前記イネーブル信号を一時的に有効にするとともに、前記通信出力端子を一時的に入力端子に設定することにより、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器とを前記通信手段に用いる通信線の何れかと共有したことを特徴とする。
請求項8記載の画像形成装置は、請求項4乃至7記載の画像形成装置において、前記本体装置乃至オプション装置にダイオードデバイスと抵抗器を併用した分圧による電圧値を検出することを特徴とする。
以上説明したように、本出願に係る請求項1記載の画像形成装置装置によれば、本体装置からオプション装置に流れている電流値を検出することにより、オプション装置の接続有無及び接続数量を検知することが可能となる。そして、通信により検出したオプション装置の接続情報と比較することにより、故障したオプション装置の有無を検出することが可能となる。
その結果、オプション装置の故障を報知するとともに、要求された印刷に支障なく動作可能な本体装置を継続して使用させることが可能となる。
本出願に係る請求項2記載の画像形成装置によれば、本体装置からオプション装置に流れている電流値、及びオプション装置からさらに下流のオプション装置に流れている各電流値をそれぞれ検出することにより、各オプション装置の装着位置情報を得ることが可能となる。
さらに、得た前記のオプション装置の装着位置情報をもとに各オプション装置を認識及び区別して、識別情報を付与することが可能となる。その結果、何れかのオプション装置が故障していることにより、誤った識別情報を各オプション装置に付与することがない識別情報の検出が可能となる。
本出願に係る請求項3記載の画像形成装置によれば、請求項2において認識及び区別することが可能となった各オプション装置の識別情報を、通信により検出したオプション装置の接続情報と比較することにより、オプション装置の有無検知及び各オプション装置の個別故障検知が可能となる。
その結果、故障しているオプション装置の報知をするとともに、要求された印刷に支障なく動作可能なオプション装置と本体装置を継続して使用させることが可能となる。
本出願に係る請求項4記載の画像形成装置装置によれば、本体装置及びオプション装置に構成された抵抗器により分圧される電圧値を本体装置において検出することにより、オプション装置の接続有無及び接続数量を検知することが可能となる。そして、通信により検出したオプション装置の接続情報と比較することにより、故障したオプション装置の有無を検出することが可能となる。
その結果、オプション装置の故障を報知するとともに、要求された印刷に支障なく動作可能な本体装置を継続して使用させることが可能となる。
本出願に係る請求項5記載の画像形成装置によれば、本体装置及び各オプション装置に構成された抵抗器により分圧される電圧値を本体装置及び各オプション装置においてそれぞれ検出することにより、各オプション装置の装着位置情報を得ることが可能となる。そして、得た前記のオプション装置の装着位置情報をもとに各オプション装置を認識及び区別して、識別情報を付与することが可能となる。
その結果、何れかのオプション装置が故障していることにより、誤った識別情報を各オプション装置に付与することがない識別情報の検出が可能となる。
本出願に係る請求項6記載の画像形成装置によれば、請求項5において認識及び区別することが可能となった各オプション装置の識別情報を、通信により検出したオプション装置の接続情報と比較することにより、オプション装置の有無検知及び各オプション装置の個別故障検知が可能となる。
その結果、故障しているオプション装置の報知をするとともに、要求された印刷に支障なく動作可能なオプション装置と本体装置を継続して使用させることが可能となる。
本出願に係る請求項7記載の画像形成装置によれば、抵抗器の分圧による電圧検出手段を通信手段と兼用することが可能となる。その結果、オプション装置の識別や故障検知のために、新たにハード信号線を設けることを省くことが可能となる。
本出願に係る請求項8記載の画像形成装置によれば、ダイオード素子を併用することにより、各オプション装置の識別情報となる電圧値に対して所定の電圧差を生じさせることが可能となり、各オプション装置が装着されている位置の検出信頼性を向上することが可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1を図面を参照して詳細に説明する。説明は、画像形成装置の全体説明、オプション給紙装置の説明、各オプション給紙装置の識別及び故障検知方法の説明順で行う。
実施例1の画像形成装置は、電流検出回路を用いて、画像形成装置のプリンタ本体装置からオプション給紙装置に流れる電流値を検出するものである。あるいは、さらに各オプション給紙装置からより下流に接続されるオプション給紙装置に流れる電流値を検出するものである。そして、検出した電流値の情報により、プリンタ本体装置は自らに接続されているオプション給紙装置の段数を検出し、各オプション給紙装置は、自らの被接続位置情報を検出するものである。
(画像形成装置)
図7を用いて画像形成装置の全体構成の説明をする。電子写真方式のカラー画像形成装置には、多色画像の形成に要する時間を短縮するために、像露光を行う走査光学系や各色のカートリッジを複数備えたカラー画像形成部により、複数色のトナー像を形成するいわゆるタンデム型のカラー画像形成装置がすでに提案されている。このカラー画像形成装置は、例えば転写材を静電吸着して搬送する搬送ベルトとその周囲に複数の感光体とを配置し、それぞれの感光体と対向して設けられた帯電器、走査光学系、現像装置によって形成された複数色のトナー像を順次転写材に転写するというものである。
タンデム型のカラー画像形成装置は、像担持体としての4色分の感光体ドラム(31C、31Y、31M、31Bk)と、可視像を転写材に転写する転写ローラ(32C、32Y、32M、32Bk)と、カートリッジ(30C、30Y、30M、30Bk)と、該カートリッジから現像剤を搬送する現像ローラ(33C、33Y、33M、33Bk)と、レーザ光を照射して当該感光体ドラム(31C、31Y、31M、31Bk)上に静電潜像を形成するレーザスキャナ装置(35C、35Y、35M、35Bk)とが各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成ステーションごとに設けられている。
レジストローラ37を通過したシートSは、吸着ローラ36へ搬送され、吸着ローラ36により無端状に形成された静電吸着搬送ベルト29にシートSの静電吸着を行い、画像形成部への搬送を開始する。
各感光体ドラム31上に形成された静電潜像に、各現像ローラ33により各カートリッジ30から搬送された現像剤を用いて可視像を形成し、バイアスが印加された転写ローラ32により転写材上に転写される。前記転写ローラは、トナー像をシートSへ転写するためのものであり、回転する感光体ドラム31と転写ローラ32間とでシートを挟持搬送しつつ感光体ドラム上に現像されたトナー像がシートに転写される。なお、シートSは搬送方向最下流に位置する感光体ドラム31Bk、転写ローラ32Bkおよび静電吸着搬送ベルト29により搬送力を与えられ、搬送経路下流にある定着装置43へ送り込まれる。定着装置43はシートS上のトナー像を定着させるためのユニットであり、シートを加熱する定着従動ローラ44と、シートを搬送すると共に定着従動ローラ44に回転力を与えて加圧する定着加圧ローラ45とから構成される。この定着従動ローラ44と定着加圧ローラ45とに狭持されたニップ部により、4色分のカラー画像がシートSに定着される。その後、シートSは排出トレイに排出される。
(オプション給紙装置)
図6を用いて画像形成装置のオプション給紙装置の説明をする。1はプリンタの本体装置であり、4段分のオプション給紙装置2a〜2dを備えている。各オプション給紙装置2a〜2dは、それぞれ同じオプション給紙装置を重ねて本体装置に装着されている。プリンタの本体装置から最初に接続されるオプション給紙装置を1段目のオプション給紙装置2aとし、以後、2段目のオプション給紙装置2b、3段目のオプション給紙装置2c、4段目のオプション給紙装置2dと順に接続される。
プリンタ装置本体1には、プリンタエンジンの動作制御を担うマイコン3が構成され、オプション給紙装置2a〜2dには、オプション給紙装置の動作制御を行うマイコン3a〜3dがそれぞれ構成されている。プリンタ本体装置1のマイコン3とオプション給紙装置のマイコン3a〜3dとは、バス接続方式のインターフェイス信号を用いて接続されている。本実施例では、3線式の通信方式を例に説明を行う。バス接続方式のインターフェイス信号は、同期クロック信号であるCLKと、プリンタ本体装置1からオプション給紙装置2a〜2dへ送信されるコマンド信号であるCMDと、オプション給紙装置2a〜2dからプリンタ本体装置1へ返信されるステータス信号であるSTSとが構成される。
各オプション給紙装置には、ORゲート回路7a〜7dが構成されており、マイコン3a〜3dがイネーブル信号である/ENBa〜/ENBdをLow出力するまでは、High出力にマスクされている。そのため、より下流に位置するオプション給紙装置には、電源オン時において、プリンタ本体装置からのコマンド信号が送信されない構成となっている。つまり、プリンタ本体装置1とオプション給紙装置2a〜2dは、並列にバス接続されているものの、電源オンの初期時には、プリンタ本体装置1と1段目のオプション給紙装置2a間のみの通信が可能であるように構成されている。
プリンタ本体装置1の電源がオンされると、マイコン3はオプション給紙装置の有無検知を行うために、1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aにオプションID(1)の指定コマンド信号を送信する。マイコン3aからステータス信号が返信されない場合には、オプション給紙装置が装着されていないものと認識される。1段目のオプション給紙装置が装着されている場合には、1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、指定されたオプションID(1)を記憶手段であるRAM6aの所定アドレスに記憶した後、/ENBaをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7aを開放する。そして、オプションID(1)情報を付加したステータス信号を返信する。
次に、プリンタ本体装置1のマイコン3は、2段目のオプション給紙装置2bの有無検知を行うために、2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bに対して、オプションID(2)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aは、既にオプションID(1)が確定しているため、オプションID(2)の指定コマンドは無視する。プリンタ本体装置1が送信したオプションID(2)の指定コマンドに対して、ステータス信号が返信されない場合には、2段目以降のオプション給紙装置が装着されていないものと認識される。2段目のオプション給紙装置が装着されている場合には、2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bは、指定されたオプションID(2)を記憶手段であるRAM6bの所定アドレスに記憶した後、/ENBbをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7bを開放する。そして、オプションID(2)情報を付加したステータス信号を返信する。
以下、同様に手順にて、プリンタ本体装置1は、ステータス信号STSが返信されなくなるまでオプションIDの指定コマンドを送信する。3段目のオプション給紙装置2c及び4段目のオプション給紙装置2dを認識し、各識別情報は、RAM6c、RAM6dの所定アドレスに記憶される。そして、プリンタ本体装置1は、確定したオプションIDを指定して、各コマンド信号を各オプション装置にバス信号を介して送信することが可能となる。
(オプション給紙装置の識別及び故障検知方法)
次に、図1を用いて各オプション給紙装置の識別及び故障検知機能を搭載した画像形成装置について説明する。プリンタ装置本体1、オプション給紙装置2a〜2d、マイコン3、マイコン3a〜3d、RAM6a〜6dは、上述のオプション給紙装置の説明と同様であり説明を省略する。
オプション給紙装置の電源は、プリンタ本体装置1から供給されている。本実施例では、+24Vが供給されている。オプション給紙装置2a〜2dには、前記+24Vから+3.3Vを生成するための電源レギュレータIC10a〜10dが構成されている。生成された+3.3Vは、マイコン4a〜4dや不図示の信号系回路に接続されている。また、+24Vは、ドライバ11a〜11dを介して、主にモータやソレノイド、クラッチ等のアクチュエータ類を駆動するために使用される。
プリンタ本体装置1には電流検出回路9が構成されており、オプション給紙装置2a〜2dに供給される電流の合計電流I1が検出される。例えば、電流検出回路9にカレントミラー回路を用いた場合には、ミラー比を与えることで、電流検出回路9の損失分を低減することが可能である。そして、電流検出回路9によって検知された電流値I1は、マイコン3に内蔵されるA/Dコンバータ8に入力されて、そのアナログ値がデジタル値に変換され、一旦RAM6に記憶される。
一方、オプション給紙装置2a〜2dにも電流検出回路9a〜9dがそれぞれ構成されている。オプション給紙装置2a〜2dに構成される電流検出回路9a〜9dは、下流に接続されるオプション給紙装置に流れる電流の合計電流I2a〜I2dをそれぞれ検出する。例えば、4段分のオプション給紙装置が装着されている場合には、オプション給紙装置2bに構成される電流検出回路9bは、3段目のオプション給紙装置2cと4段目のオプション給紙装置2dに流れる電流の合計電流I2bを検出する。
4段目のオプション給紙装置2dに構成される電流検出回路9dは、より下流に接続されるオプション給紙装置が存在しないため、電流値I2dがゼロであることを検出することとなる。
各オプション給紙装置の電流検出回路9a〜9dが検出した電流値I2a〜I2dは、それぞれマイコン3a〜3dのA/Dコンバータ8a〜9dに入力されて、そのアナログ値がデジタル値に変換され、一旦RAM6a〜6dにそれぞれ記憶される。
次に、各オプション給紙装置の電流検知とオプションIDを個々に識別していくシーケンスについて説明する。
プリンタの電源がオンされると、各オプション給紙装置2a〜2dには、プリンタ本体装置1から電源+24Vが供給される。各オプション給紙装置2a〜2dには、+24Vの入力電圧から+3.3Vを出力するレギュレータICに電流が流れている。そして、各アクチュエータ12a〜12dを動作させる前に、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプション給紙装置2a〜2dに流れる電流の合計電流I1を電流検出回路9により検出し、A/Dコンバータ8によりモニタする。モニタされた電流値の情報はRAM6に記憶される。そして、モニタした電流値の情報により、オプション給紙装置が何段分装着されているかをマイコン3は認識する。
また、各オプション給紙装置2a〜2dのマイコン3a〜3dは、プリンタ本体装置と同様に、各アクチュエータ12a〜12dを動作させる前に、より下流のオプション給紙装置に流れる電流の合計電流を電流検出回路9a〜9dによりそれぞれ検出し、A/Dコンバータ8によりモニタする。モニタされた電流値の情報はRAM6a〜6dに記憶される。
電流値I1の検出により4段分のオプション給紙装置が装着されていることを認識したプリンタ本体装置1のマイコン3は、各オプション給紙装置4a〜4bに対して、オプションIDの指定コマンド信号を順に送信していく。
まず、1段目のオプション給紙装置のマイコン3aに対して、電流値I2aの情報を要求するコマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、電流値I2aの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電流値I2aの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電流値I2aの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(1)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、指定されたオプションID(1)を記憶手段であるRAM6aの所定アドレスに記憶した後、/ENBaをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7aを開放する。そして、オプションID(1)情報を付加したステータス信号を返信する。
次に、プリンタ本体装置1のマイコン3は、2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bに対して、電流値I2bの情報を要求するコマンド信号を送信する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bは、電流値I2bの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電流値I2bの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電流値I2bの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(2)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aは、既にオプションID(1)が確定しているため、オプションID(1)の指定コマンドは無視する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3aは、指定されたオプションID(2)を記憶手段であるRAM6bの所定アドレスに記憶した後、/ENBbをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7bを開く。そして、オプションID(2)情報を付加したステータス信号を返信する。
以下、同様に手順にて、プリンタ本体装置1は、ステータス信号STSが返信されなくなるまでオプションIDの指定コマンドを送信する。3段目のオプション給紙装置2c及び4段目のオプション給紙装置2dを認識し、各識別情報は、RAM6c、RAM6dの所定アドレスに記憶される。そして、プリンタ本体装置1は、確定したオプションIDを指定して、各コマンド信号を各オプション装置にバス信号を介して送信することが可能となる。
つまり、以上に述べたように、同じ構成のオプション給紙装置を数段分重ねて装着した画像形成装置においても、信号線の本数を増加させることなく、プリンタ本体装置1のマイコン3は、電流検出回路9によりオプション給紙装置の装着段数を認識することが可能となる。
また、各オプション給紙装置2a〜2dのマイコン3a〜3dは、電流検出回路9a〜9dにより下流に接続されているオプション給紙装置の装着段数を示すハードウエア情報を個々に検出することが可能となる。そして、プリンタ本体装置1は個々のオプション給紙装置を区別して認識することが可能となる。また、信号線数を増加させることなく、前記オプション装置のハードウエア情報を得ることが可能となる。
次に、4段分のオプション給紙装置が装着された構成において、3段目のオプション給紙装置2cが故障した場合の動作について説明する。
ここでいう故障とは、プリンタ本体装置1がオプション給紙装置と正常に通信できない状態を示し、例えば、マイコンの故障により/ENBポートがハイインピーダンスとなり、プルアップ抵抗により/ENBポートがHighレベルに固定される。その結果、プリンタ本体装置1は、故障している3段目のオプション給紙装置と下流の4段目のオプション装置とに対して通信不能に陥いる場合等を示す。
また、マイコンの故障により/ENBポートがハイインピーダンスとなり、プルダウン抵抗により/ENBポートがLowレベルに固定された場合、または、ゲート回路7がショート破壊する等した場合においては、オプション給紙装置2cとオプション給紙装置2dのオプションIDが確定する前に、オプション給紙装置2cとオプション給紙装置2dが互いにバス接続されてしまう場合等を示す。
しかし、図1を用いて上記に説明した画像形成装置では、プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション給紙装置の総段数を認識しているため、ステータス信号が返信されなかったオプション給紙装置が故障していることを容易に検知することが可能となる。
また、オプションID指定コマンドをオプション給紙装置に送信する前段階において、オプション給紙装置の電流検知回路が検出した電流値を要求するコマンドを送信するため、所望する位置に接続されたオプション給紙装置がステータス返信しているか否かを判断することが可能となる。つまり、電流検出の後にオプションID指定コマンドを送信するため、誤ったIDを指定することが回避可能となる。
例えば、従来の画像形成装置では、3段目のマイコン3cが故障し、ゲート回路7cが開放状態となっているような場合には、プリンタ本体装置1が3段目のオプション装置2cと通信を行う際に、4段目のオプション給紙装置2dがステータス信号を返信してしまう。そして、4段目のオプション給紙装置を3段目の給紙装置と誤認識したオプションIDを付与してしまう。
しかし、図1で説明を行った画像形成装置のプリンタ本体装置1は、4段目のオプション給紙装置が返信する電流値I2dのハードウエア情報により、ステータス信号を返信したオプション給紙装置は4段目であることを検知することが可能となる。そして、3段目のオプション給紙装置が何らかの原因により故障していることを検知することが可能となる。
つまり、プリンタ本体装置1のマイコン3は、何れかのオプション給紙装置のマイコンが正常に動作していない場合においても、その故障検知を行うことが可能となり、また、何段目のオプション給紙装置が正常に動作していないかを特定して検出することが可能となる。
その結果、正常に動作していないオプション給紙装置のエラー表示をプリンタの表示パネル等に行うことが可能となり、また、故障しているオプション給紙装置と下流に接続されるオプション給紙装置からの印刷を予め停止し、他の給紙可能な給紙口から印刷を継続して実行させることが可能となる。
尚、本実施例では、オプション給紙装置を4段分重ねて装着した構成を例に説明を行ったが、段数に限らず容易に適用可能である。
また、選択して装着可能なオプション装置を給紙カセットとして説明を行ったが、両面搬送装置や排紙装置等の他のオプション装置にも容易に適用可能である。
(実施例2)
本発明の実施例2を図面を参照して詳細に説明する。
実施例2の画像形成装置は、プリンタ本体装置とオプション給紙装置にそれぞれ構成された抵抗器の接続により、プリンタ本体装置は自らに接続されているオプション給紙装置の段数を検出し、各オプション給紙装置は、自らの被接続位置情報を検出するものである。実施例1で説明を行った画像形成装置、オプション給紙装置、及び同様の記号を付与した構成に関しては、同様の内容であるので説明を省略する。
図2を用いてオプション給紙装置の識別及び故障検知機能を搭載した画像形成装置について説明する。プリンタ本体装置1には抵抗器Rf、各オプション給紙装置2a〜2dにはそれぞれ抵抗器Ra及び抵抗器Rbが図2に示す接続で構成されている。抵抗器Rf、Ra及びRbの接続のみを図3に示す。
図3(a)は、オプション給紙装置が4段分装着された場合を示し、順に、図3(b)は3段分、図3(c)は2段分、図3(d)は1段のみのオプション給紙装置が接続された場合を示す。以下は便宜上4段の場合について説明する。
図3(a)のV34及びV34a〜V34dは、各オプション給紙装置に構成の抵抗器により分圧された電圧値を示し、各オプション給紙装置2a〜2dに構成されるマイコン3a〜3dのA/Dコンバータ8a〜8dに接続されている。V34はプリンタ本体装置1のA/Dコンバータ8に接続されており、V34の電圧値によって、装着されているオプション給紙装置の段数をマイコン3は検出する。
各オプション給紙装置のマイコン3a〜3dは、それぞれのA/Dコンバータ88a〜8dから読み込んだ値をそれぞれのRAM6a〜6dの所定アドレスに記憶する。
V34の電圧値の検出により4段分のオプション給紙装置が装着されていることを認識したプリンタ本体装置1のマイコン3は、各オプション給紙装置に対して、オプションIDの指定コマンド信号を順に送信していく。
まず、1段目のオプション給紙装置のマイコン3aに対して、電圧値V34aの情報を要求するコマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、電圧値V34aの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電圧値V34aの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電圧値V34aの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(1)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、指定されたオプションID(1)を記憶手段であるRAM6aの所定アドレスに記憶した後、/ENBaをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7aを開放する。そして、オプションID(1)情報を付加したステータス信号を返信する。
次に、プリンタ本体装置1のマイコン3は、2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bに対して、電圧値V34bの情報を要求するコマンド信号を送信する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bは、電圧値V34bの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電圧値V34bの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電圧値V34bの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(2)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aは、既にオプションID(1)が確定しているため、オプションID(1)の指定コマンドは無視する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3aは、指定されたオプションID(2)を記憶手段であるRAM6bの所定アドレスに記憶した後、/ENBbをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7bを開く。そして、オプションID(2)情報を付加したステータス信号を返信する。
以下、同様に手順にて、プリンタ本体装置1は、ステータス信号STSが返信されなくなるまでオプションIDの指定コマンドを送信する。3段目のオプション給紙装置2c及び4段目のオプション給紙装置2dを認識し、各識別情報は、RAM6c、RAM6dの所定アドレスに記憶される。そして、プリンタ本体装置1は、確定したオプションIDを指定して、各コマンド信号を各オプション装置にバス信号を介して送信することが可能となる。
つまり、以上に述べたように、同じ構成のオプション給紙装置を数段分重ねて装着した画像形成装置においても、プリンタ本体装置と各オプション給紙装置に抵抗器及び接続線を追加構成するのみにより、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプション給紙装置の装着段数を認識することが可能となる。
また、各オプション給紙装置2a〜2dのマイコン3a〜3dは、抵抗器Rf、Ra及びRbにより分圧された電圧値をA/Dコンバータ8で検出することにより、下流に接続されているオプション給紙装置の装着段数を示すハードウエア情報を個々に検出することが可能となる。そして、プリンタ本体装置1は個々のオプション給紙装置を区別して認識することが可能となる。
次に、4段分のオプション給紙装置が装着された構成において、3段目のオプション給紙装置2cが故障した場合の動作について説明する。ここでいう故障の内容は、実施例1と同様であり説明を省略する。
図2を用いて上記に説明した画像形成装置では、プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション給紙装置の総段数を認識しているため、ステータス信号が返信されなかったオプション給紙装置が故障していることを容易に検知することが可能となる。
また、オプション給紙装置にオプションID指定コマンドを送信する前にオプション給紙装置の分圧された電圧の検出値を要求するコマンドを送信し、その電圧値をもとにオプションID指定コマンドを送信するため、誤ったIDを指定することが回避可能となる。
例えば、従来の画像形成装置では、3段目のマイコン3cが故障し、ゲート回路7cが開放状態となっているような場合には、プリンタ本体装置1が3段目のオプション装置2cと通信を行う際に、4段目のオプション給紙装置2dがステータス信号を返信してしまう。そして、4段目のオプション給紙装置を3段目の給紙装置のオプションIDを付与してしまう。
しかし、図2で説明を行った画像形成装置のプリンタ本体装置1は、4段目のオプション給紙装置が返信する電圧値V34dのハードウエア情報により、ステータス信号を返信したオプション給紙装置は4段目であることを検知することが可能となる。そして、3段目のオプション給紙装置が何らかの原因により故障していることを検知することが可能となる。
つまり、プリンタ本体装置1のマイコン3は、何れかのオプション給紙装置のマイコンが正常に動作していない場合においても、その故障検知を行うことが可能となり、また、何段目のオプション給紙装置が正常に動作していないかを特定して検出することが可能となる。
その結果、正常に動作していないオプション給紙装置のエラー表示をプリンタの表示パネル等に行うことが可能となり、また、故障しているオプション給紙装置と下流に接続されるオプション給紙装置からの印刷を予め停止し、他の給紙可能な給紙口から印刷を継続して実行させることが可能となる。
尚、本実施例では、オプション給紙装置を4段分重ねて装着した構成を例に説明を行ったが、段数に限らず容易に適用可能である。
また、選択して装着可能なオプション装置を給紙カセットとして説明を行ったが、両面搬送装置や排紙装置等の他のオプション装置にも容易に適用可能である。
(実施例3)
本発明の実施例3を図面を参照して詳細に説明する。
実施例3の画像形成装置は、プリンタ本体装置とオプション給紙装置にそれぞれ構成された抵抗器の接続により、プリンタ本体装置は自らに接続されているオプション給紙装置の段数を検出し、各オプション給紙装置は自らの被接続位置情報を検出するものである。実施例1及び実施例2で説明を行った画像形成装置、オプション給紙装置、及び同様の記号を付与した構成に関しては、同様の内容であるので説明を省略する。
図4を用いてオプション給紙装置の識別及び故障検知機能を搭載した画像形成装置について説明する。プリンタ本体装置1には抵抗器Rg、各オプション給紙装置2a〜2dにはそれぞれ抵抗器Rc及び抵抗器Rdが図4に示す接続で構成されている。抵抗器Rg、Rc及びRdの接続のみを図5に示す。
プリンタの電源がオンされると、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプション給紙装置とのインターフェイス信号であるCLKのポートを入力ポートに設定し、オプション接続の初期チェックを行うCHK信号をLに設定する。図5は、オプション給紙装置の初期チェック時における各抵抗器の接続状態を示したものである。
図5(a)は、オプション給紙装置が4段分装着された場合を示し、順に、図5(b)は3段分、図5(c)は2段分、図5(d)は1段のみのオプション給紙装置が接続された場合を示す。以下は便宜上4段の場合について説明する。
図5(a)のV54及びV54a〜V54dは、各オプション給紙装置に構成の抵抗器により分圧された電圧値を示し、各オプション給紙装置2a〜2dに構成されるマイコン3a〜3dのA/Dコンバータ8a〜8dに接続されている。V54はプリンタ本体装置1のマイコン3のA/Dコンバータ8に接続されており、V54の電圧値によって、装着されているオプション給紙装置の段数をマイコン3は検出する。
各オプション給紙装置のマイコン3a〜3dは、それぞれのA/Dコンバータ8a〜8dから読み込んだ値をそれぞれのRAM6a〜6dの所定アドレスに記憶する。
V54の電圧値の検出によりオプション給紙装置が4段装着されていることを認識したプリンタ本体装置1のマイコン3は、各オプション給紙装置に対して、オプションIDの指定コマンド信号を順に送信していく。
まず、1段目のオプション給紙装置のマイコン3aに対して、電圧値V54aの情報を要求するコマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、電圧値V54aの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電圧値V54aの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電圧値V54aの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(1)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aのマイコン3aは、指定されたオプションID(1)を記憶手段であるRAM6aの所定アドレスに記憶した後、/ENBaをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7aを開放する。そして、オプションID(1)情報を付加したステータス信号を返信する。
次に、プリンタ本体装置1のマイコン3は、2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bに対して、電圧値V54bの情報を要求するコマンド信号を送信する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3bは、電圧値V54bの情報を付加したステータス信号を返信する。プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション装置の総段数を認識しているため、返信された電圧値V54bの情報が装着段数に適した値であるかを判断する。電圧値V54bの情報が適した値であれば、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプションID(2)の指定コマンド信号を送信する。1段目のオプション給紙装置2aは、既にオプションID(1)が確定しているため、オプションID(1)の指定コマンドは無視する。2段目のオプション給紙装置2bのマイコン3aは、指定されたオプションID(2)を記憶手段であるRAM6bの所定アドレスに記憶した後、/ENBbをLow出力に設定し、マスクされていたゲート回路7bを開く。そして、オプションID(2)情報を付加したステータス信号を返信する。
以下、同様に手順にて、プリンタ本体装置1は、ステータス信号STSが返信されなくなるまでオプションIDの指定コマンドを送信する。3段目のオプション給紙装置2c及び4段目のオプション給紙装置2dを認識し、各識別情報は、RAM6c、RAM6dの所定アドレスに記憶される。そして、プリンタ本体装置1は、確定したオプションIDを指定して、各コマンド信号を各オプション装置にバス信号を介して送信することが可能となる。
そして、所定時間の経過後、プリンタ本体装置1のマイコン3は、CLK信号のポートを同期クロック信号を出力する出力ポートに再設定し、オプション接続の初期チェックを行うCHK信号をHに再設定することにより、プリンタ本体装置1とオプション給紙装置2a〜2dとを通信可能な状態に遷移させる。
つまり、以上に述べたように、同じ構成のオプション給紙装置を数段分重ねて装着した画像形成装置においても、信号線の本数を増加させることなく、プリンタ本体装置1のマイコン3は、オプション給紙装置の装着段数を認識することが可能となる。また、各オプション給紙装置2a〜2dのマイコン3a〜3dは、抵抗器Rg、Rc及びRdにより分圧された電圧値をA/Dコンバータ8で検出することにより、下流に接続されているオプション給紙装置の装着段数を示すハードウエア情報を個々に検出することが可能となる。そして、プリンタ本体装置1は個々のオプション給紙装置を区別して認識することが可能となる。また、信号線数を増加させることなく、前記オプション装置のハードウエア情報を得ることが可能となる。
次に、4段分のオプション給紙装置が装着された構成において、3段目のオプション給紙装置2cが故障した場合の動作について説明する。ここでいう故障の内容は、実施例1と同様であり説明を省略する。
図4を用いて上記に説明した画像形成装置では、プリンタ本体装置1のマイコン3は、装着されているオプション給紙装置の総段数を認識しているため、ステータス信号が返信されなかったオプション給紙装置が故障していることを容易に検知することが可能となる。
また、オプション給紙装置にオプションID指定コマンドを送信する前にオプション給紙装置の分圧された電圧の検出値を要求するコマンドを送信し、その電圧値をもとにオプションID指定コマンドを送信するため、誤ったIDを指定することが回避可能となる。
例えば、従来の画像形成装置では、3段目のマイコン3cが故障し、ゲート回路7cが開放状態となっているような場合には、プリンタ本体装置1が3段目のオプション装置2cと通信を行う際に、4段目のオプション給紙装置2dがステータス信号を返信してしまう。そして、4段目のオプション給紙装置を3段目の給紙装置のオプションIDを付与してしまう。
しかし、図4で説明を行った画像形成装置のプリンタ本体装置1は、4段目のオプション給紙装置が返信する電圧値V54dのハードウエア情報により、ステータス信号を返信したオプション給紙装置は4段目であることを検知することが可能となる。そして、3段目のオプション給紙装置が何らかの原因により故障していることを検知することが可能となる。
つまり、プリンタ本体装置1のマイコン3は、何れかのオプション給紙装置のマイコンが正常に動作していない場合においても、その故障検知を行うことが可能となり、また、何段目のオプション給紙装置が正常に動作していないかを特定して検出することが可能となる。
その結果、正常に動作していないオプション給紙装置のエラー表示をプリンタの表示パネル等に行うことが可能となり、また、故障しているオプション給紙装置と下流に接続されるオプション給紙装置からの印刷を予め停止し、他の給紙可能な給紙口から印刷を継続して実行させることが可能となる。
尚、本実施例では、オプション給紙装置を4段分重ねて装着した構成を例に説明を行ったが、4段に限らず容易に適用可能である。
また、選択して装着可能なオプション装置を給紙カセットとして説明を行ったが、両面搬送装置や排紙装置等の他のオプション装置にも容易に適用可能である。
(実施例4)
本発明の実施例4を図面を参照して詳細に説明する。
実施例4の画像形成装置は、プリンタ本体装置とオプション給紙装置にそれぞれ構成された抵抗器とダイオード素子の接続により、プリンタ本体装置が自らに接続されているオプション給紙装置の接続段数を検出し、各オプション給紙装置は、自らの被接続位置を検出するものである。特に実施例2で説明を行った抵抗器Ra〜Rdに対し、本例ではダイオードDa〜Ddを構成したものである。その他の構成については、実施例2で説明を行ったものと同様の内容であるので説明を省略する。
実施例4の画像形成装置を図8に示す。実施例2と同様にしてプリンタ本体装置1は、接続されるオプション給紙装置の総段数を検出することが可能となる。オプション給紙装置2a〜2dを識別するためにA/Dコンバータ8a〜8dに入力される電圧検出信号は、各オプション給紙装置間がダイオードで接続される構成であるため、電圧検出電圧の差が明確となり、プリンタ本体装置1からのオプション給紙装置の識別する際の信頼性を向上することが可能となる。
本発明の第1の実施例におけるプリンタ本体装置とオプション給紙装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるプリンタ本体装置とオプション給紙装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるオプション給紙装置の識別及び故障検知手段の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるプリンタ本体装置とオプション給紙装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるオプション給紙装置の識別及び故障検知手段の構成を示す図である。 ゲート回路を用いたオプション給紙装置のデバイスID付与及び識別を示す図である。 画像形成装置の全体構成についての概要を示す図である。 本発明の第4の実施例におけるプリンタ本体装置とオプション給紙装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ装置本体
2 オプション給紙装置
3 マイクロコントローラ
4 エンジンコントローラ
6 RAM(マイクロコントローラに内蔵)
8 A/Dコンバータ(マイクロコントローラに内蔵)
9 電流検出回路
10 電源レギュレータIC
11 ドライバ
12 アクチュエータ
13 定着装置
14 定着従動ローラ
15 定着加圧ローラ
29 静電吸着搬送ベルト
30 カートリッジ
31 感光体ドラム
32 転写ローラ
33 現像ローラ
35 レーザスキャナ装置
36 吸着ローラ
37 レジストローラ

Claims (8)

  1. 単一又は複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、
    画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、
    前記本体装置に設けられ、前記本体装置から前記オプション装置へ供給される電流値を検出する本体出力電流検出手段とを有し、
    前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第1のオプション接続情報と、前記通信手段によって前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第2のオプション接続情報とを比較することにより、前記オプション装置の故障有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、
    画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、
    前記本体装置に設けられ、前記本体装置から前記オプション装置へ供給される電流値を検出する本体出力電流検出手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、自らのオプション装置よりも下流に接続されるオプション装置へ供給される電流値を検出するオプション出力電流検出手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記オプション出力電流検出手段により検出された電流値を記憶するオプション電流記憶手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に対するオプション装置の装着位置を記憶するオプションID記憶手段とを有し、
    前記本体装置は、前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション装置のオプション電流記憶手段に記憶された電流値の各情報とにより、前記複数のオプション装置の各装着位置をそれぞれ識別し、識別された識別番号を前記通信手段を介して各オプション装置の前記オプションID記憶手段にそれぞれ記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記本体装置は、前記本体出力電流検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション電流記憶手段に記憶された電流値の各情報とを演算比較することにより、前記複数のオプション装置の故障有無を個別に検出することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 単一又は複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、
    画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、
    前記本体装置に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出する本体電圧検出手段とを有し、
    前記電圧検出手段による検出結果に応じて前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第1のオプション接続情報と、前記通信手段によって前記オプション装置の接続有無及び接続数量を検知した第2のオプション接続情報とを比較することにより、前記オプション装置の故障有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
  5. 複数のオプション装置を選択的に装着して構成される画像形成装置において、
    画像形成部を有する本体装置と前記オプション装置との間でデータの送受信を行う通信手段と、
    前記本体装置に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出する本体電圧検出手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器との分圧による電圧値を検出するオプション電圧検出手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記オプション電圧検出手段により検出された電圧値を記憶するオプション電圧記憶手段と、
    前記複数のオプション装置の各々に設けられ、前記本体装置に対するオプション装置の装着位置を記憶するオプションID記憶手段とを有し、
    前記本体装置は、前記本体電圧検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション装置のオプション電圧記憶手段に記憶された電圧値の各情報とにより、前記複数のオプション装置の各装着位置をそれぞれ識別し、識別された識別番号を前記通信手段を介して各オプション装置の前記オプションID記憶手段にそれぞれ記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記本体装置は、前記本体電圧検出手段による検出結果に応じて検知した前記オプション装置の接続数量と、前記オプション電圧記憶手段に記憶された電圧値の各情報とを演算比較することにより、前記複数のオプション装置の故障有無を個別に検出することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記分圧による電圧値を検出するための前記本体装置に設けられた抵抗器を有効に設定するイネーブル信号と、前記本体装置における前記通信手段の何れかの通信出力端子を一時的に入力端子に設定する入出力設定手段とを有し、
    前記イネーブル信号を一時的に有効にするとともに、前記通信出力端子を一時的に入力端子に設定することにより、前記本体装置に設けられた抵抗器と前記オプション装置のそれぞれに設けられた抵抗器とを前記通信手段に用いる通信線の何れかと共有したことを特徴とする請求項4乃至6記載の画像形成装置。
  8. 前記本体装置乃至オプション装置にダイオードデバイスと抵抗器を併用した分圧による電圧値を検出することを特徴とする請求項4乃至7記載の画像形成装置。
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