JP2001121749A - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置およびデータ処理方法

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JP2001121749A
JP2001121749A JP30945499A JP30945499A JP2001121749A JP 2001121749 A JP2001121749 A JP 2001121749A JP 30945499 A JP30945499 A JP 30945499A JP 30945499 A JP30945499 A JP 30945499A JP 2001121749 A JP2001121749 A JP 2001121749A
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Ryuichi Yoshizawa
隆一 吉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各色モード選択時のファーストプリントタイ
ムを短くすること。 【解決手段】 複数色の画像データのうち、転送基準と
なる色を選択し、選択された色の画像データに対応した
転送基準となる基準垂直同期信号を生成し、生成された
基準垂直同期信号に基づいて前記選択された色の画像デ
ータ以外の残った色の各画像データに対応した垂直同期
タイミングに関する時間差情報を作成し、各時間差情報
に基づいて前記残った色の画像データを順次転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置お
よびデータ処理方法に関し、例えば、電子写真方式、静
電記憶方式等の複写機、プリンタなどの画像形成装置お
よび画像形成方法に関し、特に、複数の画像形成部によ
り形成される各画像を重畳してカラー画像を形成するカ
ラー画像形成装置およびカラー画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、多色画像形成装置としてのカラー
レーザプリンタの概略構成について説明する。
【0003】図6は、カラーレーザプリンタの画像形成
部の構成を示す。
【0004】画像形成部は、現像色分併設されたステー
ション毎の感光ドラム5Y,5M,5C,5Kと、一次
帯電手段としての注入帯電手段7Y,7M,7C,7K
と、現像手段8Y,8M,8C,8Kと、トナーカート
リッジ11Y,11M,11C,11Kと、中間転写体
12と、定着部13と、給紙部1と、転写部30とによ
って構成される。
【0005】各部の構成を詳細に説明する。
【0006】感光ドラム5Y,5M,5C,5Kは、ア
ルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成さ
れ、駆動モータ(図示せず)の駆動力が伝達されること
により回転するものである。駆動モータは、感光ドラム
5Y,5M,5C,5Kを画像形成動作に応じて反時計
周り方向に回転させる。
【0007】感光ドラム5Y,5M,5C,5Kへの露
光光は、スキャナ部10Y,10M,10C,10Kか
ら送られ、感光ドラム5Y,5M,5C,5Kの表面に
選択的に露光することにより、静電潜像が順次形成され
る。
【0008】一次帯電手段として、各ステーション毎に
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)の感光ドラム5Y,5M,5C,5Kを帯電
させための4個の注入帯電器7Y,7M,7C,7Kを
備えている。各注入帯電器7Y,7M,7C,7Kに
は、スリーブ7YS,7MS,7CS,7KSが具備さ
れている。
【0009】現像手段として、上記静電潜像を可視化す
るために、各ステーション毎にイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う
4個の現像器8Y,8M,8C,8Kとを備えている。
各現像器8Y,8M,8C,8Kには、スリーブ8Y
S,8MS,8CS,8CKが設けられている。なお、
各々の現像器8Y,8M,8C,8Kは、装置本体に対
して脱着可能に取り付けられている。
【0010】中間転写体12は、駆動ローラ18a、お
よび、従動ローラ18b,18cに張設された無端べル
ト体であって、感光ドラム5Y,5M,5C,5Kに接
触しており、カラー画像形成時に時計周り方向に回転
し、各色用の一次転写ローラ6Y,6M,6C,6Kの
作用によって順次転写を受ける。
【0011】給紙手段(給紙口)としての給紙カセット
2又は給紙トレー3には、転写材2が収容されている。
この転写材2は、給紙ローラ4および搬送ローラ24な
どにより構成される搬送路25を搬送されてレジストロ
ーラ23に到達する。この到達位置で、転写材2は、レ
ジ前センサ19によって検知される。
【0012】画像形成時には、レジ前センサ19によっ
て中間転写体12上のカラー可視画像が転写領域に到達
するタイミングを合わせられ、所定時間、転写材2の搬
送を停止させる。
【0013】転写材2がレジストローラ23から転写領
域に給紙され、中間転写体12に2次転写ローラ9が接
触して転写材2を挟持搬送することにより、転写材2に
中間転写体12上のカラー可視画像を同時に重畳転写す
る。
【0014】2次転写ローラ9は、中間転写体12上に
カラー可視画像を重畳転写している間は実線にて示すよ
うに中間転写体12に当接させるが、印字処理終了時
は、点線にて示す位置に離間する。
【0015】定着部13は、転写材2を搬送させなが
ら、転写されたカラー可視画像を定着させるものであ
り、図5に示すように転写材2を加熱する定着ローラ1
4と、転写材2を定着ローラ14に圧接させるための加
圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ロ
ーラ15は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ1
6,17が収納されている。すなわち、カラー可視画像
を保持した転写材2は、定着ローラ14と加圧ローラ1
5とにより搬送されると共に、熱および圧力を加えるこ
とによりトナーが表面に定着される。
【0016】可視画像定着後の転写材2は、その後、排
出ローラ25によって排紙部(図示せず)に排出され、
これにより画像形成動作を終了する。転写材2の定着部
13からの排紙は、定着排紙センサ20によって検知さ
れる。
【0017】一方、クリーニング容器21は、感光ドラ
ム5Y,5M,5C,5K及び中間転写体12上に残っ
たトナーをクリーニングするものである。感光ドラム5
Y,5M,5C,5K上に形成されたトナーによる可視
画像を転写材2に転写した後の廃トナーは、クリーニン
グ容器21に蓄えられる。中間転写体12に転写した後
の廃トナーあるいは中間転写体12上に形成された4色
のカラー可視画像を転写材2に転写した後の廃トナー
は、クリーナー容器21に蓄えられる。
【0018】図7は、上記多色画像形成装置におけるエ
ンジン制御部とコントローラ部との間でのインタフェー
ス信号のやりとりを示す。
【0019】201はエンジン制御部、202はコント
ローラ部である。
【0020】203は、エンジン制御部201からコン
トローラ部202へ基準垂直同期信号(以下、「TOP
信号」という)を送信する基準垂直同期信号線である。
【0021】204は、エンジン制御部201からコン
トローラ部202へYellowの水平同期信号を送出
するYe11ow水平同期信号である。
【0022】205は、エンジン制御部201からコン
トローラ部202へMagentaの水平同期信号を送
出するMagenta水平同期信号である。
【0023】206は、エンジン制御部201からコン
トローラ部202へCyanの水平同期信号を送出する
Cyan水平同期信号である。
【0024】207は、エンジン制御部201からコン
トローラ部202へBlackの水平同期信号を送出す
るBlack水平同期信号線である。208は、コント
ローラ部202からエンジン制御部201へYe11o
wの画像データ信号を送信するYe11ow画像データ
信号である。
【0025】209は、コントローラ部202からエン
ジン制御部201へMagentaの画像データ信号を
送信するMagenta画像データ信号である。
【0026】210は、コントローラ部202からエン
ジン制御部201へCyanの画像データ信号を送信す
るCyan画像データ信号である。
【0027】211は、コントローラ部202からエン
ジン制御部201へBlackの画像データ信号を送信
するBlack画像データ信号である。
【0028】図8は、フルカラーモードが選択されてい
る場合のTOP信号、水平同期信号、画像データの各信
号のタイミングを示す。
【0029】コントローラ部202がホストコンピュー
タ(図示せず)から印字動作開始命令を受けると、エン
ジン制御部201は印字動作を開始する。
【0030】印字動作が開始されると、感光ドラム5
Y,5M,5C,5K、中間転写ベルト12、スキャナ
部10Y,10M,10C,10Kを起動し、各色画像
形成するための準備を行う。
【0031】準備が整った時点でエンジン制御部201
は、コントローラ部202に1色目の垂直同期の取るた
めのTOP信号301をTOP信号203を介して出力
する。
【0032】ここでは、Yellow,Magent
a,Cyan,Blackの順に画像を形成するものと
する。コントローラ部202は、エンジン制御部201
より出力されるTOP信号301、およびY水平同期信
号302に同期してYellow画像データ303を画
像信号208を介して出力する。
【0033】エンジン制御部201は、コントローラ部
202からの画像データ303に基づき、感光ドラム上
5Yに形成した可視画像を中間転写ベルト12に一次転
写する。
【0034】中間転写べルト12に転写されたYell
owのトナー画像がMagentaの感光ドラム5Mの
最下点を通過するタイミングに合わせて、Magent
aのトナー画像がMagentaの感光体5Mの最下点
にくるように、所定時間T1(304)空けてMage
nta画像データ305を出力し、中間転写ベルト12
に感光ドラム5Mの最下点の一次転写部でYellow
のトナー画像にぴったり位置を合わせて一次転写され
る。
【0035】Cyan,Blackのトナー画像に関し
ても、Magentaと同様な動作を行い、4色の画像
がぴったり重なるように、TOP信号から所定時間T2
(306)、T3(307)だけ空けてCyan,Bl
ackの画像を形成し、中間転写ベルト12上に画像形
成がなされる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】図9は、単色モードが
選択されている場合のTOP信号、水平同期信号、画像
データの各々の信号のタイミングを示す。
【0037】ここでは、Blackのモノクロモードに
ついて述べる。
【0038】コントローラ部202は、ホストコンピュ
ータ(図示せず)から印字動作開始命令を受け、エンジ
ン制御部201の印字動作が準備が整った時点で、エン
ジン制御部201はコントローラ部202にYello
wの画像データ402を出力するための垂直同期タイミ
ングとしてTOP信号401を出力する。
【0039】コントローラ部202は、TOP信号40
1からBlackの垂直同期タイミングT3(409)
後に、Blackの水平同期信号に同期してBlack
画像データ409をエンジン制御部201に出力する。
【0040】すなわち、フルカラーモード時にYell
ow,Magenta,Cyanの垂直同期タイミング
で、各々の画像データ402,404,406を出力せ
ず、Blackの垂直同期タイミンぐにBlack画像
データ408のみを出力することによってBlack画
像を形成している。
【0041】しかしながら、上述の単色モードのプリン
ト処理では、Yellow以外の色が選択されている場
合でも、TOP信号をYellowの垂直同期タイミン
グとして、各色の垂直同期タイミングの時間差情報に基
づいて選択された色の画像データを出力するため、Ye
llowの垂直同期タイミングとBlackの垂直同期
タイミングの時間差分だけ、待つ必要がある。その結
果、Yellow以外の単色モード時においても、フル
カラーモード時と同じファーストプリントタイムがかか
っていた。
【0042】そこで、本発明の目的は、各色モード選択
時のファーストプリントタイムを短くすることが可能な
データ処理装置およびデータ処理方法を提供することを
目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明は、基準信号に基
づいて、複数種類の画像データを転送制御する装置であ
って、前記複数種類の画像データのうち、転送基準とな
る該データの種別を選択する手段と、前記選択された種
類の画像データに対応した転送基準となる転送基準信号
を生成する信号生成手段とを具えることによって、デー
タ処理装置を構成する。
【0044】ここで、前記生成された転送基準信号に基
づいて、前記選択された種類の画像データ以外の残った
種類の各画像データに対応した転送タイミングに関する
時間差情報を作成する時間差情報作成手段と、前記作成
された転送タイミングに関する各時間差情報に基づい
て、前記残った種類の画像データを順次転送する転送手
段とをさらに具えることができる。
【0045】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データを転送制御する装置であって、前記複数
色の画像データのうち、転送基準となる色を選択する手
段と、前記選択された色の画像データに対応した転送基
準となる基準垂直同期信号を生成する信号生成手段とを
具えることによって、データ処理装置を構成する。
【0046】ここで、前記生成された基準垂直同期信号
に基づいて、前記選択された色の画像データ以外の残っ
た色の各画像データに対応した垂直同期タイミングに関
する時間差情報を作成する時間差情報作成手段と、前記
作成された垂直同期タイミングに関する各時間差情報に
基づいて、前記残った色の画像データを順次転送する転
送手段とをさらに具えることができる。
【0047】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データをコントローラ部から画像作成部に転送
して画像を作成する画像形成装置であって、前記画像作
成部は、前記複数色の画像データのうち、転送基準とな
る色を選択する手段と、前記選択された色の画像データ
に対応した転送基準となる基準垂直同期信号を生成する
信号生成手段とを具えることによって、画像形成装置を
構成する。
【0048】ここで、前記コントローラ部は、前記生成
された基準垂直同期信号に基づいて、前記選択された色
の画像データ以外の残った色の各画像データに対応した
垂直同期タイミングに関する時間差情報を作成する時間
差情報作成手段と、前記作成された垂直同期タイミング
に関する各時間差情報に基づいて、前記残った色の画像
データを順次転送する転送手段とをさらに具えることが
できる。
【0049】前記コントローラ部は、フルカラーモード
時においては、前記基準垂直同期信号を、最初に画像を
作成する色の画像作成部の垂直同期信号とし、その他の
色の垂直同期タイミングは、前記作成された垂直同期タ
イミングに関する各時間差情報に基づいて各画像データ
を前記画像作成部に転送することができる。
【0050】前記コントローラ部は、単色モード選択時
においては、前記基準垂直同期信号を、当該単色モード
に選択された色の垂直同期信号とすることができる。
【0051】前記コントローラ部は、2色モード選択時
においては、前記基準垂直同期信号を、最初に画像を作
成する色の画像作成部に近い方の色の垂直同期信号と
し、もう一方の色の垂直同期タイミングは、前記作成さ
れた垂直同期タイミングに関する各時間差情報に基づい
て算出され、各画像データを前記画像作成部に転送する
ことができる。
【0052】前記コントローラ部は、3色モード選択時
においては、前記基準垂直同期信号を、最初に画像を作
成する色の画像作成部に近い方の色の垂直同期信号と
し、その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成され
た垂直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて
算出され、各画像データを前記画像作成部に転送するこ
とができる。
【0053】本発明は、基準信号に基づいて、複数種類
の画像データを転送制御する方法であって、前記複数種
類の画像データのうち、転送基準となる該データの種別
を選択する工程と、前記選択された種類の画像データに
対応した転送基準となる転送基準信号を生成する工程と
を具えることによって、データ処理方法を提供する。
【0054】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データを転送制御する方法であって、前記複数
色の画像データのうち、転送基準となる色を選択する工
程と、前記選択された色の画像データに対応した転送基
準となる基準垂直同期信号を生成する信号生成工程とを
具えることによって、データ処理方法を提供する。
【0055】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データをコントローラ部から画像作成部に転送
して画像を作成する画像形成装置であって、前記画像作
成部は、前記複数色の画像データのうち、転送基準とな
る色を選択する工程と、前記選択された色の画像データ
に対応した転送基準となる基準垂直同期信号を生成する
信号生成工程とを具えることによって、画像形成方法を
提供する。
【0056】本発明は、コンピュータによって、基準信
号に基づいて複数種類の画像データを転送制御するため
のプログラムを記録した媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、前記複数種類の画像データのう
ち、転送基準となる該データの種別を選択させ、前記選
択させた種類の画像データに対応した転送基準となる転
送基準信号を生成させることによって、データ転送制御
プログラムを記録した媒体を提供する。
【0057】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データを転送制御するためのプログラムを記録
した媒体であって、該制御プログラムはコンピュータ
に、前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色
を選択させ、前記選択させた色の画像データに対応した
転送基準となる基準垂直同期信号を生成させることによ
って、データ転送制御プログラムを記録した媒体を提供
する。
【0058】本発明は、垂直同期信号に基づいて、複数
色の画像データをコントローラ部から画像作成部に転送
して画像を作成制御するためのプログラムを記録した媒
体であって、該制御プログラムはコンピュータに、前記
画像作成部において、前記複数色の画像データのうち、
転送基準となる色を選択させ、前記選択させた色の画像
データに対応した転送基準となる基準垂直同期信号を生
成させることを特徴とする画像形成制御プログラムを記
録した媒体を提供する。
【0059】
【発明の実施の形態】[概要]まず、本発明の概要につ
いて説明する。
【0060】本発明は、エンジン部201からコントロ
ーラ部202へ各色の画像形成のための基準垂直同期信
号(TOP)を送り、該基準垂直同期信号に基づいてコ
ントローラ部202からエンジン部201へ画像データ
を転送する装置において、エンジン部201は、複数色
の画像データのうち、転送基準となる色を選択し、該選
択された色の画像データに対応した転送基準となる基準
垂直同期信号を生成し、コントローラ部202は、生成
された基準垂直同期信号に基づいて各色の垂直同期タイ
ミングに関する時間差情報を作成し、該作成した各時間
差情報に基づいて各色の画像データを出力することを特
徴とする。
【0061】上記装置において、エンジン部201が各
色に対応した画像形成部を有するような場合は、フルカ
ラーモード時には、基準垂直同期信号を第1の画像形成
部(第1ステーション)の垂直同期信号とし、他の画像
形成部の垂直同期タイミングは前記作成された時間差情
報に基づいて各画像データをエンジン部に出力する手段
と、すなわち、単色モードが選択されている場合は、基
準垂直同期信号を、選択された色の垂直同期信号とす
る。
【0062】2色モードが選択されている場合は、基準
垂直同期信号を、最初に画像を作成する色の画像作成部
に近い方の色の垂直同期信号とし、もう一方の色の垂直
同期タイミングは、各時間差情報に基づいて算出され、
各画像データを画像作成部に転送する。
【0063】3色モードが選択されている場合は、基準
垂直同期信号を、最初に画像を作成する色の画像作成部
に近い方の色の垂直同期信号とし、その他の色の垂直同
期タイミングは、各時間差情報に基づいて算出され、各
画像データを画像作成部に転送する。
【0064】以下、具体例を挙げて説明する。
【0065】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図3に基づいて説明する。
【0066】本例では、データ処理装置として、前述し
た従来例で述べた多色画像形成装置としてのカラーレー
ザプリンタを例に挙げて説明する。なお、カラーレーザ
プリンタの画像形成部の構成は、図6と同様であるた
め、ここでの説明は省略し、その同一部分については同
一符号を付して説明する。
【0067】(システム構成)図3は、本プリンタ内に
おいてインタフェース信号のやりとりを行う、エンジン
制御部201およびコントローラ部202とからなるシ
ステム構成の1例を示す。
【0068】エンジン部201には、複数色(ここで
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(K))の画像データのうち、転送基準となる
色を選択する色選択部210と、該選択された色の画像
データに対応した転送基準となる基準垂直同期信号25
0を生成する信号生成部211とを有している。
【0069】コントローラ部202は、生成された基準
垂直同期信号250に基づいて各色の垂直同期タイミン
グに関する時間差情報を作成する時間差情報作成部22
0と、該作成した各時間差情報に基づいて各色の画像デ
ータを出力するデータ出力部221とを有している。
【0070】なお、本例では、時間差情報を作成する時
間差情報作成部220をコントローラ部202側に設け
たが、これに限るものではなく、エンジン部201側に
設けてもよい。このエンジン部201に時間差情報作成
部220を設けた場合には、図3に示すように時間差情
報信号251が基準垂直同期信号250と共に、コント
ローラ部202へ転送されることになる。
【0071】(システム動作)次に、本システムの動作
について説明する。
【0072】本プリンタの画像形成部は、前述した図6
に示したように、まず、スキャナ部10Y,10M,1
0C,10Kからの各画像信号に基づいて画像光を感光
ドラム5Y,5M,5C,5K上に出射して静電潜像を
形成し、この静電潜像を現像してカラー可視画像を作成
し、その後、このカラー可視画像を記録媒体である転写
材2へ転写し、この転写材2を定着部13に導いてカラ
ー可視画像を定着させるような画像形成処理を行う。
【0073】このような画像形成処理に際して、エンジ
ン部201とコントローラ部202との間で、以下の図
1および図2に示すような信号の制御処理を行う。
【0074】(単色モード時)まず、単色モード時を選
択したときの信号処理を、図1に基づいて説明する。
【0075】図1は、単色モード選択時の基準垂直同期
信号250、水平同期信号、画像データの各々の信号の
タイミングを示す。ここでは、Blackの単色モード
が予め選択されている場合について述べる。
【0076】Blackの単色モードが予め選択される
ことにより、この選択されたBlackに対応して基準
垂直同期信号508が生成される。この基準垂直同期信
号508(以下、TOP508という)は、前述した図
3の基準垂直同期信号250に相当する信号である。
【0077】本例のBlack単色モードは、コントロ
ーラ部202がホストコンピュータ(図示せず)から印
字動作開始命令を受け、エンジン制御部201の印字動
作の準備が整った時点で、エンジン制御部201はコン
トローラ部202に、Blackの垂直同期タイミング
をとるためのTOP信号508を出力する。
【0078】コントローラ部202は、エンジン制御部
201より出力されたTOP信号508、および、Bl
ack水平同期信号509に同期して、Black画像
データ511を出力する。
【0079】ここで、従来の信号処理と比較してみる。
【0080】501は、従来のモノカラーモード時のT
OP信号である。
【0081】502は、フルカラーモードが選択時、T
OP信号(501)に同期して出力されるYellow
画像データである。
【0082】504は、フルカラーモードが選択時、T
OP信号(501)に同期して出力されるYellow
画像データ502と重なるようなタイミングT1(50
3)後に出力されるMagenta画像データである。
【0083】506は、フルカラーモード選択時、TO
P信号(501)に同期して出力されるYellowの
画像データ502と重なるようなタイミングT2(50
5)後に出力されるCyanの画像データである。
【0084】従来方式の場合、Blackの画像データ
511は、フルカラーモード選択時にTOP信号(50
1)に同期して出力されたYellowの画像データ5
02と重なるようなタイミングT3(510)後に出力
される。
【0085】そして、Black画像データ511を出
力する垂直同期タイミングを比較すると、従来の場合に
おいては、コントローラ部202からエンジン制御部2
01へYellow画像データを送出するためのTOP
信号(501)を用い、Yellowの垂直同期タイミ
ングからBlackの垂直同期タイミングまでの時間差
T3(510)後にBlack画像データ511を送出
している。
【0086】これに対して、本例では、独自に生成され
たTOP信号(508)を垂直同期タイミングとして、
Black画像データ511を出力している。
【0087】従って、単色モード選択時においては、従
来のYellowの垂直同期タイミングからBlack
の垂直同期タイミングまでの時間差T3(510)を削
除することができるため、この時間差T3分だけファー
ストプリントタイムを短くすることが可能となる。
【0088】次に、Yellow、Black以外の単
色モードの処理例を、図2に基づいて説明する。
【0089】図2(a)、(b)は、フルカラーモード
(又はYellow単色モード)が選択された時の信号
処理を示す。501〜506は、前述した図1と同じも
のである。
【0090】図2(c)、(d)は、Magenta単
色モードが選択された時の信号処理を示す。
【0091】Magenta単色モードが選択された場
合には、図2(c)に示すように、コントローラ部20
2は、ホストコンピュータ(図示せず)から印字動作開
始命令を受け、エンジン部201の印字動作の準備が整
った時点で、エンジン部201はコントローラ部202
に、基準垂直同期信号(以下、TOP600という)を
Magentaの垂直同期タイミングとして出力する。
【0092】コントローラ部202は、エンジン部20
1より出力されたTOP信号600、および、Mage
nta水平同期信号(図示せず)に同期して、Mage
nta画像データ504を出力する。
【0093】これにより、Yellowの垂直同期タイ
ミングからMagentaの垂直同期タイミングまでの
時間差T1(503)分だけ、ファーストプリントタイ
ムを短くすることが可能となる。
【0094】次に、図2(e)、(f)は、Cyan単
色モードが選択された時の信号処理を示す。
【0095】このCyan単色モードの場合も、コント
ローラ部202が印字動作開始命令を受け、エンジン制
御部201の印字動作の準備が整った時点で、エンジン
制御部201はコントローラ部202に、基準垂直同期
信号(以下、TOP601という)をCyanの垂直同
期タイミングとして出力する。
【0096】コントローラ部202は、このTOP信号
601、および、Cyan水平同期信号(図示せず)に
同期してCyan画像データ506を出力する。
【0097】これにより、Yellowの垂直同期タイ
ミングからCyanの垂直同期タイミングまでの時間差
T2(505)分だけ、ファーストプリントタイムを短
くすることが可能となる。
【0098】上述したように、Yellow以外の単色
モードが選択されている場合、TOP信号を選択されて
いる色の垂直同期タイミングとし、コントローラ部20
2がエンジン制御部201に画像データを送ることによ
って、単色モード選択時のファーストプリントタイムを
短くすることができる。
【0099】なお、本例は、本発明の趣旨に基づいて種
々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から
排除するものではない。
【0100】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図4に基づいて説明する。なお、前述した第1
の例と同一部分については、その説明を省略し、同一符
号を付す。
【0101】本例では、Yellow以外の2色の印字
時において、フルカラーモードが選択されている時より
もファーストプリントタイムを短くするための手段につ
いて説明する。
【0102】図4は、本例の2色モードが選択されてい
る場合のTOP信号、画像データの各々の信号のタイミ
ングを示す。
【0103】図4(c)〜(e)は、Magentaと
Cyanの2色モードが選択されている時の信号処理を
示す。
【0104】MagentaとCyanの2色モードが
選択されている場合、コントローラ部202がホストコ
ンピュータ(図示せず)から印字動作開始命令を受け、
エンジン部201の印字動作の準備が整った時点で、エ
ンジン部201はコントローラ部202にMagent
aの垂直同期タイミングとしてTOP信号700(基準
垂直同期信号)を送出する。
【0105】コントローラ部202は、このTOP信号
700に同期して、Magentaの画像データ504
をエンジン部201に出力する。エンジン部201は、
コントローラ部202からの画像データ504に基づ
き、感光ドラム5M上に形成した可視画像を中間転写ベ
ルト12に一次転写する。
【0106】中間転写ベルト12に転写されたMage
ntaのトナー画像がCyanの感光ドラム5Cの最下
点を通過するタイミングに合わせて、Cyanのトナー
画像がCyanの感光ドラム5Cの最下点にくるよう
に、所定時間Ta701だけ遅延させて、Cyanの画
像データ506を出力し、中間転写ベルト12にMag
entaとCyanのトナー像をぴったり重ねる。
【0107】ここで、所定時間Ta701は、TOP信
号700からの遅延時間に相当するものであり、コント
ローラ部202において予め算出されている。
【0108】次に、図4(f)〜(h)は、Cyanと
Blackの2色モードが選択されている時の信号処理
を示す。
【0109】CyanとB1ackの2色モードが選択
されている場合も同様に、エンジン制御部201の印字
動作の準備が整った時点で、エンジン制御部201はコ
ントゴーラ部202に、Cyanの垂直同期タイミング
としてTOP信号702(基準垂直同期信号)を送出す
る。
【0110】コントローラ部202は、このTOP信号
702に同期してCyanの画像データ506をエンジ
ンに出力する。エンジン制御部201は、コントローラ
部202からの画像データ506に基づき、感光ドラム
5C上に形成した可視画像を中間転写ベルト12に一次
転写する。
【0111】中間転写ベルト12に転写されたCyan
のトナー画像がBlackの感光ドラム5Kの最下点を
通過するタイミングに合わせて、Blackのトナー画
像がBlackの感光ドラム5Cの最下点にくるよう
に、所定時間Tb703だけ遅延させてBlackの画
像データ511を出力し、中間転写ベルト12にCya
nとBlackのトナー像をぴったり重ねる。
【0112】ここで、所定時間Tb703は、TOP信
号702からの遅延時間に相当するものであり、コント
ローラ部202において予め算出されている。
【0113】上述したように、MagentaとCya
nの2色モードの場合には、Yellowの垂直同期タ
イミングからMagentaの垂直同期タイミングまで
の時間差T1(503)分だけ、ファーストプリントタ
イミングを短くすることが可能となる。
【0114】また、CyanとBlackの2色モード
の場合は、Yellowの垂直同期タイミングからCy
anの垂直同期タイミングまでの時間差T2(505)
分だけ、ファーストプリントタイムを短くすることが可
能となる。
【0115】[第3の例]次に、本発明の第3の実施の
形態を、図5に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分については、その説明を省略し、同一符号を
付す。
【0116】第1の例では単色モード、第2の例では2
色モードが選択されている時のファーストプリントタイ
ムを短くするための手段について述べた。
【0117】本例では、Magenta,Cyan,B
lackの3色モードのファーストプリントタイムを短
くするための手段について述べる。
【0118】図5は、本例のMagenta,Cya
n,Blackの3色モードのTOP信号、画像データ
の各々の信号のタイミングを示す。
【0119】コントローラ部202がホストコンピュー
タ(図示せず)から印字動作開始命令を受け、エンジン
部201の印字動作が準備が整った時点で、エンジン部
201は、コントローラ部202にMagentaの垂
直同期タイミングとしてTOP信号800(基準垂直同
期信号)を送出する。
【0120】コントローラ部202は、このTOP信号
800に同期して、Magentaの画像データ504
をエンジン部201に出力する。
【0121】エンジン部201は、コントローラ部20
2からの画像データ805に基づき、感光ドラム5M上
に形成した可視画像を中間転写ベルト12に一次転写す
る。
【0122】中間転写ベルト12に転写されたMage
ntaのトナー画像がCyanの感光ドラム5Cの最下
点を通過するタイミングに合わせて、Cyanのトナー
画像がCyanの感光ドラム5Cの最下点にくるよう
に、所定時間Tc801だけ遅延させてCyanの画像
データ506を出力し、中間転写ベルト12にMage
ntaとCyanのトナー像をぴったり重なるように形
成する。
【0123】ここで、所定時間Tc801は、TOP信
号800からの遅延時間に相当するものであり、コント
ローラ部202において予め算出されている。
【0124】さらに、Blackに関してもCyanと
同様に、中間転写ベルト12に転写されたMagent
a,Cyanのトナー画像がBlackの感光ドラム5
Kの最下点を通過するタイミングに合わせて、Blac
kのトナー画像がBlackの感光ドラム5Kの最下点
にくるように、TOP信号800から所定時間Td80
2だけ遅延させてBlackの画像データ511を出力
し、中間転写ベルト12にMagenta,Cyan,
B1ackのトナー像をぴったり重なるように形成す
る。
【0125】ここで、所定時間Td802は、TOP信
号800からの遅延時間に相当するものであり、コント
ローラ部202において予め算出されている。
【0126】上述したように、Magenta,Cya
n,B1ackの3色モードが選択されている場合、T
OP信号をMagentaの垂直同期タイミングとする
ことにより、Magenta,Cyan,Blackの
3色モードの場合には、Yellowの垂直同期タイミ
ングからMagentaの垂直同期タイミングまでの時
間差T1(503)分だけ、ファーストプリントタイミ
ングを短くすることが可能となる。
【0127】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0128】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0129】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0130】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0131】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0132】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選択
し、選択された色の画像データに対応した転送基準とな
る基準垂直同期信号(TOP信号)を生成するようにし
たので、ファーストプリントタイムをフルカラーモード
時よりも短くすることができる。
【0134】また、本発明によれば、さらに、生成され
た基準垂直同期信号に基づいて前記選択された色の画像
データ以外の残った色の各画像データに対応した垂直同
期タイミングに関する時間差情報を作成し、各時間差情
報に基づいて前記残った色の画像データを順次転送する
ようにしたので、モード選択時のファーストプリントタ
イムをフルカラーモード時よりも短くすることができ
る。
【0135】また、本発明によれば、単色モード選択時
にTOP信号を、選択されている色の垂直同期タイミン
グとしたので、単色モード選択時のファーストプリント
タイムをフルカラーモード時よりも短くすることができ
る。
【0136】また、本発明によれば、2色モード選択時
は、第1ステーションに近い方の色の垂直同期タイミン
グはTOP信号とし、もう一方の色の垂直同期タイミン
グは算出された各時間差情報に基づいて各画像データを
転送するようにしたので、フルカラーモード時よりもフ
ァーストプリントを短くすることができる。
【0137】さらに、本発明によれば、3色モード選択
時は、第1ステーションに近い方の色の垂直同期タイミ
ングはTOP信号とし、その他の色の垂直同期タイミン
グは各時間差情報に基づいて各画像データを転送するよ
うにしたので、フルカラーモード時よりもファーストプ
リントを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるBlack単
色モード印字中の基準垂直同期信号および各色画像デー
タ信号を示すタイミングチャートである。
【図2】Magenta単色モード、Cyan単色モー
ド印字中の基準垂直同期信号および各色画像データ信号
を示すタイミングチャートである。
【図3】エンジン制御部とコントローラ部との間でやり
とりされるインターフェイス信号を示すブロック図であ
る。
【図4】2色モード印字中の基準垂直同期信号および各
色画像データ信号を示すタイミングチャートである。
【図5】3色モード印字中の基準垂直同期信号および各
色画像データ信号を示すタイミングチャートである。
【図6】カラー画像形成装置としてのレーザプリンタの
全体構成を示す断面図である。
【図7】従来におけるエンジン制御部とコントローラ部
との間でやりとりされるインターフェイス信号を示すブ
ロック図である。
【図8】フルカラーモード印字中の基準垂直同期信号お
よび各色画像データ信号を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】従来のBlack単色モード印字中の基準垂直
同期信号および各色画像データ信号を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
201 エンジン部 202 コントローラ部 210 色選択部 211 信号生成部 220 時間差情報作成部 221 データ出力部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号に基づいて、複数種類の画像デ
    ータを転送制御する装置であって、 前記複数種類の画像データのうち、転送基準となる該デ
    ータの種別を選択する手段と、 前記選択された種類の画像データに対応した転送基準と
    なる転送基準信号を生成する信号生成手段とを具えたこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記生成された転送基準信号に基づい
    て、前記選択された種類の画像データ以外の残った種類
    の各画像データに対応した転送タイミングに関する時間
    差情報を作成する時間差情報作成手段と、 前記作成された転送タイミングに関する各時間差情報に
    基づいて、前記残った種類の画像データを順次転送する
    転送手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項1記
    載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画像
    データを転送制御する装置であって、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択する手段と、 前記選択された色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成する信号生成手段とを具えた
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記生成された基準垂直同期信号に基づ
    いて、前記選択された色の画像データ以外の残った色の
    各画像データに対応した垂直同期タイミングに関する時
    間差情報を作成する時間差情報作成手段と、 前記作成された垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送す
    る転送手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項3
    記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画像
    データをコントローラ部から画像作成部に転送して画像
    を作成する画像形成装置であって、 前記画像作成部は、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択する手段と、 前記選択された色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成する信号生成手段とを具えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記コントローラ部は、 前記生成された基準垂直同期信号に基づいて、前記選択
    された色の画像データ以外の残った色の各画像データに
    対応した垂直同期タイミングに関する時間差情報を作成
    する時間差情報作成手段と、 前記作成された垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送す
    る転送手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項5
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記コントローラ部は、 フルカラーモード時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部の垂直同期信
    号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成された垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて各画
    像データを前記画像作成部に転送することを特徴とする
    請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記コントローラ部は、 単色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、当該単色モードに選択された色の垂直同期信号とす
    ることを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記コントローラ部は、 2色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 もう一方の色の垂直同期タイミングは、前記作成された
    垂直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算
    出され、各画像データを前記画像作成部に転送すること
    を特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記コントローラ部は、 3色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成された垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算出
    され、各画像データを前記画像作成部に転送することを
    特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 基準信号に基づいて、複数種類の画像
    データを転送制御する方法であって、 前記複数種類の画像データのうち、転送基準となる該デ
    ータの種別を選択する工程と、 前記選択された種類の画像データに対応した転送基準と
    なる転送基準信号を生成する工程とを具えたことを特徴
    とするデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記生成された転送基準信号に基づい
    て、前記選択された種類の画像データ以外の残った種類
    の各画像データに対応した転送タイミングに関する時間
    差情報を作成する時間差情報作成工程と、 前記作成された転送タイミングに関する各時間差情報に
    基づいて、前記残った種類の画像データを順次転送する
    転送工程とをさらに具えたことを特徴とする請求項11
    記載のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画
    像データを転送制御する方法であって、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択する工程と、 前記選択された色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成する信号生成工程とを具えた
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 前記生成された基準垂直同期信号に基
    づいて、前記選択された色の画像データ以外の残った色
    の各画像データに対応した垂直同期タイミングに関する
    時間差情報を作成する時間差情報作成工程と、 前記作成された垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送す
    る転送工程とをさらに具えたことを特徴とする請求項1
    3記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画
    像データをコントローラ部から画像作成部に転送して画
    像を作成する画像形成方法であって、 前記画像作成部は、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択する工程と、 前記選択された色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成する信号生成工程とを具えた
    ことを特徴とする画像形成方法。
  16. 【請求項16】 前記コントローラ部は、 前記生成された垂直基準同期信号に基づいて、前記選択
    された色の画像データ以外の残った色の各画像データに
    対応した垂直同期タイミングに関する時間差情報を作成
    する時間差情報作成工程と、 前記作成された垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送す
    る転送工程とをさらに具えたことを特徴とする請求項1
    5記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 前記コントローラ部は、 フルカラーモード時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部の垂直同期信
    号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成された垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて各画
    像データを前記画像作成部に転送することを特徴とする
    請求項15又は16記載の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 前記コントローラ部は、 単色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、当該単色モードに選択された色の垂直同期信号とす
    ることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成
    方法。
  19. 【請求項19】 前記コントローラ部は、 2色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 もう一方の色の垂直同期タイミングは、前記作成された
    垂直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算
    出され、各画像データを前記画像作成部に転送すること
    を特徴とする請求項15又は16記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 前記コントローラ部は、 3色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成された垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算出
    され、各画像データを前記画像作成部に転送することを
    特徴とする請求項15又は16記載の画像形成方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータによって、基準信号に基
    づいて複数種類の画像データを転送制御するためのプロ
    グラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記複数種類の画像データのうち、転送基準となる該デ
    ータの種別を選択させ、 前記選択させた種類の画像データに対応した転送基準と
    なる転送基準信号を生成させることを特徴とするデータ
    転送制御プログラムを記録した媒体。
  22. 【請求項22】 前記生成させた転送基準信号に基づい
    て、前記選択させた種類の画像データ以外の残った種類
    の各画像データに対応した転送タイミングに関する時間
    差情報を作成させ、 前記作成さた転送タイミングに関する各時間差情報に基
    づいて、前記残った種類の画像データを順次転送させる
    ことを特徴とする請求項21記載のデータ転送制御プロ
    グラムを記録した媒体。
  23. 【請求項23】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画
    像データを転送制御するためのプログラムを記録した媒
    体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択させ、 前記選択させた色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成させることを特徴とするデー
    タ転送制御プログラムを記録した媒体。
  24. 【請求項24】 前記生成させた基準垂直同期信号に基
    づいて、前記選択させた色の画像データ以外の残った色
    の各画像データに対応した垂直同期タイミングに関する
    時間差情報を作成させ、 前記作成させた垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送さ
    せることを特徴とする請求項23記載のデータ転送制御
    プログラムを記録した媒体。
  25. 【請求項25】 垂直同期信号に基づいて、複数色の画
    像データをコントローラ部から画像作成部に転送して画
    像を作成制御するためのプログラムを記録した媒体であ
    って、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記画像作成部において、 前記複数色の画像データのうち、転送基準となる色を選
    択させ、 前記選択させた色の画像データに対応した転送基準とな
    る基準垂直同期信号を生成させることを特徴とする画像
    形成制御プログラムを記録した媒体。
  26. 【請求項26】 前記コントローラ部は、 前記生成させた垂直基準同期信号に基づいて、前記選択
    させた色の画像データ以外の残った色の各画像データに
    対応した垂直同期タイミングに関する時間差情報を作成
    させ、 前記作成させた垂直同期タイミングに関する各時間差情
    報に基づいて、前記残った色の画像データを順次転送さ
    せることを特徴とする請求項25記載の画像形成制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  27. 【請求項27】 前記コントローラ部は、 フルカラーモード時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部の垂直同期信
    号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成させた垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて各画
    像データを前記画像作成部に転送させることを特徴とす
    る請求項25又は26記載の画像形成制御プログラムを
    記録した媒体。
  28. 【請求項28】 前記コントローラ部は、 単色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、当該単色モードに選択された色の垂直同期信号とす
    ることを特徴とする請求項25又は26記載の画像形成
    制御プログラムを記録した媒体。
  29. 【請求項29】 前記コントローラ部は、 2色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 もう一方の色の垂直同期タイミングは、前記作成された
    垂直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算
    出され、各画像データを前記画像作成部に転送させるこ
    とを特徴とする請求項25又は26記載の画像形成制御
    プログラムを記録した媒体。
  30. 【請求項30】 前記コントローラ部は、 3色モード選択時においては、前記基準垂直同期信号
    を、最初に画像を作成する色の画像作成部に近い方の色
    の垂直同期信号とし、 その他の色の垂直同期タイミングは、前記作成させた垂
    直同期タイミングに関する各時間差情報に基づいて算出
    され、各画像データを前記画像作成部に転送させること
    を特徴とする請求項25又は26記載の画像形成制御プ
    ログラムを記録した媒体。
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JP30945499A Pending JP2001121749A (ja) 1999-10-29 1999-10-29 データ処理装置およびデータ処理方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304679A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013220576A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Ricoh Co Ltd 光書込み制御装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
US10254699B2 (en) 2016-08-12 2019-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus to correct timing of image formation

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