JP6939488B2 - 電子装置及び画像形成システム - Google Patents

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本発明は、電子装置及び画像形成システムに関する。
例えば、特許文献1には、カートリッジ式HDD200が接続され、SATA規格に準拠した形状を有する本体側コネクタ130と、本体側コネクタ130に設けられた本体側SATA信号コネクタ部120を使用して、SATA規格に準拠した通信をカートリッジ式HDD200と実行するSATAコントローラ140と、本体側コネクタ130に設けられた本体側SATAパワーコネクタ部110のうちの3.3Vピンを使用して、USB規格に準拠した通信をカートリッジ式HDD200と実行するUSBコントローラ180とを備える記憶装置本体100が開示されている。
特開2011−138465号公報
従来、外部記憶装置との間で接続を確立するために、複数のストレージ規格を設ける場合があった。この場合、例えば自装置を起動する際に、全てのストレージ規格のそれぞれについて、外部記憶装置と接続を確立する処理を行うと、外部記憶装置がつながっていないストレージ規格についても接続を確立する処理が行われることとなり、余計な時間がかかる。
本発明の目的は、外部記憶装置との間で接続を確立する場合に、複数のストレージ規格の全てについて外部記憶装置との接続を確立する処理を行う構成と比較して、外部記憶装置との接続を確立するのに要する時間を短縮する可能性を高めることにある。
請求項1に記載の発明は、第1のストレージ規格に対応した第1制御手段と、第2のストレージ規格に対応した第2制御手段と、前記第1制御手段及び前記第2制御手段と外部記憶装置との間で接続を確立する処理の処理結果に関する情報を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶された前記処理結果に関する情報を基に、前記第1制御手段及び前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間の接続を確立する処理を行う処理手段と、前記処理手段によって前記外部記憶装置との接続が確立された制御手段に応じて、当該外部記憶装置との間のデータ転送を制御するデータ転送制御手段とを備え前記データ転送制御手段は、前記処理手段が前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該外部記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該外部記憶装置からデータを転送する際の転送タイミングを早くすることを特徴とする電子装置である。
請求項に記載の発明は、画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段をさらに備え、前記データ転送制御手段は、前記処理手段が前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該外部記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該外部記憶装置から前記画像形成手段へ画像データを転送する際の転送タイミングを早くすることを特徴とする請求項に記載の電子装置である。
請求項に記載の発明は、画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段の画像形成に用いられる画像データを記憶する記憶装置と、前記記憶装置に接続され、当該記憶装置に画像データを転送する処理及び当該記憶装置から出力された画像データを前記画像形成手段へ転送する処理を行う電子装置とを備え、前記電子装置は、第1のストレージ規格に対応した第1制御手段と、第2のストレージ規格に対応した第2制御手段と、当該第1制御手段及び当該第2制御手段と前記記憶装置との間で接続を確立する処理の処理結果に関する情報を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶された当該処理結果に関する情報を基に、当該第1制御手段及び当該第2制御手段と当該記憶装置との間の接続を確立する処理を行う処理手段とを備え、前記処理手段が前記第2制御手段と前記記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該記憶装置から出力された画像データを前記画像形成手段へ転送する処理を行うタイミングを早くすることを特徴とする画像形成システムである。
請求項1記載の発明によれば、外部記憶装置との間で接続を確立する場合に、複数のストレージ規格の全てについて外部記憶装置との接続を確立する処理を行う構成と比較して、外部記憶装置との接続を確立するのに要する時間を短縮する可能性を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、第2制御手段と外部記憶装置との間で接続を確立した場合に、第1制御手段と外部記憶装置との間で接続を確立した場合と同じタイミングで画像データを転送する構成と比較して、記録材に画像を形成する処理が完了するまでの時間を短縮する可能性を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、外部記憶装置との間で接続を確立する場合に、複数のストレージ規格の全てについて外部記憶装置との接続を確立する処理を行う構成と比較して、外部記憶装置との接続を確立するのに要する時間を短縮する可能性を高めることができる。
本実施の形態に係る画像形成装置の外観例を示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の内部構造例を示す図である。 制御装置と他の構成部との接続関係を説明する図である。 画像形成装置において画像データを転送する処理の流れの一例を説明するための図である。 本実施の形態に係るASSPと記憶装置との接続関係の一例を説明するための図である。 本実施の形態に係るASSPの制御部の機能構成例を示したブロック図である。 本実施の形態に係るASSPと記憶装置との間の接続を確立する手順の一例を示したフローチャートである。 本実施の形態に係るASSPと記憶装置との間の接続を確立する手順の一例を示したフローチャートである。 データ転送制御部を含むASSPの構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
ここでは、画像形成装置を例に説明する。本実施の形態で説明する画像形成装置は、記録材(以下「用紙」と記す場合もある。)に画像を形成する装置であり、コピー機能、スキャナ機能、ファックス送受信機能、プリント機能などを備えている。
もっとも、これら全ての機能を有する画像処理装置である必要はなく、いずれか1つの機能に特化した装置、例えば複写機、スキャナ(3次元スキャナを含む。)、ファックス送受信機、プリンタ(3次元プリンタを含む。)でもよい。
<画像形成装置の概略構成>
まず、画像形成装置1の概略構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の外観例を示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の内部構造例を示す図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置100と、用紙上に画像を記録する画像記録装置200と、を備えている。
また、画像形成装置1は、ユーザによる操作の受付やユーザに対する各種の情報の提示に使用するユーザインタフェース(UI)300を備えている。さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の全体動作を制御する制御装置400を備えている。
ここでの画像形成装置1は画像処理システムの一例である。
画像読取装置100は、装置の本体部分を構成する画像記録装置200の上に取り付けられている。画像読取装置100は、原稿に形成されている画像を光学的に読み取る画像読取部110と、画像読取部110に原稿を搬送する原稿搬送部120とを備えている。原稿搬送部120は、原稿を収容する原稿収容部121と、原稿収容部121から引き出された原稿が排出される原稿排出部122とを有し、不図示の搬送機構を使用して原稿収容部121から原稿排出部122に原稿を搬送する。ここでの原稿搬送部120は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。なお、原稿に対して読取光学系を相対的に移動させる方式により、原稿の画像を読み取ることもできる。
画像記録装置200は、用紙の表面に画像を形成する機構部と用紙を搬送する機構部などを含んでいる。
画像記録装置200は、用紙トレイ250から引き出された用紙Pに画像を形成する画像形成部210と、画像形成部210に対して用紙Pを供給する用紙供給部220と、画像形成部210によって画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部230と、画像形成部210から出力される用紙Pの表裏を反転させ、画像形成部210に向けて再度搬送する反転搬送部240とを備えている。
画像形成部210には、用紙Pの搬送経路に沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する記録ユニットが配置されている。本実施の形態では、画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段の一例として、画像形成部210が用いられる。
個々の記録ユニットは、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電する帯電器と、帯電後の感光体ドラムにレーザ光を照射して画像を描画する露光部と、描画された画像をトナー像として現像する現像器と、トナー像を転写ベルトに転写する転写部とを含む。転写ベルトに転写された各色に対応するトナー像は最終的に用紙Pの表面に転写され、定着ユニットにより定着される。ここでの色の種類及び色の組み合わせは一例である。
画像記録装置200の下部には、用紙Pを収容するための用紙トレイ250が配置されている。また、画像記録装置200の上部には、画像が形成された用紙Pを排出するための排出トレイ260が複数設けられている。
ユーザインタフェース300は、その操作面が画像形成装置1を操作するユーザと対面するように、画像読取装置100の手前側に配置されている。
ユーザインタフェース300は、ユーザからの指示を受け付ける操作部とユーザに対して情報を提供する表示部とを有している。操作部は、例えばハードウェアキーやソフトウェアキーに対する操作を検知する機能などを有している。表示部は、操作用の画面としてソフトウェアキー等を表示する。
制御装置400は、画像記録装置200の筐体内部に設けられている。
図3は、制御装置400と他の構成部との接続関係を説明する図である。
制御装置400は、CPU(Central Processing Unit)411と、ファームウェア(プログラム)やBIOS(Basic Input/Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)412と、CPU411のワークエリアとして用いられる揮発性の記憶手段であるシステムメモリ413とを有しており、これらは一般的なコンピュータを構成する。そして、CPU411は、ファームウェア(プログラム)等の実行を通じてデータ処理部として機能する。
また、制御装置400は、画像の形成に必要とされる各種の処理(例えば色補正や階調補正など)を実行する画像処理部414を有している。画像処理部414は、システムメモリ413等を使用して画像処理を実行する。
さらに、制御装置400には、外部の装置とのデータの受け渡しに使用されるインタフェース(I/F)が設けられている。例えば外部の端末との通信に使用される通信インタフェース(通信I/F)415、表示部310に画像データを出力する表示部インタフェース(表示部I/F)416、操作部320から受け付けた操作に関するデータを入力する操作部インタフェース(操作部I/F)417、画像読取部110から画像データを入力する読取部インタフェース(読取部I/F)418、画像形成部210に画像データを出力する形成部インタフェース(形成部I/F)419、用紙搬送部270を駆動するデータを出力する搬送部インタフェース(搬送部I/F)420等が設けられている。
また、制御装置400には、不揮発性の記憶装置421も設けられている。記憶装置421としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等が例示される。記憶装置421には、例えば、画像形成部210の画像形成に用いられる画像データが記憶される。
なお、詳細は後述するが、本実施の形態では、記憶装置421を接続するための接続規格(ストレージ規格)として、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)、及びPCIe(PCI Express)が用いられる。そして、それぞれの規格により記憶装置421が接続可能である。即ち、図3に示す構成では、1つの記憶装置421しか示していないが、それぞれの規格で記憶装置421を接続することにより、ASSP422に対して2つの記憶装置421が接続可能である。本実施の形態において、記憶装置421は、外部記憶装置の一例として用いられる。
さらに、制御装置400には、記憶装置421とのデータの受け渡しに使用されるインタフェースとしての役割を果たすASSP(Application Specific Standard Produce)422が設けられる。このASSP422は、システムメモリ413とのデータの受け渡しに使用されるインタフェースとしても機能する。なお、ASSP422は、機能や目的を特化させた集積回路の基板であり、詳細は後述するが、記憶装置421との間の接続を確立する処理を行う。
また、制御装置400には、画像データが記憶される揮発性の記憶手段であるページメモリ423も設けられている。このページメモリ423は、予め定められたサイズ毎に、言い換えると、ページ単位毎に、画像データを記憶する。ページメモリ423に記憶された画像データは順次出力され、出力された画像データを基に画像形成部210による画像形成等が行われる。
そして、CPU411と各部は、バス424を通じて接続されている。ここでのバス424はブリッジを介して複数のバスが接続された構成でもよい。
なお、本実施の形態では、電子装置の一例として、ASSP422が用いられる。ただし、記憶装置421を制御装置400の外部に設けた場合には、制御装置400を電子装置の一例として捉えることができる。
図4は、画像形成装置1において画像データを転送する処理の流れの一例を説明するための図である。ここでは、一例として、画像形成装置1がコピー機能を実行する場合について説明する。
まず、画像読取部110にて原稿に形成されている画像の読み取りが行われ、画像データが生成される。生成された画像データは、読取部I/F418を介して画像処理部414に入力され、必要に応じて画像処理部414にて処理が施される。そして、処理後の画像データは、ASSP422を介して、一旦システムメモリ413に格納される。
その後、画像データは、システムメモリ413からASSP422を介して、一時的に記憶装置421に格納される。記憶装置421に格納された画像データは、必要に応じて画像処理部414に処理されて、順次ページメモリ423に格納された後、形成部I/F419を介して画像形成部210に転送される。そして、画像形成部210は、画像データに基づいて用紙Pに画像を形成する。
<ASSPと記憶装置との接続関係>
次に、ASSP422と記憶装置421との接続関係について説明する。図5は、本実施の形態に係るASSP422と記憶装置421との接続関係の一例を説明するための図である。図5に示す例では、2つの記憶装置421として、記憶装置421A、記憶装置421Bが接続される場合について説明する。
上述したように、本実施の形態では、記憶装置421を接続するための接続規格として、SATA及びPCIeが用いられる。SATAは、半二重のシリアル転送方式のインタフェースであり、SATAの転送速度は、例えば、物理転送速度は6Gbps、実際の実効転送速度は4.8Gbpsである。一方、PCIeは、全二重のシリアル転送方式のインタフェースであり、PCIeの転送速度は、例えば、物理転送速度は10Gbps、実際の実効転送速度は8Gbpsで、4レーン使用する場合には実効転送速度は32Gbpsである。このように、PCIeはSATAに比べて一般的に転送速度が速く、また全二重通信によって同時に双方向の通信が可能である。
従来、HDDやSSDなどのインタフェースには、主にSATAが使用されてきた。しかし、PCIeを使用することで転送速度が向上する場合が多い。そこで、本実施の形態では、ASSP422がSATA及びPCIeの両方に対応しており、記憶装置421の接続規格に合わせて、ASSP422と記憶装置421との接続を確立する。本実施の形態では、第1のストレージ規格の一例として、SATAが用いられる。また、第2のストレージ規格の一例として、PCIeが用いられる。
次に、ASSP422の内部構造について説明する。ASSP422は、制御部425、SATAインタフェース426、PCIeインタフェース427を備える。
制御部425は、ASSP422の全体動作を制御する。
SATAインタフェース426は、SATAに準拠したインタフェースである。このSATAインタフェース426は、SATAによって記憶装置421Aとの間の接続を確立するように制御するSATAコントローラ426Aと、SATAコントローラ426Aと記憶装置421Aとを接続してシリアル‐パラレル変換などの処理を行うPHYチップ426Bとを有する。
また、PHYチップ426Bには、SATAで接続する場合に用いられるSATAバス428が接続される。このSATAバス428を介して、SATAコントローラ426Aと記憶装置421Aとの間の接続が確立される。
付言すると、PHYチップ426Bには、SATAによって記憶装置421Aとの間の接続を確立するために用いられるパラメータ(以下、SATA用パラメータと称する)が予め設定される。このSATA用パラメータを用いて、SATAコントローラ426Aと記憶装置421Aとの間の接続が確立される。本実施の形態では、第1制御手段の一例として、SATAコントローラ426Aが用いられる。また、第1外部記憶装置の一例として、記憶装置421Aが用いられる。
PCIeインタフェース427は、PCIeに準拠したインタフェースである。このPCIeインタフェース427は、PCIeによって記憶装置421Bとの間の接続を確立するように制御するPCIeコントローラ427Aと、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421Bとを接続してシリアル‐パラレル変換などの処理を行うPHYチップ427Bとを有する。
また、PHYチップ427Bには、PCIeで接続する場合に用いられるPCIeバス429が接続される。このPCIeバス429を介して、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421Bとの間の接続が確立される。
付言すると、PHYチップ427Bには、PCIeによって記憶装置421Bとの間の接続を確立するために用いられるパラメータ(以下、PCIe用パラメータと称する)が予め設定される。このPCIe用パラメータを用いて、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421Bとの間の接続が確立される。本実施の形態では、第2制御手段の一例として、PCIeコントローラ427Aが用いられる。また、第2外部記憶装置の一例として、記憶装置421Bが用いられる。
なお、記憶装置421Aは、ASSP422との接続部であるコネクタ430を有する。同様に、記憶装置421Bは、ASSP422との接続部であるコネクタ431を有する。
ここで、図5に示す例では、ASSP422に対して2つの記憶装置421が接続される場合について説明したが、ASSP422に対して1つの記憶装置421が接続される場合もある。この場合には、例えば、PCIeバス429に記憶装置421Bが接続されず、SATAバス428に記憶装置421Aが接続され、ASSP422と記憶装置421Aとの間の接続がSATAにより確立される。また、例えば、SATAバス428に記憶装置421Aが接続されず、PCIeバス429に記憶装置421Bが接続され、ASSP422と記憶装置421Bとの間の接続がPCIeにより確立される。
さらに、本実施の形態では、ASSP422に記憶装置421が接続されない構成、言い換えると、画像形成装置1が記憶装置421を備えない構成でも実現可能である。この場合、画像形成装置1はストレージレス構成として動作する。ストレージレス構成で動作する場合の詳細については、後述する。
<ASSPの制御部の機能構成>
次に、ASSP422の制御部425の機能構成について説明する。図6は、本実施の形態に係るASSP422の制御部425の機能構成例を示したブロック図である。制御部425は、マシン情報取得部501、マシン情報判定部502、接続確立部503を備える。本実施の形態では、記憶手段、処理手段の一例として、接続確立部503が用いられる。
マシン情報取得部501は、例えば画像形成装置1の起動時に、ASSP422の内部又はASSP422の外部に設けられた不揮発性の記憶部(不図示)等に記憶されているマシン情報を取得する。このマシン情報は、ASSP422と記憶装置421との間の接続に使用する接続規格を判別するための情報であり、言い換えると、SATA及びPCIeのそれぞれについて、ASSP422と記憶装置421との間で接続が確立されたか否かを示す情報である。より具体的には、マシン情報としては、例えば、「SATA」、「PCIe」、「ストレージレス」等の値が設定される。本実施の形態では、処理結果に関する情報の一例として、マシン情報が用いられる。
さらに説明すると、マシン情報は、最初は、具体的な値が設定されていない未設定の状態である。マシン情報が未設定の場合に、接続確立部503がASSP422と記憶装置421との間の接続確立を試みる処理を行うことにより、その接続確立の処理結果がマシン情報に設定される。その後、再度、ASSP422と記憶装置421との間の接続を確立する場合には、設定されたマシン情報に基づいて接続確立の処理が行われる。
なお、マシン情報に何らかの情報が設定された後に、予め定められた条件が満たされた場合、例えば、記憶装置421が故障した場合や記憶装置421を取り換える場合等に、マシン情報を未設定の状態に戻してもよい。この場合、例えば、操作者の操作によって、マシン情報を記憶する記憶部に対してコマンドを入力したり、予め定められたリセットボタンを押下したりすることにより、マシン情報がリセットされて未設定の状態に戻される。
マシン情報判定部502は、不図示の記憶部から取得されたマシン情報に設定されている値の判定を行う。より具体的には、マシン情報判定部502は、マシン情報に、「SATA」、「PCIe」、「ストレージレス」が設定されているか、又はマシン情報が未設定であるかを判定する。なお、マシン情報には、「SATA」及び「PCIe」の両方が設定されている場合もある。
接続確立部503は、マシン情報判定部502による判定に基づいて、ASSP422と記憶装置421との間の接続を確立する処理を行う。ここで、マシン情報判定部502によってマシン情報が未設定と判定された場合、マシン情報が「SATA」及び「PCIe」と判定された場合、マシン情報が「SATA」と判定された場合、マシン情報が「PCIe」と判定された場合、マシン情報が「ストレージレス」と判定された場合のそれぞれで、接続確立部503の処理が異なる。以下、それぞれの場合について順に説明する。
まず、マシン情報が未設定と判定された場合について説明する。
接続確立部503は、マシン情報が未設定と判定された場合、SATAコントローラ426A、PCIeコントローラ427Aを初期化する。SATAコントローラ426Aを初期化することにより、SATAコントローラ426Aは、記憶装置421との間で接続確立を試みる処理を行う。ここで、SATAコントローラ426Aと記憶装置421とがSATAバス428で接続されており、且つ記憶装置421がSATAに対応した装置であれば、接触不良等の障害がない限り、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間の接続がSATAによって確立される。
また、PCIeコントローラ427Aを初期化することにより、PCIeコントローラ427Aは、記憶装置421との間で接続確立を試みる処理を行う。ここで、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421とがPCIeバス429で接続されており、且つ記憶装置421がPCIeに対応した装置であれば、接触不良等の障害がない限り、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間の接続がPCIeによって確立される。
さらに、接続確立部503は、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間の接続がSATAによって確立された場合、マシン情報に「SATA」の値を設定する。また、接続確立部503は、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間の接続がPCIeによって確立された場合、マシン情報に「PCIe」の値を設定する。そして、接続確立部503は、SATAでもPCIeでも接続が確立されなかった場合には、ASSP422に接続されている記憶装置421が存在しないことを示す情報として、マシン情報に「ストレージレス」の値を設定する。この場合、画像形成装置1はストレージレス構成として動作する。
次に、マシン情報が未設定ではないと判定された場合、即ち、マシン情報に「SATA」、「PCIe」、「ストレージレス」等の値がセットされていると判定された場合について説明する。
接続確立部503は、マシン情報が「SATA」及び「PCIe」と判定された場合、SATAコントローラ426A、PCIeコントローラ427Aを初期化する。ここで、マシン情報が「SATA」及び「PCIe」と判定された場合は、上述したように、過去に、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間の接続が確立され、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間の接続が確立された場合である。よって、SATAコントローラ426Aを初期化することにより、接触不良等の障害がない限り、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間で接続が確立される。また、PCIeコントローラ427Aを初期化することにより、接触不良等の障害がない限り、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間で接続が確立される。
さらに説明すると、この場合は、記憶装置421が2つ設けられており、一方の記憶装置421(記憶装置421A)はSATAに対応した装置であり、SATAバス428を介してSATAコントローラ426Aとの間で接続が確立される。また、他方の記憶装置421(記憶装置421B)はPCIeに対応した装置であり、PCIeバス429を介してPCIeコントローラ427Aとの間で接続が確立される。
次に、接続確立部503は、マシン情報が「SATA」と判定された場合、SATAコントローラ426Aを初期化する。SATAコントローラ426Aを初期化することにより、接触不良等の障害がない限り、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間で接続が確立される。
また、接続確立部503は、マシン情報が「PCIe」と判定された場合、PCIeコントローラ427Aを初期化する。PCIeコントローラ427Aを初期化することにより、接触不良等の障害がない限り、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間で接続が確立される。
さらに、接続確立部503は、マシン情報が「ストレージレス」と判定された場合、記憶装置421が存在しないと認識する。この場合、画像形成装置1はストレージレス構成として動作する。
<接続確立に用いるパラメータの説明>
次に、記憶装置421との間の接続を確立するために用いられるSATA用パラメータ及びPCIe用パラメータについて説明する。SATAとPCIeとはシリアル転送の仕様(プロトコル)が異なるため、それぞれの規格に対応する設定が必要である。より具体的には、これらのパラメータは、データ転送に関する設定値が異なる。
例えば、SATA用パラメータとPCIe用パラメータとは、インピーダンス(又はドライブレングス)の設定が異なる。即ち、どのくらいの電流を流すかについての設定が異なる。例えば、SATA用パラメータは100オーム、PCIe用パラメータは85オームとして設定される。
また、例えば、SATA用パラメータとPCIe用パラメータとは、プリエンファシスの設定が異なる。プリエンファシスとは、受信回路で受信された信号のSN比や波形特性などを改善するために、データ信号の特定の成分を強調して、データ信号の強度を調整することをいう。例えば、ASSP422の基板の状態(基板のリビジョン、基板の版)に応じて、転送速度を落とす設定が行われる。例えば、SATA用パラメータでは、インピーダンスが100オームの場合、−6Gbps、−3.5db(3Gbps)、0db(1.5Gbps)などのように、ASSP422の基板の状態に合わせて転送速度が変更される。また、例えば、PCIe用パラメータでは、インピーダンスが85オームの場合、−6db(8Gbps)、−3.5db(5Gbps)などのように、ASSP422の基板の状態に合わせて転送速度が変更される。
さらに、例えば、SATAとPCIeとでは、電源制御の制御方法が異なるため、電源制御に関するパラメータも異なる値が設定される。
<接続確立の手順>
次に、ASSP422と記憶装置421との間の接続を確立する手順について説明する。図7−1及び図7−2は、本実施の形態に係るASSP422と記憶装置421との間の接続を確立する手順の一例を示したフローチャートである。なお、図7−1及び図7−2に示す手順は、例えば、画像形成装置1の起動の際、言い換えると、ASSP422を起動する場合に行われるものであり、より具体的には、画像形成装置1の電源投入時や、画像形成装置1が休止状態から復帰する場合などに行われる。
まず、マシン情報取得部501は、不図示の記憶部に記憶されているマシン情報を取得する(ステップ101)。次に、マシン情報判定部502は、マシン情報が未設定であるか否かを判定する(ステップ102)。ステップ102で肯定の判断(YES)がされた場合、後述するステップ103に移行する。一方、ステップ102で否定の判断(NO)がされた場合、後述するステップ114に移行する。
ステップ102で肯定の判断(YES)がされた場合、接続確立部503は、SATAコントローラ426Aを初期化する(ステップ103)。次に、接続確立部503は、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されたか否かを判定する(ステップ104)。
ステップ104で肯定の判断(YES)がされた場合、接続確立部503は、PCIeコントローラ427Aを初期化する(ステップ105)。次に、接続確立部503は、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されたか否かを判定する(ステップ106)。また、ステップ104で否定の判断(NO)がされた場合には、後述するステップ110へ移行する。
ステップ106で肯定の判断(YES)がされた場合、接続確立部503は、マシン情報に「SATA」及び「PCIe」の値をセットする(ステップ107)。付言すると、この場合は、ステップ104で肯定の判断(YES)がされるとともに、ステップ106で肯定の判断(YES)がされた場合である。言い換えると、SATAコントローラ426Aと一方の記憶装置421との間でSATAの接続が確立されるとともに、PCIeコントローラ427Aと他方の記憶装置421との間でPCIeの接続が確立された場合であり、マシン情報に「SATA」、「PCIe」がセットされる。
一方、ステップ106で否定の判断(NO)がされた場合、接続確立部503は、マシン情報に「SATA」の値をセットする(ステップ108)。付言すると、この場合は、ステップ104で肯定の判断(YES)がされるとともに、ステップ106で否定の判断(NO)がされた場合である。言い換えると、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されたが、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間ではPCIeの接続が確立されなかった場合であり、マシン情報に「SATA」がセットされる。
ステップ107の後、またはステップ108の後、例えば接続確立部503が記憶装置421に対して初期化する指示を行うことにより、記憶装置421を初期化する処理が行われる(ステップ109)。そして、本処理フローは終了する。
また、ステップ104で否定の判断(NO)がされた場合、接続確立部503は、ステップ110、111の処理を行う。ステップ110、111の処理はそれぞれ、ステップ105、106の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ111で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されたと判定された場合、接続確立部503は、マシン情報に「PCIe」の値をセットする(ステップ112)。付言すると、この場合は、ステップ104で否定の判断(NO)がされるとともに、ステップ111で肯定の判断(YES)がされた場合である。言い換えると、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されなかったが、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立された場合であり、マシン情報に「PCIe」がセットされる。ステップ112の後、ステップ109に移行する。
一方、ステップ111で否定の判断(NO)がされた場合、即ち、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されなかったと判定された場合、接続確立部503は、マシン情報に「ストレージレス」の値をセットする(ステップ113)。付言すると、この場合は、ステップ104で否定の判断(NO)がされるとともに、ステップ111で否定の判断(NO)がされた場合である。言い換えると、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されず、さらにPCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されなかった場合である。この場合には、画像形成装置1に記憶装置421が存在しないと認識され、マシン情報に「ストレージレス」がセットされる。また、画像形成装置1はストレージレス構成として動作する。そして、本処理フローは終了する。
また、ステップ102で否定の判断(NO)がされた場合、マシン情報判定部502は、マシン情報にどの値がセットされているかを判定する。より具体的には、マシン情報判定部502は、マシン情報にセットされている値が、「SATA」及び「PCIe」か、「SATA」か、「PCIe」か、「ストレージレス」の何れであるかを判定する(ステップ114)。
ステップ114において、マシン情報が「SATA」及び「PCIe」と判定された場合、接続確立部503は、ステップ115、116の処理を行う。ステップ115、116の処理はそれぞれ、ステップ103、104の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、ステップ116で否定の判断(NO)がされた場合、即ち、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されなかったと判定された場合には、ステップ115に戻り、SATAコントローラ426Aの初期化が引き続き行われる。
ステップ116で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されたと判定された場合、接続確立部503は、ステップ117、118の処理を行う。ステップ117、118の処理はそれぞれ、ステップ105、106の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、ステップ118で否定の判断(NO)がされた場合、即ち、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されなかったと判定された場合には、ステップ117に戻り、PCIeコントローラ427Aの初期化が引き続き行われる。
ステップ118で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されたと判定された場合には、例えば接続確立部503が記憶装置421に対して初期化する指示を行うことにより、記憶装置421を初期化する処理が行われる(ステップ119)。そして、本処理フローは終了する。
また、ステップ114において、マシン情報が「SATA」と判定された場合、接続確立部503は、ステップ120、121の処理を行う。ステップ120、121の処理はそれぞれ、ステップ115、116の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ121で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、SATAコントローラ426Aと記憶装置421との間でSATAの接続が確立されたと判定された場合には、ステップ119へ移行する。
また、ステップ114において、マシン情報が「PCIe」と判定された場合、接続確立部503は、ステップ122、123の処理を行う。ステップ122、123の処理はそれぞれ、ステップ117、118の処理と同様であるため、ここでは説明を省略する。ステップ123で肯定の判断(YES)がされた場合、即ち、PCIeコントローラ427Aと記憶装置421との間でPCIeの接続が確立されたと判定された場合には、ステップ119へ移行する。
また、ステップ114において、マシン情報が「ストレージレス」と判定された場合、接続確立部503は、記憶装置421が存在しないと認識する(ステップ124)。この場合、画像形成装置1はストレージレス構成として動作する。そして、本処理フローは終了する。
このようにして、SATAコントローラ426Aが初期化されて接続が確立された場合にはSATAにより、またPCIeコントローラ427Aが初期化されて接続が確立された場合にはPCIeにより、ASSP422と記憶装置421との間でデータのやり取りが行われる。
また、ステップ107、108、112では、接続が確立された接続規格の情報がマシン情報にセットされる。さらに、ステップ113では、SATAでもPCIeでも接続が確立されなかったため、「ストレージレス」の値がマシン情報にセットされる。よって、次回以降の処理では、マシン情報取得部501が取得するマシン情報には、過去に接続が確立されたことのある接続規格の情報、又は記憶装置421が存在しないという情報が設定されている。
例えば、SATAで接続確立を試みる処理を行い、その結果、SATAで接続が確立されなかった場合には、マシン情報には「SATA」はセットされない。よって、次回以降、SATAで接続確立を試みる処理は行われない。同様に、例えば、PCIeで接続確立を試みる処理を行い、その結果、PCIeで接続が確立されなかった場合には、マシン情報には「PCIe」はセットされない。よって、次回以降、PCIeで接続確立を試みる処理は行われない。
さらに説明すると、例えば、SATAバス428に記憶装置421がつながっていないにもかかわらず、SATAで接続確立を試みる処理を行うと、タイムアウトするまで(予め定められた時間が経過するまで)、接続確立のための処理が継続されてしまう。そこで、本実施の形態では、SATAで接続確立を試みる処理を行った結果、接続が確立されなかった場合には、マシン情報に「SATA」がセットされない。そのため、次回以降の処理では、SATAで接続確立を試みる処理が行われなくなり、タイムアウトの時間まで待つことがなくなる。一方で、この場合に、PCIeで接続が確立され、マシン情報に「PCIe」がセットされた場合には、次回以降の処理でも、PCIeで接続確立を試みる処理が行われる。そして、ASSP422と記憶装置421との間の接続がPCIeにより確立される。
なお、図7−1及び図7−2に示す例では、接続確立部503は、ステップ103でSATAコントローラ426Aを初期化し、その後、ステップ105又はステップ110でPCIeコントローラ427Aを初期化したが、このような構成に限られない。例えば、接続確立部503は、ステップ103でPCIeコントローラ427Aを初期化し、その後、ステップ105又はステップ110でSATAコントローラ426Aを初期化してもよい。また、接続確立部503は、例えば、PCIeコントローラ427Aを初期化するのと並行して、SATAコントローラ426Aを初期化してもよい。
<インタフェースに応じたデータ転送制御>
次に、記憶装置421との間で接続が確立されたインタフェースに応じて、画像形成装置1内のデータ転送を制御する場合について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置1は、記憶装置421との間で接続確立されたインタフェースに応じて、自装置内のデータ転送を制御してもよい。より具体的には、画像形成装置1は、記憶装置421との間で接続確立されたインタフェースに応じて、ASSP422と記憶装置421との間のデータ転送を制御してもよい。
この場合、例えば、ASSP422にデータ転送制御部432が設けられる。図8は、データ転送制御部432を含むASSP422の構成例を示す図である。本実施の形態では、データ転送制御手段の一例として、データ転送制御部432が用いられる。なお、データ転送制御部432は、図8に示すようにASSP422に設ける構成に限られず、画像形成装置1内の他の部分に設けてもよい。
そして、データ転送制御部432は、記憶装置421との間で接続確立されたインタフェースに応じて、例えば、データ転送のタイミングや、データ転送の転送速度を制御する。
まず、データ転送のタイミングを制御する場合について説明する。
例えば、コピー機能を実行する場合には、図4に示したように、画像読取部110にて生成された画像データは、記憶装置421に一時的に格納され、順次、記憶装置421からページメモリ423、そして画像形成部210に転送され、画像形成部210にて画像形成が行われる。そのため、画像形成部210に転送される画像データが途中で途切れると、画像形成部210から出力される用紙Pに余白が発生してしまう。よって、通常、記憶装置421にて一定量の画像データを蓄積した後に、順次、記憶装置421からページメモリ423へ出力され、画像形成部210による画像形成が行われる。
ここで、PCIeはSATAに比べて転送速度が速く、また全二重通信によって同時に双方向の通信が可能である。付言すると、SATA及びPCIeは、使用する世代によって転送速度が異なる。例えば、SATA Revision 1.0の物理転送速度は1.5Gbps、Revision 2.0の物理転送速度は3Gbps、Revision 3.0の物理転送速度は6Gbpsである。他方、PCIeでは、リンク幅毎の物理転送速度が、PCIe(GEN1)で片方向2.5Gbps、PCIe(GEN2)で片方向5Gbps、PCIe(GEN3)で片方向8Gbps、PCIe(GEN4)で片方向16Gbpsであり、一般的にPCIeの方がSATAよりも転送速度が速い。よって、ASSP422と記憶装置421とがPCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、記憶装置421からページメモリ423へ画像データを転送するタイミングを早くしたとしても、画像形成部210に転送される画像データが途中で途切れることなく画像形成が行われ易い。
例えば、SATAで接続された場合には、記憶装置421に1ページ分の画像データを蓄積した後に、順次、記憶装置421からページメモリ423へ転送される。一方で、例えば、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、システムメモリ413から記憶装置421への画像データの転送、及び記憶装置421からページメモリ423への画像データの転送が同時に可能であるとともに、転送速度も速い。そのため、例えば、記憶装置421に2/3ページ分の画像データが蓄積されたタイミングで、記憶装置421からページメモリ423への転送を開始したとしても、画像データが途中で途切れることなく画像形成部210に転送される。
そこで、データ転送制御部432は、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、記憶装置421からページメモリ423への転送を開始するタイミングを早くするように制御する。言い換えると、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、画像形成部210に対して出力指示を行うタイミングを早くするように制御される。結果として、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、コピー機能を開始してから1枚目の用紙Pが出力されるまでの時間が短縮される。また、転送開始のタイミングは1枚目の画像データも2枚目以降の画像データも同様であるため、用紙P毎に、用紙Pの出力時間が短縮されて、全体的にコピーの時間が短縮される。
同様に、例えば、プリント機能を実行する場合も、プリント対象の画像データは、記憶装置421に一時的に格納され、順次、記憶装置421からページメモリ423へ転送される。そこで、データ転送制御部432は、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合と比較して、記憶装置421からページメモリ423への転送を開始するタイミングを早くするように制御する。
さらに、例えば、プリント機能では、画像処理部414におけるバンド処理の一時的な蓄積用のメモリとして、記憶装置421が用いられる。バンド処理とは、バンド単位の画像データに対して行われる処理であり、バンド単位とは、画像データに対する一方向(例えば主走査方向)の1以上のライン単位(例えば、1ライン、2ライン等)である。ここで、PCIeで接続された場合には、SATAで接続された場合よりも転送速度が速いため、その分、バンド処理の処理単位(バンド単位)を大きくして画像データをまとめて転送することにより、全体の転送回数が減少する。よって、転送のオーバーヘッド(転送に係る前処理等)が削減されて、全体的にプリントの時間が短縮される。
次に、データ転送の転送速度を制御する場合について説明する。
データ転送制御部432は、記憶装置421との間で接続確立されたインタフェースに応じて、例えば、ASSP422と記憶装置421との間のデータ転送の転送速度を制御する。ここで、PCIeはSATAに比べて転送速度が速いため、PCIeで接続された場合、他の処理が追いつかなくなり、CPU411の負荷が高くなってCPU411の動作が阻害されることが考えられる。そこで、データ転送制御部432は、例えば、ASSP422と記憶装置421との間がPCIeで接続された場合、ASSP422と記憶装置421との間のデータ転送の速度が予め定められた上限値以下になるように制御する。
なお、データ転送制御部432は、ASSP422と記憶装置421との間のデータ転送に限らず、他のインタフェースにおけるデータ転送を制御してもよい。
より具体的には、データ転送制御部432は、例えば、画像形成部210での画像形成や、ACK(acknowledgement)による受信確認が必要な処理など、リアルタイム性のある処理については、優先的に画像データを転送するように、該当のインタフェースの転送速度や転送タイミングを制御する。一方、データ転送制御部432は、例えば、バンド処理などのリアルタイム性のない処理については、リアルタイム性のある処理に比べて優先度を低くして、該当のインタフェースの転送速度や転送タイミングを制御する。このように、データ転送制御部432は、画像形成装置1内のデータ転送について、プライオリティ制御、言い換えると、アービトレーション機能を実行し、各インタフェースにおける画像データの転送速度や転送タイミングを調整してもよい。
また、SATA及びPCIeのそれぞれで接続が確立されることにより、ASSP422と2つの記憶装置421(記憶装置421A、記憶装置421B)との接続が確立された場合には、2つの記憶装置421を用いて画像形成等の処理が行われる。
例えば、記憶装置421A、記憶装置421Bに対して、ミラーリングの処理が行われ、記憶装置421A、記憶装置421Bに同じデータが記憶される。この場合、例えば、通常は、SATAよりも転送速度が速いPCIeで接続された記憶装置421Bから、画像データの転送が行われる。一方で、記憶装置421Bからのデータ転送に障害が発生した場合には、SATAで接続された記憶装置421Aから画像データの転送を行うように制御される。
また、例えば、2つの記憶装置421を用いることにより、1つの記憶装置421を用いる場合に比べて高速なデータ転送を実現することも可能である。この場合、例えば、通常は、SATAよりも転送速度が速いPCIeで接続された記憶装置421Bが使用される。そして、記憶装置421Bの空き領域がなくなった場合に、SATAで接続された記憶装置421Aが使用される。
さらに、例えば、SATAとPCIeのそれぞれで記憶装置421を接続する場合のために、2つの記憶装置421をどのように使用するかの使用規則を定めてもよい。この使用規則は、例えば、画像形成装置1で行われる処理の内容や、転送されるデータの種類などに基づいて、どの規格の記憶装置421を使用するかが定められる。そして、予め定められた使用規則に従って、SATAで接続された記憶装置421Aを使用したり、PCIeで接続された記憶装置421Bを使用したりする。
より具体的には、例えば、SATAでHDDを接続し、PCIeでSSDを接続する構成が考えられる。一般的に、SSDは、HDDと比較して処理速度が速いが、書き込み回数の上限値が小さい。そこで、例えば、画像形成部210での画像形成などのリアルタイム性のある処理については、PCIeで接続されたSSDにデータが記憶される。一方で、例えば、バンド処理などのリアルタイム性のない処理については、SATAで接続されたHDDにデータが記憶される。また、例えば、予め定められたサイズよりも大きい大容量のデータは、SATAで接続されたHDDに記憶される。一方で、例えば、予め定められたサイズ以下のデータは、PCIeで接続されたSSDに記憶される。このようにして、予め定められた使用規則に従って記憶装置421が使用される。
<ストレージレス構成で動作する場合の説明>
次に、画像形成装置1がストレージレス構成で動作する場合の処理について説明する。上述したように、画像形成装置1は、記憶装置421が存在しないと認識した場合、ストレージレス構成として動作する。
画像形成装置1は、ストレージレス構成として動作する場合、画像形成装置1に挿入されているSDメモリーカード等の他の記憶手段の有無を判断する。例えば、SDメモリーカードが挿入されている場合には、SDメモリーカードに画像データを記憶させて、コピー機能、スキャナ機能、ファックス送受信機能、プリント機能等を実行する。一方、例えば、SDメモリーカードが挿入されていない場合には、ファックス送受信機能など、画像データを記憶する記憶領域が必要な機能がエラーとなる。
また、SDメモリーカード等の容易に取り外し可能な記憶手段は、一般的に、HDDやSSD等に比べて記憶容量が小さい。そのため、SDメモリーカード等の記憶手段を使用する場合は、記憶装置421を使用する場合と比較して、画像形成装置1内で記憶可能な画像データの量が少なくなり、一部の機能が制限される。
例えば、1部に含まれる全枚数分の画像データを記憶して、複数部数を部数単位で出力する電子ソート機能を実行する場合には、SDメモリーカードを使用することにより、記憶装置421を使用する場合と比較して、電子ソートを実行可能な用紙Pの枚数が制限される。
また、プリント機能を実行する場合に、SDメモリーカードを使用すると、例えば、画像データが格納(スプール)されることなく、画像形成装置1から用紙Pが出力される。よって、例えば、PC(Personal Computer)から画像形成装置1に対して印刷対象の画像データを送信する場合、PCから用紙1枚分の画像データが送信され、画像形成装置1で1枚分の画像データを印刷する処理が終了した後に、次の画像データがPCから画像形成装置1に送信される。
また、SDメモリーカード等の記憶手段を使用する場合には、記憶装置421を使用する場合と比較して、インストールされるソフトウェアが制限される。例えば、SDメモリーカードの空き容量を超えたソフトウェアはインストール不可となる。
さらに、画像データを送信する宛先を登録した電話帳やメールの宛先を登録した宛先リストの格納先は、記憶装置421からSDメモリーカードへ変更される。
なお、PCにHDDやSDD等の記憶装置が一切搭載されていなければ、PCとしての処理を行うことができない。そのため、PCの起動時にPC内に記憶装置が存在しないと認識された場合には、通常、エラーが発生して終了する。一方、本実施の形態に係る画像形成装置1は、記憶装置421が存在しないと認識した場合であっても、ストレージレス構成で動作し、一部の機能を制限して処理を行う。
以上説明したように、本実施の形態に係る画像形成装置1では、ASSP422がSATA及びPCIeの両方に対応しており、それぞれの規格で記憶装置421と接続を確立する処理を行い、その処理結果を記憶しておく。そして、次回以降、記憶しておいた処理結果を基に、ASSP422と記憶装置421との間の接続を確立する処理を行う。よって、本実施の形態に係る画像形成装置1を用いることにより、例えば、記憶装置421との接続を確立する場合に、接続を確立する処理を行った処理結果によらずにSATA及びPCIeの両方の規格で記憶装置421との接続を確立する処理を行う構成と比較して、記憶装置421との接続を確立するのに要する時間が短縮される可能性が高まる。
また、本実施の形態に係る画像形成装置1は、ASSP422と記憶装置421との間の接続が確立された後には、接続が確立された規格に合わせて、記憶装置421から画像データを転送する転送タイミングや画像データの転送速度、画像データの処理単位等を調整して、各種の画像処理機能を実行する。
さらに、画像形成装置1がストレージレス構成で動作する場合には、SDメモリーカード等を用いることにより、記憶装置421を用いる場合と比較して、一部の機能を制限して処理が行われる。
<他の実施の形態>
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
例えば、本実施の形態では、記憶装置421との接続を確立するための規格として、SATAとPCIeとを例にして説明したが、接続の規格としてはこの2つに限られない。接続の規格として、例えば、USF(Universal Flash Storage)、USB(Universal Serial Bus)等の規格を用いてもよい。
さらに、ASSP422には、記憶装置421との間の接続を確立するためのインタフェースとして、SATAインタフェース426、PCIeインタフェース427の2つを設けることとしたが、3つ以上のインタフェースを設けてもよい。この場合、例えば、SATAインタフェース426、PCIeインタフェース427に加えて、USFのインタフェースが設けられる。また、例えば、SATAインタフェース426、PCIeインタフェース427に加えて、別のSATAインタフェースを設けたり、別のPCIeインタフェースを設けたりしてもよい。
また、本実施の形態で用いられるASSP422は集積回路の一例であり、ASSP422の機能を実現する集積回路の基板であればどのようなものを用いてもよい。
さらに、本実施の形態では、記憶装置421を画像形成装置1の内部に設けることとしたが、記憶装置421を画像形成装置1の外部に設けてもよい。
そして、本実施の形態では、画像形成装置1を例に説明したが、このような構成に限られない。SATA、PCIe等のインタフェースを有する装置であって、画像を形成する装置ではない他の装置(例えば、PC)によって、本実施の形態を実現することも可能である。ただし、PCの場合には、上述したように、記憶装置421が存在しないと認識すると、例えばエラーで終了する。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
1…画像形成装置、400…制御装置、421…記憶装置、422…ASSP、425…制御部、426…SATAインタフェース、426A…SATAコントローラ、426B…PHYチップ、427…PCIeインタフェース、427A…PCIeコントローラ、427B…PHYチップ、428…SATAバス、429…PCIeバス、432…データ転送制御部

Claims (3)

  1. 第1のストレージ規格に対応した第1制御手段と、
    第2のストレージ規格に対応した第2制御手段と、
    前記第1制御手段及び前記第2制御手段と外部記憶装置との間で接続を確立する処理の処理結果に関する情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
    記憶された前記処理結果に関する情報を基に、前記第1制御手段及び前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間の接続を確立する処理を行う処理手段と
    前記処理手段によって前記外部記憶装置との接続が確立された制御手段に応じて、当該外部記憶装置との間のデータ転送を制御するデータ転送制御手段と
    を備え
    前記データ転送制御手段は、前記処理手段が前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該外部記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該外部記憶装置からデータを転送する際の転送タイミングを早くすること
    を特徴とする電子装置。
  2. 画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段をさらに備え、
    前記データ転送制御手段は、前記処理手段が前記第2制御手段と前記外部記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該外部記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該外部記憶装置から前記画像形成手段へ画像データを転送する際の転送タイミングを早くすること
    を特徴とする請求項に記載の電子装置。
  3. 画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段の画像形成に用いられる画像データを記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に接続され、当該記憶装置に画像データを転送する処理及び当該記憶装置から出力された画像データを前記画像形成手段へ転送する処理を行う電子装置とを備え、
    前記電子装置は、
    第1のストレージ規格に対応した第1制御手段と、第2のストレージ規格に対応した第2制御手段と、当該第1制御手段及び当該第2制御手段と前記記憶装置との間で接続を確立する処理の処理結果に関する情報を記憶部に記憶する記憶手段と、記憶された当該処理結果に関する情報を基に、当該第1制御手段及び当該第2制御手段と当該記憶装置との間の接続を確立する処理を行う処理手段とを備え
    前記処理手段が前記第2制御手段と前記記憶装置との間で接続を確立した場合には、当該処理手段が前記第1制御手段と当該記憶装置との間で接続を確立した場合よりも、当該記憶装置から出力された画像データを前記画像形成手段へ転送する処理を行うタイミングを早くすること
    を特徴とする画像形成システム。
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